JP3847612B2 - 折り畳みナイフ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、刃体の開閉操作及び変更操作を片手で容易に行うことができる折り畳みナイフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の折り畳みナイフ(以下、単にナイフともいう)は、柄体を構成する一対の側板の両端部に回動支持軸がそれぞれ挿通支持されている。これら回動支持軸には、用途の異なる刃体が開閉回動可能にそれぞれ軸着されている。各刃体は、ナイフに設けられたロック機構により、開いた状態でそれらの回動が規制されるようにそれぞれ構成されている。
【0003】
このナイフを使用するときには、ナイフを一方の手で把持し、他方の手を使用して刃体を開く。このとき、刃体はロック機構により開いた状態で回動が規制される。続いて、ナイフの使用を終了するときには、刃体の回動の規制を解除した後にナイフを一方の手で把持し、他方の手を使用して刃体を閉じる。さらに、使用する刃体を変更するときには、ナイフを把持し直した後に前述と同様に新たに使用する刃体を開くようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のナイフにおいては、刃体の開閉回動は、ナイフを一方の手で把持した状態で他方の手を使用して行うようになっている。このため、刃体の開閉操作を行うときには両手を使用する必要があり、刃体の開閉操作が煩雑になるという問題があった。さらに、使用する刃体を変更するときには、ナイフを把持し直す必要がある。ナイフを把持し直す操作を片手のみで行うときには、ナイフを落としてしまう場合がある。よって、ナイフを把持し直す操作を確実に行うためには両手を使用する必要があり、刃体の変更操作が煩雑になるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、刃体の開閉操作及び変更操作を片手で容易に行うことができる折り畳みナイフを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の折り畳みナイフは、柄体を構成する一対の側板と、両側板間に位置し、柄体の一端に設けられた回動支持軸に開閉回動可能に支持されている2枚の刃体とから構成され、刃体間及び刃体と一方の側板との間にはロック板がそれぞれ設けられ、各ロック板の一端側には、常には他方の側板の方向に付勢されるとともに、刃体が使用位置まで回動されたときには、刃体に係合することにより刃体の回動を規制し、刃体から離間されることにより刃体の回動の規制が解除されるロック部がそれぞれ設けられているものである。
【0007】
請求項2に記載の発明の折り畳みナイフは、請求項1に記載の発明において、前記各ロック部はロック板の同じ位置にそれぞれ設けられ、他方の側板並びに他方の側板側の刃体及びロック板には、ロック部に対応する位置に、操作凹部がそれぞれ設けられているものである。
【0008】
請求項3に記載の発明の折り畳みナイフは、請求項2に記載の発明において、前記他方の側板側の刃体には、他方の側板の操作凹部に対応する位置に回動操作凸部が設けられ、一方の側板側の刃体には、他方の側板側の刃体及びロック板の操作凹部に対応する位置に、回動操作凹部が設けられているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、折り畳みナイフ11の柄体12は、側板としての木製の細長板状をなす第1及び第2側板13,14から構成されている。各側板13,14の前端部には、円柱状の回動支持軸15が挿通される円孔状の第1貫通孔16がそれぞれ貫通形成されている。
【0010】
各側板13,14の前方並びに中央及び後方の上端部と、後端部とには、円孔状の第2貫通孔17がそれぞれ貫通形成されている。第1側板13の前方下端部には、操作凹部としての側面略円弧状をなすとともに、下方に向かって開口する第1操作凹所18が凹設されている。
【0011】
各側板13,14の間には、ロック板としての第1及び第2ロック板19,20がそれぞれ内装されている。これらロック板19,20は、ステンレス鋼等の金属材料により各側板13,14とほぼ同じ形状に形成されている。各ロック板19,20は、第1又は第2ロック板本体21,22と、各ロック板本体21,22の一部が横L字状に切断されてそれぞれ形成されているロック部としての第1又は第2ロック片23,24とからそれぞれ構成されている。
【0012】
各ロック片23,24は、第1側板13の方向にそれぞれ撓曲されている。このため、各ロック片23,24は常に第1側板13の方向に付勢され、板ばねとして作用するように構成されている。さらに、図1及び図3に示すように、第1ロック片23の下端部には、操作凹部としての側面略円弧状をなすとともに下方に向かって開口する第2操作凹所25が凹設されている。
【0013】
図1に示すように、各ロック板本体21,22には、各側板13,14の第1及び第2貫通孔16,17に対応する位置に、円孔状の第3及び第4貫通孔26,27がそれぞれ貫通形成されている。そして、第1及び第3貫通孔16,26に回動支持軸15が挿通されるとともに、第2及び第4貫通孔17,27に円柱状の軸ピン28がそれぞれ挿通されることにより、各側板13,14は各ロック板19,20を内装した状態で締結されるようになっている。
【0014】
図1及び図4(a)に示すように、第1側板13と第1ロック板19との間及び第1ロック板19と第2ロック板20との間には、後述する刃体としての第1又は第2刃体29,30がそれぞれ介装されるようになっている。
【0015】
図1に示すように、各刃体29,30は、ステンレス鋼等の金属材料により細長板状に形成されている。各刃体29,30の基端部には、第1及び第3貫通孔16,26に対応する位置に、円孔状の第5貫通孔31がそれぞれ貫通形成されている。
【0016】
そして、第5貫通孔31に回動支持軸15が挿通され、この回動支持軸15を中心にして、各刃体29,30は図2に示す収納位置から図1に示す使用位置までほぼ180度の範囲で開閉回動可能に柄体12に軸着されている。尚、図1と図2とでは各刃体29,30の上下方向が逆になるために、以下の各刃体29,30の説明における上下は図1における上下を基準にする。
【0017】
第1刃体29の下部には、その中央から先端にわたって刃部32が形成されている。また、第1刃体29の上部には、操作凹部としての側面略円弧状をなすとともに上方に向かって開口する第3操作凹所33が凹設されている。
【0018】
図2及び図3に示すように、第1側板13、第1刃体29及び第1ロック片23の各操作凹所18,33,25は、各ロック片23,24に対応する位置に凹設されている。さらに、図1及び図3に示すように、第2操作凹所25の最深部は、第1操作凹所18の最深部よりも下方に位置するように構成されている。一方、図7及び図8に示すように、第3操作凹所33の最深部は、第1刃体29が柄体12内に収納されたときには、第1ロック板19の第2操作凹所25の最深部とほぼ同じ位置になるように構成されている。
【0019】
図1及び図3に示すように、第1刃体29の上部には、第3操作凹所33よりも基端側及び第1側板13の第1操作凹所18に対応する位置に、回動操作凸部としての円柱状をなす回動操作突起34が取付けられている。この回動操作突起34はステンレス鋼等の金属材料により形成され、その先端が第1側板13の方向に向かうように構成されている。さらに、回動操作突起34の周面には、ローレット加工により凹凸状の滑動抑制部35が形成されている。
【0020】
第1刃体29の基端縁の上部には、側面略円弧状をなすとともに端縁に向かって開口する第1回動規制凹所36が凹設されている。さらに、第1刃体29の基端縁の下部には、側面略長方形状をなすとともに端縁及び下方に向かって開口する第2回動規制凹所37が凹設されている。
【0021】
図4(a)及び図4(b)に示すように、第2回動規制凹所37の側面は、第2側板14に向かうに従い第1刃体29の先端方向へ傾斜する傾斜状に形成されている。また、図1及び図3に示すように、第1刃体29の下部には、刃部32よりも基端側に、側面略円弧状をなすとともに下方に向かって開口する第3回動規制凹所38が凹設されている。
【0022】
図1に示すように、第2刃体30の下部には、その中央から先端にわたってロープ等を切断するための鋸歯状の刃部32が形成されている。また、第2刃体30の上部には、第1刃体29及び第1ロック片23の各操作凹所33,25に対応する位置に、回動操作凹部としての側面略楕円孔状をなす回動操作孔39が貫通形成されている。
【0023】
第2刃体30の基端縁には、第1刃体29と同様に第1及び第2回動規制凹所36,37が凹設されるとともに、第2刃体の下部には、第3回動規制凹所38が凹設されている。
【0024】
次に、上記のように構成されたナイフ11の作用を説明する。
さて、第1刃体29を使用するときには、図5に示すように、ナイフ11を右手で把持する。次に、右手の親指の先端部で第1刃体29の回動操作突起34を前方へ押圧することにより、第1刃体29は図5の矢視線で示すように使用位置まで回動されて開く。
【0025】
このとき、図3に示すように、第1刃体29の第1回動規制凹所36が軸ピン28に係合するために、第1刃体29の上方への回動は規制される。さらに、図3及び図4(a)に示すように、第1ロック片23の前端部が第2回動規制凹所37の上面及び側面に係合するために、第1刃体29の下方への回動は規制される。よって、第1刃体29は使用位置で固定される。
【0026】
続いて、第1刃体29の使用を終了する又は第1刃体29から第2刃体30へと使用する刃体を変更するときには、図6に示すように、ナイフ11を右手で把持した状態で、右手の親指の先端部により第1ロック片23を付勢力に抗して第2側板14の方向に押圧する。このとき、図4(b)に示すように、第2回動規制凹所37の上面及び側面と第1ロック片23の前端部との係合は解除される。
【0027】
そして、第1ロック片23を押圧した状態で、右手の人差し指等の親指以外の指によって第1刃体29を下方へ押圧することにより、第1刃体29は図6の矢視線で示すように収納位置まで回動されて閉じる。このとき、図2に示すように、第1刃体29の第3回動規制凹所38が軸ピン28に係合するために、第1刃体29の上方への回動は規制される。
【0028】
次に、第2刃体30を使用するときには、図7に示すように、ナイフ11を右手で把持した状態で、右手の親指の先端部を第2刃体30の回動操作孔39に掛ける。そして、第2刃体30を前方へ押圧することにより、第2刃体30は図7の矢視線で示すように使用位置まで回動されて開く。このとき、第2刃体30は、前述の第1刃体29と同様に使用位置で固定される。
【0029】
続いて、第2刃体30の使用を終了する又は第2刃体30から第1刃体29へと使用する刃体を変更するときには、図8に示すように、ナイフ11を右手で把持した状態で、右手の親指の先端部によって第2ロック片24を付勢力に抗して第2側板14の方向に押圧する。そして、第2ロック片24を押圧した状態で第2刃体30を下方へ押圧することにより、第2刃体30は図8の矢視線で示すように収納位置まで回動されて閉じる。このとき、第2刃体30は、前述の第1刃体29と同様に上方への回動は規制される。
【0030】
以上詳述した本実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、各ロック片23,24は常に第1側板13の方向に付勢されている。このため、各刃体29,30を使用位置まで回動させると、自動的に各ロック片23,24の前端部と第2回動規制凹所37の上面及び側面とが係合し、各刃体29,30の下方への回動が規制される。さらに、ナイフ11を右手で把持した状態において、右手の親指の先端部で各ロック片23,24を第2側板14の方向に押圧するだけで、各ロック片23,24の前端部と第2回動規制凹所37の上面及び側面との係合が解除され、各刃体29,30の下方への回動の規制が解除される。よって、各刃体29,30の開閉操作を右手、すなわち片手で容易に行うことができる。
【0031】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、各刃体29,30は回動支持軸15により柄体12に軸着されている。このため、刃体の変更操作を行うときに、ナイフ11を把持し直す必要が無い。よって、刃体の変更操作を片手で容易に行うことができる。
【0032】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、第1側板13、第1刃体29及び第1ロック片23の各操作凹所18,33,25は、各ロック片23,24に対応する位置に凹設されている。このため、第1刃体29を開くときには、回動操作突起34を容易に押圧することができる。一方、第2刃体30を開くときには、回動操作孔39に親指の先端部を容易に掛けることができる。さらに、各刃体29,30を閉じるときには、親指の先端部で各ロック片23,24を容易に押圧することができる。よって、各刃体29,30の開閉操作を右手、すなわち片手でより容易に行うことができる。
【0033】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、第1刃体29には、第1側板13の第1操作凹所18に対応する位置に回動操作突起34が取付けられ、その先端は第1側板13の方向に向かうように構成されている。また、第2刃体30には、第1刃体29及び第1ロック片23の各操作凹所33,25に対応する位置に回動操作孔39が貫通形成されている。このため、各刃体29,30を開くときには、各刃体29,30を容易に回動させることができる。よって、各刃体29,30を開く操作を右手、すなわち片手でさらに容易に行うことができる。
【0034】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、各刃体29,30の第2回動規制凹所37の側面は、第2側板14に向かうに従い各刃体29,30の先端方向へ傾斜する傾斜状にそれぞれ形成されている。このため、第2回動規制凹所37の側面と各ロック片23,24の前端部とを容易に係合することができるとともに、この係合を容易に解除することができる。
【0035】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、各刃体29,30の基端縁の上部には第1回動規制凹所36が凹設されるとともに、各刃体29,30の下部には第3回動規制凹所38が凹設されている。このため、各刃体29,30が使用位置まで回動されたときには、各刃体29,30の第1回動規制凹所36が軸ピン28に係合することにより、各刃体29,30の上方への回動を規制することができる。また、各刃体29,30が収納位置まで回動されたときには、各刃体29,30の第3回動規制凹所38が軸ピン28に係合することにより、各刃体29,30の上方への回動を規制することができる。
【0036】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、第1ロック板本体21及び第1ロック片23と第2ロック板本体22及び第2ロック片24とは、それぞれ一体に形成されている。このため、各ロック片23,24の製造が容易であり、ナイフ11の製造コストを節約することができる。
【0037】
・ 本実施形態の折り畳みナイフ11によれば、回動操作突起34の周面には凹凸状の滑動抑制部35が形成されている。このため、右手の親指の先端部で回動操作突起34を前方へ押圧するときには、親指の先端部が滑動して回動操作突起34から離間するのを抑制することができる。
【0038】
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ 前記回動操作孔39を第1側板13の方向に開口する回動操作凹所に変更してもよい。
【0039】
・ 前記刃体29,30の開閉操作及び変更操作を左手で行うことができるように構成してもよい。すなわち、ナイフ11を本実施形態のナイフ11に対して鏡像となるように構成してもよい。このように構成した場合は、刃体29,30の開閉操作及び変更操作を左手で容易に行うことができる。
【0040】
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)前記回動操作凸部は、その先端部が他方の側板の方向に向かうように構成され、一方の側板側の刃体には、回動操作凹部としての回動操作孔が貫通形成されている請求項3に記載の折り畳みナイフ。この構成によれば、刃体を開く操作を片手でより容易に行うことができる。
【0041】
(2)前記他方の側板側のロック板及び刃体に設けられた操作凹部は、他方の側板に設けられた操作凹部よりも小さくなるように設定されている請求項2、請求項3及び上記(1)のいずれか一項に記載の折り畳みナイフ。この構成によれば、一方の側板側の刃体の開閉操作を片手でより容易に行うことができる。
【0042】
(3)前記側板間には回動規制部が架設され、各刃体には、使用位置まで回動されたときには、回動規制部に係合することにより刃体の回動を規制する回動規制凹部がそれぞれ設けられている請求項1から請求項3並びに上記(1)及び上記(2)のいずれか一項に記載の折り畳みナイフ。この構成によれば、刃体を使用位置で容易に保持することができるとともに、刃体の使用位置での保持を容易に解除することができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の折り畳みナイフによれば、刃体の開閉操作及び変更操作を片手で容易に行うことができる。
【0044】
請求項2に記載の発明の折り畳みナイフによれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、刃体の開閉操作を片手でより容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明の折り畳みナイフによれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、刃体を開く操作を片手でさらに容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の折り畳みナイフを示す分解斜視図。
【図2】 折り畳みナイフを示す側面図。
【図3】 第1刃体が使用位置まで回動された状態を示す要部拡大断面図。
【図4】 (a)は第1刃体が使用位置まで回動された状態を示す要部拡大底面図、(b)は第1ロック片が押圧された状態を示す要部拡大底面図。
【図5】 第1刃体を開く途中の状態を示す斜視図。
【図6】 第1刃体を閉じる途中の状態を示す斜視図。
【図7】 第2刃体を開く途中の状態を示す斜視図。
【図8】 第2刃体を閉じる途中の状態を示す斜視図。
【符号の説明】
11…折り畳みナイフ、12…柄体、13…側板としての第1側板、14…側板としての第2側板、15…回動支持軸、18…操作凹部としての第1操作凹所、19…ロック板としての第1ロック板、20…ロック板としての第2ロック板、23…ロック部としての第1ロック片、24…ロック部としての第2ロック片、25…操作凹部としての第2操作凹所、29…刃体としての第1刃体、30…刃体としての第2刃体、33…操作凹部としての第3操作凹所、34…回動操作凸部としての回動操作突起、39…回動操作凹部としての回動操作孔。
Claims (3)
- 柄体を構成する一対の側板と、両側板間に位置し、柄体の一端に設けられた回動支持軸に開閉回動可能に支持されている2枚の刃体とから構成され、
刃体間及び刃体と一方の側板との間にはロック板がそれぞれ設けられ、各ロック板の一端側には、常には他方の側板の方向に付勢されるとともに、刃体が使用位置まで回動されたときには、刃体に係合することにより刃体の回動を規制し、刃体から離間されることにより刃体の回動の規制が解除されるロック部がそれぞれ設けられていることを特徴とする折り畳みナイフ。 - 前記各ロック部はロック板の同じ位置にそれぞれ設けられ、他方の側板並びに他方の側板側の刃体及びロック板には、ロック部に対応する位置に、操作凹部がそれぞれ設けられている請求項1に記載の折り畳みナイフ。
- 前記他方の側板側の刃体には、他方の側板の操作凹部に対応する位置に回動操作凸部が設けられ、一方の側板側の刃体には、他方の側板側の刃体及びロック板の操作凹部に対応する位置に、回動操作凹部が設けられている請求項2に記載の折り畳みナイフ。
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