JP3565424B2 - 銅箔の芯管巻き取り方法 - Google Patents

銅箔の芯管巻き取り方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3565424B2
JP3565424B2 JP2000216925A JP2000216925A JP3565424B2 JP 3565424 B2 JP3565424 B2 JP 3565424B2 JP 2000216925 A JP2000216925 A JP 2000216925A JP 2000216925 A JP2000216925 A JP 2000216925A JP 3565424 B2 JP3565424 B2 JP 3565424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper foil
core tube
sensitive adhesive
release paper
adhesive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000216925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002035830A (ja
Inventor
和久 藤原
直臣 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2000216925A priority Critical patent/JP3565424B2/ja
Priority to TW090112898A priority patent/TW532053B/zh
Priority to US09/878,256 priority patent/US6478247B2/en
Priority to CNB018020852A priority patent/CN1230263C/zh
Priority to KR1020027003322A priority patent/KR100752616B1/ko
Priority to PCT/JP2001/005613 priority patent/WO2002005980A1/ja
Publication of JP2002035830A publication Critical patent/JP2002035830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3565424B2 publication Critical patent/JP3565424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/32Tongs or gripping means specially adapted for reeling operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/003Regulation of tension or speed; Braking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/02Winding-up or coiling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/22Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
    • B65H19/28Attaching the leading end of the web to the replacement web-roll core or spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/28Arrangements for positively securing ends of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/414Winding
    • B65H2301/41419Starting winding process
    • B65H2301/41427Starting winding process involving arrangements for securing leading edge to core, e.g. adhesive tape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銅箔の芯管への巻き取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の銅箔の芯管への巻き取り方法は、図1に示すように、一般的に市販されている30mm幅程度のいわゆる両面接着テープを一カ所に貼り付け、そこに銅箔端部を貼り付けることでスプライス作業を完了し、芯管を回転させつつ銅箔を巻き取り、銅箔ロールの製造作業を行ってきた。
【0003】
そして、ロール状銅箔は、外気と触れぬようにプラスチックフィルムで包装され、輸送時の振動の影響を軽減し、外傷のできぬように通い箱に入れられ、顧客へと出荷されるのである。
【0004】
両面テープを用いて芯管と巻き取る銅箔とのスプライスを行ってきたのは、銅箔メーカーと銅箔を消費する顧客であるラミネーター及びエッチングメーカーとの間では、銅箔の芯管は相互間を行き来して用いる繰り返し使用品として用いられてきた。従って、芯管への銅箔のスプライスは、簡単に行え、しかも容易に引き剥がして除去できるものとせざるを得なかったためである。
【0005】
【発明が解決すべき課題】
しかしながら、銅箔の巻き取り作業は、公称厚さ70μmの銅箔では700m〜1000m、公称厚さ18μmの薄い銅箔では2000m〜3000mの長さを巻き取る場合があり、巻き取り精度が悪いと種々の問題が生ずるのである。
【0006】
例えば、芯管に対する銅箔の巻きが緩く、銅箔ロールの左右の巻き固さに不均一が生ずると、車両で輸送されるときの走行中の振動により、銅箔の巻き固さが緩み、芯管がズレてしまい、顧客での使用ができないと言う状況が発生するのである。
【0007】
また、芯管に公称厚さ18μm厚以下の銅箔を巻き取り製造した銅箔ロールが、顧客において無事に使用できたとしても、銅箔と芯管とのスプライス状態が良好でない場合は、芯管から100m近くに渡り銅箔にシワが発生する場合もあり、銅張積層板用として使用できない部分が生ずることがある。
【0008】
更に、銅張積層板を製造するにあたり、ガラスクロスロールから繰り出されたガラスクロスに絶縁樹脂を含浸させ、これを銅箔ロールから繰り出された銅箔と直接重ねて、硬化炉で加熱乾燥させることで連続的に銅張積層板を製造する連続ラミネート工法(ロール トウ ロール工法と称する場合もある。)も採用されている。この工法においては、銅箔ロールの巻き取り精度は、製造歩留まりを向上させるための極めて大きな要因となるのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本件発明者等は、鋭意研究の結果、銅箔の巻き取り精度を決定付ける要因として、芯管への銅箔の巻き取りの最初に段階、即ち、芯管を回転させ銅箔を芯管に巻き付けた第1層目の銅箔の状態が非常に大事であることが分かった。以下に説明する銅箔の芯管巻き取り方法は、このような知見に基づいて行ったものである。
【0010】
請求項1には、銅箔を芯管に離型紙付両面圧感接着テープを用いてスプライスし巻き取りロール状とする銅箔の芯管巻き取り方法であって、巻き取る銅箔の幅と同様の長さのテープ幅15〜50mmの第1離型紙付両面圧感接着テープの長さ方向が芯管の長手方向中心軸と平行となるよう芯管外周面に貼り付け、当該第1離型紙付両面圧感接着テープの巻き取り回転側に隣接して当該第1離型紙付両面テープと同様の長さの幅15〜50mmの第2離型紙付両面圧感接着テープを第1離型紙付両面圧感接着テープと同様に芯管外周面に貼り付け、第1離型紙付両面圧感接着テープの離型紙を除去して銅箔の巻き取り起端部が第2離型紙付両面圧感接着テープを覆うこと無きよう当該起端部と第1離型紙付両面圧感接着テープとを貼り合わせ、第2離型紙付両面圧感接着テープの離型紙を除去し銅箔に張力をかけた状態で芯管を略一回転させ第2離型紙付両面圧感接着テープと銅箔とが重なり合う位置で回転を一旦停止し、第2離型紙付両面圧感接着テープと銅箔とが十分に接着するよう接着部に押圧をかけ芯管に銅箔を接着することで、巻き取り起端部側の銅箔が芯管に巻回固定したスプライスを行い、ロール状の銅箔に巻き取ることを特徴とする銅箔の芯管巻き取り方法としている。
【0011】
この請求項1に記載の銅箔の芯管巻き取り方法を説明するに当たり、理解を容易にするため図2、図3及び図4を用いて説明を行う。図2には、第1離型紙付両面圧感接着テープと第2離型紙付両面圧感接着テープとの位置関係を把握してもらうため、芯管に第1離型紙付両面圧感接着テープと第2離型紙付両面圧感接着テープとを貼り合わせた後の芯管の状態を示している。芯管は図3(b)中に矢印Cで示した方向に回転するものである。そして、図3及び図4には、図2の芯管をB方向から眺めた場合の側面概念図を用いて、銅箔の芯管へスプライス手順を示している。
【0012】
従って、図3及び図4を用いて以下説明するものとする。図3(a)は、第1離型紙付両面圧感接着テープを芯管外周面に貼り付けた状態を表した側面概念図である。このときの第1離型紙付両面圧感接着テープの長さは、巻き取る銅箔の幅と同様の長さであり、銅箔の幅方向の全体が均一に芯管に貼り付けられるようにするのである。そして、この第1離型紙付両面圧感接着テープのテープ幅は、15〜50mmのものを用いるのが好ましい。15mmより狭い幅のテープは芯管と銅箔との間の十分な接着強度が得られず、高い張力を銅箔にかけて巻き取ることが出来ないものとなるからである。一方、50mm幅を超えた第1離型紙付両面圧感接着テープを用いると銅箔を貼り付ける際に、均一にシワを生ずることなく貼り付けることが困難となり、目的とする精度の高い巻き取りが困難となるのである。
【0013】
この第1離型紙付両面圧感接着テープは、芯管と平行に、厳密に言えば請求項1に記載したように芯管の長手方向中心軸と平行となるよう芯管外周面に貼り付けるのである。従って、第1離型紙付両面圧感接着テープの貼り付け位置が明確となるよう治具を用いて、作業を行うことが好ましい。この作業により、芯管に対して銅箔を垂直且つ均一に巻き取れるか否かを左右する第1のファクターとなるからである。
【0014】
第1離型紙付両面圧感接着テープの芯管外周面への貼り付けが終了すると、第1離型紙付両面圧感接着テープに隣接させ、同様に第2離型紙付両面圧感接着テープを芯管の外周面に貼り付けるのである。このときの状態を表したのが図3(a)である。このときの第2離型紙付両面圧感接着テープには、第1離型紙付両面圧感接着テープと同様のテープ幅15〜50mmのものを用い、長さは第1離型紙付両面圧感接着テープと同じく巻き取る銅箔の全幅を貼り付けられる長さとするのである。但し、このとき第1離型紙付両面圧感接着テープと第2離型紙付両面圧感接着テープとのテープ幅は必ずしも同じ幅のものを用いる必要はない。例えば、銅箔の厚さ、巻き取り長さを考慮し、第1離型紙付両面圧感接着テープに30mm幅を用い、第2離型紙付両面圧感接着テープに25mm幅を用いる等しても良いのである。
【0015】
第1離型紙付両面圧感接着テープと第2離型紙付両面圧感接着テープとの芯管外周面への貼り付けが終了すると、図3(b)に示すように、巻き取る銅箔の起端部を、まず第1離型紙付両面圧感接着テープに接着するのである。従って、第1離型紙付両面圧感接着テープの離型紙(「セパレーター」と称する場合もある。)を引き剥がして除去し、ここに、巻き取る銅箔の起端部を、銅箔にシワを生ずることなく、接着面に異物を混入の防止に留意しつつ、均一に貼り付け、十分に押圧をかけ接着するのである。このとき起端部の銅箔が、第2離型紙付両面圧感接着テープの上を覆うことの無いようにするのである。そして、この段階で、第2離型紙付両面圧感接着テープの離型紙を引き剥がして、除去するのである。
【0016】
以上のように第2離型紙付両面圧感接着テープの離型紙を引き剥がした状態で、巻き取る銅箔に張力をかけ、芯管を略一回転させるのである。芯管を略一回転させると、巻き取る銅箔と離型紙を引き剥がした第2離型紙付両面圧感接着テープと重なるようになる。この重なった位置で、銅箔に張力をかけたまま、芯管の回転を止め、押し圧をかけることで、銅箔と第2離型紙付両面圧感接着テープとを十分に貼り付けるのである。このようにして、図4(c)に示すように芯管に巻回した銅箔が芯管との間に隙間を作ることなく、銅箔が巻回固定したスプライス状態が形成できるのである。以降、通常の方法で、銅箔に一定の張力をかけつつ銅箔をロール状に巻き取ることで、図4(d)に示すようになる。この図4(d)における両面圧感接着テープは、模式図として表していることから、極端に厚く記載しているが、実際には銅箔ロールの状態で、目視により当該テープ近傍の銅箔が浮き上がった状態の観察は困難である。
【0017】
理想的に言えば、芯管の全面に圧感接着テープを貼り付け、銅箔を芯管外周面の全体に貼り付けることが出来ればよいのである。しかしながら、金属材である銅箔は、一般的に公称厚さ9μm〜90μm程度のものが市場に供給されるものであり、紙やプラスチック系フィルムに比べ、非常に取り扱い時のシワが発生しやすいものであり、芯管の外周全面にシワを生ずることなく均一に貼り付けることは極めて困難なのである。従って、本件発明者等は、芯管への銅箔接着箇所を最小限のものとし、巻き取る銅箔の第1層目の銅箔が芯管との間に隙間を作ることなく、確実に芯管に巻回固定できる方法として本件発明を行ったのである。
【0018】
上述のような銅箔の芯管へのスプライスを行い、銅箔ロールを製造すると極めて精度の高い銅箔巻き取りが可能となるのである。上述したような銅箔のスプライス方法を採用すると、芯管への巻き取り開始の第1層目の銅箔が芯管の外周面にほぼ完全に密着した状態を作りだし、芯管と銅箔との境界への空気の噛み込みを防止することが可能となるのである。
【0019】
巻き取り精度の評価は、銅箔ロールの巻き固さ評価と、巻き芯側の銅箔へのシワ発生長さの測定により行った。銅箔ロールの巻き固さ評価は、図5に示すように、銅箔の巻き取りが終了した段階で、製造した銅箔ロールの両端部から、1cmの位置の部位を3kg/cmの力で押し込み、両端部それぞれの押し込み距離を測定し、その両端部の押し込み距離の差の絶対値を求め、巻き取りバランスの指標としたものである。このときの押し込み距離の差が、3mm以内の場合を巻き取りバランスに優れた銅箔として、良の評価を与えるものとした。以下では、この押し込み距離の差を、「A評価値」と称することとする。従来の方法で外径110mmの紙管を用いて巻き取り作業を行った場合の100ロールを対象としたA評価値の平均値は4.6mm、標準偏差0.71であった。
【0020】
巻き芯側の銅箔へのシワ発生長さの測定は、公称厚さ18μmの銅箔を巻き取った銅箔ロールを顧客へ向け出荷し、当該銅箔ロールを銅張積層板製造に用いてもらい、巻き芯側200mの銅箔を残し、芯管に巻き付けた状態で返送してもらい、図6に示すように芯管のスプライス部からのシワ発生長さの測定を行ったものである。本件発明に係る方法ではなく、前述した従来の方法で外径110mmの紙管を用いて巻き取り作業を行った場合の100ロールを対象としたシワ発生長さの平均値は145m、標準偏差10.6であった。以下では、このシワ発生長さの測定値を、「B評価値」と称することとする。
【0021】
本件発明に係るスプライス方法を採用して公称厚さ18μm、巻き取り幅1150mm、巻き取り長さ1800m銅箔を外径110mm、長さ1200mmの紙管を用いて銅箔ロールを製造し、上述したと同様の評価を行った結果、非常に良好な結果が得られている。ここでは、10ロール分の評価結果の平均値を示すものとする。即ち、A評価値の平均値は2.8mm、標準偏差0.08であり、B評価値の平均値は105m、標準偏差6.85であった。両評価値の平均値も従来の方法に比べ、極めて小さく良好な値を示しており、またバラツキを示す指標である標準偏差も小さくなり、銅箔の巻き取り作業のバラツキが減少していることも明らかとなる。
【0022】
請求項2には、第1離型紙付両面圧感接着テープ及び第2離型紙付両面圧感接着テープは、離型紙と30〜50μm厚の圧感接着剤層とからなるものを用いる請求項1に記載の銅箔の芯管巻き取り方法としている。ここで、離型紙と30〜50μm厚の接着剤層とからなるとは、通常市販されている両面接着テープの接着層のように、接着層に基材を用いないタイプのものを意味するものであり、圧感接着剤のみで接着層を形成したもののことである。このように前記基材を用いない接着層は、接着層としての厚さを薄く維持することができ、接着時に押し圧をかけることで、接着剤層を流動させ、より薄い接着層厚を形成することが可能となるのである。
【0023】
従って、このような両面圧感接着テープを用いることで、芯管と銅箔とのスプライス部分の盛り上がりを可能な限り低減し、より均一な巻き取り状態を達成するのである。銅箔の巻き取り長さが長くなり、巻き取った銅箔重量が増すにつれ、銅箔重量が芯管に負荷をかけ、芯管を撓ませる要因となり、巻き取り時に回転する芯管を微妙に偏芯させる要因となる。特に、巻き取った銅箔重量が集中負荷されるのは、巻き取り時に回転する芯管の頂上部である。この頂上部に両面圧感接着テープで銅箔をスプライスした部位が位置する瞬間に、スプライス部分のテープによる盛り上がりが一定以上のレベルになると、負荷応力の集中がスプライス部に起こり、巻き取り時の芯管を撓ませる大きな要因となるようである。
【0024】
このような理由を背景として、圧感接着剤層の厚さを、10〜50μm厚としたのである。圧感接着剤層の厚さが10μmに満たない場合は、銅箔を芯管に巻き取ることを考えた場合の安全な接着強度を確保することが困難となる。これに対し、圧感接着剤層の厚さが50μmを越える厚さとなると、押し圧を加え接着剤を流動させた後の厚さであっても、上述した芯管の偏芯等により、公称厚さ18μm以下の薄物銅箔を巻き取る場合の巻き取り精度を悪化させるものとなるのである。
【0025】
請求項2に係る離型紙付圧感接着テープを用いて、公称厚さ18μm、巻き取り幅1150mm、巻き取り長さ1800m銅箔の外径110mm、長さ1200mmの紙管を用いて銅箔ロールを製造し、上述したと同様の評価を行った結果、より良好な結果が得られている。ここでは、10ロール分の評価結果の平均値を示すものとする。即ち、A評価値の平均値は2.4mm、標準偏差0.07であり、B評価値の平均値は95m、標準偏差6.27であった。両評価値の平均値も従来の方法に比べ、極めて小さく良好な値を示しており、またバラツキを示す指標である標準偏差も小さくなっている。
【0026】
請求項3には、芯管は110〜350mmの外径を有し且つ150μm以下の真円度を有するものを用いる請求項1又は請求項2に記載の銅箔の芯管巻き取り方法としている。ここで、芯管の外径を110〜350mmとしたのは、次の理由による。銅箔の芯管への巻き取り精度を向上させるためには、より口径(芯管径)の大きなものを用いることが良いことが分かっている。このことを背景として、上述したスプライス方法を採用しても、外径110mmより小さな芯管を用いては、本件発明の目的とするところである銅箔にシワを生ずることなく巻き取ることは困難となる。芯管の外径の上限値として350mmと明示しているが、前述したように上限値に特に制限は無いものであり、単に作業性及び取り扱い性を考慮した結果の値である。
【0027】
むしろ、芯管の外径以上に重要なのは、芯管を断面から見た場合の円弧形状の持つ真円度が重要となるのである。即ち、真円度が小さければ小さいほど、真円に近づくこととなり、銅箔の巻き取り精度を向上させることが出来ることは容易に予測がつくものである。しかしながら、現実に真円とすることは不可能であり、前述したように、巻き取る銅箔の重量が数100kg程度のものとなり、芯管を撓ませることにもなる。従って、一定レベルの真円度をクリアした芯管でなければ、銅箔の巻き取り精度を、より向上させることは出来ないのである。ここで言う真円度とは、芯管の直径を場所を変え複数回測定し、最小直径と最大直径とを求め、この差を持って表した値である。従って、外形寸法によっても、この真円度は影響を受けるものであるが、ここで言う外径が110〜350mmの芯管を予定してのものである。
【0028】
そこで、本件発明者等は芯管の真円度と銅箔の巻き取り精度との関係を鋭意研究した結果、真円度が150μm以下芯管を用いなければ、銅箔の巻き取り精度を向上させ、上述した効果以上のレベルの銅箔巻き取り精度が得られないことが分かったのである。本件発明において、芯管の材質については、特に限定していないが、例えば、200kgを越える銅箔重量による芯管の撓みを最小限に抑えるためには、いわゆる紙を材料とした芯管(紙管)ではなく、FRP(繊維強化プラスチック)を用いた芯管(FRP管)やステンレス等の金属管を用いることが望ましいことも判明している。また、ここで言う真円度を達成するためには、紙管ではなく、FRP管や金属管を用いることが好ましい。ちなみに、上述した請求項1及び請求項2の効果を確認する際に用いた紙管の真円度は158μmであり、この請求項3に言う真円度を満足しているものではない。
【0029】
ここで、請求項3に係る外径110mm、長さ1200mmで真円度100μmのFRP製芯管を用いて、公称厚さ18μm、巻き取り幅1150mm、巻き取り長さ1800m銅箔の銅箔ロールを製造し、上述したと同様の評価を行った結果、極めて優れた良好な結果が得られている。ここでは、10ロール分の評価結果の平均値を示すものとする。即ち、A評価値の平均値は2.1mm、標準偏差0.05であり、B評価値の平均値は72m、標準偏差4.55であった。両評価値の平均値も従来の方法に比べても、上述した本件発明にかかる効果に比べても、良好な値を示しており、またバラツキを示す指標である標準偏差も小さくなっていることが分かる。
【0030】
請求項4には、芯管は表面粗さ(Rmax)が10〜30μm以下の外周面を有するものを用いる請求項1〜請求項3に記載の銅箔の芯管巻き取り方法としている。このように芯管の表面粗さを規定したのは、表面粗さの如何によっては、芯管外周面と巻き取る銅箔との間に噛み込む空気量が変化し、銅箔の芯管に対する均一な巻回固定が出来ないこととなるのである。外周面の表面粗さを制御した芯管を用いる場合には、圧倒的にFRP製若しくは金属製の芯管を用いることが有利である。
【0031】
本件発明者等が、鋭意研究の結果、芯管の表面粗さが(Rmax)が30μm以下のものを用いると、上述したA評価値、B評価値ともに極めてバラツキの少ない安定したものとなり、従来にない巻き取り精度を達成することが可能となってくるのである。下限値については、特に限定を要するものとは考えないが、芯管の仕上げ精度を考慮すれば、ここで示した値のレベルとなるのである。ここで、請求項4に係る外径110mm、長さ1200mm、真円度80μm、外周面表面粗さRmax=21μmのFRP製芯管を用いて、公称厚さ18μm、巻き取り幅1150mm、巻き取り長さ1800mの銅箔の銅箔ロールを製造し、上述したと同様の評価を行った結果を示す。ここでは、10ロール分の評価結果の平均値を示すものとする。即ち、A評価値の平均値は1.8mm、標準偏差0.04であり、B評価値の平均値は58m、標準偏差3.89であった。両評価値の平均値も従来の方法に比べても、上述したいずれの効果に比べても、良好な値を示しており、またバラツキを示す指標である標準偏差も極めて小さくなっており、優れた巻き取り精度を達成できていることが分かる。
【0032】
更に、請求項5には、銅箔は幅方向の単位重量の変動が5%以内のものを用いる請求項1〜請求項4に記載の銅箔の芯管巻き取り方法としている。ここまでに説明した方法は、芯管、離型紙付両面圧感接着テープの品質及び特性等から、銅箔の芯管巻き取り精度を向上させることを主眼として研究を行ったものであった。しかしながら、巻き取り精度を向上させるための、もう一つの大きな要因として、巻き取られる側の銅箔の厚みに不均一が生じているとすれば、本当に良好な巻き取り精度の達成は困難なものとなる。
【0033】
ここで、巻き取る銅箔には、大別して電解銅箔と圧延銅箔とが存在する。後者の圧延銅箔は、銅インゴットから、所定の熱履歴を与えつつ、段階的にミクロンオーダーの厚さの箔状態へとするものである。このとき上下の圧延ロールの配置に僅かのズレが生じていても、ミクロンオーダーの厚さの銅箔として考えれば、大きな厚さバラツキとなる場合もある。
【0034】
更に、電解銅箔には厚さバラツキが生じやすいものである。電解銅箔の表面処理を行う前の未処理箔は、ドラム形状をした回転陰極と、その回転陰極の形状に沿って対向配置する鉛系陽極等との10mm前後の間隙に、硫酸銅溶液を流し、電解反応を利用して銅を回転陰極のドラム表面に析出させ、この析出した銅は1〜2m幅の箔状態となり、回転陰極から連続して引き剥がして巻き取るものであり、図7に示す銅箔の幅方向の厚さバラツキが生じ易い傾向にある。
【0035】
従って、銅箔の芯管への巻き取り精度を更に向上させるためには、巻き取る側の銅箔の厚さが均一でなければならないことが考えられる。銅箔の場合の厚さバラツキは、ロール形状とする銅箔の場合、当該厚さバラツキは、幅方向(以下、TD方向と称する。)と銅箔の長尺方向(以下、MD方向と称する。)との2方向のバラツキが考えられる。本件発明者等が鋭意研究した結果、銅箔の芯管への巻き取り精度を向上させるためには、MD方向よりもTD方向の厚さバラツキを一定のレベルに抑えることが、A評価値を改善する上で、非常に有用であることが分かってきた。
【0036】
このことから、本件発明者等は、どの程度のTD方向の厚さバラツキであれば、巻き取り精度を向上させることが出来るのか、調査した結果を表1に示している。
このとき、銅箔のTD方向の厚さバラツキは、図8に示すように、銅箔の幅方向一列から、10cm角サンプルを切り出し、このサンプル重量を測定し、1m当たりの単位重量に換算し、TD方向の厚さの変動を捉え、最大単位重量と最小単位重量との差を厚さバラツキを表す指標として用いた。銅箔の厚さは、通常単位重量として表すのが一般的だからである。従って、本件明細書で言う[厚さバラツキ]は、[最大単位重量]−[最小単位重量]で与えられる数値として示したものである。但し、表1に示したのは、表面処理後の平均単位重量150g/mの電解銅箔を用いた場合について掲載している。表1における巻き取り作業条件は、外径110mm、長さ1200mm、真円度52μm、外周面表面粗さRmax=18のFRP製芯管を用いて、公称厚さ18μm、巻き取り幅1000mm、巻き取り長さ1800mの電解銅箔の銅箔ロールを製造して評価したものである。
【0037】
【表1】
Figure 0003565424
【0038】
この表1から明らかとなるように、厚さバラツキ7.4g/m、平均単位重量に対する変動率4.9%以下となる範囲において、A評価値が2.0mmより小さくなるのである。このレベルの巻き取り精度を達成できたロール状銅箔は、非常に優れた巻き取り精度を持つものとして評価され、前述した銅張積層板の連続ラミネート工法においても、非常に良好な銅箔の繰り出しが可能となるのである。この表1に示した傾向は、銅箔の厚さによらず同様の傾向を示し、本件発明者等の研究によれば、平均単位重量に対して5%以内のTD方向の単位重量バラツキであれば、良好な銅箔ロールの巻き取り形成が可能なことが分かったのである。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る銅箔の芯管巻き取り方法の実施形態について説明しつつ、その銅箔ロールに関するA評価値及びB評価値を用いて、本件発明の効果について説明する。ここでは図3及び図4を参照しつつ、本件発明に係る実施形態として最適と思われるものについて説明する。
【0040】
本実施形態において、銅箔ロール1を製造するに当たり、芯管2として外径110mm、長さ1200mm、真円度46μm、外周面表面粗さRmax=18μmのFRP製芯管を用いた。そして、この芯管2を図示せぬスリッターの巻き取り駆動軸に取り付けた。一方、表面処理を行った後の公称厚さ18μm、平均単位重量に対する変動率4.5%の巻き取った銅箔3を当該スリッターの巻き出し駆動軸に取り付け、ここから巻き出された銅箔3の幅方向両端部を円形回転刃でスリットし、スリット後の銅箔幅1150mm、巻き取り長さ1800mの銅箔3を巻き取り軸の芯管2で巻き取ることで銅箔ロール1を製造したのである。
【0041】
銅箔3の巻き取りを開始するに当たり、本件発明者等は、まずスリッターの巻き取り駆動軸に取り付けた芯管2に、図3(a)に示すように、第1離型紙付両面圧感接着テープ4及び第2離型紙付両面圧感接着テープ5を芯管外周面に貼り付けた。この貼り付けに際しては、図示せぬ治具を用いて、芯管2の長手方向中心軸に可能な限り平行となるように貼り付けた。このときの第1離型紙付両面圧感接着テープ4及び第2離型紙付両面圧感接着テープ5の長さは、巻き取る銅箔の幅に比べ若干長い長さのものとし、それぞれのテープに銅箔3を貼り付けした後に、はみ出したテープ部を切除して除去するものとした。
【0042】
ここで用いた第1離型紙付両面圧感接着テープ4及び第2離型紙付両面圧感接着テープ5には、共同技研化学株式会社製 両面接着テープ200A−30、接着剤層は基材のない30μm厚となる接着剤成分のみで構成され、離型紙は85μm厚の、テープ幅20mmのものを用いた。
【0043】
そして、図3(b)に示すように、第1離型紙付両面圧感接着テープ4及び第2離型紙付両面圧感接着テープ5の離型紙を除去し、第1離型紙付両面圧感接着テープ4に巻き取る銅箔3の起端部をシワ無く貼り付けた。この貼り付けが完了した時点で、銅箔3に40kgの張力をかけつつ、芯管2をゆっくりと回転させ、
図4(c)に示すように、第2離型紙付両面圧感接着テープ5と銅箔3とが重なる位置で、芯管2の回転を止め、銅箔3上から第2離型紙付両面圧感接着テープ5に対して押圧をかけ、銅箔3と離型紙を除去した第2離型紙付両面圧感接着テープ5とを確実に貼り付け、芯管2に銅箔3を巻回固定した状態のスプライスを完了した。
【0044】
その後、銅箔には40kgの一定の巻き取り張力をかけ、巻き取り速度80m/minで銅箔3を巻き取り、図4(d)に示すごとく銅箔ロール1を製造した。この銅箔ロール1についての、評価を行った所、A評価値は0.80mm、B評価値は5mであり、非常に巻き取り精度に優れた銅箔ロール1の製造が可能であった。
【0045】
【発明の効果】
本発明に係る銅箔の巻き取り方法を採用することで、巻き取った状態の銅箔ロールの両端の巻きバランスは非常に優れたものとなり、この状態の銅箔ロールから繰り出された銅箔は、非常に優れた直線走行性を示し、銅張積層板の連続ラミネート工法における厳密な走行状態管理が不要となる。また、芯管近傍でのシワ発生長さが短くなるため、製品として現実に使用できる銅箔長さが長くなり、トータルで判断した場合の銅張積層板製造の場における作業効率を向上させ、製品化歩留まりをも向上させることが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的な銅箔の芯管へのスプライス方法を表す模式図。
【図2】芯管への離型紙付両面圧感接着テープの貼り付け位置を表す模式図。
【図3】側面から見た芯管への銅箔巻き取り手順を表す模式図。
【図4】側面から見た芯管への銅箔巻き取り手順を表す模式図。
【図5】銅箔巻き取り精度の評価方法を表す模式図。
【図6】銅箔巻き取り精度の評価方法を表す模式図。
【図7】電解製造される銅箔の模式図。
【図8】幅方向の銅箔単位重量評価をのためのサンプリング位置を示すための模式図。
【符号の説明】
1 銅箔ロール
2 芯管
3 銅箔
4 第1離型紙付両面圧感接着テープ
5 第2離型紙付両面圧感接着テープ

Claims (5)

  1. 銅箔を芯管に離型紙付両面圧感接着テープを用いてスプライスし巻き取りロール状とする銅箔の芯管巻き取り方法であって、
    巻き取る銅箔の幅と同様の長さのテープ幅15〜50mmの第1離型紙付両面圧感接着テープをその長さ方向が芯管の長手方向中心軸と平行となるよう芯管外周面に貼り付け、
    当該第1離型紙付両面圧感接着テープの巻き取り回転側に隣接して当該第1離型紙付両面テープと同様の長さの幅15〜50mmの第2離型紙付両面圧感接着テープを第1離型紙付両面圧感接着テープと同様に芯管外周面に貼り付け、
    第1離型紙付両面圧感接着テープの離型紙を除去して銅箔の巻き取り起端部が第2離型紙付両面圧感接着テープを覆うこと無きよう当該起端部と第1離型紙付両面圧感接着テープとを貼り合わせ、
    第2離型紙付両面圧感接着テープの離型紙を除去し銅箔に張力をかけた状態で芯管を略一回転させ第2離型紙付両面圧感接着テープと銅箔とが重なり合う位置で回転を一旦停止し、
    第2離型紙付両面圧感接着テープと銅箔とが十分に接着するよう接着部に押圧をかけ芯管に銅箔を接着することで、巻き取り起端部側の銅箔が芯管に巻回固定したスプライスを行い、
    ロール状の銅箔に巻き取ることを特徴とする銅箔の芯管巻き取り方法。
  2. 第1離型紙付両面圧感接着テープ及び第2離型紙付両面圧感接着テープは、離型紙と10〜50μm厚の接着剤層とからなるものを用いる請求項1に記載の銅箔の芯管巻き取り方法。
  3. 芯管は110〜350mmの外径を有し、且つ150μm以下の真円度を有するものを用いる請求項1又は請求項2に記載の銅箔の芯管巻き取り方法。
  4. 芯管は表面粗さ(Rmax)が10〜30μm以下の外周面を有するものを用いる請求項1〜請求項3に記載の銅箔の芯管巻き取り方法。
  5. 銅箔は幅方向の単位重量の変動が5%以内のものを用いる請求項1〜請求項4に記載の銅箔の芯管巻き取り方法。
JP2000216925A 2000-07-18 2000-07-18 銅箔の芯管巻き取り方法 Expired - Fee Related JP3565424B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216925A JP3565424B2 (ja) 2000-07-18 2000-07-18 銅箔の芯管巻き取り方法
TW090112898A TW532053B (en) 2000-07-18 2001-05-29 Method for winding copper foil on core tube
US09/878,256 US6478247B2 (en) 2000-07-18 2001-06-11 Method for winding copper foil on core tube
CNB018020852A CN1230263C (zh) 2000-07-18 2001-06-29 铜箔的芯管卷绕方法
KR1020027003322A KR100752616B1 (ko) 2000-07-18 2001-06-29 동박의 심관 권취방법
PCT/JP2001/005613 WO2002005980A1 (fr) 2000-07-18 2001-06-29 Technique d'enroulage d'une feuille de cuivre autour d'une âme

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000216925A JP3565424B2 (ja) 2000-07-18 2000-07-18 銅箔の芯管巻き取り方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002035830A JP2002035830A (ja) 2002-02-05
JP3565424B2 true JP3565424B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=18712108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000216925A Expired - Fee Related JP3565424B2 (ja) 2000-07-18 2000-07-18 銅箔の芯管巻き取り方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6478247B2 (ja)
JP (1) JP3565424B2 (ja)
KR (1) KR100752616B1 (ja)
CN (1) CN1230263C (ja)
TW (1) TW532053B (ja)
WO (1) WO2002005980A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061737A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 日鉱金属株式会社 銅箔又は銅張り積層板の巻取り方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6756101B2 (en) * 2001-07-16 2004-06-29 Specialty Tapes, Division Of Rsw Tape for use with high-speed webs and method of use thereof
JP2003072995A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Oji Paper Co Ltd 記録紙ロール
KR20030076846A (ko) * 2002-03-23 2003-09-29 채옥순 박막을 이용한 전자부품용 부자재의 제조방법 및 그 장치
DE10309045A1 (de) * 2003-03-01 2004-09-09 Voith Paper Patent Gmbh Initialtrennstück zum Überführen einer Faserstoffbahn und Verfahren zum Überführen
DE10309046A1 (de) * 2003-03-01 2004-09-09 Voith Paper Patent Gmbh Verbindungsbildungsanordnung zum Überführen einer Faserstoffbahn und Verfahren zum Überführen
US7154368B2 (en) 2003-10-15 2006-12-26 Actown Electricoil, Inc. Magnetic core winding method, apparatus, and product produced therefrom
US7078082B2 (en) * 2004-01-15 2006-07-18 Sonoco Development, Inc. Dual-functioning mechanism for startup during winding of web material and for splicing during unwinding
GB0423409D0 (en) * 2004-10-21 2004-11-24 Core Control Ltd A core for a roll of material
KR100700799B1 (ko) 2006-03-20 2007-03-28 엘에스전선 주식회사 동박의 연속적인 권취방법
SE529861C2 (sv) * 2007-02-09 2007-12-11 Trancel Restatic Ab Förfarande och maskin för upprullning av ett banmaterial samt fästelement att användas vid förfarandet
JP5668483B2 (ja) * 2011-01-17 2015-02-12 セイコーエプソン株式会社 ロール状記録媒体
US10472201B2 (en) * 2016-10-12 2019-11-12 Sonoco Development, Inc. Core with cushion strip
CN107098194A (zh) * 2017-06-26 2017-08-29 上海精涂新材料技术有限公司 收卷胶带与弧面对准的装置
CN109896355A (zh) * 2017-12-07 2019-06-18 惠州市德维电子有限公司 一种薄膜分切机收卷辊
CN111076078B (zh) * 2019-12-03 2025-03-18 福建甬金金属科技有限公司 一种不锈钢带及加工工艺
WO2022216638A1 (en) * 2021-04-05 2022-10-13 Sandar Industries, Inc Improved methods and apparatus for separating and spooling a paper web
CN117020447B (zh) * 2023-10-10 2023-12-22 武汉金运激光股份有限公司 激光振镜切割自覆膜工作台装置及控制方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3321149A (en) * 1966-03-24 1967-05-23 Bausch & Lomb Chart roll spindle
US3796388A (en) * 1970-07-23 1974-03-12 Du Pont Apparatus for winding a running length of thermoplastic sheeting into a series of rolls
JPS51137097A (en) * 1975-05-23 1976-11-26 Hitachi Ltd A vacuum vessel supporting apparatus for a torus type nuclear fusion a pparatus
JPS5629334Y2 (ja) * 1976-10-14 1981-07-13
US4422586A (en) * 1981-11-27 1983-12-27 The Black Clawson Company Method and apparatus for roll changing
US4912510A (en) * 1988-08-17 1990-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with detachable cartridge
JPH02148713A (ja) * 1988-11-29 1990-06-07 Toyoda Mach Works Ltd シリコンとガラスの接合方法
JPH0752137Y2 (ja) * 1989-05-15 1995-11-29 日本製箔株式会社 アルミニウム箔の巻物
JPH05116818A (ja) * 1991-10-24 1993-05-14 Sumitomo Jukikai Valmet Kk 巻取ロールに防湿シートを巻付ける巻付装置およびそれを用いた巻付方法
JPH06340356A (ja) * 1993-05-31 1994-12-13 Nippon Steel Corp 帯状体の捲取装置および捲取方法
JPH07132964A (ja) * 1993-11-04 1995-05-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子連続帯の梱包体
DE19808041A1 (de) * 1998-02-26 1999-09-09 Voith Sulzer Papiertech Patent Verfahren zum Überleiten einer Materialbahn von einer Wickelrolle zu einer Wickelhülse und Wickelvorrichtung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010061737A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 日鉱金属株式会社 銅箔又は銅張り積層板の巻取り方法
KR101220595B1 (ko) * 2008-11-25 2013-01-10 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 동박 또는 동장 적층판의 권취 방법
JP5236745B2 (ja) * 2008-11-25 2013-07-17 Jx日鉱日石金属株式会社 銅箔又は銅張り積層板の巻取り方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002035830A (ja) 2002-02-05
KR20020033796A (ko) 2002-05-07
KR100752616B1 (ko) 2007-08-29
WO2002005980A1 (fr) 2002-01-24
US20020027179A1 (en) 2002-03-07
TW532053B (en) 2003-05-11
CN1386075A (zh) 2002-12-18
CN1230263C (zh) 2005-12-07
US6478247B2 (en) 2002-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3565424B2 (ja) 銅箔の芯管巻き取り方法
WO2016056378A1 (ja) セパレータ原反の製造方法、セパレータの製造方法、セパレータ捲回体、セパレータ原反捲回体、及びセパレータ原反製造装置
US12168583B2 (en) Adhesive paperband composite for turn up procedure
JP5301387B2 (ja) プリプレグテープの切断方法及びスリッタ装置
EP2907782B1 (en) Easily removable paper tube, article employing same, and method of continuously using article
FI120441B (fi) Kuiturainakoneen rullaimen rullausakseli
JPWO2017179619A1 (ja) ロール状グラファイトシート
CN110994040B (zh) 膜卷绕体及其制造方法和膜
JP2015006934A (ja) フィルム巻取用巻芯及びその製造方法
JP6359151B1 (ja) ウェブ材の巻き取り方法
JP2008260601A (ja) 巻回体、その製造方法、及び積層部含有長尺シート
JP2005298094A (ja) 粘着テープ巻回体、それに用いられる巻芯、およびその巻芯を用いた粘着テープ巻回体の製造方法
CN222974519U (zh) 一种降低卷绕机放卷剩余量的装置
JP2015113209A (ja) 巻取装置
JP2005231896A (ja) 紙製巻芯および巻回体
JP5835905B2 (ja) ロールの製造方法
JP4186019B2 (ja) 巻芯
JP3912647B2 (ja) ウエブ巻取方法
JP2004307153A (ja) 巻き取り装置および巻き取り方法
JP2002329314A (ja) 磁気テープの製造方法
JP3579008B2 (ja) ストレッチフィルムのロール体
WO2022137111A1 (en) Method for making rolls of flexible tape, system for carrying out such method and unwinder - applicator of said rolls of flexible tape.
JP2005089143A (ja) 用紙の巻き取り仕上げ方法
JP2009022998A (ja) 金属箔の巻き取り装置及び巻き取り方法
JP2002060101A (ja) シート状基材巻き取り装置およびシート状基材巻き取り方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140618

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees