JP3545181B2 - 光情報記録再生装置 - Google Patents

光情報記録再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3545181B2
JP3545181B2 JP32662397A JP32662397A JP3545181B2 JP 3545181 B2 JP3545181 B2 JP 3545181B2 JP 32662397 A JP32662397 A JP 32662397A JP 32662397 A JP32662397 A JP 32662397A JP 3545181 B2 JP3545181 B2 JP 3545181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
error signal
offset amount
signal
groove portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32662397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11161975A (ja
Inventor
泰男 中田
寛 藤
伸夫 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP32662397A priority Critical patent/JP3545181B2/ja
Priority to US09/197,663 priority patent/US6407968B1/en
Publication of JPH11161975A publication Critical patent/JPH11161975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545181B2 publication Critical patent/JP3545181B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0908Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
    • G11B7/0909Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only by astigmatic methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00718Groove and land recording, i.e. user data recorded both in the grooves and on the lands
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/094Methods and circuits for servo offset compensation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光を用いて光ディスクに情報の記録再生を行う光情報記録再生装置に関するものであって、特に、光ディスクのグルーブ部とランド部の両方に情報の記録再生を行う光情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光情報記録再生装置である光ディスク装置では、半導体レーザ(光源)から出力された光を対物レンズ(集光手段)により集光し、得られた光スポットを光ディスク上のトラックに沿ってトラッキングし、得られる信号を基に情報の記録再生を行うようになっている。
【0003】
そのため、情報の記録再生を行う光ディスクには、光スポットをトラッキングするためのトラック(案内溝)が予め形成されている。以下、トラックを構成する溝部分をグルーブ部と称し、グルーブ部とグルーブ部との間の領域をランド部と称する。
【0004】
これまでの光ディスク装置では、光ディスクのランド部かグルーブ部の何れか一方にしか情報の記録再生が行われていなかったが、最近では、光ディスク上のグルーブ部とランド部の両方に情報を記録し、約2倍の光ディスクの高密度化が実現できる方法も知られている。
【0005】
しかしながら、グルーブ部とランド部の両方に情報の記録再生を行う光ディスク装置においては、トラッキングエラー信号(以下、TESと記載)のフォーカスエラー信号(以下、FESと記載)への回り込みが発生する。これは、トラック干渉、或いは誤差信号間クロストークと呼ばれるもので、以下、誤差信号間クロストークと称する。
【0006】
誤差信号間クロストークが生じると、この影響により、半導体レーザから出射した光を対物レンズにて集光して得られる光スポットが光ディスクのグルーブ部をトラッキングしているときとランド部をトラッキングしているときで、フォーカスオフセット量の最適値が異なってしまう。その結果、ランド部トラッキング時とグルーブ部トラッキング時とで同一のサーボ制御量とすると、最適なフォーカス位置とはならず、最適な記録再生が実施できないこととなる。
【0007】
ここで、図10を用いて、ランド部トラッキング時とグルーブ部トラッキング時とで、フォーカスオフセット量が異なる理由を説明する。
【0008】
図10は光ピックアップから得られるFESとTESを示しており、フォーカスサーボのみONされた状態のサーボ誤差信号を示している。なお、サーボ誤差信号(FESとTES)は、対物レンズにより光ディスク66上に集光されるスポットが図中に示す光ディスク66の各場所(グルーブ部66a、ランド部66b)に位置したときの誤差信号を対応させて示している。
【0009】
通常、該図に示すように、FESは光ディスク66のトラックの影響を受け、TESの周期に等しい周期をもち、かつ、その位相がTESに対してずれた信号となっている。これは、フォーカスサーボの周波数帯域fが、トラック偏心によって発生するトラッククロス周波数fTCよりも小さい場合に観測することができる。
【0010】
このFESの変動が上記の誤差信号間クロストークと呼ばれるものであり、この誤差信号間クロストークが発生する理由としては、光ピックアップを構成する光学部品、特に対物レンズの収差によりサーボ誤差信号を生成する光検出器上でのディスク反射光の対称性が影響を受け非対称となり、TESがFESに回り込むため発生する。
【0011】
光ディスク装置のサーボ制御は、通常、フォーカスサーボがONされた後、トラッキングサーボがONされる。そのため、図10に示したサーボ誤差信号よりわかるように、この誤差信号間クロストークの影響により、集光スポットがランド部66bをトラッキングするときには、フォーカス点はLとなり、一方、グルーブ部66aにトラッキングするときには、フォーカス点はG点となる。
【0012】
このようにランド部66bにトラッキングする時とグルーブ部66aにトラッキングする時において、フォーカス点が異なるため、同じサーボ制御量でフォーカスサーボを行った場合、ランド部トラッキング時とグルーブ部トラッキング時とで、1+g相当の光軸方向のずれ(フォーカスオフセット)が発生してしまい、フォーカスオフセット量の最適値が異なるわけである。
【0013】
そこで、本願出願人は、先に特開平8−180429号公報にて、グルーブ部トラッキング時とランド部トラッキング時とで、フォーカスサーボのサーボ制御量を切り替える構成を提案している。
【0014】
即ち、ランド部フォーカスオフセット量とグルーブ部フォーカスオフセット量とをそれぞれ記憶させておき、グルーブ部にトラッキングしているときはグルーブ部フォーカスオフセット量にてFESを補正してフォーカスサーボを実施し、ランド部にトラッキングしているときはランド部フォーカスオフセット量にてFESを補正してフォーカスサーボを実施する。これにより、光ディスク上にトラッキングしている領域にジャストフォーカスで情報の記録再生が可能となる。
【0015】
また、フォーカスオフセット量の設定方法は、以下の2つの方法を用いて設定するようになっている。
【0016】
設定例▲1▼:光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークを基に設定する。
【0017】
ランド部とグルーブ部の最適フォーカス位置が異なる理由は、上述したように光ピックアップの誤差信号間クロストークにより発生する。そのため、基準ディスクを用いて、光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークより、ランド部とグルーブ部の最適フォーカス位置を求める。
【0018】
設定例▲2▼:光ディスク装置起動時の再生信号を基に設定する。
【0019】
光ディスク装置の起動後、実際の情報の記録再生を行う前に、フォーカスオフセット量を変えて、信号の再生(テストリード)を行い、得られる再生信号が最大となるフォーカスオフセット量をランド部とグルーブ部に対してれぞれ求める。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の設定例▲1▼の光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークを基に設定する方法、および設定例▲2▼の光ディスク装置起動時の再生信号を基に設定する方法にはそれぞれ、以下のような問題がある。
【0021】
設定例▲1▼では、光ピックアップの経時変化により誤差信号間クロストーク量が変化した場合に誤差が生じて適切なフォーカスオフセット量とならず、最適なフォーカスサーボが実施できない。さらに、基準ディスクを用いるので、基準ディスクと実際に用いる個々の光ディスクとの間にばらつきがあった場合も上記と同様に誤差が発生し、最適なフォーカスサーボが実施できない。
【0022】
一方、設定例▲2▼では、設定例▲1▼で発生する誤差の影響はないが、装置起動時にフォーカスオフセット量を変えて、テストリードを行う必要があるため、装置の立ち上がり時にテストリードのための時間が必要となる。また、フォーカスオフセット量を変えてテストリードをするという動作のためのシステム制御が必要となり、装置のコストアップを招来する。
【0023】
なお、特開平8−30975号公報にも、設定例▲2▼と同じく光ディスク装置の起動後、実際の情報の記録再生を行う前に、フォーカスオフセット量を変えてテストリードを行い、再生信号(信号振幅あるいは、エラーレート)が最良となるオフセット量を求める設定方法が開示されているが、これにおいても、上記した設定例▲2▼と同じ問題を有する。
【0024】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、装置のコストアップを招くことなく、かつ、経時変化や光ディスクのばらつきによる誤差の影響を受けることもなく、光ディスクのトラッキングしている領域にジャストフォーカスで情報の記録再生が可能な光情報記録再生装置を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の光情報記録再生装置は、上記の課題を解決するために、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、上記コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備え、上記コンパレータは、入力されたトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、ランド部中心でレベルが変化する信号を出力し、上記サンプリング手段は、上記コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで上記ランド部のフォーカスオフセット量を検出することを特徴としている。
【0026】
本発明の請求項2記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップ)を用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、上記コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備え、上記コンパレータは、入力されたトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、グルーブ部中心でレベルが変化する信号を出力し、上記サンプリング手段は、上記コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで上記グルーブ部のフォーカスオフセット量を検出することを特徴としている。
【0027】
本発明の請求項3記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップ)を用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、ランド部の中心で立ち上がり、グルーブ部の中心で立ち下がる信号を作成するコンパレータと、上記コンパレータにより得られる信号を反転させるインバータ回路と、上記コンパレータの出力信号の立ち上がりのタイミングで、フォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングして上記ランド部のフォーカスオフセット量を検出する第1のサンプリング手段と、上記インバータ回路による反転後の出力信号の立ち上がりのタイミングで、フォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングして上記グルーブ部のフォーカスオフセット量を検出する第2のサンプリング手段とからなることを特徴としている。
【0028】
上記の各請求項によれば、オフセット量検出手段が、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのフォーカスエラー信号の変動量を基にフォーカスオフセット量を検出し、上記補正手段は、このフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する。フォーカスサーボON状態でのフォーカスエラー信号は、前述した誤差信号間クロストークの影響を受けて変動しているので、フォーカスエラー信号の変動量を基にランド部、グルーブ部の各フォーカスオフセット量を検出できる。つまり、ランド部・グルーブ部で形成される光ディスク上のトラックに偏心がある場合、フォーカスサーボのみONし、光スポットがトラックを横切る際のトラッキングエラー信号におけるゼロクロスタイミングに基づいて、各フォーカスオフセット量を検出できる。
【0029】
したがって、情報を記録すべき領域がランド部であってもグルーブ部であっても、各々にジャストフォーカスした最適フォーカス位置で、情報の記録再生が可能となり、得られる再生信号が高品質なものとなる。
【0030】
そして、上記のようなフォーカスエラー信号の変動量の検出は、通常の装置起動時間内に十分実施でき、従来のテストリードを実施する構成のように、装置のコストアップや装置起動時間が長くなることもない。また、光ディスク毎にフォーカスエラー信号の変動量を検出してフォーカスエラー信号を補正するので、従来の基準ディスクを用いて、光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークを基に設定していた構成のように、経時変化や光ディスク間のばらつきによる誤差の影響を受けることもない。
【0031】
また、コンパレータには、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のトラッキングエラー信号が入力されており、基準レベルを適当に設定することで、例えば上記の各請求項に記載したように、ランド部およびグルーブ部の中心で出力レベルが変化する。サンプリング手段は、コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで、ランド部、グルーブ部の各中心の変動量をサンプリングして、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量を求めることができる。
【0032】
本発明の請求項4記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号と、k倍したトラッキングエラー信号との差動出力をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段と、上記エンベロープ検出手段の出力信号のピーク値およびボトム値を、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量としてメモリーするサンプリング手段とを備えており、上記のkは、トラッキングエラー信号の振幅をA、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の振幅をB、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との位相差をθとすると、
k={B・cos(2π・θ)}/A
であることを特徴としている。
【0033】
本発明の請求項5記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップ)を用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号を生成する第2信号生成手段と、上記第2信号をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段と、上記エ ンベロープ検出手段の出力信号のピーク値およびボトム値を、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量としてメモリーするサンプリング手段とを備えていることを特徴としている。
【0034】
本発明の請求項6記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップ)を用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、上記補正手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号を生成する第2信号生成手段と、上記第2信号をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段を備えるとともに、上記第2信号生成手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号からk倍したトラッキングエラー信号を減算する差動信号生成手段からなり、上記のkが、トラッキングエラー信号の振幅をA、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の振幅をB、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との位相差をθとすると、
k={B・cos(2π・θ)}/A
であり、上記エンベロープ検波手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正することを特徴としている。
【0035】
上記の各請求項によれば、オフセット量検出手段が、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのフォーカスエラー信号の変動量を基にフォーカスオフセット量を検出し、上記補正手段は、このフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する。フォーカスサーボON状態でのフォーカスエラー信号は、前述した誤差信号間クロストークの影響を受けて変動しているので、フォーカスエラー信号の変動量を基にランド部、グルーブ部の各フォーカスオフセット量を検出できる。つまり、ランド部・グルーブ部で形成される光ディスク上のトラックに偏心がある場合、フォーカスサーボのみONし、光スポットがトラックを横切る際のトラッキングエラー信号におけるゼロクロスタイミングに基づいて、各フォーカスオフセット量を検出できる。
【0036】
したがって、情報を記録すべき領域がランド部であってもグルーブ部であっても、各々にジャストフォーカスした最適フォーカス位置で、情報の記録再生が可能となり、得られる再生信号が高品質なものとなる。
【0037】
そして、上記のようなフォーカスエラー信号の変動量の検出は、通常の装置起動時間内に十分実施でき、従来のテストリードを実施する構成のように、装置のコストアップや装置起動時間が長くなることもない。また、光ディスク毎にフォーカスエラー信号の変動量を検出してフォーカスエラー信号を補正するので、従来の基準ディスクを用いて、光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークを基に設定していた構成のように、経時変化や光ディスク間のばらつきによる誤差の影響を受けることもない。
【0038】
また、誤差信号間クロストークによる影響の場合、フォーカスエラー信号はトラッキングエラー信号と90°の位相差をもって変動することとなる。したがって、トラッキングエラー信号がゼロクロスするタイミングでフォーカスエラー信号は、ピークとボトムとなり、フォーカスエラー信号をエンベロープ検波してピークとボトムをサンプリングすることで、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量を検出できる。
【0039】
そして、このように誤差信号間クロストークによる影響の場合、フォーカスエラー信号はトラッキングエラー信号と90°の位相差をもって変動することとなるが、フォーカスエラー信号を検出するための光検出器等の位置調整不良に起因するフォーカスエラー信号の変動は、トラッキングエラー信号に対して、同位相あるいは、逆位相の変動となる。このような場合、フォーカスエラー信号のピークとボトムは、ランド部、グルーブ部の中心部からずれてしまい、正確なランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量を検出できない。
【0040】
そこで、上記の各請求項では、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号、具体的には、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号から上記のk倍したトラッキングエラー信号を減算することで得られる信号を生成し、これをエンベロープ検波するようになっているので、位置調整不良によるフォーカスエラー信号の変動があった場合も、正確なランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量を検出できる
【0041】
本発明の請求項7記載の光情報記録再生装置は、請求項1ないし6の何れかに記載の構成において、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップに備えられたサーボ制御用の集光手段の駆動手段を用いて集光手段をランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備えていることを特徴としている。
【0042】
本発明の請求項8記載の光情報記録再生装置は、請求項1ないし6の何れかに記載の構成において、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップのアクセス動作に用いる光ピックアップの駆動手段を用いて光ピックアップをランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備えていることを特徴としている。
【0043】
本発明の請求項9記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップ)を用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド 部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップに備えられたサーボ制御用の集光手段の駆動手段を用いて集光手段をランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備え、かつ、上記補正手段が、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、該コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備えるとともに、上記サンプリング手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正することを特徴としている。
【0044】
本発明の請求項10記載の光情報記録再生装置は、光ピックアップ(光源、集光手段、光検出器等を備えた光ピックアップ)を用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップのアクセス動作に用いる光ピックアップの駆動手段を用いて光ピックアップをランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備え、かつ、上記補正手段が、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、該コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備えるとともに、上記サンプリング手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正することを特徴としている。
【0045】
上記の各請求項の構成によれば、前記の効果に加えて、制御手段が、集光手段、或いは光ピックアップを駆動手段にてランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させるので、たとえトラック偏心が小さく、偏心によって発生するトラッククロス周波数がフォーカスサーボの周波数帯域より小さい場合にも、故意にトラッキングエラー信号をゼロクロスさせて、フォーカスオフセット量の検出が可能となる。
【0046】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の第1実施形態である光ディスク装置を図1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0047】
本光ディスク装置が、情報の記録再生を行う光ディスクには、光スポットをトラッキングするためのトラック(案内溝)が予め形成されている。以下、トラックを構成する溝部分をグルーブ部と称し、グルーブ部とグルーブ部との間の領域をランド部と称する。本光ディスク装置は、グルーブ部とランド部の両方に情報の記録再生を行うものである。
【0048】
まず、図2を用いて、本光ディスク装置の光ピックアップの構成を説明する。なお、図2に示す光ピックアップは、光ディスクとして磁気光学効果を利用した光磁気ディスクに対して構成される光ピックアップとして説明していく。
【0049】
図2(a)に示すように、光ピックアップ20の半導体レーザ1から出射した光ビームは、コリメートレンズ2により平行光に変換され、第1ビームスプリッタ3に照射される。第1ビームスプリッタ3を透過した光は、45°ミラー4により反射されて、対物レンズ5を介して光ディスク6に導かれ、光ディスク6上に集光され反射する。
【0050】
光ディスク6からの反射光は、上記と逆の光路を通り、その一部は第1ビームスプリッタ3を透過して半導体レーザ1に戻り、他は第1ビームスプリッタ3により、第2ビームスプリッタ7方向に反射される。
【0051】
第2ビームスプリッタ7方向に反射された光は、第2ビームスプリッタ7において、一部は第1集光レンズ8方向に反射され、他は第2集光レンズ14方向に透過される。第2集光レンズ14方向に透過された光は、第2集光レンズ14およびその母線が紙面に対して45°方向に設定されたシリンドリカルレンズ15を透過した後、第1光検出器16(光検出器)上に集光され、フォーカスエラー信号(以下、FESと記載)とトラッキングエラー信号(以下、TESと記載)のサーボ誤差信号を生成する。
【0052】
この第1光検出器16は、同図(b)に示すように、4分割された受光部16a・16b・16c・16dを有している。この第1光検出器16で受光される光は、光ディスク6のディスク面に形成されているグルーブ部により回折された光であるので、第1光検出器16の受光部上で回折パターン17を形成する。
【0053】
この光ピックアップ20では、トラッキングエラー信号検出法としてプッシュプル法を用いている。したがって、TESは、光ディスク6における集光スポットと、光ディスク6の面に形成さているグルーブ部との位置関係により生じる上記回折パターン17の非対称性を基に生成される。受光部16a・16b・16c・16dでの出力をそれぞれSa・Sb・Sc・Sdとすると、TESは、(1)式で示される演算で求められる。
【0054】
TES=(Sa+Sc)−(Sb+Sd) …(1)
また、この光ピックアップ20では、フォーカスエラー信号検出法として非点収差法を用いている。したがって、FESは、(2)式で示される演算で求められる。
【0055】
FES=(Sa+Sd)−(Sb+Sc) …(2)
一方、図2(a)に示す第2ビームスプリッタ7において、第1集光レンズ8方向に反射された光は、第1集光レンズ8により集光され、1/2波長板9により光の偏光方位を45°回転された後、偏光ビームスプリッタ10に入射し、一部は偏光ビームスプリッタ10を透過して、第2光検出器11に集光され、他は反射されて第3光検出器12に集光される。
【0056】
上記第2光検出器11の出力は、差動検出器13のマイナス側に入力され、また、第3光検出器12の出力は、差動検出器13のプラス側に入力される。差動検出器13で各々の光検出器から入力された信号の差動検出が行われ、光ディスク6に記録された磁気光学効果を利用した情報が情報再生信号として検出される。
【0057】
次に、本光ディスク装置のサーボ制御系のシステム構成およびその制御手順を、図3、図4を基に説明する。
【0058】
図3のブロック図に示すように、サーボ制御系25は、トラッキングサーボ制御回路21と、フォーカスサーボ制御回路22と、スイッチ23と、コントローラ24とからなる。
【0059】
トラッキングサーボ制御回路21には、光ピックアップ20における前述の第1光検出器16からTESが入力されると共に、コントローラ24からトラッキングサーボ極性制御信号SとトラッキングサーボON信号Sとが入力されている。トラッキングサーボ制御回路21は、トラッキングサーボON信号Sが入力されたとき、トラッキングサーボ極性制御信号Sにて指定されたトラッキングサーボ極性で、TESを基にトラッキングサーボを実施して、トラッキングアクチュエータ28を駆動するようになっている。
【0060】
フォーカスサーボ制御回路22には、上記第1光検出器16からのFESが入力されると共に、コントローラ24からフォーカスサーボON信号Sが入力されている。また、フォーカスサーボ制御回路22には、スイッチ23を介してランド部のフォーカスオフセット量l、或いはグルーブ部のフォーカスオフセット量gの何れかが入力されている。フォーカスサーボ制御回路22は、フォーカスサーボON信号Sが入力されたとき、スイッチ23を介して入力されるフォーカスオフセット量l,gを基にFESを補正し、補正されたFESを基にフォーカスサーボを実施して、フォーカスアクチュエータ29を駆動するようになっている。
【0061】
スイッチ23には、コントローラ24からスイッチ切替信号Sが入力されており、このスイッチ切替信号Sが入力されることで、スイッチ接点をA側とB側とで切り替えるようになっている。スイッチ23におけるA側接点端子には、後述するフォーカスオフセット量検出回路(フォーカスオフセット量検出手段)にて検出されたランド部のフォーカスオフセット量lが入力され、B側接点端子には、フォーカスオフセット量検出回路にて検出されたグルーブ部のフォーカスオフセット量gが設定されている。
【0062】
コントローラ24は、フォーカスサーボON信号S、トラッキングサーボ極性制御信号S、スイッチ切替信号S、およびトラッキングサーボON信号Sを、それぞれ対応するトラッキングサーボ制御回路21、フォーカスサーボ制御回路22、或いはスイッチ23に出力し、これらの駆動を制御するものである。
【0063】
サーボ制御にあたり、まずはコントローラ24からフォーカスサーボON信号Sがフォーカスサーボ制御回路22に入力される。このフォーカスサーボON信号Sにより、フォーカスサーボ制御回路22が動作し、光ピックアップ20からのFESを、スイッチ23から入力されるランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gの何れかを基にして補正し、補正したFESを基に、フォーカスアクチュエータ29が駆動され、フォーカスサーボがONされる(図4のS1)。
【0064】
尚、このときの用いられるフォーカスオフセット量は、ランド部のフォーカスオフセット量lでも、グルーブ部のフォーカスオフセット量gでも良く、スイッチ23は、A側とB側とのどちらに設定されていてもよい。
【0065】
次いで、コントローラ24にて、再生のためにトラッキングすべき領域がランド部、グルーブ部の何れであるかが判断される(S2)。このような判断は、光ディスク6のTOC領域に書き込まれたTOC情報を光ディスク6が光ディスク装置に挿入された際に読み出しておくことで判断する。
【0066】
ここで、ランド部であると判断された場合、コントローラ24からのトラッキングサーボ極性制御信号Sが入力されることで、トラッキングサーボ制御回路21は、右上がりの極性でゼロクロスする点にトラッキングするように設定される(S3)。
【0067】
続いて、スイッチ23がA側とB側のどちらに設定されているかの判断が行われる(S4)。A側に設定されている場合は、ランド部に対応したフォーカスオフセット量lにて既にフォーカスサーボを実施しているため、スイッチ23は切り替えられない。ここで、光ピックアップ20の対物レンズ5は、既に最適なフォーカス位置をとっている。
【0068】
一方、S4において、B側に設定されていると判断された場合は、コントローラ24からスイッチ切替信号Sが出力され、スイッチ23がA側に切り替えられる(S5)。これにより、ランド部に対応したフォーカスオフセット量lにてフォーカスサーボが実施され、光ピックアップ20の対物レンズ5は、最適なフォーカス位置をとる。尚、このとき、フォーカスオフセット量が変わるため、対物レンズ5と光ディスク6との間隔が変化するが、変化量はミクロンオーダーであるため、フォーカスサーボがこの切り替えによって外れることはない。
【0069】
その後、コントローラ24からトラッキングサーボON信号Sが、トラッキングサーボ制御回路21に入力され、トラッキングサーボ制御回路21が動作し、第1光検出器16からのTESにより、トラッキングアクチュエータ28が駆動され、トラッキングサーボがONされ(S6)、情報の記録再生が開始される(S7)。
【0070】
一方、S2において、トラッキングすべき領域がグルーブ部であると判断された場合、コントローラ24からのトラッキングサーボ極性制御信号Sにより、トラッキングサーボ制御回路21は、右下がりの極性でゼロクロスする点にトラッキングするように設定される(S8)。
【0071】
続いて、スイッチ23がA側とB側のどちらに設定されているかの判断が行われ(S9)、B側に設定されている場合は、スイッチ23の切り替えは必要なく、グルーブ部のフォーカスオフセット量gが設定されており、光ピックアップ20の対物レンズ5は、既に最適なフォーカス位置に付けている。
【0072】
一方、S9において、A側に設定されていると判断された場合は、スイッチ23がB側に切り替えられ(S10)、フォーカスオフセット量がグルーブ部のフォーカスオフセット量gに設定される。これにより、光ピックアップ20の対物レンズ5は、最適なフォーカス位置をとる。
【0073】
その後、S6の過程と同様に、トラッキングサーボがONされ(S11)、情報の記録再生が開始される(S7)。
【0074】
次に、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gを用いてFESを補正するFES生成系の構成を、図5(a)を用いて説明する。
【0075】
前述したように、本光ディスク装置における光ピックアップ20では、フォーカスエラー信号検出法として非点収差法を用いているので、FESは前述の(2)式で得られる。
【0076】
回路的には、図5(a)に示すように、加算増幅器30によって受光部16aと受光部16dの出力の和(Sa+Sd)を形成し、加算増幅器31で受光部16bと受光部16cの出力の和(Sb+Sc)を形成し、これら加算増幅器30・31の出力の差を差動増幅器32にて演算することで求める。
【0077】
こうして求められたFES(後述する補正FESと区別するために、FESとする)に、次の加算増幅器33にてフォーカスオフセット量l,gが加算されて補正される。スイッチ23によりランド部かグルーブ部かにそれぞれに応じたフォーカスオフセット量X(l又はg)が選択されているとすると、補正されたFESは、(3)式で求められる。
【0078】
FES=(Sa+Sd)−(Sb+Sc)+X …(3)
このとき、フォーカスオフセット量Xは、ランド部ではフォーカスオフセット量l(符号はマイナス)であり、グルーブ部ではフォーカスオフセット量g(符号はプラス)である。
【0079】
なお、上記FES生成系は、図2の光ピックアップ20に備えられた第1光検出器16と、図3のフォーカスサーボ制御回路22にその機能が付与されている。
【0080】
次に、フォーカスオフセット量を検出するためのフォーカスオフセット量検出回路の構成を、図1、図6を用いて説明する。
【0081】
フォーカスオフセット量検出回路39は、図1に示すように、コンパレータ40、インバータ回路41、および2つのサンプルホールド回路(サンプリング手段)42・43からなる。
【0082】
コンパレータ40には、前述の(1)式で示されるTESが入力されており、コンパレータ40の出力は、2つに分岐されて一方はそのままサンプルホールド回路43に入力され、もう一方は、インバータ回路41にてその極性が反転された後、サンプルホールド回路42に入力されている。
【0083】
そして、各サンプルホールド回路42・43には、前述の(2)式で示されるFES(FES)が分岐されてそれぞれ入力されている。サンプルホールド回路42の出力は、前述した図3のサーボ制御系におけるスイッチ23のB側接点端子に接続され、一方、サンプルホールド回路43の出力は、スイッチ23のA側接点端子に接続されている。
【0084】
上記フォーカスオフセット量検出回路39の各部分において得られる出力信号を図6を用いて説明して行く。図6は、光ピックアップ20から得られるFESとTESの両方のサーボ誤差信号、コンパレータ40の出力、インバータ回路41からの出力の信号波形を示しており、FESは、フォーカスサーボのみONされた状態のサーボ誤差信号を示している。なお、それぞれのサーボ誤差信号は、対物レンズ5により光ディスク6上に集光されるスポットが図中に示す光ディスク6の各場所(グルーブ部6a、ランド部6b)に対応させて示している。
【0085】
コンパレータ40より得られる信号は、TESの立ち上がりと立ち下がりに対応した出力となり、図6に示すように、ランド部6b中心でハイレベル、グルーブ部6a中心でロウレベルに切り替わる。一方、コンパレータ40より得られる信号をインバータ回路41により変換することにより出力される信号は反転し、図6に示すように、ランド部6b中心でロウレベル、グルーブ部6a中心でハイレベルに切り替わる。
【0086】
それぞれの出力は、FESが接続されたサンプルホールド回路42・43に接続されており、かつ、サンプルホールド回路42・43は、コンパレータ出力の立ち上がり部分のデータをホールド・メモリーする構成となるため、サンプルホールド回路42には、グルーブ6a中心におけるフォーカスオフセット量gがメモリーされ、サンプルホールド回路43には、ランド6b中心におけるフォーカスオフセット量1がメモリーされることになる。
【0087】
そして、各サンプルホールド回路42・43にメモリーされたフォーカスオフセット量l,gが、図3に示したスイッチ23のA側接点端子とB側接点端子に出力され、A側接点端子にランド部のフォーカスオフセット量lが、B側接点端子にグルーブ部のフォーカスオフセット量gが設定されることとなる。
【0088】
本光ディスク装置では、上記のようなフォーカスオフセット量の検出を、装置起動時、光ディスク6が光ディスク装置に挿入されたときに、TOC領域のTOCデータを読み出すべく行われるフォーカスサーボがONされたときに行うようになっている。
【0089】
通常、光ディスク装置においては、ディスク挿入→フォーカスサーボON→トラッキングサーボON→情報の記録再生の手順で記録再生動作に入るが、上記のように、TOCデータを読み出すためのフォーカスサーボONの際に同時に、フォーカスオフセット量の検出を行うことで、装置起動時間が長くなることはない。
【0090】
以上のように、本光ディスク装置では、ランド部トラッキング時とグルーブ部トラッキング時とでフォーカスサーボ制御量を切り替えるための、ランド部およびグルーブ部の各フォーカスオフセット量l,gを、フォーカスサーボのみONした状態で、TESをコンパレートしてランド部およびグルーブ部の中心でそれぞれ立ち上がる信号を作成し、この立ち上がりタイミングでFESをそれぞれサンプリングして検出するようになっている。
【0091】
したがって、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gの検出は、通常の装置起動時間内に十分実施でき、従来のテストリードを実施する構成のように、装置のコストアップや装置起動時間が長くなることもない。また、光ディスクが挿入されるたびにフォーカスオフセット量l,gを検出し、検出したフォーカスオフセット量l,gでFESを補正するので、従来の基準ディスクを用いて、光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークを基に設定していた構成のように、経時変化や光ディスク間のばらつきによる誤差の影響を受けることもない。
【0092】
尚、本実施形態では、最適なフォーカスサーボ制御量とするために、FESをフォーカスオフセット量で補正しているが、例えば以下のように第1光検出器16の各受光部出力の電気的増幅率比(ゲインバランス)を制御しても、上述したと同じフォーカスサーボを実現することが可能である。
【0093】
この場合のFES生成系は、図5(b)に示すように、加算増幅器30・31、増幅器34・35、および差動増幅器32で構成されている。増幅器34の増幅率はF、増幅器35の増幅率はFである。
【0094】
この構成によれば、第1光検出器16の受光部16aと16dとによる出力の和(Sa+Sd)が加算増幅器30によって形成され、受光部16bと16cとによる出力の和(Sb+Sc)が加算増幅器31で形成される。加算増幅器30・31で形成された信号は、増幅器34・35によりそれぞれ増幅される。
【0095】
このとき、スイッチ36aによりランド部フォーカスゲイン量lかグルーブ部フォーカスゲイン量gの何れか対応する方が選択されて増幅器34に入力され、信号はF倍増幅される。また、スイッチ36bによりランド部フォーカスゲイン量lかグルーブ部フォーカスゲイン量gの何れか対応する方が選択されて増幅器35に入力され、信号はF倍増幅される。
【0096】
その後、差動増幅器32により増幅器34と35との出力の差が演算され、次式で示されるFESが得られる。
【0097】
FES=F(Sa+Sd)−F(Sb+Sc) …(4)
上記(4)式は、(5)式に書き変えることができる。
【0098】
FES=(Sa+Sd)−(Sb+Sc)+α …(5)
※ α=(F−1)×(Sa+Sd)−(F−1)×(Sb+Sc)
(5)式のαで示される値を上述の(3)式のフォーカスオフセット量Xと同じ値となるように設定すれば、フォーカスオフセット量で補正した補正FESと、ゲインバランスで補正した補正FESは互いに等価になるため、サーボ信号生成用の第1光検出器16の受光部出力のゲインバランスを変更することによってもフォーカスオフセット量による補正と同様に最適なフォーカスサーボ制御を行うことができる。
【0099】
〔実施の形態2〕
本発明に係る第2実施形態である光ディスク装置を、図7、図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、第1実施形態にて示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0100】
本光ディスク装置では、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gの検出を、第1実施形態の光ディスク装置とは異なる方法で検出している点のみが異なり、その他の構成は前述の第1実施形態の光ディスク装置に同じである。
【0101】
本光ディスク装置に備えられた、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gのフォーカスオフセット量検出回路(フォーカスオフセット量検出手段)55の構成を、図7、図8を用いて説明する。
【0102】
図7に示すように、フォーカスオフセット量検出回路55は、増幅器44、差動検出器45、2つのエンベロープ検波器46・47、および2つのサンプルホールド回路52・53からなる。
【0103】
差動検出器45の+端子には、前述の(2)式で示されるFESが入力され、−端子には、前述の(1)式で示されるTESの増幅器44でk倍されたものが入力されている。差動検出器45は、(6)式で示す出力FES−1(第2信号)を差動検出する。なお、増幅器44と差動検出器45にて、本発明の第2信号生成手段、差動信号生成手段が構成されている。
【0104】
FES−1=FES−k・TES …(6)
差動検出器45の出力であるFES−1は、2つに分岐されてそれぞれエンベロープ検波器46・47に入力される。エンベロープ検波器46・47は、ダイオード48・49とコンデンサー50・51とからなり、入力されるFES−1のピークとボトムを検出して、これを各サンプルホールド回路52・53がメモリーするようになっている。
【0105】
サンプルホールド回路52の出力は、前述した図3のサーボ制御系におけるスイッチ23のB側接点端子に接続され、一方、サンプルホールド回路53の出力は、スイッチ23のA側接点端子に接続されている。
【0106】
図7の構成において、得られる出力信号を図8を用いて説明する。
【0107】
図8は、上記フォーカスオフセット量検出回路55の各部分における出力信号の各波形を示しており、フォーカスサーボのみONされた状態のサーボ誤差信号を示している。なお、それぞれのサーボ誤差信号は、対物レンズ5により光ディスク6上に集光される光スポットが図中に示す光ディスク6の各場所(グルーブ部6a、ランド部6b)に対応させて示している。
【0108】
まず、(6)式で得られるFESとTESの差動出力FES−1について、考える。
【0109】
TESが、正弦波であると仮定し、対物レンズ5により光ディスク6上に集光されるスポットの位置をx、光ディスク6のトラックピッチをPとするとTESは、(7)式で示される。
【0110】
TES=A・sin{2π・(x/P)} …(7)
※ A:TES振幅
一方、FESは、TESとの位相差をθとすれば、(8)式で示される。
【0111】
FES=B・sin{2π・(x/P)+θ} …(8)
※ B:誤差信号間クロストークの振幅
(8)式で示したFESは、(9)式のようになる。
【0112】
Figure 0003545181
(9)式において、FESとTESの位相差θは、定数と考えてよいため、
B・cos{2π・θ}=C
B・sin{2π・θ}=D
とすると、(9)式は、(10)式のように示される。
【0113】
FES=C・sin{2π・(x/P)}+D・cos{2π・(x/P)} …(10)
図7に示した増幅器44の増幅率kをk=C/Aとすると、FES−1は(11)式で表される。
【0114】
【数1】
Figure 0003545181
【0115】
(11)式で示すようにFES−1は、TESに対して、π/2(90°)位相のずれた信号となり、TESが0となる点において、FES−1はピークあるいは、ボトムとなる。
【0116】
これらの関係を図8を用いて説明すると、次のようになる。図8において、TESとFESは位相がθずれた信号となるのに対して、TESとFES−1(太線)は、90°位相のずれた信号となる。つまり、ランド部6b中心では、TESが0となりFES−1がピークとなるのに対して、グルーブ部6a中心では、TESが0となりFES−1がボトムとなる。
【0117】
そして、図7に示したエンベロープ検波器46・47の各出力は、図中、中央のFES−1だけを示した波形よりわかるように、ランド部6b中心ではピークとなり、グルーブ部6a中心ではボトムとなる。これらの値が、サンプルホールド回路52・53にメモリーされることとなり、サンプルホールド回路52には、グルーブ部6a中心におけるフォーカスオフセット量gがメモリーされ、サンプルホールド回路53には、ランド部6b中心におけるフォーカスオフセット量lがメモリーされることとなる。
【0118】
そして、各サンプルホールド回路52・53にメモリーされたフォーカスオフセット量l,gが、図3に示したスイッチ23のA側接点端子とB側接点端子に出力され、A側接点端子のランド部のフォーカスオフセット量lが、B側接点端子にグルーブ部のフォーカスオフセット量gが設定されることとなり、前述の第1実施形態の光ディスク装置と同様に、グルーブ部とランド部とのそれぞれに応じた最適なフォーカスサーボ制御が可能となる。
【0119】
TESとFESとの位相関係としては、光ピックアップ20を構成する光学部品、特に対物レンズ5の収差により発生する第1光検出器16上でのディスク反射光の対称性が影響を受け非対称に起因するFESの変動(誤差信号間クロストーク)は、TESに対して、約90°位相のずれた変動となるのに対して、第1光検出器16等の位置調整不良に起因するFESの変動は、TESに対して、同位相あるいは、逆位相の変動となる。つまり、図7に示した構成を採用し、フォーカスエラー信号として、FES−1を利用すれば、第1光検出器16等の位置調整不良の影響を除去する効果も有している。
【0120】
なお、ここでは、位置調整不良による影響を除去するために、差動信号FES−1のピークとボトムを検出する構成としていたが、誤差信号間クロストークによる影響しかない場合は、FESのピークとボトムを検出する構成で十分である。
【0121】
〔実施の形態3〕
本発明に係る第3実施形態である光ディスク装置を、図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、第1、第2実施形態にて示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0122】
前述した第1、第2実施形態の光ディスク装置における、フォーカスオフセット量の検出方法は、トラックに偏心がある場合にフォーカスサーボのみONし、光スポットがトラックを横切る際のトラックエラー信号におけるゼロクロスタイミングに基づいてフォーカスオフセットを検出する方法である。
【0123】
したがって、もしも光ディスク6のトラック偏心が小さく、偏心によって発生するトラッククロス周波数fTCがフォーカスサーボの周波数帯域fより小さい場合には、フォーカスサーボが追従してしまい、上記第1、第2実施形態の光ディスク装置では、トラッキングエラー信号がゼロクロスしないため、フォーカスオフセットを検出できないことになる。
【0124】
そこで、本光ディスク装置では、故意に対物レンズ5をラジアル方向に移動させることにより、トラッキングエラー信号のゼロクロスを発生させ、フォーカスオフセットを検出するようになっており、ここでは、対物レンズ5のラジアル方向の移動をアクセス動作(ディスクの記録再生する位置を変更する)と兼用するようになっている。フォーカスオフセット量の検出はアクセス動作と同時に行われるため、アクセス時間がより長くなることはない。
【0125】
しかも、本光ディスク装置では、図9のフローチャートに示すように、光ディスク6に偏心がある場合でも、ディスク挿入後のフォーカスサーボON時にフォーカスオフセット量を検出し、その後、アクセス動作ごとにフォーカスオフセット量を更新する構成としている。
【0126】
即ち、光ディスク6が光ディスク装置に挿入されると(S21)、まず、TOC情報が読み出されるが(S22)、このときのフォーカスサーボON時に、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gを検出してメモリーする(S23)。そして、情報の記録再生の開始が指示されると(S24)、情報を記録再生すべき領域に光ピックアップ20を半径方向に移動させるアクセス動作を実施し(S25)、このときのフォーカスサーボON時に、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量l,gを再度検出して、フォーカスオフセット量を更新する(S26・27)。その後、記録再生が終了するまで、S25〜28の処理を繰り返す。
【0127】
このようなフローとすることで、たとえトラック偏心がなく、S23フォーカスオフセット量検出で検出できなくとも、S26のフォーカスオフセット量検出で確実に検出できる。しかも、常に最適なフォーカスオフセット量を検出できるのでより良好な信号の記録再生を行うことが可能となる。
【0128】
なお、上記した各実施形態では何れも、トラックを形成するグルーブ部とランド部の両方に情報の記録再生を行うタイプの光ディスク装置としたが、従来よりあるランド部かグルーブ部の何れか広い方に情報の記録再生を行う光ディスク装置に、本発明を採用することも可能である。
【0129】
即ち、例えば、光ディスクのグルーブ部のみに情報の記録再生を行う光ディスク装置では、グルーブ部のみのフォーカスオフセット量つまり、図1、図3、図5、図7に示したB端子の出力のみを使用すればよく、逆にランド部のみに情報の記録再生を行う場合では、ランド部のみのフォーカスオフセット量つまり、図1、図3、図5、図7に示したA端子の出力のみを使用する構成とすればよい。
【0130】
また、上記した各実施形態では何れも、TES検出法としてプッシュプル法を、FES(FES)検出法として非点収差法を用いた場合を示したが、これに限られることはなく、その他の公知のサーボ信号検出法、例えば、TES検出法として3ビーム法を用い、FES検出法としてナイフエッジ法等を用いてもよい。この場合も、グルーブ部とランド部の各々でトラッキングしているとき、最適なフォーカスサーボを行うことが可能であり、各実施形態と同様の効果が得られる。
【0131】
また、上記した各実施形態では何れも、光ディスク6として搭載される記録再生可能な光ディスクとしては、磁気光学効果を利用した光ディスクを用いているが、その他の公知の信号再生原理、例えば、相変化効果を利用した光ディスクを用いても、同様の効果が得られる。
【0132】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の光情報記録再生装置は、以上のように、記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、上記コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備え、上記コンパレータは、入力されたトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、ランド部中心でレベルが変化する信号を出力し、上記サンプリング手段は、上記コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで上記ランド部のフォーカスオフセット量を検出する構成である。
【0133】
本発明の請求項2記載の光情報記録再生装置は、記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、上記コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備え、上記コンパレータは、入力されたトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、グルーブ部中心でレベルが変化する信号を出力し、上記サンプリング手段は、上記コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで上記グルーブ部のフォーカスオフセット量を検出する構成である。
【0134】
本発明の請求項3記載の光情報記録再生装置は、記録媒体の各部のフォーカス オフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、ランド部の中心で立ち上がり、グルーブ部の中心で立ち下がる信号を作成するコンパレータと、上記コンパレータにより得られる信号を反転させるインバータ回路と、上記コンパレータの出力信号の立ち上がりのタイミングで、フォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングして上記ランド部のフォーカスオフセット量を検出する第1のサンプリング手段と、上記インバータ回路による反転後の出力信号の立ち上がりのタイミングで、フォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングして上記グルーブ部のフォーカスオフセット量を検出する第2のサンプリング手段とからなる構成である。
【0135】
上記の各請求項の構成によれば、フォーカスエラー信号の変動量の検出は、通常の装置起動時間内に十分実施でき、従来のテストリードを実施する構成のように、装置のコストアップや装置起動時間が長くなることもなく、また、従来の基準ディスクを用いて、光ピックアップ組み立て時の誤差信号間クロストークを基に設定していた構成のように、経時変化や光ディスク間のばらつきによる誤差の影響を受けることもない。
【0136】
その結果、装置のコストアップを招くことなく、かつ、経時変化や光ディスクのばらつきによる誤差の影響を受けることなく、光ディスクのトラッキングしている領域にジャストフォーカスで情報の記録再生が可能な光情報記録再生装置を提供することができるという効果を奏する。
【0137】
また、コンパレータとサンプリング手段といった簡単な回路構成で、光情報記録再生装置における補正手段を容易に実現させ得るという効果を奏する。
【0138】
本発明の請求項4記載の光情報記録再生装置は、記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカ スオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号と、k倍したトラッキングエラー信号との差動出力をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段と、上記エンベロープ検出手段の出力信号のピーク値およびボトム値を、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量としてメモリーするサンプリング手段とを備えており、上記のkは、トラッキングエラー信号の振幅をA、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の振幅をB、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との位相差をθとすると、
k={B・cos(2π・θ)}/A
である構成である。
【0139】
本発明の請求項5記載の光情報記録再生装置は、記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号を生成する第2信号生成手段と、上記第2信号をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段と、上記エンベロープ検出手段の出力信号のピーク値およびボトム値を、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量としてメモリーするサンプリング手段とを備えている構成である。
【0140】
本発明の請求項6記載の光情報記録再生装置は、補正手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号を生成する第2信号生成手段と、上記第2信号をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段を備えるとともに、上記第2信号生成手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号か らk倍したトラッキングエラー信号を減算する差動信号生成手段からなり、上記のkが、トラッキングエラー信号の振幅をA、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の振幅をB、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との位相差をθとすると、
k={B・cos(2π・θ)}/A
であり、上記エンベロープ検波手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正する構成である。
【0141】
上記の各請求項の構成によれば、エンベロープ検波手段といった簡単な回路構成で、光情報記録再生装置における補正手段を容易に実現させ得るという効果を奏するとともに、位置調整不良によるフォーカスエラー信号の変動があった場合も、エンベロープ検波手段を用いて、正確なランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量を検出できるという効果を併せて奏する。
【0142】
また、請求項4、6の構成によれば、請求項5に記載した光情報記録再生装置を、簡単に実現できるという効果を奏する。
【0143】
本発明の請求項7記載の光情報記録再生装置は、請求項1ないし6の何れかに記載の構成において、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップに備えられたサーボ制御用の集光手段の駆動手段を用いて集光手段をランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備えている構成である。
【0144】
本発明の請求項8記載の光情報記録再生装置は、請求項1ないし6の何れかに記載の構成において、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップのアクセス動作に用いる光ピックアップの駆動手段を用いて光ピックアップをランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備えている構成である。
【0145】
本発明の請求項9記載の光情報記録再生装置は、フォーカスエラー信号の補正 時に、光ピックアップに備えられたサーボ制御用の集光手段の駆動手段を用いて集光手段をランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備え、かつ、補正手段が、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、該コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備えるとともに、上記サンプリング手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正する構成である。
【0146】
本発明の請求項10記載の光情報記録再生装置は、フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップのアクセス動作に用いる光ピックアップの駆動手段を用いて光ピックアップをランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備え、かつ、補正手段が、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、該コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備えるとともに、上記サンプリング手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正する構成である。
【0147】
上記の各請求項の構成によれば、たとえトラック偏心が小さく、偏心によって発生するトラッククロス周波数がフォーカスサーボの周波数帯域より小さい場合にも、トラッキングエラー信号をゼロクロスさせて、フォーカスオフセット量の検出が可能となるという効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である光ディスク装置のフォーカスオフセット量検出回路の構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は上記光ディスク装置に備えられた光ピックアップの構成を示す説明図であり、(b)は第1光検出器の受光部の概略を示す正面図である。
【図3】サーボ制御系のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】上記サーボ制御系におけるサーボ制御を示すフローチャートである。
【図5】(a)はフォーカスエラー信号生成系を示すブロック図であり、(b)はフォーカスエラー信号生成系の他の構成を示すブロック図である。
【図6】図1のフォーカスオフセット量検出回路の各部分における出力信号の波形を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態である光ディスク装置のフォーカスオフセット量検出回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図7のフォーカスオフセット量検出回路の各部分における出力信号の波形を示す説明図である。
【図9】本発明の第3実施形態である光ディスク装置のフォーカスオフセット量の検出タイミングを示すためのフローチャートである。
【図10】従来の光ディスク装置における、ランド部とグルーブ部とでフォーカスオフセット量が異なる理由を示す説明図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ(出射光源)
5 対物レンズ(集光手段)
6 光ディスク
16 第1光検出器(光検出器)
22 フォーカスサーボ制御回路(補正手段)
23 スイッチ(補正手段)
24 コントローラ(補正手段)
28 トラッキングアクチュエータ(集光手段の駆動手段)
40 コンパレータ
39・55 フォーカスオフセット量検出回路
42・43 サンプルホールド回路(サンプリング手段)
44 増幅器(第2信号生成手段、差動信号生成手段)
45 差動検出器(第2信号生成手段、差動信号生成手段)
46・47 エンベロープ検波器(エンベロープ検波手段)

Claims (10)

  1. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、
    上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、上記コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備え
    上記コンパレータは、入力されたトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、ランド部中心でレベルが変化する信号を出力し、上記サンプリング手段は、上記コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで上記ランド部のフォーカスオフセット量を検出することを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、
    上記フォーカスオフセット量検出手段は、光スポットがランド部・グルーブ部 を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、上記コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備え、
    上記コンパレータは、入力されたトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、グルーブ部中心でレベルが変化する信号を出力し、上記サンプリング手段は、上記コンパレータからの出力信号のレベル変化時にフォーカスエラー信号をサンプリングすることで上記グルーブ部のフォーカスオフセット量を検出することを特徴とする光情報記録再生装置。
  3. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、
    上記フォーカスオフセット量検出手段は、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号を予め定めた基準レベルと比較することで、ランド部の中心で立ち上がり、グルーブ部の中心で立ち下がる信号を作成するコンパレータと、
    上記コンパレータにより得られる信号を反転させるインバータ回路と、
    上記コンパレータの出力信号の立ち上がりのタイミングで、フォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングして上記ランド部のフォーカスオフセット量を検出する第1のサンプリング手段と、
    上記インバータ回路による反転後の出力信号の立ち上がりのタイミングで、フォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングして上記グルーブ部のフォーカスオフセット量を検出する第2のサンプリング手段とからなることを特徴とする光情報記録再生装置。
  4. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、
    上記フォーカスオフセット量検出手段は、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号と、k倍したトラッキングエラー信号との差動出力をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段と、
    上記エンベロープ検出手段の出力信号のピーク値およびボトム値を、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量としてメモリーするサンプリング手段とを備えており、
    上記のkは、トラッキングエラー信号の振幅をA、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の振幅をB、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との位相差をθとすると、
    k={B・cos(2π・θ)}/A
    であることを特徴とする光情報記録再生装置。
  5. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、上記記録媒体の各部のフォーカスオフセット量を用いて、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    上記フォーカスオフセット量を検出するフォーカスオフセット量検出手段を備え、
    上記フォーカスオフセット量検出手段は、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号を生成する第2信号生成手段と、
    上記第2信号をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段と、
    上記エンベロープ検出手段の出力信号のピーク値およびボトム値を、ランド部およびグルーブ部のフォーカスオフセット量としてメモリーするサンプリング手段とを備えていることを特徴とする光情報記録再生装置。
  6. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    上記補正手段は、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の、ランド部中心、グルーブ部中心における値をそれぞれ頂点とする、トラッキングエラー信号との位相差が90°である第2信号を生成する第2信号生成手段と、
    上記第2信号をエンベロープ検波するエンベロープ検波手段を備えるとともに、
    上記第2信号生成手段は、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号からk倍したトラッキングエラー信号を減算する差動信号生成手段からなり、
    上記のkが、トラッキングエラー信号の振幅をA、光スポットがランド部・グルーブ部を横切る際のフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号の振幅をB、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との位相差をθとすると、
    k={B・cos(2π・θ)}/A
    であり、
    上記エンベロープ検波手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正することを特徴とする光情報記録再生装置。
  7. フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップに備えられたサーボ制御用の集光手段の駆動手段を用いて集光手段をランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の光情報記録再生装置。
  8. フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップのアクセス動作に用いる光ピックアップの駆動手段を用いて光ピックアップをランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の光情報記録再生装置。
  9. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップに備えられたサーボ制御用の集光手段の駆動手段を用いて集光手段をランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備え、かつ、
    上記補正手段が、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、
    該コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備えるとともに、
    上記サンプリング手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正することを特徴とする光情報記録再生装置。
  10. 光ピックアップを用いて、ランド部とグルーブ部とを有する記録媒体上に光を集光させ、その反射光を検出することにより、ランド部又はグルーブ部の少なくとも何れか一方に情報の記録再生を行うもので、最適フォーカス位置となるようにフォーカスエラー信号を補正する補正手段を備えた光情報記録再生装置において、
    フォーカスエラー信号の補正時に、光ピックアップのアクセス動作に用いる光ピックアップの駆動手段を用いて光ピックアップをランド部・グルーブ部を横切る方向に移動させる制御手段を備え、かつ、
    上記補正手段が、
    光スポットがランド部・グルーブ部を横切るときのトラッキングエラー信号が入力されるコンパレータと、
    該コンパレータの出力を基にフォーカスサーボがONされた状態でのフォーカスエラー信号をサンプリングするサンプリング手段とを備えるとともに、
    上記サンプリング手段によって得られるフォーカスエラー信号の変動量に基づいてフォーカスエラー信号を補正することを特徴とする光情報記録再生装置。
JP32662397A 1997-11-27 1997-11-27 光情報記録再生装置 Expired - Fee Related JP3545181B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32662397A JP3545181B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 光情報記録再生装置
US09/197,663 US6407968B1 (en) 1997-11-27 1998-11-23 Optical information recording/reproducing apparatus having focus error signal compensation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32662397A JP3545181B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 光情報記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11161975A JPH11161975A (ja) 1999-06-18
JP3545181B2 true JP3545181B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=18189876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32662397A Expired - Fee Related JP3545181B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 光情報記録再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6407968B1 (ja)
JP (1) JP3545181B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7085204B1 (en) * 1999-05-18 2006-08-01 Lg Electronics, Inc. Method and apparatus for controlling record and reproduction of optical record medium involving averaging servo error signals
JP2000339727A (ja) * 1999-05-18 2000-12-08 Lg Electronics Inc 光記録媒体の記録再生方法
JP3378837B2 (ja) * 1999-08-30 2003-02-17 三洋電機株式会社 ディスク装置
US6741416B2 (en) * 1999-12-16 2004-05-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tracking signal generating device and method, and magnetic recording/reproducing system
US7028334B2 (en) * 2000-04-12 2006-04-11 Corente, Inc. Methods and systems for using names in virtual networks
KR20030005380A (ko) * 2001-03-29 2003-01-17 소니 가부시끼 가이샤 디스크드라이브장치와 정보독출방법
JP4223291B2 (ja) * 2001-05-11 2009-02-12 パナソニック株式会社 ディスク記録再生装置
JP4197966B2 (ja) * 2003-02-05 2008-12-17 三星電子株式会社 光ディスクドライブ
TWI238402B (en) * 2003-04-15 2005-08-21 Mediatek Inc Focus position adjustment method and system thereof
JP2004334983A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Sony Corp 記録再生装置、記録再生方法
CN100380472C (zh) * 2003-05-16 2008-04-09 汤姆森特许公司 用于调整用于生成聚焦误差信号的增益的方法和设备
JP2005063566A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Funai Electric Co Ltd 光ディスク再生装置
JP4532865B2 (ja) * 2003-09-09 2010-08-25 キヤノン株式会社 撮像装置および撮像装置のフォーカス制御方法
CN1961363A (zh) * 2004-06-01 2007-05-09 皇家飞利浦电子股份有限公司 在光学存储系统中消除径向对聚焦的串扰
JP4676240B2 (ja) * 2005-04-25 2011-04-27 株式会社日立製作所 光ディスク装置、光ディスク装置のフォーカスオフセット及び記録パワー調整方法並びに光ディスク装置のフォーカスオフセット及び記録パワーの調整用プログラム
JP4690871B2 (ja) * 2005-11-30 2011-06-01 株式会社日立製作所 光ディスク記録・再生装置及びそのフォーカスサーボ制御方法
US8054715B1 (en) 2006-03-20 2011-11-08 Marvell International Ltd. Track counting system and method for recordable optical media
US7663987B2 (en) * 2007-04-14 2010-02-16 Mediatek Inc. Method and system for calibrating recording track offset of optical storage device
US7839732B2 (en) * 2007-04-14 2010-11-23 Mediatek Inc. System and method for calibrating recording track offset of optical storage device
US8009525B2 (en) * 2007-07-06 2011-08-30 Panasonic Corporation Optical disc signal processing device, optical disc signal processing method, optical disc reproduction and recording device, and optical disc reproduction and recording method

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04167235A (ja) 1990-10-30 1992-06-15 Canon Inc フォーカシング制御装置
JPH0636313A (ja) 1992-07-15 1994-02-10 Pioneer Electron Corp 光ディスクプレーヤ
JP3255333B2 (ja) 1994-07-18 2002-02-12 松下電器産業株式会社 光ディスク装置
JPH08180429A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Sharp Corp 光情報記録再生装置及び光記録媒体
JP3221597B2 (ja) * 1995-06-01 2001-10-22 キヤノン株式会社 光学式情報記録再生装置
JPH09147383A (ja) 1995-11-22 1997-06-06 Nikon Corp 情報再生装置
JPH09231588A (ja) 1996-02-26 1997-09-05 Ricoh Co Ltd 光ディスクドライブ
KR100246394B1 (ko) * 1996-06-22 2000-03-15 구자홍 정보기록/재생장치 및 방법
JPH10124900A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング制御装置及びトラック検索装置
JPH10198978A (ja) * 1997-01-06 1998-07-31 Hitachi Ltd 情報記録再生装置、情報記録再生方法及び情報記録媒体の極性反転位置検出方法
CN1251206C (zh) * 1997-11-26 2006-04-12 松下电器产业株式会社 聚焦位置调整装置及光盘驱动装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6407968B1 (en) 2002-06-18
JPH11161975A (ja) 1999-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3545181B2 (ja) 光情報記録再生装置
KR950010418B1 (ko) 광기록재생장치
KR100625156B1 (ko) 광 디스크의 경사 검출 방법, 광 디스크의 경사 제어 방법, 광 픽업 디바이스 및 광 디스크 디바이스
US4751695A (en) Method and apparatus for tracking servo system
EP0706175B1 (en) Optical information recording and reproducing unit
JP4483140B2 (ja) 光学ピックアップ装置、光ディスク装置及びトラック判別信号検出方法
JPH08321045A (ja) 光ディスク装置
US5909416A (en) Land/groove detecting method and apparatus for an optical disk
JPH08180429A (ja) 光情報記録再生装置及び光記録媒体
US20080137495A1 (en) Optical Device and Optical Disc Apparatus Utilizing the Optical Device
JP3844153B2 (ja) 光ヘッド装置および光情報処理方法
JPH05234107A (ja) 光学ピックアップ装置及びトラッキング誤差信号検出方法
US6222804B1 (en) Optical head apparatus
JP2004139702A (ja) チルト角度検出装置及び方法
US7072268B2 (en) Optical pickup apparatus, optical disk apparatus, and tracking error signal detection method
JP2633420B2 (ja) 光記録再生装置
JPH07320287A (ja) 光ピックアップ装置
JPH11232666A (ja) 光学記録媒体からの読み出し又は該媒体への書き込みのための装置
KR100531358B1 (ko) 광 기록재생장치의 트랙킹 서보 장치
JP2000348371A (ja) 光学ヘッドおよび光ディスクシステム
JP3346534B2 (ja) 光ディスク装置
JP3132144B2 (ja) 光ディスクのトラッキング制御装置およびトラッキングエラー信号の生成方法
JP2771287B2 (ja) トラッキング方法および光ディスク装置
KR20050107586A (ko) 광디스크 기록/재생 장치
JP2001266385A (ja) チルト検出方法およびこれを用いた光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees