JP3543852B2 - ダンパ - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ダンパに係り、更に詳しくは、エンジンのクランクシャフトから当該ダンパおよび無端ベルトを経由して各種の補器へトルクを伝達する際に、クランクシャフト側に生起されるトルク変動を吸収する機能を備え、併せてクランクシャフト側に生起される捩り振動を吸収する機能を備えたトルク変動吸収ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図3に示すように、ハブ21にカップリングゴム22を介してプーリ23を接続してなり、もってクランクシャフト(図示せず)側に生起されるトルク変動を吸収する機能を備え、併せてハブ21にダンパゴム24を介して所定の質量を備えた質量体(マスまたは振動リングとも称する)25を接続してなり、もってクランクシャフト側に生起される捩り振動を吸収する機能を備えたトルク変動吸収ダンパが知られている(実公平3−25455号公報参照)。
【0003】
しかしながら、上記従来のダンパにおいては、重量部品がプーリ23と質量体25の二つ必要であるために、製品重量が重く、コストが高い問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑み、上記従来技術に対して製品重量が軽く、コストが低いダンパを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のダンパは、ハブと、前記ハブの外周側に配置されたダンパゴムと、前記ダンパゴムの外周側に軸方向に並んで配置されたカップリングゴムおよびストッパピン保持部材と、前記カップリングゴムおよびストッパピン保持部材の外周側に配置されたプーリと、前記ストッパピン保持部材に保持されたストッパピンとを有し、前記ストッパピンは、高速回転時に遠心力によりばねの弾性に抗して径方向外方へ移動して前記プーリに設けた凹部に入り込み、前記ストッパピン保持部材とプーリの相対回転を停止せしめるものであることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成を備えた本発明のダンパにおいては、所定の質量を備えたプーリが従来技術におけるプーリと質量体の双方を兼ねており、よって重量部品が二つから一つへと減じられている。したがって、この分、製品重量を軽量化することができるとともにコストを低減させることができる。
【0007】
【実施例】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0008】
図1に示すように、円筒状を呈するハブ1の取付部1aの外周側に第一のスリーブ2が嵌着され、このスリーブ2の外周側にダンパゴム3が配置され、ダンパゴム3の外周側に第二のスリーブ4が配置され、このスリーブ4の外周側にカップリングゴム5とストッパピン保持部材6が軸方向に並んで配置され、カップリングゴム5の外周側に第三のスリーブ7が配置され、このスリーブ7の外周側に所定の質量を備えたプーリ8が嵌着されている。
【0009】
ハブ1、ストッパピン保持部材6およびプーリ8はそれぞれ、鋳鉄等の所定の金属により環状に成形されている。プーリ8には、カップリングゴム5の外周側に配置された大径部8aと、ストッパピン保持部材6の外周側に配置された小径部8bとが一体に設けられており、この大径部8aと小径部8bにそれぞれプーリ溝8c,8dが設けられている。第一ないし第三のスリーブ2,4,7はそれぞれ、板金等の所定の金属により環状に成形されている。ダンパゴム3およびカップリングゴム5はそれぞれ、所定のゴム状弾性材により環状に成形されており、また、このダンパゴム3とカップリングゴム5は同時に加硫成形され、かつ加硫成形と同時に第一および第二のスリーブ2,4または第二および第三のスリーブ4,7に加硫接着されている。すなわち、第一ないし第三のスリーブ2,4,7、ダンパゴム3およびカップリングゴム5は一体の加硫成形品として成形されたものであって、この加硫成形品が第一のスリーブ2をもってハブ1の外周側に嵌着され、第二のスリーブ4の外周側にストッパピン保持部材6が嵌着され、第三のスリーブ7の外周側にプーリ8がその大径部8aをもって嵌着されている。
【0010】
この種のダンパ(トルク変動吸収ダンパ)が装着されるエンジンの駆動系においては、エンジンの回転数がアイドル回転ないし低中速回転の低速回転域にあるときには、エンジンのトルク変動が大きく、クランクシャフトの捩り振動は余り大きくない。これに対して、中速回転ないし高速回転の高速回転域では、トルク変動は殆ど無く、代わりにクランクシャフトの捩り振動を大きく低減させる必要がある。したがって、駆動系にこのような特性があることから、低速回転域においては、当該ダンパを主にカップリングとして機能させ、高速回転域においては、カップリングゴム5をロックしてプーリ8を質量体(ハブまたは振動リングとも称する)の代用とすることにより、当該ダンパをトーショナルダンパとして機能させるのが好適であり、このため、当該ダンパには、以下のようなストッパ機構が設けられている。
【0011】
すなわち、図2に良く示されているように、ストッパピン保持部材6の外周面にばね収容用の凹部6aが円周方向に所定の角度をもって設けられ、この凹部6aの円周方向略中央に溝状を呈するストッパピン保持用の凹部6bが設けられ、ストッパピン保持部材6の外周側に断面略L字形を呈する環状のベアリング9が配置され、このベアリング9に孔9aが設けられ、凹部6bと孔9aとにストッパピン10が当該ダンパの径方向に移動自在に差し込まれ、凹部6aに収容されたばね(板ばね)11がストッパピン10に係合してこのストッパピン10を径方向内方へ向けて付勢するようになっている。またベアリング9の外周側に配置されたプーリ8の小径部8bの内周面に相対回転角度規制用の凹部8eが円周方向に所定の角度をもって設けられ、この凹部8eの円周方向略中央に溝状を呈する相対回転停止用(ロック用)の凹部8fが設けられている。また図1において、ベアリング9とプーリ8の小径部8bの右側には、これらのストッパ機構を抑えるために、環状のカバー12が適宜、摺動自在に設けられている。
【0012】
上記構成のストッパ機構において、ストッパピン10の先端部(図1または図2において上端部)10aは、初動位置および低速回転域において、凹部8e内にあり、第二のスリーブ4、ストッパピン保持部材6およびベアリング9とプーリ8との相対回転角度を、先端部10aが凹部8eの側壁に当接するまでの角度に制限し、これによりカップリングゴム5が捩れ過ぎて早期に破損するのを防いでいる。すなわち、この状態では、当該ダンパが主にカップリングとして機能する。そして、この状態から回転数が上昇して高速回転域に達すると、ストッパピン10が遠心力の作用により、ばね11の弾性に抗して当該ダンパの径方向外方へ向けて移動し、先端部10aが凹部8fに入り込む。すると、第二のスリーブ4、ストッパピン保持部材6およびベアリング9とプーリ8との相対回転が完全に停止せしめられ、爾後、回転数が小さくなってストッパピン10の先端部10aがばね11の弾性により凹部8fから外れる迄の間、当該ダンパがトーショナルダンパとして機能することになる。
【0013】
上記構成を備えたダンパは、以下の作用効果を奏する。
【0014】
すなわち、先ず、所定の質量を備えたプーリ8が従来技術におけるプーリと質量体の双方を兼ねており、よって重量部品が二つから一つへと減じられている。したがって、この分、製品重量を軽量化することができるとともにコストを低減させることができる。またストッパ機構を備えて、エンジンの回転数に応じて機能を分けるようになっているために、それぞれに適切なばね定数ないし固有振動数を設定し易い特徴を有している。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0016】
すなわち、本発明のダンパは、ハブと、前記ハブの外周側に配置されたダンパゴムと、前記ダンパゴムの外周側に軸方向に並んで配置されたカップリングゴムおよびストッパピン保持部材と、前記カップリングゴムおよびストッパピン保持部材の外周側に配置されたプーリと、前記ストッパピン保持部材に保持されたストッパピンとを有し、前記ストッパピンは、高速回転時に遠心力によりばねの弾性に抗して径方向外方へ移動して前記プーリに設けた凹部に入り込み、前記ストッパピン保持部材とプーリの相対回転を停止せしめるものであり、所定の質量を備えたプーリが従来技術におけるプーリと質量体の双方を兼ねている。したがって、重量部品が二つから一つへと減じられているために、この分、製品重量を軽量化することができるとともにコストを低減させることができる。
また、ストッパピンよりなるストッパ機構を備えることにより、エンジンの回転数に応じてカップリングとしての機能とトーショナルダンパとしての機能を分けるようになっているために、それぞれに適切なばね定数ないし固有振動数を設定し易い特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るダンパの半裁断面図
【図2】図1におけるA−A線断面図
【図3】従来例に係るダンパの半裁断面図
【符号の説明】
1 ハブ
1a 取付部
2,4,7 スリーブ
3 ダンパゴム
5 カップリングゴム
6 ストッパピン保持部材
6a,6b,8e,8f 凹部
8 プーリ
8a 大径部
8b 小径部
8c,8d プーリ溝
9 ベアリング
10 ストッパピン
11 ばね
12 カバー
【産業上の利用分野】
本発明は、ダンパに係り、更に詳しくは、エンジンのクランクシャフトから当該ダンパおよび無端ベルトを経由して各種の補器へトルクを伝達する際に、クランクシャフト側に生起されるトルク変動を吸収する機能を備え、併せてクランクシャフト側に生起される捩り振動を吸収する機能を備えたトルク変動吸収ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図3に示すように、ハブ21にカップリングゴム22を介してプーリ23を接続してなり、もってクランクシャフト(図示せず)側に生起されるトルク変動を吸収する機能を備え、併せてハブ21にダンパゴム24を介して所定の質量を備えた質量体(マスまたは振動リングとも称する)25を接続してなり、もってクランクシャフト側に生起される捩り振動を吸収する機能を備えたトルク変動吸収ダンパが知られている(実公平3−25455号公報参照)。
【0003】
しかしながら、上記従来のダンパにおいては、重量部品がプーリ23と質量体25の二つ必要であるために、製品重量が重く、コストが高い問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑み、上記従来技術に対して製品重量が軽く、コストが低いダンパを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のダンパは、ハブと、前記ハブの外周側に配置されたダンパゴムと、前記ダンパゴムの外周側に軸方向に並んで配置されたカップリングゴムおよびストッパピン保持部材と、前記カップリングゴムおよびストッパピン保持部材の外周側に配置されたプーリと、前記ストッパピン保持部材に保持されたストッパピンとを有し、前記ストッパピンは、高速回転時に遠心力によりばねの弾性に抗して径方向外方へ移動して前記プーリに設けた凹部に入り込み、前記ストッパピン保持部材とプーリの相対回転を停止せしめるものであることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成を備えた本発明のダンパにおいては、所定の質量を備えたプーリが従来技術におけるプーリと質量体の双方を兼ねており、よって重量部品が二つから一つへと減じられている。したがって、この分、製品重量を軽量化することができるとともにコストを低減させることができる。
【0007】
【実施例】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0008】
図1に示すように、円筒状を呈するハブ1の取付部1aの外周側に第一のスリーブ2が嵌着され、このスリーブ2の外周側にダンパゴム3が配置され、ダンパゴム3の外周側に第二のスリーブ4が配置され、このスリーブ4の外周側にカップリングゴム5とストッパピン保持部材6が軸方向に並んで配置され、カップリングゴム5の外周側に第三のスリーブ7が配置され、このスリーブ7の外周側に所定の質量を備えたプーリ8が嵌着されている。
【0009】
ハブ1、ストッパピン保持部材6およびプーリ8はそれぞれ、鋳鉄等の所定の金属により環状に成形されている。プーリ8には、カップリングゴム5の外周側に配置された大径部8aと、ストッパピン保持部材6の外周側に配置された小径部8bとが一体に設けられており、この大径部8aと小径部8bにそれぞれプーリ溝8c,8dが設けられている。第一ないし第三のスリーブ2,4,7はそれぞれ、板金等の所定の金属により環状に成形されている。ダンパゴム3およびカップリングゴム5はそれぞれ、所定のゴム状弾性材により環状に成形されており、また、このダンパゴム3とカップリングゴム5は同時に加硫成形され、かつ加硫成形と同時に第一および第二のスリーブ2,4または第二および第三のスリーブ4,7に加硫接着されている。すなわち、第一ないし第三のスリーブ2,4,7、ダンパゴム3およびカップリングゴム5は一体の加硫成形品として成形されたものであって、この加硫成形品が第一のスリーブ2をもってハブ1の外周側に嵌着され、第二のスリーブ4の外周側にストッパピン保持部材6が嵌着され、第三のスリーブ7の外周側にプーリ8がその大径部8aをもって嵌着されている。
【0010】
この種のダンパ(トルク変動吸収ダンパ)が装着されるエンジンの駆動系においては、エンジンの回転数がアイドル回転ないし低中速回転の低速回転域にあるときには、エンジンのトルク変動が大きく、クランクシャフトの捩り振動は余り大きくない。これに対して、中速回転ないし高速回転の高速回転域では、トルク変動は殆ど無く、代わりにクランクシャフトの捩り振動を大きく低減させる必要がある。したがって、駆動系にこのような特性があることから、低速回転域においては、当該ダンパを主にカップリングとして機能させ、高速回転域においては、カップリングゴム5をロックしてプーリ8を質量体(ハブまたは振動リングとも称する)の代用とすることにより、当該ダンパをトーショナルダンパとして機能させるのが好適であり、このため、当該ダンパには、以下のようなストッパ機構が設けられている。
【0011】
すなわち、図2に良く示されているように、ストッパピン保持部材6の外周面にばね収容用の凹部6aが円周方向に所定の角度をもって設けられ、この凹部6aの円周方向略中央に溝状を呈するストッパピン保持用の凹部6bが設けられ、ストッパピン保持部材6の外周側に断面略L字形を呈する環状のベアリング9が配置され、このベアリング9に孔9aが設けられ、凹部6bと孔9aとにストッパピン10が当該ダンパの径方向に移動自在に差し込まれ、凹部6aに収容されたばね(板ばね)11がストッパピン10に係合してこのストッパピン10を径方向内方へ向けて付勢するようになっている。またベアリング9の外周側に配置されたプーリ8の小径部8bの内周面に相対回転角度規制用の凹部8eが円周方向に所定の角度をもって設けられ、この凹部8eの円周方向略中央に溝状を呈する相対回転停止用(ロック用)の凹部8fが設けられている。また図1において、ベアリング9とプーリ8の小径部8bの右側には、これらのストッパ機構を抑えるために、環状のカバー12が適宜、摺動自在に設けられている。
【0012】
上記構成のストッパ機構において、ストッパピン10の先端部(図1または図2において上端部)10aは、初動位置および低速回転域において、凹部8e内にあり、第二のスリーブ4、ストッパピン保持部材6およびベアリング9とプーリ8との相対回転角度を、先端部10aが凹部8eの側壁に当接するまでの角度に制限し、これによりカップリングゴム5が捩れ過ぎて早期に破損するのを防いでいる。すなわち、この状態では、当該ダンパが主にカップリングとして機能する。そして、この状態から回転数が上昇して高速回転域に達すると、ストッパピン10が遠心力の作用により、ばね11の弾性に抗して当該ダンパの径方向外方へ向けて移動し、先端部10aが凹部8fに入り込む。すると、第二のスリーブ4、ストッパピン保持部材6およびベアリング9とプーリ8との相対回転が完全に停止せしめられ、爾後、回転数が小さくなってストッパピン10の先端部10aがばね11の弾性により凹部8fから外れる迄の間、当該ダンパがトーショナルダンパとして機能することになる。
【0013】
上記構成を備えたダンパは、以下の作用効果を奏する。
【0014】
すなわち、先ず、所定の質量を備えたプーリ8が従来技術におけるプーリと質量体の双方を兼ねており、よって重量部品が二つから一つへと減じられている。したがって、この分、製品重量を軽量化することができるとともにコストを低減させることができる。またストッパ機構を備えて、エンジンの回転数に応じて機能を分けるようになっているために、それぞれに適切なばね定数ないし固有振動数を設定し易い特徴を有している。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0016】
すなわち、本発明のダンパは、ハブと、前記ハブの外周側に配置されたダンパゴムと、前記ダンパゴムの外周側に軸方向に並んで配置されたカップリングゴムおよびストッパピン保持部材と、前記カップリングゴムおよびストッパピン保持部材の外周側に配置されたプーリと、前記ストッパピン保持部材に保持されたストッパピンとを有し、前記ストッパピンは、高速回転時に遠心力によりばねの弾性に抗して径方向外方へ移動して前記プーリに設けた凹部に入り込み、前記ストッパピン保持部材とプーリの相対回転を停止せしめるものであり、所定の質量を備えたプーリが従来技術におけるプーリと質量体の双方を兼ねている。したがって、重量部品が二つから一つへと減じられているために、この分、製品重量を軽量化することができるとともにコストを低減させることができる。
また、ストッパピンよりなるストッパ機構を備えることにより、エンジンの回転数に応じてカップリングとしての機能とトーショナルダンパとしての機能を分けるようになっているために、それぞれに適切なばね定数ないし固有振動数を設定し易い特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るダンパの半裁断面図
【図2】図1におけるA−A線断面図
【図3】従来例に係るダンパの半裁断面図
【符号の説明】
1 ハブ
1a 取付部
2,4,7 スリーブ
3 ダンパゴム
5 カップリングゴム
6 ストッパピン保持部材
6a,6b,8e,8f 凹部
8 プーリ
8a 大径部
8b 小径部
8c,8d プーリ溝
9 ベアリング
10 ストッパピン
11 ばね
12 カバー
Claims (1)
- ハブ(1)と、前記ハブ(1)の外周側に配置されたダンパゴム(3)と、前記ダンパゴム(3)の外周側に軸方向に並んで配置されたカップリングゴム(5)およびストッパピン保持部材(6)と、前記カップリングゴム(5)およびストッパピン保持部材(6)の外周側に配置されたプーリ(8)と、前記ストッパピン保持部材(6)に保持されたストッパピン(10)とを有し、
前記ストッパピン(10)は、高速回転時に遠心力によりばね(11)の弾性に抗して径方向外方へ移動して前記プーリ(8)に設けた凹部(8f)に入り込み、前記ストッパピン保持部材(6)とプーリ(8)の相対回転を停止せしめるものであることを特徴とするダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29597994A JP3543852B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29597994A JP3543852B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | ダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135738A JPH08135738A (ja) | 1996-05-31 |
JP3543852B2 true JP3543852B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17827573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29597994A Expired - Fee Related JP3543852B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3543852B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009031569A1 (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-12 | Ntn Corporation | クラッチ内蔵プーリユニット |
JP5257617B2 (ja) * | 2009-06-16 | 2013-08-07 | Nok株式会社 | トルク変動吸収ダンパ |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP29597994A patent/JP3543852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08135738A (ja) | 1996-05-31 |
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JPS631076Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031224 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040223 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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