JP3544425B2 - トンネルキルンに備える移載装置 - Google Patents

トンネルキルンに備える移載装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば建築用の外装パネル等を焼成するためのオートクレーブ等のトンネルキルン設備に係り、特に製品を搭載したパレット台車を簡単なライン構成でハンドリングできるようにした移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
大型の外装パネル等を焼成するための設備として、たとえばオートクレーブ等のトンネルキルンが一般に利用されている。このようなトンネルキルンの設備は、複数のパレット台車をその前後を突き合わせた列として一つの群れをトンネルキルンの中に搬入して焼成し、その後この一群のパレット台車の列を搬出した後に新たなパレット台車の一群を同様にして搬入するようにしたものである。
【0003】
このようなパレット台車の搬入及び搬出の操作のため、トンネルキルンの中に設置されたレールに対して接続可能なレールを入側と出側とに配置し、これらのレールを利用してパレット台車を走行させる設備とすることが必要である。そして、ラインのレイアウトは、トンネルキルンの位置及び入側と出側とを基準としたものが殆どであり、複数のパレット台車の一群をたとえばシーブとワイヤロープとを利用して一回の押し込み及び引き出しによって搬入及び搬出が行えるようにトンネルキルンのレールの入側及び出側の延長上にレールを敷設した設備となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
トンネルキルンの出側には搬出されたパレット台車を後工程に送るための移送設備が設けられ、搬出されたパレット台車を移し変えてこれを移送する。
【0005】
ところが、トンネルキルンからは複数のパレット台車が同時に搬出されるため、このパレット台車の数に応じた長さの範囲で移送設備側に移し変えることなり、この移し変えに必要なラインも長くなってしまう。したがって、パレット台車の列とトンネルキルンの長さの合計がライン長さとなってしまい、ラインの全体長さがかなり大きくなる。このため、複数のパレット台車を一つの単位としたバッチ式のハンドリングが可能であるものの、ライン設備の占有面積が大きくなるほか、パレット台車自身の移動量も長くなる。
【0006】
したがって、大型の設備が必要となってその保守点検も複雑となるだけでなく、複数のパレット台車を一つの群れとしてハンドリングするため、これらのパレット台車を搬送するための駆動力も大きくする必要があり、駆動のための装置も大型化してしまう。
【0007】
このように従来のトンネルキルンへのパレット台車の搬入及び搬出のための設備では、ライン長さを確保できる設備面積を持たなければならないという制約を受けるという問題がある。また、複数のパレット台車の一群を単位としてハンドリングするため、設備の自動化を図るには大規模な設計変更が必要となり、完全な自動化への対応は難しい。
【0008】
本発明において解決すべき課題は、トンネルキルンから製品を搭載したパレット台車を搬出する設備においてライン長さを大きくすることなく効率にハンドリングできる移載装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、処理材を搭載したパレット台車をトンネルキルンからの搬出方向と交差する方向に移動可能に配置される移載装置であって、前記トンネルキルン側に配置されて前記パレット台車のホイールが転動するレールに整合可能なガイドレールと、前記トンネルキルン側のレールよりも下レベルに配置され且つ上下方向に昇降駆動される昇降ベースと、前記昇降ベースに連接され前記トンネルキルン側のレールと平行な方向に移動可能なピックアームとを備え、前記ピックアームには前記パレット台車に設けた棧フレームに該パレット台車の移動方向に対向する2点で係合可能なフックを備え、前記昇降ベースの上昇動作によって前記フックを前記棧フレームに外挿可能としてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
トンネルキルンのレールのガイドレールが整合する位置に移載装置を移動させた後に、昇降ベースを下降させた位置に設定しておけばこれに連接したピックアームを進出させると、このピックアームはレール上のパレット台車の下側に潜り込む。そして、フックがパレット台車の棧フレームに係合可能な位置に設定された後に昇降ベースを上昇させるとこのフックが棧フレームに係合し、ピックアームを引き戻すことによって、トンネルキルン内のパレット台車を移載装置自身のガイドレール上に移し変えることができ、移載装置はパレット台車を搭載して所定の位置まで搬送することにより、トンネルキルンからのパレット台車の搬出移送が行われる。
【0011】
【実施例】
図1は本発明の移載装置を備えたトンネルキルンの設備レイアウトの概要を示す平面図である。
【0012】
図において、それれぞれ互いに平行な搬送路を内部に持つように2台のトンネルキルン1,2が配置され、これらのトンネルキルン1,2にはそれぞれに2本ずつのレール1a,2aを備えている。トンネルキルン1,2は図においてその右端をパレット台車51の搬入口とすると共に、左端を搬出口としたもので、これらの搬入口及び搬出口にはそれぞれ上下に回動可能な接続レール1b,1c,2b,2cを設けている。
【0013】
トンネルキルン1の側方に沿って複数のパレット台車51を待機させておくための待機レール3aを設置し、これらの待機レール3aの右端部分に臨む位置にはこれらと直交してトンネルキルン1,2の搬入口に沿って走る2本の搬入レール3bを配置する。そして、トンネルキルン1,2の搬出側には接続レール1c,2cと直交する向きに2本の搬出レール3cを設けている。
【0014】
待機レール3aにはその左端に臨ませた導入レール3dからパレット台車51が1台ずつ送り込まれ、従来周知の起倒操作される複数のドッグ(図示せず)をパレット台車51の送り方向に配列し、これらのドッグの一部をシリンダ(図示せず)によって間欠送りすることで、待機レール3a上のパレット台車51は図1おいて右方向に移送される。そして、待機レール3aの右端に位置しているパレット台車51を受け取った後にこれをトンネルキルン1,2のいずれかの搬入口まで移送して内部に送り出すための搬入装置4を搬入レール3b上で走行可能に配置する。
【0015】
この搬入装置4は待機レール3aから一台ずつのパレット台車51を受け取って搬入レール3b上を走行してトンネルキルン1,2のいずれか一方に位置を合わせて停止し、接続レール1b,1c,2b,2c上にパレット台車51を押し出すためのものである。そして、トンネルキルン1,2に搬入されたパレット台車51は、搬入装置4による後続のパレット台車51の間欠送り込みに合わせて玉突き状態となり、一台ずつのパレット台車が搬出口から接続レール1c,2c側に送り出される。
【0016】
搬出レール3cには、トンネルキルン1,2からのパレット台車51を一台ずつ受け取って搬出レール3cの左右に配列したストック用のスキッド52に移載するための移載装置5を設ける。
【0017】
図2は移載装置5をその走行方向に見た正面図、図3はトンネルキルン1,2側から見た側面図、図4はパレット台車51をトンネルキルン1,2から引き出す態勢としたときの正面図、図5は図4の平面図である。
【0018】
移載装置5は2本の下フレーム5aとその上端に連結した2本の上フレーム5bを井桁状に組み合わせた平面形状を持ち、下フレーム5aには搬出レール3c上を転動する4個のホイール5cを備え、図5において上側に位置する2個のホイール5cが電動機5dの作動によって回転駆動される。
【0019】
2本の上フレーム5bの上面にはそれぞれパレット台車51のホイール51aを接続レール1b,1c,2b,2cから移載するためのガイドレール6a,6bを設ける。一方、スキッド52の上面にもこれらのガイドレール6a,6bに整合する間隔を持たせて配置した2本のレール52aを配置し、図2に示すように、ガイドレール6a,6bは接続レール1b,1c,2b,2c及びスキッド52のレール52aと同じレベルとなる関係とする。
【0020】
下フレーム5aには昇降ベース7をシリンダ7aによって連接し、この昇降ベース7には移載装置5の走行方向と直交する方向に移動する中間アーム8及びこれに連接したピックアーム9を設ける。図6から図9はこれらの昇降ベース7,中間アーム8及びピックアーム9の連接構造の詳細であって、図6は図4のA−A線矢視による縦断面図、図7は駆動機構部分を示す切欠図、図8及び図9はそれぞれ図7のB−B線及びC−C線矢視による縦断面図である。
【0021】
昇降ベース7は図3及び図6に示すように下フレーム5aを貫通する4本のガイドロッド7bによって垂直方向にガイドされ、その下面に電動機7cを取り付けたものである。この電動機7cの出力軸は、図8に示すように、昇降ベース7の下面に配置した回転軸7dのスプロケット7eにチェーン7fによって連接されている。そして、回転軸7dには図8に示すように駆動歯車7gを設け、この駆動歯車7gに噛み合う3連の歯車10a,10b,10cを備えたギアボックス10を昇降ベース7の上面に設ける。
【0022】
中間アーム8は、図8及び図9に示すように昇降ベース7に設けたガイドローラ11a,11b,11cの回転に倣って移動可能としたものであり、その繰り出し方向の長さを昇降ベース7とほぼ同じとしたものである。そして、この中間アーム8の下面の全長にラック8aを備え、このラック8aをギアボックス10の2個の歯車10b,10c噛合させている。これにより、電動機7cを駆動すると、歯車10b,10cとラック8aとの噛み合いにより、中間アーム8は図2の状態から図4に示すように右方向に移動し、また電動機7cの出力軸を逆回転させると左方向に移動させることができる。
【0023】
ピックアーム9はその繰り出し方向の長さを昇降ベース7とほぼ同じとしたもので、図8及び図9に示すように、自身に備えたガイドローラ12a,12bを中間アーム8側に連接することによって、この中間アーム8に対して繰り出し方向に移動可能とする。このピックアーム9は、繰り出し方向のほぼ中間の位置の4ヵ所にフック9aを立ち上げ、図4に示すように、繰り出し方向のそれぞれの2本のフック9aどうしの間に、パレット台車51の長手方向の中間に設けられている棧フレーム51bを挟み込めるようにする。
【0024】
中間アーム8は電動機7cの作動によって歯車10b,10cとラック8aとの噛み合いにより移動し、この中間アーム8の移動と同時にピックアーム9も図4に示す繰り出し位置との間を往復移動できるようにする。このような中間アーム8とピックアーム9との駆動のために、図10から図12に示すチェーンによる駆動機構を設ける。なお、図10,図11及び図12はそれぞれ図5のD−D,E−E,F−F線による矢視図である。
【0025】
図11に示すように、昇降ベース7とピックアーム9との間を第1チェーン13によって連接する。この第1チェーン13は、図11において昇降ベース7の左端に固定されて第1チェーン13の一端を連結するブロック13aから中間アーム8の先端に設けたスプロケット13bを周回してピックアーム9の基端に連結されたものである。
【0026】
また、図12に示すように、昇降ベース7とピックアーム9との間を更に第2チェーン14によって連接する。この第2チェーン14はその一端を図において昇降ベース7の右端に固定したブロック14aに連結され、中間ベース8の左端に配置したスプロケット14bを周回して他端をピックアームの先端に連結したものである。
【0027】
このような第1,第2チェーン13,14を備えることによって、図に示すように、中間及びピックアップアーム8,9がいずれも昇降ベース7の上にあるとき、電動機7cを作動して中間アーム8を右方向に繰り出すようにすると、この中間アーム8の右側への移動によって、第1チェーン13は図11においてスプロケット13bの周りを時計方向に走行する。したがって、この第1チェーン13に基端を連結されているピックアーム9も、中間アーム8の移動と同時に右側へ移動する。すなわち、これらの中間アーム8及びピックアーム9はテレスコピック機構によって同時に移動し、中間アーム8がそのストロークエンドに到達した時には、ピックアーム9も同時にそのストロークエンドに設定可能としたものである。
【0028】
また、電動機7cの出力軸を逆回転させると、歯車10b,10cも逆回転して図12において中間アーム8を左側に移動させる。このとき、第2チェーン14は中間アーム8の基端に設けたスプロケット14bを周回しているので、このスプロケット14bの位置が左に移動していく結果、第2チェーン14はスプロケット14b周りを反時計方向に走行する。したがって、同図12において第2チェーン14の一端に連結されているピックアーム9も左側に移動し、繰り出しのときと同様に中間アーム8とピックアーム9とが同時に昇降ベース7の上の原点位置に戻る。
【0029】
なお、図10から図11では中間アーム8とピックアーム9とを右側に向けて繰り出しているが、電動機7cの出力軸の回転を逆向きとすれば、左側へも同様に移動させることができる。この左向きへの移動の場合では、第2チェーン14が繰り出し用として機能し、第1チェーン13は引き戻し用として機能することになる。
【0030】
このように、昇降ベース7から中間アーム8及びピックアーム9を右側にも左側にも繰り出して引き戻す動作が可能なので、図1に示すように搬出レール3cの左右にスキッド52を配列したストックヤードに対して、これらのスキッド52にパレット台車51を振り分けて移送することが可能となる。
【0031】
以上の構成において、図1に示すように、トンネルキルン1の搬出側の移載装置5は、そのガイドレール6a,6bが搬出のためにトンネルキルン1内のレール1aとの間を埋めるようにセットされた接続レール1cに整合するように位置合わせして停止している。そして、シリンダ7aのロッドは下降していて、昇降ベース7はその下限の位置に設定されピックアーム9のフック9aの上端は、接続レール1c上にトンネルキルン1から搬出されているパレット台車51の下面と干渉しない高さに設定されている。
【0032】
なお、トンネルキルン1からのパレット台車51の搬出は、先に説明したように、搬入装置によって後続のパレット台車51の送り込みがなされることにより、玉突き状態となり、トンネルキルン1から接続レール1c上に押し出されることにより行われる。
【0033】
図2に示すように、接続レール1c上に搬出しようとするパレット台車51が繰り出されると、電動機7cを作動させて先に説明したようなテレスコピック機構によって図4及び図5に示すように中間アーム8とピックアーム9とを繰り出す。
【0034】
この中間アーム8とピックアーム9との繰り出しの間では、昇降ベース7はその下限の位置に設定されているので、フック9aはパレット台車51の下面と係合しないままその下まで潜り込み、図4に示すようにフック9aの間に棧フレーム51bが位置するように、パレット台車51の停止位置及びピックアーム9の繰り出しストローク設定する。このような位置の設定の後、シリンダ7aを作動して昇降ベース7を上昇させると、これに伴って中間アーム8とピックアーム9とが同時に上昇し、図4の一点鎖線で示すようにフック9aが棧フレーム51bを挟み込むようになる。
【0035】
このフック9aの棧フレーム51bの挟み込みの後には、電動機7cの出力軸を逆回転させることによって、先に説明したように、中間アーム8とピックアーム9とが同時に昇降ベース7側に移動する。一方、接続レール1cに対して移載装置5のガイドレール6a,6bは整合した位置に設定されているから、パレット台車51のホイール51aはピックアーム9の後退と共にガイドレール6a,6b側に載り移り、トンネルキルン1からパレット台車51を搬出することができる。
【0036】
パレット台車51が移載装置5に搭載された後、電動機5dを作動させてこの移載装置5を搬出レール3c上で走行させ、所定のスキッド52の前で停止させると共にそのレール52aに対してガイドレール6a,6bの位置を合わせる。そして、昇降ベース7を上昇させたままとしておいてフック9aに棧フレーム51bを係合させた状態としておけば、電動機7cを駆動することによって、中間アーム8とピックアーム9とをスキッド52側に繰り出すことができる。なお、この場合の繰り出し方向は、先に述べたように電動機7cの出力軸の回転方向によって左右のいずれにも設定することができる。
【0037】
スキッド52側にパレット台車51が移動した後には、シリンダ7aによって昇降ベース7を下降させると、フック9aが棧フレーム51bから抜け出て係合関係が無くなり、この状態で中間アーム8を昇降ベース7側に引き戻すことによって、ピックアーム9と共に図2の状態に戻すことができる。
【0038】
以上のように、移載装置5の中間アーム8とピックアーム9の繰り出しと引き戻し及びこれらの上下の動作の合成によって、パレット台車51をトンネルキルン1の出側の接続レール1cからガイドレール6a,6b側に移し変えることができる。このため、従来のように一群のパレット台車51を同時に引き出すようなライン構成に比べると、パレット台車51の回収のための設備面積を大幅に縮小することができる。
【0039】
また、パレット台車51は接続レール1cからガイドレール6a,6bに移動していくだけで、このパレット台車51を持ち上げるような機構は全く不要となり、設備が簡単になるほかその保守点検の煩雑さからも解放される。
【0040】
【発明の効果】
本発明では、トンネルキルンからのパネル台車をレール上を転動させながらの状態で引き出して所定の位置に搬送することができるので、パレット台車の1台毎についての操作が可能となり、従来の設備のようにトンネルキルンの延長方向のにラインを拡大させる必要がない。したがって、ラインの占有面積を小さくすることができ、その保守点検等も格段に簡単になる。
【0041】
また、パレット台車を搬出するに際してはこれを持ち上げたりする必要がないため、吊り上げ装置等が不要となるほか、パレット台車自身の走行によって搬出するので、作業時間も大幅に短縮され、作業効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移載装置をトンネルキルンへのパレット台車の搬出に適用した平面レイアウトの概略図である。
【図2】移載装置をその走行方向に見た正面図である。
【図3】移載装置をトンネルキルン側から見た側面図である。
【図4】中間アーム及びピックアームを繰り出したときの正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4のA−A線矢視による縦断面図である。
【図7】昇降ベースと中間アームとの間の駆動系を示す図である。
【図8】図7のB−B線矢視による縦断面図である。
【図9】図7のC−C線矢視による縦断面図である。
【図10】昇降ベースと中間アームとの間の歯車及びラックに寄る駆動機構を示すための縦断面図である。
【図11】第1チェーンの配置を示すための縦断面図である。
【図12】第2チェーンの配置を示すための縦断面図である。
【符号の説明】
1 :トンネルキルン
1a:レール
1c:接続レール
2 :トンネルキルン
2a:レール
2c:接続レール
3c:搬出レール
4 :搬入装置
5 :移載装置
6a:ガイドレール
6b:ガイドレール
7 :昇降ベース
7a:シリンダ
7c:電動機
7g:駆動歯車
8 :中間アーム
8a:ラック
9 :ピックアーム
9a:フック
10 :ギアボックス
13 :第1チェーン
13a:ブロック
13b:スプロケット
14 :第2チェーン
14a:ブロック
14b:スプロケット
51 :パレット台車
51a:ホイール
51b:棧フレーム
52 :スキッド
52a:レール

Claims (1)

  1. 処理材を搭載したパレット台車をトンネルキルンからの搬出方向と交差する方向に移動可能に配置される移載装置であって、前記トンネルキルン側に配置されて前記パレット台車のホイールが転動するレールに整合可能なガイドレールと、前記トンネルキルン側のレールよりも下レベルに配置され且つ上下方向に昇降駆動される昇降ベースと、前記昇降ベースに連接されたテレスコピック型のピックアーム、該ピックアームを、ラック、歯車、歯車を駆動する電動機及び複数のアームに移動を伝えるチェーンを備えた駆動機構によりトンネルキルン側のレールと平行方向に且つ前記昇降ベースを基点として左右方向に伸縮せしめて移動させる如くなし、更に、前記ピックアーム先端には前記パレット台車に設けた桟フレームに該パレット台車の移動方向に対向する2点で係合可能なフックを備え、前記昇降ベースの上昇動作によって前記フックを前記桟フレームに外挿可能としてなるトンネルキルンに備える移載装置。
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