JP3559650B2 - 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及び画像形成システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を形成する画像形成装置、画像形成方法及び画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンピュータ用の出力装置として使用される電子写真方式のプリンタ(以下「レーザビームプリンタ」という)等の画像形成装置が知られている。
【0003】
図16は、従来の画像形成装置におけるプリンタコントローラ部の構成、プリンタエンジン部の構成、及び両者間のインターフェイスを示すブロック図である。本装置は、プリンタコントローラ部103及びプリンタエンジン部105を含むレーザービームプリンタとして構成されている。
【0004】
プリンタエンジン部105には、エンジン制御部150、用紙サイズ検出部151、給紙部紙有無検出部152、オプション有無検出部153、用紙搬送制御部154、光学系制御部155、定着器温度制御部156、オプション制御部157及びセンサ入力部158が含まれる。
【0005】
プリンタコントローラ部103は、後述する外部機器との通信、外部機器からの画像データの受信を行うほか、受信された画像データを印字可能な情報に展開すると共に、エンジン制御部150との間で各種信号のやり取り及びシリアル通信を行う。エンジン制御部150は、プリンタコントローラ部103との信号のやり取り、シリアル通信を通じて、プリンタエンジン部105の各ユニットを制御する。
【0006】
用紙サイズ検出部151は、後述する用紙カセット内に収納された用紙のサイズを検出し、その検出情報をエンジン制御部150へ送信する。給紙部紙有無検出部152は、用紙カセットに用紙が収納されているか否かを検出し、その検出情報をエンジン制御部150へ送信する。なお、給紙部紙有無検出部152は、このほかにも手差し、オプションカセットまたは封筒フィーダ(いずれも不図示)の各給紙口における用紙の有無を検出する。
【0007】
用紙搬送制御部154は、用紙の搬送に関する制御を行う。光学系制御部155は、スキャナモータ(不図示)、レーザ光等の光学系に関する制御を行う。定着器温度制御部156は、不図示の定着器の温度制御及び異常検出等を行う。オプション制御部157は、オプションカセット、封筒フィーダ(いずれも不図示)への動作指示を行う。センサ入力部158は、レジスト、排紙、両面印刷、用紙反転時等において、搬送路内の用紙の有無を検出する。
【0008】
エンジン制御部150とプリンタコントローラ部103とのインターフェイス(以下「ビデオインターフェイス」と称する)については、以下の通り信号毎に説明する。
【0009】
/CPRDY信号170は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150と通信できる状態であることを示す信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/PPRDY信号171は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ部103と通信できるスタンバイ状態にあることを示す信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。
【0010】
/RDY信号172は、エンジン制御部150がプリントできるスタンバイ状態にあることを「TRUE」で示す信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。なお、/RDY信号172は、プリンタエンジン部105がスタンバイ状態でない、すなわち印字不可能状態である場合は、「FALSE」となる。/PRNT信号173は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150に印字要求を発行するための信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。
【0011】
/VSREQ信号174は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ部103に対して垂直同期信号を要求するための信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。/VSYNC信号175は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150に対して出力する垂直同期信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/BD信号176は、水平同期信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。
【0012】
/SCLK信号178は、シリアル通信のための同期クロック信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/CMD信号179は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150にコマンドを指示するための信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/CBSY信号180は、コマンド出力のためのストローブ信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。
【0013】
/STS信号181は、プリンタエンジン部105内部のステータスを示す信号であり、プリンタコントローラ部103からのコマンドに対する出力として、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。/SBSY信号182は、ステータス出力のための信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。
【0014】
このような従来の画像形成装置では、プリンタコントローラ部は、上記ビデオインターフェイスに規定されたシリアル通信(具体的には、図16でいう/SCLK信号178、/CMD信号179、/CBSY信号180、/STS信号181及び/SBSY信号182による通信)を行うことによって、用紙搬送状態やジャム等によるエラー、トナー残量減少等の警告に係る情報をエンジン制御部から受け取り、これに応じて所定の処理を行うようにしていた。
【0015】
また、上記ビデオインターフェイスは、印字可否状態を示す専用の信号(/RDY信号172)線を有している。この/RDY信号172が印字不可能状態を示す「FALSE」となった場合に初めて、プリンタコントローラ部がジャム等のプリンタエンジン部の状態を認識する動作を行う一方、通常の場合、すなわち/RDY信号172が印字可能状態を示す「TRUE」である場合は、ポーリング監視によって、印字可否に関係のないトナー残量減少等の警告のみを把握するようにしていた。
【0016】
一方、最近では、複数の用紙カセットや多目的トレイ等の複数の給紙部を備え、各給紙部に実装されている用紙をプリンタコントローラ部が認識することによって、指定されたサイズに係る用紙を検索し、サイズの合致する用紙を実装している給紙部を、実際に給紙に用いる給紙部として選択する、いわゆる自動給紙選択機能を有する画像形成装置も既に知られている。
【0017】
さらに、アイドル状態において不要な電力の消費を抑制する省電力待機モードを有する画像形成装置も既に知られている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、プリンタエンジン部、すなわち画像形成部における/RDY信号172に反映されない状態(用紙ジャム、ドアオープン等の状態)を把握するためには、それらの状態の変化の有無にかかわらず、周期的または必要時にシリアル通信を一律に行う必要があり、特に、自動給紙選択機能を使用する場合は、印字の度に給紙部選択のためのシリアル通信が必要であった。そのため、処理上のオーバーヘッドが少なからず存在し、高速な通信を妨げる要因となると共に、制御部に過大な負担をかける場合があるという問題があった。
【0019】
また、このオーバーヘッドを低減するために、画像形成部のステータスの各々について専用の信号線を設けることも考えられるが、コスト的に現実的でない。
【0020】
従って、オーバーヘッドによる通信の低速化及び制御部の負担増大化を、コストを抑えつつ防止することが困難であるという問題があった。
【0021】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、変化信号が発生しない限りシリアル通信等による状態認識を行う必要をなくし、処理上のオーバーヘッド低減による通信の高速化及び制御部の負担軽減化を低コストで図ることができる画像形成装置、画像形成方法及び画像形成システムを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の画像形成装置は、所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成手段を有し、像を形成する像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成装置において、前記生成手段により生成された変化信号を受容する受容手段と、前記生成手段により生成された変化信号が前記受容手段により受容されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識手段と、複数種類の状態のうち、前記生成手段により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定手段とを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項6の画像形成装置は、所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成手段を有し、画像を形成する画像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成装置において、前記生成手段により生成された変化信号を監視する監視手段と、前記生成手段により生成された変化信号が前記所定の状態が変化したことを示すと前記監視手段により判別されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識手段と、複数種類の状態のうち、前記生成手段により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定手段とを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項11の画像形成方法は、画像を形成する画像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成方法において、前記画像形成部の所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成工程と、該生成工程において生成された変化信号を受容する受容工程と、前記生成工程において生成された変化信号が前記受容工程において受容されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識工程と、複数種類の状態のうち、前記生成工程により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定工程とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項12の画像形成方法は、画像を形成する画像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成方法において、前記画像形成部の所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成工程と、該生成工程において生成された変化信号を監視する監視工程と、前記生成工程において生成された変化信号が前記所定の状態が変化したことを示すと前記監視工程において判別されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識工程と、複数種類の状態のうち、前記生成工程により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定工程とを含むことを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0041】
(実施の第1形態)
図1は、本実施の第1形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。本画像形成装置は、いわゆるレーザビームプリンタ102として構成される。
【0042】
レーザビームプリンタ102は、ホストコンピュータ等の外部機器101と接続されており、レーザビームプリンタ102は、プリンタコントローラ部103、パネル部104及びプリンタエンジン部105を含む。プリンタコントローラ部103は、外部機器101,パネル部104及びプリンタエンジン部105に接続されている。プリンタエンジン部105は、イメージデータ(2値または多値データ)に基づいて、周知の電子写真プロセスにより感光ドラム(後述)上に潜像を形成し、用紙にその潜像を転写、定着させることにより、印字を行う。プリンタコントローラ部103は、外部機器101から送信されるコードデータ(ESC(エスケープ)コード、各種PDL(ページ記述言語))を受信し、そのコードデータに基づいてドットデータから成るページ情報を生成し、所定のインターフェイス手段によってプリンタエンジン部105に対して上記ページ情報に係るイメージデータを送信する。パネル部104は、ユーザ(操作者)とのインターフェイスであり、ユーザがパネル部104を操作することにより、レーザビームプリンタ102に各種動作を指示できる。
【0043】
図2は、本実施の第1形態に係る画像形成装置の断面図である。同図中、図1と同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0044】
同図中、201はプリンタ筐体である。パネル部104には、操作のためのスイッチ及びLED(発光ダイオード)表示器、LCD(液晶表示装置)表示器が配されている。制御ボード収納部203は、プリンタコントローラ部103及びプリンタエンジン部105を含む。
【0045】
用紙カセット210は、用紙を収納し、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。カセット給紙クラッチ211は、用紙カセット210に収納された複数の用紙の最上位の用紙一枚のみを分離し、分離された用紙を不図示の駆動手段によって給紙ローラ212までカムの機能により搬送する。このカセット給紙クラッチ211は、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙が給紙される。
【0046】
レジストシャッタ214は、用紙を押圧することにより給紙を停止させる。給紙ローラ212は、用紙の先端部をレジストシャッタ214まで搬送する。
【0047】
用紙カセット250は、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。カセット給紙クラッチ253は、用紙カセット250に収納された複数の用紙の最上位の用紙一枚のみを分離し、分離された用紙を不図示の駆動手段によって給紙ローラ256までカムの機能により搬送する。このカセット給紙クラッチ253は、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚の用紙が給紙される。給紙ローラ256は、用紙を給紙ローラ212まで搬送する。
【0048】
一方、手差し用トレイ219に手差しにより載置された用紙は、給紙クラッチ215によってその先端部がレジストシャッタ214まで搬送される。実際に給紙をする給紙部として、用紙カセット210、250または給紙用トレイ219の中からいずれか1つが選択される。
【0049】
プリンタエンジン部105は、プリンタコントローラ部103と所定の通信プロトコルによって通信を行い、プリンタコントローラ部103からの指示によって、用紙カセット210、用紙カセット250または手差し用トレイ219の中から実際の給紙部を決定し、印字開始指示によって上述のように給紙を開始して、用紙をレジストシャッタ214まで搬送する。
【0050】
カートリッジ204は、感光ドラム205及び不図示のトナー保持部を有する。レジストシャッタ214まで用紙が搬送されると、プリンタコントローラ部103から送信されたイメージデータに応じて不図示の半導体レーザがレーザドライバ206によってオン/オフ駆動され、この半導体レーザから発射されるレーザビームが、回転多面境207により主走査方向へ走査されると共に、反射ミラー208を介して感光ドラム205上に導かれた後、結像され、主走査ライン上に潜像が形成される。
【0051】
このレーザビームの発射に同期して、レジストシャッタ214が上方に駆動され、用紙の搬送がレーザビームの副走査に同期する。レーザビームの走査開始時に配置されたビームディテクタ209は、レーザビームを検出することによって主走査の画像書き出しタイミングを決定するための同期信号を形成し、この同期信号をプリンタコントローラ部103に送る。
【0052】
その後、用紙は、搬送ローラ213によって搬送され、感光ドラム205は不図示のモータによって回転駆動され、結像された画像が現像器220によってトナー像として顕像化された後、用紙上に転写される。用紙上に転写されたトナー像は、定着ローラ216により用紙に加熱定着される。トナー像が加熱定着された用紙は、搬送ローラ217を経て、排紙ローラ218によりプリンタ筐体201の排紙トレイ(不図示)に排紙される。
【0053】
図3は、本実施の第1形態に係る画像形成装置におけるプリンタコントローラ部103とプリンタエンジン部105とのインターフェイス(以下「ビデオインターフェイス」と称する)、及びプリンタエンジン部105の構成を示すブロック図である。本装置は、上述した従来の画像形成装置に対し、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される/CCRT信号177を加えた点のみが異なるものであり、従って同図中、図16と同一の要素には同一の符号を付してある。
【0054】
プリンタエンジン部105には、エンジン制御部150、用紙サイズ検出部151、給紙部紙有無検出部152、オプション有無検出部153、用紙搬送制御部154、光学系制御部155、定着器温度制御部156、オプション制御部157及びセンサ入力部158が含まれる。
【0055】
プリンタコントローラ部103は、後述する外部機器101との通信、外部機器101からの画像データの受信を行うほか、受信された画像データを印字可能な情報に展開すると共に、エンジン制御部150との間で各種信号のやり取り及びシリアル通信を行う。エンジン制御部150は、プリンタコントローラ部103との信号のやり取り、シリアル通信を通じて、プリンタエンジン部105の各ユニットを制御する。
【0056】
用紙サイズ検出部151は、後述する用紙カセット内に収納された用紙のサイズを検出し、その検出情報をエンジン制御部150へ送信する。給紙部紙有無検出部152は、用紙カセットに用紙が収納されているか否かを検出し、その検出情報をエンジン制御部150へ送信する。なお、給紙部紙有無検出部152は、このほかにも手差し、オプションカセットまたは封筒フィーダ(いずれも不図示)の各給紙口における用紙の有無を検出する。
【0057】
用紙搬送制御部154は、用紙の搬送に関する制御を行う。光学系制御部155は、スキャナモータ(不図示)、レーザ光等の光学系に関する制御を行う。定着器温度制御部156は、不図示の定着器の温度制御及び異常検出等を行う。オプション制御部157は、オプションカセット、封筒フィーダ(いずれも不図示)への動作指示を行う。センサ入力部158は、レジスト、排紙、両面印刷、用紙反転時等において、搬送路内の用紙の有無を検出する。
【0058】
エンジン制御部150とプリンタコントローラ部103とのインターフェイス(以下「ビデオインターフェイス」と称する)については、以下の通り信号毎に説明する。
【0059】
/CPRDY信号170は、プリンタコントローラ部プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150と通信できる状態であることを示す信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/PPRDY信号171は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ部103と通信できるスタンバイ状態にあることを示す信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。
【0060】
/RDY信号172は、エンジン制御部150がプリントできるスタンバイ状態にあることを「TRUE」で示す信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。なお、/RDY信号172は、プリンタエンジン部105がスタンバイ状態でない、すなわち印字不可能状態である場合は、「FALSE」となる。/PRNT信号173は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150に印字要求を発行するための信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。
【0061】
VSREQ信号174は、エンジン制御部150がプリンタコントローラ部103に対して垂直同期信号を要求するための信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。VSYNC信号175は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150に対して出力する垂直同期信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/BD信号176は、水平同期信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。
【0062】
/SCLK信号178は、シリアル通信のための同期クロック信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/CMD信号179は、プリンタコントローラ部103がエンジン制御部150にコマンドを指示するための信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。/CBSY信号180は、コマンド出力のためのストローブ信号であり、プリンタコントローラ部103からエンジン制御部150に送信される。
【0063】
/STS信号181は、プリンタエンジン部105内部のステータスを示す信号であり、プリンタコントローラ部103からのコマンドに対する出力として、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。/SBSY信号182は、ステータス出力のための信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。
【0064】
/CCRT(Condition Change Report)信号177は、プリンタエンジン部105のステータスのうち、/RDY信号172に直接関与しないステータスの内容が変化した場合に、「TRUE」となることにより、上記ステータス内容の変化(以下「状態変化」という)をプリンタコントローラ部103に報知するための信号であり、エンジン制御部150からプリンタコントローラ部103に送信される。なお、状態変化がないときは、/CCRT信号177は「FALSE」となる。/RDY信号172、/CCRT信号177に基づくプリンタコントローラ部103による処理については後述する。
【0065】
図4は、プリンタコントローラ部103の構成を示すブロック図である。プリンタコントローラ部103は、パネルインターフェイス(I/F)部301、ホストインターフェイス(I/F)部302、画像データ発生部303、ROM(読み出し専用メモリ)304、画像メモリ305、エンジンインターフェイス(I/F)部306、RAM(ランダムアクセスメモリ)307、DMA制御部308、CPU(中央処理装置)309、EEPROM(電気消去可能ROM)310を含む。これらの構成要素は、アドレスバス及びデータバスを持つシステムバス311によって互いにアクセスが可能なように接続されている。
【0066】
パネルインターフェイス部301は、パネルインターフェイス部301に接続されたパネル部104とのデータ通信によって、操作者からの諸設定、指示をパネル部104から受け取る。ホストインターフェイス部302は、ホストインターフェイス部302に接続された外部機器101と信号を送受信する際の入出力部である。エンジンインターフェイス部306は、エンジンインターフェイス部306に接続されたプリンタエンジン部105と信号を送受信する際の入出力部であり、不図示の出力バッファレジスタからデータ信号の送信を行うと共に、プリンタエンジン部105との通信制御(図3における/CPRDY信号170〜/SBSY信号182に係る信号線の検知及びドライブ)を行う。
【0067】
CPU309は、ROM304に格納された制御コードに基づいて、プリンタコントローラ部103全体の制御を司る。その際、RAM307が一時記憶用のワークエリアとして使用される。
【0068】
画像データ発生部303は、外部機器101から送信される制御コードデータに基づいて、実際に印字するためのビットマップデータを発生させる。
【0069】
画像メモリ305は、そのビットマップデータとしての画像データを格納する。EEPROM310は不揮発性のメモリである。DMA制御部308は、CPU309の指示により、画像メモリ305内のビットマップデータを、エンジンインターフェイス部306に転送する。
【0070】
図5は、ページテーブルの構造を示す概念図である。ここで、ページテーブルとは、CPU309がページを論理的に認識するためのテーブルであり、RAM307内の制御情報格納領域に連続領域として格納され、不図示の管理機能部によって獲得、解放される。
【0071】
同図中、「ページ番号」はページの各々に付される番号であり、「ラスタポインタ」は、画像メモリ305中の1ページ分の領域の先頭ポインタである。CPU309は、電源投入後の初期化の際に、画像メモリ305中の所定領域をページ毎に分割し、この分割された領域を「ラスタポインタ」にリンクさせる。
【0072】
「状態フラグ」は、ページの状態を示すフラグであり、「状態フラグ」には、同図下欄に示すように、「展開終了フラグ」、「印字開始フラグ」、「排紙終了フラグ」及び「解放中フラグ」がある。
【0073】
「排紙モード」は、給紙部の決定指示に係るものであり、「給紙モード」には、不図示の「自動給紙」、「カセット1(カセット210)給紙」、「カセット2(カセット250)給紙」及び「MP(多目的)トレイ給紙」がある。ここで「自動給紙」は、用紙が収納されている給紙部の中から所望の用紙サイズと一致する用紙に係る給紙部を、所定の優先順位に従って検索、決定するモードである。
【0074】
「要求用紙サイズ」は、プリンタエンジン部105に対して給紙を依頼する用紙サイズの数値である。
【0075】
なお、ページテーブルは、後述する解析展開タスク、ページ操作タスク、エンジン監視タスクによって参照または更新される。
【0076】
図6は、エンジン状態テーブルの構造を示す概念図である。ここで、エンジン状態テーブルとは、プリンタコントローラ部103において把握されているプリンタエンジン部105の状態であり、RAM307内に格納される。このエンジン状態テーブルは、プリンタエンジン部105の実際の状態とは必ずしも同一ではなく、後述するエンジン監視タスクの処理によって、所定のタイミングでプリンタエンジン部105の状態が反映されることにより更新される。この反映、更新をもって、エンジン監視タスクによるプリンタエンジン部105の状態認識が行われたことになる。
【0077】
同図中、「/RDY状態」は、/RDY信号172の状態を反映するフラグであり、エンジン監視タスクが/RDY信号172の「FALSE」を検知している間、「FALSE」となる。
【0078】
「/CCRT状態」は、/CCRT信号177の状態を反映するフラグであり、エンジン監視タスクによって実際の/CCRT信号177の状態が反映される。なお、後述するように、エンジン監視タスクが/CCRT信号177の「TRUE」を検知し、プリンタエンジン部105の状態を所定のシリアル通信によって獲得することにより、/CCRT信号177が「FALSE」にリセットされる。
【0079】
「給紙段数」は、オプションカセットユニットの装着状態を反映したものであり、選択可能な給紙段数を示す。
【0080】
「カセット1紙有無」、「カセット2紙有無」は、用紙カセット210、用紙カセット250のそれぞれにおける用紙の有無を示す。「カセット1紙サイズ」、「カセット2紙サイズ」は、用紙カセット210、用紙カセット250のそれぞれに収納されるべき用紙のサイズを示す。
【0081】
この収納されるべき用紙サイズは、不図示のダイヤルで操作者により設定されるが、設定されたサイズと同一サイズの用紙が用紙カセット210、250のそれぞれに正規に収納されたことを前提として、各用紙カセットに係る用紙サイズが認識される。
【0082】
なお、エンジン状態テーブルも、解析展開タスク、ページ操作タスク、エンジン監視タスクにより参照または更新される。
【0083】
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置におけるデータの流れを示す図である。CPU309の制御に係る制御コードは、不図示のシステムクロックによってタスクと称されるロードモジュールの単位に時分割制御するOS(オペレーティング・システム)と、機能単位に動作する複数のロードモジュールによって構成されるものとする。
【0084】
タスクには、解析展開タスク、ページ操作タスク及びエンジン監視タスクがあり、これは論理的に並行動作するものとする。
【0085】
まず、外部機器101からホストインターフェイス部302に入力される印字データ(制御コード、PDL(ページ記述言語)等)等のデータは、ホストインターフェイス部302に所定のブロック単位で格納される。解析展開タスクは、ホストインターフェイス部302にデータが格納されたことを検出すると、ホストインターフェイス部302から前述したページテーブルを獲得する。そして、上記所定のブロックの1単位毎にデータを解析し、そのデータが画像データ、すなわち画像形成情報(PDLの図形描画命令、文字コード等)である場合は、画像データ発生部303を用いて、またはCPU309自身によりイメージ展開を行う。また、その解析されたデータがプリンタエンジン部105に対する制御情報(コピー枚数、給紙選択等)である場合は、ページテーブルに格納する。1ページ分のデータの解析展開が終了した後は、前述した「状態フラグ」のうちの「展開終了フラグ」を「TRUE」にして、FIFO(先入れ先出し)構造のページキューに上記ページテーブルをエンキューする。なお、解析展開タスクに係る処理は、図8を用いて後述する。
【0086】
ページ操作タスクは、ページキュー中の全てのページの「状態フラグ」を同時監視し、監視された状態に応じて用紙搬送手順を変更して印字を実行する。この際、給紙部等の設定は、エンジンインターフェイス部306によってプリンタエンジン部105に対して実際に行われる。「状態フラグ」のうちの「排紙終了フラグ」が「TRUE」となったページテーブルは、ページキューからデキューされ、不図示のページ管理機能部に戻される。なお、ページ操作タスクに係る処理は、図9を用いて後述する。
【0087】
エンジン監視タスクは、プリンタエンジン部105とエンジンインターフェイス部306を介して所定の周期で通信を行い、ページの状態が変化する要因が発生した場合に「状態フラグ」を更新する。また、/RDY信号172を監視し、/RDY信号172が「TRUE」から「FALSE」に変化した場合は、プリンタエンジン部105の状態を「エラー発生中」とすると共に、エラーの解除を監視する。さらに、/RDY信号172及び/CCRT信号177を監視し、監視された状態に応じて所定の手順で処理を実行して、エンジン状態テーブルを更新する。なお、エンジン監視タスクに係る処理は、図10を用いて後述する。
【0088】
なお、上述のようにパネル部104からの動作モード指定(コピー枚数、給紙部選択部等の指定)に係る情報は、パネルインターフェイス部301に一旦格納される。ここで、不図示のプリンタ制御タスクは、適当な間隔によってパネルインターフェイス部301を巡回監視し、パネルインターフェイス部301にデータが存在する場合は、そのデータをEEPROM310に格納する。これにより、レーザビームプリンタ102の電源を一旦オフにした後でも、ユーザの所望するモードにてレーザビームプリンタ102を再度動作させることが可能になる。
【0089】
図8は、本実施の第1形態に係る画像形成装置における解析展開タスクに係るデータ解析展開処理の制御手順を示すフローチャートである。本処理は、CPU309により実行される。
【0090】
レーザビームプリンタ102の電源がオンである場合に解析展開タスクが起動されると、まずホストインターフェイス部302へのデータ受信有無の問い合せ、及び画像メモリ305内の領域の空き状態の問い合せを、適当な周期で行い、データがホストインターフェイス部302に存在し、且つ画像メモリ305に空き領域があるか否かを判別する(ステップS801)。
【0091】
その判別の結果、データがホストインターフェイス部302に存在し、且つ画像メモリ305に空き領域がある場合にのみステップS802へ進む一方、それ以外の場合はステップS801の判別を継続する。
【0092】
ステップS802では、ページテーブルを獲得し、ホストインターフェイス部302に所定のブロック単位で格納された1ブロック分のデータを、RAM307内におけるCPU309用の作業領域に読み込む。
【0093】
続くステップS803では、読み込まれたデータが制御情報であるか否かを判別し、制御情報でない場合、すなわち画像データである場合は、その画像データを展開する(ステップS804)。この画像データの展開は、画像データ発生部303に依頼することによって、またはCPU309自身によって行われ、展開された画像データは画像メモリ305の所定領域に格納される。
【0094】
続くステップS805では、1ブロック分の解析処理が終了したか否かを判別し、終了していない場合は前記ステップS803へ戻る一方、終了した場合は、ページ終了コードを検知したか否かを判別する(ステップS806)。その判別の結果、ページ終了コードを検知していない場合は前記ステップS802へ戻る一方、ページ終了コードを検知した場合は、前述したOSに依頼することによってページ操作タスクを起動し、上記獲得されたページテーブルをページキューにエンキューし(ステップS807)、前記ステップS801へ戻る。
【0095】
一方、前記ステップS803の判別の結果、読み込まれたデータが制御情報である場合は、その制御情報がジョブ終了制御コードであるか否かを判別する(ステップS808)。その判別の結果、ジョブ終了制御コードでない場合は、そのデータを所定の変換処理を経てページテーブルに格納し(ステップS809)、ステップS805へ進む。
【0096】
一方、前記ステップS808の判別の結果、制御情報がジョブ終了制御コードである場合は、所定のジョブ終了処理を実行して(ステップS810)、前記ステップS801へ戻る。
【0097】
図9は、本実施の第1形態に係る画像形成装置におけるページ操作タスクに係るページ操作処理の制御手順を示すフローチャートである。本処理は、CPU309により実行される。
【0098】
レーザビームプリンタ102の電源がオンである場合にページ操作タスクが起動されると、まずページキューを所定周期で監視することにより、ページキューにページが存在するか否かを判別し(ステップS901)、存在しない場合はこの判別を継続する一方、ページが存在する場合は、印字すべきページテーブルの制御情報を実際にプリンタエンジン部105に設定する(ステップS902)。
【0099】
続くステップS903では、印字モードが「自動給紙モード」であるか否かを判別する。その判別の結果、「自動給紙モード」である場合は、プリンタエンジン部105に現在設定されている給紙部に、ページテーブルの「要求用紙サイズ」に合致するサイズの用紙が収納されているか否かを判別する(ステップS904)。その判別の結果、合致するサイズの用紙が収納されていない場合は、エンジン状態テーブルにおける「/CCRT状態」が「FALSE」であるか否かを判別し(ステップS905)、「/CCRT状態」が「TRUE」である間は、この判別を継続する一方、「/CCRT状態」が「FALSE」となった場合(エンジン監視タスクがプリンタエンジン部105の状態を所定のシリアル通信によって獲得することにより「FALSE」となる)は、ステップS906に進み、エンジン状態テーブルの「カセット1紙有無」、「カセット1紙サイズ」等とページテーブルの「要求用紙サイズ」とに従って所定の処理により給紙部を検索して、検索された給紙部を確定した給紙部としてプリンタエンジン部105に設定する(ステップS907)。
【0100】
一方、前記ステップS903で印字モードが「自動給紙モード」でない場合、及び前記ステップS904で、「要求用紙サイズ」に合致するサイズの用紙が収納されている場合は、いずれも直ちにステップS907へ進む。
【0101】
この場合は、ステップS907における給紙部の設定は必要に応じて行い、例えば印字モードが「自動給紙モード」でないときは、ページテーブルの「給紙モード」の給紙部をプリンタエンジン部105に設定する。
【0102】
続くステップS908では、エンジン状態テーブルの「/RDY状態」が「TRUE」であるか否かを判別し、「FALSE」である場合はこの判別を継続する。「/RDY状態」が「TRUE」となった場合は、印字を実行し(ステップS909)、次に印字すべきページテーブルを参照すべく、前記ステップS901へ戻る。
【0103】
図10は、本実施の第1形態に係る画像形成装置におけるエンジン監視タスクに係るエンジン監視処理の手順を示すフローチャートである。本処理はCPU309により実行される。
【0104】
レーザビームプリンタ102の電源がオンである場合に、エンジン監視タスクが起動されると、以下の処理が周期的に繰り返し実行される。レーザビームプリンタ102が印字中であるとして、用紙搬送状況が変化したか否かをプリンタエンジン部105に問い合わせることにより判別する(ステップS1001)。その判別の結果、用紙搬送状況が変化した場合は、該当するページのページテーブルにおける「状態フラグ」を更新し(ステップS1002)、ステップS1003へ進む一方、用紙搬送状況に変化がない場合は、直ちにステップS1003へ進む。
【0105】
続くステップS1003では、/RDY信号172を照会し、エンジン状態テーブルの「/RDY状態」へ反映させると共に、/RDY信号172が「FALSE」であるか否かを判別する。その判別の結果、「FALSE」である場合は、ステップS1004に進み、以下の処理を実行する。
【0106】
すなわち、/RDY信号172が「FALSE」となった場合はプリンタエンジン部105のステータスの情報を読み取りにいく。その際、/CCRT信号177も参照し、/CCRT信号177が「FALSE」である場合には、まずミスプリント、ウェイト、スリープ、オペレータコール等の内容のステータスをチェックし、その結果に応じて、各ビットに応じた下位のステータスを参照し、詳細な状態を確認する。さらに、その後、所定の解除待ち処理を実行する。この解除待ち処理では、給紙部の再選択、ジャムリカバリ、ドアクローズ等の所定のエラー解除処理が操作者によりなされ、/RDY信号172は再び「TRUE」となるまでウェイトし、「TRUE」となった後、ステップS1005へ進む。
【0107】
一方、前記ステップS1003で/RDY信号172が「TRUE」である場合は直ちにステップS1005へ進む。
【0108】
続くステップS1005では、/CCRT信号177を照会し、エンジン状態テーブルの「/CCRT状態」へ反映させると共に、/CCRT信号177が「TRUE」か否かを判別する。その判別の結果、/CCRT信号177が「TRUE」である場合は、ステップS1006へ進み、以下の処理を実行する。
【0109】
すなわち、/CCRT信号177が「TRUE」となった場合は、まず用紙サイズの変更、給紙部紙有無の変更、給紙部機能の変更、警告内容の変更等の内容のステータス情報をシリアル通信によって読み取り、変化したステータスの種類を認識し、該当する種類のステータスを順次読み取ることにより、詳細な状態を認識する。認識された状態は、エンジン状態テーブルの該当する部分に反映され、これによりエンジン状態テーブルが更新される。
【0110】
例えば、カセット210の用紙が無いことがプリンタエンジン部105で検知されると、プリンタエンジン部105はその内部状態を「カセット210紙無し」とすると共に、/CCRT信号177を「TRUE」にする。/CCRT信号177が「TRUE」になることにより、これをトリガとして、プリンタコントローラ部103がプリンタエンジン部105とシリアル通信を行い、エンジン監視タスクが「カセット1紙有無」を「FALSE」にする。これによって、カセット210の用紙有無の状態の変化、すなわち用紙が無くなったことをプリンタコントローラ部103が認識する。
【0111】
さらに、プリンタエンジン部105の状態を認識した後、/CCRT信号177をリセットする。すなわち、エンジン制御部150は末端のステータス変化、例えば用紙サイズの変更、用紙有無の変化、給紙部機能の変化、警告状態の変化等を常時チェックし、いずれかの変化があった場合には、その上位に該当する状態変化ステータスに変化があったことを「1」で示す変化フラグを「1」にセットすると共に、ハード信号である/CCRT信号177を「TRUE」にする。その後、プリンタコントローラ部103からのステータス要求コマンドを受信し、状態変化ステータスがプリンタコントローラ部103に読み込まれたことをもって、/CCRT信号177を「FALSE」にリセットする。
【0112】
以上のようなステップS1006の処理後、及びステップS1005で/CCRT信号177が「FALSE」であった場合は、いずれも前記ステップS1001へ戻る。
【0113】
本実施の第1形態によれば、/CCRT信号177の変化をプリンタエンジン部105に対する状態照会のトリガとすることができ、このトリガ発生(/CCRT信号177が「TRUE」になること)時以外はプリンタエンジン部105とプリンタコントローラ部103との間のシリアル通信を行う必要がなくなる。例えば、給紙部の検索時に実際にシリアル通信により給紙部の状態を照会する必要がなくなる。従って、処理上のオーバーヘッドを低減でき、プリンタコントローラ部103としての本来の処理能力を画像描画処理により多く振り向けることができるため、プリンタエンジン部105の印字処理性能を最大限に引き出すことが容易となり、スループットの向上、通信の高速化を図ることができる。また、エンジン制御部150の負担を軽減できる。
【0114】
(実施の第2形態)
以下に、本発明の実施の第2形態に係る画像形成装置を説明する。本装置は、その構成が実施の第1形態に係る画像形成装置と基本的に同一であり、/CCRT信号177に割り当てるステータスを予め指定する点が実施の第1形態に係る画像形成装置と異なる。従って、本実施の第2形態に係る画像形成装置において、構成に関しては図1〜図4の通りであり、ページテーブルに関しては図5の通りである。エンジン状態テーブルに関しては図6に代えて図11に示され、データの流れに関しては図7の通りである。また、解析展開タスクに関しては図8の通りであり、ページ操作タスクに関しては図9の通りである。ただし、エンジン監視タスクに関しては、図10に代えて、図12に示される。なお、図11及び図12において、実施の第1形態に係る要素と同一の要素には、同一符号を付してある。
【0115】
また、本実施の第2形態における/CCRT信号177は、/RDY信号172に直接関与しないステータスの内容のうち、プリンタコントローラ部103から所定のシリアル通信を用いたコマンドによって、予め指定された項目が変化した場合に「TRUE」となることにより、上記変化の事実を報知する信号であるとする。
【0116】
図11は、本実施の第2形態に係る画像形成装置におけるコントローラ状態テーブル及びエンジン状態テーブルの構造を示すブロック図である。これらのテーブルは、いずれもRAM307に格納される。
【0117】
同図中、コントローラ状態テーブルとは、プリンタコントローラ部103の動作状態を格納するテーブルであり、ユーザの視点からみると、レーザビームプリンタ102全体の状態が格納されたテーブルといえる。この中において、「システム状態」には、不図示の「初期化中」、「アイドル中」、「印字中」、「省電力待機中」がある。なお、同図におけるエンジン状態テーブルは、図6で説明した通りである。
【0118】
図12は、本実施の第2形態に係る画像形成装置におけるエンジン監視タスクに係るエンジン監視処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、CPU309により実行される。
【0119】
レーザビームプリンタ102の電源がオンである場合に、このエンジン監視テーブルが起動されると、ステップS1201で、上記図11の「システム状態」を参照し、参照された状態に応じてプリンタエンジン部105のステータスのうち/CCRT信号177の対象となる、すなわち割り当てられるステータスを決定し、そのステータスをプリンタエンジン部105に実際に設定する。
【0120】
続くステップS1202〜ステップS1207では、図10のステップS1001〜ステップS1006と同様の処理を実行する。
【0121】
図13は、図12のステップS1201にて/CCRT信号177に割り当てられるステータスを表にして示したものである。この内容は、ROM304に制御コードと共に格納されている。
【0122】
同図では、例えばアイドル中には用紙有無や用紙サイズ等が、印字処理中には用紙有無がそれぞれ/CCRT信号177の対象となる。従って、例えばプリンタコントローラ部103が印字処理中に、/CCRT信号177が「TRUE」になった場合は、直ちに「用紙無し」であると認識できるため、無駄なシリアル通信によるステータス検索を行う必要がなくなる。
【0123】
本実施の第2形態によれば、実施の第1形態と同様の効果を得られることに加え、プリンタコントローラ部103の動作状況に応じて/CCRT信号177に割り当てるステータスを指定することによって、その指定された事項に関してはシリアル通信をすることなく状態認識が可能となる。また、/CCRT信号177を状況に応じて使い分けることにより、プリンタコントローラ部103の信号線数低減によるコスト低減を図りつつ、状態認識の高速化等、最小の信号線数で最大の情報効率を得ることが可能となる。
【0124】
なお、図13の内容をROM304ではなく、RAM307にプリンタ状態テーブルの要素として格納するようにしてもよい。
【0125】
この場合には、電源投入時に不図示のプリンタ制御タスクによってROM304から初期値をロードされるものとする。プリンタ制御タスクは、パネル部104との論理レベルでの通信の他に、プリンタコントローラ部103におけるロードモジュールの動作を統合的に管理するものである。
【0126】
さらに、パネル部104、外部機器101からの所定の制御命令によって図13の内容を変更可能なように構成する。これにより、例えば省電力待機状態時に/CCRT信号117に割り当てるステータスを、パネル部104または外部機器101からの指示によって設定でき、ユーザは、省電力待機状態から他の状態(通常はアイドル状態)へ移行する条件を容易に決定することができる。
【0127】
(実施の第3形態)
以下に、本発明の実施の第3形態に係る画像形成装置を説明する。本装置は、その構成が実施の第1形態に係る画像形成装置と基本的に同一であり、/CCRT信号177に割り当てるステータスを選択指定する点が実施の第1形態に係る画像形成装置と異なる。従って、本実施の第3形態に係る画像形成装置において、構成に関しては図1〜図4の通りであり、ページテーブルに関しては図5の通りである。エンジン状態テーブルに関しては図6に代えて図14に示され、データの流れに関しては図7の通りである。また、解析展開タスクに関しては図8の通りであり、ページ操作タスクに関しては図9の通りである。ただし、エンジン監視タスクに関しては、図10に代えて、図15に示される。なお、図14及び図15において、実施の第1形態に係る要素と同一の要素には、同一符号を付してある。
【0128】
本実施の第3形態において、エンジン制御部150は、従来/RDY信号172に直接関与していたステータス(例えば紙ジャム)を含むステータスの変化を、/CCRT信号177または/RDY信号172のいずれによって報知するかを選択指定できるものとする。さらに、/CCRT信号177に割り当てられたステータスについて、たとえ変化が生じたとしても、印字が可能である限り、/RDY信号172を「TRUE」に保つようにする。
【0129】
図14は、本実施の第3形態に係る画像形成装置におけるエンジン状態テーブルの構成を示すブロック図である。同図中、エンジン状態テーブルのうちの「カセット1ジャム」は、カセット210に係る用紙搬送経路にて紙ジャムが発生した場合に「TRUE」となり、「カセット2ジャム」は、カセット250に係る用紙搬送経路にて紙ジャムが発生した場合に「TRUE」となる。なお、「カセット1ジャム」及び「カセット2ジャム」の双方が「TRUE」であっても、手差し用トレイ219からの給紙により、印字は可能である。なお、エンジン状態テーブルのその他の部分は、図6で説明した通りである。
【0130】
図15は、本実施の第3形態に係る画像形成装置におけるエンジン監視タスクに係るエンジン監視処理の制御手順を示すフローチャートである。本処理は、CPU309により実行される。
【0131】
レーザビームプリンタ102の電源がオンである場合に、エンジン監視タスクが起動されると、「ジャムステータス」を/CCRT信号177に割り当てる(ステップS1501)。
【0132】
続くステップS1502〜ステップS1507では、図10のステップS1001〜ステップS1006と同様の処理を実行する。ただし、ステップS1507においては、「カセット1ジャム」及び「カセット2ジャム」の反映、更新、リセットも他のステータスの場合と同様に行われる。
【0133】
本実施の第3形態によれば、例えば用紙カセット210に係る給紙経路における「紙ジャム」に係るステータスを/RDY信号172に関与させることを止め、/CCRT信号177に割り当てるようにすれば、「紙ジャム」発生によっては/RDY信号172が「FALSE」とならないため、印字は直ちには中断されない。その際、カセット250に係る給紙経路による印字が可能であるならば(用紙サイズ等の条件が合致するならば)、給紙経路を自動給紙選択機能により用紙カセット250に係る給紙経路へ切り換えることにより、印字を続行できる。従って、自動給紙選択機能を円滑に作動させることができる。
【0134】
また、「紙ジャム」の発生については、給紙経路全体において認識するほか、給紙口付近、用紙カセット210からレジストシャッタ214付近まで、またはある特定の経路に限って個別に認識するようにしてもよい。その場合、「紙ジャム」が発生した部分について代替経路があるならば、その代替経路を活用するようにしてもよい。
【0135】
なお、/RDY信号172ではなく/CCRT信号177に割り当てられるステータスは「紙ジャム」に限らず、その他のステータスでもよい。
【0136】
なお、実施の第1、第2、第3形態において、図5のページテーブルにおける「状態フラグ」を、/CCRT信号177が「TRUE」になったことをトリガとしてエンジン監視状態によって更新するようにしてもよい。さらに、不図示のプリンタ制御タスクがこの更新された「状態フラグ」の内容を、ホストインターフェイス部302を介して外部機器101に所定の方法により通知するようにする。これにより、プリンタエンジン部105において実際に搬送されている用紙の動き、状態を、リアルタイムで外部機器101に通知することができる。従って、外部機器101によるモニタリングが実現される。なお、この通知はパネル部104に対して行い、パネル部104が用紙の動き、状態を可視表示するようにしてもよい。
【0137】
また、実施の第1、第2、第3形態において、画像形成装置の一例としてレーザビームプリンタ102を挙げたが、これに限るものではない。すなわち、いわゆる印字プロセスを制御するユニットと画像展開等の各種処理を制御するユニットとが分離した形態の装置であればよく、インクジェットプリンタ、ファクシミリ、複写機、またはこれらの複合機でもよい。
【0138】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、変化信号が発生しない限りシリアル通信等による状態認識を行う必要がなくなり、処理上のオーバーヘッド低減による通信の高速化及び制御部の負担軽減化を低コストで図ることができる。また、必要な要因のみを指定することにより、無駄なシリアル通信等による状態認識を行う必要がなくなり、最小の信号線数で最大の情報効率を得ることができる。さらに、無駄なシリアル通信等による状態認識を、より個別的に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同装置の断面図である。
【図3】同装置におけるプリンタコントローラ部の構成、プリンタエンジン部の構成、及びこれらのインターフェイスを示すブロック図である。
【図4】同装置におけるプリンタコントローラ部の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】同装置のRAM内に格納されるページテーブルの構造を示す概念図である。
【図6】同装置のRAM内に格納されるエンジン状態テーブルの構造を示す概念図である。
【図7】同装置におけるデータの流れを示す図である。
【図8】同装置における解析展開タスクに係る解析展開処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】同装置におけるページ操作タスクに係るページ操作処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】同装置におけるエンジン監視タスクに係るエンジン監視処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の第2形態に係る画像形成装置のRAM内に格納されるエンジン状態テーブル及びコントローラ状態テーブルの構造を示す概念図である。
【図12】同装置におけるエンジン監視タスクに係るエンジン監視処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】図12の処理におけるステップ1201で/CCRT信号に割当てらるステータスの一覧表を示す図である。
【図14】本発明の実施の第3形態に係る画像形成装置のRAM内に格納されるエンジン状態テーブルの構造を示す概念図である。
【図15】同装置におけるエンジン監視タスクに係るエンジン監視処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】従来の画像形成装置におけるプリンタコントローラ部の構成、プリンタエンジン部の構成、及び両者間のインターフェイスを示すブロック図である。
【符号の説明】
101 外部機器
102 レーザビームプリンタ
103 プリンタコントローラ部
104 パネル部
105 プリンタエンジン部
150 エンジン制御部
151 用紙サイズ検出部
152 給紙部紙有無検出部
154 用紙搬送制御部
303 画像データ発生部
304 ROM(読し出し専用メモリ)
305 画像メモリ
306 エンジンインターフェイス部
307 RAM(ランダムアクセスメモリ)
309 CPU(中央処理装置)

Claims (12)

  1. 所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成手段を有し、像を形成する像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成装置において、
    前記生成手段により生成された変化信号を受容する受容手段と、
    前記生成手段により生成された変化信号が前記受容手段により受容されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識手段と
    複数種類の状態のうち、前記生成手段により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 認識された前記所定の状態を可視表示する可視表示手段を備えたことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 認識された前記所定の状態を当該画像形成装置に接続された外部装置に送信する送信手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記認識手段により当該画像形成装置における用紙搬送状態の不良が認識された場合は、用紙搬送経路を他の用紙搬送経路に切り換える切り換え手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記生成手段により生成された変化信号をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成手段を有し、画像を形成する画像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成装置において、
    前記生成手段により生成された変化信号を監視する監視手段と、
    前記生成手段により生成された変化信号が前記所定の状態が変化したことを示すと前記監視手段により判別されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識手段と
    複数種類の状態のうち、前記生成手段により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 認識された前記所定の状態を可視表示する可視表示手段を備えたことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  8. 認識された前記所定の状態を当該画像形成装置に接続された外部装置に送信する送信手段を備えたことを特徴とする請求項6または7記載の画像形成装置。
  9. 前記認識手段により当該画像形成装置における用紙搬送状態の不良が認識された場合は、用紙搬送経路を他の用紙搬送経路に切り換える切り換え手段を備えたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記生成手段により生成された変化信号をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像を形成する像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成方法において、
    前記画像形成部の所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成工程と、
    該生成工程において生成された変化信号を受容する受容工程と、
    前記生成工程において生成された変化信号が前記受容工程において受容されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識工程と
    複数種類の状態のうち、前記生成工程により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定工程とを含むことを特徴とする画像形成方法。
  12. 画像を形成する画像形成部の状態に基づいて、該画像形成部を制御する画像形成方法において、
    前記画像形成部の所定の状態が変化したことを示す変化信号を生成する生成工程と、
    該生成工程において生成された変化信号を監視する監視工程と、
    前記生成工程において生成された変化信号が前記所定の状態が変化したことを示すと前記監視工程において判別されるのに応じて前記画像形成部の状態を要求して、前記所定の状態を認識する認識工程と
    複数種類の状態のうち、前記生成工程により変化信号が生成される対象となる状態を、前記画像形成部の動作状況に応じて指定する指定工程とを含むことを特徴とする画像形成方法。
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