JPH08124172A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH08124172A
JPH08124172A JP25780294A JP25780294A JPH08124172A JP H08124172 A JPH08124172 A JP H08124172A JP 25780294 A JP25780294 A JP 25780294A JP 25780294 A JP25780294 A JP 25780294A JP H08124172 A JPH08124172 A JP H08124172A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ピックアップ装置の可動部の重心とレンズ
の中心とを一致させ、レンズを位置制御するために生じ
る振動で、光ピックアップ装置に有害な共振が発生する
ことを抑制する。 【構成】 2軸アクチュエータを搭載して光ディスク1
2の直径方向に移動する移動台3に、レンズ32の中心
G2 を挟んで前記移動台3と2軸アクチュエータを主要
な構成とする可動部の重心G1 とは反対側にバランサー
20を固定ピン21で固定する。前記バランサー20は
レンズ32の中心G2 と可動部の重心G1が一致するよ
うに質量と取付け位置が調整できる構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク用の光ピック
アップ装置に関し、更に詳しくは記録および再生動作に
おける機械的共振の発生を抑制した光ピックアップ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップ装置について図5
ないし図10を参照して説明する。
【0003】まず、従来の光ピックアップ装置に用いる
2軸アクチュエータ120について図5を参照して説明
する。2軸アクチュエータとはレンズをフォーカス方向
およびトラッキング方向に駆動して位置制御をする構造
のアクチュエータであって、図5に示すものはその一例
である。
【0004】2軸アクチュエータ120の構成はレンズ
32が筒状のレンズ保持部材44の上端内部に、レンズ
保持部材44の中心軸に対してレンズ主面が垂直となる
ように固定されている。レンズ保持部材44には2本の
平行なバネ40の一端が固定され、また、前記バネ40
の他端は支持部材42の水平部位42Bに固定されてい
て、レンズ保持部材44、即ちレンズ32は矢印L2 で
示す方向に揺動自在になっている。更にトラッキングコ
イル15が前記レンズ保持部材44の両側に設置されて
いる。
【0005】支持部材42の上方に曲折している2つの
部位42Aのそれぞれの上端にヨーク13とその上にマ
グネット14が固定されていて、レンズ保持部材44に
固定されている前記トラッキングコイル15に対向して
いる。前記マグネット14およびトラッキングコイル1
5の間の電磁力によってレンズ保持部材44が、即ちレ
ンズ保持部材44に固定しているレンズ32が矢印L2
で示す方向に揺動し、光ピックアップのトラッキング方
向、即ち光ディスク12の信号記録面の直径方向の位置
制御をするものである。
【0006】また、支持部材42の水平部位42Bの下
面にはフォーカスコイル18が巻回されているボビン1
9が、その中心軸をレンズ32の中心軸と一致させて固
定されている。更に、支持部材42の上方に曲折してい
る部位42Aの上下両端にバネ41の一端が固定され、
また、前記バネ41の他端は支持部材43の上方に曲折
している部位43Aに固定されていて、支持部材42、
即ちレンズ32は矢印L3 で示す方向に揺動自在になっ
ている。
【0007】支持部材43の水平部位43Bに同心円状
のヨーク16とマグネット17が、その磁気回路中に前
記フォーカスコイル18を非接触で挟み込み、前記ボビ
ン19と同軸状態を保って固定されている。前記マグネ
ット17およびフォーカスコイル18の間の電磁力によ
って支持部材43が、即ち支持部材43に搭載している
レンズ32が矢印L3 で示す方向に揺動し、光ピックア
ップのフォーカス方向、即ち光ディスク12の信号記録
面に対して垂直方向の位置制御をするものである。
【0008】信号検出用のレーザ光30は支持部材43
の開口部45から入射しレンズ32によって光ディスク
12上に集光される。一般には全体の光学系を薄くする
ために、開口部45の下部にレーザ光30を曲げるため
のプリズム31、あるいはミラー(図示せず)を配置し
ている。
【0009】つぎに、前記2軸アクチュエータ120を
搭載した従来構成の一例である光ピックアップ装置11
0について図6を参照して説明する。同図に示す光ピッ
クアップ装置110は高速動作を可能とするために、ピ
ックアップユニット2、移動台3、ボビン7、コイル8
および軸受10で構成する可動部を軽量にする必要があ
る。従って、前記可動部の光学部品はプリズム31とレ
ンズ32だけで構成し、その他の光学部品、回路(図示
せず)等はレーザ光源ユニット1内に可動部の光軸と一
致させて固定されている。
【0010】まず、レーザ光源ユニット1はレーザ、レ
ーザ変調回路、コリメートレンズ、ビームスプリッタ
ー、受光素子、プリアンプ(以上図示せず)等を内蔵し
ていて、光ディスク12上に信号を記録再生するための
レーザを点灯し光束を整形して出射し、また、光ディス
ク12から反射してきた再生光を受光し復調する。前記
レーザ光源ユニット1は光ピックアップ装置110の一
方の外側板11に固定されていて、外側板11に設けた
孔を通してレーザ光が2軸アクチュエータ120のプリ
ズム31に向かって出射している。
【0011】前記可動部は2本の平行な軸9に軸受10
を介してL1 方向に移動自在に保持され、移動台3の両
端部にボビン7が固定していて前記ボビン7にコイル8
が巻回されている。前記コイル8と組み合わされて、リ
ニアモータを構成するようにヨーク4とヨーク5、およ
びヨーク4とヨーク5の間にマグネット6が配置されて
いて、ボビン7の中心空洞部をヨーク5が非接触状態で
貫通し、従って、可動部はコイル8とマグネット6との
間の電磁力によってL1 方向に移動する。
【0012】つぎに、光ピックアップ装置110のレン
ズ32の位置制御とその特性について図7ないし図10
を参照して説明する。
【0013】まず、図7は図5に示す2軸アクチュエー
タの振動モードを説明するための図であって、図7
(a)はトラッキング方向の振動系における等価モデル
であり、質量を基盤上にバネと粘性抵抗によって保持さ
れている構成になっている。また、図7(b)は前記等
価モデルの質量の変位/駆動力で求められる伝達関数で
ある。
【0014】レンズ32、レンズ保持部材44およびト
ラッキングコイル15を合わせた振動部の質量をM〔K
g〕、バネ40のコンプライアンスをC〔m/N〕、振
動部の粘性抵抗の逆数をR〔m/N・sec〕、駆動力
をF〔N〕、変位をL〔m〕、角周波数をω〔rad/
sec〕とすると、振動部の変位/駆動力〔L/F〕と
した伝達関数G(jω)は
【数1】 と表すことができる。従って、伝達関数G(jω)のゲ
インは
【数2】 となり、また、位相は
【数3】 となる。
【0015】この伝達関数G(jω)のゲインと位相を
角周波数ωを横軸として表示すると図7(b)に示すよ
うになり、共振点ω0
【数4】 となり、この角周波数ω0 においてゲインはピークを持
つ。ω0 より低い角周波数ではゲインはCで一定であ
り、ω0 より高い角周波数においては−12dB/oc
tで減衰していく。また、位相は0度から始まり、ω0
で90度遅れ、ω0より高くなるにしたがって180度
の遅れに収斂していく。
【0016】図7(a)〜(b)に示した2軸アクチュ
エータの特性は理想的な振動モデルを考えた場合であ
り、実際には構成部材の強度不足等が原因となって伝達
関数G(jω)上にディップが生じて、ω0 より僅かに
高い帯域で位相が180度以上の遅れとなることがあ
る。従って、位相が180度以上の遅れとなる角周波数
においてはゲインを0dB以上にするとサーボ系は発振
することになり、図8(a)に示すサーボ系ではレンズ
32の位置制御が狭い周波数帯域に限定されてしまうこ
とになる。
【0017】前述した図8(a)は前向き要素61とフ
イードバック要素62のみで構成されている。前向き要
素61は2軸アクチュエータ機構要素および駆動回路等
が持つ伝達要素であり、フイードバック要素62とはエ
ラー検出信号およびエラー信号処理回路等が持つ伝達要
素である。目標値にフイードバック要素62が加算点6
4で合成され位置制御をする構成になっている。
【0018】従って、位置制御の周波数帯域を拡大する
ためにはディップの発生を防止するとともに、より高い
角周波数において位相廻りを少なくする必要がある。図
8(b)にこの対策をしたサーボ構成を示していて、位
相補償要素63を前向き要素61の前に入れた構成にな
っている。尚、サーボ特性の分析、評価において重要と
なる一巡伝達関数は、例えば図8(b)においてはG1
(s)×G(s)×H(s)となる。
【0019】前記位相補償要素63はω0 より高い角周
波数で位相廻りを少なくするために位相進み回路を用い
ることになる。その回路例が図9(a)であり、前記位
相進み回路の構成は入力端52に抵抗R1 と容量C1 が
並列に入り、結合点53とアース間に抵抗R2 が入って
いて、このR1 、R2 、C1 の構成により付加する位相
進み量を決定する。更に、この位相調整とともにゲイン
も変動することになり、このゲイン調整のために結合点
53の電圧をアンプ50で受けた後、アンプ51に入力
し抵抗R3 と抵抗R4 とでゲインR4 /R3 を決定す
る。
【0020】図9(b)は前記位相進み回路のボード線
図であり、その伝達関数は、
【数5】 で表すことができる。従って、伝達関数のゲインは
【数6】 となり、また、位相は
【数7】 となる。
【0021】つぎに、光ピックアップ装置110のサー
ボ特性について、図10を参照するとともに上述したサ
ーボ概要に合わせて説明する。同図は光ピックアップ装
置110の一巡伝達関数の測定結果であって図7(b)
に示すB領域を拡大したものである。
【0022】図10より周波数f1 (f1 =ω1 /2
π)およびf2 (f2 =ω2 /2π)においてゲインと
位相の特性上にディップが生じていることが認められ
る。特に位相が180度以上まわり、その周波数でゲイ
ンが0dB以上であれば、上述したように制御系におい
て発振することになり、極めて不安定になる。この周波
数でゲインを0dB以下にすると発振を抑えることはで
きるがサーボ帯域を狭くすることになり、光ピックアッ
プ装置110の応答性を劣化させることになる。
【0023】このディップが生じる原因としては次のこ
とが考えられる。光ディスク記録再生装置の小型、軽量
化のため2軸アクチュエータを移動する機構自体もでき
るかぎり軽量にする必要があり、このことが光ピックア
ップ装置110の剛性不足を招くきらいがあった。
【0024】更に、軽量小型化のために設計の自由度が
制限され振動対策上極めて不都合である可動部重心G1
と加振位置であるレンズ32の中心G2 とを一致させる
ことが困難であった。従って、レンズ32に加えられる
フォーカスおよびトラッキングの制御用駆動力の反力が
可動部に加わり、重心G1 を支点とした回転運動力が生
じ、更に前記反力とこれによる回転運動力が加振源とな
って可動部の構成部材にさまざまな分割共振を引き起こ
し、それが伝達関数上にディップとなって現れる。
【0025】以上説明したように、従来の光ピックアッ
プ装置においては、光ディスクへの記録および再生時
に、振動によりサーボ特性が劣化し、入力信号に忠実な
記録と、記録されている信号の忠実な再生を害する虞が
ある。
【0026】また、レンズと光源等光学部品の分離型の
光ピックアップ装置においては、振動により構成部材が
分割共振を起こすことにより、可動部の光学部品と固定
部の光学部品の相対的位置関係がずれて光軸の不一致が
生じる虞がある。
【0027】また、サーボ特性が劣化するため光ピック
アップ装置の動作制御能力を向上させることができず高
速動作を実現することができない。
【0028】更にまた、共振による騒音の発生が大き
く、静かな光ディスクの記録再生装置を構成することが
できない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は光ディスクへの入力信号の忠実な記録と、記録されて
いる信号の忠実な再生を可能とする光ピックアップ装置
を提供するとともに、光ピックアップ装置の動作制御能
力を向上させて高速動作を可能とし、更に静かな光ディ
スクの記録再生装置を実現することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決するために案出されたものであって、2軸アクチ
ュエータを搭載して光ディスクの直径方向に移動する可
動部に、2軸アクチュエータのレンズを挟んで可動部の
重心とは反対側に可動部の重心位置を調整するためのバ
ランサーを設けた構成にし、また、前記バランサーを非
磁性体である銅または銅合金で構成し、更に、バランサ
ーの質量、或いは可動部の移動方向および光ディスクへ
向かう光軸の双方に垂直となる方向のバランサーの取り
付け位置を調整可能にし、レンズの中心と光ピックアッ
プ装置の可動部の重心とを簡単に一致できる構成にして
上記課題を解決した。
【0031】
【作用】バランサーの調整によりレンズの中心と光ピッ
クアップ装置の可動部の重心とを簡単に一致させること
ができ、従って、レンズの位置制御用駆動力によって生
じる反力が加振源となることを抑制し、光ピックアップ
装置の構成部材の分割共振の発生を防止する。
【0032】
【実施例】本発明による光ピックアップ装置100につ
いて図1ないし図4を参照して説明する。前記光ピック
アップ装置100の全体構成は図5に示す従来例の光ピ
ックアップ装置110にバランサー20を設けたもので
あり、以下においては特にバランサー20の構成と機能
について詳細に説明をし、従来例と同一の構成について
は同一の符号を付し、構成および機能の説明は省略す
る。
【0033】図1は光ピックアップ装置100の全体構
成を示す斜視図であり、レンズ32の中心G2 を挟ん
で、ピックアップユニット2、移動台3、ボビン7、コ
イル8および軸受10で構成する可動部の重心G1 とは
反対側の移動台3の両側面にバランサー20が固定され
ている(隠れた一方のバランサーは図示せず)。
【0034】図2(a)に本発明に係わる光ピックアッ
プ装置100の要部が、また、図2(b)にはバランサ
ー20の形状が示されている。バランサー20は前記可
動部の重心G1 をレンズ32の中心G2 移動させて合わ
せ込むためのものであり、取付け位置との関係において
最適な回転モーメントが生じるようにバランサー20の
質量を決定し、固定ピン21により固定するものであ
る。
【0035】図2(b)はバランサー20の取付け孔を
横に長い長孔22にして、矢印L5で示す水平方向に位
置調整できようにしたもので、概略設計したバランサー
20を用いて水平方向の重心G1 を最適に合わせ込むこ
とができるものである。また、バランサー20は小さな
形状で効果を発揮し、更に磁気的影響を及ぼさないため
に非磁性体である銅または銅合金で形成する。尚、バラ
ンサー20の形状、位置調整機構および材料は上述した
ものに限定することなく、適宜、最適に決定されること
は論を待たない。
【0036】つぎに、図3(a)〜(b)を参照してレ
ンズ32のトラッキング方向L2 およびフォーカス方向
L3 の駆動力発生位置と重心G1 との関係を説明する。
【0037】まず、トラッキング方向の駆動力は図3
(a)に示すように、マグネット14とトラッキングコ
イル15に流れる電流との間の電磁力により、レンズ3
2の中心G2 を通り矢印L2 の方向に発生する。この
時、バランサー20が無い場合、可動部の重心G1 はG
2 と一致していないため、トラッキング力によってG1
を中心として水平面内に回転運動が生じ易くなる。従っ
て、バランサー20を付加し、設定位置を調整すること
によりG1 を矢印L4 方向に移動してG2 と一致させ、
有害な回転運動の発生を防止することができる。
【0038】また、図3(b)は同図(a)のA−A矢
視の断面図であって、フォーカス方向の駆動力はマグネ
ット17とフォーカスコイル18に流れる電流との間の
電磁力により、レンズ32の中心G2 を通り矢印L3 の
方向に発生する。この時バランサー20によって重心G
1 がG2 と一致していると、トラッキング力に関して説
明したようにフォーカスの駆動力による有害な回転運動
の発生を防止することができる。
【0039】図4は本発明の構造の一巡伝達関数の測定
図であり、バランサー20の効果を示したものである。
可動部の重心G1 とレンズ32の中心G2 を一致させた
ことによって有害な分割共振を抑制することができ、従
来例の図10にあったディップは極めて小さく、ゲイン
0dB以上にあるディップの位相回りも−180度を越
えておらずサーボ特性が広い帯域で安定していることを
示している。
【0040】
【発明の効果】バランサーによりレンズ上に光ディスク
用ピックアップの移動部の重心を一致させることによっ
て、光ピックアップ装置の共振の発生を抑えることがで
き、サーボ特性の向上をはかることができる。
【0041】サーボ特性の向上により、光ディスクへの
記録および再生時においてエラーの発生を低減すること
ができ、入力信号に忠実な記録ができるとともに、記録
されている信号を忠実に再生することができる。
【0042】また、構成部材の分割共振により可動部の
光学部品と固定部の光学部品との間で光軸の不一致が生
じる虞を解消することができる。
【0043】また、サーボの特性が向上してサーボ帯域
が拡大するため、ピックアップのより一層の高速動作を
実現することができる。
【0044】更にまた、共振による騒音の発生を抑制す
ることができるので静かな光ディスクの記録再生装置を
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ピックアップ装置を示す略線的斜
視図である。
【図2】 本発明による光ピックアップ装置の要部を示
す略線的斜視図であり、(a)は光ピックアップ装置に
おけるバランサーを示し、(b)は水平移動可能なバラ
ンサーの構造例を示す。
【図3】 本発明によるバランサーの調整方法と効果を
説明するための図であり、(a)は要部の略線的上面図
であり、(b)は(a)に示すA−A矢視における略線
的断面図である。
【図4】 本発明による光ピックアップ装置の一巡伝達
関数の測定結果であって、要部を拡大した図である。
【図5】 模式的2軸アクチュエータの略線的断面図で
ある。
【図6】 従来例の光ピックアップ装置を示す略線的斜
視図である。
【図7】 図5に示す2軸アクチュエータの振動モード
を説明するための図であり、(a)はトラッキング方向
の振動系における等価モデルであり、(b)は(a)の
伝達関数を示している。
【図8】 サーボ系の構成で、(a)は基本構成を示
し、(b)は位相補償要素を付加した構成を示す。
【図9】 位相補償を説明するための図で、(a)は回
路構成を示し、(b)はこの回路のボード線図を示す。
【図10】 従来例の振動対策をしていない光ピックア
ップ装置の一巡伝達関数の測定結果であって、要部を拡
大した図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源ユニット 2 ピックアップユニット 3 移動台 4、5、13、16 ヨーク 6、14、17 マグネット 7 ボビン 8 コイル 9 軸 10 軸受 11 外側板 12 光ディスク 15 トラッキングコイル 18 フォーカスコイル 19 ボビン 20 バランサー 21 固定ピン 22 長孔 24 ワッシャー 30 レーザ光 31 プリズム 32 レンズ 40、41 バネ 42、43 支持部材 44 レンズ保持部材 50、51 アンプ 61 前向き要素G(S ) 62 フィードバック要素H(S) 63 位相補償要素G1 (S) 64 加算点 M 質量 C コンプライアンス R 粘性抵抗の逆数 F 駆動力 L 変位

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの記録および再生に用いる光
    ピックアップ装置において、 2軸アクチュエータを搭載して光ディスクの直径方向に
    移動する可動部に、前記2軸アクチュエータのレンズを
    挟んで前記可動部の重心とは反対側に可動部の重心位置
    を調整するための錘を設定したことを特徴とする光ピッ
    クアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記錘の設定位置を、前記可動部の移動
    方向および光ディスクへ向かう光軸の双方に垂直となる
    方向に連続移動して調整する構成にしたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記錘を交換し、または研削して錘の質
    量を調整する構成にしたことを特徴とする、請求項1ま
    たは請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記錘を非磁性体で構成にしたことを特
    徴とする、請求項1、請求項2または請求項3に記載の
    光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記錘を銅または銅合金で構成したこと
    を特徴とする、請求項1、請求項2または請求項3に記
    載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載した可動部の重心位置と
    2軸アクチュエータのレンズの中心位置とを一致させた
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
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