JP3549756B2 - ブロックインターリーブ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力データのうちのある一定量のデータを一つのブロックに区切り、そのブロック内でデータの時系列順を変換するブロックインターリーブ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル通信システムでは、送信装置と受信装置の間で発生するデータ誤りを訂正するために、送信装置には送信信号の誤り訂正符号化を行なう回路が設けられ、受信装置には誤り訂正符号化された信号を復号するための回路が設けられている。
【0003】
また、送信装置の誤り訂正符号化を行う回路には、誤り訂正能力を向上することを目的として、伝送路上にてバースト的に発生するビットエラーを間引くため、n×d個のデータを一つのブロックに区切り、そのブロック内でデータの時系列順を変換するブロックインタリーブ回路がさらに設けられている。そして、インターリーブされた信号を受信する受信装置には、送信装置からの送信信号を元の時系列順に戻すためのデインターリーブ回路が設けられる。
【0004】
ブロックインターリーブ回路においてデータの時系列変換を行う方法は、例えば特開平6−216882号公報、特開平4−168811号公報に記載されているように、複数個のメモリを使う方式が従来より知られている。
【0005】
図4にこのような従来のブロックインターリーブ回路の回路構成の一例を示す。図4を用いて従来のブロックインターリーブ回路におけるデータの時系列変換方法を説明する。
【0006】
この従来のブロックインターリーブ回路は、ライトアドレス生成回路14と、リードアドレス生成回路15と、ライト/リードアドレス切替回路16と、RAM(Random Access Memory)17、18と、データライト/リード切替回路19とから構成されている。
【0007】
入力データDinがデータ入力端子11から、フレーム信号Finがフレーム信号入力端子12から、クロック入力端子13から入力される入力クロックCinに同期して、データライト/リード切替回路19に入力される。ここで、フレーム信号Finは、入力データDinのブロックの区切れを示すための信号である。
【0008】
データライト/リード切替回路19では、フレーム信号Finを基準としてn×d個のブロック単位のライト/リード切替信号201を生成し、ライトアドレス生成回路14に与える。ライトアドレス生成回路14はライト/リード切替信号201を基準としてRAM17とRAM18に対し、ライトアドレス信号を生成する。さらに、リードアドレス生成回路15はライトアドレス生成回路14と同期がとれており、RAM17とRAM18に対し、リードアドレス信号を生成する。
【0009】
ライト/リードアドレス切替回路16は、ライトアドレス生成回路14からのライトアドレス信号と、リードアドレス生成回路15からのリードアドレス信号をライト/リード切替信号201を用いて、RAM17とRAM18に交互に与えるように切替制御する。同時にデータライト/リード切替回路19はRAM17とRAM18に対し、交互にデータのリード/ライト動作を行うように制御している。
【0010】
図5は上記で説明したRAM17とRAM18のリード/ライトの動作方向を概略を示したものである。今、RAM17に対しデータ・ライト、RAM18に対しデータ・リードの動作が行われているとする。RAM17では図5(a)に示す方向でデータ・ライト動作が行われており、同時にRAM18では図5(b)に示す方向にデータ・リード動作が行われている。ライトアドレス生成回路14とリードアドレス生成回路15は、ライト/リード切替信号201により同期がとれているためにRAM17とRAM18のライト動作とリード動作は同時に始まり、終了する。さらに次はRAM17に対し図5(b)に示す方向でデータ・リード、RAM18に対し図5(a)に示す方向でデータ・ライトの動作が行われる。
【0011】
以上の動作により、データ入力端子11から入力された入力データDinは、時系列順が変換されてデータ出力端子20から出力データDoutとして出力されることになる。
【0012】
このように従来のインターリーブ回路は2つのメモリ(RAM17、18)が必要であり、またRAM17、18に対し、リード・ライトアドレス切替制御、データリード・ライト切替制御が必要となる。また、データ速度が高速になると高速RAMが必要であり、回路を実現する上でコストアップの原因となる。
【0013】
さらに、データを1シンボルがmビットから構成されているシンボル単位で扱う場合には、シンボルの時系列の変換は、上記方法により実現できるが、シンボルを構成するビットの時系列の変換には、ビット毎にライトアドレス生成回路とリードアドレス生成回路、メモリ2個(RAM)が必要となり、回路規模が大きくなりコストも上昇する
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のブロックインターリーブ回路では、メモリを用いて入力データのインターリーブを行なっているため、データ速度が高速になると高速メモリが必要となり、変換するデータ量が増えると必要なメモリ量が増加するためコストが上昇するという問題点があった。
【0015】
本発明の目的は、データ速度が高速な場合でも複雑な制御を必要とせずにデータの時系列変換を行うことのできるブロックインターリーブ回路を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のブロックインターリーブ回路は、入力データのうちのある一定量のデータを一つのブロックに区切り、該ブロック内でデータの時系列順を変換するブロックインターリーブ回路であって、
前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路を備え、前記入力データのうちの1ブロック分のデータを順次シフトしてパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換手段と、
前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路を備えるとともに前記シリアル/パラレル変換手段との間でシフトの時系列順が入れ替えられるように接続され、前記シリアル/パラレル変換手段により生成されたパラレル信号を時系列順が入れ替えられるような順序で入力してから順次シフトしてシリアル信号に変換することにより時系列順の変換を行うパラレル/シリアル変換手段とを有する。
【0017】
また、本発明のブロックインターリーブ回路は、前記シリアル/パラレル変換手段が、
前記入力クロックを、前記入力データのブロックの区切れを示すための信号であるフレーム信号を用いることにより分周して分周クロックとして出力している分周回路と、
縦列に接続された前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路から構成されており、入力データを入力クロックを用いてビットシフトすることにより前記入力データのうちの1ブロック分のデータをパラレルデータとして出力している第1のシフトレジスタと、
前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路から構成され、前記第1のシフトレジスタから出力された1ブロック分のパラレルデータを、前記分周回路からの分周クロックによりそれぞれラッチすることにより保持しているレジスタとから構成されている。
【0018】
また、本発明のブロックインターリーブ回路は、前記パラレル/シリアル変換手段が、
前記分周クロックを前記入力クロックにより1クロック分遅延させることにより、1ブロック分のデータが全て読み込まれたタイミングで出力されるデータロード信号を生成しているデータロード信号生成回路と、
縦列接続された前記一定量分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路と、前記データロード信号がアクティブの場合には、前記シリアル/パラレル変換手段によりラッチされた一定量分のデータのパラレルロードを行ない該データフリップフロップ回路に記憶させ、前記データロード信号がインアクティブの場合には該データフリップフロップ回路に記憶されたデータに対してシフト動作を行わせる複数の論理回路とを有する第2のシフトレジスタとから構成されている。
【0019】
また、本発明のブロックインターリーブ回路は、前記データロード信号生成回路が、
前記分周クロックを前記入力クロックに基づいて1クロック分保持しているデータフリップフロップ回路と、
該データフリップフロップ回路の出力を論理反転して出力している第1の反転回路と、
前記分周クロックと前記第1の反転回路の出力との間の論理積演算を行ない、該演算結果を前記データロード信号として出力している論理積回路と、
前記データロード信号を論理反転して出力している第2の反転回路とから構成されている。
本発明は、入力データをシリアル/パラレル変換手段によりパラレル信号に変換し、入力データの時系列順を入れ替えた後に、パラレル/シリアル変換手段によりシリアル信号として出力データとすることによりブロックインターリーブを行うようにしたものである。
【0020】
したがって、本発明では、メモリを使わずにシフトレジスタとレジスタ、論理回路のみでブロックインターリーブ回路を構成しているため、データ速度の高速化にも対応することができるとともに変換するデータ量が増えた場合でも回路規模が大幅に増加することがない。
【0021】
また、本発明のブロックインターリーブ回路は、前記入力データがシンボルとして扱われ、1シンボルが複数のビットから構成され、前記第1および第2のシフトレジスタおよび前記レジスタがそれぞれ前記シンボルのビット数分だけ設けられている。
【0022】
また、本発明のブロックインターリーブ回路は、前記レジスタと前記第2のシフトレジスタの間の接続が、各ビット毎に設定されている。
【0023】
本発明は、シンボルの時系列変換に加えて、ビットの時系列変換を行うような、より複雑な時系列変換に対しても、1シンボルを構成するビット数分の同一のシフトレジスタ、レジスタの追加構成で実現できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態のブロックインターリーブ回路の構成を示すブロック図である。
【0026】
本実施形態では、ビット列の入力データDinをn×dビットのデータを一つのブロックとして区切り、そのブロック内でデータの時系列順を変換して出力データDoutとして出力している。データ入力端子1から入力される入力データDinは、クロック入力端子2から入力される入力クロックCinと同期がとれている。さらに、フレーム信号入力端子5から入力されるフレーム信号Finも入力クロックCinと同期がとれている。
【0027】
そして、データ入力端子1入力された入力データDinの時系列順が並び替えられた時系列変換データが出力データDoutとしてデータ出力端子9から、出力データDoutと同期した出力クロックCoutがクロック出力端子10から出力される。
【0028】
本実施形態のブロックインターリーブ回路は、シフトレジスタ3と、分周回路4と、レジスタ6と、シフトレジスタ7と、データロード信号生成回路8とから構成されている。
【0029】
分周回路4は、クロック入力端子2から入力された入力クロックCinをフレーム信号Finを用いることにより1/(n×d)分周して1/(n×d)分周クロックとしてレジスタ6およびデータロード信号生成回路8に出力している。
【0030】
シフトレジスタ3は、縦列に接続されたn×d個のDFF(データフリップフロップ回路)から構成されており、入力データDinを入力クロックCinを用いてビットシフトすることにより入力データDinのうちのn×dビット分のデータをレジスタ6にn×dビットのパラレルデータとして出力している。
【0031】
レジスタ6は、n×d個のDFFから構成され、シフトレジスタ3から出力されたn×dビットのパラレルデータを、分周回路4からの1/(n×d)分周クロックによりそれぞれラッチすることにより保持している。
【0032】
具体的には、図1に示されているように、レジスタ6にはDFF261〜264が含まれていて、DFF261〜264は、入力データDinのD1〜D4ビットをそれぞれ保持している。
【0033】
ここで、1/(n×d)分周クロックは分周回路4によって、入力クロックCinを1/(n×d)分周したものであり、フレーム信号Finにより、1/(n×d)分周のタイミング調整が行われているため、レジスタ6は入力データDinをn×dビット単位でラッチ動作を行うことになる。
【0034】
シフトレジスタ3とレジスタ6と分周回路4により、データ入力端子1から入力された入力データDinのシリアル/パラレル変換を行うためのシリアル/パラレル変換回路が構成されている。
【0035】
データロード信号生成回路8は、1/(n×d)分周クロックを入力クロックCinに基づいて1クロック分遅延させることにより、1ビット幅分のデータロード信号101を生成している。従って、データロード信号101は、1ブロック分のデータが全て読み込まれたタイミングで出力され、n×dビットに1度だけ生成されることになる。
【0036】
データロード信号生成回路8は、DFF28と、反転回路29、31と、論理積回路30とから構成されている。
【0037】
DFF28は、1/(n×d)分周クロックを入力クロックCinに基づいて1クロック分保持している。反転回路29は、DFF28の出力を論理反転して出力している。論理積回路30は、1/(n×d)分周クロックと反転回路29の出力との間の論理積演算を行ない、その演算結果をデータロード信号101として出力している。反転回路31は、データロード信号101を論理反転して出力している。
【0038】
シフトレジスタ7は、縦列接続されたn×d個のDFFと複数の論理ゲートから構成されたクロック同期パラレルロード型のシフトレジスタであり、データロード信号生成回路8からのデータロード信号101がハイレベルの場合には、レジスタ6によりラッチされたn×dビットのデータのパラレルロードを行ない、データロード信号101がロウレベルの場合にはデータロードしたデータに対してシフト動作を行うことによりパラレル/シリアル変換を行ない出力データDoutとしてデータ出力端子9から出力している。
【0039】
シフトレジスタ7を構成する複数の論理ゲートは、データロード信号101により、入力クロックCinに同期して、レジスタ6からのn×dビットのデータをn×d個のDFFにロードさせる、又はn×d個のDFFのデータを順次シフトさせるかの選択を行う。
【0040】
具体的には、シフトレジスタ7は、DFF271〜274を含んでいて、またDFF271には、ロード動作とシフト動作を切り換えるための論理回路として論理積回路33、34と論理和回路32が設けられている。
【0041】
また、レジスタ6からのパラレルデータはそのままの順序でシフトレジスタ7に入力されているのではなく、時系列順が入れ替えられるようにシフトレジスタ7に入力されるようになっている。
【0042】
データロード信号101がハイレベルの場合には、論理積回路33はD1ビットを論理和回路32に出力する。この場合には、反転回路31から出力される信号はロウレベルとなっているため、論理積回路34の出力は常にロウレベルとなる。そのため、論理和回路32は論理積回路33から出力されたD1ビットのデータをDFF271に出力する。このようにしてロード動作が行われる。
【0043】
データロード信号101がロウレベルの場合には、論理積回路33はロウレベルを常に論理和回路32に出力する。この場合には、反転回路31から出力される信号はハイレベルとなっているため、論理積回路34はDFF272からの出力データを論理和回路32に出力する。そのため、論理和回路32は論理積回路34から出力されたDFF272からの出力データをDFF271に出力する。このようにしてシフト動作が行われる。
【0044】
データロード信号生成回路8とシフトレジスタ7により、レジスタ6によりラッチされたパラレルデータに対してパラレル/シリアル変換を行うためのパラレル/シリアル変換回路が構成されている。
【0045】
次に、図1に示す本実施形態の動作について、図2を用いて説明する。図2は図1のブロックインターリーブ回路におけるデータのタイミング関係を示したものである。
【0046】
先ず始めに図1における入力データDinのシリアル/パラレル変換動作について説明する。
【0047】
分周回路4はクロック入力端子2から入力されたクロックCinとフレーム信号入力端子5から入力されたフレーム信号Finにより、1/(n×d)分周クロックを生成する。そして、データ入力端子1から入力されたデータはシフトレジスタ3においてクロックCinにより1クロック分ずつシフトされ、レジスタ6において1/(n×d)分周クロックによりシフトレジスタ3からの出力データD1〜Dnxdがラッチされることによりシリアル/パラレル変換が行われる。
【0048】
次に、データのパラレル/シリアル変換動作を説明する。
【0049】
1/(n×d)分周クロックはさらにデータロード信号生成回路8により、1ビット幅のデータロード信号101に変換された後に、シフトレジスタ7に供給される。ここで、ハイレベルのデータロード信号101がシフトレジスタ7に出力されるタイミングは、n×dビットのデータがレジスタ6にラッチされたタイミングとなっていて、ハイレベルとなっている期間はクロックCinの1クロック分となっている。そのため、シフトレジスタ7においてデータロード信号101がハイレベルとなったタイミングで、クロックCin(又はクロックCout)の立ち上がりでレジスタ6にラッチされているデータをロードすることにより1ブロック分のデータがロードされることになる。
【0050】
データロード信号101がロウレベルの場合は、データロード信号101がハイレベルの時にクロックCinでロードしたデータを順次シフトしてデータ出力端子9から出力する。
【0051】
ここで、本実施形態では、レジスタ6からのn×dビットのデータは、シフトレジスタ7に対し、nビット毎に時系列順を入れ替えられて入力されている。したがって、レジスタ6のデータがシフトレジスタ7に入力されることにより、データの時系列変換が行われることになる。
【0052】
図3は本実施形態によるデータの時系列変換の概略を表している。図3(a)に示した変換前の時系列データD1、D2、D3、…は図3(b)に示すn×dビットのブロック単位に区切られ、時系列順が変換されて図3(c)に示す順となる。
【0053】
以上説明したように、本実施形態によれば、入力データをシフトレジスタ、レジスタ、論理ゲート、分周回路、ロードパルス生成回路により、入力クロックに同期したシリアル/パラレル変換、パラレル/シリアル変換を行うだけで、データの時系列変換を実現している。
【0054】
本実施形態では、レジスタ6とシフトレジスタ7の接続により、入力データの時系列順の変換を行なっているため、メモリを使わずにより高速なデータの時系列順変換が可能である。従って、データ速度が100Mbps以上の高速な場合でも、簡単な回路構成でインターリーブ回路が実現できる。
【0055】
また、本実施形態は、従来のブロックインターリーブ回路のように複数個のメモリ(RAM)も必要としないため、複雑なメモリのリード/ライト制御回路が不要である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態のブロックインターリーブ回路について説明する。
【0056】
上記第1の実施形態では、入力データDinがビット列の場合であったが、本実施形態では、1シンボルがmビットからなるデータの場合である。
【0057】
本実施形態は、図1においてシフトレジスタ3、レジスタ6、シフトレジスタ7をそれぞれm個に拡張することにより入力シンボルの時系列順の変換が可能である。この場合、さらにレジスタ6、シフトレジスタ7間の接続を、各シンボルを構成するmビット毎に変えることにより、入力シンボルの時系列順の変換に加えて、さらにシンボルを構成する各ビットの時系列順の変換が可能となり、より複雑なインターリーブ回路を実現することができる。
【0058】
上記第1および第2の実施形態では、ブロックインターリーブ回路について説明したが、図1におけるシフトレジスタ7の入力信号のnとdを入れ替えることにより、デインターリーブ回路を実現することができる。この場合、デインターリーブ回路の後続に通常接続されるフレーム同期回路からの信号をフレーム信号Finとしてフレーム信号入力端子5に入力するようにすればよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、下記のような効果を有する。
(1)データ速度が100Mbps以上の高速な場合でも、簡単な回路構成でインターリーブ回路が実現できる。
(2)複数個のメモリ(RAM)も必要としないため、複雑なメモリのリード/ライト制御回路が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のブロックインターリーブ回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブロックインターリーブ回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】ブロックインターリーブの概略図である。
【図4】従来のブロックインターリーブ回路の構成を示すブロック図である。
【図5】RAMのライト方向を示す図(図5(a))およびRAMのリード方向を示す図(図5(b))である。
【符号の説明】
1 データ入力端子
2 クロック入力端子
3 シフトレジスタ
4 分周回路
5 フレーム信号入力端子
6 レジスタ
7 シフトレジスタ
8 データロード信号生成回路
9 データ出力端子
10 クロック出力端子
11 データ入力端子
12 フレーム信号入力端子
13 クロック入力端子
14 ライトアドレス生成回路
15 リードアドレス生成回路
16 ライト/リードアドレス切替回路
17、18 RAM
19 データライト/リード切替回路
20 データ出力端子
21 クロック出力端子
261〜264 DFF
271〜274 DFF
28 DFF
29 反転回路
30 論理積回路
31 反転回路
32 論理和回路
33、34 論理積回路
101 データロード信号
201 ライト/リード切替信号
Claims (6)
- 入力データのうちのある一定量のデータを一つのブロックに区切り、該ブロック内でデータの時系列順を変換するブロックインターリーブ回路であって、
前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路を備え、前記入力データのうちの1ブロック分のデータを順次シフトしてパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換手段と、
前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路を備えるとともに前記シリアル/パラレル変換手段との間でシフトの時系列順が入れ替えられるように接続され、前記シリアル/パラレル変換手段により生成されたパラレル信号を時系列順が入れ替えられるような順序で入力してから順次シフトしてシリアル信号に変換することにより時系列順の変換を行うパラレル/シリアル変換手段とを有するブロックインターリーブ回路。 - 前記シリアル/パラレル変換手段が、
前記入力クロックを、前記入力データのブロックの区切れを示すための信号であるフレーム信号を用いることにより分周して分周クロックとして出力している分周回路と、
縦列に接続された前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路から構成されており、入力データを入力クロックを用いてビットシフトすることにより前記入力データのうちの1ブロック分のデータをパラレルデータとして出力している第1のシフトレジスタと、
前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路から構成され、前記第1のシフトレジスタから出力された1ブロック分のパラレルデータを、前記分周回路からの分周クロックによりそれぞれラッチすることにより保持しているレジスタとから構成されている請求項1記載のブロックインターリーブ回路。 - 前記パラレル/シリアル変換手段が、
前記分周クロックを前記入力クロックにより1クロック分遅延させることにより、1ブロック分のデータが全て読み込まれたタイミングで出力されるデータロード信号を生成しているデータロード信号生成回路と、
縦列接続された前記1ブロック分のデータ量に応じた数のデータフリップフロップ回路と、前記データロード信号がアクティブの場合には、前記シリアル/パラレル変換手段によりラッチされた1ブロック分のデータのパラレルロードを行ない該データフリップフロップ回路に記憶させ、前記データロード信号がインアクティブの場合には該データフリップフロップ回路に記憶されたデータに対してシフト動作を行わせる複数の論理回路とを有する第2のシフトレジスタとから構成されている請求項2記載のブロックインターリーブ回路。 - 前記データロード信号生成回路が、
前記分周クロックを前記入力クロックに基づいて1クロック分保持しているデータフリップフロップ回路と、
該データフリップフロップ回路の出力を論理反転して出力している第1の反転回路と、
前記分周クロックと前記第1の反転回路の出力との間の論理積演算を行ない、該演算結果を前記データロード信号として出力している論理積回路と、
前記データロード信号を論理反転して出力している第2の反転回路とから構成されている請求項3記載のブロックインターリーブ回路。 - 前記入力データがシンボルとして扱われていて、1シンボルが複数のビットから構成され、前記第1および第2のシフトレジスタおよび前記レジスタがそれぞれ前記シンボルのビット数分だけ設けられている請求項3または4記載のブロックインターリーブ回路。
- 前記レジスタと前記第2のシフトレジスタの間の接続が、各ビット毎に設定されている請求項5記載のブロックインターリーブ回路。
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