JP3536265B2 - 電磁遮蔽ビル - Google Patents

電磁遮蔽ビル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内で広帯域の電波を
使って移動通信(モバイル・コミニケーション)をでき
るようにした電磁遮蔽ビルに関する。
【0002】
【従来の技術】ビル内で電波を使って無線通信を行う場
合、電波法上の規制を受けることなく自由に周波数帯域
を選択できるようにするため、本出願人は、既にビル自
体を電磁遮蔽構造にする電磁遮蔽ビルに関し種々の提案
をしている。例えば特公平6−99972号公報や特公
平6−99973号公報、特公平7−16118号公
報、特公平6−76706号公報では、ビルの躯体や外
壁の遮蔽構造について提案し、特公平6−99971号
公報や特公平6−33699号公報、特公平6−138
22号公報では、ビルの出入口の遮蔽構造について、特
公平6−63407号公報や特公平5−79790号公
報、特公平3−58557号公報では、窓開口部の遮蔽
構造について提案している。また、特公平3−6232
0号公報や特公平3−45972号公報、特公平3−6
2318号公報、特公平5−34159号公報では、天
井や階層別の遮蔽構造について提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
して電磁遮蔽ビルを構築すると、高い電磁遮蔽性能のビ
ルが提供できるが、ビルの価格は、それに応じて高くな
る。例えば電磁遮蔽ガラスだけをとってみても、価格
は、通常のガラスの5倍以上と非常に高価なものとなっ
てしまう。ところが、実際に電磁遮蔽性能を必要とする
ビルであっても、事務所やホテル、物販店舗/飲食施
設、学校/教育施設、病院/福祉施設、集合住宅、文化
/イベント施設、工場/物流施設等、その用途に応じて
要求される性能は様々である。例えば金融や官庁、公共
施設の電算センターを含む事務所ビルでは、障害対策の
面から伝送品質の確保、チャネル数の確保、電算機等の
誤動作防止等に十分対応できる必要があり、セキュリテ
ィの面から機密漏洩防止に十分対応できる必要がある。
これに対し、集合住宅では、障害対策の面から伝送品質
の確保、チャネル数の確保に対応でき、セキュリティの
面からプライバシー保護に対応できればよい。
【0004】図4は目的に応じて要求されるシールドレ
ベルを説明するための図である。一般に図4に示すよう
に誤動作防止の面から外部雑音電波の遮蔽を考えた場
合、100k〜1GHzの周波数帯域でシールドレベル
が20〜30dB程度必要とされるのに対し、セキュリ
ティの面から情報漏洩防止を考えると、100k〜3G
Hzの周波数帯域でシールドレベルがさらに高い30〜
40dB程度を必要とされるが、回線の確保の面からP
HS(パーソナル・ハンディホン・システム)や無線L
ANで適用されるモバイルコミュニケーションでの周波
数高度利用を考えると、1GHz〜3GHzの周波数帯
域では30dBものシールドレベルを必要とせず上記そ
れぞれの場合よりはるかに低いレベルでも電波の有効利
用が可能である。なお、将来において、使用周波数帯域
幅を広げる必要が生じた場合には、3GHz以上の周波
数帯域も使用の対象とされることは予測できることであ
る。このようにPHSや無線LANは、従来より電磁遮
蔽ビルにおいて重視されていたセキュリティや誤動作防
止の観点から要求されるシールドレベルに比べて、低い
シールドレベルでも実現できる。したがって、これらの
全てに対応できる電磁遮蔽ビルにすると、特に1GHz
〜3GHzの周波数帯域でのPHSや無線LANを対象
とし周波数高度利用に注目した場合には、割高のビルと
なってしまうという問題が生じる。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、周波数高度利用で要求される性能に応じて簡易な
電磁遮蔽構造で電波を使った移動通信ができる広帯域化
された電磁遮蔽ビルを提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、室
内で広帯域の電波を使って移動通信をできるようにした
電磁遮蔽ビルであって、使用する電波が縦偏波方向で1
GHz〜3GHzの周波数帯域によるPHSの無線シス
テムに対して、縦縞状にしそれぞれ独立させて5cm以
下の間隔で離間させて電磁遮蔽材を用い、窓には金属製
の縦型ブラインドを用いることにより、又は室内の壁面
には電波吸収体を配置することにより、10dB以上の
遮蔽性能を有する遮蔽空間を構成したことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】本発明の電磁遮蔽ビルでは、使用する電波の偏
波方向に合わせた電磁遮蔽材を用い10dB以上の遮蔽
性能の遮蔽空間を構成したので、従来要求された30〜
40dBの遮蔽性能に比べてコストを大幅に軽減した遮
蔽構造を採用することができる。さらに、使用する電波
は、1GHz〜3GHzであり、偏波方向は、縦偏波方
向であり、5cm以下の間隔の縦縞で電磁遮蔽材を用い
るので、使用する電磁遮蔽材や施工に係わる作業を減ら
すことができ、PHS等で採用されている縦偏波方向の
1GHz〜3GHzの周波数帯域に対して効率的に必要
最小限の遮蔽性能を保証することができる。しかも、窓
に金属性の縦型ブラインドを用いることができるので、
窓にも簡便に対応することができる。また、室内の壁面
に電波吸収体を配置することにより、電波が壁面で反射
するのを防ぎ、室内の伝送不可領域をなくすことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る電磁遮蔽ビルの1実施例を
説明するための図であり、1は躯体、2は床、3は天
井、4は窓、5はブラインド、6はガラス、7は電磁反
射フィルム、9は電波吸収体、10はパーティション、
11は親アンテナ、12は子アンテナ、13は端末、1
4は間仕切り、15は電磁透過間仕切りを示す。
【0009】図1において、躯体1は、床2や天井3の
スラブと共に例えばフェライト入りコンクリートやメッ
シュ入りコンクリートを使い電磁遮蔽性能を持つように
したものであり、また、外壁に金属カーテンウォール等
を用いて電磁遮蔽性能を持つようにしたものでもよい。
窓4は、ガラス6に電磁反射フイルム7を張りつけ、或
いは高性能熱線反射ガラスを用い、或いは内側に金属性
の縦型(縦縞)ブラインド5を取り付けることによっ
て、電磁遮蔽性能を持つようにしたものである。これら
によりシールドゾーン1(セル1)、シールドゾーン2
(セル2)がそれぞれ通信単位の空間を構成している。
電波吸収体9は、壁や床の内壁の一部に張りつけて電波
を吸収し、電波の反射により室内に伝送不可領域が生じ
るのを防ぐものである。パーティション10は、電磁透
過する例えば水酸化アルミナを主成分とする建材で製造
し、パーティション10によって電波が遮断されるのを
防ぐようにしたものである。親アンテナ11は、端末1
3に接続された子アンテナ12との間で通信を行うもの
である。間仕切り14は、1つの通信単位空間を構成す
るシールドゾーン1(セル1)を分割しているものであ
って、親アンテナ11と子アンテナ12の位置に応じて
一部に電磁透過間仕切り15を配置したものである。勿
論、間仕切り14を全て電磁透過間仕切りで構成しても
よい。
【0010】上記のように間仕切りに対してパーティシ
ョン10と同様に電磁透過性のものを用いると、電磁透
過ルームを構成することができる。しかし、逆に、室内
のアンテナの配置や電波の状況に応じてパーティション
10として電磁吸収材を使ったものを配置してもよいこ
とは勿論である。このような電磁吸収パーティションや
内装電磁吸収パネル等は、遅延分散特性改善のために用
いるものであり、これらにより、遅延分散特性が改善さ
れ、高速の無線機器が使用できるシールド空間が構築で
きる。
【0011】ところで、一般にテレビやラジオの放送等
で使用されている電波は、500k〜1GHzの周波数
帯域で、偏波方向としては横偏波のものが使用されてい
るのに対し、PHS(パーソナル・ハンディホン・シス
テム)や無線LAN等で使用されている電波は、1GH
z〜3GHzの周波数帯域で、偏波方向としては縦偏波
のものが使用されている。しかも、1GHz〜3GHz
の周波数帯域によるPHSをビル内に採用する場合に
は、縦偏波面に対して比較的に低い遮蔽レベル、先に述
べたように従来の100kHz〜1GHzの周波数帯域
で要求された20〜30dBよりもはるかに低い遮蔽レ
ベルでもよい。このような遮蔽レベルであっても、PH
Sや無線LANでは、例えばシールドゾーン1(セル
1)とシールドゾーン2(セル2)との間で同じ周波数
を使用することができるので、電波の有効利用を図るこ
とができる。
【0012】図2は縦型ブラインドの1GHz〜3GH
zにおける電磁シールド特性の実測値を示す図である。
1GHz〜3GHzの周波数帯域で縦偏波面に対し、従
来の30dBもの遮蔽レベルがなくても例えば10〜2
0dB程度の遮蔽レベルで電波の有効利用が可能という
ことであれば、これまでに発明者が行った実験による
と、電磁遮蔽材を縦縞状に所定の間隔をおいて配置して
も十分対応できることが分かった。その間隔として、例
えばブラインド5として金属製の縦型ブラインドを用い
た場合に、4〜5cm程度まで間隔をあけたものでも上
記の要求される遮蔽レベルを達成できることが確認でき
た。その実測値を1GHz〜3GHzの周波数帯域で示
したのが図2であり、遮蔽レベルとして13dB前後を
達成している。なお、この配置間隔は、対象とする周波
数の波長によって変化するので、4〜5cm程度の数値
は固定されるものではない。したがって、従来の電磁遮
蔽ビルの場合には、電磁遮蔽空間を構成する周囲の外壁
や天井、床、開口部を全面的に電磁遮蔽材で覆うように
しているが、1GHz〜3GHzの周波数帯域で縦偏波
面に対して従来の30dBよりはるかに低い遮蔽レベル
で電波の有効利用ができるという条件の下では、上記の
ような金属製の縦型ブラインドのように電磁波の電界偏
波方向と同一の方向に合わせて導電性を有する材料を配
置すればよいので、縦偏波面に対応して金属ワイヤを縦
縞にするというように縦方向に電磁遮蔽材を所定の間隔
で配置することができ、電磁遮蔽構造を簡易化すること
ができる。
【0013】例えば窓の場合には、図1に示すように金
属製の縦縞カーテンや導電性繊維を縦縞に折り込んだカ
ーテンを取り付けたり、電磁反射フィルムをガラスに張
りつけたり、縦縞の金属ワイヤー入りガラスを用いたり
することができ、また、高性能熱線反射ガラスを用いて
も同程度(20dB前後)の遮蔽性能が実現できる。つ
まり、電磁波の電界偏波方向と同一の方向に合わせて導
電性を有する材料を配置すれば、対象とする周波数の波
長に応じた間隔をあけることができるが、間隔を零、つ
まり面にしてもよいことはいうまでもない。
【0014】このように1GHz〜3GHzの周波数帯
域によるPHSでは、縦偏波面で従来の30dBよりは
るかに低い遮蔽レベルでも電波の有効利用ができるた
め、縦縞の電磁遮蔽材の配置により遮蔽空間が構築で
き、リニューアルも簡便にかつ低コストで実現すること
ができる。すなわち、本格的なリニューアルを行おうと
すると、窓ガラスやサッシュの交換、さらに内装の電磁
シールド工事を行うことによって電磁遮蔽空間では30
〜40dB程度の遮蔽性能を保証する必要があるが、簡
易なリニューアルでよければ、電磁反射フィルムの張り
つけや高性能熱線反射ガラスの採用、金属製の縦型ブラ
インドを取り付けて、その電気的接続を考慮するのみで
よい。
【0015】図3は本発明に係る電磁遮蔽ビルにおける
電波伝搬特性の改善効果を説明するための図である。ま
ず、図3(a)に示すように室内が金属面21で覆われ
た従来の電磁遮蔽ビルでは、親アンテナ22からの電波
が金属面21で反射することにより金属面21の近傍で
伝送不可領域が生じる。そこで、このような伝送不可領
域をなくすために図3(b)に示すように金属面21の
上に電波吸収体24が設けられる。したがって、電波吸
収体24は、主に、少なくとも親アンテナ22からの電
波が垂直に当たる近傍に設ければよい。図1に示した電
波吸収体9は、このような目的で設けられているもので
ある。なお、電波が反射する際、偏波面がずれるという
現象がみられるので、電波吸収体の配置等に際しても、
このような現象が考慮されることは当然である。
【0016】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、縦偏波の電波を通信媒体として用いた場
合の構成を示したが、横偏波の電波を通信媒体として用
いた場合にも、その偏波面に合わせた方向に金属性のブ
ラインドを横型にしたり、横縞の金属ワイヤーを配置す
るというように、電磁遮蔽材等の配置を対応させれば同
様に適用できることはいうまでもない。また、電磁遮蔽
材を縦縞にして5cm以下の間隔で用いるようにした
が、勿論間隔を零として面状の構成のものであってもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、使用する電波の偏波方向に合わせた電磁遮蔽
材を用い10dB以上の遮蔽性能で遮蔽空間を構成した
ので、従来要求された40dBの遮蔽性能に比べて大幅
(半分以下)に遮蔽レベルを落とした簡便な遮蔽構造を
採用することができる。さらに、使用する電波は、1G
Hz〜3GHzであり、偏波方向は、縦偏波方向であ
り、縦縞にして5cm以下の間隔で電磁遮蔽材を用いる
ので、使用する電磁遮蔽材の量を減らすと共に、施工も
単純化することができ、コストの低減を図ることができ
る。しかも、PHS等で採用されている縦偏波方向の1
GHz〜3GHzの周波数帯域に対して無線システムの
有効な利用が可能となる。また、窓に金属性の縦型ブラ
インドを用いることができるので、窓にも簡便に対応す
ることができ、室内の壁面に電波吸収体を配置すること
により、電波が壁面で反射するのを防ぎ、室内の伝送不
可領域をなくすことができ、コストを低減し広帯域化さ
れた電磁遮蔽ビルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電磁遮蔽ビルの1実施例を説明
するための図である。
【図2】 縦型ブラインドの1GHz〜3GHzにおけ
る電磁シールド特性の実測値を示す図である。
【図3】 本発明に係る電磁遮蔽ビルにおける電波伝搬
特性の改善効果を説明するための図である。
【図4】 目的に応じて要求されるシールドレベルを説
明するための図である。
【符号の説明】
1…躯体、2…床、3…天井、4…窓、5…ブライン
ド、6…ガラス、7…電磁反射フィルム、9…電波吸収
体、10…パーティション、11…親アンテナ、12…
子アンテナ、13…端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 敏行 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 澁谷 紳一 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 小林 勝広 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (72)発明者 千葉 元 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−252583(JP,A) 特開 平5−37175(JP,A) 特開 平7−106785(JP,A) 特開 平5−218734(JP,A) 特開 平2−183634(JP,A) 特開 昭63−236419(JP,A) 特開 平6−209180(JP,A) 特開 平1−170099(JP,A) 特開 昭59−205834(JP,A) 特開 平6−120690(JP,A) 実開 平2−2995(JP,U) 実開 昭63−36099(JP,U) 実開 昭64−2995(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内で広帯域の電波を使って移動通信を
    できるようにした電磁遮蔽ビルであって、使用する電波
    が縦偏波方向で1GHz〜3GHzの周波数帯域による
    PHSの無線システムに対して、縦縞状にしそれぞれ独
    立させて5cm以下の間隔で離間させて電磁遮蔽材を用
    、窓には金属製の縦型ブラインドを用いることによ
    り、10dB以上の遮蔽性能を有する遮蔽空間を構成し
    たことを特徴とする電磁遮蔽ビル。
  2. 【請求項2】 室内で広帯域の電波を使って移動通信を
    できるようにした電磁遮蔽ビルであって、使用する電波
    が縦偏波方向で1GHz〜3GHzの周波数帯域による
    PHSの無線システムに対して、縦縞状にしそれぞれ独
    立させて5cm以下の間隔で離間させて電磁遮蔽材を用
    、室内の壁面には電波吸収体を配置することにより、
    10dB以上の遮蔽性能を有する遮蔽空間を構成したこ
    とを特徴とする電磁遮蔽ビル。
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