JP3544200B2 - 理髪鋏 - Google Patents

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    • B26B13/12Hand shears; Scissors characterised by the shape of the handles
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、理髪鋏に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋏の両柄部を閉じた状態にするための係止装置は従来から提案されている。現在、最も普及している装置は細長い一方の柄部の後端に係止部材を回動可能に結合し、その係止部材の鈎状先端部を他方の柄部の後端に係止する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
鋏の両柄部を閉じるための装置は上述した通りであるから、棒状の柄部に取り付けることはできるが、指掛環を有する鋏では柄部の後端は環状に形成されているから係止部材の鈎状先端部を係止させることができない。したがって、上述した従来の係止装置は指掛環を有する鋏に利用することができない。また、使用中に係止部材が邪魔になるので特に理容鋏には全く利用することができないのである。そこで本発明は、指掛環を有する鋏であっても使用することができ、必要に応じて使用中に係止装置が邪魔にならない理髪鋏を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、柄部の先方に刃部が連なる一対の鋏身が支軸により回動可能に結合された理髪鋏において、両柄部を閉じた状態に維持するための係止装置を有し、この係止装置は係止部材と係止凹部であり、、係止部材が該係止部材の一方の端部である基部を中心に回動可能となるように一方の柄部の途中部分に結合され、他方の柄部の途中部分内側には入口が鋏の先方を向いている係止凹部が設けられ、この係止凹部の設けられた位置は両柄部が閉じた状態での係止部材の基部よりも前寄りであり、係止部材の他方の端部である係止端部は前記係止凹部に係脱可能であって、係止端部が係止凹部内に納まっているときに両柄部を閉じた状態に維持することができ、且つ両柄部が閉じた状態に維持されているときに係止部材は鋏の長さ方向に対して斜めに延びており、その係止状態からさらに弾性に抗して両柄部を両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏の長さ方向に対する前記係止部材の傾斜角が小さくなることの結果として前記係止端部が係止凹部内で柄部の内側面上を擦れながら先方へ移動して係止凹部の外に出ることにより係止状態が解除される構成である。
【0005】
請求項2は、係止部材が回動可能に結合されている柄部には指掛環が形成されておらず、係止凹部が設けられている柄部の後端に指掛環が形成されている要素が請求項1に限定的に付加された構成である。請求項3は、係止部材が、常時、それが取り付けられている柄部の方向に弾性的に回動するように付勢されている要素が請求項1又は請求項2に限定的に付加されたものである。請求項4は、両刃部が、常時、弾性力によって開くように付勢されている要素が請求項1乃至3に限定的に付加された構成である。
【0006】
【発明の効果】
本発明は以上のような構成であって、両柄部を閉じた状態に維持するための係止装置を有し、この係止装置は係止部材と係止凹部であり、、係止部材が該係止部材の一方の端部である基部を中心に回動可能となるように一方の柄部の途中部分に結合され、他方の柄部の途中部分内側には入口が鋏の先方を向いている係止凹部が設けられ、この係止凹部の設けられた位置は両柄部が閉じた状態での係止部材の基部よりも前寄りであり、係止部材の他方の端部である係止端部は前記係止凹部に係脱可能であって、係止端部が係止凹部内に納まっているときに両柄部を閉じた状態に維持することができ、且つ両柄部が閉じた状態に維持されているときに係止部材は鋏の長さ方向に対して斜めに延びており、その係止状態からさらに弾性に抗して両柄部を両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏の長さ方向に対する前記係止部材の傾斜角が小さくなることの結果として前記係止端部が係止凹部内で柄部の内側面上を擦れながら先方へ移動して係止凹部の外に出ることにより係止状態が解除される。したがって、係止部材は柄部の後端に取り付けず柄部の途中部分に取り付けるから、指掛環を有する理髪鋏にも使用することができる。また、係止状態の解除は両柄部を両側から押すだけであるから、簡単に係止状態を解除できる。
【0007】
請求項は、係止部材が、常時、それが取り付けられている柄部の方向に弾性的に回動するように付勢されている。したがって、使用時に係止部材が柄部に沿った状態に置かれるので邪魔になることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に従って説明する。一方の鋏身1は柄部2の先方に刃部8が連なっており、柄部2に指掛環は形成されておらず代わりに柄部2の中ほどから後端にかけて柄部の一部をなす指掛凹部3が形成されている。柄部2のやや後寄りの途中部分に2つのジャーナル軸受4,5が設けられている。
【0009】
他方の鋏身6も柄部7の先方に刃部18が連なっており、柄部7の後端に柄部の一部をなす指掛環9が形成されている。柄部7の前寄りの途中部分の内側に係止凹部10が設けられており、この係止凹部10の入り口は鋏の先方を向いている。また、指掛環9には、両柄部2,7を閉じたときの緩衝材としての当り部11が取り付けられている。緩衝材はエラストマのような弾力性のあるプラスチックを用いて形成することが好ましいがこれに限定されるものではない。例えば、当り部を金属とし、この当り部を弾力性のある部材で支える構成であってもよい。弾力性のある部材とは前述したエラストマのようなプラスチックのほか、金属のバネであってもよい。この当り部11が存在することによって、両柄部2,7を閉じた状態からさらに当り部11の弾性に抗して両柄部2,7を両側から押したときに、当り部11はやや押しつぶされるように変形し、その結果、両柄部2,7の間隔はやや狭められる。
【0010】
図8に示したように、両刃部の基部28,29の軸孔付近の内面に凹部20,21が設けられている。支軸19の周囲にはコイルバネ22のコイル部23が巻きつけられ、コイルバネ22のアーム部24,24が凹部20,21の内周面30に内接している。アーム部24,24の先端部27は垂直に曲げられて凹部20,21の底に設けられた係止穴25,26に係止している。この構成によって、刃部8,18を閉じるときは柄部に2,7に力を加えることによりコイルバネ22の弾性に抗してアーム部24,24を閉じるので、力を加えることを止めることによって刃部8,18は自然に開くことになる。
【0011】
係止部材12は一本の金属線を細長い矩形に折り曲げることにより形成される。両端部は内側に折り曲げることによりジャーナル軸13,14が形成される。これらのジャーナル軸13,14は同じ位置に形成すると、同一のジャーナル軸受に挿入されて衝突するので、前後の位置をずらして形成する。係止部材12の先端には線状の係止端部15が形成され、図7に示したように長辺部16,17は平行でなく一定の角度をなすように形成される。
【0012】
係止部材12は一方の鋏身の柄部2に取り付けられる。係止部材の一方のジャーナル軸13はジャーナル軸受4に挿入され、他方のジャーナル軸14はジャーナル軸受5に挿入される。このとき、当初一定の角度をなしていた長辺部16,17はほぼ平行になるように取り付けられるから、係止端部15にねじりモーメントが発生する。これにより、係止部材12は、常時、柄部2の方向に弾性的に回動するように付勢されて、柄部2の内側面に寄り添うように固定される。したがって、鋏の使用中に係止部材12が邪魔にならない。
【0013】
係止部材12を用いて柄部2,7を閉じた状態に維持するときは、柄部2,7を閉じて係止部材12を回動し、係止端部15を係止凹部10内に係止する。係止凹部10は鋏の先方を向き、且つ係止部材12は鋏の長さ方向に対して斜めに延びているから、両刃部8,18が常時開くように付勢されているときは、係止端部15は係止凹部10の底方向に引かれた状態となる。したがって、係止端部15が係止凹部10から抜け出すことを防止するための特別の手段がなくても、係止状態が外れることがない。両刃部8,18が常時開くように付勢されていないときは、係止凹部10の入り口を少し狭めて係止端部15が抜け出さないようにするとよい。
【0014】
係止端部15と係止凹部10との係止状態を解除するときは、両柄部2,7を両側から押すと、当り部11が押しつぶされるように変形するので両柄部2,7の間隔が狭まる。そうすると、係止部材12の鋏の長さ方向に対する角度が小さくなり、係止端部15は係止凹部10内で柄部の内側面上を擦れながら先方へ移動し係止凹部10から抜け出す。これにより係止状態が解除される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図
【図2】両柄部を閉じた状態に係止する状態を示す正面図
【図3】両柄部が閉じた状態に係止された状態を示す正面図
【図4】係止状態を解除する状態を示す正面図
【図5】係止状態が解除された状態を示す正面図
【図6】使用状態を示す正面図
【図7】係止部材の斜視図
【図8】刃部の基部付近の一部断面図
【符号の説明】
1 鋏身
2 柄部
3 指掛凹部
4 ジャーナル軸受
5 ジャーナル軸受
6 鋏身
7 柄部
8 刃部
9 指掛環
10 係止凹部
11 当り部
12 係止部材
13 ジャーナル軸
14 ジャーナル軸
15 係止端部
16 長辺部
17 長辺部
18 刃部
19 支軸
20 凹部
21 凹部
22 コイルバネ
23 コイル部
24 アーム部
25 係止穴
26 係止穴
27 先端部
28 刃部の基部
29 刃部の基部
30 内周面

Claims (4)

  1. 柄部の先方に刃部が連なる一対の鋏身が支軸により回動可能に結合された理髪鋏において、両柄部を閉じた状態に維持するための係止装置を有し、この係止装置は係止部材と係止凹部であり、、係止部材が該係止部材の一方の端部である基部を中心に回動可能となるように一方の柄部の途中部分に結合され、他方の柄部の途中部分内側には入口が鋏の先方を向いている係止凹部が設けられ、この係止凹部の設けられた位置は両柄部が閉じた状態での係止部材の基部よりも前寄りであり、係止部材の他方の端部である係止端部は前記係止凹部に係脱可能であって、係止端部が係止凹部内に納まっているときに両柄部を閉じた状態に維持することができ、且つ両柄部が閉じた状態に維持されているときに係止部材は鋏の長さ方向に対して斜めに延びており、その係止状態からさらに弾性に抗して両柄部を両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏の長さ方向に対する前記係止部材の傾斜角が小さくなることの結果として前記係止端部が係止凹部内で柄部の内側面上を擦れながら先方へ移動して係止凹部の外に出ることにより係止状態が解除されることを特徴とする理髪鋏
  2. 係止部材が回動可能に結合されている柄部には指掛環が形成されておらず、係止凹部が設けられている柄部の後端に指掛環が形成されている請求項1記載の理髪鋏
  3. 係止部材は、常時、それが取り付けられている柄部の方向に弾性的に回動するように付勢されている請求項1又は請求項2記載の理髪鋏
  4. 両刃部が、常時、弾性力によって開くように付勢されている請求項1乃至請求項3記載の理髪鋏
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