JPH10191837A - ルアー - Google Patents

ルアー

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JPH10191837A
JPH10191837A JP257097A JP257097A JPH10191837A JP H10191837 A JPH10191837 A JP H10191837A JP 257097 A JP257097 A JP 257097A JP 257097 A JP257097 A JP 257097A JP H10191837 A JPH10191837 A JP H10191837A
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JP
Japan
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lure
main body
fish
colored layer
exposed
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Application number
JP257097A
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English (en)
Inventor
Masashi Nagano
正士 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Publication of JPH10191837A publication Critical patent/JPH10191837A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色されたルアーにおいて、夜間でも魚に充
分にアピールできるようにする。 【解決手段】 ルアー1は、ルアー本体2と、着色層4
とを備えている。ルアー本体2は、少なくとも表面が蓄
光材料で形成されている。着色層4は、ルアー本体2の
表面の一部が露出しかつ露出部分以外を遮蔽するように
表面上に形成されている。このルアー1では、ルアー本
体2の露出した表面の一部が発光して着色層4を照ら
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、疑似餌として使用
されるルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】肉食性の魚を釣るのに好適なルアーに
は、一般に、魚体に似せた形状のものと、スプーン、ス
ピナー、ジグ等の金属製のものと、ソフトベイトと呼ば
れるザリガニやミミズに似せた軟質プラスチック製のも
のとがある。これらのルアーは、いずれも釣り対象の魚
にアピールするために、光沢のある色や鮮やかな色等の
種々の色で表面が着色されていることが多い。
【0003】ルアーは、主にブラックバスやトラウト等
の淡水に生息する肉食性の魚の釣りに用いられている
が、最近では海釣りにもしばしば用いられている。海釣
りでは、たとえばシーバスと呼ばれるスズキやシイラや
太刀魚等の肉食性の魚がルアーによって釣られており、
昼間の釣りだけでなく、夜間の釣りも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の着色された
ルアーでは、昼間の釣りには魚にアピールするように着
色することが釣果に大きな影響を与えることがある。し
かし、夜間の釣りでは、魚にアピールするように表面を
着色しても、暗い水中で着色されたルアーを魚が視認す
ることは困難であり、着色しただけのルアーでは充分に
魚にアピールできないことがある。
【0005】そこで、たとえば、蓄光材料でルアーを製
造することが考えられる。しかし、この場合、ルアー全
体が蓄光材料の固有の色で光るだけであるため、魚にア
ピールするような色をつけることができず、ルアーを魚
に充分にアピールできない。本発明の課題は、着色され
たルアーにおいて、夜間でも魚に充分にアピールできる
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るルアーは、
ルアー本体と、着色層とを備えている。ルアー本体は、
少なくとも表面が蓄光材料で形成されている。着色層
は、ルアー本体の表面の一部が露出しかつ露出部分以外
を遮蔽するように表面上に形成されている。このルアー
では、ルアー本体の露出した表面の一部が発光して着色
層を照らすので、着色層を夜間でも認識でき、夜間でも
魚に充分にアピールできる。また、表面の任意の場所を
発光させることができるので、発光自体によってもさら
に魚にアピールできる。
【0007】発明2に係るルアーは、発明1に記載のル
アーにおいて、ルアー本体は、熱可塑性樹脂に蓄光顔料
を封入した着色充填剤を配合して得られた樹脂組成物を
成形して得られた合成樹脂製である。この場合には、種
々の重さや形状や機能を有するルアー本体を簡単に製造
できる。発明3に係るルアーは、発明1に記載のルアー
において、ルアー本体は、ルアー部材と、ルアー部材の
表面に蓄光塗料を塗布して形成された蓄光層とを有す
る。この場合には、ルアー部材の表面に蓄光層を形成す
るだけで簡単にルアー本体を形成できる。
【0008】発明4に係るルアーは、発明1から3のい
ずれかに記載のルアーにおいて、着色層は、遮光性の塗
料をルアー本体の表面に塗布することにより形成されて
いる。この場合には、塗装により表面の任意の場所だけ
を簡単に露出させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、本発明の一実施形
態によるルアー1は、小魚等の魚体に似せた流線形状の
ルアー本体2と、ルアー本体2の内部を区画しかつ補強
するリブ3とを備えている。ルアー本体2は、図2及び
図3に示すように、内部に空間Rが形成されるように左
右1対のルアー部材2a,2bを溶着等により貼り合わ
せた構造である。ルアー部材2a,2bは、壁部がほぼ
均一な厚みの左右対称な蓄光性を有する合成樹脂製の部
材であり、たとえば、熱可塑性樹脂に蓄光顔料を封入し
た着色充填剤を配合して得られた樹脂組成物を射出成形
して得られる。ここで、熱可塑性樹脂としては、塩化ビ
ニル樹脂,ポリプロピレン,ポリカーボネイト等の合成
樹脂が好ましい。また蓄光顔料としては、ファイヤーオ
レンジ(商品名:DAYGRO社製)やGSS(商品
名:根本特殊化学製)等の顔料が好ましい。
【0010】ルアー部材2a,2bの表面には、図4に
示すように、たとえば魚の表面にある目玉や鱗等に似せ
た模様に着色された着色層4が形成されている。着色層
4は、蓄光性を有するルアー部材2a,2bの表面の一
部が、たとえば2か所で露出するように形成されてお
り、露出部分4a,4b以外でルアー部材2a,2bを
遮蔽するようになっている。この露出部分4aは、魚の
中心部分に前後に延びて形成されており、露出部分4b
は、目玉の回りに形成されている。このように蓄光性の
ルアー部材2a,2bを露出させることで、露出した表
面が発光して着色層4を照らすので、着色層4を夜間で
も視認でき、夜間でも魚に充分にルアーをアピールする
ことができる。また、表面の任意の場所を発光させるこ
とができるので、発光自体によってもさらに魚にアピー
ルすることができる。
【0011】また、ルアー部材2a,2bが熱可塑性樹
脂に蓄光顔料を封入した着色充填剤を配合して得られた
樹脂組成物を成形して得られた合成樹脂製であるので、
種々の重さや形状や機能を有するルアー本体を簡単に製
造できる。また、蓄光部分がルアー部材の内部に形成さ
れているので蓄光能力が持続する。さらに、着色層4を
塗装により形成しているので、表面の任意の場所だけを
簡単に露出させることができる。
【0012】ルアー本体2の頭部には、図1に示すよう
に、斜め下方に突出するリップ5が形成されている。ル
アー本体2のリップ5、腹部及び尾部には、アイ6が取
りつけられている。リップ5に取り付けられたアイ6
は、釣り糸結束用のアイである。腹部及び尾部のアイ6
にはそれぞれ、スプリットリング8を介してフック7が
装着されている。
【0013】リブ3は、ルアー部材2a,2bと別部材
で構成されており、図2及び図4に示すように、側面視
H字状の合成樹脂製の板状部材である。リブ3は、前後
に間隔を隔てて配置された長円部9,10と、長円部
9,10を連結する板状の連結部11とを有している。
長円部9,10の輪郭は、ルアー本体2の内壁面に沿っ
た形状である。各長円部9,10と連結部11との交点
には、円柱状のボス部12がそれぞれ形成されている。
このボス部12の両端には係止用の三角錐形状の凹部1
3が形成されている。この凹部13を係止するための三
角錐状の凸部14がルアー部材2a,2bの凹部13に
対向する内壁面に形成されている。
【0014】このようなリブ3を設けることで、ルアー
本体2内の空間Rは、たとえば4つに区画される。この
4つの区画のうち頭部の空間R1(図2)には、たとえ
ばバランス調整用の重り15が配置されている。また、
リブ3をルアー部材2a,2bと別部材で構成したの
で、ルアー本体2の内壁面の構造が単純になり成形しや
すくなる。
【0015】このように構成されたルアーを使用する場
合、まず釣りを行う前にルアー1を蛍光灯等に十分に当
てて光を内部に蓄積する。そして、釣り糸をアイ6にセ
ットしてキャスティングを行う。このルアーを夜釣りに
使用すると、露出部分4a,4bが発光し、その回りの
着色層4を照らし出す。この結果、着色層4に描かれた
着色された模様が夜間でも十分に視認可能になり、魚に
アピールすることができる。
【0016】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、蓄光顔料を合成樹脂原料に
混合して蓄光性を有するルアー部材を得たが、本発明は
これに限定されるものではなく、合成樹脂製のルアー部
材の表面に蓄光塗料を塗布して蓄光層を形成し,ルアー
部材の表面が蓄光性を有するようにしてもよい。
【0017】(b) 前記実施形態ではリブ3をルアー
部材と別体としたが、分割されたルアー部材と一体でリ
ブを形成してもよい。 (c) 前記実施形態では着色層4に目玉模様や鱗模様
等を描いたが、ルアー部材2a,2bの表面に凹凸模様
等を形成して目玉模様や鱗模様等を描いてもよい。
【0018】(d) 前記実施形態では、ルアーとして
プラグ形のルアーを例に説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、スプーン、スピナー、ジグ等の
金属製のものや、ソフトベイトと呼ばれるザリガニやミ
ミズに似せた軟質プラスチック製のものにも本発明を適
用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ルアー本体の露出した
表面の一部が発光して着色層を照らすので、着色層を夜
間でも認識でき、夜間でも魚に充分にアピールできる。
また、表面の任意の場所を発光させることができるの
で、発光自体によってもさらに魚にアピールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるルアーの側面図。
【図2】その縦断面図。
【図3】図1のIII −III 断面図。
【図4】リブの斜視図。
【符号の説明】
1 ルアー 2 ルアー本体 2a,2b ルアー部材 4 着色層 4a,4b 露出部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表面が蓄光材料で形成されたル
    アー本体と、 前記ルアー本体の表面の一部が露出しかつ露出部分以外
    を遮蔽するように前記表面上に形成された着色層と、を
    備えたルアー。
  2. 【請求項2】前記ルアー本体は、熱可塑性樹脂に蓄光顔
    料を封入した着色充填剤を配合して得られた樹脂組成物
    を成形して得られた合成樹脂製である、請求項1に記載
    のルアー。
  3. 【請求項3】前記ルアー本体は、ルアー部材と、ルアー
    部材の表面に蓄光塗料を塗布して形成された蓄光層とを
    有する、請求項1に記載のルアー。
  4. 【請求項4】前記着色層は、遮光性の塗料を前記ルアー
    本体の表面に塗布することにより形成されている、請求
    項1から3のいずれかに記載のルアー。
JP257097A 1997-01-10 1997-01-10 ルアー Pending JPH10191837A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6993866B1 (en) * 2003-06-25 2006-02-07 James Strange Fishing bait rig attachment apparatus with rotating rattle
US20140068997A1 (en) * 2011-05-10 2014-03-13 Duel Co., Inc. Lure
US20180000057A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-04 Plastic Research And Development Corporation Rattling paddle lure
JP2020043849A (ja) * 2019-04-09 2020-03-26 善弘 三上 疑似餌

Cited By (5)

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