JP3564482B2 - 運動強度測定装置 - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は、ランニングや競歩等の運動を行っている最中に、該運動の強度を測定する運動強度測定装置に関する。
背景技術
従来より、健康増進のために運動を行う人は多い。
一般に、運動を行う者(以下、運動者と称する)は、自分の運動能力を把握しており、該運動能力に見合った強度の運動を行うのが普通である。
しかし、同じ強度の運動であっても、その時の体調によって体にかかる負担が異なる。
そのため、たとえ、自分の運動能力に見合った運動を行う場合であっても、現在行っている運動が、該運動者に対してどのぐらいの負担となっているのかを常時監視しながら運動を行うことが望ましい。
このような目的のために発明された運動強度測定装置としては、特開平8−10234号公報に開示された「運動量測定装置」等がある。
しかし、上述した「運動量測定装置」においては、使用者の血流を検出するセンサがトレッドミルに固定されているので、運動強度の対象は、該トレッドミルを用いた運動に限られ、それ以外の運動時における運動強度(本明細書では、運動強度とは、各瞬間における運動の強さを指し、運動量とはある時間内における運動の量を指す)を測定することができない、という欠点があった。
発明の開示
この発明は、このような背景の下になされたもので、運動の種類を問わず、どのような運動を行っている場合であっても、該運動の運動強度を測定することができる運動強度測定装置を提供することを第1の目的とする。
上記目的を解決するため、この発明は、脈波波形の高調波成分から現在行っている運動の運動強度を求めることを第1の特徴とする。
また、使用者の最大酸素摂取量(VO2max)に基づいて、運動時における適正な脈拍数の範囲を設定する脈拍数設定手段と、
使用者の脈拍数を測定する脈拍数測定手段と、
前記脈拍数測定手段により測定された脈拍数が、前記拍波数設定手段により設定された範囲内にある時間を累積する累積手段と、
前記累積手段による累積結果を告知する告知手段と
を具備することを第2の特徴とする。
上記第1の特徴によれば、運動の種類を問わず、どのような運動を行っている場合であっても、該運動の運動強度を測定することができる。
また、第2の特徴によれば、使用者にとって適正な強度の運動についてのみ、運動量を測定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図1は第1実施形態による運動強度・運動量測定装置の構成例を示すブロック図である。
図2は上記運動強度・運動量測定装置の外観を示す斜視図である。
図3は上記運動強度・運動量測定装置による脈波波形の検出方法を示すフローチャートである。
図4(a)は周波数fAと周波数fBを加算した信号を示す図であり、(b)は該加算信号をFFT処理した結果を示すグラフである。
図5(a)〜(c)は、運動状態での脈波センサ301と体動センサ302の出力信号をFFT処理した結果の一例を示すグラフである。
図6は体動センサ302の出力をFFT処理した結果である。
体動信号の高調波を特定した後に拍動周波数成分を特定する処理方法を示すフローチャートである。
図8および図9は、図7の変形例のフローチャートである。
図10は平脈の周波数スペクトルの一例を示すグラフである。
図11は滑脈の周波数スペクトルの一例を示すグラフである。
図12は弦脈の周波数スペクトルの一例を示すグラフである。
図13は平脈の一例を示す波形図である。
図14は滑脈の一例を示す波形図である。
図15は弦脈の一例を示す波形図である。
図16は告知手段としてピエゾ素子を用いる場合の設置状態を示す断面図である。
図17は、脈拍数テーブルの一例を示す説明図である。
図18(a)および(b)は、表示部313の表示例を示す説明図である。
図19および図20は、運動強度および運動量の表示態様の変形例を示す図である。図21乃至図24は、運動処方の告知に係る表示態様の変形例を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
〈第1実施形態〉
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
§1.実施形態の構成
図1は、本実施形態による運動強度・運動量測定装置の構成例を示すブロック図である。
この図において、脈波センサ301は、生体から脈波を検出し、検出した脈波信号を脈波信号増幅回路303に出力する。脈波センサ301としては、例えば、圧電マイクを用いる。
体動センサ302は、生体の動きを検出し、検出した体動信号を体動信号増幅回路304に出力する。体動センサ302としては、例えば、加速度センサを用いる。
脈波信号増幅回路303は、検出された脈波信号を増幅し、A/D変換回路305及び脈波波形整形回路306に出力する。
体動信号増幅回路304は、検出された体動信号を増幅し、A/D変換回路305及び体動波形整形回路307に出力する。
A/D変換回路305は、増幅された脈波信号と体動信号をA/D変換し、CPU308に出力する。
脈波波形整形回路306は、増幅された脈波信号を整形し、CPU308に出力する。
体動波形整形回路307は、増幅された体動信号を整形し、CPU308に出力する。
安静時脈波波形記憶部314は、具体的には不揮発性メモリ(E2PROM,フラッシュメモリ,バッテリバックアップされたRAM等)であり、CPU308が求めた安静時の脈波波形を記憶する。
発振回路311は、一定周期のクロックパルスを生成する。
分周回路312は、発振回路311が生成したクロックパルスを分周して、所定周期のパルスを生成する。
表示素子313は、液晶表示器で構成され、上記時間の累積値を表示する。
入力部316は、各種モードの選択に用いられるモードスイッチMと、設定値の変更に用いられるアップスイッチUおよびダウンスイッチDと、設定値の決定に用いられるセットスイッチSとを有する。
脈拍数テーブル記憶部315は、具体的にはROM(リードオンリメモリ)で構成され、脈拍数テーブルを記憶している。
図17は、上記脈拍数テーブルの一例を示す説明図である。
この図に示すように、脈拍数テーブルは、各VO2max毎に、該VO2maxに対応する脈拍数を記憶している。
この図において、VO2maxとは、ある人が、その人にとって最大強度の運動をした時点における酸素の摂取量である。また、VO2maxは、酸素の摂取量を示すと共に、「VO2maxが40〔ml/kg/分〕の運動」というように、運動の強度を表すのにも利用される。
この図において、各VO2maxに対応する脈拍数は、VO2maxが該値である平均的な人が、該VO2maxの50%に相当する強度の運動をした場合における、脈拍数を示している。
なお、脈拍数テーブル記憶部315には、2種類の脈拍数テーブル(男性用および女性用)が記憶されており、図17に示した脈拍数テーブルは男性用である。
図2は、本装置の外観例を示す斜視図である。
この図において、本体11はベルト12によって使用者の腕に取り付けられている。
また、上記脈波センサ301(図1参照)および体動センサ302(図1参照)は、指ベルト13によって指に固定されている。
§2.実施形態の動作
(1)VO2maxの測定
次に、上記運動強度・運動量測定装置の動作を説明する。
あらかじめ、使用者は、公知の「間接法」を用いて自分のVO2maxを推定しておく。ここで、「間接法」とは、最大下運動中の仕事率と心拍数とからVO2max/wtを推定する方法である(保険の科学,第32巻,第3号,1990年参照)。
次に、使用者が、モードスイッチM(図1参照)を押すと、表示素子313の表示は図18(a)に示す状態に変化する。
この状態において、使用者がアップスイッチU(またはダウンスイッチD)を1回押す度に、表示素子313の表示が"1(男性)”から"2(女性)”へ、または、"2(女性)”から"1(男性)”へ変化するので、これにより、使用者は、該表示を自分の性別に合わせた後、セットスイッチSを押して、該値を入力する。ここでは、一例として、"1(男)”が入力されたとする。
判別が入力されると、CPU308は、脈拍数テーブル記憶部315に記憶されている2種類の脈拍数テーブル(男性用および女性用)の中から、該性別に対応する脈拍数テーブルを読み出す。ここでは、"1(男性)”が入力されたので、CPU308は、男性用の脈拍数テーブル(図17参照)を読み出す。
次に、使用者がモードスイッチMを押すと、表示素子313の表示は図18(b)に示す状態に変化する。
この状態において、使用者がアップスイッチUを押し続けている間、表示素子313の表示がカウントアップし、使用者がダウンスイッチDを押し続けている間、表示素子313の表示がカウントダウンするので、これにより、使用者は、該表示を自分のVO2maxに合わせた後、セットスイッチSを押して、該値を入力する。ここでは、一例として、“40"が入力されたとする。
VO2maxが入力されると、CPU308は、読み出した脈拍数テーブル(図17参照)から、該VO2maxに対応する脈拍数を読み出す。ここでは、“40"が入力されたので、CPU308は、該“40"に対応する値“125"を読み出す。
次に、CPU308は、読み出した脈拍数に所定の上限値係数1.2(すなわち120%)を乗算することにより、脈拍数の上限値を求める。ここでは、上記脈拍数が“125"であるので、上限値は“150"となる。
同様に、CPU308は、読み出した脈拍数に所定の下限値係数0.8(すなわち80%)を乗算することにより、脈拍数の下限値を求める。ここでは、上記脈拍数が“125"であるので、下限値は“100"となる。
(2)安静時のデータ収集
脈拍数の上限値および下限値の設定が終了した後、使用者がその安静時にスタートスイッチSとモードスイッチMとを同時に押下すると、本装置は、該使用者の安静時の脈波波形を検出する。その詳細を図3のフローチャートを参照して説明する。
この図において、ステップSA1では、脈波を検出し、該脈波信号を増幅し、増幅された脈波信号をA/D変換する。
ステップSA2では、体動を検出し、該体動信号を増幅し、増幅された体動信号をA/D変換する。
ステップSA3では、A/D変換された脈波信号と体動信号をFFT処理する。
ステップSA4では、FFT処理された脈波信号および体動信号に基づいて、拍動周波数成分を抽出する。
なお、本明細書において「拍動周波数成分」とは、脈波信号のFFT処理結果から体動信号に対応する周波数成分を除去したものをいう。この処理の詳細は「(3)運動時のデータ収集」において詳述するが、安静時においては体動信号のレベルは無視できる程度に低いものである。このため、拍動周波数成分は、脈波信号をそのままFFT処理した結果と等しくなる。
次に、ステップSA5では、抽出された拍動周波数成分から脈拍数を演算する。
安静時の脈波波形を検出すると、CPU308は、該脈波波形を、安静時脈波波形記憶部314に記憶する。
すなわち、拍動周波数成分の中から基本波成分が抽出され、「60秒」を該基本波成分の逆数(基本波成分の周期)で除算した値が脈拍数になる。
図4(a)は、周波数fAと周波数fB(但し、周波数fBの振幅は、周波数fAの1/2)を加算した信号を示す図であり、図4(b)は、該加算信号をFFT処理した結果を示すグラフである。
FFT処理した結果得られる最も低い周波数は、分析時間の逆数で決定される。例えば、分析時間を16〔sec〕とすると線スペクトルは1/16〔sec〕、すなわち62.5〔msec〕の分解能で得られる。したがって、分析対象の信号は16〔Hz〕の整数倍の高調波成分に分解される。それぞれの高調波成分の大きさ(パワー)が縦軸で表現される。図4(b)においては、周波数fAのパワーの半分を周波数fBが持っている事を示している。
(3)運動時のデータ収集
次に、使用者が、その運動時に、スタートスイッチSを入れると、図3のルーチンが繰り返し実行される。これにより、該使用者の運動時の脈波波形が検出される。そして、該ルーチンが実行される毎にステップSA4を介して図7のサブルーチンが呼び出される。そこで、この図7のサブルーチンの詳細について以下説明する。
まず、運動状態においては、脈波に体動成分が重畳するため、この体動成分を除去する処理が必要になる。
図5は、運動状態での脈波センサ301と体動センサ302の出力信号をFFT処理した結果の一例を示すグラフである。この図において、(a)は脈波センサ301の出力信号をFFT処理した結果(脈波スペクトルfmg)を表し、(b)は体動センサ302の出力信号をFFT処理した結果(体動スペクトルfsg)を表し、(c)は脈波スペクトルfmgから体動スペクトルfsgを引いた拍動スペクトルfMを表す。
この図に示すように、(a)には、拍動周波数成分と体動によって発生する信号がもつ周波数成分の両方が乗ってくる。
それに対して、体動センサ302は体動だけに反応するので、(b)には、体動によって発生する信号だけが持つ周波数成分が得られる。
したがって、脈波スペクトルfmgから体動スペクトルfsgを引き、残った線スペクトルfMの中で最大のものを拍動周波数成分として特定する。
しかし、実際にはそれぞれのセンサ出力波形を周波数分析すると、高調波信号の影響が有って単純に差を取る方法だけでは難しい場合も有る。そこで、脈波を特定する方法を更に詳しく説明する。
まず、解析する周波数範囲について検討する。通常、体動周波数は1〜2〔Hz〕である。従って、fmax=4〔Hz〕とすると、第3高調波のチェックまでで十分である。
詳細は後述するが、本実施形態においては、2〜4〔Hz〕の周波数領域の最大体動成分を抽出して、その最大成分が体動成分の第2高調波であると推定する。この推定を行う理由について述べる。
図6は、体動センサ302の出力をFFT処理した結果である。一般に、運動状態、特に走行状態においては、図6のごとく基本波に比べて第2高調波のパワーがより高く得られる(ごく平均的な走り方をしている時で、3〜10倍程度)。走行時の体動センサ302の検知要因として、以下の3点が考えられる。
(1)走行時の上下動
(2)腕の振りの基本波
(3)腕の振りの第2高調波
(1)に関しては、右足をステップした時と左足をステップした時に均等に上下動が出るので、体動成分の第2高調波となる。
(2)に関しては、腕の振り出し,引き戻しを一周期とする振り子運動を指すが、通常走行において腕の振りを滑らかな振り子運動にするのは難しく、この成分のパワーは弱めとなる。
(3)については、腕の振り出し、引き戻しのそれぞれの瞬間に加速度がかかる為、第2高調波が(2)の基本波より強く出る。
したがって、体動周波数の内、第2高調波成分が特徴的に得られることになる。
通常走行では、2〜4〔Hz〕の範囲であれば走行ペースの速い遅いを考えても第2高調波が出現する領域をカバー出来る。したがって、この領域に限定した上で特徴的な第2高調波成分を抽出することで検出精度を上げる事が出来る。
図7は、体動信号の高調波を特定した後に脈波周波数成分を特定するサブルーチンのフローチャートであり、上述したステップSA4において呼び出される。
ステップSD1では、体動信号の周波数分析結果に基づいて、パワーPが最大の線スペクトルfsを求める。
ステップSD2では、fsの1/2の周波数に、ある一定値Th以上の体動成分P(fs/2)が有るか否かを判断する。
この判断結果が「YES」の場合、すなわち、ある一定値Th以上の体動成分P(fs/2)が有る場合には、ステップSD3へ進む。
ステップSD3では、fSを第2高調波(HMC=2)と特定する。
一方、ステップSD2の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ある一定値Th以上の体動成分P(fs/2)が無い場合は、ステップSD4へ進む。
ステップSD4では、fsの1/3の周波数に、ある一定値Th以上の体動成分P(fs/3)が有るか否かを判断する。
この判断結果が「YES」の場合、すなわち、ある一定値Th以上の体動成分P(fs/3)が有る場合、ステップSD5へ進む。
ステップSD5では、fsを第3高調波(HMC=3)と特定する。
一方、ステップSD4の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ある一定値Th以上の体動成分P(fs/3)が無い場合は、fsを基本波fs1と特定する。
以上の処理でfsが第何高調波であるかが特定できたため、ステップSD7では、体動の基本波fs1を求める。
ステップSD8〜SD11では、脈波の周波数分析結果から、パワーPの大きな線スペクトル順に、その周波数fmと体動周波数との比較を行い、その周波数が体動信号の基本波(fs1),第2高調波(2×fs1),第3高調波(3×fs1)と一致するかどうかをチェックする。
この処理を行うことで、ステップSD12において、体動成分と一致しない最大の脈波周波数成分fmを抽出する事ができる。
(4)全体処理
(4.1)運動量の表示
以上のように、図3のルーチンが繰り返し実行されることにより、運動時において脈波周波数成分(ステップSA4)および脈拍数(ステップSA5)が逐次求められる。
脈拍数が測定される度に、CPU308は、測定した脈拍数が上限値と下限値との間にあるか否かを判断する。
そして、上記脈拍数が上限値と下限値との間にある間は、CPU308は、発振回路311および分周回路312より供給されるクロックパルスに基づく間隔で、RAM309に記憶されている累積時間をインクリメントする。
一方、上記脈拍数が上限値UL以上または下限値LL以下になると、CPU308は、RAM309に記憶されている累積時間のインクリメントを停止する。
なお、脈拍数にかかわらず、CPU308は、一定周期で、RAM309に記憶されている上記累積時間を表示素子313に転送するので、表示素子313は該累積時間を表示する。かかる処理により、運動量が求められる。
(4.2)運動強度の表示
また、拍動周波数成分が測定される毎に、CPU308は、上記安静時脈波波形記憶手段314に記憶されている安静時の脈波波形を読み出し、該安静時脈波波形と運動時脈波波形の拍動周波数成分とに基づいて運動強度を測定する。
ここで、脈波波形の拍動周波数成分の歪率に基づいて運動強度を推定する方法について説明する。
図10は平脈の周波数スペクトルの一例を示すグラフであり、図11は滑脈の周波数スペクトルの一例を示すグラフであり、図12は弦脈の周波数スペクトルの一例を示すグラフである。これらの図から判るように、弦脈→平脈→滑脈の順で、歪率が大きくなる。そして、運動状態においては、運動強度が強くなるほど脈波波形の歪率が高くなる。
そこで、CPU308は、安静時脈波波形と運動時脈波波形の拍動周波数成分とについて、それぞれ歪率を算出し、両者の差分値が大きいほど運動強度が大きいと判定する。
なお、上記歪率は次式のように定義する。
Figure 0003564482
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態による運動強度・運動量測定装置の構成は、第1実施形態による運動強度・運動量測定装置の構成と基本的に同じものである。
但し、入力部316に新たなスイッチ(スタートスイッチST、図1に破線で示す)が追加されている点が、第1実施形態による装置と異なる。
本装置の動作は、第1実施形態による装置の動作と基本的に同じものである。
但し、第1実施形態による運動強度・運動量測定装置が、脈拍数の上限値および下限値の設定時を除くと、常時、運動量の測定(すなわち、脈拍数の測定とその結果による累積時間の更新)を行うのに対して、本装置は、上限値および下限値の設定終了後、上記スタートスイッチSTを押すことにより、運動量の測定を開始し、該スタートスイッチSTを再度押すことにより、運動量の測定を終了する点が、第1実施形態による装置と異なる。
〈第3実施形態〉
次に、この発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態による運動強度・運動量測定装置の構成は、第1実施形態による運動強度・運動量測定装置の構成(図1参照)と基本的に同じものである。
但し、体動センサ302の出力信号が、直接、CPU308に入力されている点が、第1実施形態による装置と異なる。
本装置の動作は、第1実施形態による運動強度・運動量測定装置の動作と基本的に同じものである。
但し、第1実施形態による装置が、脈拍数の上限値および下限値の設定時を除くと、常時、運動量の測定(すなわち、脈拍数の測定とその結果による累積時間の更新)を行うのに対して、本訴打ちは、体動センサ302の出力信号のレベルが所定値以上の場合のみ、運動量の測定を行う点が、第1実施形態による装置と異なる。
これは、運動以外の要因(精神的なプレッシャー等)によって脈拍数が増加した場合には、上記時間の累積を行わないようにするためである。
〈変形例〉
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、例えば以下に列挙するように、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
(1)拍動成分の特定方法の変形
(1.1)最も簡略化した場合
上記各実施形態においては、図7のフローチャートによって拍動周波数成分が特定された。しかし、CPU308の処理能力が充分ではない場合等においては、拍動周波数成分を特定する処理を以下のように簡略化することができる。
図8は、拍動周波数成分の特定方法を簡略化した例を示すフローチャートである。
この図において、ステップSB3では、脈波体動減算処理(fM=fmg−Fsg)を行い、拍動信号だけに有る周波数成分を取り出す。ステップSB4で、取り出された脈波成分fMの中の最大の周波数成分を特定する。特定されたfMmaxが拍動の周波数成分である。拍動成分と体動成分には運動負荷による高調波成分の変化に差があり、拍動成分に変化が良く現れる。これは、心機能の変化に起因するものであり、一回拍出量(SV)の変化に良く現れる。また、周知のように、拍数も運動負荷が大きくなるにつれ増加する。
(1.2)体動成分の最大成分を第2高調波であると特定する場合
上記実施形態においては、体動成分の最大成分が第2高調波であると最初に推定し、この推定が正しいか否かについて検証を行った(ステップSD2,SD4)。この推定が正しくなる確率は、運動の種類(ランニング、水泳、競歩等)や、その運動における使用者の体の動かしかた等の条件の応じて変化すると考えられる。従って、条件さえ整えば、きわめて高い確率で上記推定が正しくなる。かかる場合には、推定を検証する処理を省略することができる。
図9は、かかる原理に基づいて脈波成分の特定方法を簡略化した例を示すフローチャートである。
この図において、ステップSC1,SC2,SC3では、体動成分として比較的検出し易い体動センサ302の第2高調波fs2を特定する。
ステップSC2に示すfminは、運動を例えば走行とした場合、走行の第2高調波の出現する下限周波数である2〔Hz〕とする。
一方、ステップSC2に示すfmaxは、A/D変換するサンプリングレートで決まる周波数であり、サンプリング周波数を8〔Hz〕とすると、サンプリング定理から、原波形が再現できる最高周波数は4〔Hz〕と自動的に決まる。
このfmaxからfminの範囲における最大の線スペクトルを、体動成分の第2高調波fs2として特定する。
次に、ステップSC4では、体動成分の基本波fs1を求める。
ステップSC5,SC6,SC7,SC8では、脈波センサ301の検出スペクトルから体動成分の基本波(fs1),第2高調波(2×fs1),第3高調波(3×fs1)と一致する脈波成分を除去する。
ステップSC9では、除去した後に残った最大の周波数成分を脈波fmとして特定する。
(2)運動強度の推定方法の変形
上記実施形態においては、脈波の歪率に基づいて運動強度の推定を行ったが、脈波の種類によって運動強度の推定を行ってもよい。以下、その詳細を説明する。
図13は平脈の一例を示す波形図であり、図14は滑脈の一例を示す波形図であり、図15は弦脈の一例を示す波形図である。これらの図から判るように、平脈,滑脈,弦脈では、それぞれ血圧の振幅が異なる。
そこで、CPU308は、安静時脈波波形について、各高調波成分の振幅の大小関係を比較し、該安静時脈波波形が平脈,滑脈,弦脈のうちのいずれであるかを判断する。例えば、第2調波の振幅と第3調波の振幅とを比較し、第2調波の方が大きいならば平脈と判断し、第3調波の方が大きいならば滑脈と判断する。また、第2調波の振幅が第1調波の振幅のほぼ半分以下ならば弦脈と判断する。
同様に、CPU308は、運動時脈波波形について、各高調波成分の振幅の大小関係を比較し、該運動時脈波波形が平脈,滑脈,弦脈のうちのいずれであるかを判断する。
そして、CPU308は両者の波形分類より運動強度を測定する。
(3)運動強度等の告知方法の変形
(3.1)視覚による告知の変形
上記実施形態においては、運動強度および運動量を表示素子313に数値表示したが、表示形態はこれに限定されるものではない。
例えば、図19に示すように、過去および現在の運動強度および運動量をグラフ表示してもよい。また、これらが適切な範囲にあるか否かを図20に示すようなフェースチャートで表示してもよい。
(3.2)視覚以外による告知
また、運動強度等の告知方法としては、表示素子313(液晶表示器)以外にも、聴覚や触覚による告知を行っても良い。例えば、聴覚の場合は、過負荷による危険時にはブザーを鳴らしてもよい。また、触覚による場合は、通電時に本体11(図2参照)の下面から突出する形状記憶合金を設け、この形状記憶合金に過負荷による危険時に通電を行うようにする。あるいは、偏心荷重を回転させて人体に振動を伝える振動アラームが周知であるが、これを本体11と一体もしくは別体に設け、過負荷による危険時に通電するようにしてもよい。さらに、本体11の下面内側の一部を図16に示すように70μm程度の厚さにして凹部を作り、ここに、ピエゾ素子PZTを取り付けるようにしてもよい。このピエゾ素子に適当な周波数の交流電流を印加すると、ピエゾ素子PZTが振動し、その振動が人体に伝達される。したがって、過負荷による危険時に交流電流を印加するようにすれば、触覚的な運動強度の告知を行うことができる。なお、ピエゾ素子PZTの厚みは100μm,直径は凹部の直径の80%程度にするとよい。
(4)VO2maxの測定方法等の変形
たとえば、VO2maxの推定方法としては、上述した間接法の他に、呼吸気の成分から測定する方法や、乳酸閾値から求める方法も考えられる。
ここで、「呼吸気法」とは、最大下運動中の仕事率と呼気中二酸化炭素とからVO2max/wtを推定する方法であり、「乳酸閾値法」とは、最大下運動中の仕事率と血中乳酸とからVO2max/wtを推定する方法である。
また、VO2maxの入力方法としては、アップスイッチUおよびダウンスイッチDによる方法の他に、小型のテンキーを設けて行う方法や、パーソナルコンピュータ等の機器から通信(ワイヤレス/ワーヤードいずれも可)で行う方法も考えられる。
また、図17に示す脈拍数テーブルはあくまで一例であり、上記実施形態におけるVO2maxと脈拍数との関係はこれに限定されるものではない。
(5)運動処方の告知
上記第1〜第3実施形態において、使用者のVO2maxが入力された場合に、入力されたVO2maxに基づいて、使用者に運動処方を告知してもよい。その詳細を以下説明する。まず、運動処方を告知するためには、使用者に最適な運動強度と、一回あたりの運動時間と、所定期間内における運動頻度とを特定する必要がある。
上述したように、「最適な運動強度」はVO2maxの50%に相当する運動強度であるから、VO2maxが求められると直ちに求まる。また、一般人を対象にすると、一回あたりの好適な運動時間は「20分」程度であり、好適な運動頻度は「40〜50%」程度(すなわち10日のうち4〜5日)である。
従って、本変形例にあっては、VO2maxが得られた場合に、図21に示すような運動目標画面が表示素子313に表示される。図示の例にあっては、週に3回、750[kpm/分]の運動を20分続ければよいことが解る。ここで使用者が所定の操作を行うと、表示素子131に図22に示す画面が表示される。
図において601は運動量目標値表示部であり、使用者の1週間あたりの運動量の目標値を表示する。上記例にあっては、「750[kpm/分]×20[分]×3[回]=45000[kpm]」が運動量目標値になるため、この値が表示されている。602は運動量現在値表示部であり、過去1週間の使用者の運動量の積算値を表示する。但し、図示の例では、使用者が本変形例の装置の使用を初めて開始してVO2maxを求めた直後の状態を想定しているから、運動量現在値表示部602には「0」が表示されている。
次に、603は円グラフ表示部であり、運動量目標値に対する運動量現在値の割合の百分率を円グラフで表示する。604はフェースチャート表示部であり、運動量目標値に対する運動量現在値の割合に応じたフェースチャートを表示する。607は運動強度目標値表示部であり、先に求められた運動強度の目標値(750[kpm/分])が表示される。606は運動強度現在値表示部であり、運動強度の現在値を表示する。図示の例では、使用者が静止していることを仮定しており、運動強度現在値表示部606には「0」が表示されている。
次に、605は運動強度メータであり、「0%」〜「200%」の範囲で、「10%」間隔で20個のLEDを配置し、これらの点灯状態によって、運動強度現在値の運動強度目標値に対する割合を表示する。図示の例では運動強度現在値が「0」であるから、全てのLEDが消灯状態になっている。ここで、運動強度メータ605を構成するLEDのうち「10〜70%」に対応するものは黄色、「80〜120%」に対応するものは緑色、「130%以上」に対応するものは赤色に点灯する。
次に、使用者がある程度の運動を行っている状態における表示例を図23に示す。図示の例では運動量現在値は「13500」になっているため、運動量目標値の「30%」が達成されている。従って、これに対応した円グラフが円グラフ表示部603に表示されるとともに、フェースチャート表示部604に表示されるフェースチャートも当該達成率に応じたものに変更されている。
一方、運動強度現在値は「1300」であり、運動強度目標値である「750」を大きく上回っているため、運動強度メータ605内の赤色のLEDのうち数個が点灯する。従って、使用者はこれを見て運動強度が強すぎることを知ることができる。
次に、使用者の運動量、運動強度が共に好適な状態を図24に示す。この図において運動量現在値は「45000[kpm]」になっており、運動量目標値が達成されている。従って、円グラフ表示部603およびフェースチャート表示部604においては、かかる状況に対応した表示がなされている。また、運動強度現在値は「980[kpm/分]」であり、運動強度目標値の±20%の範囲に含まれるから、運動強度メータ605においては対応する緑色のLEDが点灯される。
本変形例においては、過去7日間に渡る運動量が各日毎に記憶され、これらの積算結果が運動量現在値として表示される。そして、所定時刻(例えば午前0時)になると、最も古い日の運動量データが破棄され、これに代えて新たな日の運動量データが用いられる。
上記例においては運動量の積算期間を7日間としたが、この積算期間は10日等、使用者が自由に設定できるようにしてもよい。従って、例えば「3ヶ月後」のように所定の期日を設定して、その間に目標とする運動量を設定してトレーニングを行うことができる。
(6)その他の変形
CPU308が行う周波数解析方法としては、FFTの他に、最大エントロピー法や、ウェブレット変換法等も考えられる。
また、脈拍の検出場所は、指に限らず、脈波が測れる場所(一例としては、耳等)ならばどこでも良い。
同様に、体動センサ302として用いる加速度センサは、腕のみに限らず、走者の身体のどこかに装着すれば、その加速度変化からピッチの測定を行うことができる。
このため、各センサの固定方法も、図2に示す指ベルト13に限らず、指サックや腕ベルト等でも構わない。
また、脈拍数テーブルより読み出した脈拍数を、使用者の年齢や、温度センサー(図示略)により得た周囲温度や、その時の体調に合わせた好みの運動強度等で補正することも考えられる。
また、上限値および下限値の幅としては、上述した±20%以外の値も考えられる。
また、脈波センサ301および体動センサ302としては、光学式センサを用いることも考えられる。
また、上記実施形態では、脈拍数テーブル記憶部315はROMで構成されるとしたが、この他にも、該脈拍数テーブル記憶部315を書き換え可能な不揮発性メモリ(具体的には、E2PROM,フラッシュROM,バッテリバックアップされたRAM等)で構成することも考えられる。この場合、使用者の運動能力の向上に対応して、図17に示す脈拍数テーブルの内容を随時書き換えることができる。

Claims (3)

  1. 脈波波形を検出する検出手段と、
    安静時において前記検出手段が検出した脈波波形を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶してある脈波波形の歪率と、運動時において前記検出手段が検出した脈波波形の歪率とに基づいて、運動強度を推定する推定手段と、
    前記推定手段が求めた運動強度を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする運動強度測定装置。
  2. 脈波波形を検出する検出手段と、
    安静時において前記検出手段が検出した脈波波形を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶してある脈波波形の各高調波成分の振幅の大小と、運動時において前記検出手段が検出した脈波波形の各高調波成分の振幅の大小とに基づいて、運動強度を推定する推定手段と、
    前記推定手段が求めた運動強度を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする運動強度測定装置。
  3. 請求項1または2記載の運動強度測定装置において、
    前記検出手段は、
    脈波センサにより脈波を検出する脈波検出手段と、
    体動センサにより体動を検出する体動検出手段と、
    前記脈波検出手段と前記体動検出手段のそれぞれの出力信号を周波数分析する周波数分析手段と、
    前記周波数分析された結果から脈波成分を抽出する脈波成分抽出手段と
    を具備することを特徴とする運動強度測定装置。
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