JPH08221774A - 光ヘッド及び光学情報記録再生装置 - Google Patents

光ヘッド及び光学情報記録再生装置

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JPH08221774A
JPH08221774A JP7026836A JP2683695A JPH08221774A JP H08221774 A JPH08221774 A JP H08221774A JP 7026836 A JP7026836 A JP 7026836A JP 2683695 A JP2683695 A JP 2683695A JP H08221774 A JPH08221774 A JP H08221774A
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JP
Japan
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information recording
recording medium
optical
light beam
light beams
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Application number
JP7026836A
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English (en)
Inventor
Hideki Hayashi
秀樹 林
Sadao Mizuno
定夫 水野
Yoshiaki Kaneuma
慶明 金馬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックピッチの異なる光ディスクを共通の
光ヘッドで記録,再生する。 【構成】 半導体レーザ1の直前に設置した回折格子24
の±1次回折光及び±2次回折光を基にした二対4本の
補助光ビーム3′,3″,103′,103″の各対から、狭
トラックピッチ用及び標準トラックピッチ用のトラッキ
ングエラー信号を得、これにより光ヘッドを狭トラック
ピッチ及び標準トラックピッチそれぞれに対応してトラ
ッキングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックピッチの異な
る光ディスクを記録再生する光ヘッドのトラッキングに
関するもの及び光学情報記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザを用いた一般的な光ヘッド
を図12に示す。図12において、半導体レーザ201から出
射した光ビームは集光レンズ202により平行な光ビーム2
03となり、偏光ビームスプリッタ204にP偏光で入射し
てここを直進し、1/4波長板205を通り、反射ミラー2
06で光路を曲げられ対物レンズ207に入射する。対物レ
ンズ207に入射した光ビーム203は結像点pに絞り込ま
れ、光ディスク208の記録面上の記録トラックに光スポ
ット209を形成する。次に、この光スポット209は光ディ
スク208で反射されて反射光ビーム210となり、再び対物
レンズ207と反射ミラー206及び1/4波長板205を通っ
て偏光ビームスプリッタ204に入射する。この反射光ビ
ーム210は、1/4波長板205の作用によりS偏光になっ
ているため、偏光ビームスプリッタ204で反射して、検
出レンズ211とシリンドリカルレンズ212を通り、光検出
器213に受光される。
【0003】なお、半導体レーザ201から出射した光ビ
ームは回折格子214により光ビーム203′及び203″に分
離され、光ディスク208上で光スポット209′及び209″
が形成されており、これらは光ディスク208で反射して
光ビーム210′及び210″となり、光ビーム210と同様の
経路で光検出器213′及び213″に入射する。この光検出
器213は、再生信号を検出するとともに、いわゆる非点
収差法によりフォーカス制御信号を検出し、光検出器21
3′及び213″による、いわゆる3ビームトラッキング法
によりトラッキング制御信号を検出するように構成され
ている。
【0004】このような構成の光ヘッドのトラッキング
に用いられるトラッキングエラー信号検出用のスポット
209′及び209″の互いの間隔やトラッククロス方向の調
整位置は、光ディスク208のトラックピッチや製作誤差
によるトラックの偏心量を考慮して決められている。た
とえば、図13に示すようにCD(コンパクトディスク)で
は、トラックピッチ1.6μm、最大偏心300μmを考慮して
サブスポット同士の間隔約32μm、トラックに垂直方向
(図面左右方向)の読取りスポットと補助スポットの間隔
は約0.4μmである。
【0005】一方、近年においては、より高密度化を図
るために、対物レンズの開口数を大きくし、あるいは使
用波長を短くする等により読取りスポットを微小化し、
短いピット長で、かつ狭いトラックピッチによりディス
クの記録再生を行うことが検討されている。しかし、以
下に述べるように高密度化を図った狭トラックピッチの
光ディスクと従来のCD等の光ディスクを上記の3ビー
ムトラッキング法の同一光ヘッドで記録再生するのは困
難であった。
【0006】以下、これについて、高密度ディスク及び
CDで補助スポット間隔32μm及び18μmでのトラッキン
グエラー信号振幅とディスク偏心との関係を示した図15
を参照しながら説明を進める。例えば、対物レンズの開
口数を0.55、使用波長を680nmとした光ヘッドで、最短
ピット長0.45μm,トラックピッチ0.8μm程度の光ディ
スクを再生することが検討されている。このようなシス
テムで3ビームトラッキング法でトラッキングエラー信
号を得るには、図14に示すようにトラックに垂直方向の
読取りスポットと補助スポットとの間隔はトラッキング
エラー信号の最大になる約0.2μm程度にする必要があ
る。それを初期状態として最内周半径25mmの部分を再生
中、ディスク偏心を与えた場合のトラッキングエラー信
号振幅の変化をグラフ化したのが図15である。補助スポ
ット同士の間隔は、フォーカスS字範囲をCDと同等の
8μmに設定すれば、光検出器上での分離を考慮すると
CDと同等の約32μmとなる。しかし、このような補助
ビームでCD再生の場合のトラッキングエラー信号を得
ようとした場合、図15に示すように偏心のないディスク
であれば問題のないトラッキングエラー信号を得ること
ができるが、300μm程度の偏心を想定した場合、CDで
の最内周にあたる半径25mmではトラックと補助スポット
の偏心による角度変化が初期設定値の角度約0.7度と同
等となるため、最悪の場合トラッキングエラー信号の振
幅が0になることが考えられる。
【0007】また、この偏心対策としてフォーカスS字
範囲を4μm程度に狭く設定するのを前提に補助スポッ
ト間隔を約18μmに設定した場合でも、高密度ディスク
のトラックピッチ0.8μmに調整された補助スポットから
のトラッキングエラー信号振幅は、図15に示すように±
300μmの偏心で+20〜−30%まで変動する。この変動
は、一般的なこの種の光ディスクシステムでは許容でき
ないレベルである。このため、従来の3ビームトラッキ
ング法では狭トラック化した高密度光ディスクと従来の
CDとから安定したトラッキングエラー信号を得るのは
不可能であり、同一ヘッドで互換再生するのは不可能で
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】上述のように、従来
の技術では3ビームトラッキング法において、狭トラッ
クピッチの高密度ディスク用に設計,調整されたトラッ
キングエラー用補助スポットでは、偏心の大きなCDを
再生する場合には、トラッキングエラー信号の振幅変動
が大きく、光ヘッドのトラッキングが取れなくなり、C
Dの再生が不可能になるという問題点があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、簡単な光学系による3ビームトラッキ
ング法でありながら、狭トラックピッチの高密度ディス
クと従来のCDとから安定したトラッキングエラー信号
を得て光ヘッドのトラッキングを取り、同一ヘッドでの
両者の互換再生を可能にすることを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】本発明は、記録トラッ
クを有する情報記録媒体に焦点を結ぶ読取り光ビーム及
び前記情報記録媒体上に読取り光ビームの焦点を中心に
ほぼ等間隔、かつほぼ一直線に並ぶ4つの焦点を結ぶ二
対4本の補助光ビームを出射する手段と、情報記録媒体
からの前記読取り光ビーム及び前記二対4本の補助光ビ
ームの反射光をそれぞれ受光して電気信号に変換する光
検出器とを備えたものであり、また読取り光ビーム中に
置いた回折格子の±1次回折光及び±2次回折光を前記
二対4本の補助光ビームとしたものである。
【0011】
【作用】このような構成によって、狭トラック化した高
密度ディスクと従来のトラックピッチを有するCD等の
光ディスクに対して、同一の光ヘッドで共に3ビームト
ラッキング法を用いてトラッキングエラー信号を得、ヘ
ッドトラッキングを取ることができる。つまり、従来の
2本の補助ビームを用いた3ビームトラッキング法で
は、トラッキングエラー信号振幅の低い狭トラックピッ
チの高密度ディスクにおいて信号振幅が最大となるよう
設計,調整された補助ビームで、偏心の大きなCDを再
生しようとした場合、最悪時、信号振幅が0になり再生
が不可能となるのに対して、本発明による二対4本の補
助ビームによる3ビームトラッキング法であれば、読取
りビームに近い一対の補助ビームにより狭トラックピッ
チの高密度ディスクでの3ビームトラッキングエラー信
号を、また読取りビームから最も離れた一対の補助ビー
ムにより従来ディスクでの3ビームトラッキングエラー
信号を得ることができる。
【0012】また、読取りビーム中に置いた回折格子の
±1次回折光及び±2次回折光から二対4本の補助光ビ
ームを得ることにより、本発明を実現する簡単な光学系
ができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示すものであ
る。図1において、半導体レーザ1から出射した光は集
光レンズ2により平行光ビーム3となり、偏光ビームス
プリッタ4にP偏光で入射し、ここを直進して1/4波
長板5を通り、反射ミラー6で光路を曲げられ対物レン
ズ7に入射する。対物レンズ7に入射した光ビーム3は
結像点pに絞り込まれ、CD8の記録面上の記録トラッ
クに光スポット9を形成する。次に、この光スポット9
はCD8で反射されて反射光ビーム10となり、再び対物
レンズ7と反射ミラー6及び1/4波長板5を通って偏
光ビームスプリッタ4に入射する。反射光ビーム10は1
/4波長板5の作用によりS偏光になるため、偏光ビー
ムスプリッタ4で反射して、検出レンズ11とシリンドリ
カルレンズ12を通り、光検出器13に受光される。なお、
半導体レーザ1から出射した光ビームは回折格子24によ
り補助光ビーム3′,3″,103′,103″に分離され、
CD8上で光スポット9′,9″,109′,109″が形成
される。これら各スポット,各ビームは図3に示すよう
に、光スポット109′109″は光スポット9に対してCD
8のトラックピッチの1/4、つまり0.4μmだけトラッ
クの垂直方向にオフセットするように回折格子4の回転
により調整されており、また、光スポット109′109″が
CD8で反射した反射光ビーム110′及び110″は、反射
光ビーム10と同様の経路で光検出器113′及び113″に入
射する。光検出器13は、再生信号を検出するとともに、
いわゆる非点収差法によりフォーカス制御信号を検出
し、光検出器113′及び113″による、いわゆる3ビーム
トラッキング法によりトラッキング制御信号を検出する
ように構成されている。
【0014】一方、高密度光ディスク108を再生する場
合は、図2に示すように、CDのトラックピッチに合わ
せ角度調整された回折格子4により、光スポット9′、
9″は光スポット9に対して光ディスク8のトラックピ
ッチの約1/4だけ、つまり0.2μmだけトラックの垂直
方向にオフセットするように調整されることになる。ま
た、光スポット9′,9″が光ディスク8で反射した反
射光ビーム10′及び10″は、反射光ビーム10と同様の経
路で光検出器13′及び13″に入射し、これら検出器13′
及び13″によって、いわゆる3ビームトラッキング法に
より高密度ディスク108の再生時のトラッキング制御信
号を検出するように構成されている。
【0015】CDと高密度ディスクの最内周半径25mmの
部分を再生中のディスク偏心と、トラッキングエラー信
号振幅との関係をグラフ化したのが図4である。図4か
ら明らかなように、偏心300μmを考慮してもCD再生時
のトラッキングエラー信号振幅の変化は−30%程度に抑
えられ、かつ高密度ディスク再生時のトラッキングエラ
ー信号振幅も偏心のない初期状態で最大値が得られるよ
うになる。つまり、CDと高密度ディスクの双方のディ
スクにおいて安定したトラッキングエラー信号が得るこ
とができ、互換再生が簡単な光学構成で可能となる。
【0016】また、本実施例では、回折格子24の±1次
回折光及び±2次回折光を二対4本の補助光ビームとし
ているため、入射光ビームの光量に対して、0次回折光
光量を数十%確保した上で、10%程度の±1次回折光及
び±2次回折光を発生させることが必要となる。本実施
例で用いる回折格子24の例を図5及び図6に示す。
【0017】図5の回折格子は透過光に位相差を与える
パターンのピッチを1とした場合、Aの幅を約0.20とし
たもので、位相差と各回折光の回折効率の関係を表すと
図7に示すようになる。この図のように、回折格子での
位相差を約0.7π与えることにより、0次回折光効率約5
0%、1次回折光効率約12%、2次回折光効率約7%の
回折格子を得ることができる。
【0018】図6の回折格子は透過光に位相差を与える
パターンで、幅Aのパターンのピッチを1とした場合
に、Aの幅を約0.31、パターンBの幅を0.06としたもの
で、位相差と各回折光の回折効率の関係を表すと図8に
示すようになる。この図のように、回折格子での位相差
を約0.5π与えることにより、0次回折光効率約50%、
1次回折光及び2次回折光効率約9.5%の回折格子を得
ることができる。
【0019】図9及び図10に本実施例における光ヘッド
を用いた光学情報記録再生装置におけるトラッキング制
御の概要を示す。図9に示す光学情報記録再生装置は、
装填された光ディスクのカートリッジの有無、あるいは
カートリッジの判別穴等でディスク判別器14が再生ディ
スクの種類を判別し、この判別結果を基にスイッチ回路
15が制御され、このスイッチ回路15は光ディスクがCD
8の場合は接点a側に、光ディスクが高密度ディスク10
8の場合は接点b側に切り換えられる。したがって、ト
ラッキング制御回路16は、挿入された光ディスクがCD
8の場合は、トラッキング制御に用いるエラー信号とし
てCD用に設けた外側の補助スポット109′,109″から
第1差動増幅器17を介して得られるトラッキングエラー
信号を用いてトラッキング制御を行い、また挿入された
光ディスクが高密度ディスク108の場合は、トラッキン
グ制御に用いるエラー信号として、高密度ディスク用に
設けた内側の補助スポット9′,9″から第2差動増幅
器18を介して得られるトラッキングエラー信号を用いて
トラッキング制御を行う。
【0020】図10に他の例として示すように、上記ディ
スクの判別は、光検出器113′及び113″からのCD用の
トラッキングエラー信号と、光検出器13′及び13″から
の高密度用ディスク用のトラッキングエラー信号のそれ
ぞれの変調度を変調度比較回路19によって比較すること
によっても可能である。つまり、第1差動増幅器17より
のトラッキングエラー信号の変調度の方が第2差動増幅
器18の変調度より大きい場合はCD、逆の場合は高密度
ディスクと判断し、それを基にトラッキング制御を行う
ことができる。
【0021】なお、本発明の光学情報記録再生装置で
は、図11に示すように、光検出器113″及び13′から第
3差動増幅器20を介して得られる先行トラッキングエラ
ー信号と、光検出器113′及び13″から第4差動増幅器2
1を介して得られる後行トラッキングエラー信号との位
相を位相比較器22により比較することにより、光ヘッド
とCD8あるいは高密度ディスク108との相対移動方向
を光ヘッド・ディスク相対移動方向検出器23により検出
している。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、二対4本のトラッキン
グエラー検出用補助スポットを設けることにより、簡単
な構成の光ヘッドで、トラックピッチの異なる光ディス
クから安定してトラッキングエラー信号を得ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ヘッドの概略構成
図である。
【図2】本発明の実施例における高密度ディスク上のス
ポットとトラックの関係を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例におけるCD上のスポットとト
ラックの関係を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例における光ディスクの最内周部
を再生したときのトラッキングエラー信号振幅とディス
ク偏心との関係を示す曲線図である。
【図5】本発明の実施例において用いられる回折格子の
一例を示す概略構成図である。
【図6】本発明の実施例において用いられる回折格子の
他の例を示す概略構成図である。
【図7】図5に示す回折格子における位相差変調量と各
回折光の回折効率を示す曲線図である。
【図8】図6に示す回折格子における位相差変調量と各
回折光の回折効率を示す曲線図である。
【図9】本発明の実施例における光ヘッドを用いた光学
情報記録再生装置のトラッキング制御の一例を示すブロ
ック図である。
【図10】図9の光学情報記録再生装置のトラッキング
制御の他の例を示すブロック図である。
【図11】光ヘッドと光ディスクとの相対移動方向を検
知する手段の一例を示すブロック図である。
【図12】従来の光ヘッドの概略構成図である。
【図13】従来の光ヘッドにおけるCD上のスポットと
トラックの関係を示す説明図である。
【図14】従来の光ヘッドにおける高密度ディスク上の
スポットとトラックの関係を示す説明図である。
【図15】従来の光ヘッドにおける光ディスクの最内周
部を再生したときのトラッキングエラー信号振幅とディ
スク偏心との関係示す曲線図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザ、 2…集光レンズ、 3…平行光ビ
ーム、 4…偏光ビームスプリッタ、 5…1/4波長
板、 6…反射ミラー、 7…対物レンズ、 8…CD
(コンパクトディスク)、 9,9′,9″,109′,1
09″…光スポット、 10,10′,10″,110′,110″…
反射光ビーム、 11… 検出レンズ、 12シリンドリカ
ルレンズ、 13,13′,13″,113′,113″…光検出
器、 14…ディスク判別器、 15…スイッチ回路、 16
…トラッキング制御回路、 17,18,20,21…差動増幅
器、 19…変調度比較回路、 23…光ヘッド・ディスク
相対移動方向検出器、 24…回折格子、 108…高密度
ディスク。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録トラックを有する情報記録媒体に焦
    点を結ぶ読取り光ビーム、及び前記情報記録媒体上に、
    前記読取り光ビームの焦点を中心にほぼ等間隔、かつほ
    ぼ一直線に並ぶ4つの焦点を結ぶ二対4本の補助光ビー
    ムを出射する手段と、情報記録媒体からの前記読取り光
    ビーム及び前記4本の補助光ビームの反射光をそれぞれ
    受光して電気信号に変換する光検出器とを備えたことを
    特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 読取り光ビーム光路中に回折格子を配置
    し、前記回折格子の±1次回折光及び±2次回折光を前
    記二対4本の補助光ビームとしたことを特徴とする請求
    項1記載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 読取り光ビームの情報記録媒体上の集光
    スポットから最も離れた位置において一対の集光スポッ
    トを結ぶ補助光ビームの集光スポット間隔が、20μmよ
    り広く、40μmより狭くなるよう構成したことを特徴と
    する請求項1記載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】 読取り光ビーム光路中に配置された回折
    格子は2種類の幅を持つ溝あるいは平面部分が、等ピッ
    チで繰り返された構成であることを特徴とする請求項2
    記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 読取り光ビーム光路中に置かれた回折格
    子は、それぞれ幅の異なる溝部分と平面部分とより構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の光ヘッド。
  6. 【請求項6】 情報記録媒体上の二対4本の補助光ビー
    ムの集光スポットのうち、読取り光ビームの集光スポッ
    トに最も近い一対、あるいは最も離れた位置にある一対
    の補助光ビームの集光スポットは、読取り光ビームの集
    光スポットに対して前記情報記録媒体の記録トラックピ
    ッチの約1/4だけ垂直方向にオフセットするように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】 記録トラックを有する情報記録媒体に焦
    点を結ぶ読取り光ビームの情報記録媒体からの反射光を
    受ける光検出器の信号、及び二対4本の補助光ビームの
    うち、情報記録媒体上の集光スポットが読取り光ビーム
    の集光スポットに最も近い一対の補助光ビームの情報記
    録媒体からの反射光を受ける光検出器の信号並びに、二
    対4本の補助光ビームのうち、情報記録媒体上の集光ス
    ポットが読取り光ビームの焦点から最も離れた位置にあ
    る一対の補助光ビームの情報記録媒体からの反射光を受
    ける光検出器の信号それぞれから、前記情報記録媒体の
    記録トラックよりの記録信号と、前記記録トラックとの
    トラッキング誤差信号を得るよう構成したことを特徴と
    する請求項1記載の光ヘッド。
  8. 【請求項8】 二対4本の補助光ビームの集光スポット
    の情報記録媒体上での先行順に第1番目の集光スポット
    及び第3番目の集光スポットの補助光ビームの情報記録
    媒体からの反射光を受ける光検出器の信号、及び第2番
    目の集光スポット及び第4番目の集光スポットの補助光
    ビームの情報記録媒体からの反射光を受ける光検出器の
    信号それぞれから、前記読取り光ビームの集光スポット
    と前記情報記録媒体の記録トラックとのトラッキング誤
    差信号を得るよう構成したことを特徴とする請求項1記
    載の光ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の光ヘッドと、情報記録媒
    体の種類を判別する判別器と、前記判別器からの情報記
    録媒体の判別結果を基に前記光ヘッドの二対の補助光ビ
    ームからのトラッキングエラー信号のうちいずれかのト
    ラッキングエラー信号を選択的に制御回路に伝達する選
    択回路を備えたことを特徴とする光学情報記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 情報記録媒体の種類を判別する判別器
    を、二対4本の補助光ビームのうち情報記録媒体上の集
    光スポットが読取り光ビームの集光スポットに近い一対
    の補助光ビームの情報記録媒体からの反射光を受ける光
    検出器の信号、及び二対4本の補助光ビームのうち情報
    記録媒体上の集光スポットが読取り光ビームの焦点から
    最も離れた一対の補助光ビームの情報記録媒体からの反
    射光を受ける光検出器の信号それぞれの変調度を比較す
    る変調度比較回路により構成したことを特徴とする請求
    項9記載の光学情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の光ヘッドと、この光ヘ
    ッドから得られる第1番目の集光スポット及び第3番目
    の集光スポットからのトラッキングエラー信号と、第2
    番目の集光スポット及び第4番目の集光スポットからの
    トラッキングエラー信号との位相比較器とを備えたこと
    を特徴とする光学情報記録再生装置。
JP7026836A 1995-02-15 1995-02-15 光ヘッド及び光学情報記録再生装置 Pending JPH08221774A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7206266B2 (en) 2003-04-14 2007-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical pickup, optical recording and/or reproducing apparatus including the same, and method for realizing compatible tracking
US7283440B2 (en) 2001-02-23 2007-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Tracking error signal detecting method selectively using a push-pull method, an improved push-pull method, and a three beam method and optical recording/reproducing apparatus using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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