JP3537290B2 - シリアルインタフェース回路 - Google Patents

シリアルインタフェース回路

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JP3537290B2
JP3537290B2 JP13653197A JP13653197A JP3537290B2 JP 3537290 B2 JP3537290 B2 JP 3537290B2 JP 13653197 A JP13653197 A JP 13653197A JP 13653197 A JP13653197 A JP 13653197A JP 3537290 B2 JP3537290 B2 JP 3537290B2
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/45Transmitting circuits; Receiving circuits using electronic distributors
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送されてきたシ
リアルデータに対するインタフェース処理を行うシリア
ルインタフェース回路に関し、例えば、ディジタル伝送
装置やディジタル交換装置などの監視制御盤と被監視制
御盤との間のシリアルデータ伝送に適用し得るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディジタル伝送装置は、図2に
示すように、通信チャネルのデータ伝送処理に供する複
数のデータ入出力盤(例えば回線トランク)1−1〜1
−Nと、各データ入出力盤1−n(nは1〜N)の状態
を監視したり制御したりする監視制御盤2とを有する。
【0003】各データ入出力盤1−nや、監視制御盤2
はそれぞれ、プリント配線基板やトランクなどのユニッ
トとして構成されており、監視制御盤2と各データ入出
力盤1−nとの監視データや制御データ(以下、監視制
御データと呼ぶ)の授受は、監視制御盤2の起動によ
り、シリアルデータ伝送方式に従って行われる。
【0004】従来においては、監視制御盤2と各データ
入出力盤1−nとの間はそれぞれ、クロック信号、授受
データ及びスキャン信号用の3本の信号線によって接続
されており、いわゆる3線インタフェース方式によって
監視制御データのシリアルデータ伝送を行っていた。監
視制御盤2と各データ入出力盤1−nとの接続は、図2
に示すように、監視制御盤2を中心とした1対Nのスタ
ー状結線になっていた。
【0005】ここで、クロック信号用の信号線には、監
視制御盤2からデータ入出力盤1−nへ供給されるクロ
ック信号を伝送するものである。また、監視制御データ
用の信号線は、監視制御盤2とデータ入出力盤1−nと
の監視制御データの双方向のシリアル伝送に用いられる
ものである。スキャン信号用の信号線は、監視制御デー
タの1回の通信期間の間だけ有意な論理レベル(例えば
Hレベル)をとるスキャン信号を、監視制御盤2からデ
ータ入出力盤1−nに伝送するものである。
【0006】監視制御データの1回の通信期間は、当然
にクロック信号に同期しており、図3に示すように、デ
ータ入出力盤1−n内部での監視制御対象回路を規定し
たり伝送方向を規定したりする制御アドレスを表す32
ビットの期間(32クロック周期;以下同様)と、制御
アドレスに係る奇数/偶数パリティの1ビットの期間
と、待機期間である8ビットの期間と、監視制御データ
を示す32ビットの期間と、監視制御データに係る奇数
/偶数パリティの1ビットの期間との計74ビット期間
(74クロック周期)から構成されている。
【0007】上述したスキャン信号は、この74ビット
期間の間だけ有意な論理レベル(例えばHレベル)をと
る。
【0008】制御アドレス、及び、制御アドレスに係る
奇数/偶数パリティは、常に、監視制御盤2からデータ
入出力盤1−nに伝送されるものである。これに対し
て、監視制御データ、及び、監視制御データに係る奇数
/偶数パリティは、制御アドレス内の伝送方向を示す情
報に従って、監視制御盤2からデータ入出力盤1−n
に、又は、データ入出力盤1−nから監視制御盤2に伝
送されるものである。監視制御データを、データ入出力
盤1−nから監視制御盤2に伝送する場合には、データ
入出力盤1−nの内部において、制御アドレス、及び、
制御アドレスに係る奇数/偶数パリティの受信状態か
ら、監視制御データ、及び、監視制御データに係る奇数
/偶数パリティの送信状態に切り替えることを要し、そ
のため、上述した待機期間が設けられている。
【0009】データ入出力盤1−nにおける従来のシリ
アルインタフェース回路においては、スキャン信号によ
って、通信期間を確認しながら、クロック信号に同期し
て、制御アドレスなどの受信や、監視制御データなどの
受信又は送信を行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
3線インタフェース方式に従った監視制御盤2とデータ
入出力盤1−nとのシリアルデータ伝送においては、1
個のデータ入出力盤1−nに対してそれぞれ、3本の信
号線を必要としており、多数のデータ入出力盤と接続す
る場合には配線数が多くなっていた。実際上、データ入
出力盤間での配線もあり、ディジタル伝送装置における
配線数は多大である。
【0011】このように配線数が多いと、近接配線され
る信号線も多くなってクロストークの恐れが高まると共
に、配線を実行しないデータ入出力盤間を設けたりし、
監視制御盤2とデータ入出力盤1−nとのシリアルデー
タ伝送に供する信号以外の信号伝送に影響を与えてい
た。また、配線数が多いので、保守作業の効率を下げる
こともあった。
【0012】そこで、監視制御盤2とデータ入出力盤1
−nとのシリアルデータ伝送を、2本の信号線以下で行
うことも考えられる。この場合、監視制御盤2のシリア
ルインタフェース回路及びデータ入出力盤1−nのシリ
アルインタフェース回路やそのデータ構成などを、従来
のものから大きく変更しなくてはならない。監視制御盤
2は、ディジタル伝送装置の全体の制御を司るものであ
るので、その変更は慎重ではなければならない。
【0013】そのため、監視制御盤2側をほとんど変更
することなく、配線数の削減に応じられるシリアルイン
タフェース回路が求められている。このような要求は、
ディジタル伝送装置だけでなく、3線インタフェース方
式によるシリアルデータ伝送を採用している多くの装置
についても求められている。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、対向するシリアルインタフェース
回路と、データ信号線及びスキャン信号線とで接続され
ており、1回の通信期間の少なくとも開始時点を表すス
キャン信号と、少なくとも通信期間の前半期間において
データとが、対向するシリアルインタフェース回路から
与えられるシリアルインタフェース回路において、以下
の手段を有することを特徴とする。
【0015】すなわち、(1)対向するシリアルインタ
フェース回路がデータ送信時に同期送信動作させるため
のクロック信号の周波数のN倍の周波数を有する高速ク
ロック信号を発振するクロック発振手段と、(2)対向
するシリアルインタフェース回路から与えられたスキャ
ン信号の通信期間の開始時点を基準位相として、クロッ
ク発振手段からの高速クロック信号を1/N分周するク
ロック分周手段と、(3)このクロック分周手段からの
分周クロック信号に基づいて、データ信号線を介したデ
ータの授受を行うデータ通信手段とを有することを特徴
とする。
【0016】また、第2の本発明は、対向するシリアル
インタフェース回路が接続可能なデータ信号線、クロッ
ク信号線及びスキャン信号線のうちの、データ信号線及
びクロック信号線とで対向するシリアルインタフェース
回路に接続されており、1回の通信期間の開始複数ビッ
ト期間では、クロック信号と、同期パターンでなるデー
タとが対向するシリアルインタフェース回路から与えら
れるシリアルインタフェース回路において、以下の手段
を有することなどを特徴とする。
【0017】すなわち、(0)1回の通信時間は、前半
の期間が、データ本体の通信方向やデータ本体の通信に
供する装置部分を規定するアドレスの受信期間に設定さ
れ、後半の期間がデータ本体の受信又は送信の期間に設
定されており、アドレスの開始複数ビット期間が同期パ
ターンに変更されていると共に、(1)対向するシリア
ルインタフェース回路から与えられたクロック信号に基
づいて、データ信号線からのシリアルデータを少なくと
も同期パターン数分だけラッチするシフトレジスタ手段
と、(2)このシフトレジスタ手段にラッチされている
同期パターン数分のビットパターンが、同期パターンに
一致しているかを確認する照合手段と、(3)この照合
手段が同期パターンとの一致を検出したときに、通信期
間であることを認識し、対向するシリアルインタフェー
ス回路から与えられたクロック信号に基づいて、データ
信号線を介して受信したアドレスを解釈するアドレス解
釈手段と、(4)アドレスの解釈結果に応じ、しかも、
対向するシリアルインタフェース回路から与えられたク
ロック信号に基づいて、データ信号線を介したデータ本
体を受信し、又は、データ信号線へデータ本体を送信す
データ通信手段とを有することを特徴とする。
【0018】さらに、第3の本発明は、対向するシリア
ルインタフェース回路が接続可能なデータ信号線、クロ
ック信号線及びスキャン信号線のうちの、データ信号線
対向するシリアルインタフェース回路に接続されてお
り、1回の通信期間の開始複数ビット期間では同期パタ
ーンでなるデータが対向するシリアルインタフェース回
路から与えられるシリアルインタフェース回路におい
て、以下の手段を有することなどを特徴とする。
【0019】すなわち、(0)1回の通信時間は、前半
の期間が、データ本体の通信方向やデータ本体の通信に
供する装置部分を規定するアドレスの受信期間に設定さ
れ、後半の期間がデータ本体の受信又は送信の期間に設
定されており、アドレスの開始複数ビット期間が同期パ
ターンに変更されていると共に、(1)対向するシリア
ルインタフェース回路がデータ送信時に同期送信動作さ
せるために利用しているクロック信号の周波数のN倍の
周波数を有する高速クロック信号を発振するクロック発
振手段と、(2)少なくとも同期パターン数のN倍分の
段数を有し、クロック発振手段が発振した高速クロック
信号に基づいて、データ信号線からのシリアルデータ
ッチするシフトレジスタ手段と、(3)このシフトレ
ジスタ手段にラッチされている同期パターン数のN倍分
のビットパターンが、同期パターンの各ビットをN回ず
つ繰り返したパターンに一致しているかを確認する照合
手段と、(4)この照合手段が両パターンの一致を検出
した時点を基準位相として、クロック発振手段からの高
速クロック信号を1/N分周するクロック分周手段と、
(5)このクロック分周手段からの分周クロック信号に
基づいて、データ信号線を介して受信したアドレスを解
釈するアドレス解釈手段と、(6)アドレスの解釈結果
に応じ、しかも、クロック分周手段からの分周クロック
信号に基づいて、データ信号線を介したデータ本体を受
信し、又は、データ信号線へデータ本体を送信するデー
タ通信手段とを有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明のシリアルインタフェース回路を、ディジ
タル伝送装置に適用した第1の実施形態を、図面を参照
しながら詳述する。
【0021】第1の実施形態のディジタル伝送装置も、
図示は省略するが、複数のデータ入出力盤と、各データ
入出力盤の状態を監視したり制御したりする監視制御盤
とからなる(上述した図2参照)。以下では、データ入
出力盤及び監視制御盤について、上述した図2で用いた
符号を付与して説明を行う。
【0022】第1の実施形態のディジタル伝送装置にお
いても、監視制御盤2は、上述した3線インタフェース
方式に従って、データ入出力盤1−nに対するシリアル
データ伝送処理を行うものである。
【0023】しかしながら、この第1の実施形態におい
ては、監視制御盤2とデータ入出力盤1−nとの間は、
図示は省略するが、スキャン信号線とデータ信号線との
2本の信号線とで接続されている。
【0024】以上のように、監視制御盤2が3線インタ
フェース方式に従って動作し、かつ、監視制御盤2との
間がスキャン信号線とデータ信号線との2本の信号線と
で接続されていても、監視制御盤2との監視制御データ
を授受できるように、第1の実施形態のデータ入出力盤
1−nは、図1に示すシリアルインタフェース回路を備
えている。
【0025】図1において、このシリアルインタフェー
ス回路は、データ信号線接続端子10D、スキャン信号
線接続端子10S、データレシーバ11R、データドラ
イバ11D、スキャン信号レシーバ12、クロック発振
回路13、クロック分周回路14及びデータ送受信部1
5を有する。
【0026】データレシーバ11Rは、データ信号線接
続端子10Dを介して接続されているデータ信号線から
の到来データを内部に取り込んでデータ送受信部15に
与えるものであり、データドライバ11Dは、データ送
受信部15から出力されたデータの送信時にデータ信号
線接続端子10Dを介して接続されているデータ信号線
を駆動するものである。これらデータレシーバ11R及
びデータドライバ11Dは、データ送受信部15からの
伝送方向制御信号により、択一的に動作するものであ
り、送受信を実行していない待機状態では、データレシ
ーバ11Rが動作できるようになされている。
【0027】スキャン信号レシーバ12は、スキャン信
号線接続端子10Sを介して接続されているスキャン信
号線からのスキャン信号を内部に取り込んでクロック分
周回路14及びデータ送受信部15に与えるものであ
る。
【0028】クロック発振回路13は、監視制御盤2に
おけるクロック信号の周波数の8倍の周波数を有する8
倍クロック信号を発振するものであり、生成した8倍ク
ロック信号をクロック分周回路14に与えるものであ
る。このクロック発振回路13によって生成される8倍
クロック信号は、当然に、監視制御盤2におけるクロッ
ク信号と非同期なものである。
【0029】クロック分周回路14は、スキャン信号レ
シーバ12からのスキャン信号の有意論理レベル(例え
ばHレベル)への変化エッジを位相基準として、クロッ
ク発振回路13から与えられた8倍クロック信号を1/
8分周し、分周によって得られたクロック信号をデータ
送受信部15に与えるものである。クロック分周回路1
4から出力されたクロック信号は、監視制御盤2におけ
るクロック信号とは同期していないが、周波数は同じで
ある。仮に、監視制御盤2からクロック信号が伝送され
てきたとした場合において、その受信クロック信号と、
クロック分周回路14から出力されたクロック信号との
位相差は1/8クロック周期程度である。
【0030】データ送受信部15は、クロック分周回路
14から出力されたクロック信号を、あたかも監視制御
盤2から送信されてきたクロック信号と同様に取り扱っ
て、監視制御盤2との監視制御データとの送受信を行
う。
【0031】すなわち、データ送受信部15は、クロッ
ク分周回路14から出力されたクロック信号に基づいて
取り込んだスキャン信号レシーバ12からのスキャン信
号の有意論理レベルへの変化によって通信開始を認識
し、クロック分周回路14から出力されたクロック信号
に同期して、データレシーバ11Rから制御アドレス及
びその奇数/偶数パリティを受信し、誤りがないことを
確認した制御アドレスに基づいて、監視制御データの伝
送方向や、監視制御データの受信先又は送信元になる当
該データ入出力盤1−nにおける図示しない回路部分
(以下、監視制御データ処理部と呼ぶ)を認識する。
【0032】そして、監視制御データの伝送方向が監視
制御盤2から当該データ入出力盤1−nへの場合には、
データレシーバ11Rの有効動作状態を変えることな
く、クロック分周回路14から出力されたクロック信号
に同期して、データレシーバ11Rから監視制御データ
及びその奇数/偶数パリティを受信し、誤りがないこと
を確認した監視制御データを図示しない監視制御データ
処理部に与える。
【0033】一方、監視制御データの伝送方向が当該デ
ータ入出力盤1−nから監視制御盤2への場合には、デ
ータドライバ11Dを有効動作状態に変更し、図示しな
い監視制御データ処理部から出力された監視制御データ
及びその奇数/偶数パリティを、クロック分周回路14
から出力されたクロック信号に同期して、データドライ
バ11D及びデータ信号線接続端子10Dを介して、デ
ータ信号線に送出する。
【0034】図4は、クロック信号線を、監視制御盤2
及びデータ入出力盤1−n間で接続しなくても、監視制
御盤2及びデータ入出力盤1−n間で、監視制御データ
を授受できることを説明するためのタイミングチャート
である。
【0035】監視制御盤2において、通信開時には、
図4(B)に示す内部クロック信号(その立上りエッ
ジ)に同期して、図4(A)に示す制御アドレスを送出
し始めると共に、図4(C)に示すスキャン信号を有意
論理レベル(Hレベル)に変化させる(丸1)。このう
ちの制御アドレス及びスキャン信号だけがデータ入出力
盤1−nに伝送され、クロック信号はデータ入出力盤1
−nに伝送されない。
【0036】データ入出力盤1−nにおいて、クロック
発振回路13からは、図4(B)に示すクロック信号と
は非同期な図4(D)に示す8倍クロック信号が出力さ
れている。クロック分周回路14は、図4(C)に示す
スキャン信号の有意論理レベル(Hレベル)への変化を
位相基準として、図4(D)に示す8倍クロック信号を
1/8分周して、図4(E)に示すクロック信号を生成
する()。
【0037】データ送受信部15においては、図4
(E)に示すクロック信号(その立下りエッジ)を基準
として、監視制御盤2から与えられた図4(A)に示す
制御アドレスなどの各ビットを取り込む()。
【0038】このようにして、図4(E)に示すクロッ
ク信号を基準に図4(A)に示す制御アドレスなどの各
ビットを取り込んでも、図4(B)に示すクロック信号
と図4(E)に示すクロック信号との位相差はごく僅か
(1/8クロック周期程度)であるので、監視制御盤2
から到来する制御アドレス、監視制御データに対するセ
ットアップタイムやホールドタイムは保証される。
【0039】また、データ入出力盤1−nから監視制御
データを監視制御盤2に送信する場合には、データ入出
力盤1−nにおいて、図4(E)に示すクロック信号に
基づいて送信動作が行われ、監視制御盤2において、図
4(B)に示すクロック信号に基づいて受信動作が行わ
れるが、この場合にも、図4(B)に示すクロック信号
と図4(E)に示すクロック信号との位相差はごく僅か
(1/8クロック周期程度)であるので、監視制御盤2
における監視制御データに対するセットアップタイムや
ホールドタイムは保証される。
【0040】以上のように、第1の実施形態のディジタ
ル伝送装置によれば、監視制御盤2が3線インタフェー
ス方式によるシリアルデータ伝送動作を行っても、クロ
ック信号線を、監視制御盤2及びデータ入出力盤1−n
間で接続することなく、監視制御盤2及びデータ入出力
盤1−n間で監視制御データを授受できる。すなわち、
監視制御盤2及び1個のデータ入出力盤1−n間を、デ
ータ信号線及びスキャン信号線だけで接続すれば良く、
ディジタル伝送装置全体の配線数をデータ入出力盤の数
だけ従来より少なくすることができ、多大な配線数のた
めに生じていた従来の課題を減少させることができる。
【0041】(B)第2の実施形態 次に、本発明のシリアルインタフェース回路を、ディジ
タル伝送装置に適用した第2の実施形態を、図面を参照
しながら詳述する。
【0042】第2の実施形態のディジタル伝送装置も、
図示は省略するが、複数のデータ入出力盤と、各データ
入出力盤の状態を監視したり制御したりする監視制御盤
とからなる(上述した図2参照)。以下では、データ入
出力盤及び監視制御盤について、上述した図2で用いた
符号を付与して説明を行う。
【0043】第2の実施形態のディジタル伝送装置にお
いても、監視制御盤2は、上述した3線インタフェース
方式に従って、データ入出力盤1−nに対するシリアル
データ伝送処理を行うものである。なお、第2の実施形
態の監視制御盤2は、制御アドレスの最初の4ビットに
同期パターンを挿入する。例えば、同期パターンの挿入
動作は、送信データ(制御アドレスや監視制御データな
ど)を作成するソフトウェア的な処理で行うことがで
き、このようにしても、監視制御盤2のハードウェア構
成は、従来とほぼ同様である。
【0044】この第2の実施形態においては、監視制御
盤2とデータ入出力盤1−nとの間は、図示は省略する
が、クロック信号線とデータ信号線との2本の信号線と
で接続されている。
【0045】以上のように、監視制御盤2が3線インタ
フェース方式に従って動作し、かつ、監視制御盤2との
間がクロック信号線とデータ信号線との2本の信号線と
で接続されていても、監視制御盤2との監視制御データ
を授受できるように、第2の実施形態のデータ入出力盤
1−nは、図5に示すシリアルインタフェース回路を備
えている。
【0046】図5において、このシリアルインタフェー
ス回路は、データ信号線接続端子20D、クロック信号
線接続端子20C、データレシーバ21R、データドラ
イバ21D、クロック信号レシーバ22、受信シフトレ
ジスタ23、同期パターン記憶部24、照合部25、カ
ウンタ26、データ送受信部27及び送信シフトレジス
タ28を有する。
【0047】データレシーバ21Rは、データ信号線接
続端子20Dを介して接続されているデータ信号線から
の到来データを内部に取り込んで受信シフトレジスタ2
3に与えるものであり、データドライバ21Dは、送信
シフトレジスタ23から出力されたデータの送信時にデ
ータ信号線接続端子10Dを介して接続されているデー
タ信号線を駆動するものである。これらデータレシーバ
21R及びデータドライバ21Dは、データ送受信部2
7からの伝送方向制御信号により、択一的に動作するも
のであり、送受信を実行していない待機状態では、デー
タレシーバ21Rが動作できるようになされている。
【0048】クロック信号レシーバ22は、クロック信
号線接続端子20Cを介して接続されているクロック信
号線からのクロック信号を内部に取り込んで、受信シフ
トレジスタ23、照合部25、カウンタ26、データ送
受信部27及び送信シフトレジスタ28に与えるもので
ある。
【0049】受信シフトレジスタ23は、データレシー
バ21Rを取り込んだデータ(制御アドレスや、監視制
御データ)を、クロック信号レシーバ22からのクロッ
ク信号に基づいて、シフト動作するものである。
【0050】この受信シフトレジスタ23の段数は、制
御アドレス及びその奇数/偶数パリティ、又は、監視制
御盤2から到来する監視制御データ及びその奇数/偶数
パリティを考慮して33段に選定されている。受信シフ
トレジスタ23に、制御アドレス及びその奇数/偶数パ
リティ、又は、監視制御盤2から到来する監視制御デー
タ及びその奇数/偶数パリティの計33ビットがラッチ
されたときには、データ送受信部27によって、その3
3ビットが並列に取り込まれるようになされている。
【0051】受信シフトレジスタ23の入力側の4段に
ラッチされた4ビットは、常時(クロック信号で定まる
各時刻において)、照合部25に与えられるようになさ
れている。
【0052】同期パターン記憶部24は、監視制御盤2
が通信の最初に送信する4ビットの同期パターンを記憶
しており、その4ビットの同期パターンをパラレルにし
かも常時照合部25に与えるものである。
【0053】照合部25は、受信シフトレジスタ23の
入力側の4段にラッチされた4ビットと、同期パターン
記憶部24に記憶されている4ビットの同期パターンと
を、クロック信号レシーバ22からクロック信号が与え
られる毎に照合し、一致しているときに、一致信号をカ
ウンタ26に与えるものである。
【0054】カウンタ26は、一致信号が照合部25か
ら与えられたときに値「5」をプリセットし、クロック
信号レシーバ22からのクロック信号に基づいて、計数
動作するものである。カウンタ26のカウント値は、1
回の通信期間における何ビット目の期間かを表している
ものであり、データ送受信部27に与えられる。
【0055】なお、第1の実施形態においても、1回の
通信期間における何ビット目の期間かを計数するカウン
タは設けられているが、上述した第1の実施形態に係る
図1上では、データ送受信部15が内蔵しているとして
表記している。
【0056】データ送受信部27は、クロック信号レシ
ーバ22からのクロック信号に基づいて、監視制御盤2
との監視制御データとの送受信を行うものである。
【0057】データ送受信部27は、カウンタ26のカ
ウント値が「5」になったことで、通信開始を認識し、
カウンタ26のカウント値が「33」になったときに、
受信シフトレジスタ23にラッチされている制御アドレ
ス及びその奇数/偶数パリティの33ビットをパラレル
に取り込み、誤りがないことを確認した制御アドレスに
基づいて、監視制御データの伝送方向や、監視制御デー
タの受信先又は送信元になる当該データ入出力盤1−n
における図示しない回路部分(以下、監視制御データ処
理部と呼ぶ)を認識する。
【0058】そして、データ送受信部27は、監視制御
データの伝送方向が監視制御盤2から当該データ入出力
盤1−nへの場合には、データレシーバ21Rの有効動
作状態を変えることなく、受信シフトレジスタ23にシ
フト動作を実行させ、カウンタ26のカウント値が「7
5」になったときに、クロック信号レシーバ22から出
力されたクロック信号に同期して、受信シフトレジスタ
23にラッチされている監視制御データ及びその奇数/
偶数パリティの33ビットをパラレルに取り込み、誤り
がないことを確認した監視制御データを図示しない監視
制御データ処理部に与える。
【0059】一方、データ送受信部27は、監視制御デ
ータの伝送方向が当該データ入出力盤1−nから監視制
御盤2への場合には、カウンタ26のカウント値が「4
1」になる前に、データドライバ21Dを有効動作状態
に変更し、カウンタ26のカウント値が「41」のとき
に、図示しない監視制御データ処理部から出力された監
視制御データ及びその奇数/偶数パリティの計33ビッ
トのパラレルデータを、送信シフトレジスタ28にセッ
トさせる。
【0060】送信シフトレジスタ28は、このようにし
てパラレルにセットされた監視制御データ及びその奇数
/偶数パリティを、クロック信号レシーバ22から出力
されたクロック信号に同期して、データドライバ21D
及びデータ信号線接続端子20Dを介して、データ信号
線にシリアルに送出する。このシリアル送出期間は、カ
ウンタ26のカウント値が「42」から「74」まで変
化している33ビット期間である。
【0061】データ送受信部27は、カウンタ26のカ
ウント値が「75」になったときに、カウンタ26をリ
セットさせると共に、データレシーバ21Rを有効動作
状態に復帰させて次の通信に備える。
【0062】なお、データ送受信部27は、パラレル入
力された32ビットの制御アドレスを、8クロック周期
の期間以内で解析する必要があるので、図示は省略する
が、監視制御盤2からのクロック信号に同期したしかも
それより高速なクロック信号に基づいて、動作すること
を要する。
【0063】図6は、スキャン信号線を、監視制御盤2
及びデータ入出力盤1−n間で接続しなくても、データ
入出力盤1−nが通信開始を認識できて、監視制御盤2
及びデータ入出力盤1−n間で、監視制御データを授受
できることを説明するためのタイミングチャートであ
る。なお、図6において、各ビットD31〜D0は、制
御アドレスを表しており、そのうちの4ビットD31〜
D28は同期パターンである。
【0064】監視制御盤2において、通信開時には、
図6(B)に示す内部クロック信号(その立上りエッ
ジ)に同期して、図6(A)に示す制御アドレスを送出
し始めると共に、図6(C)に示すスキャン信号を有意
論理レベル(Hレベル)に変化させる(丸1)。このう
ちの制御アドレス及びクロック信号だけがデータ入出力
盤1−nに伝送され、スキャン信号はデータ入出力盤1
−nに伝送されない。
【0065】データ入出力盤1−nにおいて、受信シフ
トレジスタ23は、図6(B)に示すクロック信号(そ
の立下りエッジ)に同期して、新たなビットデータを内
部に取り込むと共に、1段先へのシフト動作を実行す
る。制御アドレスの第1のビットデータD31が到来し
ているときには、受信シフトレジスタ23の第1段に
は、図6(D0)に示すように、そのビットデータD3
1がラッチされる()。
【0066】受信シフトレジスタ23の第1段及び第2
段に、図6(D0)及び(D1)に示すように、同期パ
ターンを構成する2個のビットデータD31及びD30
がラッチされている状態で、照合部25が同期パターン
記憶部24に格納されている同期パターンと照合しても
一致結果は得られない()。
【0067】その後、監視制御盤2から同期パターンを
構成する4ビットデータD31〜D28が到来し、受信
シフトレジスタ23の第1段〜第4段に、図6(D0)
及び(D3)に示すように、同期パターンを構成する4
個のビットデータD31〜D28がラッチされたときに
は、照合部25によって、同期パターン記憶部24に格
納されている同期パターンと一致したという結果が得ら
れ、上述したようにして、データ送受信部27が通信開
始を認識して上述した一連の通信処理を行う()。
【0068】一致という照合結果が得られた以降は、図
6(D4)や(D5)に示すように、受信シフトレジス
タ23の上位側の段には、意味のある受信ビットデータ
がラッチされていく()。
【0069】以上のように、第2の実施形態のディジタ
ル伝送装置によれば、監視制御盤2が3線インタフェー
ス方式によるシリアルデータ伝送動作を行っても、スキ
ャン信号線を監視制御盤2及びデータ入出力盤1−n間
で接続することなく、データ入出力盤1−nが通信開始
を認識することができて、監視制御盤2及びデータ入出
力盤1−n間で監視制御データを授受できる。
【0070】すなわち、監視制御盤2及び1個のデータ
入出力盤1−n間を、データ信号線及びクロック信号線
だけで接続すれば良く、ディジタル伝送装置全体の配線
数をデータ入出力盤の数だけ従来より少なくすることが
でき、多大な配線数のために生じていた従来の課題を減
少させることができる。
【0071】(C)第3の実施形態 次に、本発明のシリアルインタフェース回路を、ディジ
タル伝送装置に適用した第3の実施形態を、図面を参照
しながら詳述する。
【0072】第3の実施形態のディジタル伝送装置も、
図示は省略するが、複数のデータ入出力盤と、各データ
入出力盤の状態を監視したり制御したりする監視制御盤
とからなる(上述した図2参照)。以下では、データ入
出力盤及び監視制御盤について、上述した図2で用いた
符号を付与して説明を行う。
【0073】第3の実施形態のディジタル伝送装置にお
いても、監視制御盤2は、上述した3線インタフェース
方式に従って、データ入出力盤1−nに対するシリアル
データ伝送処理を行うものである。なお、第3の実施形
態の監視制御盤2は、第2の実施形態と同様に、制御ア
ドレスの最初の4ビットに同期パターンを挿入して伝送
する。
【0074】この第3の実施形態においては、監視制御
盤2とデータ入出力盤1−nとの間は、図示は省略する
が、データ信号線の1本の信号線とで接続されている。
【0075】以上のように、監視制御盤2が3線インタ
フェース方式に従って動作し、かつ、監視制御盤2との
間がデータ信号線だけで接続されていても、監視制御盤
2との監視制御データを授受できるように、第3の実施
形態のデータ入出力盤1−nは、図7に示すシリアルイ
ンタフェース回路を備えている。
【0076】図7において、このシリアルインタフェー
ス回路は、データ信号線接続端子30、データレシーバ
31R、データドライバ31D、クロック発振回路3
2、シフトレジスタ33、同期パターン記憶部34、照
合部35、クロック分周回路36及びデータ送受信部3
7を有する。
【0077】データレシーバ31Rは、データ信号線接
続端子30を介して接続されているデータ信号線からの
到来データを内部に取り込んでシフトレジスタ33及び
データ送受信部37に与えるものであり、データドライ
バ31Dは、データ送受信部37から出力されたデータ
の送信時にデータ信号線接続端子30を介して接続され
ているデータ信号線を駆動するものである。これらデー
タレシーバ31R及びデータドライバ31Dは、データ
送受信部37からの伝送方向制御信号により、択一的に
動作するものであり、送受信を実行していない待機状態
では、データレシーバ31Rが動作できるようになされ
ている。
【0078】クロック発振回路32は、監視制御盤2に
おけるクロック信号の周波数の8倍の周波数を有する8
倍クロック信号を発振するものであり、生成した8倍ク
ロック信号をシフトレジスタ33、照合部35及びクロ
ック分周回路36に与えるものである。このクロック発
振回路32によって生成される8倍クロック信号は、当
然に、監視制御盤2におけるクロック信号と非同期なも
のである。
【0079】シフトレジスタ33は、データレシーバ3
1Rからのデータを、クロック発振回路32によって生
成された8倍クロック信号に基づいて、内部に取り込ん
でシフト動作するものである。このシフトレジスタ33
の段数は、32段に選定されている。シフトレジスタ3
3にラッチされた32ビットは、パラレルに照合部34
に与えられるようになされている。
【0080】シフトレジスタ33が8倍クロック信号に
基づいて動作しているので、ラッチされている32ビッ
トが、監視制御盤2が通信の最初に送信する4ビットの
同期パターンの各ビットを8回ずつ繰り返したパターン
になるタイミングがある。このタイミングは、監視制御
盤2が同期パターンを出力し終えた時点から1/8クロ
ック周期程度ずれている。
【0081】同期パターン記憶部34は、監視制御盤2
が通信の最初に送信する4ビットの同期パターンの各ビ
ットを8回ずつ繰り返したパターンを、照合用の同期パ
ターンとして記憶しており、その32ビットの同期パタ
ーンをパラレルにしかも常時照合部35に与えるもので
ある。
【0082】照合部35は、クロック発振回路32によ
って生成された8倍クロック信号が与えられる毎に、シ
フトレジスタ32にラッチされている32ビットのパタ
ーンと、同期パターン記憶部34に記憶されている32
ビットの同期パターンとを照合し、一致しているとき
に、一致信号をクロック分周回路36及びデータ送受信
部37に与える。なお、照合部35は、データ送受信部
37から通信期間の終了が指示されるまでは、一致信号
の有意論理レベルを保持するものである。
【0083】クロック分周回路36は、照合部35から
の一致信号が与えられたタイミング(一致信号の有意論
理レベルへの変化エッジ)を位相基準として、クロック
発振回路32から与えられた8倍クロック信号を1/8
分周し、分周によって得られたクロック信号をデータ送
受信部37に与える。
【0084】クロック分周回路36から出力されたクロ
ック信号は、監視制御盤2におけるクロック信号とは同
期していないが、周波数は同じである。仮に、監視制御
盤2からクロック信号が伝送されてきたとした場合にお
いて、その受信クロック信号と、クロック分周回路36
から出力されたクロック信号との位相差は1/8クロッ
ク周期程度である。
【0085】データ送受信部37は、照合部35からの
一致信号をあたかも監視制御盤2から送信されてきたス
キャン信号が4クロック周期だけ遅延されたものと同様
に取り扱って、また、クロック分周回路36から出力さ
れたクロック信号を、あたかも監視制御盤2から送信さ
れてきたクロック信号と同様に取り扱って、監視制御盤
2との監視制御データ本体の送受信を行う。
【0086】すなわち、データ送受信部37は、一致信
号の有意論理レベルへの変化によって通信開始を認識し
(正確には、通信開始時点から4クロック周期遅れてい
ることを認識し)、クロック分周回路36から出力され
たクロック信号に同期して、データレシーバ31Rから
制御アドレス及びその奇数/偶数パリティを受信し、誤
りがないことを確認した制御アドレスに基づいて、監視
制御データの伝送方向や、監視制御データの受信先又は
送信元になる当該データ入出力盤1−nにおける図示し
ない回路部分(以下、監視制御データ処理部と呼ぶ)を
認識する。
【0087】なお、この第3の実施形態の場合、制御ア
ドレス32ビット中の最初の4ビットの同期パターン
は、データ送受信部37が取り込むことができないが、
同期パターンは、同期処理にのみ意味を有するものであ
るので、データ送受信部37が取り込むことができない
ことが問題となることはない。
【0088】そして、データ送受信部37は、監視制御
データの伝送方向が監視制御盤2から当該データ入出力
盤1−nへの場合には、データレシーバ31Rの有効動
作状態を変えることなく、クロック分周回路36から出
力されたクロック信号に同期して、データレシーバ31
Rから監視制御データ及びその奇数/偶数パリティを受
信し、誤りがないことを確認した監視制御データを図示
しない監視制御データ処理部に与える。
【0089】一方、データ送受信部37は、監視制御デ
ータの伝送方向が当該データ入出力盤1−nから監視制
御盤2への場合には、データドライバ31Dを有効動作
状態に変更し、図示しない監視制御データ処理部から出
力された監視制御データ及びその奇数/偶数パリティ
を、クロック分周回路36から出力されたクロック信号
に同期して、データドライバ31D及びデータ信号線接
続端子30を介して、データ信号線に送出する。
【0090】なお、データ送受信部37は、タイマとし
てのカウンタを内蔵しており、通信期間における各ビッ
ト期間を確認して動作している。
【0091】ここで、8倍クロック信号に基づいて、到
来データをシフトレジスタ33に取り込んで、内部記憶
している同期パターンと照合することは、通信開始を認
識できるようにしたためであり、用いるクロック速度は
異なるが、その目的としている所は第2の実施形態と同
様である。8倍クロック信号に基づいて、照合している
ため、一致信号が出力されるタイミングは、第2の実施
形態と異なるが、一致信号が生じさせるの各部タイミ
ングチャートは、上述した図6に類似しているので、そ
の図示及び説明は省略する。
【0092】また、8倍クロック信号に基づいて、同期
パターン照合動作を行い、一致信号を形成させるように
しているので、一致信号が有利論理レベルに変化する位
相は、監視制御盤2におけるクロック信号と1/8クロ
ック周期程度異なっている。これをスキャン信号とみな
して、8倍クロック信号を分周しており、分周によって
得られるクロック信号と、監視制御盤2におけるクロッ
ク信号との位相関係は、上述した第1の実施形態に係る
図4とほぼ同様であり、そのため、これらの位相関係を
明らかにするタイミングチャートの図示及びその説明は
省略する。
【0093】以上のように、この第3の実施形態におい
ては、監視制御盤2とデータ入出力盤1−nとがデータ
信号線だけで接続されていても、データ入出力盤1−n
において、通信開始を認識でき、また、監視制御盤2の
クロック信号とはごく僅かにしか位相がずれていないク
ロック信号に基づいて、受信、送信を行うことができ
る。すなわち、データ入出力盤1−nにおいて、監視制
御盤2から到来する制御アドレス、監視制御データに対
するセットアップタイムやホールドタイムが保証され
る。また、データ入出力盤1−nから監視制御データを
監視制御盤2に送信する場合においても、監視制御盤2
における監視制御データに対するセットアップタイムや
ホールドタイムは保証される。
【0094】以上のように、第3の実施形態のディジタ
ル伝送装置によれば、監視制御盤2が3線インタフェー
ス方式によるシリアルデータ伝送動作を行っても、クロ
ック信号線及びスキャン信号線を、監視制御盤2及びデ
ータ入出力盤1−n間で接続することなく、監視制御盤
2及びデータ入出力盤1−n間で監視制御データを授受
できる。
【0095】すなわち、監視制御盤2及び1個のデータ
入出力盤1−n間を、データ信号線だけで接続すれば良
く、ディジタル伝送装置全体の配線数をデータ入出力盤
の数の2倍だけ従来より少なくすることができ、多大な
配線数のために生じていた従来の課題を大幅に減少させ
ることができる。
【0096】(D)他の実施形態 上記第1及び第3の実施形態においては、監視制御盤に
おけるクロック信号の周波数の8倍の周波数を有する8
倍クロック信号を利用するものを示したが、分周処理し
た後のクロック信号と監視制御盤におけるクロック信号
との位相差が小さくなる点を確保できるならば、他の周
波数のクロック信号をデータ入出力盤で用いるようにし
ても良い。
【0097】上記第2及び第3の実施形態においては、
同期パターンが4ビットでなるのものを示したが、これ
以外のビット数でなる同期パターンを適用するようにし
ても良い。
【0098】上記各実施形態においては、双方向の通信
に対応できるシリアルインタフェース回路を示したが、
片方向に対応できるシリアルインタフェース回路に本発
明を適用することもできる。さらに、1回の通信期間の
構成は、上述した図3に示すものに限定されない。さら
にまた、上記各実施形態においては、監視制御盤と、複
数のデータ入出力盤との1対N通信に本発明を適用した
ものを示したが、1対1通信に本発明を適用することも
できる。
【0099】また、上記各実施形態においては、本発明
をディジタル伝送装置に適用したものを示したが、同様
なシリアルインタフェース方式を採用している他の装置
に本発明を適用することができる。
【0100】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
対向するシリアルインタフェース回路とデータ信号線及
びスキャン信号線とで接続されていれば、対向するシリ
アルインタフェース回路とシリアルデータ通信を行うこ
とができ、配線数を従来より少なくすることができる。
【0101】また、第2の本発明によれば、対向するシ
リアルインタフェース回路とデータ信号線及びクロック
信号線とで接続されていれば、対向するシリアルインタ
フェース回路とシリアルデータ通信を行うことができ、
配線数を従来より少なくすることができる。
【0102】さらに、第3の本発明によれば、対向する
シリアルインタフェース回路とデータ信号線で接続され
ていれば、対向するシリアルインタフェース回路とシリ
アルデータ通信を行うことができ、配線数を従来より少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のディジタル伝送装置の監視制御盤及びデ
ータ入出力盤の接続態様を示す説明図である。
【図3】1回の通信期間の構成を示す説明図である。
【図4】第1の実施形態の各部タイミングチャートであ
る。
【図5】第2の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施形態の各部タイミングチャートであ
る。
【図7】第3の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…監視制御盤、1−1〜1−n…データ入出力盤、1
3…クロック発振回路、14…クロック分周回路、15
…データ送受信部、23…受信シフトレジスタ、24…
同期パターン記憶部、25…照合部、26…カウンタ、
27…データ送受信部、28…送信シフトレジスタ、3
2…クロック発振回路、33…シフトレジスタ、34…
同期パターン記憶部、35…照合部、36…クロック分
周回路、37…データ送受信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 H04L 7/00 H04L 12/26 H04L 25/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するシリアルインタフェース回路
    と、データ信号線及びスキャン信号線とで接続されてお
    り、1回の通信期間の少なくとも開始時点を表すスキャ
    ン信号と、少なくとも通信期間の前半期間においてデー
    タが、対向するシリアルインタフェース回路から与えら
    れるシリアルインタフェース回路において、 対向するシリアルインタフェース回路がデータ送信時に
    同期送信動作させるためのクロック信号の周波数のN倍
    の周波数を有する高速クロック信号を発振するクロック
    発振手段と、 対向するシリアルインタフェース回路から与えられたス
    キャン信号の通信期間の開始時点を基準位相として、上
    記クロック発振手段からの高速クロック信号を1/N分
    周するクロック分周手段と、 このクロック分周手段からの分周クロック信号に基づい
    て、上記データ信号線を介したデータの授受を行うデー
    タ通信手段とを有することを特徴とするシリアルインタ
    フェース回路。
  2. 【請求項2】 対向するシリアルインタフェース回路
    接続可能なデータ信号線、クロック信号線及びスキャン
    信号線のうちの、データ信号線及びクロック信号線とで
    対向するシリアルインタフェース回路に接続されてお
    り、1回の通信期間の開始複数ビット期間では、クロッ
    ク信号と、同期パターンでなるデータとが対向するシリ
    アルインタフェース回路から与えられるシリアルインタ
    フェース回路において、上記1回の通信時間は、前半の期間が、データ本体の通
    信方向やデータ本体の通信に供する装置部分を規定する
    アドレスの受信期間に設定され、後半の期間がデータ本
    体の受信又は送信の期間に設定されており、上記アドレ
    スの開始複数ビット期間が同期パターンに変更されてい
    ると共に、 対向するシリアルインタフェース回路から与えられたク
    ロック信号に基づいて、データ信号線からのシリアルデ
    ータを少なくとも同期パターン数分だけラッチするシフ
    トレジスタ手段と、 このシフトレジスタ手段にラッチされている同期パター
    ン数分のビットパターンが、同期パターンに一致してい
    るかを確認する照合手段と、 この照合手段が同期パターンとの一致を検出したとき
    に、通信期間であることを認識し、対向するシリアルイ
    ンタフェース回路から与えられたクロック信号に基づい
    て、上記データ信号線を介して受信したアドレスを解釈
    するアドレス解釈手段と、 アドレスの解釈結果に応じ、しかも、対向するシリアル
    インタフェース回路から与えられたクロック信号に基づ
    いて、上記データ信号線を介したデータ本体を受信し、
    又は、上記データ信号線へデータ本体を送信する データ
    通信手段とを有することを特徴とするシリアルインタフ
    ェース回路。
  3. 【請求項3】 対向するシリアルインタフェース回路
    接続可能なデータ信号線、クロック信号線及びスキャン
    信号線のうちの、データ信号線で対向するシリアルイン
    タフェース回路に接続されており、1回の通信期間の開
    始複数ビット期間では同期パターンでなるデータが対向
    するシリアルインタフェース回路から与えられるシリア
    ルインタフェース回路において、上記1回の通信時間は、前半の期間が、データ本体の通
    信方向やデータ本体の通信に供する装置部分を規定する
    アドレスの受信期間に設定され、後半の期間がデータ本
    体の受信又は送信の期間に設定されており、上記アドレ
    スの開始複数ビット期間が同期パターンに変更されてい
    ると共に、 対向するシリアルインタフェース回路がデータ送信時に
    同期送信動作させるために利用しているクロック信号の
    周波数のN倍の周波数を有する高速クロック信号を発振
    するクロック発振手段と、少なくとも同期パターン数のN倍分の段数を有し、上記
    クロック発振手段が発振した高速クロック信号に基づい
    て、データ信号線からのシリアルデータをラッチするシ
    フトレジスタ手段と、 このシフトレジスタ手段にラッチされている同期パター
    ン数のN倍分のビットパターンが、同期パターンの各ビ
    ットをN回ずつ繰り返したパターンに一致しているかを
    確認する照合手段と、 この照合手段が両パターンの一致を検出した時点を基準
    位相として、上記クロック発振手段からの高速クロック
    信号を1/N分周するクロック分周手段と、 このクロック分周手段からの分周クロック信号に基づい
    て、上記データ信号線を介して受信したアドレスを解釈
    するアドレス解釈手段と、 アドレスの解釈結果に応じ、しかも、上記クロック分周
    手段からの分周クロック信号に基づいて、上記データ信
    号線を介したデータ本体を受信し、又は、上記データ信
    号線へデータ本体を送信する データ通信手段とを有する
    ことを特徴とするシリアルインタフェース回路。
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