JP2003275479A - 鋏 - Google Patents
鋏Info
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- JP2003275479A JP2003275479A JP2002080663A JP2002080663A JP2003275479A JP 2003275479 A JP2003275479 A JP 2003275479A JP 2002080663 A JP2002080663 A JP 2002080663A JP 2002080663 A JP2002080663 A JP 2002080663A JP 2003275479 A JP2003275479 A JP 2003275479A
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- handle
- locking member
- scissors
- locking
- locked state
- Prior art date
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B13/00—Hand shears; Scissors
- B26B13/12—Hand shears; Scissors characterised by the shape of the handles
- B26B13/14—Hand shears; Scissors characterised by the shape of the handles without gripping bows in the handle
- B26B13/16—Hand shears; Scissors characterised by the shape of the handles without gripping bows in the handle spring loaded, e.g. with provision for locking the blades or the handles
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
有する鋏であって、使用中にその装置が邪魔にならない
鋏を提供する。また、その装置の係止状態を容易に解除
できる鋏を提供する。 【解決手段】 係止部材12が該係止部材の一方の端部
である基部を中心に回動可能となるように一方の柄部2
の途中部分に結合され、係止端部15が係止部10に係
止して両柄部2,7が閉じた状態に維持されているとき
に係止部材12は鋏の長さ方向に対して斜めに延びてお
り、その係止状態からさらに弾性に抗して両柄部2,7
を両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏の長
さ方向に対する前記係止部材12の傾斜角が小さくなる
ことの結果として前記係止端部が係止部10から外れる
方向に移動して係止状態が解除される。
Description
ように一対の鋏身を回動可能に支軸で結合した鋏に関す
る。
止装置は従来から提案されている。現在、最も普及して
いる装置は細長い一方の柄部の後端に係止部材を回動可
能に結合し、その係止部材の鈎状先端部を他方の柄部の
後端に係止する構成である。
めの装置は上述した通りであるから、棒状の柄部に取り
付けることはできるが、指掛環を有する鋏では柄部の後
端は環状に形成されているから係止部材の鈎状先端部を
係止させることができない。したがって、上述した従来
の係止装置は指掛環を有する鋏に利用することができな
い。また、使用中に係止部材が邪魔になるので特に理容
鋏には全く利用することができないのである。そこで本
発明は、指掛環を有する鋏であっても使用することがで
き、必要に応じて使用中に係止装置が邪魔にならない鋏
を提供することを目的とする。
柄部を閉じた状態に維持するための係止部材が両柄部の
間に介在しており、前記係止部材が該係止部材の一方の
端部である基部を中心に回動可能となるように一方の柄
部の途中部分に結合され、他方の端部である係止端部は
他方の柄部の係止部に係脱可能であって、且つ前記係止
端部が前記係止部に係止して両柄部が閉じた状態に維持
されているときに係止部材は鋏の長さ方向に対して斜め
に延びており、その係止状態からさらに弾性に抗して両
柄部を両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏
の長さ方向に対する前記係止部材の傾斜角が小さくなる
ことの結果として前記係止端部が係止部から外れる方向
に移動して係止状態が解除される構成である。
り付けられている柄部の方向に弾性的に回動するように
付勢されている要素が請求項1に限定的に付加されたも
のである。請求項3は、係止部材は一本の金属線を細長
い矩形に曲げることによって形成され、両端部は内向き
に曲げられてジャーナル軸が形成され、係止端部にねじ
れモーメントが生じた状態でジャーナル軸が柄部に結合
されている要素が請求項2に限定的に付加されたもので
ある。請求項4は、両刃部が、常時、弾性力によって開
くように付勢されている構成が請求項1乃至3に限定的
に付加されたものである。
求項1は、係止部材がその基部を中心に回動可能となる
ように一方の柄部の途中部分に結合され、係止端部は他
方の柄部の係止部に係脱可能であって、且つ前記係止端
部が前記係止部に係止して両柄部が閉じた状態に維持さ
れているときに係止部材は鋏の長さ方向に対して斜めに
延びており、その係止状態からさらに弾性に抗して両柄
部を両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏の
長さ方向に対する前記係止部材の傾斜角が小さくなるこ
との結果として前記係止端部が係止部から外れる方向に
移動して係止状態が解除される。したがって、係止部材
は柄部の後端に取り付けず柄部の途中部分に取り付ける
から、指掛環を有する鋏にも使用することができる。ま
た、係止状態の解除は両柄部を両側から押すだけである
から、簡単に係止状態を解除できる。
り付けられている柄部の方向に弾性的に回動するように
付勢されている。したがって、使用時に係止部材が柄部
に沿った状態に置かれるので邪魔になることがない。請
求項3は、係止部材は一本の金属線を細長い矩形に曲げ
ることによって形成され、両端部は内向きに曲げられて
ジャーナル軸が形成され、係止端部にねじれモーメント
が生じた状態でジャーナル軸が柄部に結合されている。
このように構成することによって、簡単な構成で係止部
材が常時それが取り付けられている柄部の方向に弾性的
に付勢させることができる。
従って説明する。一方の鋏身1は柄部2の先方に刃部8
が連なっており、柄部2に指掛環は形成されておらず代
わりに柄部2の中ほどから後端にかけて柄部の一部をな
す指掛凹部3が形成されている。柄部2のやや後寄りの
途中部分に2つのジャーナル軸受4,5が設けられてい
る。
連なっており、柄部7の後端に柄部の一部をなす指掛環
9が形成されている。柄部7の前寄りの途中部分の内側
に係止凹部10が設けられており、この係止凹部10の
入り口は鋏の先方を向いている。また、指掛環9には、
両柄部2,7を閉じたときの緩衝材としての当り部11
が取り付けられている。緩衝材はエラストマのような弾
力性のあるプラスチックを用いて形成することが好まし
いがこれに限定されるものではない。例えば、当り部を
金属とし、この当り部を弾力性のある部材で支える構成
であってもよい。弾力性のある部材とは前述したエラス
トマのようなプラスチックのほか、金属のバネであって
もよい。この当り部11が存在することによって、両柄
部2,7を閉じた状態からさらに当り部11の弾性に抗
して両柄部2,7を両側から押したときに、当り部11
はやや押しつぶされるように変形し、その結果、両柄部
2,7の間隔はやや狭められる。
29の軸孔付近の内面に凹部20,21が設けられてい
る。支軸19の周囲にはコイルバネ22のコイル部23
が巻きつけられ、コイルバネ22のアーム部24,24
が凹部20,21の内周面30に内接している。アーム
部24,24の先端部27は垂直に曲げられて凹部2
0,21の底に設けられた係止穴25,26に係止して
いる。この構成によって、刃部8,18を閉じるときは
柄部に2,7に力を加えることによりコイルバネ22の
弾性に抗してアーム部24,24を閉じるので、力を加
えることを止めることによって刃部8,18は自然に開
くことになる。
に折り曲げることにより形成される。両端部は内側に折
り曲げることによりジャーナル軸13,14が形成され
る。これらのジャーナル軸13,14は同じ位置に形成
すると、同一のジャーナル軸受に挿入されて衝突するの
で、前後の位置をずらして形成する。係止部材12の先
端には線状の係止端部15が形成され、図7に示したよ
うに長辺部16,17は平行でなく一定の角度をなすよ
うに形成される。
付けられる。係止部材の一方のジャーナル軸13はジャ
ーナル軸受4に挿入され、他方のジャーナル軸14はジ
ャーナル軸受5に挿入される。このとき、当初一定の角
度をなしていた長辺部16,17はほぼ平行になるよう
に取り付けられるから、係止端部15にねじりモーメン
トが発生する。これにより、係止部材12は、常時、柄
部2の方向に弾性的に回動するように付勢されて、柄部
2の内側面に寄り添うように固定される。したがって、
鋏の使用中に係止部材12が邪魔にならない。
状態に維持するときは、柄部2,7を閉じて係止部材1
2を回動し、係止端部15を係止凹部10内に係止す
る。係止凹部10は鋏の先方を向き、且つ係止部材12
は鋏の長さ方向に対して斜めに延びているから、両刃部
8,18が常時開くように付勢されているときは、係止
端部15は係止凹部10の底方向に引かれた状態とな
る。したがって、係止端部15が係止凹部10から抜け
出すことを防止するための特別の手段がなくても、係止
状態が外れることがない。両刃部8,18が常時開くよ
うに付勢されていないときは、係止凹部10の入り口を
少し狭めて係止端部15が抜け出さないようにするとよ
い。
を解除するときは、両柄部2,7を両側から押すと、当
り部11が押しつぶされるように変形するので両柄部
2,7の間隔が狭まる。そうすると、係止部材12の鋏
の長さ方向に対する角度が小さくなり、係止端部15は
係止凹部10内で柄部の内側面上を擦れながら先方へ移
動し係止凹部10から抜け出す。これにより係止状態が
解除される。
面図
正面図
Claims (4)
- 【請求項1】 柄部の先方に刃部が連なる一対の鋏身が
支軸により回動可能に結合された鋏において、両柄部を
閉じた状態に維持するための係止部材が両柄部の間に介
在しており、前記係止部材が該係止部材の一方の端部で
ある基部を中心に回動可能となるように一方の柄部の途
中部分に結合され、他方の端部である係止端部は他方の
柄部の係止部に係脱可能であって、且つ前記係止端部が
前記係止部に係止して両柄部が閉じた状態に維持されて
いるときに係止部材は鋏の長さ方向に対して斜めに延び
ており、その係止状態からさらに弾性に抗して両柄部を
両側から押して両柄部の間隔を狭めたときに、鋏の長さ
方向に対する前記係止部材の傾斜角が小さくなることの
結果として前記係止端部が係止部から外れる方向に移動
して係止状態が解除されることを特徴とする鋏 - 【請求項2】 係止部材は、常時、それが取り付けられ
ている柄部の方向に弾性的に回動するように付勢されて
いる請求項1記載の鋏 - 【請求項3】 係止部材は一本の金属線を細長い矩形に
曲げることによって形成され、両端部は内向きに曲げら
れてジャーナル軸が形成され、係止端部にねじれモーメ
ントが生じた状態でジャーナル軸が柄部に結合されてい
る請求項2記載の鋏 - 【請求項4】 両刃部が、常時、弾性力によって開くよ
うに付勢されている請求項1乃至請求項3記載の鋏
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014221114A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | 株式会社刃物屋トギノン | 鋏 |
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- 2002-03-22 JP JP2002080663A patent/JP3544200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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