JP3546010B2 - 感光体塗工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体用基体を上方の液外から下方の塗工槽内の塗工液に浸漬させて引き上げ、感光体用基体の外面に塗工液を塗布する感光体の浸漬塗工技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機等の感光体ドラムの製造に際し、ドラムを塗工液に浸漬させることによってドラム外面に塗工液を塗布する、浸漬塗工の技術が知られている。
【0003】
図5は感光体ドラムの浸漬塗工を行うための従来の塗工装置の構成を示す図である。
【0004】
従来の塗工装置では、上端が密閉された基体(ドラム)305が、下方(矢印A1の向き)に移動されることにより、塗工タンク301内に蓄えられた塗工液に浸漬される。基体305の浸漬により塗工タンク301からあふれ出た塗工液はオーバーフロー槽302に回収され循環槽303に送られ、循環槽303では塗工液の粘度等が均質化されて塗工液が調製され、調製された塗工液がポンプ304により塗工タンク301に戻される。
【0005】
これらの塗工装置では、基体305は把持部306により上端が密閉されて塗工液中に浸漬されるため、塗工液を、基体305内面に付着させることなく簡便に基体305外面に塗布することができる。
【0006】
本件特許出願の発明者らは、特願2000−270528号において、上記のような従来の塗工装置に対する次に示すような改良を提案している。
【0007】
図6は改良の施された塗工装置を用いての浸漬塗工を説明するための図である。
【0008】
この改良塗工装置では、省液治具311が用いられ、さらに、可動部材312によりエアシリンダ320のピストンシャフト321の移動が基体305の移動に伴われ、基体305の移動に伴い基体305の内側に形成される空間(把持部306下面、基体305内面、基体305直下の塗工液面および省液治具311により形成される空間)とエアシリンダ320のエア室323とがエアチューブ313により接続される。
【0009】
基体305の下方への移動にはピストン322の下方への移動が伴われ、基体305の内側に形成される空間の空気(および塗工液の蒸気等、以下、空気は塗工液の蒸気等を含むことがある)が、エアチューブ313内を矢印A3の向きに流されてエアシリンダ320のエア室323に排出され、また、基体305の上方への移動にはピストン322の上方への移動が伴われ、エア室323内に排出された空気が、エアチューブ313内を矢印A4の向きに流されて基体305の内側に形成される空間に吸入される。
【0010】
すなわち、これらの改良塗工装置では、省液治具311により、塗工タンク301中にて塗工液の占有する容積が減少され、塗工タンク301の小容量化、循環される塗工液の低減等が図られており、さらに、これらの改良塗工装置では、エアシリンダ320、エアチューブ313等により、基体305の下方への移動時の基体305内側の空間からの気泡の発生、基体305の上方への移動時の(基体305内側の空間の気圧低下による一時的な塗工液面の上昇に基づく)塗工液の急激な流出等の省液治具311を用いる場合の不具合が防止されることとなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような改良塗工装置では、ピストンシャフトおよび基体の接続された可動部材の上下への移動方向とシリンダの延びる方向とを厳密に一致させる必要があり、ピストンシャフトの移動方向がシリンダに対して斜めに傾くことによって、ピストンがシリンダ内を移動するときに振動が生じ、基体外面に塗布される塗工液の膜厚にムラが生ずることとなる。
【0012】
本発明はこれらに着眼してなされたものであり、その目的は、用いられる塗工液の量を省液治具により少なく抑えつつ、感光体用基体の外面に塗布される塗工液の膜厚のムラの発生を防止することのできる感光体塗工装置および方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明に係る感光体塗工装置は、筒状の感光体用基体の上端を把持部により密閉しつつ把持し、把持された感光体用基体を下方、上方に移動させることによって所定の塗工槽内の塗工液に感光体用基体を浸漬させて引き上げ、感光体用基体の外面に塗工液を塗布する感光体塗工装置である。
【0014】
本感光体塗工装置には、感光体用基体の下方への移動に伴って感光体用基体の内部に挿入される塗工槽内の挿入部材と、所定の可動部の移動により容積を変化させつつ、気体を収容する気体収容器と、把持部側と可動部側とを(1または2以上の)滑車を介して接続し、感光体用基体の下方への移動に伴い気体収容器の容積を増大させ、感光体用基体の上方への移動に伴い気体収容器の容積を減少させるように、可動部の移動を感光体用基体の移動に伴わせるひも状部材と、感光体用基体の移動に伴い把持部、感光体用基体内面、塗工液面および挿入部材により感光体用基体内側に形成される空間と気体収容器との間で気体の流れを誘導する管路とが設けられ、前記気体収容器は、可動部であるシリンダがピストンに対し移動することによりエア室の容積が増減されるエアシリンダであり、さらに、感光体用基体の上方への移動に伴ってひも状部材に制限されつつシリンダが自重にて降下するものである
【0015】
また、上記感光体用基体の上方への移動に伴ってひも状部材に制限されつつシリンダが自重にて降下する構成に代えて、又は加えて、エアシリンダが用いられるこれらの感光体塗工装置では、前記滑車はシリンダに取り付けられる動滑車を含むものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態の1つである感光体塗工装置について説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態の1つである感光体塗工装置の全体構成を示す図である。
【0018】
本感光体塗工装置は、塗工液を蓄えるための円筒形の塗工タンク1と、基体6の浸漬により塗工タンク1からあふれ出た塗工液を回収するための、塗工タンク1上端部に接するようドーナツ状に形成されたオーバーフロー槽2と、オーバーフロー槽2にて回収された塗工液の粘度等を均質化し塗工液を調製するための循環槽3と、循環槽3内の塗工液を塗工タンク1に戻すためのポンプ4と、塗工タンク1の容積を低減させるための円柱状の省液治具5(基体6のドラム形状に合わせた形状)とを有している。
【0019】
また、本感光体塗工装置は、基体6を上下に移動させるために、基体6の上端を密閉しつつ把持する把持部7と、把持部7に接続され、ボールねじ10の雄ねじにはまり合う雌ねじの形成された可動部材8と、可動部材8を上下に移動可能に支持する支持部9と、回転により可動部材8を上下に移動させるためのボールねじ10と、ボールねじ10を回転させるモータ11と、所定の入力に応じてモータ11の回転を制御するためのモータ制御装置12とを有している。
【0020】
より詳細には、把持部7は、耐溶媒性のOリング72を挟み合う第1部材71と第2部材73とを含んでおり、第1部材71と第2部材73とには、Oリング72に接触する部分にテーパが形成されている。Oリング72は、第1部材71と第2部材73とが近接することによって押し広げられて基体6の内面に密着し、基体6は、上端が密閉された状態で把持部7に把持されることとなる。
【0021】
上記のような構成の把持部7により把持された基体6は、モータ11の(矢印D1の向きへの)回転により下方(矢印D3の向き)に移動され、塗工タンク1内に蓄えられた塗工液に浸漬され、塗工後の基体6が、モータ11の(矢印D2の向きへの)回転により上方(矢印D4の向き)に移動され、塗工タンク1内の塗工液から引き上げられる。
【0022】
さらに、これらのような基体6の上下への移動に伴って基体6の内側に形成される空間(後述する図2の空間100)から空気を抜き出しまたこの空間に空気を送り込むために、本感光体塗工装置は、エアシリンダ15のエア室160と基体6の内側の空間との間で空気の流れを誘導するエアチューブ13と、昇降移動をガイドしつつエアシリンダ15を保持するシリンダ保持部14と、シリンダ保持部14に固定されているピストンシャフト153に対して昇降することにより空気を吸い込みまた吐き出すエアシリンダ15とを含んでおり、把持部7の第1部材71、第2部材73には、それぞれ、エアチューブ13に接続される空気孔74、75が設けられる。
【0023】
より詳しくは、可動部材8のワイヤ接続部81に一端が接続されているワイヤ141が定滑車142、143および動滑車151、152(エアシリンダ15に取り付けられている)に導かれ、他端がシリンダ保持部14のワイヤ接続部146に接続されており、シリンダ保持部14上を上下に延びる2本のスライドレール144およびスライドレール145(図中でスライドレール144に重なっている)により、滑り車154、155および滑り車156、157の取り付けられているエアシリンダ15の昇降がガイドされる。
【0024】
特に、このワイヤ141の長さは、基体6の下方への移動に際し、基体6が塗工液面に着液する直前から、エアシリンダ15に向かって空気が流入されるように調整されている。
【0025】
実際、本感光体塗工装置では、次に示すようなエアシリンダ15の動作が基体6に対する塗工液の塗布に伴われる。
【0026】
図2は基体6の下方への移動に伴うエアシリンダ15の動作を説明するための図である。
【0027】
可動部材8の下方(矢印D3の向き)への移動により、ワイヤ接続部81近傍のワイヤ141が下方に引っ張られ、エアシリンダ15が上昇される。エアシリンダ15が上昇されると、シリンダ内面158とピストン159とにより形成されているエア室160の容積が増大され、基体6内側の空間100(把持部7下面、基体6内面、基体6直下の塗工液面120および省液治具5によって形成される空間)内の空気が、エアチューブ13内を矢印D5の向きに流されエア室160に排出されることとなる。
【0028】
また、図3は基体6の上方への移動に伴うエアシリンダ15の動作を説明するための図である。
【0029】
可動部材8の上方(矢印D4の向き)への移動に伴って、エアシリンダ15は自重により降下する。エアシリンダ15が降下すると、エア室160の容積が減少され、上記のようにして排出されたエア室160内の空気が、エアチューブ13内を矢印D6の向きに流され基体6内側の空間100内に吸入されることとなる。
【0030】
すなわち、本感光体塗工装置では、用いられる塗工液の量が省液治具により少なく抑えられており、さらに、基体内側に形成される空間から空気を排出させまたこの空間に空気を吸入させるために、(滑車により誘導され張力を伝達する)ワイヤを介して基体に接続されるエアシリンダが用いられているので、ピストンシャフトに対するエアシリンダの水平方向への移動が制限されることがない。特にこれらにより、本感光体塗工装置では、従来の感光体塗工装置のように可動部材に接続されるピストンシャフトとエアシリンダとの間で厳密な取り付け精度が要求されることがなくなり、簡素な構成にてピストンおよびシリンダの振動を抑止しエアシリンダの動作を安定させ、基体外面に塗布される塗工液の膜厚にムラが生じることを防止することができる。
【0031】
これらに加え、特に、本感光体塗工装置では、動滑車によって静止しているピストンに対してエアシリンダが移動されるため、移動ストロークを小さくして取り付けるスペースを小さくすることができ、また、移動速度を小さくして振動をより完全に抑止することができる。
【0032】
続いて、本発明の他の実施の形態の感光体塗工装置について説明する。図4は本発明の他の実施の形態の感光体塗工装置の全体構成を示す図である。(ここでは、上述の感光体塗工装置と同様の部分に同一の付合を付すものとして、これらの部分の動作等についての説明を省略する。)
基体6の上下への移動に伴って形成される基体6内側の空間(前述の図2の空間100と同様の空間)から空気を抜き出しまたこの空間に空気を送り込むために、本感光体塗工装置は、エアシリンダ515のエア室660と基体6内側の空間との間で空気の流れを誘導するエアチューブ513と、昇降移動をガイドしつつエアシリンダ515を保持するシリンダ保持部514と、シリンダ保持部514に固定されているピストンシャフト653に対して昇降することにより空気を吸い込みまた吐き出すエアシリンダ515とを含んでいる。
【0033】
より詳しくは、可動部材8のワイヤ接続部81に一端が接続されているワイヤ641が定滑車642、643に導かれて、他端がエアシリンダ515のワイヤ接続部646に接続されており、シリンダ保持部514を上下に延びるスライドレール644およびスライドレール645により、滑り車654、655および滑り車656、657の取り付けられているエアシリンダ515の昇降がガイドされる。
【0034】
これらのような動滑車を用いない感光体塗工装置によっても、前述の動滑車を用いる感光体塗工装置と同様、図2、図3に示すようなエアシリンダの動作を行わせることができ、これらにより、簡素な構成にてピストンおよびシリンダの振動が抑止され、基体外面に塗布される塗工液の膜厚にムラが生じることが防止されている。
【0035】
なお、上記の実施の形態の感光体塗工装置では、エアシリンダは特に自重により降下するものとしたが、ばね等の弾力性を有する物体を用いまたエアシリンダに接続されたおもりを用いることにより降下を行わせるものとすることができる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に記載の感光体塗工装置によると、挿入部材(省液治具)が用いられつつ、感光体用基体の下方への移動の際、ひも状部材および(1または2以上の)滑車により気体収容器の可動部の移動が伴われて気体収容器の容積の増大され、感光体用基体内側の空間内の気体が気体収容器に排出され、また、感光体用基体の上方への移動の際、ひも状部材および滑車により可動部の移動が伴われて気体収容器の容積の減少され、気体収容器内の気体が感光体用基体内側の空間に吸入される。
【0037】
すなわち、これらによると、用いられる塗工液の量が挿入部材により少なく抑えられているといえ、さらに、基体内側に形成される空間から空気を排出させまたこの空間に空気を吸入させるために、ひも状部材および滑車が用いられているので、従来気体収容器内で生じていた振動を防止し、感光体用基体の外面に塗布される塗工液の膜厚のムラの発生を防止することができる。
【0038】
また、気体収容器としてエアシリンダが用いられ、ピストンに対するシリンダの水平方向への移動が制限されなくなるため、従来エアシリンダ内で生じていた振動を簡素な構成により防止し、感光体用基体の外面に塗布される塗工液の膜厚のムラの発生を防止することができる。
【0039】
また、感光体用基体の上方への移動に伴いシリンダが自重にて降下されるため、より簡素な構成により上記の効果が達成されるものといえる。
【0040】
請求項2又は請求項3に記載の感光体塗工装置によると、動滑車が用いられてシリンダが移動されるため、従来より移動速度を小さくして振動をより完全に抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つである感光体塗工装置の全体構成を示す図である。
【図2】基体6の下方への移動に伴うエアシリンダ15の動作を説明するための図である。
【図3】基体6の上方への移動に伴うエアシリンダ15の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の感光体塗工装置の全体構成を示す図である。
【図5】感光体ドラムの浸漬塗工を行うための従来の塗工装置の構成を示す図である。
【図6】改良の施された塗工装置を用いての浸漬塗工を説明するための図である。
【符号の説明】
1 塗工タンク
2 オーバーフロー槽
3 循環槽
4 ポンプ
5 省液治具
6 基体
7 把持部
8 可動部材
9 支持部
10 ボールねじ
11 モータ
12 モータ制御装置
13 エアチューブ
14 シリンダ保持部
15 エアシリンダ
71 第1部材
72 Oリング
73 第2部材
74、75 空気孔
81 ワイヤ接続部
141 ワイヤ
142、143 定滑車
144、145 スライドレール
146 ワイヤ接続部
151、152 動滑車
153 ピストンシャフト
154〜157 滑り車
158 シリンダ内面
159 ピストン

Claims (3)

  1. 筒状の感光体用基体の上端を把持部により密閉しつつ把持し、把持された感光体用基体を下方、上方に移動させることによって所定の塗工槽内の塗工液に感光体用基体を浸漬させて引き上げ、感光体用基体の外面に塗工液を塗布する感光体塗工装置であって、
    感光体用基体の下方への移動に伴って感光体用基体の内部に挿入される塗工槽内の挿入部材と、
    所定の可動部の移動により容積を変化させつつ、気体を収容する気体収容器と、
    把持部側と可動部側とを滑車を介して接続し、感光体用基体の下方への移動に伴い気体収容器の容積を増大させ、感光体用基体の上方への移動に伴い気体収容器の容積を減少させるように、可動部の移動を感光体用基体の移動に伴わせるひも状部材と、
    感光体用基体の移動に伴い把持部、感光体用基体内面、塗工液面および挿入部材により感光体用基体内側に形成される空間と気体収容器との間で気体の流れを導く管路とを有し、
    前記気体収容器は、可動部であるシリンダがピストンに対し移動することによりエア室の容積が増減されるエアシリンダであり、
    感光体用基体の上方への移動に伴ってひも状部材に制限されつつシリンダが自重にて降下する感光体塗工装置。
  2. 前記滑車は、シリンダに取り付けられる動滑車を含む請求項1に記載の感光体塗工装置。
  3. 筒状の感光体用基体の上端を把持部により密閉しつつ把持し、把持された感光体用基体を下方、上方に移動させることによって所定の塗工槽内の塗工液に感光体用基体を浸漬させて引き上げ、感光体用基体の外面に塗工液を塗布する感光体塗工装置であって、
    感光体用基体の下方への移動に伴って感光体用基体の内部に挿入される塗工槽内の挿入部材と、
    所定の可動部の移動により容積を変化させつつ、気体を収容する気体収容器と、
    把持部側と可動部側とを滑車を介して接続し、感光体用基体の下方への移動に伴い気体収容器の容積を増大させ、感光体用基体の上方への移動に伴い気体収容器の容積を減少させるように、可動部の移動を感光体用基体の移動に伴わせるひも状部材と、
    感光体用基体の移動に伴い把持部、感光体用基体内面、塗工液面および挿入部材により感光体用基体内側に形成される空間と気体収容器との間で気体の流れを導く管路とを有し、
    前記気体収容器は、可動部であるシリンダがピストンに対し移動することによりエア室の容積が増減されるエアシリンダであり、
    前記滑車は、シリンダに取り付けられる動滑車を含む感光体塗工装置。
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