JP3544156B2 - シート状洗濯用品の製造方法 - Google Patents
シート状洗濯用品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3544156B2 JP3544156B2 JP30990599A JP30990599A JP3544156B2 JP 3544156 B2 JP3544156 B2 JP 3544156B2 JP 30990599 A JP30990599 A JP 30990599A JP 30990599 A JP30990599 A JP 30990599A JP 3544156 B2 JP3544156 B2 JP 3544156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dough
- detergent composition
- thin layer
- flexible support
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/04—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
- C11D17/041—Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/0008—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties aqueous liquid non soap compositions
- C11D17/003—Colloidal solutions, e.g. gels; Thixotropic solutions or pastes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/04—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
- C11D17/041—Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
- C11D17/042—Water soluble or water disintegrable containers or substrates containing cleaning compositions or additives for cleaning compositions
- C11D17/044—Solid compositions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/06—Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、可撓性支持体上にドウ状洗剤組成物の薄層が形成されたシート状洗濯用品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
洗剤組成物の飛散や漏れの無いシート状洗濯用品として、本出願人は先に特開平10−204400号公報において、進入硬度が特定の範囲内にあるドウ状洗剤組成物からなる薄層と、該薄層の両側に配置されたシート状水溶性基体とを有するシート状洗濯用品を提案した。
【0003】
前記シート状洗濯用品によれば、粉末洗剤と異なり、洗濯機への洗剤の投入時に粉末の飛散が起こらず、取り扱い性に優れるという利点がある。しかし、ドウ状洗剤組成物は流動性が必ずしも高くないので、該ドウ状洗剤組成物からなる薄層を、均一な厚さ及び幅で且つ使用時に高い、優れた溶解性が発現するように形成することが必要である。また、該薄層を気泡等の欠陥を発生させること無く形成することは容易ではない。
【0004】
洗浄剤組成物の中でも紙石鹸等の石鹸の分野では、特公昭51−44524号公報においてブレードコータを用いた製造方法が提案されている。しかし、これは塗布後の塗布層を加熱溶融・冷却固化することによって均一で柔軟性に富む紙石鹸を得ることを目的としており、本発明とは技術手段及び目的を異にする。
【0005】
また、特開昭53−91913号公報においては、スラリーを塗布し、乾燥後引き離すことによってシート状洗濯用品を得る方法が提案されているが、塗布を実施する上の条件等が特定されておらず、本発明で取り扱うドウ状洗剤組成物を塗布するにあたっては、実際上実施は困難である。
【0006】
ドウ状洗剤組成物からなる薄層を形成するにあたって塗布手段を用いることについては、特開平10−72599号公報の第9欄14〜17行及び特開平10−204499号公報の第14欄10〜13行にその記載があるが、量産等工業的に実施するにあたっての条件等は、前記出願の発明に直接かかわらないため具体的に記載されていない。
【0007】
従って、本発明は、ドウ状洗剤組成物からなる薄層を、均一な厚さ及び幅で、且つ使用時の高い、優れた溶解性を保持・形成し得るシート状洗濯用品の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、気泡等の欠陥を発生させること無くドウ状洗剤組成物からなる薄層を形成し得るシート状洗濯用品の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、剪断速度10s−1〜1,000s−1における粘度が1,000mPa・s〜50,000mPa・sになるように調製されたドウ状洗剤組成物を、所定方向に連続走行する長尺帯状の可撓性支持体上に、剪断速度10s−1〜1,000s−1の条件下、所定の塗工手段によって連続または不連続に塗工して、前記ドウ状洗剤組成物の薄層を形成するシート状洗濯用品の製造方法を提供することにより前記目的を達成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明のシート状洗濯用品の製造方法に好ましく用いられる製造装置10の要部が示されている。製造装置10は、同方向に回動する一対のロール11,11’に支持されて周回する無端縁ベルト12を備えている。無端縁ベルト12は、図中、矢印Aで示す方向に走行する。
【0010】
無端縁ベルト12の外面側には、該無端縁ベルト12に対向してエクストルージョン型のダイコータ13が設置されている。エクストルージョン型のダイコータ13を用いると、他のコータに比して広い粘度範囲のドウ状洗剤組成物を塗布することができ、且つ他のコータを用いる場合に比して均一な塗工膜を形成し得るので好ましい。またドウの供給から塗布までが密閉系であることから、他のコータに比してドウ状洗剤組成物の物性変化が小さく、且つドウ状洗剤組成物の損失が殆どないので好ましい。塗工能力についても他のコータに比して大きくすることができる。ダイコータ13は、その先端にフロントエッジ面(図示せず)及びバックエッジ面(図示せず)を有しており、これら両者の間に、無端縁ベルト12の走行方向と直交する方向に亘って幅狭のスリット(図示せず)が形成されている。ダイコータ13は、電熱ヒータによって一定の温度に温調されている。
【0011】
前記フロントエッジ面及びバックエッジ面は、前記ドウ状洗剤組成物のレオロジー特性に応じて平面でもよく、或いは所定の曲率を有する曲面でもよい。また、前記スリットの幅は、前記ドウ状洗剤組成物のレオロジー特性及び形成すべき前記薄層の厚み等にもよるが、0.5mm〜30mmであることが、塗布時のドウ状洗剤組成物の流動安定化による塗工膜の均一形成と、塗布圧力に対する実際上の送液の容易さとの両立の点から好ましい。
【0012】
原反(図示せず)から連続的に繰り出された長尺帯状の可撓性支持体14は、ガイドロール15に案内された後、無端縁ベルト12上を、該無端縁ベルト12と同方向に走行する。そして、可撓性支持体14は、ダイコータ13におけるフロントエッジ面及びバックエッジ面に沿って連続走行する。
【0013】
ダイコータ13はドウ状洗剤組成物の供給源(図示せず)に接続されている。該ドウ状洗剤組成物は定量送液ポンプ等の供給手段によって、該供給源からダイコータ13の先端に形成された前記スリットへ向けて押し出され、該スリットを通じて、連続走行する可撓性支持体14上に塗工される。
【0014】
ダイコータ13は、可撓性支持体14の走行面と直交する方向(図1中、矢印Bで示す方向)に移動可能となっており、これによりダイコータ13の先端が可撓性支持体14と接離可能になされている。
【0015】
ダイコータ13によって可撓性支持体14上に前記ドウ状洗剤組成物が塗工されることで、可撓性支持体14上には該ドウ状洗剤組成物からなる薄層17が形成される。ダイコータ13が常時可撓性支持体14に近接する位置に配置されている場合には、薄層17は可撓性支持体14上に連続的に形成される。一方、ダイコータ13が可撓性支持体14に対して接離動作を行っている場合には、薄層17は可撓性支持体14上に不連続に形成される。
【0016】
薄層17は、可撓性支持体14の全幅に亘って形成されていてもよい。好ましくは、可撓性支持体14の両側に所定幅の非塗工部分がそれぞれ存在するように薄層17を形成する。また、可撓性支持体の走行方向に一条以上の所定幅の非塗工部分が存在して、複数列の薄層を同時に形成しても良い。
【0017】
可撓性支持体14は一対のロール11,11’に直接支持されても良く、または可撓性支持体14を挟んでダイコータ13の直下にロールを配して、これにより支持しても良い。好ましくは、可撓性支持体14は、本実施形態のようにロール11,11’に支持される無端縁ベルト12によって支持される。
【0018】
可撓性支持体14上に塗工される前記ドウ状洗剤組成物としては、特に衣料用の洗剤として好適なものが用いられる。また、前記ドウ状洗剤組成物としては、可撓性支持体14の表面に供給可能な流動性を備えると共に可撓性支持体14上に塗工された後に薄層状態としての保形性を備えたものが好適に用いられる。本発明においてドウとは、本出願人の先の出願に係る特開平10−204499号公報に記載されるように、粉末組成物と液体、ペースト又はゲル等の流動性を有する物質との捏和物をいう。該流動性を有する物質には加熱や加圧、剪断により流動化するものも含まれる。
【0019】
前記ドウ状洗剤組成物は粉末組成物と液体界面活性剤等の流動性を有する物質との捏和物であることから、該ドウ状洗剤組成物は湿潤粉体とスラリーの中間的な性質を有する複雑な流動特性を示す。従って、前記ドウ状洗剤組成物のレオロジー特性を通常の流体と同一視することはできない。このような特殊なレオロジー特性を有する前記ドウ状洗剤組成物を塗工して均一な薄層を形成する手段について本発明者らは種々検討した結果、前記ドウ状洗剤組成物の塗工時の剪断速度と粘度とが大きく影響することを見出した。更に検討を推し進めたところ、ドウ状洗剤組成物の剪断速度10s−1〜1000s−1における粘度を1,000mPa・s〜50,000mPa・sに調整することで、次段の均一な薄膜形成が容易となることを見いだした。塗工工程に先立ち、ドウ状組成物の粘度を1,000mPa・s以上にすることで、塗工形成された薄層17の幅方向両側縁部の保形性が良好となり、50,000mPa・s以下に調整することで塗工膜上に気泡等の欠陥を生じることなく連続的な安定した塗工膜を形成でき、ポンプ等の輸送手段を用いた送液が容易となる。特に、該粘度を1,200mPa・s〜45,000mPa・s、特に1,500mPa・s〜40,000mPa・sに調整することが、薄層17中の幅方向両側縁部の立ち上がり、気泡混入防止、易送液性の点から好ましい。
【0020】
前記ドウ状洗剤組成物を、ダイコータ13によって可撓性支持体14上に塗工するときには、その塗工条件として、前記ドウ状洗剤組成物の剪断速度が10s−1〜1000s−1となるように前記ドウ状洗剤組成物の供給速度を調整して塗工を行う。前記ドウ状洗剤組成物をダイコータ13によって可撓性支持体14上に塗工する場合の剪断速度は以下の式で表される。
【0021】
【数1】
【0022】
前記ドウ状洗剤組成物をダイコータ13によって可撓性支持体14上に塗工する場合、剪断速度を10s−1以上とすることで、バックエッジ面でビード形状が安定的に保持され、ビード形状の壊れによる塗布スジなどの塗膜欠陥が防止される。また、剪断速度を1000s−1以下とすることで、バックエッジ面でのビード形成時におけるエアの巻き込みと、塗膜ヌケなどの塗膜欠陥が防止される。前記剪断速度が20s−1〜900s−1、特に50s−1〜700s−1の条件で塗工を行うことが、塗布スジと塗膜ヌケを防止する点から好ましい。
【0023】
前述の通り、前記ドウ状洗剤組成物をダイコータ13によって可撓性支持体14上に塗工する場合の剪断速度は、可撓性支持体14の走行速度及び薄層17の厚みから決定される。この場合、可撓性支持体14の走行速度Uは、5m/min〜100m/min、特に10m/min〜80m/minであることが、塗工スジ、塗膜ヌケ等の抑制による塗工の安定性及び使用時の可撓性支持体14の溶解性と生産性との双方の点から好ましい。一方、薄層17の厚みは、0.5mm〜10mm、特に1.0mm〜5.0mm、更に1.5mm〜3.5mmであることが、シート状洗濯用品の性能として必須である使用時の可撓性支持体14の溶解性、洗浄性及び大きさ・形状に由来するシート状洗濯用品の使いやすさと経済性との双方の点から好ましい。
【0024】
前記ドウ状洗剤組成物をダイコータ13によって可撓性支持体14上に塗工するときは、その塗工条件として、前記ドウ状洗剤組成物の温度が100℃以下となるように前記ドウ状洗剤組成物を調温することが好ましい。前記ドウ状洗剤組成物をダイコータ13によって可撓性支持体14上に塗工する場合の温度が100℃超であると、経時的に洗剤成分の蒸発による組成の変化や、高温に起因する化学的な変質を招くおそれがある。
【0025】
可撓性支持体14上に薄層17が形成されて、目的物たるシート状洗濯用品が得られる。この後、必要に応じて薄層17の上面に可撓性支持体14と同一又は異なる材質の第2の可撓性支持体を重ね合わせて、二枚の可撓性支持体によって薄層17の両面が被覆されたシート状洗濯用品となしてもよい。
【0026】
可撓性支持体14上に薄層17が形成されてなる長尺状のシート状洗濯用品、又は薄層17の両面に可撓性支持体が配されてなる長尺状のシート状洗濯用品を、幅方向に亘って裁断して毎葉のシート状洗濯用品となしてもよい。薄層17が可撓性支持体14の長手方向に亘って不連続に形成されている場合には、不連続部において裁断することが好ましい。
【0027】
更に、シート状洗濯用品が薄層17と、これを挟持する二枚の可撓性支持体から構成されており、且つ可撓性支持体の両側に非塗工部分が存在している場合には、シート状洗濯用品が裁断前の長尺状又は裁断後の毎葉の状態のときに、可撓性支持体を所定の接合手段によって接合して、薄層17の脱落を防止してもよい。
【0028】
前記ドウ状洗剤組成物が塗工される長尺帯状の可撓性支持体14としては、可撓性を有するシートやウエブ、例えば合成樹脂製のフィルム並びに織布及び不織布等の繊維シート等が用いられる。可撓性支持体14は水溶性または水分散性であることが好ましい。可撓性支持体14が水溶性である場合、可撓性支持体14を構成する材料としては、例えば特開平10−204499号公報の第12欄16〜33行に記載のもの等が挙げられ、特にポリビニルアルコールが好ましく用いられる。
【0029】
前記ドウ状洗剤組成物のレオロジー特性は前述の通りであり、また、その配合組成は以下の通りである。該ドウ状洗剤組成物は、界面活性剤、アルカリ剤及び金属イオン捕捉剤をそれぞれ少なくとも一種含んでいる。
【0030】
前記界面活性剤としては非イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性剤が好ましい。非イオン界面活性剤の例としては、特開平10−204499号公報の第5欄6〜31行に記載のもの等が挙げられ、特に炭素数10〜18の直鎖又は分岐鎖の1級又は2級のアルコールにエチレンオキシドやプロピレンオキシドなどのアルキレンオキシドを付加し、HLB値(グリフィン法で算出)が10.5〜15.0、特に11.0〜14.5になるようにしたポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。また、陰イオン界面活性剤の例としては、特開平10−204499号公報の第5欄39〜49行に記載のもの等が挙げられ、特に炭素数12〜18のアルキル硫酸塩、アルキル鎖の炭素数が10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が好ましく、対イオンとしてはアルカリ金属類、特にナトリウムやカリウムが好ましい。界面活性剤の含有量は、洗浄力の点でドウ状洗浄剤組成物中に好ましくは5〜80重量%、より好ましくは20〜60重量%である。また、非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤の併用も好ましく、その場合、両者の合計が界面活性剤中に50〜100重量%、特に70〜100重量%であるのが洗浄性の点で好ましい。また、非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤の重量比は、溶解性の点で、非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤=100/0〜10/90、特に90/10〜50/50が好ましい。
【0031】
前記アルカリ剤としては、特開平10−204499号公報の第5欄末行〜第6欄9行に記載のもの等が挙げられ、特に炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、非晶質珪酸塩及び結晶性珪酸塩が好ましい。
【0032】
前記金属イオン捕捉剤としては、特開平10−204499号公報の第8欄41〜47行に記載のもの等が挙げられ、特に結晶性アルミノ珪酸塩(ゼオライト)、非晶質アルミノ珪酸塩、有機キレート剤及びポリカルボン酸ポリマー、特にポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸マレイン酸コポリマーが好ましい。
【0033】
前記ドウ状洗剤組成物は、前記界面活性剤を5〜50重量%、特に10〜30重量%含有し、前記アルカリ剤を5〜60重量%、特に10〜50重量%含有し、前記金属イオン捕捉剤を5〜60重量%、特に10〜50重量%含有することが好ましい。
【0034】
前記ドウ状洗剤組成物の流動性を維持する点、及び可撓性支持体14を通じて前記ドウ状洗剤組成物中の洗浄活性物質が遺漏することを防止する点から、前記ドウ状洗剤組成物に含まれる有機化合物と無機化合物との混合比率を調整することが好ましい。有機化合物と無機化合物との好ましい混合比率は、有機化合物/無機化合物=80/20〜10/90、特に70/30〜15/85(重量比)である。
【0035】
本発明は前記実施形態に制限されない。例えば、前記実施形態における塗工手段としては、エクストルージョン型ダイコータを用いたが、これに代えてドクターブレード等の他の塗工手段を用いることもできる。
【0036】
また、薄層17を可撓性支持体17の長手方向に亘り不連続に形成する場合、前記実施形態においては、ダイコータ13を可撓性支持体14に対して接離動作させたが、これに代えて、ダイコータ13は可撓性支持体14に近接する位置に固定しておき、且つダイコータ13にシャッタを配して、該シャッタの開閉によりドウ状洗剤組成物を間欠的に塗工してもよい。
【0037】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。尚、特に断らない限り、「%」及び「部」はそれぞれ「重量%」及び「重量部」を意味する。
実施例に先立ち、ドウ状洗剤組成物の調製方法(調製例1〜調製例3)を説明する。
【0038】
〔ドウ状洗剤組成物の調製方法〕
調製例1(実施例1の組成のもの)
ゼオライト、炭酸ソーダ、芒硝、亜硫酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ及び蛍光染料を表1中の比率で含有する水分50%のスラリーを、噴霧乾燥法により乾燥させ、下記の乾燥粒子1(平均粒径約250μm)を得た。尚、表1における各成分の詳細は表2に示す通りである。
【0039】
〔乾燥粒子1組成〕
・ゼオライト 28部
・炭酸ソーダ 5.5部
・芒硝 5部
・亜硫酸ソーダ 0.5部
・ポリアクリル酸ソーダ 5部
・蛍光染料 0.4部
・残留水分 42.4部
【0040】
非イオン界面活性剤(a)7.5kg、PEG0.15kgを50リットル容バッチニーダ〔佐竹化学機械工業(株)製、1600−65CVJA−3.7型〕に入れ、65℃加温下、PEGが溶融し均一になるまで混合した。次いで水1.73kg及び48%NaOHaq0.72kg、アルキルベンゼンスルホン酸2.80kgを、撹拌を続けながら徐々に加え、更に10分間撹拌を続けることで中和反応を充分に行った。反応終了後、AS−Na粉末を3.0kg及び乾燥粒子1を3.32kg加え、均質になるまで約5分間混合し、更に酵素0.3kg及び香料0.15kgを添加して更に2分間混合することにより、実施例1に示すドウ状洗剤組成物1を得た。
【0041】
調製例2(実施例2の組成のもの)
非イオン界面活性剤(b)9.6kg、PEG0.15kgを50リットル容バッチニーダ〔佐竹化学機械工業(株)製、1600−65CVJA−3.7型〕に入れ、65℃加温下、PEGが溶融し均一になるまで混合した。次いでアルキルベンゼンスルホン酸3.62kg及び48%NaOHaq0.94kgを、撹拌を続けながら徐々に加え、更に10分間撹拌を続けることで中和反応を充分に行った。反応終了後、AS−Na粉末3.9kg、ゼオライト15.5kg、炭酸ソーダ粉末4.09kg、無水芒硝粉末2.08kg、亜硫酸ソーダ粉末0.18kg、AA/MA粉末2.08kg、蛍光染料0.18kg、酵素0.44kg、添加水1.06kg、及び香料0.15kgを加え、均質になるまで約15分間混合することにより、実施例2に示すドウ状洗剤組成物2を得た。
【0042】
調製例3(実施例3及び4並びに比較例1〜4の組成のもの)
前記調製例1と同様の手法を用い、実施例3及び4並びに比較例1〜4に示すドウ状洗剤組成物を得た。
【0043】
〔粘度の測定方法〕
各調製例で得られた各ドウ状洗剤組成物について、以下の方法で粘度を測定した。その結果を表1に示す。
レオメトリックス社のレオメータRDA−11を用い、テストフィクスチュアには内径25mm、外径27mm、全長32mmのクェットを使用し、テストフィクスチュアに挿填して、表1に示す温度に保ったドウ状洗剤組成物に剪断速度10s-1、1000s-1をそれぞれ与えたときの粘度をそれぞれ測定した。
【0044】
〔実施例1〜4及び比較例1〜4〕
特開平8−3848号公報の実施例2に準じて調製された目付(坪量)20g/m2 の水溶性不織布と日本合成化学工業(株)製「ハイセロン」(水溶性フィルム)とを積層した積層シートにおける水溶性フィルム上に、各調製例で得られた各ドウ状洗剤組成物を表1に示す剪断速度及び温度の条件下で図1に示す製造装置を用いて塗工した。その上に水溶性不織布が最外層になるように積層シートを重ね合わせた。次いで、積層シートの周囲をFUJI IMPULSE AUTO SEALER(FA−600−5)でヒートシールしてシート状洗濯用品を得た。
【0045】
〔性能評価〕
各実施例及び比較例で得られたシート状洗濯用品について、以下の方法で保形性、塗工性及び溶解性を評価した。その結果を表1に示す。
【0046】
〔保形性の評価方法〕
前記ダイコータを用いて、剪断速度200s−1となる塗布条件で形成されたドウ状洗剤組成物の薄層の塗布直後の状態を下記基準で観察する。
○;幅方向両側縁部の変形及び塗布幅の拡幅が認められない。
△;幅方向両側縁部の変形及び塗布幅の拡幅がやや認められる。
×;幅方向両側縁部の変形及び塗布幅の拡幅が認められる。
【0047】
〔塗工性の評価方法〕
前記ダイコータを用いて、剪断速度50〜1000s−1となる種々の塗布条件で可撓性支持体上にそれぞれドウ状洗剤組成物を塗布し、得られた薄層の状態を下記基準で観察した。
○;長手方向及び幅方向何れも均一な厚みとなる。気泡等の欠陥が殆ど認められない。
△;長手方向及び幅方向の厚みが変動する。小さな気泡等の欠陥が常に認められ、大きな気泡等の欠陥が認められる場合がある。
×;長手方向及び幅方向で膜切れが生じる。大きな気泡等の欠陥が常に認められる。
【0048】
〔溶解性の評価方法〕
シート状洗濯用品10gを5℃、30リットルの水道水を入れた洗濯機〔東芝(株)製、銀河3.6(VH360S1)〕に投入する。「強回転」で5分間撹拌後、脱水及び排水を行う。次いで、500μmの篩を排水口に装着して洗濯機中の洗剤残渣を回収し、目視観察により下記基準で溶解性を評価する。
○;洗剤組成物の残留物が殆どない。
△;洗剤組成物の残留物が少量認められる。
×;洗剤組成物の残留物が多量に認められる。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
表1に示す結果から明らかなように、実施例1〜3の条件で塗布したところ、長手方向及び幅方向何れも均一な厚みとなり、また気泡などの欠陥が殆ど認められない良好な薄層を得ることができた。また溶解性の評価においても、洗剤組成物の残留物が殆ど認められず、良好な溶解性を示した。
【0052】
実施例4の条件で塗布したところ、溶解性の評価において若干の洗剤組成物の残留物が認められたが、その他の点は満足のゆくものであった。
【0053】
比較例1及び2の条件で塗布したところ、薄層に十分な保形性を得ることができず、長手方向及び幅方向とも均一な厚みが得られなかった。
【0054】
比較例3及び4の条件で塗布したところ、薄層としての連続性に乏しく、大きな気泡等の欠陥が常に認められ、良好な薄層を得ることができなかった。また溶解性の評価においても、洗剤組成物の残留物が多量に認められ、満足な溶解性を得ることができなかった。
【0055】
また、実施例1〜4及び比較例1〜4の何れの場合においても、塗布時の剪断速度の条件が10〜1000s−1の範囲を満たしていない場合には、塗工スジおよび塗膜ヌケなどの塗布欠陥を生じ、良好な薄層を得ることができなかった。
【0056】
実施例1〜4に示されるように、本発明においては、剪断速度の条件10〜1,000s−1におけるドウ状洗剤組成物の粘度が、1,000mPa・s〜50,000mPa・sの範囲を満たす事が必須であり、剪断速度の条件10〜1,000s−1における粘度が1,000mPa・s〜50,000mPa・sを外れるドウ状洗剤組成物を用いる場合は、良好な結果は得られず、本発明の範囲外である事が確認できた。
【0057】
【発明の効果】
本発明のシート状洗濯用品の製造方法によれば、洗剤組成物からなる薄層を、均一な厚さ及び幅で且つ使用時の溶解性を保持しつつ形成することができる。
また、本発明のシート状洗濯用品の製造方法によれば、気泡等の欠陥を発生させること無く洗剤組成物からなる薄層を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状洗濯用品の製造方法に好ましく用いられる製造装置の要部を示す模式図である。
【符号の説明】
10 製造装置
11,11’ ロール
12 無端縁ベルト
13 ダイコータ
14 可撓性支持体
15 ガイドロール
16 ニップロール
17 薄層
Claims (6)
- 剪断速度10s−1〜1,000s−1における粘度が1,000mPa・s〜50,000mPa・sになるように調製されたドウ状洗剤組成物を、所定方向に連続走行する長尺帯状の可撓性支持体上に、剪断速度10s−1〜1,000s−1の条件下、所定の塗工手段によって連続または不連続に塗工して、前記ドウ状洗剤組成物の薄層を形成するシート状洗濯用品の製造方法。
- 前記塗工手段がエクストルージョン型ダイコータである請求項1記載のシート状洗濯用品の製造方法。
- 前記ドウ状洗剤組成物の塗工時の温度が100℃以下である請求項1又は2記載のシート状洗濯用品の製造方法。
- 前記薄層の厚みが0.5mm〜10mmである請求項1〜3の何れかに記載のシート状洗濯用品の製造方法。
- 前記可撓性支持体が水溶性または水分散性である請求項1〜4の何れかに記載のシート状洗濯用品の製造方法。
- 前記薄層の形成後に、該薄層の上面に更に可撓性支持体を重ね合わせることで該薄層の両面を被覆する請求項1〜5の何れかに記載のシート状洗濯用品の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30990599A JP3544156B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | シート状洗濯用品の製造方法 |
DE60035607T DE60035607T2 (de) | 1999-10-29 | 2000-10-25 | Verfahren zur herstellung eines blattförmigen waschmittels |
PCT/JP2000/007467 WO2001032822A1 (fr) | 1999-10-29 | 2000-10-25 | Procédé de production de détergent du type feuille |
EP00970068A EP1229106B1 (en) | 1999-10-29 | 2000-10-25 | Method for producing sheetlike detergent |
US10/111,799 US7094744B1 (en) | 1999-10-29 | 2000-10-25 | Method for producing sheetlike detergent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30990599A JP3544156B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | シート状洗濯用品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001131597A JP2001131597A (ja) | 2001-05-15 |
JP3544156B2 true JP3544156B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17998756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30990599A Expired - Fee Related JP3544156B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | シート状洗濯用品の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7094744B1 (ja) |
EP (1) | EP1229106B1 (ja) |
JP (1) | JP3544156B2 (ja) |
DE (1) | DE60035607T2 (ja) |
WO (1) | WO2001032822A1 (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3778727B2 (ja) * | 1999-06-10 | 2006-05-24 | 花王株式会社 | 間欠敷設方法 |
JP3734416B2 (ja) * | 2000-10-05 | 2006-01-11 | 花王株式会社 | シート状洗濯用品の製造方法 |
JP3734415B2 (ja) * | 2000-10-05 | 2006-01-11 | 花王株式会社 | シート状洗濯用品の製造方法 |
US20070131739A1 (en) * | 2004-10-06 | 2007-06-14 | C.M.C. S.P.A. | Method and apparatus for packaging articles with a film of plastic material and a package thus obtained |
US8822399B2 (en) | 2008-08-28 | 2014-09-02 | Dirty Laundry, Llc | Laundry stain and soil pretreatment devices |
BRPI0917890A2 (pt) * | 2008-08-28 | 2015-11-24 | Dirty Laundry Llc | folha de pré-tratamento de mancha e sujidade em roupa a lavar, e, método para tratar uma mancha em um artigo de vestuário |
CA2695068A1 (en) * | 2009-03-02 | 2010-09-02 | Dizolve Group Corporation | Dissolvable laundry detergent sheet |
JP5759544B2 (ja) | 2010-07-02 | 2015-08-05 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 活性剤を送達する方法 |
EP2588654B1 (en) | 2010-07-02 | 2019-08-07 | The Procter and Gamble Company | Nonwoven web comprising one or more active agents |
CA2803371C (en) | 2010-07-02 | 2016-04-19 | The Procter & Gamble Company | Process for making films from nonwoven webs |
BR112012033600A2 (pt) | 2010-07-02 | 2016-11-29 | Procter & Gamble Comapny | filamentos compreendendo mantas de não-tecido com agente ingerível e métodos de fabricação dos mesmos. |
WO2012003319A2 (en) | 2010-07-02 | 2012-01-05 | The Procter & Gamble Company | Filaments comprising an active agent nonwoven webs and methods for making same |
DE102012215615A1 (de) | 2012-04-04 | 2013-10-10 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Streifenförmiges WC-Reinigungsprodukt |
CA2842442C (en) | 2014-02-06 | 2020-07-14 | Dizolve Group Corp. | Method for making a laundry detergent sheet comprising a first shelf-stable solution and a second non-shelf-stable solution |
US20150252294A1 (en) * | 2014-03-10 | 2015-09-10 | Board Of Regents, The University Of Texas System | High active flowable surfactant blends for detergent and other cleaning applications |
CL2016002241A1 (es) | 2016-09-06 | 2018-06-15 | Solubag Spa | Composición detergente en forma de lamina |
KR102360241B1 (ko) | 2017-02-06 | 2022-02-10 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 마이크로캡슐을 갖는 세탁 세제 시트 |
CA3049810A1 (en) | 2017-02-06 | 2018-08-09 | The Procter & Gamble Company | Laundry detergent sheet comprising lines of frangibility |
WO2019056336A1 (en) | 2017-09-25 | 2019-03-28 | The Procter & Gamble Company | DETERGENT ARTICLE FOR INDIVIDUAL LAUNDRY |
KR102433420B1 (ko) | 2018-01-26 | 2022-08-18 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 수용성 물품 및 관련 방법 |
JP7110356B2 (ja) | 2018-01-26 | 2022-08-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 香料を含む水溶性単位用量物品 |
CN111556891B (zh) | 2018-01-26 | 2021-11-05 | 宝洁公司 | 包含酶的水溶性单位剂量制品 |
US11053466B2 (en) | 2018-01-26 | 2021-07-06 | The Procter & Gamble Company | Water-soluble unit dose articles comprising perfume |
WO2019168829A1 (en) | 2018-02-27 | 2019-09-06 | The Procter & Gamble Company | A consumer product comprising a flat package containing unit dose articles |
US10982176B2 (en) | 2018-07-27 | 2021-04-20 | The Procter & Gamble Company | Process of laundering fabrics using a water-soluble unit dose article |
US11859338B2 (en) | 2019-01-28 | 2024-01-02 | The Procter & Gamble Company | Recyclable, renewable, or biodegradable package |
EP3712237A1 (en) | 2019-03-19 | 2020-09-23 | The Procter & Gamble Company | Fibrous water-soluble unit dose articles comprising water-soluble fibrous structures |
MX2021013141A (es) | 2019-06-28 | 2021-12-10 | Procter & Gamble | Articulos fibrosos solidos disolubles que contienen surfactantes anionicos. |
CN117442517A (zh) | 2020-02-20 | 2024-01-26 | 宝洁公司 | 包含阳离子表面活性剂的柔性多孔可溶性固体片材制品 |
US11795417B2 (en) | 2020-02-24 | 2023-10-24 | Dizolve Group Corporation | Dissolvable sheet containing a cleaning active and method of making same |
US11925698B2 (en) | 2020-07-31 | 2024-03-12 | The Procter & Gamble Company | Water-soluble fibrous pouch containing prills for hair care |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144524A (ja) | 1974-10-14 | 1976-04-16 | Nakayama Steel Works Ltd | Torinabekeitensochi |
JPS5391913A (en) | 1977-01-25 | 1978-08-12 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | Sheet-form detergent |
DE3415880A1 (de) * | 1984-04-28 | 1985-10-31 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Waschzusatz |
US4938888A (en) * | 1989-01-05 | 1990-07-03 | Lever Brothers Company | Detergent sheet with alkyl polyglycoside composition |
US5196139A (en) * | 1989-06-19 | 1993-03-23 | Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. | Bleach article containing polyacrylate or copolymer of acrylic and maleic |
JPH05189744A (ja) | 1992-01-10 | 1993-07-30 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
JPH07209512A (ja) | 1993-12-03 | 1995-08-11 | Toray Ind Inc | カラーフィルタ用着色ペースト、カラーフィルタおよびその製造方法 |
JPH09279200A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-28 | Lion Corp | 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 |
TW399096B (en) * | 1996-07-03 | 2000-07-21 | Kao Corp | The sheet-like article for laundry |
JP3507286B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2004-03-15 | 花王株式会社 | シート状洗濯用製品 |
JP3805483B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2006-08-02 | 花王株式会社 | シート状洗濯用製品 |
JP3126675B2 (ja) | 1997-01-23 | 2001-01-22 | 花王株式会社 | シート状洗剤 |
JP3357575B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2002-12-16 | 花王株式会社 | シート状洗濯用製品 |
JPH10340727A (ja) | 1997-06-04 | 1998-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池電極の製造方法及び電池 |
JP3832946B2 (ja) * | 1997-06-06 | 2006-10-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 熱画像形成材料の塗布方法、熱画像形成層塗布液、熱画像形成材料および感光性熱現像画像形成材料 |
JP3202660B2 (ja) | 1997-07-04 | 2001-08-27 | 花王株式会社 | シート状洗剤 |
JP3398313B2 (ja) * | 1997-10-24 | 2003-04-21 | 花王株式会社 | シート状洗濯用製品 |
JP3526398B2 (ja) * | 1998-02-12 | 2004-05-10 | 花王株式会社 | シート状洗濯用組成物の製造方法 |
JP3231280B2 (ja) | 1998-07-07 | 2001-11-19 | 花王株式会社 | シート状洗濯用品 |
WO2000005335A1 (fr) * | 1998-07-23 | 2000-02-03 | Kao Corporation | Article de blanchisserie de type voile |
EP1142785B1 (en) * | 1998-12-28 | 2009-02-25 | Kao Corporation | Method of producing fluid packages |
US6818606B1 (en) * | 1999-06-16 | 2004-11-16 | Kao Corporation | Article for use in washing in sheet form |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30990599A patent/JP3544156B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-10-25 DE DE60035607T patent/DE60035607T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-25 US US10/111,799 patent/US7094744B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-10-25 EP EP00970068A patent/EP1229106B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-10-25 WO PCT/JP2000/007467 patent/WO2001032822A1/ja active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60035607T2 (de) | 2008-04-10 |
EP1229106A4 (en) | 2003-01-15 |
EP1229106A1 (en) | 2002-08-07 |
EP1229106B1 (en) | 2007-07-18 |
WO2001032822A1 (fr) | 2001-05-10 |
US7094744B1 (en) | 2006-08-22 |
DE60035607D1 (de) | 2007-08-30 |
JP2001131597A (ja) | 2001-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3544156B2 (ja) | シート状洗濯用品の製造方法 | |
JP3269638B2 (ja) | シート状洗濯用品 | |
JP5934113B2 (ja) | 改善された溶解特性および応力特性を有する水溶性フィルムならびにそれにより作製されたパケット | |
US20090249558A1 (en) | Washing- Or Cleaning-Agent Delivery System | |
MX2014014259A (es) | Limpiador concentrado en bolsa disoluble en agua. | |
JP2018516815A (ja) | 水溶性パウチの製造方法 | |
JP3398313B2 (ja) | シート状洗濯用製品 | |
JP3773407B2 (ja) | シート状洗濯用品の製造方法 | |
JP3357575B2 (ja) | シート状洗濯用製品 | |
JP7436506B2 (ja) | 水溶性ウェブを切断するためのプロセス | |
CN110291119A (zh) | 洗涤和清洁多层膜、其生产方法和用途 | |
JP3734415B2 (ja) | シート状洗濯用品の製造方法 | |
JP3734416B2 (ja) | シート状洗濯用品の製造方法 | |
KR101472533B1 (ko) | 연속면과 불연속면이 형성된 세탁용 시트 및, 그 제조방법 | |
JP2008255365A (ja) | 親水性ポリオレフィン材料およびその製造方法 | |
JP3231280B2 (ja) | シート状洗濯用品 | |
JP3526398B2 (ja) | シート状洗濯用組成物の製造方法 | |
JP2001262197A (ja) | シート状洗剤およびシート状洗剤製品 | |
WO2019108142A2 (en) | Unit dose cleaning product having hydrophilic spin-finish | |
JP2005330447A (ja) | シート状洗濯用品の製造方法 | |
JP5634738B2 (ja) | 非硬化型コーティング用組成物 | |
WO2018100861A1 (ja) | 散布用汚染防止剤組成物及びその散布方法 | |
US5756161A (en) | Scouring pad and process for making same | |
JPH1072600A (ja) | シート状洗濯用製品 | |
JP2002114997A (ja) | シート状洗濯用品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040331 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |