JP3378837B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3378837B2
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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    • G11B7/0053Reproducing non-user data, e.g. wobbled address, prepits, BCA
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/094Methods and circuits for servo offset compensation

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク装置に関し、
特にたとえばASMO(Advanced-storage Magneto Opt
ical) のようなランド・グルーブ記録可能なディスクを
再生する、ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディスク装置は、たとえ
ばDVDおよびCDなどでは、RF信号が最大になるま
たはRF信号のジッタが最小になるようにフォーカスオ
フセットを調整し、ピックアップによるフォーカスオフ
セットのずれを補正していた。
【0003】また、この種の従来のディスク装置の一例
が、平成8年1月12日付で出願公開された特開平8−
7300号[G11B 7/09,G11B 7/00
7]公報に開示されている。このフォーカスオフセット
調整装置では、ウォブリング信号の正区間と負区間にお
ける再生信号のエンベロープ電圧からオフセット量を検
出して、フォーカスオフセットのずれを補正するための
オフセット電圧を出力する。このオフセット電圧がフォ
ーカス誤差信号に加算され、フォーカスオフセットが自
動調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ASMOディ
スクでは、RF信号が記録されていないため、フォーカ
スオフセットのずれを補正するためのフォーカスバラン
スの調整ができなかった。また、後者の場合には、エン
ベロープ電圧はVFO部分の再生信号を用いてサンプリ
ングしているため、ランド記録のディスクに対してしか
フォーカスバランスを調整することができなかった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、ラ
ンドおよびグルーブにそれぞれ最適なフォーカスオフセ
ット値を設定することができる、ディスク装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ランド・グ
ルーブ記録可能なディスクを再生するディスク装置であ
って、レーザ光を収束させてディスクに照射し、ディス
クで反射されたレーザ光からファインクロックマーク信
号を抽出する抽出手段、およびファインクロックマーク
信号のレベルの平均値に基づいてランドおよびグルーブ
にそれぞれ最適なフォーカスオフセット値を設定する設
定手段を備える、ディスク装置である。
【0007】
【作用】このディスク装置では、ランド・グルーブ記録
可能なディスクを再生することができる。たとえば、レ
ーザダイオードから発せられたレーザ光が収束されて、
ディスクの再生面に照射され、ディスクの再生面で反射
された反射光からファインクロックマーク信号(FCM
信号)が抽出される。このFCM信号のレベルの平均値
に基づいて、設定手段が、最適なフォーカスオフセット
値を設定する。設定手段は、ランドおよびグルーブのそ
れぞれについて最適なフォーカスオフセット値を設定す
るので、ディスクの再生時にトラック(ランド/グルー
ブ)に応じて設定したフォーカスオフセット値を切り換
えるようにすればよい。
【0008】たとえば、検出手段は、現在のフォーカス
オフセット値から左右(プラスマイナス)に所定量だけ
移動した位置のフォーカスオフセットに対するFCM信
号のレベルを検出する。そして、差分検出手段が検出し
た2つのFCM信号のレベルの差分を検出する。つま
り、この差分に基づいて現在のフォーカスオフセット値
が適切であるかどうかを判断することができる。
【0009】また、所定数のFCM信号のレベルを検出
(サンプリング)し、そのサンプリングしたFCM信号
のレベルを平均化するので、ディスクの偏心成分による
FCM信号のレベルの誤差を吸収することができる。
【0010】さらに、2つのFCF信号のレベルの差分
が最小となるときのフォーカスオフセット値が最適なフ
ォーカスオフセット値に決定される。
【0011】つまり、FCM信号のレベルの平均値が所
定レベル以上である範囲において、第1移動手段が現在
のフォーカスオフセット値から最大基準値に向けて所定
量ずつ移動(走査)し、つまりフォーカスオフセット値
が順次インクリメントされ、その都度上述のような差分
が検出される。また、最大基準値に達すると、第2移動
手段が現在のフォーカスオフセット値から最小基準値に
向けて所定量ずつ走査し、つまりフォーカスオフセット
値が順次デクリメントされ、その都度差分が検出され
る。したがって、すべての範囲において検出した差分で
最小となる場合のフォーカスオフセット値が最適なフォ
ーカスオフセット値に決定される。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、ランドおよびグルー
ブにそれぞれ最適なフォーカスオフセット値を設定する
ことができるので、最適な再生信号を得ることができ
る。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディスク装置
10は、光ピックアップ12を含む。光ピックアップ1
2は、光学レンズ(対物レンズ)14を含み、対物レン
ズ14はトラッキングアクチュエータ16およびフォー
カスアクチュエータ18によって支持される。したがっ
て、レーザダイオード20から放出されたレーザ光が、
このような対物レンズ14で収束されて光磁気ディスク
(ASMOディスク)42の再生面に照射される。これ
によって、所望の信号がASMOディスク(以下、単に
「MOディスク」という。)42から読み出される。な
お、MOディスク42は、ランド・グルーブ記録可能な
ディスクである。また、光ピックアップ12は、スレッ
ドモータ40とたとえばラックピニオン方式で連結さ
れ、したがってMOディスク42の径方向(ラジアル方
向)に移動される。
【0015】ディスク面で反射したレーザ光(反射光)
は、同じ対物レンズ14を通過して光検出器22に照射
される。光検出器22の出力は、TE信号検出回路24
およびFE信号検出回路26に入力され、それぞれでT
E信号(トラッキングエラー信号)およびFE信号(フ
ォーカスエラー信号)が検出される。検出されたTE信
号およびFE信号は、DSP(Digital Signal Process
or) 30に設けられたA/D変換器32aおよび32b
にそれぞれ与えられる。また、光検出器22の出力は、
FCM信号検出回路28に入力され、ファインクロック
マーク信号(FCM信号)が検出される。検出されたF
CM信号は、DSP30に設けられたA/D変換器32
cに与えられる。
【0016】具体的に説明すると、図2のように、光検
出器22,TE信号検出回路24,FE信号検出回路2
6およびFCM信号検出回路28は示される。光検出器
22は4つの領域A〜Dを有し、各領域A〜Dは光検出
素子22a〜22dで形成される。この光検出素子22
a〜22dの出力がTE信号検出回路24,FE信号検
出回路26およびFCM信号検出回路28に入力され、
各回路で異なる演算が施される。したがって、各回路に
設けられた誤差増幅アンプ(以下、単に「アンプ」とい
う。)24a,26aおよび28aから数1〜数3に示
すような信号(TE信号,FE信号およびFCM信号)
が出力される。なお、数1〜3において、光検出器22
a〜22dの出力は、領域A〜Dと同じ文字で示してあ
る。また、図2から分かるように、アンプ28aからの
出力信号、つまりFCM信号はピークホールド回路28
bに与えられ、その最大値および最小値がホールドされ
る。
【0017】
【数1】TE=(A+D)−(B+C)
【0018】
【数2】FE=(A+C)−(B+C)
【0019】
【数3】FCM=(A+B)−(C+D) また、MOディスク42は、ターンテーブル44の上に
固定的に載置され、スピンドルモータ46によってター
ンテーブル44とともに回転する。スピンドルモータ4
6は、回転数に関連するFGパルスを発生し、このFG
パルスがDSP30のA/D変換器32dに与えられ
る。なお、MOディスク42は線速度一定(CLV)方
式のディスクであり、スピンドルモータ46の回転数は
光ピックアップ12が外周方向に移動するにつれて低下
する。
【0020】このようにしてA/D変換器32a〜32
dに与えられたTE信号,FE信号,FCM信号および
FG信号は、ディジタル信号に変換された後、DSPコ
ア36に入力される。DSPコア36は、TE信号に基
づいてトラッキングサーボ処理を実行し、またFE信号
に基づいてフォーカスサーボ処理を実行し、さらにFG
信号に基づいてスピンドルサーボ処理を実行する。
【0021】トラッキングサーボ処理によってトラッキ
ングアクチュエータ制御信号およびスレッド制御信号が
生成され、対応するPWM信号がPWMドライバ38a
および38cからトラッキングアクチュエータ16およ
びスレッドモータ40に出力される。また、フォーカス
サーボ処理によってフォーカスアクチュエータ制御信号
が生成され、対応するPWM信号がPWMドライバ38
bからフォーカスアクチュエータ18に出力される。さ
らに、スピンドルサーボ処理によってスピンドルサーボ
モータ制御信号が生成され、対応するPWM信号がPW
Mドライバ38dからスピンドルモータ46に出力され
る。
【0022】このように、TE信号検出回路24,DS
P30,トラッキングアクチュエータ16およびスレッ
ドモータ40によってトラッキングサーボ系が形成さ
れ、TE信号に基づいて対物レンズ14のトラッキング
が適切に制御される。また、FE信号検出回路26,D
SP30およびフォーカスアクチュエータ18によって
フォーカスサーボ系が形成され、FE信号に基づいて対
物レンズ14のフォーカスが適切に制御される。さら
に、スピンドルモータ46およびDSP30によってス
ピンドルサーボ系が形成され、FG信号に基づいてスピ
ンドルモータ46つまりMOディスク42の回転が適切
に制御される。この結果、レーザダイオード20から出
力されたレーザ光は所望のトラック(図示せず)に所望
の光量で照射され、したがって所望の信号がディスク面
に記録され、また所望の信号がディスク面から読み出さ
れる。
【0023】さらにまた、FCM信号に基づいてフォー
カスバランスが調整される。つまり、ランド(L)およ
びグルーブ(G)には、図3(A)および(B)に模式
的に示すように、一定間隔でファインクロックマーク
(FCM)が物理的に形成されている。FCMは、MO
ディスク42の回転速度やPLL(図示せず)制御のた
めのマークであり、1トラックにつき1207個形成さ
れている。このFCMを光ピックアップ12から照射さ
れるレーザ光によって検出し、上述したように、光検出
器22からの出力がFCM信号検出回路28を介してが
A/D変換器32cに入力される。なお、FCM信号
は、図3(C)に示すような微分波形であり、ランドと
グルーブでは反転される。また、この微分波形の最大値
および最小値が、ピークホールド回路28bでホールド
される。
【0024】このディスク装置10では、装置本体の電
源がオンされたり、MOディスク42が交換されると、
ランドおよびグルーブのそれぞれについてのフォーカス
バランス(フォーカスオフセット値)が設定される。つ
まり、図4に示すようなフォーカスオフセット値(オフ
セット値)に対するFCM信号のレベル(FCMレベ
ル)の平均値に基づいて最適なオフセット値が設定され
る。
【0025】たとえば、現在のフォーカスオフセットバ
ランス(FES_OFF_BAL)、つまり現在のオフ
セット値がC点に対応する値である場合に、そのC点を
基準にしてオフセット値を左右(プラスマイナス)に4
ポイント(この実施例では、DSP30における電圧値
で40mVである。) ずらしたA点およびB点のFCMレ
ベルの平均値が検出される。そして、A点およびB点に
対するFCMレベルの平均値の差が検出され、最大基準
値と最小基準値との間で差が最小(この実施例では、0
である。)となる場合のオフセット値が検出される。つ
まり、図4から分かるように、オフセット値に対するF
CM信号のレベルは、最適なオフセット値を含む所定の
範囲において同じレベルであるため、オフセット値を左
右に移動した場合のFCMレベルの差を検出するように
して、最適なオフセット値(曲線のほぼ中央の値)を得
るようにしている。このオフセット値はランドおよびグ
ルーブのそれぞれについて決定(設定)され、メモリ3
4に記憶される。したがって、MOディスク42を記録
/再生するときに、ランド/グルーブで異なるオフセッ
ト値を用いてフォーカスオフセットが補正される。な
お、最大基準値および最小基準値を決定している基準値
は、フォーカスサーボが外れないレベルに設定される。
【0026】具体的には、DSPコア36は、図5〜図
9に示すフロー図に従って処理する。なお、実際にはD
SPコア36には以下の処理を実行するためのロジック
が形成されており、説明の便宜上、フロー図を用いて説
明してある。装置本体の電源がオンされたり、MOディ
スク42が交換されると、DSPコア36は処理を開始
し、ステップS1でスピンドルモータ46をオンし、ス
テップS3でレーザダイオード20をオンする。続い
て、ステップS5でフォーカスサーボをオンし、ステッ
プS7でトラッキングサーボをオンして、ステップS9
でスレッドサーボをオンする。つまり、フォーカスサー
ボ,トラッキングサーボおよびスレッドサーボのフラグ
がセットされる。さらに、ステップS11でランド側の
トラックにレーザ光を引き込む。したがって、ステップ
S13で、ランド側のフォーカスバランス調整を実行
し、ステップS15で調整した最適なフォーカスバラン
ス(最適なオフセット値)をメモリ34に記憶する。
【0027】ランド側のオフセット値が設定されると、
ステップS17でグルーブ側のトラックにレーザ光を引
き込み、ステップS19でランド側と同様にフォーカス
バランス調整を実行する。そして、ステップS21で最
適なオフセット値をメモリ34に記憶し、処理を終了す
る。したがって、DSPコア36はランドおよびグルー
ブのそれぞれについて最適なオフセット値でFE信号を
補正し、適切にフォーカスサーボをかけることができる
ので、MOディスク42から最適な再生信号を得ること
ができる。
【0028】フォーカスバランス調整について詳細に示
すと、図6のように示される。なお、図5に示すステッ
プS13およびS19は同じ処理である。フォーカスバ
ランス調整の処理が開始されると、DSPコア36は、
ステップS31でカウンタ(図示せず)およびフラグを
初期設定する。つまり、カウンタはリセットされる。ま
た、フラグが初期設定されると、最適なオフセット値を
設定する処理の期間(時間)が限定される。続くステッ
プS33で、後述するFCM検出処理を実行し、ステッ
プS35でオフセット値(FCM_OFF_BAL) が
最大基準値以上であるかどうかを判断する。ステップS
35で“YES”であれば、つまりオフセット値が最大
基準値以上であれば、一方向への走査が終了したと判断
し、ステップS41に進む。一方、ステップS35で
“NO”であれば、つまりオフセット値が最大基準値よ
り小さければ、一方向への移動(走査)が終了していな
いと判断し、ステップS37でフォーカスオフセット比
較処理を実行し、ステップS39でオフセット値をイン
クリメント(図4に示す最大基準位置の方向へ1ポイン
ト(10mV) 移動) してから、ステップS33に戻る。
【0029】一方向への走査が終了すると、ステップS
41でオフセット値を初期化(リセット)する。続くス
テップS43では、FCM検出処理を実行し、ステップ
S45でオフセット値が最小基準値以下であるかどうか
を判断する。ステップS45で“NO”であれば、反対
方向への走査処理が終了していないと判断し、ステップ
S47でフォーカスオフセット比較処理を実行する。そ
して、ステップS49でオフセット値をデクリメント(
図4の最小基準値方向へ1ポイント(10mV)移動)し
てからステップS43に戻る。
【0030】一方、ステップS45で“YES”であれ
ば、反対方向への走査処理が終了したと判断し、ステッ
プS51でFES_OFF_BALを最適なフォーカス
オフセットバランス(最適オフセット(FES_OFF
SET_BEST))に代入し、ステップS53でメモ
リ34に記憶してからリターンする。つまり、最大基準
値と最小基準値とで決定される範囲を走査し、オフセッ
ト値から左右に4ポイントずらした位置のFCMレベル
の平均値の差が最小となる場合のオフセット値が最適オ
フセットに決定される。なお、ステップS51に示すF
ES_OFF_BALは、最大基準位置と最小基準位置
とで決定された範囲を走査した結果得られた値である。
【0031】続いて、FCM検出処理について詳しく説
明する。なお、図6に示すステップS33およびS43
のFCM検出処理は同じである。図7に示すように、F
CM処理が開始されると、DSPコア36は、ステップ
S61でランド/グルーブに対応する現在のオフセット
値、つまり図4に示すC点に対応するオフセット値をメ
モリ34から読み出し、FES_OFF_BALに代入
する。続くステップS63で現在のオフセット値からマ
イナス方向に所定量(この実施例では、4ポイント)だ
けオフセット値を移動し、ステップS65でマイナス方
向へ移動した場合のFCMレベル検出処理を実行する。
つまり、マイナス方向へ移動した位置、すなわち図4に
示すA点のFCMレベルの平均値を検出し、ステップS
67で検出したFCレベルの平均値をFCM_Aに代入
する。
【0032】続くステップS69でC点からプラス方向
に所定量(4ポイント)だけオフセット値を移動し、ス
テップS71でプラス方向へ移動した場合のFCMレベ
ル検出処理を実行する。つまり、プラス方向へ移動した
位置、すなわち図4に示すB点のFCMレベルの平均値
を検出し、ステップS73で検出したFCMレベルの平
均値をFCM_Bに代入する。そして、ステップS75
でFCM_AからFCM_Bを減算した値の絶対値をF
CM_ABSに代入し、ステップS77でFCM_AB
Sをメモリ34に記憶する。
【0033】図8に示すように、FCMレベル検出処理
が開始されると、ステップS81でFCMレベルを取得
し、メモリ34に記憶し、ステップS83でカウンタを
インクリメントする。このように、FCMレベルがサン
プリングされる。続くステップS85では、カウント値
が1000であるかどうかを判断する。つまり、100
0個のFCMレベルをサンプリングしたかどうかを判断
する。ステップS85で“NO”であれば、1000個
のFCMレベルをサンプリングしていないと判断し、ス
テップS81に戻る。一方、ステップS85で“YE
S”であれば、1000個のFCMレベルをサンプリン
グしたと判断し、ステップS87で1000個のFCM
レベルの平均値を算出する。そして、ステップS89で
カウンタをリセットしてからリターンする。このよう
に、1000個のFCMレベルを平均することにより、
MOディスク42の偏心や面振れによるFCMレベルの
誤差が吸収される。なお、1000個サンプリングする
と、処理に時間がかかってしまうため、たとえば100
個サンプリングすることにより、時間を短縮してもよ
い。また、サンプリング数は所望の数に設定できる。
【0034】このように、FCMレベル検出処理を含む
FCM検出処理では、オフセット値を左右に所定量移動
した場合の双方のFCMレベルの平均値を算出し、その
差の絶対値が算出される。この差の絶対値を用いて後述
するフォーカスオフセット比較処理で最適オフセット値
が検出される。つまり、絶対値の差が最小値(=0)と
なる場合のオフセット値が検出される。
【0035】図9に示すように、フォーカスオフセット
比較処理が開始されると、ステップS101で測定値
(FCM_ABS)が最小値(=0)より大きいかどう
かを判断する。ステップS101で“YES”であれ
ば、つまり測定値が最小値より大きければ、そのままリ
ターンする。一方、ステップS101で“NO”であれ
ば、つまり測定値が最小値より小さければ、ステップS
103でFCM_ABSをFCM_MINに代入し、ス
テップS105でそのときのオフセット値を最適なオフ
セット値(FES_OFFSET_BEST)に代入し
てから、リターンする。
【0036】つまり、フォーカスオフセット比較処理で
は、現在のオフセット値を基準にして最大基準値および
最小基準値で決定される範囲を走査する間に、FCM_
MINおよびFES_OFFSET_BESTが逐次更
新される。そして、走査が終了したときのFCM_MI
Nが真の最小値であり、このときのオフセット値が最適
なオフセット値である。
【0037】このようにして得られたランドおよびグル
ーブの最適なオフセット値がメモリ34に記憶され、M
Oディスク42を再生するときに、光ピックアップ12
が追従するトラック(ランド/グルーブ)に応じてオフ
セット値が切り換えられる。
【0038】この実施例によれば、FCM信号を用いて
ランドおよびグルーブの両方についての最適なオフセッ
ト値を設定することができるので、最適な再生信号を得
ることができる。
【0039】この発明では、FCMレベルの平均値を取
って、それに応じてランドおよびグルーブにそれぞれ最
適なオフセット値を設定している。また、従来技術で示
した特開平8−7300号[G11B 7/09,G1
1B 7/007]公報に開示されているフォーカスオ
フセット調整装置のように、VFO部の再生信号を用い
て、つまりVFO部の再生信号の平均値を取って、それ
に応じて最適なオフセット値を設定することも考えられ
る。しかし、VFOは1トラックつき25個しか記録さ
れておらず、したがってディスクの偏心や面振れのため
に、そのVFO部の再生信号の平均値をDSPで算出し
ても波形が乱れてしまう。つまり、最適なオフセット値
を設定するのが困難である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示す光検出器,TE信号検出回
路,FE信号検出回路およびFCM信号検出回路を示す
図解図である。
【図3】図1実施例に示すMOディスクの一部を示す模
式図とFCM信号を示す図解図である。
【図4】図1実施例に示すディスク装置でフォーカスオ
フセットを調整する場合のFCMレベルの平均値に対す
るフォーカスオフセット値の特性を示す図解図である。
【図5】図1実施例に示すDSPコアの処理の一部を示
すフロー図である。
【図6】図1実施例に示すDSPコアの処理の他の一部
を示すフロー図である。
【図7】図1実施例に示すDSPコアの処理のその他の
一部を示すフロー図である。
【図8】図1実施例に示すDSPコアの処理のさらに他
の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例に示すDSPコアの処理の他の一部
を示すフロー図である。
【符号の説明】 10 …ディスク装置 12 …光ピックアップ 14 …対物レンズ 24 …TE信号検出回路 26 …FE信号検出回路 28 …FCM信号検出回路 30 …DSP 36 …DSPコア 40 …スレッドモータ 42 …MOディスク 44 …スピンドルモータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−45441(JP,A) 特開 平11−73685(JP,A) 特開 平11−134671(JP,A) 特開 平9−231588(JP,A) 特開 平8−263853(JP,A) 特開2000−90450(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/09 - 7/10 G11B 11/00 - 11/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランド・グルーブ記録可能なディスクを再
    生するディスク装置であって、 レーザ光を収束させて前記ディスクに照射し、前記ディ
    スクで反射されたレーザ光からファインクロックマーク
    信号を抽出する抽出手段、および前記ファインクロック
    マーク信号のレベルの平均値に基づいて前記ランドおよ
    び前記グルーブにそれぞれ最適なフォーカスオフセット
    値を設定する設定手段を備える、ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記設定手段は、現在のフォーカスオフセ
    ット値を基準にしてオフセット値を正負方向に所定値変
    化させた場合の前記平均値を検出する検出手段、および
    前記平均値の差を検出する差分検出手段を含む、請求項
    1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、所定数の前記ファインク
    ロックマーク信号のレベルを検出し、かつ前記所定数の
    ファインクロックマーク信号のレベルを平均化する平均
    化手段を含む、請求項2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記設定手段は前記差が最小となるフォー
    カスオフセット値を前記最適フォーカスオフセットに決
    定する決定手段をさらに含む、請求項2または3記載の
    ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記設定手段は、前記平均値の所定レベル
    以上で決定される範囲において、前記現在のフォーカス
    オフセット値を前記範囲の最大基準値に向けて所定量ず
    つ移動させる第1移動手段、および前記現在のフォーカ
    スオフセット値を前記範囲の最小基準値向けて所定量ず
    つ移動させる第2移動手段をさらに含む、請求項1ない
    し4のいずれかに記載のディスク装置。
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