JP3552253B2 - 操作卓装置 - Google Patents

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哲夫 伊藤
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、教育システム装置等の操作卓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、教育システム装置等の操作卓は、マスター卓に設けた操作卓収納部に収納してあり、この操作卓の、操作パネルを備えた操作卓ケースは、操作卓シャーシにねじ止めされており、操作卓ケースを容易に外すことができない構成にしてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の操作卓装置にあっては、操作パネルを備えた操作卓ケースが操作卓シャーシにねじ止めされて、操作卓ケースが容易に外すことができない構成になっているために、この操作卓の内部部品の保守点検を容易に行うことができないという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、操作卓内部の保守点検を容易に行うことができる操作卓装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、開閉可能な操作卓ケースと、前記操作卓ケースに取付けられ、突出部を有する操作卓ケース取付部材と、前記操作卓ケース取付部材に取付けられた操作卓シャーシと、前記操作卓ケースと前記操作卓シャーシとを連結するアーム部と、前記アーム部が移動可能に前記操作卓シャーシに取り付けられたスペーサと、前記突出部に設けられたロック部とを備え、前記アーム部は前記スペーサを係止するロック孔部及び前記ロック部と係合するストッパー部を有し、前記ストッパー部に前記ロック部が係合することにより、前記操作卓ケースを開口状態で保持するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、前記操作卓ケースを後方に押すことにより、この操作卓ケースに開閉可能に取り付けられた前記操作卓ケース取付部材を後方に移動して、前記操作卓シャーシの前面部と操作卓ケースの前面部との間に手を差し込むほどの隙間を生じしめ、この隙間に手を挿入して操作卓ケースを持ち上げることにより、この操作卓ケースを開けて、前記保持機構により前記操作卓ケースを開口状態に保持する。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わる操作卓装置をマスター卓に組み込んだ状態の斜視図、図2は同操作卓の分解斜視図、図3は同操作卓の側面図、図4はアームの説明図、図5は図3X−X線に沿う断面図である。
【0008】
マスター卓Aには操作卓収納部Bが形成してあり、この操作卓収納部Bに操作卓1が収納してある。この操作卓1は図2に示すように操作卓シャーシ2と、操作卓ケース取付部材3と、操作卓ケース4と、操作パネル5と、アーム18とを備えている。
【0009】
前記操作卓シャーシ2は上面が開放された長方形状に箱状体であり、前、後面部2a、2b、左、右面部2c、2dおよび底面部2eを有している。そして、左面部2aの後部にはアーム取付座部6が設けてあり、左、右面部2a、2bの後部には前後方向に沿う長孔7とが前後して形成してある。また、前記後面部2bの上部には後方に突出する部材受面部8が形成してある。
【0010】
前記操作卓ケース取付部材3は断面逆L字形状をしていて、垂直面部3aと水平面部3bとを有しており、この水平面部3bには左右および中央に位置させて蝶番取付座部9が形成してあり、また、前記垂直面部3aの左右端部には前方に突出する突出部10が設けてある。そして左の突出部10は断面コ字形状をしており、この突出部10の先側にはロック部10aが形成してある。また、左右の突出部10にはねじ孔11が設けてある。
【0011】
前記操作卓ケース4は底面が開放された長方形状に箱状体であり、前、後面部4a、4b、左、右面部4c、4dおよび上面部4eを有しており、この上面部4eは前方に向かって傾斜しており、上面部4eには開口部12が形成してある。
【0012】
そして、操作卓ケース4の後面部4b内側には蝶番取付部材13が設けてあり、この蝶番取付部材13には左右および中央に位置させて蝶番取付座部14が形成してある。また、前記左面部4cの後部内側にはアーム取付座部15が設けてあり、前記前面部4aの内側には左右に位置させて取付用脚部16が設けてあり、この取付用脚部16にはねじ孔16aが形成してある。そして、前記操作卓ケース4内には前記操作パネル5と複数の回路基板17等が装着してあり、この操作パネル5は前記開口部12から表出している。また、開口部12には操作パネル5を覆う開閉扉30が設けてある。
【0013】
また、前記アーム18は、その上端部に支点孔19を、また、中間部から下端部にかけてスライド孔部20を有しており、このスライド孔部20の下端部にはロック孔部21が形成してあり、また、アーム18の後縁下部にはストッパー部22が形成してある。
【0014】
そして、前記操作卓シャーシ2の部材受面部8上には前記操作卓ケース取付部材3がその水平面部3bを摺接させて前後方向に所定の距離だけ移動可能に設けてある。すなわち、図5に示すように前記操作卓ケース取付部材3の左右の突出部10は前記操作卓シャーシ2の左、右面部2c、2dの外方に位置させて、前記長孔7に2個のスペーサー23を摺動可能に挿入し、これらのスペーサー23をねじ24により前記突出部10に取り付けて、スペーサー23が長孔7の後端部に接する間前記操作卓ケース取付部材3が後方に移動できるようにしてある。
【0015】
そして、前記操作卓ケース取付部材3の蝶番取付座部9には蝶番25の一方の取付部25aがねじ26により取り付けてあり、蝶番25の他方の取付部25bは、前記操作卓ケース4の蝶番取付部材13の蝶番取付座部14にねじ27により取り付けてあって、操作卓ケース4が蝶番25を介して操作卓ケース取付部材3に対して開閉可能になっている。
【0016】
また、前記操作卓ケース4のアーム取付座部15には前記アーム18が、その上端部でスペーサー26aとねじ27aとにより回転可能に取り付けてあり、また、前記操作卓シャーシ4のアーム取付座部6にはねじ28によりスペーサー29が取り付けてあり、このスペーサー29は前記アーム18のスライド孔部20に移動可能に挿入してある。
【0017】
上記のように構成された操作卓1は、前記マスター卓Aの操作卓収納部Bに収納されており、操作卓1の操作卓シャーシ2がマスター卓Aの機枠(図示せず)に固着してある。
【0018】
そして、前記操作卓ケース取付部材3を前方に移動し、スペーサー23が長孔7の前端部に接した状態で、前記操作卓ケース4を前方に倒し、この操作卓ケース4の左右の取付用脚部16を前記操作卓シャーシ2の前面部2aの後方に位置させて、この前面部2aの取付孔31に挿通した取付ねじ32を前記取付用脚部16のねじ孔16aに螺合して、前記操作卓ケース4が前記操作卓シャーシ2に固定してある。この場合、前記アーム18は図3及び図4に示すようにほぼ水平状態になっていて、これのスライド孔部20の先端部に前方のスペーサー23が位置している。
【0019】
そして、前記アーム18と、このアーム18に形成されたスライド孔部20及びロック孔部21と、アーム18の後縁下部に形成されたストッパー部22と、スペーサー29と,ねじ28と,突出部10の先側のロック部10aとで保持機構50を構成している。
【0020】
次に、操作卓1の保守点検を行う場合に付いて説明する。前記取付ねじ32を前記取付用脚部16のねじ孔16aから外して、前記操作卓ケース4を後方に押すことにより、この操作卓ケース4の蝶番25を介して取り付けられた前記操作卓ケース取付部材3を後方に移動する。この移動量は、後方の前記スペーサー23が前記長孔7の後端部に接する間である。この場合、前記操作卓ケース取付部材3の垂直面部3aが前記操作卓シャーシ2の後面部2bに接する。
【0021】
このように、前記操作卓ケース4が後方に移動することにより、前記操作卓シャーシ2の前面部2aと操作卓ケース4の前面部4aとの間に手を差し込むほどの隙間Tが生じる。したがって、この隙間Tに手を挿入して操作卓ケース4を持ち上げることにより、この操作卓ケース4を前記蝶番25を介して後方に回動させる。この操作卓ケース4の回動により前記アーム18は後方に移動してスペーサー29はスライド孔部20の前端部からロック孔部21内に位置する。この状態で、手による操作卓ケース4の保持を解除するとスペーサー29がロック孔部21に係止されると共に、アーム18のストッパー部22が前記突出部10のロック部10aに接してアーム18が支えられてこのアーム18により前記操作卓ケース4が開いた状態で保持される。そして、操作卓ケース4が保持された状態でスペーサ29をロック孔部21から外れるようにアーム部18を手で持ち上げ、これにより、ストッパー部22とロック部10aとが隔離し、操作卓ケース4の保持が解除されて、操作卓ケースを閉じることができる。
【0022】
上記のように、前記隙間Tに手を挿入して操作卓ケース4を持ち上げることにより、この操作卓ケース4を前記蝶番25を介して容易に後方に回動させ得るし、また、前記保持機構50により前記操作卓ケース4を開口状態に保持することができる。このために、操作卓1内部の保守点検を容易に行うことができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、操作卓ケースを開口状態に保持することができる。このために、操作卓内部の保守点検を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる操作卓装置をマスター卓に組み込んだ状態の斜視図
【図2】同操作卓の分解斜視図
【図3】同操作卓の側面図
【図4】アームの説明図
【図5】図3X−X線に沿う断面図
【図6】本発明に係わる操作卓装置において操作卓ケースを後方に移動させた状態の斜視図
【図7】同操作卓装置において操作卓ケースを後方に移動させた状態の側面図
【図8】同操作卓装置において操作卓ケースを後方に回動させた状態の斜視図
【図9】操作卓ケースを後方に回動させた状態でのアームの挙動説明図
【符号の説明】
2 操作卓シャーシ
3 操作卓ケース取付部材
4 操作卓ケース
5 操作パネル
8 部材受面部

Claims (1)

  1. 開閉可能な操作卓ケースと、前記操作卓ケースに取付けられ、突出部を有する操作卓ケース取付部材と、前記操作卓ケース取付部材に取付けられた操作卓シャーシと、前記操作卓ケースと前記操作卓シャーシとを連結するアーム部と、前記アーム部が移動可能に前記操作卓シャーシに取り付けられたスペーサと、前記突出部に設けられたロック部とを備え、前記アーム部は前記スペーサを係止するロック孔部及び前記ロック部と係合するストッパー部を有し、前記ストッパー部に前記ロック部が係合することにより、前記操作卓ケースを開口状態で保持するようにしたことを特徴とする操作卓装置。
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