JPH0153711B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0153711B2 JPH0153711B2 JP56106273A JP10627381A JPH0153711B2 JP H0153711 B2 JPH0153711 B2 JP H0153711B2 JP 56106273 A JP56106273 A JP 56106273A JP 10627381 A JP10627381 A JP 10627381A JP H0153711 B2 JPH0153711 B2 JP H0153711B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- metal
- base material
- plastic film
- uneven pattern
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- Expired
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来、表面を印刷し又はしない平滑な金属色の
装飾面をもつ装飾感圧粘着ラベル又はシートは公
知であるが、その外観から受ける印象としては、
平滑且つ単調な金属表面の印象以外は得られな
い。かゝる種類のラベル又はシートを凹凸模様の
立体感のあるものに加工することは極めて困難で
ある。即ち、その表面をサンドブラストやブラツ
シング処理をしても、傷が浅くその外観上凹凸模
様が形成されない。又エンボスローラー等にかけ
るときは、材質によつては柔軟な基材自体を亀
裂、損傷し勝ちであり製品化が困難である。
装飾面をもつ装飾感圧粘着ラベル又はシートは公
知であるが、その外観から受ける印象としては、
平滑且つ単調な金属表面の印象以外は得られな
い。かゝる種類のラベル又はシートを凹凸模様の
立体感のあるものに加工することは極めて困難で
ある。即ち、その表面をサンドブラストやブラツ
シング処理をしても、傷が浅くその外観上凹凸模
様が形成されない。又エンボスローラー等にかけ
るときは、材質によつては柔軟な基材自体を亀
裂、損傷し勝ちであり製品化が困難である。
本発明は、ラベル又はシート基材の材質を問わ
ず、これを損傷することなく、外観上、凹凸模様
により立体感のある又乱反射による複雑な明暗を
与え且つ印刷面を良好に保護された新規な形式の
装飾感圧粘着ラベル又はシートを容易に製作可能
とすることを目的とするもので、裏面に感圧粘着
剤塗層を有する金属色のラベル又はシート基材の
表面に、凹凸の差が5μ以上の凹凸模様を無数に
施した透明又は半透明のプラスチツクフイルム
を、透明又は半透明の接着剤を介して貼着したこ
とを特徴とする。
ず、これを損傷することなく、外観上、凹凸模様
により立体感のある又乱反射による複雑な明暗を
与え且つ印刷面を良好に保護された新規な形式の
装飾感圧粘着ラベル又はシートを容易に製作可能
とすることを目的とするもので、裏面に感圧粘着
剤塗層を有する金属色のラベル又はシート基材の
表面に、凹凸の差が5μ以上の凹凸模様を無数に
施した透明又は半透明のプラスチツクフイルム
を、透明又は半透明の接着剤を介して貼着したこ
とを特徴とする。
次に本発明実施例を添付図面につき説明する。
図面で１は、金属色をもつラベル又はシート基材
を示し、該基材１は、透明又は半透明のプラスチ
ツクフイルムの片面に金属蒸着面を形成した金属
蒸着プラスチツクフイルム、金属箔、紙と金属箔
とのラミネートから成る金属箔紙、紙に金属蒸着
面を形成した金属蒸着紙、等から選ばれる。図示
のものは、無色透明又は半透明のプラスチツクフ
イルム基材１ａとその裏面にアルミニウムその他
の金属の蒸着膜１ｂを１体に形成して成る表面上
金属色を備えたラベル又はシート基材１を使用し
た例を示す。この基材１の表面に、別途に、エン
ボスローラーや絞り加工等により凹凸の差が少く
とも5μを有する凹凸模様２をもつ透明又は半透
明の柔軟強靭なプラスチツクフイルム３を、透明
又は半透明の接着剤塗層４を介して貼着する。然
るときは、外観上、その凹凸模様のある透明プラ
スチツクフイルム３を通して、恰も、該基材１の
金属表面（金属蒸着面）は、凹凸模様２をもつ立
体感のある金属表面に加工された重厚な金属装飾
面をもたらされる。又この場合、同時に、その透
明なフイルム３の凹凸模様２の介在によつて光を
乱反射し、明暗のある複雑な金属表面の外観を与
え、その基材１の表面に、適当の文字、図形等の
印刷面５を施されていることが一般であるが、そ
の印刷面５は、その凹凸フイルム３を介して立体
的に且つ複雑な明暗をもつて外観され、その趣味
性を向上する。該凹凸模様２の形状は任意であ
る。図示の例では、無数の直線の凹条及び凸条か
ら成り且つその凹凸の差が5μ以上、好ましくは
50μ〜100μ程度の凹凸模様２を幅方向で10〜1000
本／cmの密度範囲でフイルム３の全面に亘り形成
したものである。第３図及び第４図は、かくして
構成した本発明の凹凸模様の立体感ある金属表面
をもつ製品の１例であり、６は、該基材１の裏面
に施した感圧粘着剤塗層、７は、その外面に仮貼
着されたシリコン樹脂等の剥離剤を塗布した剥離
台紙を示す。
図面で１は、金属色をもつラベル又はシート基材
を示し、該基材１は、透明又は半透明のプラスチ
ツクフイルムの片面に金属蒸着面を形成した金属
蒸着プラスチツクフイルム、金属箔、紙と金属箔
とのラミネートから成る金属箔紙、紙に金属蒸着
面を形成した金属蒸着紙、等から選ばれる。図示
のものは、無色透明又は半透明のプラスチツクフ
イルム基材１ａとその裏面にアルミニウムその他
の金属の蒸着膜１ｂを１体に形成して成る表面上
金属色を備えたラベル又はシート基材１を使用し
た例を示す。この基材１の表面に、別途に、エン
ボスローラーや絞り加工等により凹凸の差が少く
とも5μを有する凹凸模様２をもつ透明又は半透
明の柔軟強靭なプラスチツクフイルム３を、透明
又は半透明の接着剤塗層４を介して貼着する。然
るときは、外観上、その凹凸模様のある透明プラ
スチツクフイルム３を通して、恰も、該基材１の
金属表面（金属蒸着面）は、凹凸模様２をもつ立
体感のある金属表面に加工された重厚な金属装飾
面をもたらされる。又この場合、同時に、その透
明なフイルム３の凹凸模様２の介在によつて光を
乱反射し、明暗のある複雑な金属表面の外観を与
え、その基材１の表面に、適当の文字、図形等の
印刷面５を施されていることが一般であるが、そ
の印刷面５は、その凹凸フイルム３を介して立体
的に且つ複雑な明暗をもつて外観され、その趣味
性を向上する。該凹凸模様２の形状は任意であ
る。図示の例では、無数の直線の凹条及び凸条か
ら成り且つその凹凸の差が5μ以上、好ましくは
50μ〜100μ程度の凹凸模様２を幅方向で10〜1000
本／cmの密度範囲でフイルム３の全面に亘り形成
したものである。第３図及び第４図は、かくして
構成した本発明の凹凸模様の立体感ある金属表面
をもつ製品の１例であり、６は、該基材１の裏面
に施した感圧粘着剤塗層、７は、その外面に仮貼
着されたシリコン樹脂等の剥離剤を塗布した剥離
台紙を示す。
尚、上記透明又は半透明の凹凸模様をもつプラ
スチツクフイルム３の材料は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、塩化ビニール等の
適当な合成樹脂フイルムから選ばれ、厚さ５〜
200μに延伸されたものが好ましい。透明又は半
透明の接着剤４としては、特に、アクリル酸エス
テル系、ゴム系、等の感圧粘着剤が好ましい。
スチツクフイルム３の材料は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、塩化ビニール等の
適当な合成樹脂フイルムから選ばれ、厚さ５〜
200μに延伸されたものが好ましい。透明又は半
透明の接着剤４としては、特に、アクリル酸エス
テル系、ゴム系、等の感圧粘着剤が好ましい。
第５図は、前記の透明又は半透明のプラスチツ
ク金属蒸着基材に代え、金属箔１を基材として使
用した変形例である。その金属箔の厚さは、5μ
〜100μ程度のものが使用される。
ク金属蒸着基材に代え、金属箔１を基材として使
用した変形例である。その金属箔の厚さは、5μ
〜100μ程度のものが使用される。
図示しないが、抄紙やコート紙の表面に金属箔
や金属蒸着膜を１体に形成したものをラベル又は
シート基材としてもよい。金属蒸着膜の厚さは
0.05〜0.1μの範囲でよい。
や金属蒸着膜を１体に形成したものをラベル又は
シート基材としてもよい。金属蒸着膜の厚さは
0.05〜0.1μの範囲でよい。
本発明の第５図示の実施例や表面に金属箔や金
属蒸着膜を有する形式の基材を使用する実施例の
場合には、これに本発明の凹凸模様２を有するプ
ラスチツクフイルム３を施されるので、該フイル
ム３は、金属表面は、凹凸模様の外観を付与され
ると同時に、その金属材面及びこれに適宜施され
る印刷面を、雨水等による劣化や衝撃、摩擦等か
ら保護するに役立つ。
属蒸着膜を有する形式の基材を使用する実施例の
場合には、これに本発明の凹凸模様２を有するプ
ラスチツクフイルム３を施されるので、該フイル
ム３は、金属表面は、凹凸模様の外観を付与され
ると同時に、その金属材面及びこれに適宜施され
る印刷面を、雨水等による劣化や衝撃、摩擦等か
ら保護するに役立つ。
このように、本発明によるときは、金属色を装
飾面とするラベル又はシート基材の表面に、別途
に用意した凹凸模様のある透明又は半透明のプラ
スチツクフイルムを貼着するだけで、外観上、凹
凸模様の立体感があり且つ乱反射による複雑な金
属色表面をもつた装飾粘着ラベル又はシートが極
めて簡単に得られて、ラベル基材の材質を問わ
ず、これに損傷を与えることなく、各種の製品が
得られる等の効果を有する。
飾面とするラベル又はシート基材の表面に、別途
に用意した凹凸模様のある透明又は半透明のプラ
スチツクフイルムを貼着するだけで、外観上、凹
凸模様の立体感があり且つ乱反射による複雑な金
属色表面をもつた装飾粘着ラベル又はシートが極
めて簡単に得られて、ラベル基材の材質を問わ
ず、これに損傷を与えることなく、各種の製品が
得られる等の効果を有する。
第１図は、ラベル又はシート基材の１部の斜面
図、第２図は、凹凸模様を有する透明又は半透明
のプラスチツクフイルムの１部の斜面図、第３図
は、本発明実施の１例の１部の斜面図、第４図は
そのＡ―Ａ線の拡大截断面図、第５図は他例の１
部の断面図を示す。 １…ラベル又はシート基材、１ａ…透明又は半
透明プラスチツクフイルム基材、１ｂ…金属蒸着
膜、２…凹凸模様、３…透明又は半透明プラスチ
ツクフイルム、４…透明又は半透明接着剤塗層、
５…印刷面、６…感圧粘着塗層、７…剥離台紙。
図、第２図は、凹凸模様を有する透明又は半透明
のプラスチツクフイルムの１部の斜面図、第３図
は、本発明実施の１例の１部の斜面図、第４図は
そのＡ―Ａ線の拡大截断面図、第５図は他例の１
部の断面図を示す。 １…ラベル又はシート基材、１ａ…透明又は半
透明プラスチツクフイルム基材、１ｂ…金属蒸着
膜、２…凹凸模様、３…透明又は半透明プラスチ
ツクフイルム、４…透明又は半透明接着剤塗層、
５…印刷面、６…感圧粘着塗層、７…剥離台紙。
Claims (1)
- １ 裏面に感圧粘着剤塗層を有する金属色のラベ
ル又はシート基材の表面に、凹凸の差が5μ以上
の凹凸模様を無数に施した透明又は半透明のプラ
スチツクフイルムを、透明又は半透明の接着剤を
介して貼着したことを特徴とする装飾感圧粘着ラ
ベル又はシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10627381A JPS588774A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 装飾感圧粘着ラベル又はシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10627381A JPS588774A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 装飾感圧粘着ラベル又はシ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS588774A JPS588774A (ja) | 1983-01-18 |
| JPH0153711B2 true JPH0153711B2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=14429468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10627381A Granted JPS588774A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 装飾感圧粘着ラベル又はシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588774A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104194666A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-10 | 湖北大学 | 一种夜光贴的制作方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63249640A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-17 | リンテック株式会社 | 光反射防止用粘着シ−ト |
| DE69023503T2 (de) * | 1989-08-08 | 1996-07-04 | Nakamura Seishisho Kk | Wärmeklebbares papierblatt. |
| US6329033B2 (en) * | 1998-02-09 | 2001-12-11 | Zoltan Soproni | Imitation wax seal |
| KR100456359B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2004-11-10 | 주식회사 엘지화학 | 아크릴 우레탄 수지와 금속 증착을 이용한 광고 간판 및차량 마킹용 점착 시트와 그의 제조방법 |
| CN103627341A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-03-12 | 常熟市长江胶带有限公司 | 绝缘胶带 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347102U (ja) * | 1976-09-18 | 1978-04-21 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5151970Y2 (ja) * | 1972-06-09 | 1976-12-13 | ||
| JPS57121638U (ja) * | 1981-01-23 | 1982-07-28 |
-
1981
- 1981-07-09 JP JP10627381A patent/JPS588774A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347102U (ja) * | 1976-09-18 | 1978-04-21 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104194666A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-10 | 湖北大学 | 一种夜光贴的制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS588774A (ja) | 1983-01-18 |
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