JP3532507B2 - ランダム仕分けによる自動積み付けシステム - Google Patents

ランダム仕分けによる自動積み付けシステム

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JP3532507B2
JP3532507B2 JP2000191754A JP2000191754A JP3532507B2 JP 3532507 B2 JP3532507 B2 JP 3532507B2 JP 2000191754 A JP2000191754 A JP 2000191754A JP 2000191754 A JP2000191754 A JP 2000191754A JP 3532507 B2 JP3532507 B2 JP 3532507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術野】本発明は、届け先や順番がラン
ダムに投入された各種商品を搬入し、商品毎に届け先別
等で自動的に仕分けると共に、パレット等の積み付け場
所に積み付けて搬出する自動積み付けシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の自動積み付けシステムの
マテリアル・ハンドリング機器の構成例を示している。
この自動積み付けシステムは、例えば、港の冷凍庫など
の倉庫に一時保管する品物をコンテナ等から搬入し、コ
ンベア上で商品毎に仕分けると共に、仕分けた商品をパ
レット等に積み付けて保管倉庫内等へ搬出するシステム
である。また、例えば、商品の製造ラインから搬送され
て来る製品を、製品毎に所定の分類で仕分けてパレット
等に積み付けて搬出するシステムとしても適用されるも
のである。
【0003】マテリアル・ハンドリング機器の構成とし
ては、同図5に示すように、搬入部P0から投入された
商品1を所定の経路M1〜M4に沿って搬送する主幹搬
送コンベア11と、商品1に貼付されているバーコード
を読取るバーコードリーダ2と、搬送されて来る商品1
を仕分け計画に従って主幹搬送コンベア上で仕分けて該
当の分岐コンベアへ振分ける図示されない仕分け機構
(ソータ)と、振分けられた商品をシュータエンドa
(a1〜a3),b(b1〜b3)へと搬送する分岐コ
ンベア12a,12bと、シュータエンドa,bに搬送
されて来る商品をパレット等の積み付け場所A(A1〜
A3),B(B1〜B3)に積み付けるロボット30
(30A,30B)と、積み付けられた商品を保管倉庫
等へ搬出する搬出用コンベア12A,12Bとを備えて
いる。更に、この自動積み付けシステムは、仕分け先の
分岐コンベア12a(a1〜a3),12b(b1〜b
3)のいずれかに商品が渋滞して経路M3からの商品が
仕分け不能となるのを回避するため、退避経路xを有す
るビジー緩衝コンベア13を分岐コンベアの上流側に備
えている。
【0004】上記のような各コンベア10,バーコード
リーダ2,ロボット30等から成るマテリアル・ハンド
リング機器は、それぞれ通信手段を介して制御用コンピ
ュータと接続されており、1台若しくは複数台の制御用
コンピュータの指令に従って制御されるようになってい
る。
【0005】上述のような構成において、従来の自動積
み付けシステムにおける仕分け処理及び積み付け処理に
係る動作例を、図6のフローチャートに沿って説明す
る。
【0006】図5において、港の冷凍庫などの倉庫に入
庫される品物(商品)1、或いは製造工場の製造ライン
から搬送されて来る品物(製品)1は、P0の位置から
届け先や種類,順番がランダムに投入され、主幹搬送コ
ンベア11によって経路M1〜M3に沿って搬送される
(ステップS1)。経路M2の所定位置P1にはバーコ
ードリーダ2が設けられており、商品1に貼付されてい
るバーコードの情報が読取られて商品が識別される。以
後、トラッキング手法によりその商品は常に識別されて
いる(ステップS2)。上位の制御コンピュータでは、
図5中のP5の位置に於いてその商品の仕分け先の分岐
コンベア12a,12bのビジー状態(渋滞状態)をセ
ンサ等によって検出し、仕分け先がビジーで無ければ仕
分け側に経路を取り、ビジーであればビジー緩衝コンベ
ア13側に経路を取る(ステップS3)。
【0007】ビジー緩衝コンベア13側に回った商品は
経路xのどん詰まりまで溜めて行かれ(ステップS4,
S4a)、経路x上に退避した商品が一杯になると、P
0からの商品の投入を中断し、経路M1,M2の主幹搬
送コンベア11を一且停止させる(ステップS5)。そ
して、商品の仕分け先のビジーが解除された後、ビジー
緩衝コンベア13を逆回転させて、ビジー緩衝コンベア
側13が空になるまで仕分け先方向に向かって商品を切
り出し(ステップS6)、その後に経路M1,M2の主
幹搬送コンベア11による商品の搬送を再開する(ステ
ップS7)。
【0008】P5に於いて仕分け側に経路を取ったもの
は、仕分け計画に従って商品1(a1)は分岐コンベア
12a(al)に、商品1(a2)は分岐コンベア12
a(a2)に、商品1(a3)は分岐コンベア12a
(a3)にと言うように、各商品が各分岐コンベアと一
対一で対応付けられて該当の分岐コンベアに引き込まれ
る。bl〜b3についても同様に、仕分け計画に従って
各分岐コンベア12b(b1〜b3)と一対一で対応付
けられて該当の分岐コンベアに引き込まれるようになっ
ている(ステップS8)。
【0009】上位の制御用コンピュータでは、各分岐コ
ンベア12a,12bに投入されている物及び順番を認
識しており、それらの情報を基に何処の分岐コンベアか
ら取って何処に置けという積み付け指示、すなわち分岐
コンベアに対応する積み付け場所への商品の積み付けを
指令する「積み付け動作指令」を生成してロボット30
に送信する(ステップS9)。ロボット30(30A,
30B)は、制御用コンピュータからの上記積み付け動
作指令に従い、シュータエンドa1〜a3,b1〜b3
へと搬送されて来る商品を、分岐コンベア12a1〜1
2a3(12b1〜12b3)と一対一に対応する積み
付け場所A1〜A3(B1〜B3)に積み付ける。すな
わち、シュータエンドalの商品はパレットA1に、シ
ュータエンドa2の商品はパレットA2に、シュータエ
ンドa3の商品はパレットA3に積み付けを行う(ステ
ップS10)。
【0010】そして、ロボット30A,30Bの制御用
コンピュータは、積み付け量が限度を超えるか、もう積
み付ける物が無くなった場合には、積み付け側Ai,B
iのバレットを払い出す指示を行い、積み付け完了した
パレットは搬出用コンベア12Ai,12Biにより搬
出される(ステップS11)。なお、商品割付計画に無
い商品は、M4の経路に搬送されてP6から排出され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動積
み付けシステムにおいては、P0から投入される商品の
内、P5の下流側経路M3の中で一番手前の仕分け先の
品物が集中すると、必ずビジー緩衝コンベア13に品物
が向かう事になり、ビジー緩衡コンベア13が一杯にな
ればP0からの投入を中断させざるを得ない。この事に
より全体としての処理時間効率が極端に落ちることにな
る。また、積み付け場所と一対一で対応付けて仕分けが
されるため、分岐コンベア12a,12bのいずれか1
つでも品物が滞留して一杯になると主幹搬送コンベアの
径路上での渋滞が発生し、それを回避するため、同様に
ビジー緩衝コンベア13に品物が向かうことになり、結
果として、商品の投入の中断や搬送停止を引起こす。
【0012】上記のような品物の渋滞に伴う上流作業の
中断や、ロボットの作業待ちでの停止を回避するには、
ロボット30による積み付け作業速度とのバランスを取
るように、主幹搬送コンベア11の搬送速度を制御する
ことも考えられる。しかしながら、分岐コンベア12
a,12bの一箇所において品物が滞留しただけで搬送
速度を落とすことになり、他のロボットの稼働率が低下
して効率が極端に落ちることになる。また、渋滞が生じ
ない様に遅い搬送速度で搬送する方式では、高速なシス
テムを実現することができないと言う問題がある。
【0013】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、仕分け先の分岐コンベアが
ビジー状態でも主幹搬送コンベアの渋滞を引起すことな
く、商品の自動仕分けと自動積み付け作業を効率良く且
つ高速で行うことができるランダム仕分けによる自動積
み付けシステムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、届け先,搬送
順序がランダムに投入された各種商品を搬入して主幹搬
送径路に沿って搬送し、仕分け計画に従って当該商品を
自動的に仕分けると共にロボットを制御して所定の積み
付け場所に自動的に積み付けて搬出する、ランダム仕分
けによる自動積み付けシステムに関するものであり、本
発明の上記目的は、前記ランダムに投入されて前記主幹
搬送径路に沿って搬送されて来る商品の認識情報に基づ
き、前記搬送されて来る商品に対して、振分ける分岐搬
送経路と仕分け先となる積み付け場所との対応をリアル
タイムに決定して、前記ロボットの商品取出場所となる
分岐搬送経路群の中の何処の分岐搬送経路に振分けるか
を制御すると共に、分岐搬送経路群の中の何処の分岐搬
送経路から商品を取り出して積み付け場所群の中の何処
の積み付け場所に積み付けるかを指令する動作指令を生
成して前記ロボットに指令する第1の制御手段と、前記
分岐搬送径路の上流側に当該商品を循環させて一時的
に待避する循環径路を有する渋滞緩衝手段と、前記ロボ
ットの商品取出場所となる分岐搬送経路群が満杯である
か否かをセンサ検出情報に基づいて判定し、満杯である
場合にはビジー状態として前記主幹搬送径路から搬送さ
れて来る商品を前記ビジー状態が解除されるまで前記渋
滞緩衝手段の循環経路に一時的に待避させる第2の制御
手段とを備えることによって達成される。
【0015】さらに前記商品の仕分け用の分類毎に
分岐搬送径路が設けられており、分岐搬送径路
による分類及び前記ロボット側での仕分けとの組み合わ
せで前記商品を仕分けること;前記第1の制御手段は、
前記主幹搬送径路から前記分岐搬送経路群の中の当該
岐搬送径路へと当該商品を振分ける際に、各商品を各分
岐搬送経路と一対一で対応付けずに、各分岐搬送径路へ
の振分け優先順位に従って空いている当該径路に優先的
に振分けること;前記渋滞緩衝手段により待避中の商品
を、前記商品の仕分け先のビジー状態が解消された時点
で前記循環径路から自動的に排出して前記主幹搬送径路
側に合流させるようになっており、その合流の際に、前
記主幹搬送経路での商品の搬送状況をセンサにより監視
した情報に基づいて、連続的に搬送されて来る前記主幹
搬送径路からの商品の間に前記待避中の商品を割込むよ
うに前記第2の制御手段によって制御すること;によっ
て、それぞれ一層効果的に達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。なお、本システムに
おいて積み付け対象となる多品種の商品は、段ボール箱
や折りたたみコンテナ等の直方体の品物であるが、その
種類や大きさは任意であり、本システムでは、ロボット
側で商品種別や届け先に応じて自動的に仕分けると共
に、大きさの異なる異種商品をパレット等に立体的に積
み付けて搬出し得るようにしている。また、本発明に用
いる積み付け用ロボット及びその制御装置は、例えば、
本願発明者の提案による特願平10−348896号公
報に開示されているシステム(リアルタイムスケジュー
ル方式且つ棒積み方式による自動積み付けが可能であ
り、コンベア搬送システムのシュータエンドで行なわれ
ている人手混載積み付け作業を汎用産業用ロボットを用
いて自動化した全自動混載積付システム)に記載のもの
や、特願平10−282303号公報開示されている
システム(単一商品の自動積み付けロボットシステム)
に記載のものが適用され、ここでは、ロボットのハード
ウェア構成及び各種機能についての詳細な説明は省略す
る。
【0017】図1は、本発明に係るランダム仕分けによ
る自動積み付けシステム(以下、自動積み付けシステム
と呼ぶ)のマテリアル・ハンドリング機器の構成例を図
5の従来例に対応させて示している。従来の自動積み付
けシステムにおけるマテリアル・ハンドリング機器と同
一構成箇所は、同符号を付して説明を一部省略する。
【0018】本発明における自動積み付けシステムは、
主幹搬送コンベア11が成す主幹搬送径路の分岐搬送径
路(分岐コンベア12a,12b)の上流側に、ループ
コース(図1中のL4→L5→L6→L7→L4の循環
経路)を有するループバッファコンベア(渋滞緩衝手
段)20が設けられており、図1中のP5の位置に於い
て仕分け先(分岐コンベア12a,12b側)が、ビジ
ー状態(ロボットの取出しが間に合わないことによる渋
滞状態等)であれば、ループバッファコンベア20側に
経路を取り、ビジー状態が解消されるまで該当の品物を
ループさせて一時的に退避させるようになっている。ル
ープバッファコンベア20は、同図に示すように、主幹
搬送コンベア11の経路M2の上流側に、合流部P2へ
の出口が設けられ、下流側のP5の位置に入口が設けら
れている。そして、仕分け先がビジー状態の時に入口か
ら引込まれた品物は退避経路L1〜L3を経て、P4の
位置でループコースに合流し、以降、ビジーが解除され
るまで、ループコースL4〜L7を周回するように構成
されている。そして、ビジー状態が解除され時点で、退
避していた商品がP3の位置で経路L8に搬送され、出
口P2の位置で主幹搬送コンベア11側の経路M2に合
流し、主幹搬送コンベア11の経路M2から搬送されて
来る各商品の間に割り込んで搬送されるようになってい
る。
【0019】商品に貼付されているバーコードの情報を
読取るバーコードリーダ2は、ループバッファコンベア
20の出口側の経路L8と主幹搬送コンベア11の経路
M2との合流部P2の下流側に設けられており、合流し
た品物はバーコードリーダ2によって再識別され、P0
から投入された商品と同じ扱いで処理される。本システ
ムにおいては、商品1(a1)は分岐コンベア12a
(al)に、商品1(a2)は分岐コンベア12a(a
2)に、商品1(a3)は分岐コンベア12a(a3)
にと言うように、各商品を各分岐コンベアと一対一で対
応付けずに、各商品は各分岐コンベア12a(al〜a
3)の何処に引き込んでも良く、各グループA,Bを担
当するロボット30側で、それぞれの積み付け先A(A
1〜A3),B(B1〜B3)に仕分けるようにしてい
る。
【0020】すなわち、分岐コンベア12aが商品の第
1グループ搬入用コンベア、分岐コンベア12bが商品
の第2グループ搬入用コンベアとなり、各分岐コンベア
12a,12bに搬送された商品は、当該分類の品物の
積み付け処理をするロボット30A、30Bが各積み付
け場所A1〜A3,B1〜B3に仕分けて積み付けるよ
うになっている。そして、分岐コンベア12a,12b
の各グループに振分け優先順位を設け、その順位で当該
分岐コンベアへ送り出すことで、ロボットの移動距離を
少なくして作業効率を向上させるようにしている。な
お、本例では、上流側を最優先順位として、分岐コンベ
ア12a,12bの上流側から順番に空いている分岐コ
ンベアに対して品物が優先的に振分けられるように制御
している。
【0021】図2は、本発明を実現する情報処理系の機
器構成の一例を模式図で示している。図2において、商
品割付計画コンピュータ41は、下位のコンピュータで
ある積み付け計算コンピュータ42及び商品フロー制御
コンピュータ43とは、インーネット,LAN(Local
Area Network)等の通信ネットワーク3を介して接続さ
れており、バーコードリーダ1で読取った当該商品のコ
ードを基に商品を識別して商品情報(商品の種別,仕分
け先,大きさ,重さ等の情報)を認識すると共に搬送経
路上の商品の順番を認識して、コンベア10上を搬送さ
れる各商品の割付計画の情報をリアルタイムに生成し、
下位の各コンピュータ42,43に対して商品の仕分
け,積み付け処理等を指令してシステム全体を制御す
る。
【0022】本システムでは、複数の分岐コンベア12
a(al〜a3)から成る分類aのシュータと複数の分
岐コンベア12b(b1〜b3)から成る分類bのシュ
ータとを備えており、商品割付計画コンピュータ41で
は、分類先(分類a又はbのシュータ)の判定処理、排
除する商品(割付計画に無い商品)の判定処理、各シュ
ータ12ai,12bj(本例ではi=1〜3,j=1
〜3)の振分け処理、商品の仕分け先(積み付け場所A
m,Bn;本例ではm=1〜3,n=1〜3)の判定処
理をリアルタイムに行い、主幹搬送コンベア11上を搬
送されて来る各商品の割付計画の情報を生成する。
【0023】上記の各判定処理は、上記認識情報(商品
情報,搬送順番情報)に基づいて行われ、上記振分け処
理は、センサにより認識した各シュータai,bjにお
ける滞留状態(ビジー状態)の情報及び予め設定された
振分け優先順位の情報に基づいて行われる。本実施の形
態では、前述のように、各シュータai,bjの振分け
優先順位は、搬送経路の上流側の優先順位が高く、上流
側のシュータが満杯になったら次の上流側のシュータに
振分けるようにしている。なお、本システムでは、搬入
用コンベア12a,12bと搬出用コンベア12A,1
2Bの数は同数にする必要は無く、ロボット30の積み
付け速度,1パレット上の積み付け量,商品の投入間
隔,搬送速度等をパラメータとしてシミュレーションし
て、搬入用コンベア12a,12bの設置数を設定する
のが好ましい。
【0024】積み付け計算コンピュータ42は、シュー
タエンドa1〜a3,b1〜b3へと搬送されて来る商
品の商品情報及び仕分け先(積み付け場所A1〜A3,
B2〜B3)の情報を商品割付計画コンピュータ41か
ら受信し、何処のシュータエンドから商品を取って何処
の積み付け場所に積み付けるかを決定すると共に、積み
付け場所の3次元空間上のどの位置に積み付けるかを計
算する。そして、ロボットコントローラ44を介して当
該ロボット30(30A,30B)に動作指令を送出す
る。ロボット30は、積み付け計算コンピュータ42か
らの動作指令に従って、シュータエンドへと搬送されて
来る商品を当該積み付け場所の指令位置に積み付ける。
【0025】商品フロー制御コンピュータ43は、例え
ば、コンベアコントローラ45Aを介して搬送仕分け系
コンベア10を制御するコンピュータ43Aと、コンベ
アコントローラ45Bを介してループバッファコンベア
20を制御するコンピュータ43Bとの2台のコンピュ
ータから構成される。搬送仕分け系コンベア10を制御
する商品フロー制御コンピュータ43Aでは、分類先
(分類a又はbのシュータ)の情報、排除する商品(割
付計画に無い商品)の情報、各シュータai,bjの振
分け情報を商品割付計画コンピュータ41から受信し、
搬送されて来る商品の各シュータai,bjへの振分け
制御,排出コンベアへの排出制御などを行う。
【0026】ループバッファコンベア20を制御する商
品フロー制御コンピュータ43Bでは、各シュータa
i,bjにおける滞留状態(ビジー状態)の情報を商品
割付計画コンピュータ41(若しくは滞留状態検知セン
サ)から受信し、搬送されて来る商品のループバッファ
コンベア20への一時退避,主幹搬送コンベア11への
搬出(合流)の制御などを行う。
【0027】このような構成において、本発明に係る自
動積み付けシステムの動作例を図3及び図4のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0028】図1において、P0の位置から届け先や種
類,順番がランダムに投入された商品は、主幹搬送コン
ベア11によって図1中の径路M1〜M3に沿って搬送
される(ステップS11)。商品フロー制御コンピュー
タ43Bでは、仕分け先(分類先)の分岐コンベア12
(本例では、第1グループ搬入用コンベア12a又は第
2グループ搬入用コンベア12b)のビジー状態をセン
サ等によって検出し(ステップS12)、ループバッフ
ァコンベア20側に当該グループに分類される品物が退
避されており、且つその品物の分類先の分岐コンベア1
2が解除されていれば、ループコースの出口P2に於い
て仕分け側ビジーの為に緩衝されていた商品を主幹搬送
コンベア側に合流させる。その際、主幹搬送コンベア1
1の径路M2からの商品の搬送状況を例えば図示されな
いセンサにより監視し、連続的に搬送されて来る径路M
2からの商品の間に割込むように制御する(ステップS
13,S14)。
【0029】バーコードリーダ2は、ループバッファコ
ンベア20の出口P2と入口P5との間の主幹搬送コン
ベア11側の径路の所定位置P1に設けられており、商
品1に貼付されているバーコードの情報が読取られて商
品が識別される。以後、トラッキング手法によりその商
品は常に識別されている(ステップS15)。商品フロ
ー制御コンピュータ43Bでは、P5の位置においてそ
の商品の仕分け先のビジー状態(渋滞状況)をセンサ等
によって検出し(ステップS16)、仕分け先がビジー
で無ければ仕分け側に経路を取り、ビジーであればルー
プバッファコンベア側に経路を取る。本実施の形態で
は、仕分け先の分岐コンベア(第nグループ搬入用コン
ベア)12a,12bの滞留状態をセンサ等によって判
定し、分類Aに属する商品であれば、第1グループ搬入
用コンベア12aの手前から順番に空いている場所に順
次振分けるように制御し、ループバッファコンベアの入
口P5において、その上流から来る商品の当該分類先の
各分岐コンベア12a1〜12a3が全て一杯であれ
ば、即ち各分岐コンベアの受入口からシュータエンドの
ストッパー部まで商品が溜まっていれば、ループバッフ
ァコンベア20側に経路を取り、該当の商品(品物)を
一時的に退避させる。
【0030】ループバッフャコンベア20側に回った品
物は図中のP4に於いてループに入っている品物と合流
し、自らループコース(図1中のL4→L5→L6→L
7→L4の循環経路)を回る事となる。ループコースを
回っている品物は、P3に於いてその商品の行き先(仕
分け先)がビジーで無ければ径路L8から主幹搬送コン
ベア側のP2へ経路を取り、ビジーならばL7(P3→
P4)へ経路を取る。P2へ経路を取った物は、上記ス
テップS13からの順序を辿る(ステップS17)。
【0031】P5に於いて仕分け側に経路を取ったもの
は仕分け計画に従って、第1グループ搬入用の分岐コン
ベア12a(al〜a3)あるいは第2グループ搬入用
の分岐コンベア12b(bl〜b3)に引き込まれる。
その際、前述のように、当該分類グループの分岐コンベ
ア12aは、特に商品1(a1)が分岐コンベア12a
l、商品2(a2)が分岐コンベア12a2、商品3
(a3)が分岐コンベア12a3と言うように一対一で
対応付けずに、商品1(a1〜a3)は分岐コンベア1
2a(a1〜a3)の何処に引き込んでも良いルールに
なっている。第2グループ搬入用の分岐コンベア12b
(bl〜b3)についても同様とする。
【0032】以下、分岐コンベア12b(bl〜b3)
のシュータエンドに搬送されて来るグループBの商品の
仕分け及び積み付け処理、並びに商品搬出処理は、グル
ープAの処理と同様のため説明を省略し、グループAの
処理を例として説明する。商品フロー制御コンピュータ
43Bでは、分岐コンベア12a(a1〜a3)への引
き込みは、商品の進行方向に向かって手前から順番に空
いている場所をチェックし、空きが有ればそこに引き込
むように優先順位に従って制御する(ステップS1
8)。
【0033】積み付け計算コンピュータ42では、各分
岐コンベア12a(a1〜a3)に投入されている物及
び順番を認識しており、それらの情報を基に仕分け計画
に従って、商品を取り出す分岐コンベアと仕分け先(積
み付け先)の対応とを決定し、仕分けの指示を含む「積
み付け動作指令」、即ち、商品を何処の分岐コンベアか
ら取って何処に置けという「積み付け動作指令」を生成
してロボット30に送信する(ステップS19)。
【0034】ロボット30Aは、積み付け計算コンピュ
ータ42からの上記積み付け動作指令に従い、シュータ
エンドa1〜a3へと搬送されて来る商品を取って、仕
分け先の積み付け場所Aiの指令位置に当該商品を積み
付ける。ここで、分岐コンベア12a(a1〜a3)は
3種類の商品のグルーピング仕分け機構として働き、ロ
ボット30Aが積み付け計算コンピュータ42からの指
令に従って、搬出用コンベア12Aの当該積み付け場所
(A1〜A3のいずれか)に積み付けることで、1商品
ずつの仕分けをしている事となる(ステップS20)。
【0035】積み付け計算コンピュータ42は、積み付
け量が限度を超えるか、もう積み付ける物が無くなった
場台には、積み付け側Aiのパレットを払い出す指示を
行い、積み付け完了したパレットは当該搬出用コンベア
12Aにより搬送されて搬出される事となる(ステップ
S21)。なお、商品割付計画に無い商品は、M4の経
路に搬送されてP6から排出される。
【0036】上記動作を繰返すことにより、仕分け先
(分類先)の分岐コンベア12aがビジー状態でも、商
品の投入を中断したり、主幹搬送コンベア11に渋滞を
引起こしたり、搬送を一旦停止させたりすることなく、
商品の自動仕分けと積み付け処理を効率良く且つ高速で
行うことが可能となる。なお、シミュレーション機能に
より、同一条件でランダムに商品を投入して全ての積み
付けが完了して搬出されるまでの作業効率を計測したと
ころ、前述の従来技術に示したシステムと比較して、作
業時間効率が40%程度向上する結果が得られた。
【0037】なお、上述した実施の形態では、品物のコ
ードを識別する手段(コード認識手段)として、バーコ
ードリーダを例として説明したが、バーコードリーダに
限るものではなく、また、商品に貼付若しくは装着され
るものもバーコードに限らず、RFID等のデータキャ
リアなどIDコードを認識する手段であれば良い。ま
た、ロボットの数,ロボットに対応する分岐コンベアの
数,コンピュータの数及びその分散構成などは、図1,
図2の構成例に限るものではない。さらに、循環径路を
有する渋滞緩衝手段であるループバッファコンベアは、
平面状のものに限らず、立体状のものも本発明に含まれ
る。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、循環径路を有する渋滞緩衝手段であるループバッフ
ァコンベアを設け、仕分け先のビジー状態が解消される
まで循環径路上を循環させて当該商品を一時的に待避で
きるようにしているので、商品の仕分け先(行き先)が
ビジー状態でも主幹搬送径路(主幹搬送コンベアが成す
径路)に渋滞を引き起こすことが無くなる。そのため、
品物の渋滞に伴う上流作業の中断やロボットの作業待ち
での停止を回避することができる。また、分岐搬送径路
(グループ毎の分岐コンベアが成す径路)による分類及
びロボット側での仕分けとの組み合わせによって商品を
仕分けるようにしているので、小スペースでありながら
主幹搬送径路の渋滞を引き起こすことが無くなる。結果
として、システムとして消化する作業時間効率を格段に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランダム仕分けによる自動積み付
けシステムのマテリアル・ハンドリング機器の構成例を
示す模式図である。
【図2】本発明を実現する情報処理系の機器構成の一例
を示す模式図である。
【図3】本発明に係る自動積み付けシステムの動作例を
説明するためのフローチャートである。
【図4】図3の分図である。
【図5】従来の自動積み付けシステムのマテリアル・ハ
ンドリング機器の構成例を示す模式図である。
【図6】従来の自動積み付けシステムにおける仕分け処
理及び積み付け処理に係る動作例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 商品 2 バーコードリーダ 3 通信ネットワーク 10 搬送仕分け系コンベア 11 主幹搬送コンベア 12 分類/仕分用コンベア 12a 第1グループ搬入用コンベア(分岐コンベア) 12b 第2グループ搬入用コンベア(分岐コンベア) 12A 第1グループ搬出用コンベア 12B 第2グループ搬出用コンベア 20 ループバッファコンベア 30 ロボット 41 商品割付計画コンピュータ 42 積み付け計算コンピュータ 43 商品フロー制御コンピュータ 44 ロボットコントローラ 45 コンベアコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65G 47/34 - 47/51 B65G 47/64 B65G 47/68 - 47/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 届け先,搬送順序がランダムに投入され
    た各種商品を搬入して主幹搬送径路に沿って搬送し、仕
    分け計画に従って当該商品を自動的に仕分けると共にロ
    ボットを制御して所定の積み付け場所に自動的に積み付
    けて搬出する、ランダム仕分けによる自動積み付けシス
    テムであって、前記ランダムに投入されて前記主幹搬送
    径路に沿って搬送されて来る商品の認識情報に基づき、
    前記搬送されて来る商品に対して、振分ける分岐搬送経
    路と仕分け先となる積み付け場所との対応をリアルタイ
    ムに決定して、前記ロボットの商品取出場所となる分岐
    搬送経路群の中の何処の分岐搬送経路に振分けるかを制
    御すると共に、分岐搬送経路群の中の何処の分岐搬送経
    路から商品を取り出して積み付け場所群の中の何処の積
    み付け場所に積み付けるかを指令する動作指令を生成し
    て前記ロボットに指令する第1の制御手段と、前記分岐
    搬送径路の上流側に当該商品を循環させて一時的に待
    避する循環径路を有する渋滞緩衝手段と、前記ロボット
    の商品取出場所となる分岐搬送経路群が満杯であるか否
    かをセンサ検出情報に基づいて判定し、満杯である場合
    にはビジー状態として前記主幹搬送径路から搬送されて
    来る商品を前記ビジー状態が解除されるまで前記渋滞緩
    衝手段の循環経路に一時的に待避させる第2の制御手段
    を備えたことを特徴とするランダム仕分けによる自動
    積み付けシステム。
  2. 【請求項2】 前記商品の仕分け用の分類毎に前記分岐
    搬送径路が設けられており、分岐搬送径路による
    分類及び前記ロボット側での仕分けとの組み合わせで前
    記商品を仕分けるようになっている請求項に記載のラ
    ンダム仕分けによる自動積み付けシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御手段は、前記主幹搬送径
    路から前記分岐搬送経路群の中の当該分岐搬送径路へと
    当該商品を振分ける際に、各商品を各分岐搬送経路と一
    対一で対応付けずに、各分岐搬送径路への振分け優先順
    位に従って空いている当該径路に優先的に振分けるよう
    している請求項に記載のランダム仕分けによる自動
    積み付けシステム。
  4. 【請求項4】 前記渋滞緩衝手段により待避中の商品
    を、前記商品の仕分け先のビジー状態が解消された時点
    で前記循環径路から自動的に排出して前記主幹搬送径路
    側に合流させるようになっており、その合流の際に、前
    記主幹搬送経路での商品の搬送状況をセンサにより監視
    した情報に基づいて、連続的に搬送されて来る前記主幹
    搬送径路からの商品の間に前記待避中の商品を割込むよ
    うに前記第2の制御手段によって制御するようにしてい
    請求項1乃至のいずれかに記載のランダム仕分けに
    よる自動積み付けシステム。
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