JPH06325382A - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
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- JPH06325382A JPH06325382A JP5108035A JP10803593A JPH06325382A JP H06325382 A JPH06325382 A JP H06325382A JP 5108035 A JP5108035 A JP 5108035A JP 10803593 A JP10803593 A JP 10803593A JP H06325382 A JPH06325382 A JP H06325382A
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- Japan
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- light
- signal
- information recording
- recording medium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対物レンズが光磁気ディスクに対してデフォ
ーカスあるいはオフトラックした場合でもウォブル信号
を精度良く検出する。 【構成】 光磁気ディスクのウォブル信号を、回折格子
で分離回折された先行ビームの光スポット17aおよび
17bの和より検出する構成により、対物レンズが光磁
気ディスクに対してデフォーカスあるいはオフトラック
した場合でもウォブル信号を精度良く検出することが可
能となり、記録・再生時におけるスピンドルモータの回
転数制御を精度良く行うことができ、高性能な光ヘッド
およびディスク演奏装置を実現できるとともに、品質の
安定による一層の量産性の向上を実現できるものであ
る。
ーカスあるいはオフトラックした場合でもウォブル信号
を精度良く検出する。 【構成】 光磁気ディスクのウォブル信号を、回折格子
で分離回折された先行ビームの光スポット17aおよび
17bの和より検出する構成により、対物レンズが光磁
気ディスクに対してデフォーカスあるいはオフトラック
した場合でもウォブル信号を精度良く検出することが可
能となり、記録・再生時におけるスピンドルモータの回
転数制御を精度良く行うことができ、高性能な光ヘッド
およびディスク演奏装置を実現できるとともに、品質の
安定による一層の量産性の向上を実現できるものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状記録媒体に
光スポットを投影して光学的に情報を記録再生する方式
であるディスク演奏装置の光学ヘッドに関するものであ
る。
光スポットを投影して光学的に情報を記録再生する方式
であるディスク演奏装置の光学ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク演奏装置は、CDプレー
ヤ,CD−ROM,マルチレーザープレーヤなどその用
途は年々多様化すると共に益々高性能・高品質・高付加
価値化している。特に、記録可能な光磁気メディアを利
用したディスク演奏装置においては、ポータブル用・車
載用への需要は大きく増加傾向にあり、より一層の小型
・薄型・高性能化が求められている。本発明はウォブル
信号を有する光ディスク用ディスク演奏装置の光学ヘッ
ドに関するものである。
ヤ,CD−ROM,マルチレーザープレーヤなどその用
途は年々多様化すると共に益々高性能・高品質・高付加
価値化している。特に、記録可能な光磁気メディアを利
用したディスク演奏装置においては、ポータブル用・車
載用への需要は大きく増加傾向にあり、より一層の小型
・薄型・高性能化が求められている。本発明はウォブル
信号を有する光ディスク用ディスク演奏装置の光学ヘッ
ドに関するものである。
【0003】従来、光磁気ディスク用光学ヘッドに関す
る技術としては、数多くの報告がなされている。
る技術としては、数多くの報告がなされている。
【0004】以下、図面を参照しながら、従来のウォブ
ル信号を有する光磁気ディスク用の光学ヘッドについて
説明を行う。
ル信号を有する光磁気ディスク用の光学ヘッドについて
説明を行う。
【0005】図4および図5は従来の光学ヘッドの概略
的な構成図およびその動作原理を説明する図である。図
4および図5において、1は半導体レーザ、2はコリメ
ートレンズ、3は回折格子、4はビームスプリッタ、5
は対物レンズ、6はウォブル信号を具備した情報記録媒
体で磁気光学効果を有する光磁気ディスク、7は1/2
波長板、8は凸レンズ、9は略円柱である凹シリンドリ
カルレンズ、10は偏光分離素子である偏光ビームスプ
リッタ、11は6分割光検出器、12は4分割光検出
器、13および14は光スポットの焦点、15は6分割
光検出器11に形成されるメインビーム(P偏光)、1
6は4分割光検出器12上に形成されるメインビーム
(S偏光)、17a,17bは副ビームのうち先行ビー
ムによる光スポット、18a,18bは副ビームのうち
後行ビームによる光スポットである。19a,19bは
2分割受光領域、20a,20b,20c,20dは4
分割受光領域、21a,21bは先行ビームの受光領
域、22a,22bは後行ビームの受光領域、23は減
算器、24は加算器である。
的な構成図およびその動作原理を説明する図である。図
4および図5において、1は半導体レーザ、2はコリメ
ートレンズ、3は回折格子、4はビームスプリッタ、5
は対物レンズ、6はウォブル信号を具備した情報記録媒
体で磁気光学効果を有する光磁気ディスク、7は1/2
波長板、8は凸レンズ、9は略円柱である凹シリンドリ
カルレンズ、10は偏光分離素子である偏光ビームスプ
リッタ、11は6分割光検出器、12は4分割光検出
器、13および14は光スポットの焦点、15は6分割
光検出器11に形成されるメインビーム(P偏光)、1
6は4分割光検出器12上に形成されるメインビーム
(S偏光)、17a,17bは副ビームのうち先行ビー
ムによる光スポット、18a,18bは副ビームのうち
後行ビームによる光スポットである。19a,19bは
2分割受光領域、20a,20b,20c,20dは4
分割受光領域、21a,21bは先行ビームの受光領
域、22a,22bは後行ビームの受光領域、23は減
算器、24は加算器である。
【0006】以上のように構成された従来例について以
下その動作について説明を行う。半導体レーザ1より発
せられた光は、コリメートレンズ2により平行光に変換
され、回折格子3により異なる複数の平行光束に分離さ
れる。異なる複数の平行光束はビームスプリッタ4を透
過し、対物レンズ駆動装置(図示せず)に組み込まれた
対物レンズ5により、光磁気ディスク6上に直径1ミク
ロン程度のメインビームとして集光されると同時にいわ
ゆる3ビーム方によりメインビームと同一トラック上に
メインビームの前後に副ビームとして先行ビームと後行
ビームを一定間隔に形成する。
下その動作について説明を行う。半導体レーザ1より発
せられた光は、コリメートレンズ2により平行光に変換
され、回折格子3により異なる複数の平行光束に分離さ
れる。異なる複数の平行光束はビームスプリッタ4を透
過し、対物レンズ駆動装置(図示せず)に組み込まれた
対物レンズ5により、光磁気ディスク6上に直径1ミク
ロン程度のメインビームとして集光されると同時にいわ
ゆる3ビーム方によりメインビームと同一トラック上に
メインビームの前後に副ビームとして先行ビームと後行
ビームを一定間隔に形成する。
【0007】光磁気ディスク6からの反射光は、逆の経
路をたどり、ビームスプリッタ4により反射分離され
て、1/2波長板7に入射する。半導体レーザ1は、紙
面に平行な偏光方向となるよう設置されており、1/2
波長板7は、その反射光の偏光方向をほぼ45度回転さ
せるように設定してある。1/2波長板7を透過した反
射光は凸レンズ8により収れん光となり、凹シリンドリ
カルレンズ9へ入射する。ここで凹シリンドリカルレン
ズ9は、本実施例においては、紙面に平行な面内でW4
の向きに存在する光磁気ディス6の記録トラックの像に
対して、略45度の方向にレンズ効果を有するように設
けられている。凹シリンドリカルレンズ9を透過した光
は、偏光ビームスプリッタ10により互いに直交する2
つの偏光成分に分離され、一方は透過し、6分割光検出
器11に入射し、他方は反射されて、4割光検出器12
に入射する。偏光ビームスプリッタ10を透過した光は
フォーカス誤差信号検出手段である凹シリンドリカルレ
ンズ9により、非点収差を発生する。凹シリンドリカル
レンズ9のレンズ面を有さない面内では実線の光路とな
り焦点13に収れんし,レンズ効果を有する面内では、
破線で示した光路となり、焦点14に収れんする。6分
割光検出器11は受光面が焦点13と焦点14との略中
間に位置しており、中心部の4分割受光領域20a,2
0b,20c,20dで発生した電気信号の対角同士の
和をとり、それらを減算することにより、いわゆる非点
収差法によりフォーカス誤差信号の検出を行う。
路をたどり、ビームスプリッタ4により反射分離され
て、1/2波長板7に入射する。半導体レーザ1は、紙
面に平行な偏光方向となるよう設置されており、1/2
波長板7は、その反射光の偏光方向をほぼ45度回転さ
せるように設定してある。1/2波長板7を透過した反
射光は凸レンズ8により収れん光となり、凹シリンドリ
カルレンズ9へ入射する。ここで凹シリンドリカルレン
ズ9は、本実施例においては、紙面に平行な面内でW4
の向きに存在する光磁気ディス6の記録トラックの像に
対して、略45度の方向にレンズ効果を有するように設
けられている。凹シリンドリカルレンズ9を透過した光
は、偏光ビームスプリッタ10により互いに直交する2
つの偏光成分に分離され、一方は透過し、6分割光検出
器11に入射し、他方は反射されて、4割光検出器12
に入射する。偏光ビームスプリッタ10を透過した光は
フォーカス誤差信号検出手段である凹シリンドリカルレ
ンズ9により、非点収差を発生する。凹シリンドリカル
レンズ9のレンズ面を有さない面内では実線の光路とな
り焦点13に収れんし,レンズ効果を有する面内では、
破線で示した光路となり、焦点14に収れんする。6分
割光検出器11は受光面が焦点13と焦点14との略中
間に位置しており、中心部の4分割受光領域20a,2
0b,20c,20dで発生した電気信号の対角同士の
和をとり、それらを減算することにより、いわゆる非点
収差法によりフォーカス誤差信号の検出を行う。
【0008】4分割光検出器12の中心部の2分割受光
領域19a,19bで発生した電気信号を減算し、光磁
気ディスク6のウォブル信号の影響を受けるメインビー
ム16をいわゆるプッシュ法により演算することにより
スピンドルモータの回転数制御を行うための基準信号と
なるウォブル信号を検出することができる。
領域19a,19bで発生した電気信号を減算し、光磁
気ディスク6のウォブル信号の影響を受けるメインビー
ム16をいわゆるプッシュ法により演算することにより
スピンドルモータの回転数制御を行うための基準信号と
なるウォブル信号を検出することができる。
【0009】先行ビームによる光スポット17a,17
bと後行ビームによる光スポット18a,18bの差を
取ることによりいわゆる3ビーム法によるトラッキング
誤差検出信号を検出する。
bと後行ビームによる光スポット18a,18bの差を
取ることによりいわゆる3ビーム法によるトラッキング
誤差検出信号を検出する。
【0010】また、6分割光検出器11の中心部の4分
割受光領域20a,20b,20c,20dの受光量の
総和から、4分割光検出器12の中心部の2分割受光領
域19a,19bの受光量の総和の差をとることによ
り、差動検出法による光磁気ディスク情報信号の検出が
可能である。さらに、それらの和をすべてとることによ
り、プレピット信号の検出が可能である。
割受光領域20a,20b,20c,20dの受光量の
総和から、4分割光検出器12の中心部の2分割受光領
域19a,19bの受光量の総和の差をとることによ
り、差動検出法による光磁気ディスク情報信号の検出が
可能である。さらに、それらの和をすべてとることによ
り、プレピット信号の検出が可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、2分割受光領域の受光量の差を用いたい
わゆるプシュプル法による差動検出法により、スピンド
ルモータの回転数制御を行う基準信号となる光磁気ディ
スクのウォブル信号の検出を実現しており、対物レンズ
のデフォーカス時あるいはオフトラック時には光スポッ
トの形状変化および波面収差の増大によりウォブル信号
の振幅が急激に低下するあるいは、ディスクの溝幅,溝
深さ,溝ピッチ,クロストーク等によりウォブル信号の
振幅が急激に低下することがあり、スピンドルモータの
回転数制御を正確に行うことが不可能となり、記録・再
生特性が大幅に低下するという問題点を有していた。
来の構成では、2分割受光領域の受光量の差を用いたい
わゆるプシュプル法による差動検出法により、スピンド
ルモータの回転数制御を行う基準信号となる光磁気ディ
スクのウォブル信号の検出を実現しており、対物レンズ
のデフォーカス時あるいはオフトラック時には光スポッ
トの形状変化および波面収差の増大によりウォブル信号
の振幅が急激に低下するあるいは、ディスクの溝幅,溝
深さ,溝ピッチ,クロストーク等によりウォブル信号の
振幅が急激に低下することがあり、スピンドルモータの
回転数制御を正確に行うことが不可能となり、記録・再
生特性が大幅に低下するという問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑み、安定し
たウォブル信号を検出する光ヘッドを提供し、高精度な
スピンドルモータの回転数制御を実現することを目的と
してなされたものである。
たウォブル信号を検出する光ヘッドを提供し、高精度な
スピンドルモータの回転数制御を実現することを目的と
してなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の光学ヘッドは、ウォブル信号を具備したグ
ルーブ部を有する情報記録媒体と、直線偏光である光源
と、前記光源より発せられた光束を平行光束に変換する
コリメートレンズと、前記コリメートレンズからの平行
光束を回折効果により異なる複数の平行光束に分離する
回折格子と、前記回折格子により分離された異なる複数
の平行光束を前記情報記録媒体上に集光させる対物レン
ズ等で構成される集光手段と、前記回折格子と前記対物
レンズとの間に位置し、前記回折格子からの光束を透過
し前記情報記録媒体からの反射光を往路と分離する光束
分離手段と、前記光束分離手段で分離された光束が入射
し、前記情報記録媒体のフォーカス誤差信号,トラッキ
ング誤差信号,情報記録信号を検出する検出手段と、前
記検出手段を経た光束を受光する多分割光検出器と、前
記多分割光検出器で発生した電気信号を演算する演算回
路とを具備し、前記トラッキング誤差信号は、前記回折
格子による副ビームを用いたいわゆる3ビーム法で検出
され、かつ副ビームのいずれか一方によって前記情報記
録媒体のウォブル信号を検出する構成を有している。
に、本発明の光学ヘッドは、ウォブル信号を具備したグ
ルーブ部を有する情報記録媒体と、直線偏光である光源
と、前記光源より発せられた光束を平行光束に変換する
コリメートレンズと、前記コリメートレンズからの平行
光束を回折効果により異なる複数の平行光束に分離する
回折格子と、前記回折格子により分離された異なる複数
の平行光束を前記情報記録媒体上に集光させる対物レン
ズ等で構成される集光手段と、前記回折格子と前記対物
レンズとの間に位置し、前記回折格子からの光束を透過
し前記情報記録媒体からの反射光を往路と分離する光束
分離手段と、前記光束分離手段で分離された光束が入射
し、前記情報記録媒体のフォーカス誤差信号,トラッキ
ング誤差信号,情報記録信号を検出する検出手段と、前
記検出手段を経た光束を受光する多分割光検出器と、前
記多分割光検出器で発生した電気信号を演算する演算回
路とを具備し、前記トラッキング誤差信号は、前記回折
格子による副ビームを用いたいわゆる3ビーム法で検出
され、かつ副ビームのいずれか一方によって前記情報記
録媒体のウォブル信号を検出する構成を有している。
【0014】
【作用】この構成によって、ウォブル信号を精度良く検
出することが可能となり、記録再生時におけるスピンド
ルモータの回転数制御を精度良く行うことができ、高性
能な光ヘッドおよびディスク演奏装置を実現できるとと
もに、品質の安定による一層の量産性の向上を達成でき
るものである。
出することが可能となり、記録再生時におけるスピンド
ルモータの回転数制御を精度良く行うことができ、高性
能な光ヘッドおよびディスク演奏装置を実現できるとと
もに、品質の安定による一層の量産性の向上を達成でき
るものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0016】図1および図2において、1は半導体レー
ザ、2はコリメートレンズ、3は回折格子、4はビーム
スプリッタ、5は対物レンズ、6は情報記録媒体で磁気
光学効果を有する光磁気ディスク、7は1/2波長板、
8は凸レンズ、9は略円柱レンズである凹シリンドリカ
ルレンズ、10は偏光ビームスプリッタ、11は6分割
光検出器、12は4分割光検出器、13および14は光
スポットの焦点、15は6分割光検出器11上に形成さ
れるメインビーム(P偏光)、16は4分割光検出器1
2上に形成されるメインビーム(S偏光)、17a,1
7bは副ビームのうち先行ビームの光スポット、18
a,18bは副ビームのうち後行ビームの光スポットで
ある。19a,19bは4分割光検出器12上に構成さ
れる2分割受光領域、20a,20b,20c,20d
は6分割光検出器11上に構成される4分割受光領域、
21a,21bは先行ビームの受光領域、22a,22
bは後行ビームの受光領域、23は減算器、24は加算
器である。以上は従来例と同じ構成であり、符号も同様
である。
ザ、2はコリメートレンズ、3は回折格子、4はビーム
スプリッタ、5は対物レンズ、6は情報記録媒体で磁気
光学効果を有する光磁気ディスク、7は1/2波長板、
8は凸レンズ、9は略円柱レンズである凹シリンドリカ
ルレンズ、10は偏光ビームスプリッタ、11は6分割
光検出器、12は4分割光検出器、13および14は光
スポットの焦点、15は6分割光検出器11上に形成さ
れるメインビーム(P偏光)、16は4分割光検出器1
2上に形成されるメインビーム(S偏光)、17a,1
7bは副ビームのうち先行ビームの光スポット、18
a,18bは副ビームのうち後行ビームの光スポットで
ある。19a,19bは4分割光検出器12上に構成さ
れる2分割受光領域、20a,20b,20c,20d
は6分割光検出器11上に構成される4分割受光領域、
21a,21bは先行ビームの受光領域、22a,22
bは後行ビームの受光領域、23は減算器、24は加算
器である。以上は従来例と同じ構成であり、符号も同様
である。
【0017】以上のように構成された光学ヘッドについ
て、以下その動作を説明する。半導体レーザ1より発せ
られた光は、コリメートレンズ2により平行光に変換さ
れ、回折格子3により異なる複数の平行光束に分離され
る。異なる複数の平行光束はビームスプリッタ4を透過
し、対物レンズ駆動装置(図示せず)に組み込まれた対
物レンズ5により、ディスク6上に直径1ミクロン程度
のメインビームとして集光されると同時にいわゆる3ビ
ーム法によりメインビームと同一トラック上にメインビ
ームの前後に副ビームとして先行ビームと後行ビームを
一定間隔に形成する。
て、以下その動作を説明する。半導体レーザ1より発せ
られた光は、コリメートレンズ2により平行光に変換さ
れ、回折格子3により異なる複数の平行光束に分離され
る。異なる複数の平行光束はビームスプリッタ4を透過
し、対物レンズ駆動装置(図示せず)に組み込まれた対
物レンズ5により、ディスク6上に直径1ミクロン程度
のメインビームとして集光されると同時にいわゆる3ビ
ーム法によりメインビームと同一トラック上にメインビ
ームの前後に副ビームとして先行ビームと後行ビームを
一定間隔に形成する。
【0018】ディスク6からの反射光は、逆の経路をた
どり、ビームスプリッタ4により反射分離されて、1/
2波長板7に入射する。半導体レーザ1は、紙面に平行
な偏光方向(P偏光)となるよう設置されており、1/
2波長板7は、その反射光の偏光方向をほぼ45度回転
させるように設定してある。1/2波長板7を透過した
反射光は凸レンズ8により収れん光となり、凹シリンド
リカルレンズ9へ入射する。ここで凹シリンドリカルレ
ンズ9は、本実施例においては、紙面に平行な面内でW
4の向きに存在する光磁気ディス6の記録トラックの像
に対して、略45度の方向にレンズ効果を有するように
設けられている。
どり、ビームスプリッタ4により反射分離されて、1/
2波長板7に入射する。半導体レーザ1は、紙面に平行
な偏光方向(P偏光)となるよう設置されており、1/
2波長板7は、その反射光の偏光方向をほぼ45度回転
させるように設定してある。1/2波長板7を透過した
反射光は凸レンズ8により収れん光となり、凹シリンド
リカルレンズ9へ入射する。ここで凹シリンドリカルレ
ンズ9は、本実施例においては、紙面に平行な面内でW
4の向きに存在する光磁気ディス6の記録トラックの像
に対して、略45度の方向にレンズ効果を有するように
設けられている。
【0019】凹シリンドリカルレンズ9を透過した光
は、偏光ビームスプリッタ10により互いに直交する2
つの偏光成分に分離され、一方は透過し、6分割光検出
器11に入射し、他方は反射されて、4割光検出器12
に入射する。
は、偏光ビームスプリッタ10により互いに直交する2
つの偏光成分に分離され、一方は透過し、6分割光検出
器11に入射し、他方は反射されて、4割光検出器12
に入射する。
【0020】偏光ビームスプリッタ10により分離され
た第1分離光(P偏光)は、紙面に平行な面内でW4の
向きに存在する光磁気ディスク6の記録トラックの像に
対して、略45度の方向にレンズ効果を有するように設
けられた凹シリンドリカルレンズ9を経ているため、レ
ンズ効果を有する面内の光束は収れんの度合が弱めら
れ、破線で示した光路を経て焦点14に収れんする。ま
た、レンズ効果を有する面と直交する面内の光束に対し
ては、凹シリンドリカルレンズ9は平面であるため、透
過後の光束は、実線で示した光路を経て焦点13へと収
れんする。すなわち、凸レンズ8と凹シリンドリカルレ
ンズ9を経て偏光ビームスプリッタ10で分離された第
1分離光(P偏光)はフォーカス誤差検出手段である非
点収差を発生する。
た第1分離光(P偏光)は、紙面に平行な面内でW4の
向きに存在する光磁気ディスク6の記録トラックの像に
対して、略45度の方向にレンズ効果を有するように設
けられた凹シリンドリカルレンズ9を経ているため、レ
ンズ効果を有する面内の光束は収れんの度合が弱めら
れ、破線で示した光路を経て焦点14に収れんする。ま
た、レンズ効果を有する面と直交する面内の光束に対し
ては、凹シリンドリカルレンズ9は平面であるため、透
過後の光束は、実線で示した光路を経て焦点13へと収
れんする。すなわち、凸レンズ8と凹シリンドリカルレ
ンズ9を経て偏光ビームスプリッタ10で分離された第
1分離光(P偏光)はフォーカス誤差検出手段である非
点収差を発生する。
【0021】同様に、偏光ビームスプリッタ10により
分離された第2分離光(S偏光)は、凹シリンドリカル
レンズ9のレンズ効果を有する面内の光束は収れんの度
合が弱められ、破線で示した光路(中心光軸のみ図示)
を経て焦点14に収れんする。また、レンズ効果を有す
る面と直行する面内の光束は実線で示した光路(中心光
軸のみ図示)を経て焦点13へと収れんする。
分離された第2分離光(S偏光)は、凹シリンドリカル
レンズ9のレンズ効果を有する面内の光束は収れんの度
合が弱められ、破線で示した光路(中心光軸のみ図示)
を経て焦点14に収れんする。また、レンズ効果を有す
る面と直行する面内の光束は実線で示した光路(中心光
軸のみ図示)を経て焦点13へと収れんする。
【0022】6分割光検出器11および4分割光検出器
12は、受光面が焦点13と焦点14の略中間に位置
し、6分割光検出器11の受光面上では第1分離光(P
偏光)による略円形のメインビーム15と先行ビームの
光スポット17aと後行ビームの光スポット18aが形
成され、また、4分割光検出器12の受光面上では第2
分離光(S偏光)による略円形のメインビーム16と先
行ビームの光スポット17bと後行ビームの光スポット
18bが形成される。6分割光検出器11の受光面上に
は、メインビーム15を受光するための略十字状の分割
線を有する4分割受光領域20a,20b,20c,2
0dと、いわゆる3ビーム法の先行ビームの光スポット
17aと,後行ビームの光スポット18aを各々独立し
て受光する2つの受光領域21a,22aが存在する。
4分割光検出器12の受光面上には、メインビーム16
を受光するための2分割受光領域19a,19bと、い
わゆる3ビーム法の先行ビームの光スポット17bと、
後行ビームの光スポット18bを各々独立して受光する
2つの受光領域21b,22bが存在する。
12は、受光面が焦点13と焦点14の略中間に位置
し、6分割光検出器11の受光面上では第1分離光(P
偏光)による略円形のメインビーム15と先行ビームの
光スポット17aと後行ビームの光スポット18aが形
成され、また、4分割光検出器12の受光面上では第2
分離光(S偏光)による略円形のメインビーム16と先
行ビームの光スポット17bと後行ビームの光スポット
18bが形成される。6分割光検出器11の受光面上に
は、メインビーム15を受光するための略十字状の分割
線を有する4分割受光領域20a,20b,20c,2
0dと、いわゆる3ビーム法の先行ビームの光スポット
17aと,後行ビームの光スポット18aを各々独立し
て受光する2つの受光領域21a,22aが存在する。
4分割光検出器12の受光面上には、メインビーム16
を受光するための2分割受光領域19a,19bと、い
わゆる3ビーム法の先行ビームの光スポット17bと、
後行ビームの光スポット18bを各々独立して受光する
2つの受光領域21b,22bが存在する。
【0023】メインビーム15が入射する6分割光検出
器11の4分割受光領域20のうち、20aと20cの
加算信号と、受光領域20bと20dの加算信号を減算
器23で演算すること、すなわち4つの受光領域の対角
同士を結線して和をとり、それらの差をとることによ
り、いわゆる非点収差法によってフォーカス誤差信号を
検出する。
器11の4分割受光領域20のうち、20aと20cの
加算信号と、受光領域20bと20dの加算信号を減算
器23で演算すること、すなわち4つの受光領域の対角
同士を結線して和をとり、それらの差をとることによ
り、いわゆる非点収差法によってフォーカス誤差信号を
検出する。
【0024】さらに、受光領域21aと21bの加算信
号と受光領域22aと22bの加算信号を減算器16で
演算することにより、いわゆるスリービーム法によるト
ラッキング誤差信号を検出するとともに、6分割光検出
器11上の受光領域21a上の先行ビームの光スポット
17aおよび4分割光検出器12上の受光領域21b上
の先行ビームの光スポット17bの和を取ることにより
スピンドルモータの回転数制御を行うための基準信号と
なるウォブル信号を検出する。
号と受光領域22aと22bの加算信号を減算器16で
演算することにより、いわゆるスリービーム法によるト
ラッキング誤差信号を検出するとともに、6分割光検出
器11上の受光領域21a上の先行ビームの光スポット
17aおよび4分割光検出器12上の受光領域21b上
の先行ビームの光スポット17bの和を取ることにより
スピンドルモータの回転数制御を行うための基準信号と
なるウォブル信号を検出する。
【0025】また、P偏光であるメインビーム15が入
射する6分割光検出器11の受光領域20a,20b,
20c,20dで発生する電気信号の総和信号と、S偏
光であるメインビーム16が入射する4分割光検出器1
2の受光領域19a,19bで発生する電気信号との和
信号との差動を減算器23でとることにより、光磁気デ
ィスク6の情報信号の検出が可能となる。さらに、4分
割受光領域20a,20b,20c,20dで発生する
電気信号の総和信号と、2分割受光領域19a,19b
で発生する電気信号の和を加算器24でとることによ
り、プレピット信号の検出が可能である。
射する6分割光検出器11の受光領域20a,20b,
20c,20dで発生する電気信号の総和信号と、S偏
光であるメインビーム16が入射する4分割光検出器1
2の受光領域19a,19bで発生する電気信号との和
信号との差動を減算器23でとることにより、光磁気デ
ィスク6の情報信号の検出が可能となる。さらに、4分
割受光領域20a,20b,20c,20dで発生する
電気信号の総和信号と、2分割受光領域19a,19b
で発生する電気信号の和を加算器24でとることによ
り、プレピット信号の検出が可能である。
【0026】以上のように第1の実施例によれば、光磁
気ディスク6のウォブル信号を、回折格子3で分離回折
された先行ビームの光スポット17aおよび17bの和
より検出する構成により、対物レンズ5が光磁気ディス
ク6に対してデフォーカスあるいはオフトラックした場
合でもウォブル信号を精度良く検出することが可能とな
り、記録・再生時におけるスピンドルモータの回転数制
御を精度良く行うことができ、高性能な光ヘッドおよび
ディスク演奏装置を実現できるとともに、品質の安定に
よる一層の量産性の向上を実現できるものである。
気ディスク6のウォブル信号を、回折格子3で分離回折
された先行ビームの光スポット17aおよび17bの和
より検出する構成により、対物レンズ5が光磁気ディス
ク6に対してデフォーカスあるいはオフトラックした場
合でもウォブル信号を精度良く検出することが可能とな
り、記録・再生時におけるスピンドルモータの回転数制
御を精度良く行うことができ、高性能な光ヘッドおよび
ディスク演奏装置を実現できるとともに、品質の安定に
よる一層の量産性の向上を実現できるものである。
【0027】なお、第1の実施例では、17aおよび1
7bの和信号よりウォブル信号を検出したが、18aお
よび18bの和、17aおよび17b単独、18aおよ
び18b単独であってもよい。
7bの和信号よりウォブル信号を検出したが、18aお
よび18bの和、17aおよび17b単独、18aおよ
び18b単独であってもよい。
【0028】第1の実施例では、回折格子3はコリメー
トレンズ2とビームスプリッタ4の間に位置するとした
が、半導体レーザ1とコリメートレンズ2の間としても
よい。
トレンズ2とビームスプリッタ4の間に位置するとした
が、半導体レーザ1とコリメートレンズ2の間としても
よい。
【0029】本実施例では、コリメートレンズ2を用い
たいわゆる無限系の光学構成としたが、コリメートレン
ズ2を含まない有限系の構成としてもよい。
たいわゆる無限系の光学構成としたが、コリメートレン
ズ2を含まない有限系の構成としてもよい。
【0030】第1の実施例では、情報記録媒体は光磁気
ディスクとしたが、ウォブル信号を有する光ディスクと
してもよい。
ディスクとしたが、ウォブル信号を有する光ディスクと
してもよい。
【0031】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。図3において、第1の実施例
との相違点は、ウォブル信号の検出をプッシュプル信号
の出力である19aおよび19bの差動をウォブル信号
aとし、先行ビームの光スポット17aおよび17bの
出力である21aおよび21bの和をウォブル信号bと
し、後行ビームの光スポット18aおよび18bの出力
である22aおよび22bの和をウォブル信号cとし
て、対物レンズ5のデフォーカスおよびオフトラックの
状態に応じ最適なウォブル信号を選択可能としたことで
ある。
を参照しながら説明する。図3において、第1の実施例
との相違点は、ウォブル信号の検出をプッシュプル信号
の出力である19aおよび19bの差動をウォブル信号
aとし、先行ビームの光スポット17aおよび17bの
出力である21aおよび21bの和をウォブル信号bと
し、後行ビームの光スポット18aおよび18bの出力
である22aおよび22bの和をウォブル信号cとし
て、対物レンズ5のデフォーカスおよびオフトラックの
状態に応じ最適なウォブル信号を選択可能としたことで
ある。
【0032】以上のように第2の実施例によれば、光磁
気ディスク6のウォブル信号の検出を、ウォブル信号a
とウォブル信号bおよびウォブル信号cのうち最も最適
な信号を選択可能としたことにより、デフォーカス・オ
フトラック状態におけるウォブル信号への悪影響を低減
することができ、スピンドルモータの回転数制御をより
一層安定させることが可能となる。
気ディスク6のウォブル信号の検出を、ウォブル信号a
とウォブル信号bおよびウォブル信号cのうち最も最適
な信号を選択可能としたことにより、デフォーカス・オ
フトラック状態におけるウォブル信号への悪影響を低減
することができ、スピンドルモータの回転数制御をより
一層安定させることが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光ディス
クのウォブル信号の検出を、いわゆる3ビーム法におけ
る先行ビームによって形成される光スポットあるいは後
行ビームによって形成される光スポットによる電気信号
を用いて検出することにより、光ディスク溝部の溝深
さ,溝ピッチ,溝幅の変化によるウォブル信号への悪影
響を低減するとともに、対物レンズが光磁気ディスクに
対してデフォーカスあるいはオフトラックした場合でも
ウォブル信号を精度良く検出することが可能となり、記
録再生時におけるスピンドルモータの回転数制御を精度
よく行うことができ、高性能な光学ヘッドおよびディス
ク演奏装置を実現できるとともに、品質の安定により量
産性に優れた光学ヘッドを実現できるものである。
クのウォブル信号の検出を、いわゆる3ビーム法におけ
る先行ビームによって形成される光スポットあるいは後
行ビームによって形成される光スポットによる電気信号
を用いて検出することにより、光ディスク溝部の溝深
さ,溝ピッチ,溝幅の変化によるウォブル信号への悪影
響を低減するとともに、対物レンズが光磁気ディスクに
対してデフォーカスあるいはオフトラックした場合でも
ウォブル信号を精度良く検出することが可能となり、記
録再生時におけるスピンドルモータの回転数制御を精度
よく行うことができ、高性能な光学ヘッドおよびディス
ク演奏装置を実現できるとともに、品質の安定により量
産性に優れた光学ヘッドを実現できるものである。
【0034】さらに、ウォブル信号の検出をプッシュプ
ル信号の出力、先行ビームの出力および後行ビームの出
力のうち最適な信号を選択可能としたことにより、より
安定したウォブル信号の検出が可能となり、スピンドル
モータの回転数制御をより一層安定させることが可能と
なる。
ル信号の出力、先行ビームの出力および後行ビームの出
力のうち最適な信号を選択可能としたことにより、より
安定したウォブル信号の検出が可能となり、スピンドル
モータの回転数制御をより一層安定させることが可能と
なる。
【図1】本発明の第1の実施例における光学ヘッドの構
成を示す概略説明図
成を示す概略説明図
【図2】同第1の実施例における光検出器の構成を示す
概略説明図
概略説明図
【図3】本発明の第2の実施例における光検出器の構成
を示す概略説明図
を示す概略説明図
【図4】従来の光学ヘッドの構成を示す概略説明図
【図5】従来の光ヘッドの光検出器の構成を示す概略説
明図
明図
1 半導体レーザ 2 コリメートレンズ 3 回折格子 4 ビームスプリッタ 5 対物レンズ 6 光磁気ディスク 7 1/2波長板 8 凸レンズ 9 凹シリンドリカルレンズ 10 偏光ビームスプリッタ 11 6分割光検出器 12 4分割光検出機 13 光スポットの焦点 14 光スポットの焦点 15 メインビーム(P偏光) 16 メインビーム(S偏光) 17a,17b 光スポット 18a,18b 光スポット 19a,19b 2分割受光領域 20a〜20d 4分割受光領域 21a,21b 先行ビームの受光領域 22a,22b 後行ビームの受光領域 23 減算器 24 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼嶋 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ウォブル信号を具備したグルーブ部を有
する情報記録媒体と、 直線偏光である光源と、 前記光源より発せられた光束を平行光束に変換するコリ
メートレンズと、 前記コリメートレンズからの平行光束を回折効果により
異なる複数の平行光束に分離する回折格子と、 前記回折格子により分離された異なる複数の平行光束を
前記情報記録媒体上に集光させる対物レンズ等で構成さ
れる集光手段と、 前記回折格子と前記対物レンズとの間に位置し、前記回
折格子からの光束を透過し前記情報記録媒体からの反射
光を往路と分離する光束分離手段と、 前記光束分離手段で分離された光束が入射し、前記情報
記録媒体のフォーカス誤差信号・トラッキング誤差信号
・情報記録信号を検出する検出手段と、 前記検出手段を経た光束を受光する多分割光検出器と、 前記多分割光検出器で発生した電気信号を演算する演算
回路とを具備し、 前記トラッキング誤差信号は、前記回折格子による副ビ
ームを用いたいわゆる3ビーム法で検出され、かつ副ビ
ームのいずれか一方によって前記情報記録媒体のウォブ
ル信号を検出することを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項2】 ウォブル信号を具備したグルーブ部を有
する情報記録媒体と、 直線偏光である光源と、 前記光源より発せられた光束を平行光束に変換するコリ
メートレンズと、 前記コリメートレンズからの平行光束を回折効果により
異なる複数の平行光束に分離する回折格子と、 前記回折格子により分離された異なる複数の平行光束を
前記情報記録媒体上に集光させる対物レンズ等で構成さ
れる集光手段と、 前記回折格子と前記対物レンズとの間に位置し、前記回
折格子からの光束を透過し前記情報記録媒体からの反射
光を往路と分離する光束分離手段と、 前記光束分離手段で分離された光束が入射し、前記情報
記録媒体のフォーカス誤差信号・トラッキング誤差信号
・情報記録信号を検出する検出手段と、 前記検出手段を経た光束を受光する多分割光検出器と、 前記多分割光検出器で発生した電気信号を演算する演算
回路とを具備し、 前記トラッキング誤差信号は、前記回折格子による副ビ
ームを用いたいわゆる3ビーム法で検出され、いわゆる
プッシュプル法にてウォブル信号を検出する第1のウォ
ブル信号検出手段と、前記トラッキング誤差信号の副ビ
ームのうち一方を用いた第2のウォブル信号検出手段
と、前記トラッキング誤差信号の副ビームの他方を用い
た第3のウォブル信号検出手段とを具備し、ウォブル信
号の検出はデフォーカスおよびオフトラックの状況に応
じ、前記第1のウォブル信号検出手段、前記第2のウォ
ブル信号検出手段および前記第3のウォブル信号検出手
段のうち最も適した信号を選択可能とすることを特徴と
する光学ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108035A JPH06325382A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108035A JPH06325382A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 光学ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325382A true JPH06325382A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14474304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5108035A Pending JPH06325382A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325382A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7379399B2 (en) | 1995-06-26 | 2008-05-27 | Pioneer Corporation | Optical disc, and reading system and manufacturing method of the disc |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5108035A patent/JPH06325382A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7379399B2 (en) | 1995-06-26 | 2008-05-27 | Pioneer Corporation | Optical disc, and reading system and manufacturing method of the disc |
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