JP2005192471A - 輝度性ルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】 ルアーボディの表面に対する形状処理に加えて蒸着膜によりフィッシュイーターが飛びつきやすい性質の高い輝度性が得られ、高い輝度性が得られる割りには製造が容易であり、蒸着膜の剥離もないために機能性が安定して初期状態に継続して保持される輝度性ルアーを提供する。
【解決手段】 ルアーボディの表面に、全面的または部分的に、光ディスクのトラック溝程度の幅またはそれよりもやゝ広い幅の微細溝を密に配列した粗面模様を形成し、その粗面模様の表面に反射膜を蒸着の手法により形成した。また、光ディスクのトラック溝程度の幅またはそれよりもやゝ広い幅の微細溝を、一点を中心とする円形または楕円形に拡がる密な配列に形成した少なくとも1の渦巻き状の粗面模様を形成し、その粗面模様に反射透過膜を偏光蒸着の手法により形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ルアーフィッシングにおいて魚を釣る疑似バリとして使用するルアーであって、フィッシュイーターに対する特に反射光による刺激を高めた輝度性ルアーに関する。
ルアーフィッシングは、小魚やエビ、カニなどの甲殻類、陸生昆虫、水中昆虫を餌とするフィッシュイーターの食欲や攻撃本能を刺激して釣り上げるゲームである。この刺激となるルアーの種類については、色や形、大きさ、材質、または浮くもの、沈むもの、音を出すもの、等とタイプも膨大である。このようにルアーにおいては、形状、色彩、光、音、動き等を複合的に利用される。
光については、色彩との関係においてそれを特に発色させるために、ルアーボディに発光塗料や輝度性塗料を塗布し、あるいは、ホログラムシートを転写又は貼り付けてきらきら模様を演出的に表現していたが、フィッシュイーターがルアーに飛びつくのは、餌としての(誤った)判断ないし認識をするからではなく、一定の刺激物に対して本能的または条件反射的な行動であることを考えると、それをおこさせる刺激分野が他にもあるはずであると想定し得る。つまり、改善の余地があると考えた。
また、従来、ホログラムシートの転写または貼付では、輝度性が比較的高く刺激性が得られるものの、ルアーボディの表面が平面的ではないので、熱転写または熱貼付の模様付けが困難であるばかりか、転写模様がはげ落ちたり転写紙が剥離するなどしてルアーボディの地肌が露出し、刺激機能を著しく減退することがあるという問題があった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、ルアーボディの表面に対する形状処理に加えて蒸着膜によりフィッシュイーターが飛びつきやすい性質の高い輝度性が得られ、高い輝度性が得られる割りには製造が容易であり、蒸着膜の剥離もないために機能性が安定して初期状態に継続して保持される輝度性ルアーを提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、第1発明は、ルアーボディの表面に、全面的または部分的に、光ディスクのトラック溝程度の幅またはそれよりもやゝ広い幅の微細溝を密に配列した粗面模様を形成し、その粗面模様の表面に反射膜を蒸着の手法により形成したことを特徴とする輝度性ルアーを構成した。
また、第2発明は、ルアーボディの表面に、光ディスクのトラック溝程度の幅またはそれよりもやゝ広い幅の微細溝を、一点を中心とする円形または楕円形に拡がる密な配列に形成した少なくとも1の渦巻き状の粗面模様を形成し、その粗面模様に反射透過膜を偏光蒸着の手法により形成したことを特徴とする輝度性ルアーを構成した。
輝度性ルアーを上記の第1および第2発明のように構成したから、粗面模様においては、微細溝の密な配列に伴う反射により、さらには加えて偏光蒸着に伴うプリズム効果で反射光が干渉することにより高輝度に光るだけでなく、虹色がかった斑模様が浮上する。この斑模様が例えば魚の鱗やエビの殻のように勘違いするためにこれがフィッシュイーターにこれまでにない新鮮な飛びつきやすい刺激となる。
微細溝の形成については、真っ直ぐ、曲がるというように延びる方向的形状を問わないが、第2発明(請求項2)のように、一点を中心とする円形または楕円形に拡がる密な配列であると、偏光蒸着加工を施すことで形成される反射透過膜によって反射される光が微妙な光模様で輝度性を帯びるため、ルアーを泳がしそれが光を浴びると、円の中心を軸に輝き、フィッシュイーターに刺激的な大きなアピールをすることになる。
また、微細溝は、直線であっても良いが、蛇行するものとすると、微妙に輝度性を発揮しやすい(請求項3)。さらに、断面形状については、V字形、逆台形、半円形等のようにこれも特に限定するものではない。しかし、この形状によっても光の干渉状態が異なってくるので、趣の異なる輝度性が創出されることになる。
以上説明したように、この発明の輝度性ルアーによれば、ルアーボディの表面に対する微細溝の配列という形状処理に加えて、その断面の反射膜またはプリズム効果で色分けされる反射透過膜によりフィッシュイーターが飛びつきやすい性質の高い斑な虹模様の斬新な輝度性が得られるので、使用によりこれまでになく釣果を高め得る。また、高い輝度性が得られる割りには製造が容易であり安価な提供に適し、蒸着膜の剥離もないために機能性が安定して初期状態に保持されるという優れた効果がある。
図1および図2は、一の実施形態を示したもので、この例は、輝度性ルアーRが小魚を擬したクランクベイトであって、そのルアーボディ1には、フィッシュイーターが最も注目しやすい前端部の両側面に渦巻き状の粗面模様2が微細溝5の配列で形成され、その上に偏光蒸着により反射透過膜7が形成される。
ルアーの素材は、プラスチック、木、金属等であるが、これらに微細溝5を直接に形成する。あるいは、比較的軟質の木等では硬質プラスチック塗装により表面処理してからその上に微細溝5を形成しても良い。いずれにしても、微細溝5は、光ディスクのトラック溝程度か、それよりもやゝ幅広い程度の溝として形成する。微細溝5の断面は、V字形としたが(図2)、(図3)、逆台形(図4)、半円形(図5)というように様々となる。また、微細溝5は、図1の円内の拡大した部分に示すように蛇行して形成した。しかし、図6に示すように、真っ直ぐの並列した配列であっても良い。
粗面模様2は、一点を中心に円形または楕円形に微細溝5が拡大して配列されるもので、視線がその中心に集中しやすい。なお、具体的に渦巻き模様とは線が連続する螺旋模様または多数の同心円からなる多重線模様をいう。図示の場合、釣り糸を掛けるアイ9の下に模様の中心があり、その中心での動きとなる関係で、ここを軸に輝くように集中して見えることになる。
微細溝5を形成した粗面模様2の部分を輝度面とするには、その面にアルミ蒸着等によって単に反射膜を形成しても良く、多数配列される微細溝5,5,・・の面の反射光が干渉して輝度性が発現される。しかし、偏光蒸着することによって、見るものを惹きつける虹色の斑模様が強調される。
ここに偏光蒸着とは、プリズムでの色分け原理を利用したもので、誘電体の多層膜を成膜することにより、見る角度によって異なる色を強調することのできる反射透過膜7を形成するものをいう。例えば、図7に示すように、反射透過膜7は、ルアーボディ1の表面としての生地に、反射膜11,光の屈折率がことなる複数の透明層12,13、上面の透明な被覆層14等から構成される。
図6は、他の実施形態を示したもので、その輝度性ルアーRaは、同じく小魚を擬したミノーであるが、両側面の中央に沿って走る多数の微細溝5,5,・・を形成した。また、微細溝5の配列による粗面模様3の上には、図8に示すように、アルミ蒸着の反射層15とプラスチックの透明被覆層16により単なる反射層8を形成した。しかし、前記のような反射透過膜7であるとさらに高輝度となる。
なお、この発明の対象となるルアーは、小魚に限らなく、エビ、カニなどの甲殻類、陸生昆虫、水中昆虫、スプーン等、その種類は特に限定されるものではない。
この発明による一実施の形態の輝度性ルアーを示すとともにその要部を引き出して仮想円内に拡大面に示す斜視図である。 同輝度性ルアーの要部拡大断面図である。 他の実施形態を示す図2に対応する断面図である。 他の実施形態を示す図2に対応する断面図である。 他の実施形態を示す図2に対応する断面図である。 他の実施形態を示す図1に対応する斜視図である。 この発明に係る反射透過膜の積層構造の例を示す断面図である。 この発明に係る反射膜の積層構造の例を示す断面図である。
符号の説明
R,Ra 輝度性ルアー
1 ルアーボディ
2,3 粗面模様
5 微細溝
7 反射透過膜
8 反射膜

Claims (3)

  1. ルアーボディの表面に、全面的または部分的に、光ディスクのトラック溝程度の幅またはそれよりもやゝ広い幅の微細溝を密に配列した粗面模様を形成し、その粗面模様の表面に反射膜を蒸着の手法により形成したことを特徴とする輝度性ルアー。
  2. ルアーボディの表面に、光ディスクのトラック溝程度の幅またはそれよりもやゝ広い幅の微細溝を、一点を中心とする円形または楕円形に拡がる密な配列に形成した少なくとも1の渦巻き状の粗面模様を形成し、その粗面模様に反射透過膜を偏光蒸着の手法により形成したことを特徴とする輝度性ルアー。
  3. 微細溝を蛇行状に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の輝度性ルアー。

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