JP2000348371A - 光学ヘッドおよび光ディスクシステム - Google Patents
光学ヘッドおよび光ディスクシステムInfo
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- JP2000348371A JP2000348371A JP11157897A JP15789799A JP2000348371A JP 2000348371 A JP2000348371 A JP 2000348371A JP 11157897 A JP11157897 A JP 11157897A JP 15789799 A JP15789799 A JP 15789799A JP 2000348371 A JP2000348371 A JP 2000348371A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、ウォブル信号を有する光ディスクを再
生する光学ヘッドの非点収差補正は経時変化、温度変
化、ディスクのばらつきまで補正できなかった。 【解決手段】 ウォブル信号からクロストーク成分であ
る振幅変調信号を生成し、その振幅変調信号で光学ヘッ
ドの光源1と対物レンズ6の間に配設された非点収差補
正手段3を調整することにより非点収差量を変化させリ
アルタイムに非点収差補正をかける。
生する光学ヘッドの非点収差補正は経時変化、温度変
化、ディスクのばらつきまで補正できなかった。 【解決手段】 ウォブル信号からクロストーク成分であ
る振幅変調信号を生成し、その振幅変調信号で光学ヘッ
ドの光源1と対物レンズ6の間に配設された非点収差補
正手段3を調整することにより非点収差量を変化させリ
アルタイムに非点収差補正をかける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに光スポ
ットを形成して光学的に情報を記録再生する光学ヘッド
および光ディスクシステムに関するものである。
ットを形成して光学的に情報を記録再生する光学ヘッド
および光ディスクシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクシステムは、MD、D
VD、CD−R、CD−ROM用などその用途は年々多
様化するとともに高密度、小型・高性能化している。特
に記録可能な光磁気ディスクあるいは相変化ディスクを
利用した光ディスクシステムにおいては、高精度にディ
スクのトラックに追従することが求められている。
VD、CD−R、CD−ROM用などその用途は年々多
様化するとともに高密度、小型・高性能化している。特
に記録可能な光磁気ディスクあるいは相変化ディスクを
利用した光ディスクシステムにおいては、高精度にディ
スクのトラックに追従することが求められている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の光磁気デ
ィスクを利用したミニディスク(MD)装置の光学ヘッ
ドについて説明する。
ィスクを利用したミニディスク(MD)装置の光学ヘッ
ドについて説明する。
【0004】図5(a)、(b)はそれぞれ従来の光学
ヘッドの概略的な構成および動作原理を説明する平面図
と側面図である。図6は半導体レーザが非点隔差を有す
るときの対物レンズ6とディスク7の相対位置変化(デ
フォーカス)による光スポット形状の変化を概念的に示
した図、図7は多分割光検出器上の検出スポットとそれ
から生成するADIP信号の演算を説明する図、図8は
ディスク上のグルーブと光スポットの関係を表す図、図
9、図10、図11はディスク上の光スポットをデフォ
ーカスさせた時のADIP信号の波形を示す図、図12
(a)、(b)はそれぞれ別の従来の光学ヘッドの概略
的な構成および動作原理を説明する平面図、側面図であ
る。
ヘッドの概略的な構成および動作原理を説明する平面図
と側面図である。図6は半導体レーザが非点隔差を有す
るときの対物レンズ6とディスク7の相対位置変化(デ
フォーカス)による光スポット形状の変化を概念的に示
した図、図7は多分割光検出器上の検出スポットとそれ
から生成するADIP信号の演算を説明する図、図8は
ディスク上のグルーブと光スポットの関係を表す図、図
9、図10、図11はディスク上の光スポットをデフォ
ーカスさせた時のADIP信号の波形を示す図、図12
(a)、(b)はそれぞれ別の従来の光学ヘッドの概略
的な構成および動作原理を説明する平面図、側面図であ
る。
【0005】図5(a)、(b)において、1は半導体
レーザチップで1aは活性層、1bは半導体レーザチッ
プの活性層1aに平行な面における発光点、1cは活性
層1aに垂直な面における発光点、2は回折格子、4は
コリメートレンズ、5はビームスプリッタで5aは反射
面、6は対物レンズ、7はディスク、8はディスク7か
らの光磁気信号を含む反射光をP偏光成分とS偏光成分
とP+S偏光成分に分離する3ビームウォラストンプリ
ズム、9は多分割光検出器に光束を収斂させる凸レンズ
面9aと、フォーカスエラー信号を発生させるシリンド
リカル面9bをもつ検出レンズ、10はフォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号、RF信号を検出する
ための多分割光検出器、11はフロントモニター用光検
出器である。12aは半導体レーザチップ1から出射す
る光束、12bはディスク7に収斂する光束、12c、
12f、12gは3ビームウォラストンプリズム8でP
偏光成分とS偏光成分とP+S偏光成分に分光された光
束、12dは半導体レーザチップ1の活性層1aに平行
な方向の光束が収斂する光スポット位置、12eは活性
層1aに垂直な方向の光束が収斂する光スポット位置で
ある。
レーザチップで1aは活性層、1bは半導体レーザチッ
プの活性層1aに平行な面における発光点、1cは活性
層1aに垂直な面における発光点、2は回折格子、4は
コリメートレンズ、5はビームスプリッタで5aは反射
面、6は対物レンズ、7はディスク、8はディスク7か
らの光磁気信号を含む反射光をP偏光成分とS偏光成分
とP+S偏光成分に分離する3ビームウォラストンプリ
ズム、9は多分割光検出器に光束を収斂させる凸レンズ
面9aと、フォーカスエラー信号を発生させるシリンド
リカル面9bをもつ検出レンズ、10はフォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号、RF信号を検出する
ための多分割光検出器、11はフロントモニター用光検
出器である。12aは半導体レーザチップ1から出射す
る光束、12bはディスク7に収斂する光束、12c、
12f、12gは3ビームウォラストンプリズム8でP
偏光成分とS偏光成分とP+S偏光成分に分光された光
束、12dは半導体レーザチップ1の活性層1aに平行
な方向の光束が収斂する光スポット位置、12eは活性
層1aに垂直な方向の光束が収斂する光スポット位置で
ある。
【0006】図6において、15aはディスクから遠ざ
かった時(−方向と定義する)のディスク上の光スポッ
ト形状、15bは合焦時のディスク上の光スポット形
状、15cはディスクに近づいた時(+方向)のディス
ク上の光スポット形状である。
かった時(−方向と定義する)のディスク上の光スポッ
ト形状、15bは合焦時のディスク上の光スポット形
状、15cはディスクに近づいた時(+方向)のディス
ク上の光スポット形状である。
【0007】図7において、10a、10b、10c、
10d、10e、10f、10g、10hは多分割光検
出器10に形成された個々の光検出器であり、10a〜
10dはフォーカスエラー信号およびウォブル信号を検
出する。ミニディスクではこのウォブル信号をADIP
(Address In Pre−groove)信号
と呼び22.05kHz±1kHzのFM変調信号であ
る。10e、10fはトラッキングエラー信号を検出、
10g、10hはRF信号を検出する。13はADIP
信号を生成する差動器である。
10d、10e、10f、10g、10hは多分割光検
出器10に形成された個々の光検出器であり、10a〜
10dはフォーカスエラー信号およびウォブル信号を検
出する。ミニディスクではこのウォブル信号をADIP
(Address In Pre−groove)信号
と呼び22.05kHz±1kHzのFM変調信号であ
る。10e、10fはトラッキングエラー信号を検出、
10g、10hはRF信号を検出する。13はADIP
信号を生成する差動器である。
【0008】図8において、7a1、7a2、7a3は
ディスクのグルーブ、7b1、7b2はランドである。
ディスクのグルーブ、7b1、7b2はランドである。
【0009】このように構成された従来例について、そ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0010】図5(a)に示す半導体レーザチップ1の
活性層1aに平行な面において、半導体レーザチップ1
の発光点1bは端面からΔ1内部に入ったところにあ
る。この発光点1bから出射された光束12aは回折格
子2によって±1次光に回折され(図示せず)0次光と
±1次光がコリメートレンズ4により略平行光束に変換
される。略平行光束はビームスプリッタ5に入射し略平
行光束の一部は反射面5aで反射されフロントモニター
用光検出器11に入射し、半導体レーザチップ1の発振
光量を一定に保つようにサーボがかけられる。反射面5
aを透過した略平行光束は対物レンズ6に入射しディス
ク7上に収斂され12dで光スポットとなる。
活性層1aに平行な面において、半導体レーザチップ1
の発光点1bは端面からΔ1内部に入ったところにあ
る。この発光点1bから出射された光束12aは回折格
子2によって±1次光に回折され(図示せず)0次光と
±1次光がコリメートレンズ4により略平行光束に変換
される。略平行光束はビームスプリッタ5に入射し略平
行光束の一部は反射面5aで反射されフロントモニター
用光検出器11に入射し、半導体レーザチップ1の発振
光量を一定に保つようにサーボがかけられる。反射面5
aを透過した略平行光束は対物レンズ6に入射しディス
ク7上に収斂され12dで光スポットとなる。
【0011】一方、図5(a)に示す半導体レーザチッ
プ1の活性層1aに垂直な面においては、半導体レーザ
チップ1の発光点1cは端面にある。この発光点1cか
ら出射された光束12aは前記と同じ経路をたどりディ
スク7上の12eで光スポットとなる。
プ1の活性層1aに垂直な面においては、半導体レーザ
チップ1の発光点1cは端面にある。この発光点1cか
ら出射された光束12aは前記と同じ経路をたどりディ
スク7上の12eで光スポットとなる。
【0012】これらの光スポットがディスク7の7a面
側にある信号(ピットあるいは光磁気記録されたドメイ
ン)により変調、反射され対物レンズ6に入射し再び略
平行光束に変換されビームスプリッタ5に入射し反射面
5aで反射される。反射された略平行光束は3ビームウ
ォラストンプリズム8に入射しここでP偏光成分の光束
12fとS偏光成分の光束12gとP+S偏光成分の光
束12cの三つの光束に分光される。
側にある信号(ピットあるいは光磁気記録されたドメイ
ン)により変調、反射され対物レンズ6に入射し再び略
平行光束に変換されビームスプリッタ5に入射し反射面
5aで反射される。反射された略平行光束は3ビームウ
ォラストンプリズム8に入射しここでP偏光成分の光束
12fとS偏光成分の光束12gとP+S偏光成分の光
束12cの三つの光束に分光される。
【0013】分光された光束はそれぞれ検出レンズ9に
入射し第一面の凸面9aで収斂され、第二面のシリンド
リカル面9bでフォーカスエラー信号を得るために非点
収差が与えられ多分割光検出器10上に収斂される。
入射し第一面の凸面9aで収斂され、第二面のシリンド
リカル面9bでフォーカスエラー信号を得るために非点
収差が与えられ多分割光検出器10上に収斂される。
【0014】図7に示すように、多分割光検出器10で
得られた信号を(10a+10c)−(10b+10
d)の演算を行なうことによりフォーカスエラー信号が
得られる。
得られた信号を(10a+10c)−(10b+10
d)の演算を行なうことによりフォーカスエラー信号が
得られる。
【0015】また、3ビームの先行ビーム10eと後行
ビーム10fの差動をとることによりトラッキングエラ
ー信号が得られる。
ビーム10fの差動をとることによりトラッキングエラ
ー信号が得られる。
【0016】また、(10a+10d)−(10b+1
0c)の演算を行なうことによりADIP信号が得ら
れ、この信号を元にディスクを回転させるスピンドルモ
ータの制御を行なう。
0c)の演算を行なうことによりADIP信号が得ら
れ、この信号を元にディスクを回転させるスピンドルモ
ータの制御を行なう。
【0017】また、光磁気ディスク再生時はP偏光成分
の10gとS偏光成分の10hとの差動をとることによ
り光磁気信号が得られ、ROMディスク再生時は10g
と10hの加算を行なうことによりピット信号が得られ
る。
の10gとS偏光成分の10hとの差動をとることによ
り光磁気信号が得られ、ROMディスク再生時は10g
と10hの加算を行なうことによりピット信号が得られ
る。
【0018】しかしながら、これらに使用する半導体レ
ーザチップ1は図5(a)、(b)に示すように活性層
1aに平行な方向の発光点1bと垂直な方向の発光点1
cの位置が異なりいわゆる非点隔差Δ1を持っている。
したがって、縦倍率をβとするとディスク7上に収斂す
る光スポット側ではΔ2=1/βの非点隔差が発生す
る。特に再生用で使われる低光出力の半導体レーザの非
点隔差は大きく16μm程度の物がある。縦倍率を16
とするとΔ2は1μmとなり、通常光スポット径の1μ
mと比較して大きな非点量となる。また、対物レンズ6
も加工精度のばらつきによっても非点収差が発生する。
ーザチップ1は図5(a)、(b)に示すように活性層
1aに平行な方向の発光点1bと垂直な方向の発光点1
cの位置が異なりいわゆる非点隔差Δ1を持っている。
したがって、縦倍率をβとするとディスク7上に収斂す
る光スポット側ではΔ2=1/βの非点隔差が発生す
る。特に再生用で使われる低光出力の半導体レーザの非
点隔差は大きく16μm程度の物がある。縦倍率を16
とするとΔ2は1μmとなり、通常光スポット径の1μ
mと比較して大きな非点量となる。また、対物レンズ6
も加工精度のばらつきによっても非点収差が発生する。
【0019】以上のように非点収差があるとディスク面
上の光スポット形状は、合焦位置(図5(a)、(b)
の12dと12eの略中間位置)でややラジアル方向に
長い楕円、+方向のデフォーカス時(ディスク7と対物
レンズ6が接近する方向)の光スポット形状は合焦時よ
りタンジェンシャル方向に長くなり、−方向のデフォー
カス時(ディスク7と対物レンズ6が遠ざかる方向)の
光スポット形状は合焦時よりラジアル方向に長くなる。
上の光スポット形状は、合焦位置(図5(a)、(b)
の12dと12eの略中間位置)でややラジアル方向に
長い楕円、+方向のデフォーカス時(ディスク7と対物
レンズ6が接近する方向)の光スポット形状は合焦時よ
りタンジェンシャル方向に長くなり、−方向のデフォー
カス時(ディスク7と対物レンズ6が遠ざかる方向)の
光スポット形状は合焦時よりラジアル方向に長くなる。
【0020】次に図8のグルーブとデフォーカスした光
スポットの関係と図9、10、11のデフォーカスした
ときのADIP信号波形を見る。
スポットの関係と図9、10、11のデフォーカスした
ときのADIP信号波形を見る。
【0021】グルーブ7a2上を−方向にデフォーカス
した光スポット15aがトレースすると合焦時より光ス
ポットのラジアル方向の径が大きくなり両隣のグルーブ
である7a1、7a3のADIP信号も同時に検出し7
a2のADIP信号とビートを起こす。実際の信号波形
を図11に示している。ラジアル方向の光スポット径が
太くなるのでMTFが下がりADIP信号自体の振幅が
減少する一方隣接トラックとクロストークによりビート
が発生し振幅変調を受けている。この信号波形では極端
に振幅が小さくなっているのでこの信号では正常にスピ
ンドルモータを制御することはできない。
した光スポット15aがトレースすると合焦時より光ス
ポットのラジアル方向の径が大きくなり両隣のグルーブ
である7a1、7a3のADIP信号も同時に検出し7
a2のADIP信号とビートを起こす。実際の信号波形
を図11に示している。ラジアル方向の光スポット径が
太くなるのでMTFが下がりADIP信号自体の振幅が
減少する一方隣接トラックとクロストークによりビート
が発生し振幅変調を受けている。この信号波形では極端
に振幅が小さくなっているのでこの信号では正常にスピ
ンドルモータを制御することはできない。
【0022】グルーブ7a2上を+方向にデフォーカス
した光スポット15cがトレースすると合焦時より光ス
ポットのタンジェンシャル方向の径が大きくなり図9に
示すようにラジアル方向のMTFが向上して全体的に振
幅が大きくなる。
した光スポット15cがトレースすると合焦時より光ス
ポットのタンジェンシャル方向の径が大きくなり図9に
示すようにラジアル方向のMTFが向上して全体的に振
幅が大きくなる。
【0023】以下図面を参照しながら、別の光学ヘッド
について説明する。
について説明する。
【0024】図12(a)、(b)において、14は平
行平板で他の名称は図5(a)、(b)と同じなので省
略する。このように構成された従来例について、その動
作について説明する。
行平板で他の名称は図5(a)、(b)と同じなので省
略する。このように構成された従来例について、その動
作について説明する。
【0025】図12(a)に示す半導体レーザチップ1
の活性層1aに平行な面において、半導体レーザチップ
1の発光点1bから出射された光束12aは回折格子2
によって±1次光に回折され(図示せず)、平行平板1
4に入射する。この平行平板14は半導体レーザチップ
1の出射光軸に対して傾けて、活性層1aに垂直に構成
され、半導体レーザチップ1の活性層1aに平行な面に
おいて垂直な面より発光点位置1bは対物レンズ6側に
シフトさせたことと同等(図12(a)中の仮想発光
点)となり、その結果非点隔差が補正されることが知ら
れている。非点隔差が補正されるとディスク7側の光ス
ポットの集光位置12dおよび12eは同一ポイントと
なり非点収差が補正される。平行平板14の板厚、傾き
を半導体レーザチップ1の非点隔差量Δ1に応じて変え
ることにより調整が可能となる。
の活性層1aに平行な面において、半導体レーザチップ
1の発光点1bから出射された光束12aは回折格子2
によって±1次光に回折され(図示せず)、平行平板1
4に入射する。この平行平板14は半導体レーザチップ
1の出射光軸に対して傾けて、活性層1aに垂直に構成
され、半導体レーザチップ1の活性層1aに平行な面に
おいて垂直な面より発光点位置1bは対物レンズ6側に
シフトさせたことと同等(図12(a)中の仮想発光
点)となり、その結果非点隔差が補正されることが知ら
れている。非点隔差が補正されるとディスク7側の光ス
ポットの集光位置12dおよび12eは同一ポイントと
なり非点収差が補正される。平行平板14の板厚、傾き
を半導体レーザチップ1の非点隔差量Δ1に応じて変え
ることにより調整が可能となる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな光学ヘッドにおいては、半導体レーザチップ1およ
び対物レンズ6の個体のばらつきにより非点隔差量が大
きくばらつき、光学ヘッドのADIP信号がばらつくと
いう問題を有していた。
うな光学ヘッドにおいては、半導体レーザチップ1およ
び対物レンズ6の個体のばらつきにより非点隔差量が大
きくばらつき、光学ヘッドのADIP信号がばらつくと
いう問題を有していた。
【0027】また、平行平板を発散光束中に配設して半
導体レーザチップの非点隔差をそのばらつきの中心値で
補正してもばらつきに関しては補正できない問題を有し
ていた。
導体レーザチップの非点隔差をそのばらつきの中心値で
補正してもばらつきに関しては補正できない問題を有し
ていた。
【0028】また、光学ヘッドのばらつきを小さくする
ために、対物レンズの個々の非点収差の方向を実測し対
物レンズにマーキング等を行い対物レンズ駆動装置に規
定の方向で実装することもできるが、検査および作業コ
ストの大幅な増大となる問題を有していた。
ために、対物レンズの個々の非点収差の方向を実測し対
物レンズにマーキング等を行い対物レンズ駆動装置に規
定の方向で実装することもできるが、検査および作業コ
ストの大幅な増大となる問題を有していた。
【0029】また、トラックピッチやグルーブ形状のば
らつきのあるディスクを記録再生する時は従来方法では
非点収差補正が固定されているため対処できない問題を
有していた。
らつきのあるディスクを記録再生する時は従来方法では
非点収差補正が固定されているため対処できない問題を
有していた。
【0030】また、温度特性や経時変化による光学系の
非点収差変化にも対処できない問題を有していた。
非点収差変化にも対処できない問題を有していた。
【0031】そこで、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、半導体レーザチップと光学系の
非点収差を光学ヘッドで得られる信号と非点収差補正手
段を用いてリアルタイムに補正できる光学ヘッドおよび
光ディスクシステムを提供することを目的とする。
になされたものであり、半導体レーザチップと光学系の
非点収差を光学ヘッドで得られる信号と非点収差補正手
段を用いてリアルタイムに補正できる光学ヘッドおよび
光ディスクシステムを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源と、ラジ
アル方向に微小振幅でウォブルさせた案内溝を有する光
ディスク上に光束を集光させて光スポットを形成する集
光手段と、前記光源と前記集光手段との間に位置し前記
光スポットに非点収差を付加する非点収差発生手段と、
前記非点収差発生手段により発生する非点収差量を可変
する非点収差調整手段と、前記光ディスク上の各種信号
を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段によって
得られたウォブル信号から振幅変調成分を検出し、振幅
変調信号を生成する振幅変調信号生成手段から構成さ
れ、前記振幅変調信号を用いて前記非点収差発生手段を
前記非点収差調整手段で調整することを特徴とする光学
ヘッドおよび光ディスクシステムである。
アル方向に微小振幅でウォブルさせた案内溝を有する光
ディスク上に光束を集光させて光スポットを形成する集
光手段と、前記光源と前記集光手段との間に位置し前記
光スポットに非点収差を付加する非点収差発生手段と、
前記非点収差発生手段により発生する非点収差量を可変
する非点収差調整手段と、前記光ディスク上の各種信号
を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段によって
得られたウォブル信号から振幅変調成分を検出し、振幅
変調信号を生成する振幅変調信号生成手段から構成さ
れ、前記振幅変調信号を用いて前記非点収差発生手段を
前記非点収差調整手段で調整することを特徴とする光学
ヘッドおよび光ディスクシステムである。
【0033】また、光源と、ラジアル方向に微小振幅で
ウォブルさせた案内溝を有する光ディスク上に光束を集
光させて光スポットを形成する集光手段と、前記光源と
前記集光手段との間の発散光束中に位置し前記光源の光
軸に対して傾斜させて配置した屈折率可変手段と、前記
屈折率可変手段を制御する屈折率制御手段と、前記光デ
ィスク上の各種信号を検出する信号検出手段と、前記信
号検出手段によって得られたウォブル信号から振幅変調
成分を検出し、前記振幅変調信号を生成する前記振幅変
調信号生成手段から構成され、前記振幅変調信号を用い
て屈折率可変手段を前記屈折率制御手段で調整すること
を特徴とする光学ヘッドおよび光ディスクシステムであ
る。
ウォブルさせた案内溝を有する光ディスク上に光束を集
光させて光スポットを形成する集光手段と、前記光源と
前記集光手段との間の発散光束中に位置し前記光源の光
軸に対して傾斜させて配置した屈折率可変手段と、前記
屈折率可変手段を制御する屈折率制御手段と、前記光デ
ィスク上の各種信号を検出する信号検出手段と、前記信
号検出手段によって得られたウォブル信号から振幅変調
成分を検出し、前記振幅変調信号を生成する前記振幅変
調信号生成手段から構成され、前記振幅変調信号を用い
て屈折率可変手段を前記屈折率制御手段で調整すること
を特徴とする光学ヘッドおよび光ディスクシステムであ
る。
【0034】これにより、半導体レーザチップの非点隔
差、光学系の非点収差、ディスクのばらつきに対して特
性の良好な光学ヘッドおよび光ディスクシステムが得ら
れる。
差、光学系の非点収差、ディスクのばらつきに対して特
性の良好な光学ヘッドおよび光ディスクシステムが得ら
れる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。以下の説明におい
ては、光磁気ディスク装置に用いる光学ヘッドに関する
ものとして行なうが、その他の種類のディスクに対する
光学ヘッドおよび光ディスクシステムにも適用可能であ
る。
て、図1から図4を用いて説明する。以下の説明におい
ては、光磁気ディスク装置に用いる光学ヘッドに関する
ものとして行なうが、その他の種類のディスクに対する
光学ヘッドおよび光ディスクシステムにも適用可能であ
る。
【0036】図1は、本発明の実施の形態における光学
ヘッドの概略的な構成および動作原理を説明する平面図
であり、図2はADIP信号の波形を示す図、図3は振
幅変調検出手段の構成を示す図、図4は液晶パネルの屈
折率変化とADIP信号の振幅変調成分の振幅との関係
を示す図である。
ヘッドの概略的な構成および動作原理を説明する平面図
であり、図2はADIP信号の波形を示す図、図3は振
幅変調検出手段の構成を示す図、図4は液晶パネルの屈
折率変化とADIP信号の振幅変調成分の振幅との関係
を示す図である。
【0037】図1において、3は非点隔差補正手段であ
る液晶パネルで3a、3bはガラス板、3cは液晶、1
3はADIP信号を生成する差動回路で他の名称は従来
例と同じなので省略する。
る液晶パネルで3a、3bはガラス板、3cは液晶、1
3はADIP信号を生成する差動回路で他の名称は従来
例と同じなので省略する。
【0038】以上のように構成された光学ヘッドについ
て、以下その動作について説明する。
て、以下その動作について説明する。
【0039】図1に示す半導体レーザチップ1の活性層
に平行な面において、半導体レーザチップ1の発光点1
bから出射された光束12aは回折格子2によって±1
次光に回折され(図示せず)、液晶パネル3に入射す
る。この液晶パネル3は半導体レーザチップ1の活性層
に垂直かつ出射光軸に対して傾けて構成されている。
に平行な面において、半導体レーザチップ1の発光点1
bから出射された光束12aは回折格子2によって±1
次光に回折され(図示せず)、液晶パネル3に入射す
る。この液晶パネル3は半導体レーザチップ1の活性層
に垂直かつ出射光軸に対して傾けて構成されている。
【0040】液晶パネル3は液晶制御手段で電圧を加え
られることにより屈折率を変化させることができる。屈
折率を大きくすることにより非点隔差を大きくすること
ができ半導体レーザチップ1の仮想発光点を対物レンズ
6側に移動させることができ半導体レーザチップ1の非
点隔差をキャンセルすることができる。液晶パネル3を
透過した光束の経路は従来例と同じなので省略する。
られることにより屈折率を変化させることができる。屈
折率を大きくすることにより非点隔差を大きくすること
ができ半導体レーザチップ1の仮想発光点を対物レンズ
6側に移動させることができ半導体レーザチップ1の非
点隔差をキャンセルすることができる。液晶パネル3を
透過した光束の経路は従来例と同じなので省略する。
【0041】次に制御系について説明する。
【0042】まず第1にADIP信号のクロストークに
よる振幅変調成分を振幅変調検出手段で検出する。この
ときデフォーカスは0すなわちフォーカスオフセットを
0にしておく。図2に示すADIP信号を図3に示す振
幅変調検出手段に入力し、ADIP信号の上包絡線を上
包絡線検出器で、下包絡線を下包絡線検出器で検出す
る。この上、下包絡線を差動器で差動をとることにより
ADIP信号の振幅信号が得られる。
よる振幅変調成分を振幅変調検出手段で検出する。この
ときデフォーカスは0すなわちフォーカスオフセットを
0にしておく。図2に示すADIP信号を図3に示す振
幅変調検出手段に入力し、ADIP信号の上包絡線を上
包絡線検出器で、下包絡線を下包絡線検出器で検出す
る。この上、下包絡線を差動器で差動をとることにより
ADIP信号の振幅信号が得られる。
【0043】次にこの振幅信号はAC検出器に入力され
振幅信号からAC成分である振幅変調信号が得られる。
図4に示すように液晶パネル3の屈折率を大きくしてい
くと非点収差が補正され振幅変調信号が減少していく。
非点収差が補正されるとクロストークが最小となり良好
なADIP信号が得られる。さらに屈折率を大きくして
いくと非点収差が過補正となりクロストークによる振幅
変調信号が増加する。
振幅信号からAC成分である振幅変調信号が得られる。
図4に示すように液晶パネル3の屈折率を大きくしてい
くと非点収差が補正され振幅変調信号が減少していく。
非点収差が補正されるとクロストークが最小となり良好
なADIP信号が得られる。さらに屈折率を大きくして
いくと非点収差が過補正となりクロストークによる振幅
変調信号が増加する。
【0044】以上のように本実施形態によれば、半導体
レーザチップ1の非点隔差のばらつきや光学系の非点収
差のばらつきが存在していても、液晶パネル3の屈折率
を変化させ、クロストークによる振幅変調信号が最小に
なる様に液晶制御手段で液晶パネル3を制御することに
より、クロストークの少ない良好なADIP信号が得ら
れる。上記した構成を光ヘッド内に集積一体化して構成
することも、検出部分、駆動部分だけの光ヘッドと制御
回路を組み合わせシステム全体として実現することも可
能である。
レーザチップ1の非点隔差のばらつきや光学系の非点収
差のばらつきが存在していても、液晶パネル3の屈折率
を変化させ、クロストークによる振幅変調信号が最小に
なる様に液晶制御手段で液晶パネル3を制御することに
より、クロストークの少ない良好なADIP信号が得ら
れる。上記した構成を光ヘッド内に集積一体化して構成
することも、検出部分、駆動部分だけの光ヘッドと制御
回路を組み合わせシステム全体として実現することも可
能である。
【0045】なお、本実施の形態では液晶パネルの屈折
率を可変して非点収差を補正しているが、他の非点収差
補正手段で行っても良いのは言うまでもない。
率を可変して非点収差を補正しているが、他の非点収差
補正手段で行っても良いのは言うまでもない。
【0046】また、本実施の形態では振幅変調信号が最
小となる非点収差補正量をベストとしたが、前記補正量
に一定のオフセットを加えて調整しても良いのは言うま
でもない。
小となる非点収差補正量をベストとしたが、前記補正量
に一定のオフセットを加えて調整しても良いのは言うま
でもない。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラジアル
方向に微小振幅でウォブルさせた案内溝を有する光ディ
スクを記録再生する光学ヘッドおよび光ディスクシステ
ムにおいて、ウォブル信号から得られる振幅変調信号を
用いて光学系に配設された非点収差発生手段を制御する
ことによりクロストークの少ない良好なADIP信号が
得ることができ安定したスピンドル制御を行なうことが
できる。
方向に微小振幅でウォブルさせた案内溝を有する光ディ
スクを記録再生する光学ヘッドおよび光ディスクシステ
ムにおいて、ウォブル信号から得られる振幅変調信号を
用いて光学系に配設された非点収差発生手段を制御する
ことによりクロストークの少ない良好なADIP信号が
得ることができ安定したスピンドル制御を行なうことが
できる。
【0048】また、従来非点収差補正は固定値であった
が本方式により光学ヘッドに用いられる素子のばらつ
き、経時変化、温度変化、再生するディスクのばらつき
まで含んだ補正をリアルタイムに行なうことができその
効果は大である。
が本方式により光学ヘッドに用いられる素子のばらつ
き、経時変化、温度変化、再生するディスクのばらつき
まで含んだ補正をリアルタイムに行なうことができその
効果は大である。
【図1】本発明の実施の形態における光学ヘッドの概略
的な構成および動作原理を説明する平面図
的な構成および動作原理を説明する平面図
【図2】本発明の実施の形態におけるADIP信号の波
形を示す図
形を示す図
【図3】本発明の実施の形態における振幅変調検出手段
の構成を示す図
の構成を示す図
【図4】本発明の実施の形態における液晶パネルの屈折
率変化とADIP信号の振幅変調成分の振幅との関係を
示す図
率変化とADIP信号の振幅変調成分の振幅との関係を
示す図
【図5】(a)従来の光学ヘッドの概略的な構成および
動作原理を説明する平面図 (b)従来の光学ヘッドの概略的な構成および動作原理
を説明する側面図
動作原理を説明する平面図 (b)従来の光学ヘッドの概略的な構成および動作原理
を説明する側面図
【図6】従来の半導体レーザが非点隔差を有するときの
対物レンズとディスクの相対位置変化による光スポット
形状の変化を概念的に示した図
対物レンズとディスクの相対位置変化による光スポット
形状の変化を概念的に示した図
【図7】従来の多分割光検出器上の検出スポットとそれ
から生成するADIP信号の演算を説明する図
から生成するADIP信号の演算を説明する図
【図8】ディスク上のグルーブと光スポットの関係を表
す図
す図
【図9】ディスク上の光スポットをデフォーカスさせた
時のADIP信号の波形を示す図
時のADIP信号の波形を示す図
【図10】ディスク上の光スポットをデフォーカスさせ
た時のADIP信号の波形を示す図
た時のADIP信号の波形を示す図
【図11】ディスク上の光スポットをデフォーカスさせ
た時のADIP信号の波形を示す図
た時のADIP信号の波形を示す図
【図12】(a)従来の光学ヘッドの概略的な構成およ
び動作原理を説明する平面図 (b)従来の光学ヘッドの概略的な構成および動作原理
を説明する側面図
び動作原理を説明する平面図 (b)従来の光学ヘッドの概略的な構成および動作原理
を説明する側面図
1 半導体レーザチップ 1a 活性層 1b 発光点 1c 発光点 3 液晶パネル 6 対物レンズ 7 ディスク 7a1 グルーブ 7a2 グルーブ 7a3 グルーブ 10 多分割光検出器 13 差動器 15a ディスク上の光スポット形状 15b ディスク上の光スポット形状 15c ディスク上の光スポット形状
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 愛甲 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D075 AA03 CD01 CD18 DD05 EE03 FG18 5D119 AA13 BA01 EC02 JA09 JB03
Claims (6)
- 【請求項1】 光源と、ラジアル方向に微小振幅でウォ
ブルさせた案内溝を有する光ディスク上に光束を集光さ
せて光スポットを形成する集光手段と、前記光源と前記
集光手段との間に位置し前記光スポットに非点収差を付
加する非点収差発生手段と、前記非点収差発生手段によ
り発生する非点収差量を可変する非点収差調整手段と、
前記光ディスク上の各種信号を検出する信号検出手段
と、前記信号検出手段によって得られたウォブル信号か
ら振幅変調成分を検出し、振幅変調信号を生成する振幅
変調信号生成手段から構成され、前記振幅変調信号を用
いて前記非点収差発生手段を前記非点収差調整手段で調
整することを有することを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項2】 光源と、ラジアル方向に微小振幅でウォ
ブルさせた案内溝を有する光ディスク上に光束を集光さ
せて光スポットを形成する集光手段と、前記光源と前記
集光手段との間の発散光束中に位置し前記光源の光軸に
対して傾斜させて配置した屈折率可変手段と、前記屈折
率可変手段を制御する屈折率制御手段と、前記光ディス
ク上の各種信号を検出する信号検出手段と、前記信号検
出手段によって得られたウォブル信号から振幅変調成分
を検出し、振幅変調信号を生成する振幅変調信号生成手
段から構成され、前記振幅変調信号を用いて前記屈折率
可変手段を前記屈折率制御手段で調整することを有する
ことを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項3】 屈折率可変手段が液晶であることを特徴
とする請求項2記載の光学ヘッド。 - 【請求項4】 光源と、ラジアル方向に微小振幅でウォ
ブルさせた案内溝を有する光ディスク上に光束を集光さ
せて光スポットを形成する集光手段と、前記光源と前記
集光手段との間に位置し前記光スポットに非点収差を付
加する非点収差発生手段と、前記非点収差発生手段によ
り発生する非点収差量を可変する非点収差調整手段と、
前記光ディスク上の各種信号を検出する信号検出手段
と、前記信号検出手段によって得られたウォブル信号か
ら振幅変調成分を検出し、振幅変調信号を生成する振幅
変調信号生成手段から構成され、前記振幅変調信号を用
いて前記非点収差発生手段を前記非点収差調整手段で調
整することを特徴とする光ディスクシステム。 - 【請求項5】 光源と、ラジアル方向に微小振幅でウォ
ブルさせた案内溝を有する光ディスク上に光束を集光さ
せて光スポットを形成する集光手段と、前記光源と前記
集光手段との間の発散光束中に位置し前記光源の光軸に
対して傾斜させて配置した屈折率可変手段と、前記屈折
率可変手段を制御する屈折率制御手段と、前記光ディス
ク上の各種信号を検出する信号検出手段と、前記信号検
出手段によって得られたウォブル信号から振幅変調成分
を検出し、振幅変調信号を生成する振幅変調信号生成手
段から構成され、前記振幅変調信号を用いて前記屈折率
可変手段を前記屈折率制御手段で調整することを特徴と
する光ディスクシステム。 - 【請求項6】 屈折率可変手段が液晶であることを特徴
とする請求項5記載の光ディスクシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11157897A JP2000348371A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 光学ヘッドおよび光ディスクシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11157897A JP2000348371A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 光学ヘッドおよび光ディスクシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348371A true JP2000348371A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15659821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11157897A Pending JP2000348371A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 光学ヘッドおよび光ディスクシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000348371A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029480A1 (ja) * | 2003-09-19 | 2005-03-31 | Ricoh Company Ltd. | 収差調整装置、光ピックアップ、光情報記録媒体装置、プログラム、記憶媒体、及び収差調整方法 |
JP2006216189A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Citizen Watch Co Ltd | 光ピックアップ装置 |
WO2006114967A1 (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Pioneer Corporation | 光ピックアップ及び収差補正方法並びに光ピックアップ用プログラム、情報記録装置及び方法並びに情報記録用プログラム、情報再生装置及び方法並びに情報再生用プログラム、情報記録媒体 |
JP4835950B2 (ja) * | 2005-04-13 | 2011-12-14 | 日本電気株式会社 | ウォブル信号の信号処理方法、光ディスクの記録及び再生方法、光ディスク装置、プログラム、及び記録媒体 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP11157897A patent/JP2000348371A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029480A1 (ja) * | 2003-09-19 | 2005-03-31 | Ricoh Company Ltd. | 収差調整装置、光ピックアップ、光情報記録媒体装置、プログラム、記憶媒体、及び収差調整方法 |
EP1667133A1 (en) * | 2003-09-19 | 2006-06-07 | Ricoh Company, Ltd. | Aberration adjuster, optical pickup, optical information recording medium, program, storage medium and aberration adjusting method |
EP1667133A4 (en) * | 2003-09-19 | 2008-07-30 | Ricoh Kk | ABERRATION ADJUSTMENT DEVICE, OPTICAL BUYER, OPTICAL INFORMATION RECORDING MEDIUM, PROGRAM MEMORY, AND ABERRATION CORRECTION |
US7602690B2 (en) | 2003-09-19 | 2009-10-13 | Ricoh Company, Ltd. | Aberration adjustment device, method thereof, optical pickup, and optical information recording apparatus |
JP2006216189A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Citizen Watch Co Ltd | 光ピックアップ装置 |
JP4490842B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2010-06-30 | シチズンホールディングス株式会社 | 光ピックアップ装置 |
JP4835950B2 (ja) * | 2005-04-13 | 2011-12-14 | 日本電気株式会社 | ウォブル信号の信号処理方法、光ディスクの記録及び再生方法、光ディスク装置、プログラム、及び記録媒体 |
WO2006114967A1 (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Pioneer Corporation | 光ピックアップ及び収差補正方法並びに光ピックアップ用プログラム、情報記録装置及び方法並びに情報記録用プログラム、情報再生装置及び方法並びに情報再生用プログラム、情報記録媒体 |
JPWO2006114967A1 (ja) * | 2005-04-21 | 2008-12-18 | パイオニア株式会社 | 光ピックアップ及び収差補正方法並びに光ピックアップ用プログラム、情報記録装置及び方法並びに情報記録用プログラム、情報再生装置及び方法並びに情報再生用プログラム、情報記録媒体 |
JP4579978B2 (ja) * | 2005-04-21 | 2010-11-10 | パイオニア株式会社 | 光ピックアップ及び収差補正方法並びに光ピックアップ用プログラム、情報記録装置及び方法並びに情報記録用プログラム、情報再生装置及び方法並びに情報再生用プログラム、情報記録媒体 |
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