JP3535745B2 - 擬餌針 - Google Patents

擬餌針

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JP3535745B2
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幸則 宮澤
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、比較的深い水中
に沈めて使用する擬餌針の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の水中に沈めて使用する擬餌針は集
魚効果を上げるため、 図7のように鉛等からなる偏平状もしくは断面楕円形
状の本体1″の外表面に下地塗装を行い、ホログラムシ
−ト12を偏平な表面もしくは湾曲した表面に貼着もしく
は熱転写後、背側または背側と腹側に塗料13を塗布し、
その後全体表面にクリヤ塗装を行ったものや、 図8のように鉛等からなる偏平状もしくは断面楕円形
状の本体1″の外表面に下地塗装を行い、その上に夜光
(蓄光)塗料14を塗布し、全体表面にクリヤ塗装を行っ
たものがあった。この時鱗等の模様は、断面楕円形状の
場合は表面が湾曲しているため、マスキング印刷で印刷
が施されることが多かった。 【0003】しかし、前者のホログラムシ−トによる効
果は、浅場では光をよく反射し効果的だが、光の届かな
い深場では逆効果であった。他方後者の夜光(蓄光)塗
料による効果は、深場では集魚効果はあるものの、浅場
では単一の反射のみとなるため集魚効果に劣っていた。 【0004】前記ホログラムシ−ト12による効果と夜光
(蓄光)塗料14による効果を合わせ持つ擬餌針を得るた
めに、鉛等からなる偏平状もしくは断面楕円形状の本体
の外表面に下地塗装を行い、ホログラムシ−トを偏平な
表面もしくは湾曲した表面に貼着もしくは熱転写後、ホ
ログラムシ−ト上に夜光(蓄光)塗料を塗布したり、鱗
等の模様をマスキング印刷で印刷すると、個々の擬餌針
について夫々処理することになるから、手数が掛かり、
量産性が悪い欠点があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の擬餌針は、ホロ
グラムシ−トによる効果を有するか、夜光(蓄光)塗料
による効果を有するものであり、どちらか一方のみの効
果をもつものがほとんどで両者の効果を合わせ持つもの
を従来処理方法で製作すると、鱗等の模様をマスキング
印刷で処理することになるから、手数が掛かり、量産性
が悪いことである。 【0006】本発明の目的は上記欠点に鑑み、単一の擬
餌針で浅場でも深場でも集魚効果が高く、量産性が良い
擬餌針を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、外表面に下地塗装層が
塗装された本体に、ホログラムシート上に夜光塗料もし
くは蓄光塗料を任意形状に散在させたホログラムシート
を貼着し、本体の外表面をクリヤ塗装層で覆ったことを
要旨とするものである。 【0008】請求項2に係わる本発明は、前記塗料は夜
光塗料もしくは蓄光塗料としたことを要旨とするもので
ある。 【0009】請求項3に係わる本発明は、前記本体は比
較的硬質な材質より構成されることを要旨とするもので
ある。 【0010】 【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、任意の
形状の夜光塗料もしくは蓄光塗料8、8′、8″が固着
されたホログラムシ−ト7が本体1、1′の外表面に貼
着されるので、単一の擬餌針で浅場でも深場でも優れた
集魚効果を発揮することができる。任意形状の夜光塗料
もしくは蓄光塗料8、8′、8″はスクリ−ン印刷やパ
ット印刷で大きなシ−トのホログラムシ−ト7′上に印
刷されるので、従来のように本体にホログラムシ−トを
貼着後個々に夜光塗料をマスキング塗装せずにすむた
め、2段階の作業が1段階ですみ、かつホログラムシ−
ト7′上に夜光塗料もしくは蓄光塗料を印刷して複数個
のホログラムシ−ト7を切り出すので非常に量産性が高
くなる。。 【0011】 【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図3は第1実施例で、図1は擬餌針の
(a)は側面図で(b)は平面図、図2は擬餌針の拡大
断面正面図、図3はホログラムシ−ト上に塗料を丸点形
状にして散在させたホログラムシ−トを本体に貼着した
擬餌針の工程を示す説明図である。 【0012】擬餌針は芯材となる本体1が例えば鉛で小
魚等の餌に模した形状で断面楕円形に形成されると共に
先端に道糸2が連結される止め環3が固定され、後端に
止め環4が固定されて連結環10を介して釣り針5が連結
されている。本体1の外表面に下地塗装層6が塗装さ
れ、その両側部表面にアルミ等の表面に傷もしくは細か
な凹凸を設け光の干渉による輝きを狙ったシ−トの上に
透明なフィルムで保護をしたホログラムシ−ト7が貼着
されている。ホログラムシ−ト7上には丸点形状の夜光
塗料もしくは蓄光塗料8を散在させて固着されている。
下地塗装層6とホログラムシ−ト7が貼着された本体1
の外表面にクリヤ塗装層9が塗装される。 【0013】夜光塗料もしくは蓄光塗料8が固着された
ホログラムシ−ト7は、図3の工程図の(a)→(b)
のように、大きなシ−トのホログラムシ−ト7′上に夜
光塗料もしくは蓄光塗料8がスクリ−ン印刷やパット印
刷で印刷される。その後図3の工程図の(b)のよう
に、大きなシ−トのホログラムシ−ト7′から夜光塗料
もしくは蓄光塗料8が固着されたホログラムシ−ト7が
(c)のようにプレス加工等で切り出され、(d)のよ
うに本体1の下地塗装層6上の両側部表面に貼着され
る。その後「目」等を模したシ−ル11が貼着される。擬
餌針は本体1外表面をクリヤ塗装層9で覆うことで表面
を保護できると共に反射効率を上げることが出来る。
「目」等は大きなシ−トのホログラムシ−ト7′上に夜
光塗料もしくは蓄光塗料で形成してもよい。 【0014】前記のように擬餌針が構成されると、夜光
塗料もしくは蓄光塗料8が固着されたホログラムシ−ト
7が本体1の外表面に貼着されるので、単一の擬餌針で
浅場でも深場でも優れた集魚効果を発揮することができ
る。丸点形状の夜光塗料もしくは蓄光塗料8はスクリ−
ン印刷やパット印刷で大きなシ−トのホログラムシ−ト
7′上に印刷されるので、従来のように本体にホログラ
ムシ−トを貼着後個々に夜光塗料をマスキング塗装せず
にすむため、2段階の作業が1段階ですみ、かつホログ
ラムシ−ト7′上に夜光塗料もしくは蓄光塗料を印刷し
て複数個のホログラムシ−ト7を切り出すので非常に量
産性が高くなる。 【0015】図4は第2実施例で、図4は塗料を三角点
形状にして散在させたホログラムシ−トとそのシ−トを
本体に貼着した擬餌針の工程を示す説明図である。 【0016】第2実施例では、夜光塗料もしくは蓄光塗
料8′を三角点形状にして散在させたホログラムシ−ト
7が本体1の外表面に貼着されている。他の構成は前記
第1実施例と略同一である。 【0017】図5は第3実施例で、図5は塗料を交差す
る線形状にして散在させたホログラムシ−トとそのシ−
トを本体に貼着した擬餌針の工程を示す説明図である。 【0018】第3実施例では、夜光塗料もしくは蓄光塗
料8″を魚の鱗を模すことを目的として交差する線形状
にして散在させたホログラムシ−ト7が本体1の外表面
に貼着されている。他の構成は前記第1実施例と略同一
である。 【0019】図6は第4実施例で、図6は塗料を三角点
形状にして散在させたホログラムシ−トとそのシ−トを
本体に貼着した擬餌針の工程を示す説明図である。 【0020】第4実施例では、夜光塗料もしくは蓄光塗
料8′を三角点形状にして散在させたホログラムシ−ト
7が本体1′の外表面に貼着されている。本体1′は
「いか」を餌に模した偏平状の擬餌針である。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。 【0021】前記説明では、第1実施例から第3実施例
の本体1の形状を断面楕円形に形成したが、偏平状等に
形成してもよい。前記説明では、第4実施例の本体1′
の形状を偏平状に形成したが、断面楕円形等に形成して
もよい。前記説明では、魚やいかに模した餌の図柄とし
たが、他のタコ、エビ等に模した餌の図柄としてもよ
い。前記説明では、芯材となる本体を例えば鉛で餌に模
した形状に形成したが、チタン、鉄、銅、真鍮、タング
ステン等で形成してもよい。 【0022】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0023】夜光塗料もしくは蓄光塗料が固着されたホ
ログラムシートが本体の外表面に貼着されるので単一の
擬餌針で浅場でも深場でもすぐれた集魚効果を発揮する
ことができる。また、本体外表面をクリヤ塗装層で覆う
ことで表面を保護できると共に反射効率を上げることが
出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例で、擬餌針の(a)は側面図で
(b)は平面図である。 【図2】同擬餌針の拡大断面正面図である。 【図3】同ホログラムシ−ト上に塗料を丸点形状にして
散在させたホログラムシ−トを本体に貼着した擬餌針の
工程を示す説明図である。 【図4】第2実施例で、塗料を三角点形状にして散在さ
せたホログラムシ−トとそのシ−トを本体に貼着した擬
餌針の工程を示す説明図である。 【図5】第3実施例で、塗料を交差する線形状にして散
在させたホログラムシ−トとそのシ−トを本体に貼着し
た擬餌針の工程を示す説明図である。 【図6】第4実施例で、塗料を三角点形状にして散在さ
せたホログラムシ−トとそのシ−トを本体に貼着した擬
餌針の工程を示す説明図である。 【図7】従来の擬餌針の側面図である。 【図8】従来の擬餌針の側面図である。 【符号の説明】 1、1′ 本体 7 ホログラムシ−ト 8、8′、8″ 夜光塗料もしくは蓄光塗料

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】外表面に下地塗装層が塗装された本体に、
    ホログラムシート上に夜光塗料もしくは蓄光塗料を任意
    形状に散在させたホログラムシートを貼着し、本体の外
    表面をクリヤ塗装層で覆ったことを特徴とする擬餌針。
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