JPH10127208A - 釣り用ルアー - Google Patents

釣り用ルアー

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JPH10127208A
JPH10127208A JP29182796A JP29182796A JPH10127208A JP H10127208 A JPH10127208 A JP H10127208A JP 29182796 A JP29182796 A JP 29182796A JP 29182796 A JP29182796 A JP 29182796A JP H10127208 A JPH10127208 A JP H10127208A
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JP
Japan
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lure
scales
lure body
fishing
scale
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JP29182796A
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English (en)
Inventor
Koichi Ito
浩一 伊東
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Megabass Inc
Original Assignee
Megabass Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多用途性を備え、高い釣果を期待し得る釣り
用ルアーを提供する。 【解決手段】 ルアーボディ1の表面に鱗模様が付され
る。鱗片10の周囲に細溝11を設けてルアーボディ1
の表面を凹凸状に形成し、隣接する鱗片10相互間を細
溝11によって区切ることにより鱗模様が形成される。
凸状の鱗片10に光反射性を付与すると共に、細溝11
に夜光性を付与する。鱗片10にホログラム処理12が
施される。細溝には夜光顔料13が塗布される。昼間で
は鱗片10に施したホログラム処理12によってルアー
ボディ1が独特の色彩或いは模様を呈する。夜間には鱗
片10部分がトーンダウンすると共に各鱗片10周囲の
細溝11が発光し、鱗模様をくっきりと浮かび上がらせ
る。昼間及び夜間とも対象魚に対する高いアピール効果
を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り用ルアーのう
ち特にルアーボディの表面に鱗模様を有する釣り用ルア
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】ルアー釣りにおいて、例えば所謂フィッ
シュイーターと呼ばれる主に小魚等を常食餌とする大型
の対象魚の場合、小魚に似せた形態のルアーが使用され
る。この種のルアーでは、ルアーボディ表面に適宜の塗
装等を施して鱗模様を付し、小魚に似せた形態にしたも
のが知られている。対象魚を誘うべく、つまり対象魚に
対して強くアピールする集魚効果を得るために、ルアー
の形や色彩等につき工夫がなされている。
【0003】ところで、釣りを行う時間帯として昼間と
夜間では太陽光の有無(又は強弱)を始めとして、釣り
条件が著しく相違する。従来、夜釣りの場合にはルアー
ボディを白く塗装し、或いはルアーボディ全体に夜光塗
料を塗布した夜釣り用のルアーが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる夜釣
り用のルアーは、日中には光の当たり具合でルアーボデ
ィが単に黄色味を呈するだけのリアル感のない形態とな
ってしまい、そのままでは対象魚に対するアピール効果
を期待することができない。つまり従来のルアーでは、
例えばこの例のように用途が限られたものであり、昼間
と夜間ではルアーの付け替えを行わざるを得なかった。
例えば特にヒット率の高い時間帯である朝マヅメ或いは
夕マヅメにおいて、これらの短い時間では急いでルアー
交換を行うのが難しく、タイミングを逸してしまう場合
があった。
【0005】本発明はかかる実情に鑑み、多用途性を備
え、高い釣果を期待し得る釣り用ルアーを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の釣り用ルアー
は、ルアーボディの表面に鱗模様を付して成る釣り用ル
アーであって、鱗片の周囲に細溝を設けて前記ルアーボ
ディの表面を凹凸状に形成し、隣接する鱗片相互間を前
記細溝によって区切ることにより鱗模様が形成され、凸
状の前記鱗片に光反射性を付与すると共に、前記細溝に
夜光性を付与するものである。
【0007】また、本発明の釣り用ルアーにおいて、前
記鱗片にホログラム処理が施されることを特徴とする。
また、本発明の釣り用ルアーにおいて、前記細溝に夜光
顔料が塗布されることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、特に昼間では鱗片に施し
たホログラム処理によってルアーボディが独特の色彩或
いは模様を呈し、対象魚に対するアピール効果を発揮す
る。また、夜間には鱗片部分がトーンダウンすると共に
各鱗片周囲の細溝が発光し、これにより鱗模様をくっき
りと浮かび上がらせる。このように昼間及び夜間とも対
象魚に対する高いアピール効果を実現することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づき、本発
明による釣り用ルアーの好適な実施の形態を説明する。
本発明のルアーは小魚に似せた形状、大きさに成形さ
れ、そのルアーボディ表面には色彩或いは模様等が付さ
れているものとする。ルアーボディ自体の形状、色彩等
の形態については、対象魚に応じて適宜変更等可能であ
る。
【0010】図1は、この実施形態のルアーの構成例を
示している。図において、ルアーボディ1は、射出成形
等により形成可能なプラスチック製の一対のボディハー
フを相互に接合することで中空構造に形成される。ルア
ーボディ1の表面には、後述するように図示のような鱗
模様が付されている。なお、ルアーボディ1の適所に取
り付けられたフックハンガー2及びヒートン3には、フ
ロントフック4及びリヤフック5がそれぞれ係着する。
【0011】図2は、ルアーボディ1の表面付近の構造
例を示している。図2(A)のようにルアーボディ1の
表面において、多数の鱗片10の周囲に細溝11を設け
ることによりルアーボディ1の表面が凹凸状に形成され
る。隣接する鱗片10相互間を細溝11によって区切る
ことで、ルアーボディ1の表面に図1に示したような鱗
模様が形成される。各鱗片10は周囲の細溝11に対し
て凸状に形成され、即ちルアーボディ1の表面に言わば
立体彫刻を施すものである。
【0012】本発明によれば、鱗片10に光反射性を付
与すると共に、細溝11に夜光性を付与する。即ち、こ
の実施形態では鱗片10にホログラム処理12が施され
ると共に、細溝11に夜光顔料13が塗布される。図2
(A)の例では、細溝11の底部にのみ夜光顔料13が
塗布される。ホログラム処理12によれば、これを見る
方向等によって光を様々に変化して反射し、虹色又は金
色或いは銀色等の反射光を発する。また、夜光顔料13
としては、例えば蓄光顔料;LCG1A−N、或いは調
合蓄光顔料;RMLC−G1A(いずれもシンロ化
(株)製)を用いることができる。
【0013】或いはまた、図2(B)のように細溝11
全体に夜光顔料13を塗布してもよい。このように塗布
することで夜光顔料13の発光を強めることができる。
更に、図2(C)のようにルアーボディ1の表面を平坦
に形成すると共に、夜光顔料13を塗布する。そして、
ホログラム処理12が施された鱗片状のシール20を貼
着することで鱗片10とし、鱗片10相互間の隙間を細
溝11とすることで鱗模様が形成される。なお、ホログ
ラム処理12を行う場合、表面が虹色、銀色又は金色等
の反射をする反射体(反射フィルムもしくはアルミ箔
等)を、熱転写や水転写或いは接着等の方法でルアーボ
ディ1の表面に貼着する。
【0014】上記構成で成る本発明の釣り用ルアーにお
いて、昼間では各鱗片10に施したホログラム処理12
によってルアーボディ1の表面は、水中にて独特の色彩
或いは模様を呈する。即ち、ルアーボディ1の表面は、
小魚に似たリアル感のある形態を呈すると共に、見る方
向等によって光を様々に変化して反射し、虹色又は金色
或いは銀色等の反射光を発する。例えば、各鱗片10に
陽光等の光が当たると、あたかも小魚が所謂ひら打ちを
したように見え、このような反射作用で対象魚に対して
高いアピール効果を発揮する。なお、鱗片10相互間の
細溝11に塗装されいる夜光顔料13は、陽光下では基
本的には発光しない。
【0015】一方、夜間には陽光がなくなるため、鱗片
10部分がトーンダウンすると共に各鱗片10周囲の細
溝11の夜光顔料13が発光し、これにより鱗模様をく
っきりと浮かび上がらせる。夜光顔料13によるルアー
ボディ1の表面発光で、対象魚に対して高いアピール効
果を発揮する。また、ルアーボディ1に夜光性を持たせ
ることで、夜釣りの際、暗がりの中でもルアーを簡単に
見つけることができ、使用性を向上する。
【0016】このように昼間及び夜間とも対象魚に対す
る高いアピール効果を実現することができる。このため
単一のルアーでありながら、昼釣り用と夜釣り用の2つ
の用途に有効に対応可能である。かかる昼夜兼用のルア
ーを実現することにより、従来のように昼間と夜間で用
途に応じて使え分けをしていたルアーの付替えの手間を
省くことができる。従って、朝マヅメ或いは夕マヅメ等
の短い時間帯でもタイミングを逸する心配がなく、高い
釣果を得ることができる。
【0017】ところで、海釣り等においては、図3のよ
うに表層部、中層部及び深層部の順に水面からの深度が
深くなり、この深度に従って陽光の到達量が減少する、
即ち暗くなる。本発明によれば、単一のルアーで異なる
深度の層に対応することができるため、各層とも高いヒ
ット率を得ることができる。例えば多量の陽光が入射す
る表層部において、主に鱗片10にて陽光を反射し、ル
アーボディ1が表面発光する。また、中層部では陽光が
適度に減少するため、鱗片10による陽光の反射と細溝
11の夜光顔料13の発光の双方が生じる。更に真っ暗
な深層部では細溝11の夜光顔料13が発光し、このよ
うにいずれの層においても対象魚に対する高いアピール
効果が得られる。
【0018】ここで、図4はルアーボディ1の表面にお
ける別の構造例を示している。この図4に示す各例で
は、透明なルアーボディ1の表面において、多数の鱗片
10の周囲に細溝11を設け、凹凸状に形成される。隣
接する鱗片10相互間を細溝11によって区切ること
で、ルアーボディ1の表面に図1に示したような鱗模様
が形成される。凸状に形成された各鱗片10にホログラ
ム処理12が施される。鱗片10及び細溝11の形状等
は、図示例のように平坦或いは円弧状、また概略矩形或
いはV字状等、種々のものを採用し得る。
【0019】これらの表面構造によれば、陽光の届くと
ころでは鱗片10が陽光を反射し、ルアーボディ1が表
面発光する。また、陽光の届かないところではルアーボ
ディ1の表面はくすんだ灰色がかり、コントラストが低
下する。ルアーボディ1の内部では光を全部殺して、に
ぶい灰色を呈する。この結果、ルアーボディ1が表面発
光するときと発光しないときのメリハリがつき、対象魚
に対して強くアピールする。例えば、にぶい灰色を呈し
ている状態から陽光を反射して瞬時に発光する場合等、
極めてリアル感で出て対象魚が直ぐにヒットする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ログラム処理によるルアーボディの表面発光と夜光顔料
の夜光との2つの発光機能を備え、昼間及び夜間とも対
象魚に対する高いアピール効果のルアーを提供すること
ができる。このように多用途性を備えた結果、高い釣果
を期待することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による釣り用ルアーの実施形態における
構成例を示す図である。
【図2】本発明による釣り用ルアーの実施形態における
ルアーボディの表面付近の構造例を示す図である。
【図3】本発明による釣り用ルアーに係る深度と光量の
関係を示す図である。
【図4】本発明による釣り用ルアーにおけるルアーボデ
ィの表面付近の別の構造例を示す図である。
【符号の説明】
1 ルアーボディ 2 フックハンガー 3 ヒートン 4 フロントフック 5 リヤフック 10 鱗片 11 細溝 12 ホログラム処理 13 夜光顔料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアーボディの表面に鱗模様を付して成
    る釣り用ルアーであって、 鱗片の周囲に細溝を設けて前記ルアーボディの表面を凹
    凸状に形成し、隣接する鱗片相互間を前記細溝によって
    区切ることにより鱗模様が形成され、凸状の前記鱗片に
    光反射性を付与すると共に、前記細溝に夜光性を付与す
    ることを特徴とする釣り用ルアー。
  2. 【請求項2】 前記鱗片にホログラム処理が施されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の釣り用ルアー。
  3. 【請求項3】 前記細溝に夜光顔料が塗布されることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の釣り用ルアー。
JP29182796A 1996-11-01 1996-11-01 釣り用ルアー Pending JPH10127208A (ja)

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