JP2002050893A - 複数の通信セルを備えた電磁波シールド建物 - Google Patents

複数の通信セルを備えた電磁波シールド建物

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JP2002050893A
JP2002050893A JP2000238351A JP2000238351A JP2002050893A JP 2002050893 A JP2002050893 A JP 2002050893A JP 2000238351 A JP2000238351 A JP 2000238351A JP 2000238351 A JP2000238351 A JP 2000238351A JP 2002050893 A JP2002050893 A JP 2002050893A
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Toshihiro Yamane
俊博 山根
Toru Miyajima
徹 宮島
Shigeo Numata
茂生 沼田
Makoto Kokubu
誠 國分
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Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物内を区画している部材に所定の電磁波の
みを透過するアンテナを形成することで、建物内に複数
の通信セルを形成できる複数の通信セルを備えた電磁波
シールド建物を提供する。 【解決手段】 電磁波を建物内に侵入させないように電
磁波シールドした電磁波シールド建物1において、建物
内に電磁波シールドのために配置された区画部材3に設
けられた導電性部材5の一部分を、所定の電磁波のみを
透過可能にした十字形アンテナ11、13として形成す
ることで、建物内に異なる周波数を利用する複数の通信
セル10、12、15を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波シールド建
物に関し、特に選択した所定の電磁波のみを建物内部の
各区画間に透過可能にすることで、建物内に複数の通信
セルを形成した電磁波シールド建物に関する。
【0002】
【従来の技術】進展する情報社会では、オフイス、大
学、病院、ホテル等において、事業所PHSや無線LA
N等のように、異なる周波数帯域を利用することで、複
数の無線システムを同時併用に利用する機会が多くなっ
てきている。
【0003】例えば、病院等においては、ページャーは
280MHz帯、ワイヤレスマイクは800MHz帯、
携帯電話によるインビルシステムでは1.5GHz帯、
事業所PHSを用いる場合は1.9GHz帯、さらに、
無線LANでは現状の2.45GHz帯に加えて将来は
5.2GHz帯の利用も可能になるという具合に、周波
数帯域の異なる方式が幾重にも利用されている。
【0004】一方、従来の建物においては、情報化時代
に対応してOA機器やパソコン等の高度な情報機器とこ
れを用いた情報システムの導入に十分に応えるために、
外来からの不要輻射電波から建築物内部の機器を保護し
たり、建築物内のコンピュータシステムや無線LANか
ら外部に漏洩する情報を遮断し、さらには、隣接した建
築物同士で無線LAN等を使用した場合の通信キャリア
の相互干渉によるチャンネル不足を解消するするため
に、建築物の躯体及び窓や出入口等の開口部に電磁波シ
ール材を用いることで、建築物全体を電磁波シールド構
造にする「電磁波シールド建物」として構築されてき
た。
【0005】従来の電磁波シールド建物のように、建築
物内のOA機器や無線システムの健全確実な作動を権保
し機密漏洩を防止するためには、建築物全体を所定の仕
様で完全に電磁波シールドしてしまうことが最善である
が、上述した情報技術の動向に対応して、無線システム
の干渉や混信、さらには輻輳を防止して無線システムに
割り当てられた周波数を最大限に有効利用するために
は、電磁波シールドを施した建物内の空間を区画化して
通信セルを適宜に分割することによって、無線システム
に割り当てられた周波数を最大限に有効に利用できる建
物を提供する必要がある。
【0006】しかしながら、現状の電磁波シールド建物
では、図7の概要平面図が示すように、建物30に要求
される電磁波シールドレベルを一律に達成するために、
電磁波シールド31によって同一の性能を確保している
ことから、利用電波の周波数が異なる無線システム1、
2に対しても共通の通信セル32、33を構成すること
になり、使用周波数の異なっている無線システムに応じ
て通信セルの規模を変更することができない状況にあ
る。
【0007】しかるに、事業所用PHSは、無線LAN
と比較すると一般的に1台の基地局でカバーできるユー
ザー数が多いために、その通信セルは無線LANの通信
セルに比較して大きいことが効率的である。同様に、ワ
イヤレスマイクの通信セルは、混信の防止が最大の要求
仕様であることから、会議室毎のように最小の単位通信
セルに区画されていることが望ましい。
【0008】従って、無線システムの種類に従って電磁
波シールド建物における通信セルの大きさを可変にする
ことが望まれるが、現状においては、このような電磁波
シールド建物は提供されておらず、各種の無線システム
を適用するのに、電磁波シールド建物としての通信セル
の専有効率を向上させられないと言う問題点を抱えてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の状況
に鑑みて、その間題点を解決するために提案するもので
あり、建物内を区画している部材に所定の電磁波のみを
透過するアンテナを形成することで、建物内に複数の通
信セルを形成できる複数の通信セルを備えた電磁波シー
ルド建物を提供している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による複数の通信
セルを備えた電磁波シールド建物は、基本的に、電磁波
を建物内に侵入させないように電磁波シールドした電磁
波シールド建物であって、電磁波シールドのために配置
する導電性部材の一部分を、所定の電磁波のみを透過可
能にしたアンテナとして形成することで、建物内に複数
の通信セルを形成しており、具体的には、所定の形状の
スリットからなるスロットアンテナを建物内の区画部材
に設けられた電磁波シールド用の導電性部材に形成し、
スロットアンテナの方向を十字にした2重形状に構成し
たり、各スロットアンテナの方向を異にして配置するこ
とを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による複数の通信セルを備
えた電磁波シールド建物は、電磁波を建物内に侵入させ
ないように電磁波シールドした電磁波シールド建物にお
いて、電磁波シールドのために配置する導電性部材の一
部分を、所定の電磁波のみを透過可能にしたアンテナと
して形成することで、建物内に複数の通信セルを形成し
ており、これによって、無線システムの種類に従って電
磁波シールド建物における通信セルの大きさを可変にし
ている。以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて
説明する。
【0012】図1は、本発明による複数の通信セルを備
えた電磁波シールド建物の内部区画を概要的に斜視図で
示している。
【0013】本発明による複数の通信セルを備えた電磁
波シールド建物1は、建物の周辺を外壁2で構成し、建
物の内部を区画部材3によって複数の居室4−1〜4−
12に区割りして構成されている。建物の外壁2は全域
に亘って導電性部材が配置されており、これをアースす
ることによって電磁波の建物への侵入、漏洩を未然に防
いでいる。
【0014】同様に建物内部の区画部材3は、各居室を
お互いに電磁波シールドするために、その表面に導電性
部材5を設けており、導電性部材5は、建物の躯体を介
してアースされることで各居室を電磁波シールドして、
居室毎の単位通信セル6を形成している。
【0015】区画部材3に設けられた導電性部材5の一
部分には、所定のアンテナが形成されており、これによ
って、特定の周波数から成る電磁波に関しては、区画部
材3を透過して隣接の居室と連通することになり、これ
によって共通の通信セルも形成できるようになってい
る。
【0016】本実施の形態では、各階層毎に事業所用P
HSの通信セル10を形成しているので、各居室を区割
りしている区画部材3に設けられた導電性部材5には、
事業所用PHSが利用している1.9GHzの周波数帯
のみを透過するスロットアンテナ11が形成されてい
る。
【0017】又、居室4−7、4−8、4−10及び4
−11を通じて、2.5GHzの周波数帯を利用してい
る無線LAN用の通信セル12が形成されており、この
ために各居室を区画している区画部材3の導電性部材5
には、同周波数帯のみを透過させるスロットアンテナ1
3が別途に形成されている。
【0018】上記の各通信セル10、12の形成に対し
て、ワイヤレスマイクを使用する4−10の居室に形成
される通信セル15は、その利用周波数帯が800MH
zであって、他に透過することを防止したい通信セルで
あるところから、スロットアンテナ等の形成は成されて
いない。
【0019】以上のように、本発明による電磁波シール
ド建物は、電磁波シールドのために配置する区画部材に
設けた導電性部材の一部分に、所定の電磁波のみを透過
させるアンテナを形成することで、建物内に任意の広さ
を有する複数の通信セルを形成しているから、各種の無
線システムを適用するのに、電磁波シールド建物におけ
る通信セルの専有効率を向上させている。
【0020】図2は、本発明による電磁波シールド建物
に適用する区画部材の導電性部材に形成されるスロット
アンテナの実施の形態を示している。
【0021】本実施の形態においては、区画部材3に設
けられる導電性部材5に、スロットアンテナ16が形成
されている。
【0022】スロットアンテナ16は、1.9GHz帯
の電磁波については建築物の電磁波シールドを無効にし
て、同周波数帯を利用する携帯電話の電磁波は、これを
透過させることができるように形成している。1.9G
Hzの電磁波の波長は15.8cmであるところから、
スロット長を波長の1/2である7.9cmにして、図
示のように所望の幅と長さ7.9cmのスリット17を
形成している。
【0023】図3は、上記のようなスロットアンテナを
導電性部材に構成した場合における、水平偏波に対して
形成される電磁波シールド性能を表現している。
【0024】図示のように導電性部材の電磁波シールド
性能は、1.9GHzの前後において75dB相当の値
を示しているが、PHSが利用している1.9GHz付
近の周波数帯においては15dB近くの電磁波シールド
性能の低下が現れており、スロットアンテナ16の形成
によって1.9GHz付近の電磁波が透過し易くなって
いることを示している。
【0025】以上のように、スロットアンテナ16の形
成は、電磁波を選択的に透過させることが可能であるこ
とを示しているが、スリットの長さを透過させる電磁波
の1/2に変えることによって任意の電磁波を透過出来
ると共に、スリットの幅を変えることによって透過させ
る電磁波の周波数帯域の幅を制御することが可能であ
る。
【0026】又、通信セルを形成するための区画部材3
としては、居室等を形成する壁、床、天井及び窓等を総
称している。従って、区画部材3に設けるスロットアン
テナ16の位置は、居室、階層別もしくは業務区画別の
ように、通信セルを形成する形態の状況に応じて、これ
を区画している壁、床、天井及び窓等の適宜な位置を選
択することになる。
【0027】尚、スロットアンテナ16は、導電性部材
の一部分に所定のスリットを設けるだけで形成可能であ
ることから、意匠的にも何の間題もないので、区画部材
3に設けられる導電性部材5に設けるアンテナとして最
も適当な形態である。
【0028】しかし、本発明に用いるアンテナは、これ
に限定されるものでなくダイポールアンテナ等も当然に
考慮することが可能であり、導電性部材の一部分をダイ
ポールアンテナの形状に造形することで対応可能であ
る。
【0029】図4は、導電性部材に形成されるスロット
アンテナの他の実施形態を示している。
【0030】スロットアンテナは、垂直方向に形成する
と水平偏波のみを透過し、水平方向に設置すると垂直偏
波のみを透過させるという特性を有しているので、通信
セルを形成するために透過させようとする電磁波の周波
数と偏波方向を定めることによって、その設置形態が特
定されることになる。
【0031】本実施の形態は、上記の特性を考慮して形
成されるものであり、2重化した導電性部材17に互い
に直交する2つのスリット18、19を設けて、区画部
材に十字形アンテナ20を形成している。この際には、
電気的な接続を避けるために、2重化した導電性部材1
7−1、17−2の間に誘電体21を配置している。
【0032】これによって、無線機器が使用状態によっ
て発生する、偏波面の傾きの変化に対しても対応するこ
とが可能であり、任意の傾きの電磁波に対応させて透過
性能を確実に確立させることが出来る。
【0033】尚、十字形アンテナ20の形成には、誘電
体21に換えて、導電性部材17−1、17−2の間を
空隙のままで構成することも可能である。
【0034】図5は、十字形アンテナを形成した導電性
部材について、水平、垂直の両偏波に対する電磁波シー
ルド性能を実測した結果を示しており、図3での電磁波
シールド性能をも裏付けている。
【0035】図示のように、水平偏波に対しては、1.
9GHzの周波数近傍において70dBから50dBま
で急激に電磁波シールド性能を低下させて電磁波の透過
を許しているのに対して、垂直偏波に対しては、1.9
GHz近傍において水平偏波と同様の電磁波シールド性
能の低下を示しながら、1.86GHzと1.94GH
z付近の周波数帯域から1.9GHz近傍に向かって徐
々に電磁波シールド性能を低下させている。このよう
に、十字形アンテナにおいては水平、垂直の各偏波によ
って電磁波シールド性能の変化に若干の差異を示してい
るが、いずれの偏波に対しても1.9GHz付近の電磁
波が透過し易くなっていることを示している。
【0036】各偏波に対する電磁波シールド性能の差異
は、偏波面の傾きの傾向による影響と推測されるが、十
字形アンテナ20の形成によって所望の電磁波について
確実な透過性を形成できることを示している。
【0037】図6には、導電性部材に形成される十字形
アンテナの配置状態を示す他の実施形態を示している。
【0038】図6(a)では、十字形アンテナ20を導
電性部材に均一に配置する例を示しており、図6(b)
は、十字形アンテナ20を45度傾斜させた状態で、導
電性部材に均一に配置する例を示している。
【0039】以上のように、導電性部材に十字形アンテ
ナ20を複数個設置する必要がある場合には、それぞれ
のスリット17、18から透過する電磁波の相互干渉を
考慮して、単に均一の配置を行うだけでなく、アンテナ
の配置や間隔を適切に選択する必要がある。
【0040】このために、図6(c)は、十字形アンテ
ナ20の配置方向を交互に変えてアンテナの間隔を開け
るように配置する例を示しており、図6(d)では、十
字形アンテナ20の配置方向を交互に変えると共に、さ
らに45度傾斜させることによって、十字形アンテナ間
の相互干渉を阻止しながら、偏波面の傾きによる影響を
考慮した例を示している。
【0041】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明による電磁波シールド建物
は、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能で
あることは当然のことである。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明である複数の通信
セルを備えた電磁波シールド建物は、電磁波シールド建
物において、電磁波シールドのために配置する導電性部
材の一部分を、所定の電磁波のみを透過可能にしたアン
テナとして形成することで、建物内に複数の通信セルを
形成しているので、建物内に複数の通信セルを形成する
ことで、建物内に適用する無線システムの種類に従って
電磁波シールド建物における通信セルの大きさを可変に
できる効果を奏している。
【0043】請求項2に記載の発明である複数の通信セ
ルを備えた電磁波シールド建物は、請求項1に記載の電
磁波シールド建物において、アンテナを建物内の区画部
材に設けられた電磁波シールド用の導電性部材に形成す
ることを特徴としているので、上記効果に加えて、電磁
波シールドした建物内に規模の異なる複数の通信セルを
容易に形成できる効果を奏している。
【0044】請求項3に記載の発明である複数の通信セ
ルを備えた電磁波シールド建物は、請求項1又は2に記
載の電磁波シールド建物において、アンテナを所定の形
状のスリットからなるスロットアンテナにすることを特
徴としているので、上記効果に加えて、導電性部材の一
部分に所定のスリットを設けるのみで意匠上の間題もな
く形成できる効果を奏している。
【0045】請求項4に記載の発明である複数の通信セ
ルを備えた電磁波シールド建物は、請求項3に記載の電
磁波シールド建物において、スロットアンテナの方向を
十字にした2重形状に構成することを特徴としているの
で、上記効果に加えて、無線機器の使用状態によって発
生する偏波面の傾きに対しても対応させて、透過性能を
確実に確立させる効果を奏している。
【0046】請求項5に記載の発明である複数の通信セ
ルを備えた電磁波シールド建物は、請求項3又は4に記
載の電磁波シールド建物において、スロットアンテナの
方向を異にさせて配置することを特徴としているので、
上記効果に加えて、アンテナを複数個設置する必要があ
る場合にも、透過する電磁波の相互干渉を考慮して、ア
ンテナの配置や間隔を適切に選択できる効果を奏してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複数の通信セルを備えた電磁波シ
ールド建物の内部区画を概要的に示した斜視図
【図2】本発明による電磁波シールド建物における区画
部材の導電性部材に形成されるスロットアンテナの実施
形態図
【図3】スロットアンテナを有する導電性部材の電磁波
シールド性能図
【図4】本発明による電磁波シールド建物における導電
性部材に形成されるスロットアンテナの他の実施形態図
【図5】スロットアンテナの他の実施形態を有する導電
性部材の電磁波シールド性能図
【図6】区画部材の導電性部材に形成されるスロットア
ンテナの配置図
【図7】従来の電磁波シールド建物における内部区画を
概要的に示した斜視図
【符号の説明】
1 電磁波シールド建物、 2 外壁、 3 区画部
材、4−1〜4−12 居室、 5 導電性部材、 6
単位通信セル、10 事業所用PHSの通信セル、
11 スロットアンテナ、12 無線LAN用の通信セ
ル、 13 スロットアンテナ、15 ワイヤレスマイ
ク用の通信セル、 16 スロットアンテナ、17 ス
リット、 18、19 スリット、 20 十字形アン
テナ、21 誘電体、30 電磁波シールド建物、 3
1 電磁波シールド、32、33 通信セル、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 17/00 H01Q 17/00 21/06 21/06 (72)発明者 沼田 茂生 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 國分 誠 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DH01 FA26 GA01 GA54 HB01 5E321 AA41 GG05 5J020 AA06 BA06 BC12 BD01 DA08 EA05 EA10 5J021 AA05 AA09 AA13 AB05 HA05 JA03 5J045 DA03 NA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を建物内に侵入させないように電
    磁波シールドした電磁波シールド建物であって、電磁波
    シールドのために配置する導電性部材の一部分を、所定
    の電磁波のみを透過可能にしたアンテナとして形成する
    ことで、建物内に複数の通信セルを形成することを特徴
    とする複数の通信セルを備えた電磁波シールド建物。
  2. 【請求項2】 アンテナが、建物内の区画部材に設けら
    れた電磁波シールド用の導電性部材に形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の複数の通信セルを備えた電
    磁波シールド建物。
  3. 【請求項3】 アンテナが、所定の形状のスリットから
    なるスロットアンテナであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の複数の通信セルを備えた電磁波シールド
    建物。
  4. 【請求項4】 スロットアンテナが、方向を十字にした
    2重形状に構成されることを特徴とする請求項3に記載
    の複数の通信セルを備えた電磁波シールド建物。
  5. 【請求項5】 スロットアンテナが、方向を異にして配
    置されることを特徴とする請求項3又は4に記載の複数
    の通信セルを備えた電磁波シールド建物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095627B2 (en) 2003-03-07 2006-08-22 Hitachi, Ltd. Frequency-selective shield structure and electric device having the structure
JP2010176764A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Kenwood Corp ディスク装置およびディスク装置の電波入射防止構造
WO2011099083A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 株式会社 東芝 無線装置

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