JPH10209884A - インターリーブ回路、及びデインターリーブ回路 - Google Patents

インターリーブ回路、及びデインターリーブ回路

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JPH10209884A
JPH10209884A JP9008877A JP887797A JPH10209884A JP H10209884 A JPH10209884 A JP H10209884A JP 9008877 A JP9008877 A JP 9008877A JP 887797 A JP887797 A JP 887797A JP H10209884 A JPH10209884 A JP H10209884A
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JP
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memory
signal
output
read address
counter
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JP9008877A
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English (en)
Inventor
Akihiro Tatsuta
明浩 竜田
Tomonori Shiomi
智則 塩見
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの所要容量を低減し、インターリーブ
回路、及びデインターリーブ回路の規模を簡略化するこ
と。 【解決手段】 メモリの読み出しアドレス信号をクロッ
クに基づいて生成する読み出しアドレス生成部と、読み
出しアドレス生成部からの読み出しアドレス信号を所定
の時間((I−1)クロック分の時間(Iはインターリ
ーブ深さ))だけ遅延して書き込みアドレス信号として
メモリに供給する遅延部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送に用い
られ、ディジタル方式のデータをインターリーブするイ
ンターリーブ回路、及びデータをデインターリーブする
デインターリーブ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの分野では、MP
EG(Moving Picture Experts Group)規格等の高圧縮
率の動画像圧縮手法により、動画像データなどのディジ
タル方式のデータを圧縮してデータ伝送を行うシステム
が開発・実用化されてきている。インターリーブ回路、
及びデインターリーブ回路は、このようなシステムにお
いて、伝送路上で発生するバースト誤りを拡散させて、
誤り訂正復号器に与える影響を軽減するためによく使用
されている。
【0003】以下、従来のインターリーブ回路について
説明する。まず、図6を参照して、インターリーブ回路
でのインターリーブの基本概念を説明する。図6は、イ
ンターリーブ回路でのインターリーブの基本概念を示す
説明図である。尚、図6に示すインターリーブ回路は、
例えば(財)国際衛星通信協会発行、「衛星通信研
究」、第39号、第32〜33頁に記載されたものであ
り、インターリーブ深さ(周期)I=4のものである。
また、インターリーブ回路に一般的に用いられているメ
モリの代わりに、複数のFIFO(先入れ先出し、Firs
t-In First-Out)シフトレジスタで構成した場合につい
て説明し、かつそれらのシフトレジスタの深さM=2の
場合について説明する。シフトレジスタの深さMとは、
周知のように、複数のFIFOシフトレジスタにおける
レジスタ長(段)Lの増加数をいう。図6において、イ
ンターリーブ回路は、入力データを入力する入力セレク
タ24、インターリーブされた出力データを出力する出
力セレクタ25、及びこれらの入力セレクタ24と出力
セレクタ25との間に接続された第1乃至第3のFIF
Oシフトレジスタ21,22,23により構成されてい
る。入力セレクタ24、及び出力セレクタ25内には、
4つの接点A、B、C、及びDがそれぞれ設けられてい
る。入力セレクタ24の4つの接点A〜Dは、図示しな
い切り替えスイッチにより、入力データを受ける入力端
24aに接続される。同様に、出力セレクタ25の4つ
の接点A〜Dは、図示しない切り替えスイッチにより、
出力データを出力する出力端25aに接続される。2つ
のセレクタ24,25において、各接点Aは互いに直接
的に接続されている。また、各接点B、C、及びDの間
には、第1乃至第3のFIFOシフトレジスタ21、2
2、及び23がそれぞれ接続されている。これらの4つ
の各接点A〜Dは、上記の各切り替えスイッチにより、
同時に、かつ順次、例えばA→B→C→D→Aの順番で
それぞれ切り替えられる。第1乃至第3のシフトレジス
タ21,22,23は、入力データを遅延するためのも
のであり、上述の深さMが2となるように、例えばレジ
スタ長Lがそれぞれ2,4,6のものが用いられてい
る。上記構成のインターリーブ回路において、入力デー
タのデータ列 D0、D1、---、D34、D35を入力端24aか
ら順次入力しインターリーブした結果を表1に示す。
【0004】
【表1】
【0005】以下、図6と表1を参照して、このインタ
ーリーブ回路の動作について説明する。尚、以下の説明
では、各FIFOシフトレジスタ21〜23の初期値は
不定値(記号「X」により示す)とする。また、時刻t
=0のとき、入力セレクタ24と出力セレクタ25は、
共に接点Aの位置にあり、A→B→C→D→Aの順番で
共に切り換えられるものとする。時刻t=0のとき、表
1に示すように、入力データ D0は、入力セレクタ24
から出力セレクタ25に遅延されずに伝送され、出力デ
ータとして出力端25aから出力される。次に、時刻t
=1のとき、入力セレクタ24と出力セレクタ25は、
共に接点Bの位置に切り替えられる。このため、入力デ
ータ D1は、入力セレクタ24から第1のFIFOシフ
トレジスタ21に出力される。このことにより、このF
IFOシフトレジスタ21に記憶されていたレジスタ値
「X」が、出力データとして出力端25aから出力され
る。次に、時刻t=2のとき、入力セレクタ24と出力
セレクタ25は、共に接点Cの位置に変化する。このた
め、入力データ D2は、入力セレクタ24から第2のF
IFOシフトレジスタ22に出力される。このことによ
り、このFIFOシフトレジスタ22に記憶されていた
レジスタ値「X」が、出力データとして出力端25aか
ら出力される。続いて、時刻t=3のとき、入力セレク
タ24と出力セレクタ25は、共に接点Dの位置に切り
替えられる。このため、入力データ D3は、入力セレク
タ24から第3のFIFOシフトレジスタ23に出力さ
れる。このことにより、このFIFOシフトレジスタ2
3に記憶されていたレジスタ値「X」が、出力データと
して出力端25aから出力される。次に、時刻t=4の
とき、入力セレクタ24と出力セレクタ25は、共に接
点Aの位置に切り替えられる。このことにより、入力デ
ータ D4は、入力セレクタ24から出力セレクタ25に
遅延されずに伝送され、出力データとして出力端25a
から出力される。同様な動作が引き続いて行われる。以
上のように、2つのセレクタ24,25は、インターリ
ーブ深さI=4で4つの各接点A〜Dを切り替える。こ
のため、入力データのデータ列 D0、D1、---、D34、D35
は、表1に示すように、並び替えられて出力データとし
て出力される。その結果、この出力データのデータ列に
バースト誤りが生じたとしても、逆変換(デインターリ
ーブ)を行うことにより、バースト誤りが分散されて誤
り訂正復号器に与える影響を軽減することが可能とな
る。
【0006】次に、図7を参照して、従来のインターリ
ーブ回路の具体的な構成を説明する。図7は、従来のイ
ンターリーブ回路の構成を示すブロック図である。図7
において、従来のインターリーブ回路は、同一のクロッ
ク CKにより動作する5ビットの第1〜第5のカウンタ
31〜35と2ビットの第6のカウンタ36、第2〜第
5のカウンタ32〜35の出力信号を入力するセレクタ
37、及び入力データを入力してそのデータ列をインタ
ーリーブするメモリ38を備えている。第1〜第6のカ
ウンタ31〜36、及びセレクタ37は、メモリ38に
書き込まれる入力データの書き込みアドレス、及び出力
データとして読み出されるデータの読み出しアドレスを
生成するアドレス生成部として機能する。具体的には、
第1のカウンタ31の出力信号が、書き込みアドレス信
号 WAとしてメモリ38に供給され、書き込みアドレス
が指定される。また、セレクタ37は、第6のカウンタ
36の出力信号である切り替え信号 SELに基づいて、内
部に設けられた切り替えスイッチ(図示せず)を切り替
える。このことにより、セレクタ37は、第2〜第5の
カウンタ32〜35のいずれかの出力信号を読み出しア
ドレス信号 RAとしてメモリ38に供給し、読み出しア
ドレスを指定する。
【0007】この従来のインターリーブ回路の動作につ
いて、図8乃至図12を参照して説明する。図8は、図
7に示すメモリ38のアドレスマップを示す説明図であ
る。図9は同メモリ38への入力データの書き込みの順
番を示す説明図であり、図10は同メモリ38からの出
力データの読み出しの順番を示す説明図である。図1
1、及び図12は、図7に示す従来のインターリーブ回
路の動作を示すタイミング図である。尚、図11上の”
C”の時点は、図12上の”D”の時点と同時点であ
る。
【0008】まず、入力データのメモリ38への書き込
み動作について説明する。第1のカウンタ31(図7)
は、クロック CKを入力すると、その出力信号を初期値
「0」から1つずつカウントアップする。また、この第
1のカウンタ31の出力信号は、メモリ38(図7)に
書き込みアドレス信号 WAとして入力される。一方、メ
モリ38は、入力される入力データを書き込みアドレス
信号 WAに指定されたアドレスに書き込む。第1のカウ
ンタ31は、5ビットのカウンタであるため、書き込み
アドレス信号 WAは、初期値「0」から「31」まで繰
り返して順に変化する。このため、メモリ38のアドレ
スマップは、例えば図8に示す構造となる。さらに、入
力データの書き込みの順番は、図9に示すように、A→
B→C→D→Aと順番に繰り返したものとなる。
【0009】次に、出力データのメモリ38からの読み
出し動作について説明する。第2〜第6のカウンタ32
〜36(図7)は、クロック CKを入力すると、図11
に示すように、初期値「31」、初期値「23」、初期
値「15」、初期値「7」、初期値「3」からそれぞれ
1つずつカウントアップする。セレクタ37(図7)
は、第6のカウンタ36からの切り替え信号 SELの値が
「0」、「1」、「2」、及び「3」のとき、第2、第
3、第4、及び第5のカウンタ32〜35からの出力信
号をそれぞれ選択して、読み出しアドレス信号 RAとし
てメモリ38に出力する。このことにより、読み出しア
ドレス信号 RAは、図11に示すように、第1のクロッ
クで第5のカウンタ35からの出力信号の値「7」、第
2のクロックで第2のカウンタ32からの出力信号の値
「0」、第3のクロックで第3のカウンタ33からの出
力信号の値「25」、第4のクロックで第4のカウンタ
34からの出力信号の値「18」、第5のクロックで第
5のカウンタ35からの出力信号の値「11」と順に変
化する。このように、セレクタ37からの読み出しアド
レス信号 RAにより指定される読み出しアドレスの順
番、すなわちメモリ38からの出力データの読み出しの
順番は、図10に示すように、A→B→C→D→Aと順
番に繰り返したものとなる。この結果、メモリ38から
読み出される出力データのデータ列は、図11、及び図
12に示すように、表1に示したものと同じになる。す
なわち、図11に示すように、第2のクロックで「D
0」、第3のクロックで「X」、第4のクロックで
「X」、第5のクロックで「X」、第6のクロックで
「D4」と出力される。以上のように、従来のインターリ
ーブ回路は、入力データの書き込みの順番と出力データ
の読み出しの順番とを変えることにより、入力データを
インターリーブして出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のイ
ンターリーブ回路では、例えばインターリーブ深さI=
4、シフトレジスタの深さM=2のインターリーブ回路
を構成した場合、図7に示したように、メモリのアドレ
ス生成部として5ビットのカウンタを5個、2ビットの
カウンタを1個、及びセレクタを1個必要とした。ま
た、メモリの所要容量Cは、インターリーブ深さIとシ
フトレジスタの深さMを用いた下記(2)式に示される
容量を必要とした。
【0011】C = I×I×M −−− (2)
【0012】このため、インターリーブ深さIやシフト
レジスタの深さMを大きくした場合、メモリの所要容量
Cが増大するという問題点を生じた。また、アドレス生
成部に用いるカウンタのビット数やカウンタの個数を増
やす必要があり、インターリーブ回路の規模が大きくな
るという問題点を生じた。また、従来のデインターリー
ブ回路は、周知のように、上述の従来のインターリーブ
回路と同様に構成されるので、従来のデインターリーブ
回路においてもこれらの問題点を生じた。
【0013】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、メモリの所要容量を低減
でき、回路の規模を簡略化することができるインターリ
ーブ回路、及びデインターリーブ回路を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のインターリーブ
回路は、データを入出力するメモリ、前記メモリの読み
出しアドレス信号をクロックに基づいて生成する読み出
しアドレス生成部、前記読み出しアドレス生成部からの
読み出しアドレス信号を所定の時間遅延して前記メモリ
に書き込みアドレス信号として出力する遅延部を備えて
いる。このように構成することにより、メモリの所要容
量を低減でき、インターリーブ回路の規模を簡略化する
ことができる。
【0015】本発明の別のインターリーブ回路は、前記
インターリーブ回路においてさらに、前記読み出しアド
レス生成部が、前記クロックにより動作するI個の第1
乃至第Iのカウンタ(Iはインターリーブ深さ)、前記
第1乃至第(I−1)のカウンタからの(I−1)個の
出力信号の値と固定値とを入力し、前記第Iのカウンタ
からの出力信号の値に基づいて、前記(I−1)個の出
力信号の値と固定値の中から1つの値を選択し前記読み
出しアドレス信号として前記メモリに出力するセレク
タ、及び前記クロックにより動作する(I−1)個の第
1乃至第(I−1)の遅延器を備え、前記第Iのカウン
タの出力信号の値がIのときに、前記第Iのカウンタは
キャリー信号を前記第1の遅延器に出力し、前記第1の
遅延器が前記キャリー信号を入力したとき、前記第1乃
至第(I−2)の遅延器は、前記キャリー信号をそれぞ
れ1クロック分の時間遅延して前記第2乃至第(I−
1)の遅延器に出力し、前記第1乃至第(I−1)の遅
延器が前記キャリー信号を入力したとき、前記第1乃至
第(I−1)の遅延器は、前記第1乃至第(I−1)の
カウンタの出力信号の値をカウントアップさせる(I−
1)個の動作制御信号を、前記第1乃至第(I−1)の
カウンタにそれぞれ出力するように構成している。この
ため、メモリの所要容量を低減でき、アドレス生成部に
用いるカウンタの個数、及びビット数を低減することが
できる。
【0016】本発明の別のインターリーブ回路は、前記
インターリーブ回路においてさらに、前記メモリの容量
Cが、インターリーブ深さをI、FIFOシフトレジス
タの深さをMとしたとき、 C=I+I×(I−1)×M/2 に示される。このため、メモリの所要容量は、インター
リーブ深さIやシフトレジスタの深さMを大きくした場
合でも、従来例のものに比べて低減することができる。
【0017】本発明のデインターリーブ回路は、データ
を入出力するメモリ、前記メモリの読み出しアドレス信
号をクロックに基づいて生成する読み出しアドレス生成
部、前記読み出しアドレス生成部からの読み出しアドレ
ス信号を所定の時間遅延して前記メモリに書き込みアド
レス信号として出力する遅延部を備えている。このよう
に構成することにより、メモリの所要容量を低減でき、
デインターリーブ回路の規模を簡略化することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターリーブ回
路を示す好ましい実施形態について、図面を参照して説
明する。図1は、本発明を実施したインターリーブ回路
の構成を示すブロック図である。図1に示すインターリ
ーブ回路は、入力データのデータ列をインターリーブす
るメモリ1、前記メモリ1の読み出しアドレス信号を生
成する読み出しアドレス生成部2、及び前記読み出しア
ドレス生成部2からの出力信号を所定の時間、具体的に
は(I−1)クロック分の時間(Iはインターリーブ深
さ(周期))遅延して前記メモリ1に書き込みアドレス
信号として出力する遅延部3を備えている。読み出しア
ドレス生成部2と遅延部3とは、同一のクロック CKで
動作する。
【0019】次に、図2を参照して、読み出しアドレス
生成部2の具体的な構成について説明する。尚、図7に
示した従来例のインターリーブ回路との比較を容易にす
るため、従来例と同じくインターリーブ深さをI=4、
FIFO(先入れ先出し、First-In First-Out)シフト
レジスタの深さMをM=2としたインターリーブ回路に
用いられる読み出しアドレス生成部2について説明す
る。図2は、図1に示す読み出しアドレス生成部の具体
的な構成を示すブロック図である。図2において、読み
出しアドレス生成部2は、2ビットの第1のカウンタ1
1、3ビットの第2のカウンタ12、4ビットの第3の
カウンタ13、及び2ビットの第4のカウンタ14を備
えている。さらに、読み出しアドレス部2は、第1〜第
3のカウンタ11〜13の出力信号の値と固定値「0」
を入力し第4のカウンタ14の出力信号である切り替え
信号 SELの値に基づいて、メモリ1(図1)への出力信
号を選択するセレクタ15を設けている。具体的には、
セレクタ15は、切り替え信号 SELの値が「0」、
「1」、「2」、及び「3」のとき、固定値「0」、第
1、第2、及び第3のカウンタ11〜13の出力信号の
値をそれぞれ選択し、読み出しアドレス信号 RAとして
メモリ1に出力する。また、読み出しアドレス生成部2
は、第4のカウンタ14から出力されるキャリー信号 C
を1クロック分の時間遅延して、第1のカウンタ11に
動作制御信号EN1として出力する第1の遅延器16と、
第1の遅延器16からのキャリー信号Cを1クロック分
の時間遅延して、第2のカウンタ12に動作制御信号 E
N2として出力する第2の遅延器17と、第2の遅延器1
7からのキャリー信号 Cを1クロック分の時間遅延し
て、第3のカウンタ13に動作制御信号 EN3として出力
する第3の遅延器18とを有している。上記の第1〜第
4のカウンタ11〜14と第1〜第3の遅延器16〜1
8は、同一のクロック CKで動作する。また、キャリー
信号C、及び動作制御信号 EN1〜EN3は、例えば正論理に
基づく信号線で構成されている。動作制御信号 EN1〜EN
3が活性化されたとき(動作制御信号 EN1〜EN3の値が
「1」のとき)、第1乃至第3のカウンタ11〜13は
カウント値をそれぞれ1つずつカウントアップする。
【0020】以上のように構成されたインターリーブ回
路の動作について、図1乃至図5を参照して説明する。
図3は、図1に示すメモリのアドレスマップを示す説明
図である。図4、及び図5は、図1に示すインターリー
ブ回路の動作を示すタイミング図である。尚、図4上
の”A”の時点は、図5上の”B”の時点と同時点であ
る。
【0021】まず、メモリ1からの読み出し動作につい
て説明する。図2において、第4のカウンタ14は、ク
ロック CKを入力すると、切り替え信号 SELの値を初期
値「0」から1つずつカウントアップして、セレクタ1
5に出力する。さらに、第4のカウンタ14は、カウン
ト値が「4」に達したとき、キャリー出力信号 Cの値
「1」を第1の遅延器16に出力してカウント値を
「0」に戻す。ここで、前記第4のカウンタ14が、初
期値「0」のとき、キャリー出力信号 Cの初期値は
「1」であるとする。第1の遅延器16は、第4のカウ
ンタ14からのキャリー出力信号 Cを1クロック分遅延
して、第2の遅延器17に出力する。同時に、第1の遅
延器16は、動作制御信号 EN1の値を「1」として第1
のカウンタ11に出力する。第1のカウンタ11は、動
作制御信号 EN1の値が「1」のときに出力信号の値を初
期値「1」から「3」まで1つずつカウントアップす
る。また、第1のカウンタ11は、カウント値が「4」
に達したとき、その値を「1」に戻す。次に、第2の遅
延器17は、第1の遅延器16からのキャリー出力信号
Cを1クロック分遅延して、第3の遅延器18に出力す
る。同時に、第2の遅延器17は、動作制御信号 EN2の
値を「1」として第2のカウンタ12に出力する。第2
のカウンタ12は、動作制御信号 EN2の値が「1」のと
きに出力信号の値を初期値「4」から「8」まで1つず
つカウントアップする。また、第2のカウンタ12は、
カウント値が「9」に達したとき、その値を「4」に戻
す。続いて、第3の遅延器18は、第2の遅延器17か
らのキャリー信号 Cを入力したとき、1クロック分遅延
して、動作制御信号 EN3の値「1」として第3のカウン
タ13に出力する。第3のカウンタ13は、動作制御信
号 EN3の値が「1」のときに出力信号の値を初期値
「9」から「15」まで1つずつカウントアップする。
また、第3のカウンタ13は、カウント値が「16」に
達したとき、その値を「9」に戻す。
【0022】セレクタ15は、第4のカウンタ14から
の切り替え信号 SELの値が「0」、「1」、「2」、及
び「3」のとき、固定値「0」、第1、第2、及び第3
のカウンタ11〜13の出力信号をそれぞれ選択し、読
み出しアドレス信号 RAとしてメモリ1に出力する。こ
の結果、読み出しアドレス信号 RAは、図4に示すよう
に、第1のクロックで固定値「0」、第2のクロックで
第1のカウンタ11の出力信号の値「1」、第3のクロ
ックで第2のカウンタ12の出力信号の値「4」、第4
のクロックで第3のカウンタ13の出力信号の値
「9」、第5のクロックで固定値「0」と順次変化し
て、図3に示すアドレスマップのアドレスからデータが
順次読み出される。
【0023】次に、メモリ1への書き込み動作について
説明する。図1において、読み出しアドレス生成部2
は、読み出しアドレス信号 RAを遅延部3に出力する。
遅延部3は、当該読み出しアドレス信号 RAを(I−
1)クロック分の時間(Iはインターリーブ深さ)遅延
してメモリ1に出力する。具体的には、遅延部3は、読
み出しアドレス信号 RAを3クロック分だけ遅延し、メ
モリ1に書き込みアドレス信号 RAとして出力する。こ
のことにより、入力データは、読み出しアドレスから3
クロック分遅れて、図3に示すアドレスマップのアドレ
スに順次書き込まれる。
【0024】上記のように構成することにより、本実施
形態のインターリーブ回路では、メモリ1の所要容量C
は、インターリーブ深さをI、FIFOシフトレジスタ
の深さをMを用いて、次の(1)式により示される。 C=I+I×(I−1)×M/2 −−− (1) このように、図7に示した従来例のものに比べて、メモ
リ1の所要容量を半分以下に低減することができる。ま
た、アドレス生成部に使用されるカウンタのビット数を
5ビットから4ビットに、カウンタの個数を6個から4
個に減らすことができ、インターリーブ回路の規模を簡
略化することができる。
【0025】尚、上記の実施形態において、第4のカウ
ンタ14のキャリー出力信号 Cと第1〜第3のカウンタ
11〜13の動作制御信号 EN1〜EN3を正論理に基づく
「1」の値で説明したが、負論理に基づく「0」の値で
もよい。また、上記の実施形態では、正しい順番で入力
された入力データをばらばらの順番に並び替えたデータ
列に変換するインターリーブ回路としての動作について
説明したが、それとは逆にばらばらの順番で入力された
入力データを正しい順番に並べ替えるための逆変換器で
あるデインターリーブ回路としての動作も同じ構成のも
ので行うことができる。すなわち、読み出しアドレス生
成部で生成した読み出しアドレス信号を所定の時間
((I−1)クロック分の時間(Iはインターリーブ深
さ))だけ遅延部が遅延して、書き込みアドレス信号と
して使用することにより、デインターリーブ回路を構成
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のインターリーブ
回路、及びデインターリーブ回路は、遅延部が読み出し
アドレス生成部で生成した読み出しアドレス信号を所定
の時間((I−1)クロック分の時間(Iはインターリ
ーブ深さ))遅延して、入力データの書き込みアドレス
を指定する書き込みアドレス信号として使用している。
このことにより、メモリの所要容量を低減でき、かつイ
ンターリーブ回路、及びデインターリーブ回路の規模を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したインターリーブ回路の構成を
示すブロック図。
【図2】図1に示す読み出しアドレス生成部の具体的な
構成を示すブロック図。
【図3】図1に示すメモリのアドレスマップを示す説明
図。
【図4】図1に示すインターリーブ回路の動作を示すタ
イミング図。
【図5】図1に示すインターリーブ回路の動作を示すタ
イミング図。
【図6】インターリーブ回路でのインターリーブの基本
概念を示す説明図。
【図7】従来のインターリーブ回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図8】図7に示すメモリのアドレスマップを示す説明
図。
【図9】図7に示すメモリへの入力データの書き込みの
順番を示す説明図。
【図10】図7に示すメモリからの出力データの読み出
しの順番を示す説明図。
【図11】図7に示す従来のインターリーブ回路の動作
を示すタイミング図。
【図12】図7に示す従来のインターリーブ回路の動作
を示すタイミング図。
【符号の説明】
1 メモリ 2 読み出しアドレス生成部 3 遅延部 11 第1のカウンタ 12 第2のカウンタ 13 第3のカウンタ 14 第4のカウンタ 15 セレクタ 16 第1の遅延器 17 第2の遅延器 18 第3の遅延器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入出力するメモリ、 前記メモリの読み出しアドレス信号をクロックに基づい
    て生成する読み出しアドレス生成部、 前記読み出しアドレス生成部からの読み出しアドレス信
    号を所定の時間遅延して前記メモリに書き込みアドレス
    信号として出力する遅延部を具備することを特徴とする
    インターリーブ回路。
  2. 【請求項2】 前記読み出しアドレス生成部が、 前記クロックにより動作するI個の第1乃至第Iのカウ
    ンタ(Iはインターリーブ深さ)、 前記第1乃至第(I−1)のカウンタからの(I−1)
    個の出力信号の値と固定値とを入力し、前記第Iのカウ
    ンタからの出力信号の値に基づいて、前記(I−1)個
    の出力信号の値と固定値の中から1つの値を選択し前記
    読み出しアドレス信号として前記メモリに出力するセレ
    クタ、及び前記クロックにより動作する(I−1)個の
    第1乃至第(I−1)の遅延器を備え、 前記第Iのカウンタの出力信号の値がIのときに、前記
    第Iのカウンタはキャリー信号を前記第1の遅延器に出
    力し、 前記第1の遅延器が前記キャリー信号を入力したとき、
    前記第1乃至第(I−2)の遅延器は、前記キャリー信
    号をそれぞれ1クロック分の時間遅延して前記第2乃至
    第(I−1)の遅延器に出力し、 前記第1乃至第(I−1)の遅延器が前記キャリー信号
    を入力したとき、前記第1乃至第(I−1)の遅延器
    は、前記第1乃至第(I−1)のカウンタの出力信号の
    値をカウントアップさせる(I−1)個の動作制御信号
    を、前記第1乃至第(I−1)のカウンタにそれぞれ出
    力するように構成したことを特徴とする請求項1に記載
    のインターリーブ回路。
  3. 【請求項3】 前記メモリの容量Cが、インターリーブ
    深さをI、FIFOシフトレジスタの深さをMとしたと
    き、 C=I+I×(I−1)×M/2 に示されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    インターリーブ回路。
  4. 【請求項4】 データを入出力するメモリ、 前記メモリの読み出しアドレス信号をクロックに基づい
    て生成する読み出しアドレス生成部、 前記読み出しアドレス生成部からの読み出しアドレス信
    号を所定の時間遅延して前記メモリに書き込みアドレス
    信号として出力する遅延部を具備することを特徴とする
    デインターリーブ回路。
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