JP3533033B2 - 高周波装置 - Google Patents
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0007—Casings
- H05K9/006—Casings specially adapted for signal processing applications, e.g. CATV, tuner, antennas amplifier
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/08—Constructional details, e.g. cabinet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/38—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
- H01R24/40—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
- H01R24/54—Intermediate parts, e.g. adapters, splitters or elbows
- H01R24/542—Adapters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、それぞれ独立し
た機能を有するとともに複数の高周波部から成る高周波
装置に関するものである。
た機能を有するとともに複数の高周波部から成る高周波
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波装置は、図9に示すように
分配器1と、この分配器1の第1の出力2に接続された
チューナ3とで構成されていた。そして、この分配器1
とチューナ3との間は、高周波ケーブル4で接続されて
いた。また、分配器1の第2の出力5からは他のチュー
ナ6に高周波ケーブル7で接続されていた。
分配器1と、この分配器1の第1の出力2に接続された
チューナ3とで構成されていた。そして、この分配器1
とチューナ3との間は、高周波ケーブル4で接続されて
いた。また、分配器1の第2の出力5からは他のチュー
ナ6に高周波ケーブル7で接続されていた。
【0003】以上のように構成された高周波装置におい
て、例えばチューナ3の出力とチューナ6の出力とで2
画面テレビを楽しんだり、チューナ3の出力でテレビ画
面を楽しむ一方、チューナ6の出力で裏番組を録画した
りしていた。
て、例えばチューナ3の出力とチューナ6の出力とで2
画面テレビを楽しんだり、チューナ3の出力でテレビ画
面を楽しむ一方、チューナ6の出力で裏番組を録画した
りしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、分配器1とチューナ3との間は高
周波ケーブル4で接続していたので、どうしても高周波
ケーブル4で接続する分スペースが多く必要であった。
また、このケーブル4が必要のため価格的にも高価格に
なっていた。
うな従来の構成では、分配器1とチューナ3との間は高
周波ケーブル4で接続していたので、どうしても高周波
ケーブル4で接続する分スペースが多く必要であった。
また、このケーブル4が必要のため価格的にも高価格に
なっていた。
【0005】この発明は、このような問題点を解決する
もので、省スペース化と低価格化を実現した高周波装置
を提供することを目的としたものである。
もので、省スペース化と低価格化を実現した高周波装置
を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波装置は、略同一の高さ寸法を有すると
ともに、金属製のケースに収納され、それぞれ独立の機
能を有する第1の高周波部と、この第1の高周波部に着
脱自在に連結された第2の高周波部とから成り、前記第
1の高周波部は前記ケースの一方の側面に設けられると
ともに高周波信号が入力される第1の入力端子と、この
第1の入力端子に入力された前記高周波信号が分配され
る分配器と、この分配器の一方の出力が供給される第1
の出力端子と、前記分配器の他方の出力が供給される第
2の出力端子とを有し、前記第1の出力端子は前記第1
の入力端子が設けられた一方の側面に対向する他方の側
面に設けられ、前記第2の高周波部の一方の側面には前
記第1の出力端子に接続される第2の入力端子を設け、
前記第1の入力端子と前記第1の出力端子と前記第2の
入力端子とは共に底面から略同一寸法に植設されるとと
もに、前記第1の出力端子側から先端に凸部が設けられ
た金属製の平板部を導出して、前記第2の入力端子側に
形成された受け部に前記凸部に嵌合する凹部を設け、前
記第1の出力端子と前記第2の入力端子とを先に結合さ
せた状態で前記第1の高周波部と前記第2の高周波部と
を回転させることにより前記凹部に前記凸部を嵌合させ
て前記第1の高周波部と前記第2の高周波部とを連結さ
せる高周波装置において、前記第1の入力端子及び第1
の出力端子から等距離に上方の側面に前記第2の出力端
子を設けるとともに、前記第1の高周波部のケースは、
フレームと、このフレームに嵌合するカバーとから成
り、このカバーに設けられた接触部が前記フレームに設
けられた第1の入力端子及び第1の出力端子の近傍に当
接する構成としたものである。
に本発明の高周波装置は、略同一の高さ寸法を有すると
ともに、金属製のケースに収納され、それぞれ独立の機
能を有する第1の高周波部と、この第1の高周波部に着
脱自在に連結された第2の高周波部とから成り、前記第
1の高周波部は前記ケースの一方の側面に設けられると
ともに高周波信号が入力される第1の入力端子と、この
第1の入力端子に入力された前記高周波信号が分配され
る分配器と、この分配器の一方の出力が供給される第1
の出力端子と、前記分配器の他方の出力が供給される第
2の出力端子とを有し、前記第1の出力端子は前記第1
の入力端子が設けられた一方の側面に対向する他方の側
面に設けられ、前記第2の高周波部の一方の側面には前
記第1の出力端子に接続される第2の入力端子を設け、
前記第1の入力端子と前記第1の出力端子と前記第2の
入力端子とは共に底面から略同一寸法に植設されるとと
もに、前記第1の出力端子側から先端に凸部が設けられ
た金属製の平板部を導出して、前記第2の入力端子側に
形成された受け部に前記凸部に嵌合する凹部を設け、前
記第1の出力端子と前記第2の入力端子とを先に結合さ
せた状態で前記第1の高周波部と前記第2の高周波部と
を回転させることにより前記凹部に前記凸部を嵌合させ
て前記第1の高周波部と前記第2の高周波部とを連結さ
せる高周波装置において、前記第1の入力端子及び第1
の出力端子から等距離に上方の側面に前記第2の出力端
子を設けるとともに、前記第1の高周波部のケースは、
フレームと、このフレームに嵌合するカバーとから成
り、このカバーに設けられた接触部が前記フレームに設
けられた第1の入力端子及び第1の出力端子の近傍に当
接する構成としたものである。
【0007】そして、これにより省スペース化と低価格
化が実現できる。
化が実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、略同一の高さ寸法を有するとともに、金属製のケー
スに収納され、それぞれ独立の機能を有する第1の高周
波部と、この第1の高周波部に着脱自在に連結された第
2の高周波部とから成り、前記第1の高周波部は前記ケ
ースの一方の側面に設けられるとともに高周波信号が入
力される第1の入力端子と、この第1の入力端子に入力
された前記高周波信号が分配される分配器と、この分配
器の一方の出力が供給される第1の出力端子と、前記分
配器の他方の出力が供給される第2の出力端子とを有
し、前記第1の出力端子は前記第1の入力端子が設けら
れた一方の側面に対向する他方の側面に設けられ、前記
第2の高周波部の一方の側面には前記第1の出力端子に
接続される第2の入力端子を設け、前記第1の入力端子
と前記第1の出力端子と前記第2の入力端子とは共に底
面から略同一寸法に植設されるとともに、前記第1の出
力端子側から先端に凸部が設けられた金属製の平板部を
導出して、前記第2の入力端子側に形成された受け部に
前記凸部に嵌合する凹部を設け、前記第1の出力端子と
前記第2の入力端子とを先に結合させた状態で前記第1
の高周波部と前記第2の高周波部とを回転させることに
より前記凹部に前記凸部を嵌合させて前記第1の高周波
部と前記第2の高周波部とを連結させる高周波 装置にお
いて、前記第1の入力端子及び第1の出力端子から等距
離に上方の側面に前記第2の出力端子を設けるととも
に、前記第1の高周波部のケースは、フレームと、この
フレームに嵌合するカバーとから成り、このカバーに設
けられた接触部が前記フレームに設けられた第1の入力
端子及び第1の出力端子の近傍に当接する高周波装置で
あり、第1の高周波部の第1の出力端子と第2の高周波
部の第2の入力端子とは直接接続されることになり、接
続用の高周波ケーブルは不要になるとともに省スペース
化と低価格化が実現できる。また、金属製の平板部を導
出しているので、外部からの妨害電波の影響が少なくな
るとともに、外部に対して悪影響を与えることも少なく
なる。
は、略同一の高さ寸法を有するとともに、金属製のケー
スに収納され、それぞれ独立の機能を有する第1の高周
波部と、この第1の高周波部に着脱自在に連結された第
2の高周波部とから成り、前記第1の高周波部は前記ケ
ースの一方の側面に設けられるとともに高周波信号が入
力される第1の入力端子と、この第1の入力端子に入力
された前記高周波信号が分配される分配器と、この分配
器の一方の出力が供給される第1の出力端子と、前記分
配器の他方の出力が供給される第2の出力端子とを有
し、前記第1の出力端子は前記第1の入力端子が設けら
れた一方の側面に対向する他方の側面に設けられ、前記
第2の高周波部の一方の側面には前記第1の出力端子に
接続される第2の入力端子を設け、前記第1の入力端子
と前記第1の出力端子と前記第2の入力端子とは共に底
面から略同一寸法に植設されるとともに、前記第1の出
力端子側から先端に凸部が設けられた金属製の平板部を
導出して、前記第2の入力端子側に形成された受け部に
前記凸部に嵌合する凹部を設け、前記第1の出力端子と
前記第2の入力端子とを先に結合させた状態で前記第1
の高周波部と前記第2の高周波部とを回転させることに
より前記凹部に前記凸部を嵌合させて前記第1の高周波
部と前記第2の高周波部とを連結させる高周波 装置にお
いて、前記第1の入力端子及び第1の出力端子から等距
離に上方の側面に前記第2の出力端子を設けるととも
に、前記第1の高周波部のケースは、フレームと、この
フレームに嵌合するカバーとから成り、このカバーに設
けられた接触部が前記フレームに設けられた第1の入力
端子及び第1の出力端子の近傍に当接する高周波装置で
あり、第1の高周波部の第1の出力端子と第2の高周波
部の第2の入力端子とは直接接続されることになり、接
続用の高周波ケーブルは不要になるとともに省スペース
化と低価格化が実現できる。また、金属製の平板部を導
出しているので、外部からの妨害電波の影響が少なくな
るとともに、外部に対して悪影響を与えることも少なく
なる。
【0009】また、それぞれ独立した機能を有している
ので、それぞれを独立に製造し、調整することができ
る。従って、製造・調整後はユーザ別或いは仕向地別に
第1の高周波部と第2の高周波部とを連結して「組」の
状態で管理することもできる。更に、第1の高周波部の
第1の入力端子にテレビ放送波を入力させれば、このテ
レビ放送波は分配器を介して第2の出力端子に出力され
るので、この第2の出力端子に例えば第2のチューナを
接続することにより、2画面テレビを楽しんだり、裏番
組を録画したりすることができる。
ので、それぞれを独立に製造し、調整することができ
る。従って、製造・調整後はユーザ別或いは仕向地別に
第1の高周波部と第2の高周波部とを連結して「組」の
状態で管理することもできる。更に、第1の高周波部の
第1の入力端子にテレビ放送波を入力させれば、このテ
レビ放送波は分配器を介して第2の出力端子に出力され
るので、この第2の出力端子に例えば第2のチューナを
接続することにより、2画面テレビを楽しんだり、裏番
組を録画したりすることができる。
【0010】更にまた、第1の高周波部と第2の高周波
部との連結は、第1の出力端子と第2の入力端子とを先
に結合させた状態で、第1の高周波部と前記第2の高周
波部とを回転させることにより、第2の入力端子側に形
成された凹部に第1の出力端子側に形成された凸部を嵌
合させて連結するものであり、連結作業が容易となる。
部との連結は、第1の出力端子と第2の入力端子とを先
に結合させた状態で、第1の高周波部と前記第2の高周
波部とを回転させることにより、第2の入力端子側に形
成された凹部に第1の出力端子側に形成された凸部を嵌
合させて連結するものであり、連結作業が容易となる。
【0011】また、第1の高周波部の入力端子と、第2
の高周波部の入力端子とは、共に底面から略同一寸法に
植設されるので、この高周波装置に変えて第2の高周波
部のみを直接セット側の孔に取り付けることができる。
の高周波部の入力端子とは、共に底面から略同一寸法に
植設されるので、この高周波装置に変えて第2の高周波
部のみを直接セット側の孔に取り付けることができる。
【0012】さらに、第1の高周波部のケースは、フレ
ームと、このフレームに嵌合するカバーとから成り、こ
れらのカバーに設けられた接触部が前記フレームの前記
第1の高周波部の第1の入力端子と第1の出力端子との
近傍に当接しているので、入力端子近傍のアースが確実
に取れるので、外部からの妨害電波が入りにくいととも
に、外部に対して悪影響を与えることもない。
ームと、このフレームに嵌合するカバーとから成り、こ
れらのカバーに設けられた接触部が前記フレームの前記
第1の高周波部の第1の入力端子と第1の出力端子との
近傍に当接しているので、入力端子近傍のアースが確実
に取れるので、外部からの妨害電波が入りにくいととも
に、外部に対して悪影響を与えることもない。
【0013】さらにまた、第1の高周波部の入力端子及
び第1の出力端子から等距離の上方の側面に第2の出力
端子を設けている高周波装置であり、第2の出力端子に
対して、入力端子と出力端子とが対称となるとともに、
当接部が第1の入力端子と第1の出力端子の双方の近傍
に当接するので、表カバーと裏カバーを共通にすること
ができ、金型の共用化による低価格化が実現できるとと
もに、カバーの種類は一種類となりカバーの管理が容易
となる。
び第1の出力端子から等距離の上方の側面に第2の出力
端子を設けている高周波装置であり、第2の出力端子に
対して、入力端子と出力端子とが対称となるとともに、
当接部が第1の入力端子と第1の出力端子の双方の近傍
に当接するので、表カバーと裏カバーを共通にすること
ができ、金型の共用化による低価格化が実現できるとと
もに、カバーの種類は一種類となりカバーの管理が容易
となる。
【0014】請求項2に記載の発明は、第1の出力端子
にはフォノプラグを植設するとともに、第2の入力端子
にはフォノジャックが植設された請求項1に記載の高周
波装置であり、テレビ放送波帯に適した高周波性能を保
ちつつ、しかも低価格の高周波装置が実現できる。
にはフォノプラグを植設するとともに、第2の入力端子
にはフォノジャックが植設された請求項1に記載の高周
波装置であり、テレビ放送波帯に適した高周波性能を保
ちつつ、しかも低価格の高周波装置が実現できる。
【0015】請求項3に記載の発明の第1の高周波部
は、その入力と出力との間に増幅器が設けられた請求項
1に記載の高周波装置であり、内部に増幅器を有してい
るので、入力信号の劣化が少ない。従って、例え複数個
の第1の高周波部を連結部を用いて直列に連結しても入
力信号の劣化は少なく、しかも多数の出力信号を得るこ
とができる。
は、その入力と出力との間に増幅器が設けられた請求項
1に記載の高周波装置であり、内部に増幅器を有してい
るので、入力信号の劣化が少ない。従って、例え複数個
の第1の高周波部を連結部を用いて直列に連結しても入
力信号の劣化は少なく、しかも多数の出力信号を得るこ
とができる。
【0016】請求項4に記載の発明の第2の高周波部
は、入力された信号を増幅する増幅器を有する請求項1
に記載の高周波装置であり、入力端子を囲うように金属
製の連結部があるので、例え微小入力であったとして
も、外部から侵入するノイズは少なく、希望する信号の
みを大きく増幅することができる。
は、入力された信号を増幅する増幅器を有する請求項1
に記載の高周波装置であり、入力端子を囲うように金属
製の連結部があるので、例え微小入力であったとして
も、外部から侵入するノイズは少なく、希望する信号の
みを大きく増幅することができる。
【0017】請求項5に記載の発明の第1の高周波部
は、第1の入力端子と、この第1の入力端子に接続され
たアッテネータと、このアッテネータの出力に接続され
た第1の増幅器と、この第1の増幅器の出力に接続され
た分配器と、この分配器の一方の出力に接続された第2
の増幅器と、この第2の増幅器の出力が供給される第1
の出力端子と、前記分配器の他方の出力に接続された第
3の増幅器と、この第3の増幅器の出力が供給される第
2の出力端子とで構成された請求項1に記載の高周波装
置であり、第1の入力端子にテレビ放送信号を入力すれ
ば、第1の出力端子と第2の出力端子とから同じ信号出
力を得ることができるので、複数の独立したテレビ受像
機をつなぐことができる。
は、第1の入力端子と、この第1の入力端子に接続され
たアッテネータと、このアッテネータの出力に接続され
た第1の増幅器と、この第1の増幅器の出力に接続され
た分配器と、この分配器の一方の出力に接続された第2
の増幅器と、この第2の増幅器の出力が供給される第1
の出力端子と、前記分配器の他方の出力に接続された第
3の増幅器と、この第3の増幅器の出力が供給される第
2の出力端子とで構成された請求項1に記載の高周波装
置であり、第1の入力端子にテレビ放送信号を入力すれ
ば、第1の出力端子と第2の出力端子とから同じ信号出
力を得ることができるので、複数の独立したテレビ受像
機をつなぐことができる。
【0018】請求項6に記載の発明の第2の高周波部
は、第2の入力端子と、この第2の入力端子に接続され
た高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力に接続され
た入力フィルタと、この入力フィルタの出力が一方の入
力に接続されるとともに、他方の入力には局部発振器の
出力が接続された混合器と、この混合器の出力が接続さ
れた中間周波数増幅器と、この中間周波数増幅器の出力
が接続された第3の出力端子とから構成された請求項5
に記載の高周波装置であり、第1の高周波部の第2の出
力端子からの信号を他のチューナに接続することによ
り、2画面テレビを楽しんだり、テレビ画面を楽しむ一
方、裏番組を録画することもできる。
は、第2の入力端子と、この第2の入力端子に接続され
た高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力に接続され
た入力フィルタと、この入力フィルタの出力が一方の入
力に接続されるとともに、他方の入力には局部発振器の
出力が接続された混合器と、この混合器の出力が接続さ
れた中間周波数増幅器と、この中間周波数増幅器の出力
が接続された第3の出力端子とから構成された請求項5
に記載の高周波装置であり、第1の高周波部の第2の出
力端子からの信号を他のチューナに接続することによ
り、2画面テレビを楽しんだり、テレビ画面を楽しむ一
方、裏番組を録画することもできる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態における高周
波装置の分解斜視図である。図1において、11は分配
器(第1の高周波部の一例として用いた)であり、12
はチューナ(第2の高周波部の一例として用いた)であ
る。分配器11のケース13とチューナ12のケース1
4はともに導電性の金属で形成されている。15は分配
器11の入力端子でありF型接栓である。また、16は
入力端子15の対向側面に設けられた第1の出力端子で
ありフォノプラグで形成されている。17は分配器11
の上方の側面に設けられた第2の出力端子でありフォノ
ジャックで形成されている。18はチューナ12の側面
に設けられた入力端子でありフォノジャックで形成され
ている。
に基づいて説明する。図1は本実施の形態における高周
波装置の分解斜視図である。図1において、11は分配
器(第1の高周波部の一例として用いた)であり、12
はチューナ(第2の高周波部の一例として用いた)であ
る。分配器11のケース13とチューナ12のケース1
4はともに導電性の金属で形成されている。15は分配
器11の入力端子でありF型接栓である。また、16は
入力端子15の対向側面に設けられた第1の出力端子で
ありフォノプラグで形成されている。17は分配器11
の上方の側面に設けられた第2の出力端子でありフォノ
ジャックで形成されている。18はチューナ12の側面
に設けられた入力端子でありフォノジャックで形成され
ている。
【0020】19は分配器11の第1の出力端子16側
の側面の上下を水平方向に折り曲げ延在して設けた平板
部であり、その先端には上下2ヵ所のそれぞれ両側端に
凸部20が合計4個形成されている。この凸部20はチ
ューナ12の入力端子18側の側面の受け部21の上下
に形成された孔22に嵌合される。嵌合された後カシメ
固定をして確実に分配器11とチューナ12とを連結し
ている。なお、カシメ固定の代わりに半田付けによる固
定でも良い。
の側面の上下を水平方向に折り曲げ延在して設けた平板
部であり、その先端には上下2ヵ所のそれぞれ両側端に
凸部20が合計4個形成されている。この凸部20はチ
ューナ12の入力端子18側の側面の受け部21の上下
に形成された孔22に嵌合される。嵌合された後カシメ
固定をして確実に分配器11とチューナ12とを連結し
ている。なお、カシメ固定の代わりに半田付けによる固
定でも良い。
【0021】この平板部19と凸部20、及び受け部2
1と孔22で連結部23を形成している。分配器11を
A方向に移動させて連結した状態を図2に示す。このよ
うに連結状態では、第1の出力端子であるフォノプラグ
16aと入力端子であるフォノジャック18aとは接続
されて、分配器11の出力はチューナ12に入力され
る。またこのとき、第1の出力端子16側の側面と平板
部19とチューナ12入力端子18側の側面である受け
部21で第1の出力端子16と入力端子18とはシール
ドされることになり、外部からの影響を受けないととも
に、外部へ悪影響を与えないようにしている。
1と孔22で連結部23を形成している。分配器11を
A方向に移動させて連結した状態を図2に示す。このよ
うに連結状態では、第1の出力端子であるフォノプラグ
16aと入力端子であるフォノジャック18aとは接続
されて、分配器11の出力はチューナ12に入力され
る。またこのとき、第1の出力端子16側の側面と平板
部19とチューナ12入力端子18側の側面である受け
部21で第1の出力端子16と入力端子18とはシール
ドされることになり、外部からの影響を受けないととも
に、外部へ悪影響を与えないようにしている。
【0022】図3は、高周波装置の平面図である。図3
において、分配器11の入力端子15と、第1の出力端
子16と、チューナの入力端子18とは、共に底面から
略同一寸法Bに植設されている。従って、フォノプラグ
16aとフォノジャック18aと嵌合して分配器11の
出力がチューナ12に伝送される。また、図4、図5
は、セット側への取り付け状態を示す。ここで、25,
26はセット側の親プリント基板であり、27はセット
の後側面である。そして、28はこの後側面27に設け
られた高周波信号入力用の孔である。このように、分配
器11の入力端子15と、チューナ12の入力端子18
の底面からの高さBが等しいので、親プリント基板25
にチューナ12のみを載置することもできる。また、親
プリント基板26に高周波装置を実装することもでき
る。このとき、セット側の後側面27の孔28を共通に
使うことができる。このように、それぞれ独立するとと
もに異なる機能を有する高周波部の何れでもセット側を
変更しないで実装できることは、標準化の上で極めて重
要なことである。なお、このときチューナ12の入力端
子18はF型接栓18bを用いている。
において、分配器11の入力端子15と、第1の出力端
子16と、チューナの入力端子18とは、共に底面から
略同一寸法Bに植設されている。従って、フォノプラグ
16aとフォノジャック18aと嵌合して分配器11の
出力がチューナ12に伝送される。また、図4、図5
は、セット側への取り付け状態を示す。ここで、25,
26はセット側の親プリント基板であり、27はセット
の後側面である。そして、28はこの後側面27に設け
られた高周波信号入力用の孔である。このように、分配
器11の入力端子15と、チューナ12の入力端子18
の底面からの高さBが等しいので、親プリント基板25
にチューナ12のみを載置することもできる。また、親
プリント基板26に高周波装置を実装することもでき
る。このとき、セット側の後側面27の孔28を共通に
使うことができる。このように、それぞれ独立するとと
もに異なる機能を有する高周波部の何れでもセット側を
変更しないで実装できることは、標準化の上で極めて重
要なことである。なお、このときチューナ12の入力端
子18はF型接栓18bを用いている。
【0023】図2、図3において、分配器11のケース
13は前面と後面が開口した金属製のフレーム28と、
このフレーム28の前面と後面にそれぞれ嵌合するカバ
ー29aと29bとで構成されている。また、チューナ
12も同様にチューナ12のケース14は前面と後面が
開口した金属製のフレーム30と、このフレーム30の
前面と後面にそれぞれ嵌合するカバー31aと31bと
で構成されている。
13は前面と後面が開口した金属製のフレーム28と、
このフレーム28の前面と後面にそれぞれ嵌合するカバ
ー29aと29bとで構成されている。また、チューナ
12も同様にチューナ12のケース14は前面と後面が
開口した金属製のフレーム30と、このフレーム30の
前面と後面にそれぞれ嵌合するカバー31aと31bと
で構成されている。
【0024】また、17は分配器11の上方の側面に設
けられた第2の出力端子であり、フォノジャック17a
が入力端子15と第1の出力端子16から等距離に植設
されている。すなわち、第2の出力端子17に対して入
力端子15と第1の出力端子16とは対称の位置に設け
られている。従って、前面カバー29aと後面カバー2
9bとは同一のものが使用でき、金型を共通にできると
ともに管理コストも少なくて済む。
けられた第2の出力端子であり、フォノジャック17a
が入力端子15と第1の出力端子16から等距離に植設
されている。すなわち、第2の出力端子17に対して入
力端子15と第1の出力端子16とは対称の位置に設け
られている。従って、前面カバー29aと後面カバー2
9bとは同一のものが使用でき、金型を共通にできると
ともに管理コストも少なくて済む。
【0025】また、32はチューナ12の前面カバー3
1aと後面カバー31bに設けられた接触部であり、入
力端子18近傍のフレーム30に当接してシールド性能
をより向上させている。このように特に入力側のシール
ド性能を向上させることは、高周波機器において重要な
ことである。また、分配器11の入力端子15側につい
てもカバー29aと29bに接触部32aを設けてい
る。このカバー29aと29bは共用であるので、第1
の出力端子16側にも接触部32aを設けることとな
る。また、第2の出力端子17側にも接触部32aを設
けても良い。
1aと後面カバー31bに設けられた接触部であり、入
力端子18近傍のフレーム30に当接してシールド性能
をより向上させている。このように特に入力側のシール
ド性能を向上させることは、高周波機器において重要な
ことである。また、分配器11の入力端子15側につい
てもカバー29aと29bに接触部32aを設けてい
る。このカバー29aと29bは共用であるので、第1
の出力端子16側にも接触部32aを設けることとな
る。また、第2の出力端子17側にも接触部32aを設
けても良い。
【0026】図6は、他の連結手段を示したものであ
る。すなわち、平板部19の先端の一方に凸部33を設
けるとともに、それに対向する受け部21に凹部34を
設けたものである。これは、最初にフォノプラグ16a
とフォノジャック18aを嵌合させて、C方向に回転さ
せることにより、分配器11とチューナ12の連結が更
に容易にできる。
る。すなわち、平板部19の先端の一方に凸部33を設
けるとともに、それに対向する受け部21に凹部34を
設けたものである。これは、最初にフォノプラグ16a
とフォノジャック18aを嵌合させて、C方向に回転さ
せることにより、分配器11とチューナ12の連結が更
に容易にできる。
【0027】図7は、分配器11の回路図である。この
分配器11は、入力端子15と、この入力端子15に接
続されたアッテネータ41と、このアッテネータ41の
出力に接続された第1の増幅器42と、この第1の増幅
器42の出力に接続された分配器43と、この分配器4
3の一方の出力に接続された第2の増幅器44と、この
第2の増幅器44と第1の出力端子16との間に接続さ
れた抵抗45と、前記分配器43の他方の出力に接続さ
れた第3の増幅器46と、この第3の増幅器46の出力
と第2の出力端子17との間に接続された抵抗47とで
構成されている。
分配器11は、入力端子15と、この入力端子15に接
続されたアッテネータ41と、このアッテネータ41の
出力に接続された第1の増幅器42と、この第1の増幅
器42の出力に接続された分配器43と、この分配器4
3の一方の出力に接続された第2の増幅器44と、この
第2の増幅器44と第1の出力端子16との間に接続さ
れた抵抗45と、前記分配器43の他方の出力に接続さ
れた第3の増幅器46と、この第3の増幅器46の出力
と第2の出力端子17との間に接続された抵抗47とで
構成されている。
【0028】このように、内部に増幅器42,44,4
6を有しているので、入力信号の劣化が少ない。従っ
て、例え複数個の分配器11を連結部23を用いて直列
に連結したとしても入力信号の劣化は少なく、しかも多
数の出力信号を得ることができる。
6を有しているので、入力信号の劣化が少ない。従っ
て、例え複数個の分配器11を連結部23を用いて直列
に連結したとしても入力信号の劣化は少なく、しかも多
数の出力信号を得ることができる。
【0029】また、入力端子15にテレビ放送信号を入
力すれば、第1の出力端子16と第2の出力端子17と
から同じ信号出力を得ることができるので、複数の独立
したテレビ受像機に信号を供給することができる。
力すれば、第1の出力端子16と第2の出力端子17と
から同じ信号出力を得ることができるので、複数の独立
したテレビ受像機に信号を供給することができる。
【0030】図8は、チューナ12の回路図である。こ
のチューナ12は、入力端子18と、この入力端子18
に接続された高周波増幅器51と、この高周波増幅器5
1の出力に接続された入力フィルタ52と、この入力フ
ィルタ52の出力が一方の入力に接続されるとともに、
他方の入力には局部発振器53の出力が接続された混合
器54と、この混合器54の出力が接続された中間周波
数増幅器55と、この中間周波数増幅器55の出力が接
続された出力端子56とから構成されている。
のチューナ12は、入力端子18と、この入力端子18
に接続された高周波増幅器51と、この高周波増幅器5
1の出力に接続された入力フィルタ52と、この入力フ
ィルタ52の出力が一方の入力に接続されるとともに、
他方の入力には局部発振器53の出力が接続された混合
器54と、この混合器54の出力が接続された中間周波
数増幅器55と、この中間周波数増幅器55の出力が接
続された出力端子56とから構成されている。
【0031】そして、このチューナ12を分配器11と
組み合わせて、第2の出力端子17からの信号を他のチ
ューナに接続することにより、2画面テレビを楽しんだ
り、テレビ画面を楽しむ一方、裏番組を録画することも
できる。
組み合わせて、第2の出力端子17からの信号を他のチ
ューナに接続することにより、2画面テレビを楽しんだ
り、テレビ画面を楽しむ一方、裏番組を録画することも
できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、略同一の
高さ寸法を有するとともに、金属製のケースに収納さ
れ、それぞれ独立の機能を有する第1の高周波部と、こ
の第1の高周波部に着脱自在に連結された第2の高周波
部とから成り、前記第1の高周波部は前記ケースの一方
の側面に設けられるとともに高周波信号が入力される第
1の入力端子と、この第1の入力端子に入力された前記
高周波信号が分配される分配器と、この分配器の一方の
出力が供給される第1の出力端子と、前記分配器の他方
の出力が供給される第2の出力端子とを有し、前記第1
の出力端子は前記第1の入力端子が設けられた一方の側
面に対向する他方の側面に設けられ、前記第2の高周波
部の一方の側面には前記第1の出力端子に接続される第
2の入力端子を設け、前記第1の入力端子と前記第1の
出力端子と前記第2の入力端子とは共に底面から略同一
寸法に植設されるとともに、前記第1の出力端子側から
先端に凸部が設けられた金属製の平板部を導出して、前
記第2の入力端子側に形成された受け部に前記凸部に嵌
合する凹部を設け、前記第1の出力端子と前記第2の入
力端子とを先に結合させた状態で前記第1の高周波部と
前記第2の高周波部とを回転させることにより前記凹部
に前記凸部を嵌合させて前記第1の高周波部と前記第2
の高周波部とを連結させる高周波装置において、前記第
1の入力端子及び第1の出力端子から等距離に上方の側
面に前記第2の出力端子を設けるとともに、前記第1の
高周波部のケースは、フレームと、このフレームに嵌合
するカバーとから成り、このカバーに設けられた接触部
が前記フレームに設けられた第1の入力端子及び第1の
出力端子の近傍に当接する高周波装置であり、第1の高
周波部の第1の出力端子と第2の高周波部の第2の入力
端子とは直接接続されることになり、接続用の高周波ケ
ーブルは不要になるとともに省スペース化と低価格化が
実現できる。また、金属製の平板部を導出しているの
で、外部からの妨害電波の影響が少なくなるとともに、
外部に対して悪影響を与えることも少なくなる。
高さ寸法を有するとともに、金属製のケースに収納さ
れ、それぞれ独立の機能を有する第1の高周波部と、こ
の第1の高周波部に着脱自在に連結された第2の高周波
部とから成り、前記第1の高周波部は前記ケースの一方
の側面に設けられるとともに高周波信号が入力される第
1の入力端子と、この第1の入力端子に入力された前記
高周波信号が分配される分配器と、この分配器の一方の
出力が供給される第1の出力端子と、前記分配器の他方
の出力が供給される第2の出力端子とを有し、前記第1
の出力端子は前記第1の入力端子が設けられた一方の側
面に対向する他方の側面に設けられ、前記第2の高周波
部の一方の側面には前記第1の出力端子に接続される第
2の入力端子を設け、前記第1の入力端子と前記第1の
出力端子と前記第2の入力端子とは共に底面から略同一
寸法に植設されるとともに、前記第1の出力端子側から
先端に凸部が設けられた金属製の平板部を導出して、前
記第2の入力端子側に形成された受け部に前記凸部に嵌
合する凹部を設け、前記第1の出力端子と前記第2の入
力端子とを先に結合させた状態で前記第1の高周波部と
前記第2の高周波部とを回転させることにより前記凹部
に前記凸部を嵌合させて前記第1の高周波部と前記第2
の高周波部とを連結させる高周波装置において、前記第
1の入力端子及び第1の出力端子から等距離に上方の側
面に前記第2の出力端子を設けるとともに、前記第1の
高周波部のケースは、フレームと、このフレームに嵌合
するカバーとから成り、このカバーに設けられた接触部
が前記フレームに設けられた第1の入力端子及び第1の
出力端子の近傍に当接する高周波装置であり、第1の高
周波部の第1の出力端子と第2の高周波部の第2の入力
端子とは直接接続されることになり、接続用の高周波ケ
ーブルは不要になるとともに省スペース化と低価格化が
実現できる。また、金属製の平板部を導出しているの
で、外部からの妨害電波の影響が少なくなるとともに、
外部に対して悪影響を与えることも少なくなる。
【0033】また、それぞれ独立した機能を有している
ので、それぞれを独立に製造し、調整することができ
る。従って、製造・調整後はユーザ別或いは仕向地別に
第1の高周波部と第2の高周波部とを連結して「組」の
状態で管理することもできる。更に、第1の高周波部の
第1の入力端子にテレビ放送波を入力させれば、このテ
レビ放送波は分配器を介して第2の出力端子に出力され
るので、この第2の出力端子に例えば第2のチューナを
接続することにより、2画面テレビを楽しんだり、裏番
組を録画したりすることができる。
ので、それぞれを独立に製造し、調整することができ
る。従って、製造・調整後はユーザ別或いは仕向地別に
第1の高周波部と第2の高周波部とを連結して「組」の
状態で管理することもできる。更に、第1の高周波部の
第1の入力端子にテレビ放送波を入力させれば、このテ
レビ放送波は分配器を介して第2の出力端子に出力され
るので、この第2の出力端子に例えば第2のチューナを
接続することにより、2画面テレビを楽しんだり、裏番
組を録画したりすることができる。
【0034】更にまた、第1の高周波部と第2の高周波
部との連結は、第1の出力端子と第2の入力端子とを先
に結合させた状態で、第1の高周波部と第2の高周波部
とを回転させることにより、第2の入力端子側に形成さ
れた凹部に第1の出力端子側に形成された凸部を嵌合さ
せて連結するものであり、連結作業が容易となる。
部との連結は、第1の出力端子と第2の入力端子とを先
に結合させた状態で、第1の高周波部と第2の高周波部
とを回転させることにより、第2の入力端子側に形成さ
れた凹部に第1の出力端子側に形成された凸部を嵌合さ
せて連結するものであり、連結作業が容易となる。
【0035】また、第1の高周波部の入力端子と、第2
の高周波部の入力端子とは、共に底面から略同一寸法に
植設されるので、この高周波装置に変えて第2の高周波
部のみを直接セット側の孔に取り付けることができる。
の高周波部の入力端子とは、共に底面から略同一寸法に
植設されるので、この高周波装置に変えて第2の高周波
部のみを直接セット側の孔に取り付けることができる。
【0036】さらに、第1の高周波部のケースは、フレ
ームと、このフレームに嵌合するカバーとから成り、こ
れらのカバーに設けられた接触部が前記フレームの前記
第1の高周波部の第1の入力端子と第1の出力端子との
近傍に当接しているので、入力端子近傍のアースが確実
に取れるので、外部からの妨害電波が入りにくいととも
に、外部に対して悪影響を与えることもない。
ームと、このフレームに嵌合するカバーとから成り、こ
れらのカバーに設けられた接触部が前記フレームの前記
第1の高周波部の第1の入力端子と第1の出力端子との
近傍に当接しているので、入力端子近傍のアースが確実
に取れるので、外部からの妨害電波が入りにくいととも
に、外部に対して悪影響を与えることもない。
【0037】さらにまた、第1の高周波部の入力端子及
び第1の出力端子から等距離の上方の側面に第2の出力
端子を設けている高周波装置であり、第2の出力端子に
対して、入力端子と出力端子とが対称となるとともに、
当接部が第1の入力端子と第1の出力端子の双方の近傍
に当接するので、表カバーと裏カバーを共通にすること
ができ、金型の共用化による低価格化が実現できるとと
もに、カバーの種類は一種類となりカバーの管理が容易
となる。
び第1の出力端子から等距離の上方の側面に第2の出力
端子を設けている高周波装置であり、第2の出力端子に
対して、入力端子と出力端子とが対称となるとともに、
当接部が第1の入力端子と第1の出力端子の双方の近傍
に当接するので、表カバーと裏カバーを共通にすること
ができ、金型の共用化による低価格化が実現できるとと
もに、カバーの種類は一種類となりカバーの管理が容易
となる。
【図1】本発明の一実施の形態による高周波装置の分解
斜視図
斜視図
【図2】同、高周波装置の斜視図
【図3】同、高周波装置の平面図
【図4】同、高周波装置のチューナのセット実装時の要
部断面図
部断面図
【図5】同、高周波装置のセット実装時の要部断面図
【図6】同、高周波装置の他の例による分解斜視図
【図7】同、高周波装置の分配器の回路図
【図8】同、高周波装置のチューナの回路図
【図9】従来の高周波装置の斜視図
11 分配器
12 チューナ
13 ケース
14 ケース
15 分配器の入力端子
16 第1の出力端子
17 第2の出力端子
18 チューナの入力端子
19 平板部
20 凸部
21 受け部
22 孔
23 連結部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 堀江 強
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(72)発明者 松下 誠二
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(56)参考文献 特開 昭63−209316(JP,A)
実開 昭61−81188(JP,U)
実開 昭63−159284(JP,U)
実開 昭51−21072(JP,U)
実開 昭60−116280(JP,U)
実開 昭62−39301(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04B 1/08
H03F 3/60
Claims (6)
- 【請求項1】 略同一の高さ寸法を有するとともに、金
属製のケースに収納され、それぞれ独立の機能を有する
第1の高周波部と、この第1の高周波部に着脱自在に連
結された第2の高周波部とから成り、前記第1の高周波
部は前記ケースの一方の側面に設けられるとともに高周
波信号が入力される第1の入力端子と、この第1の入力
端子に入力された前記高周波信号が分配される分配器
と、この分配器の一方の出力が供給される第1の出力端
子と、前記分配器の他方の出力が供給される第2の出力
端子とを有し、前記第1の出力端子は前記第1の入力端
子が設けられた一方の側面に対向する他方の側面に設け
られ、前記第2の高周波部の一方の側面には前記第1の
出力端子に接続される第2の入力端子を設け、前記第1
の入力端子と前記第1の出力端子と前記第2の入力端子
とは共に底面から略同一寸法に植設されるとともに、前
記第1の出力端子側から先端に凸部が設けられた金属製
の平板部を導出して、前記第2の入力端子側に形成され
た受け部に前記凸部に嵌合する凹部を設け、前記第1の
出力端子と前記第2の入力端子とを先に結合させた状態
で前記第1の高周波部と前記第2の高周波部とを回転さ
せることにより前記凹部に前記凸部を嵌合させて前記第
1の高周波部と前記第2の高周波部とを連結させる高周
波装置において、前記第1の入力端子及び第1の出力端
子から等距離に上方の側面に前記第2の出力端子を設け
るとともに、前記第1の高周波部のケースは、フレーム
と、このフレームに嵌合するカバーとから成り、このカ
バーに設けられた接触部が前記フレームに設けられた第
1の入力端子及び第1の出力端子の近傍に当接する高周
波装置。 - 【請求項2】 第1の出力端子にはフォノプラグを植設
するとともに、第2の入力端子にはフォノジャックが植
設された請求項1に記載の高周波装置。 - 【請求項3】 第1の高周波部は、その入力と出力との
間に増幅器が設けられた請求項1に記載の高周波装置。 - 【請求項4】 第2の高周波部は、入力された信号を増
幅する増幅器を有する請求項1に記載の高周波装置。 - 【請求項5】 第1の高周波部は、第1の入力端子と、
この第1の入力端子に接続されたアッテネータと、この
アッテネータの出力に接続された第1の増幅器と、この
第1の増幅器の出力に接続された分配器と、この分配器
の一方の出力に接続された第2の増幅器と、この第2の
増幅器の出力が供給される第1の出力端子と、前記分配
器の他方の出力に接続された第3の増幅器と、この第3
の増幅器の出力が供給される第2の出力端子とで構成さ
れた請求項1に記載の高周波装置。 - 【請求項6】 第2の高周波部は、第2の入力端子と、
この第2の入力端子に接続された高周波増幅器と、この
高周波増幅器の出力に接続された入力フィルタと、この
入力フィルタの出力が一方の入力に接続されるととも
に、他方の入力には局部発振器の出力が接続された混合
器と、この混合器の出力が接続された中間周波数増幅器
と、この中間周波数増幅器の出力が接続された第3の出
力端子とから構成された請求項5に記載の高周波装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08786996A JP3533033B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 高周波装置 |
US08/838,722 US5913173A (en) | 1996-04-10 | 1997-04-09 | Radio frequency device |
CN97113414.6A CN1120622C (zh) | 1996-04-10 | 1997-04-10 | 射频装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08786996A JP3533033B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 高周波装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284066A JPH09284066A (ja) | 1997-10-31 |
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Family
ID=13926885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08786996A Expired - Fee Related JP3533033B2 (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 高周波装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5913173A (ja) |
JP (1) | JP3533033B2 (ja) |
CN (1) | CN1120622C (ja) |
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JP2002271080A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-20 | Toshiba Corp | 高周波装置 |
KR100395562B1 (ko) * | 2001-10-10 | 2003-08-21 | 삼성전자주식회사 | 방송신호 수신장치용 모듈레이터/아이에프회로 일체형튜너블록 |
JP3100213U (ja) * | 2003-09-03 | 2004-05-13 | アルプス電気株式会社 | テレビジョンチューナ |
US7720445B2 (en) * | 2003-11-19 | 2010-05-18 | Symbol Technologies, Inc. | Modular access point |
CN2738473Y (zh) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 具有标准连接器的扁平调谐器模块 |
CN101176395A (zh) * | 2005-04-12 | 2008-05-07 | Nxp股份有限公司 | 包括安装销的电子模块 |
JP2008109620A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Mitsumi Electric Co Ltd | 分配器 |
JP4584233B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2010-11-17 | Necアクセステクニカ株式会社 | 受信装置およびその受信ノイズ低減方法 |
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