JP5194447B2 - 物品の仕分け方法 - Google Patents

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本発明は、特定の出荷グループ毎に搬送される物品群を複数のグループ(仕分け先)に仕分ける物品の仕分け方法に関するものである。
従来、出荷場より各グループ(仕分け先;例えば店舗あるいは地域)別の物品をトラックへ積み込み、出荷するとき、前記グループの物品は、出荷場へ連続して出庫されるようにしている。例えば、各グループより注文された物品は連続して、自動倉庫などの荷保管設備より、荷搬送設備の自走台車等によって搬送され、出荷場へ物品を搬送するグループ毎のコンベヤ装置あるいは仕分けシュートへ仕分けられるようにしている。
このとき、グループを形成する物品の出庫順序にこだわらない出庫を、「グループ出庫」と称し、トラックに積み込む順序が決めてあるときなどグループを形成する物品の出庫順序が定められている出庫を、「順序出庫」と称している。順序出庫は、一台のトラックに複数の店舗の物品を積み込み、これら複数の店舗を回って物品を搬送するときなどに適用される。このような「グループ出庫」と「順序出庫」を実行する荷搬送設備の一例が、特許文献1に開示されている。
特許第3664048号公報
「グループ出庫」または「順序出庫」を実行するに際し、出荷グループ(例えば、食品あるいは雑貨別等の物品の種別のグループ、店舗の売り場の棚位置等の配置エリア別のグループ)毎にて出庫されたケースや段ボール箱からなる物品を複数のグループ(仕分け先;例えば店舗あるいは地域)別に仕分ける仕分け設備の課題を、図5〜図7を用いて説明する。図5は、このような仕分け設備の一例を示す構成図であり、仕分け設備は、複数(図では5基)の自動倉庫1から前記出荷グループ毎にて出庫された物品2を、順に投入部3a、複数(図では2つ)のストレージ部3b、取出部3cを有するアキュムレーションコンベヤ装置からなる出庫コンベヤ装置3にて取出部3c(合流装置4位置)まで搬送し、物品2を1個ずつ合流装置4へ投入し、合流された物品2をコンベヤ装置(搬送経路の一例)5により搬送し、分岐装置(仕分け手段の一例)6にて、各仕分け先(グループ)α,β,γが割り当てられた3本の仕分けシュート7のいずれかに仕分ける構成となっている。また図5において、8は出庫コンベヤ装置3の取出部3cへ到達した物品2に取り付けられたバーコード(物品を特定する符号の一例)を読み取るバーコードリーダ、9は分岐装置6の入口に到達した物品2のバーコードを読み取るバーコードリーダであり、これらバーコードリーダ8,9により読み取られた物品2のバーコードに基づいて合流・分岐が実行される。また自動倉庫1は、複数の物品収納部10と、上記出庫コンベヤ装置3と、入庫コンベヤ装置11と、これら物品収納部10、出庫コンベヤ装置3、入庫コンベヤ装置11との間で物品2の出し入れを行うスタッカークレーン12により構成されている。また13は、各自動倉庫1へ入庫される物品2を各自動倉庫1の入庫コンベヤ装置11へ分岐する分岐装置である。
上記各仕分けシュート7へ物品2を出荷グループ毎に仕分ける、すなわち「グループ出庫」するときに出荷グループ別に仕分けるための搬送スケジュールの一例を図6に示す。この搬送スケジュールは、出荷グループが同じ物品2を仕分けシュート7の本数分だけ合わせて1つとし、出荷グループに順に実行するスケジュール番号を付している。そして、このスケジュールの番号順にしたがって、各自動倉庫1に対して、出荷グループが同じ全ての物品2の出庫指示が同時に与えられ、出荷グループを形成している物品2が全て合流装置4へ投入され、コンベヤ装置(搬送経路の一例)5へ搬送(投入)されると、次の出荷グループの全ての物品2の出庫指示が与えられることにより、各仕分けシュート7に次の出荷グループの物品2が連続して仕分けられ、出荷グループが異なる物品2が前後で混じることがないようにしている。
上記搬送スケジュールは、出荷グループによりサイズ(物品2の個数)にバラツキがあり、また出荷グループのナンバーが同じ物品2は一斉に流れるという性質を有している。この性質により出荷グループのサイズが大きい場合は、1本の仕分けシュート7に多くの物品2が一斉に流れるし、出荷グループのサイズが小さい場合は、物品2の搬送量が少なくなる。
また上記搬送スケジュールは、出荷グループの中で、各仕分け先α,β,γに仕分ける物品2の数量に偏りがある場合に、仕分けシュート7毎に一時的に搬送量の偏りが発生するという課題を有している。
この課題について説明する。例えば図6に示すように、出荷グループ(1)の16個の物品2のうち、物品(ア−1)〜(ア−8)の8個は仕分け先α、物品(カ−1)〜(カ−3)の3個は仕分け先β、物品(サ−1)〜(サ−5)の5個は仕分け先γに仕分けられるスケジュールとなっている。このとき、仕分け設備では、出荷グループ(1)を形成する物品2が5基の自動倉庫1より順次出庫され、「グループ出庫」の場合、ランダムに合流装置4へ投入されコンベヤ装置5により搬送されるが、図7(a)に示すように、仕分け先αへ仕分ける4個の物品(ア−1)〜(ア−4)が連続して搬送され、図7(b)に示すように、仕分け先αが割り当てられた仕分けシュート7に多くの物品2が一斉に流れ、仕分けシュート7毎に一時的に搬送量の偏りが大きくなる。このとき、仕分け先αの仕分けシュート7において作業する作業者の作業量が増加し、一時的に仕分けシュート7毎の作業量に偏りが大きく発生する。
そこで出荷グループ(1)の物品2のように1つの仕分け先αの仕分けシュート7に物品2が偏るとき、コンベヤ装置(搬送経路の一例)5に1つの仕分け先αの仕分けシュート7の物品2が連続して流れないように、物品2を分けて合流装置4へ投入するよう配慮する必要があるが、その設定は困難であった。
また出荷グループ毎に搬送される物品2を複数の仕分け先に仕分けるときの課題として、出荷グループを形成している物品2が全て合流装置4へ投入され、コンベヤ装置(搬送経路の一例)5へ搬送(投入)されるまでは、次の出荷グループの物品2を合流装置4へ投入し搬送できないために、出庫コンベヤ装置3に次の出荷グループの物品2が滞留し、合流装置4への合流の作業効率が低下する恐れがあった。図7(b)では、物品(サ−5)が出荷グループ(1)の最終の物品2であり、この物品(サ−5)の後に出荷グループ(2)の物品2が搬送されている。
そこで、本発明は、仕分け先(グループ)が割り当てられた特定の仕分けシュートに一時的に物品が偏って仕分けられることを防止でき、搬送経路への合流の作業効率を改善できる仕分け方法を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、コントローラにより、各仕分け先からの注文特定の物品群による特定グループに分けて指示し、コントローラによって分けられた前記各特定グループの物品群毎に、各物品を自動倉庫から各出庫コンベヤ装置へと順に搬出し、前記各出庫コンベヤ装置により、前記各特定グループの物品群毎に、各物品を順に搬送経路に投入し、これら搬送経路に沿って搬送されてくる物品を前記搬送経路より前記仕分け先へ仕分ける物品の仕分け方法であって、コントローラにより、各仕分け先からの注文を、特定の物品群による特定グループに分け、さらに、コントローラにより、前記各仕分け先毎に前記特定グループ別の物品群を所定数量の物品単位に分け、さらに、コントローラにより、各仕分け先毎に前記特定グループの順に前記物品単位を並べ、全ての仕分け先において並べた物品単位を順にまとめ切り出し単位を形成し、前記コントローラによって分けられた前記各仕分け先の物品単位毎に、各物品を各出庫コンベヤ装置へと順に搬出し、前記各出庫コンベヤ装置により、前記コントローラによって形成された切り出し単位毎に、各物品を順に搬送経路に投入することを特徴とするものである。
上記方法によれば、スケジュール符号順で、切り出し単位としてまとめられた物品群が搬送経路へ投入され、切り出し単位毎に各仕分け先に物品単位の所定数量の物品が仕分けられる。このように、仕分け先へ仕分けられる物品の数量は、スケジュール符号順で、物品単位の所定数量に限定され、一時的に各仕分け先に物品が偏って仕分けられることが防止される。また特定グループの物品がスケジュール符号順で、切り出し単位とされて搬送経路へ投入されることから、特定グループを形成する物品の数量が仕分け先で偏っていても、特定グループの順番を考慮することなく、物品は搬送経路へ投入され、合流の作業効率が改善される。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記特定グループで前記所定数量に達しない物品は、所定数量に達しない物品の数量のまま物品単位とすることを特徴とするものである。
上記方法によれば、特定グループの異なる物品で物品単位が形成することが防止され、よって1特定グループの仕分けられた物品に別の特定グループの物品が混じること、例えば食品のグループの物品に、雑貨のグループの物品が混じることが回避される。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記所定数量は任意に変更可能とすることを特徴とするものである。
上記方法によれば、各仕分け先にまとめて仕分けられる物品単位の所定数量が、変更可能とされる。
本発明の仕分け方法は、スケジュール符号順で、切り出し単位で物品は搬送経路へ投入され、仕分け先へ仕分けられる物品の数量が物品単位の所定数量に限定されることにより、一時的に特定の仕分け先に物品が偏って仕分けられることを防止でき、また特定グループを形成する物品が切り出し単位とされて搬送経路へ投入されることにより、特定グループを形成する物品の数量が仕分け先で偏っていても、特定グループの順番を考慮することなく、物品は搬送経路へ投入され、合流の作業効率を改善できる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における物品の仕分け方法を実現する仕分け設備の制御構成図である。なお、仕分け設備の全体構成は、図5に示した構成と同様であり、同じ符号を付して説明を省略する。
図1において、21は各自動倉庫1のスタッカークレーン12のコントローラ(以下、倉庫コントローラと略す)、22は各出庫コンベヤ装置3のコントローラ(以下、出庫コントローラと略す)、23は合流装置4のコントローラ(以下、合流コントローラと略す)、24は分岐装置6のコントローラ(以下、分岐コントローラと略す)、25は仕分け設備全体を統括するコントローラ(以下、統括コントローラと略す)である。各コントローラについて説明する。
[倉庫コントローラ21]
各倉庫コントローラ21はそれぞれ、各自動倉庫1の物品収納部10に保管されている物品2の在庫を管理しており、統括コントローラ25に対して管理している物品2のリスト(在庫データ)を出力する。
また各倉庫コントローラ21は、統括コントローラ25から指令された、スケジュールの番号順で、且つ仕分け先α,β,γの「物品単位」毎の物品2の出庫指令(詳細は後述する)に基づいて、物品単位毎に、物品2をスタッカークレーン12を制御して出庫コンベヤ装置3へ搬出する。このとき、「グループ出庫」の場合、物品単位を形成する複数の物品2の中では前後が入れ替わってもよく、「順序出庫」の場合、物品単位を形成する複数の物品2の中で順番が守られる。また出庫コントローラ22に対して物品2の搬出が可能かどうかを問合せ、搬出が許可されると{搬出許可信号(後述する)を確認すると}、物品2を出庫コンベヤ装置3の投入部3aへ搬出する。
[出庫コントローラ22]
各出庫コントローラ22は、投入部3aにスタッカークレーン10より搬出された物品2を、投入部3a、複数(図では2つ)のストレージ部3b、取出部3cへと順送りに搬送するとともに、投入部3aに物品2が滞留しているときは、倉庫コントローラ21に対して物品2の搬出不許可信号を出力し、投入部3aよりストレージ部3bへ物品2が搬送されると(投入部3aが空くと)倉庫コントローラ21に対して物品2の搬出許可信号を出力する。
また各出庫コントローラ22は、出庫コンベヤ装置3の取出部3cに到達した物品2を、合流コントローラ23からの投入指令に応じて合流装置4へ搬出(投入)する。
[合流コントローラ23]
合流コントローラ23には、各出庫コンベヤ装置3のバーコードリーダ8が接続され、これらバーコードリーダ8からの入力により出庫コンベヤ装置3の取出部3c(合流装置4位置)へ物品2が到達したことを確認し、入力したバーコードにより到達した物品2を特定している。
合流コントローラ23は、統括コントローラ25から指令された「切り出し単位」毎の物品2の合流指令(詳細は後述する)に基づいて、各出庫コンベヤ装置3から物品2を合流装置4へ投入させる。すなわち、各出庫コンベヤ装置3の合流装置4位置(取出部3c)へ到達した物品2をバーコードで特定すると、このバーコードにより現在合流を実行している切り出し単位の物品2かどうかを確認し、確認すると、合流装置4を流れる物品2の空きスペースを確認して投入指令を出力する。なお、「順序出庫」の場合、現在合流を実行している切り出し単位毎の物品2でも、合流指令に指定された物品2の順に物品2を投入する必要がある。また物品2が現在合流を実行している切り出し単位の物品2ではないとき、現在合流を実行している切り出し単位の物品2が既に合流装置4へ搬出され、最後にバーコードを入力した出庫コンベヤ装置3より下流まで搬送されているのを待って(現在の切り出し単位の合流が終了し、次の切り出し単位の合流開始を待って)、合流装置4を流れる物品2の空きスペースを確認して投入指令を出力する。
[分岐コントローラ24]
分岐コントローラ24には、分岐装置6の入口のバーコードリーダ9が接続され、このバーコードリーダ9により読み取られた、分岐装置6の入口に到達した物品2のバーコードが入力されている。
分岐コントローラ24は、統括コントローラ25から指令された、各仕分け先α,β,γの仕分けシュート7に分岐する物品2のリスト(詳細は後述する)、および分岐装置6の入口に到達した物品2のバーコードに基づいて、分岐装置6を駆動し、物品2を目的の各仕分けシュート7へ仕分ける。
[統括コントローラ25]
統括コントローラ25には、各仕分け先(グループ)α,β,γからオーダーされた出荷グループ(特定グループの一例)毎の物品群のリストが入力される。また上述したように、統括コントローラ25には、各自動倉庫1がそれぞれ管理している物品2のデータ(在庫データ)が入力されている。
統括コントローラ25の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ステップ−1
統括コントローラ25は、各仕分け先α,β,γ毎に仕分けシュート7を割り付け、各仕分け先α,β,γ毎の前記オーダーに基づいて、各仕分け先α,β,γの仕分けシュート7毎で、且つ同じ出荷グループの順に、物品2を並べ、各仕分けシュート7へ仕分ける物品2の基本の搬送スケジュールを形成する。これは、「発明が解決しようとする課題」の欄で説明した、図6に示す搬送スケジュールに相当する。
ステップ−2
続いて、統括コントローラ25は、図3に示すように、各仕分け先α,β,γの仕分けシュート7毎に、出荷グループの物品2を所定数量N(例えば、3個)毎に分けて物品単位を形成する。所定数量Nは任意に設定できるようにされている。なお、前後の出荷グループの物品が混じって、物品単位が形成されることはなく、出荷グループの最後で所定数量Nに不足した物品2があると、そのまま所定数量Nに不足した状態で物品単位が形成される。
ステップ−3
続いて、統括コントローラ25は、図3に示すように、各仕分け先α,β,γの仕分けシュート7に順に形成された物品単位を、全ての仕分け先α,β,γでまとめて(順に仕分けシュート7を横断して)、切り出し単位を形成し、切り出し単位に順にスケジュール番号(スケジュール符号の一例)を付し、物品2の新たな搬送スケジュールを形成する。
ステップ−4,5
続いて、統括コントローラ25は、仕分けが開始する時間となると、コンベヤ装置5を駆動するとともに、形成されたスケジュールに基づいて、スケジュールの番号順に物品単位の物品2を検索し、これら物品2を保管している各自動倉庫1の在庫データを検索し、物品2を保管している各自動倉庫1の倉庫コントローラ21に対して、スケジュールの番号順で、且つ各仕分け先α,β,γの「物品単位」毎に物品2の出庫指令を出力する。
ステップ−6
続いて、統括コントローラ25は、スケジュールの番号順に「切り出し単位」毎の物品2をまとめたリストからなる合流指令を合流コントローラ23へ出力する。
ステップ−7
続いて、統括コントローラ25は、各仕分け先α,β,γの仕分けシュート7に分岐する物品2のリストを分岐コントローラ24へ出力する。
上記仕分け設備の作用について説明する。
統括コントローラ25へ各仕分け先(グループ)α,β,γからオーダーされた出荷グループ毎の物品群のリストが入力されると、図3に示すように、各仕分けシュート7の物品単位をまとめた切り出し単位が形成され、切り出し単位にスケジュールの番号が付され、図3に示す搬送スケジュールが形成される。
これにより、図3のスケジュール[2]の切り出し単位の如く、出荷グループが異なっても、切り出し単位が形成され、従来のように出荷グループの物品2が全て合流装置4に投入されるまでは、合流されないという事態が回避されている。
そして、スケジュールの番号順にしたがい、且つ物品単位で、各自動倉庫1からそれぞれの出庫コンベヤ装置3へ物品2が搬出され、順送りされて出庫コンベヤ装置3の取出部3cまで物品2は搬送される。このとき、スケジュールにしたがって、各出庫コンベヤ装置3には平均して、切り出し単位で物品2が取り出される。また各出庫コンベヤ装置3への物品2の搬出は、スケジュールの番号の物品単位の順に連続して実行される。
合流装置4では、出庫コンベヤ装置3の取出部3Cまで搬送されてきた物品2のバーコードを確認することにより、図4(a)に示すように、スケジュールに合わせ切り出し単位毎に物品2が投入される。このとき、各出庫コンベヤ装置3には平均して、切り出し単位で物品2が取り出されていることから、各出庫コンベヤ装置3から特に遅滞することなく切り出し単位で物品2が合流される。
このように合流装置4で合流された物品2はコンベヤ装置5により搬送され、続いて分岐装置6で分岐されて、図4(b)に示すように、スケジュールに合わせ切り出し単位で、且つ所定数量Nの物品単位で、目的の仕分けシュート7へ仕分けられる。よって、各仕分けシュート7で作業を行う作業者の作業量が均等となる。また同出荷グループの物品2で物品単位が形成されていることから、出荷グループが異なる物品2が前後で混って仕分けシュート7に仕分けられることが防止されている。
以上のように本実施の形態によれば、切り出し単位で搬送スケジュールが形成され、この搬送スケジュールのスケジュールに合わせ前記切り出し単位に基づいて、物品2が合流装置4およびコンベヤ装置(搬送経路)5へ投入されることにより、各仕分け先へ仕分けられる物品2の数量は、1スケジュールの切り出し単位毎に、物品単位の所定数量Nに限定され、したがって一時的に仕分けシュート7(仕分け先α,β,γ)に物品2が偏って仕分けられることを防止でき、各仕分けシュート7の作業者の作業量を均等にすることができる。また出荷グループの物品2が切り出し単位で合流装置4・コンベヤ装置(搬送経路)5へ投入されることから、出荷グループ毎に投入される場合と比較して、合流装置4上を流れる空きスペースが多くなり、物品2が流れやすくなり、合流の作業効率を改善できる。また出荷グループを形成する物品2の数量が仕分け先で偏っていても、出荷グループの順番を考慮することなく、物品2を合流装置4・コンベヤ装置5へ投入でき、合流の作業効率を改善することができる。
また本実施の形態によれば、出荷グループの異なる物品2で物品単位が形成することが防止されることによって、1仕分け先の仕分けられた物品2に別の出荷グループの物品が混じること、例えば食品のグループの物品に、雑貨のグループの物品が混じることを回避できる。
また本実施の形態によれば、物品単位の所定数量Nを任意に設定できることから、出荷グループのサイズを考慮して切り出し単位のサイズを調整でき、合流の作業効率を調整することができる。
なお、本実施の形態では、合流コントローラ23は、バーコードリーダ8により読み取られたバーコードに基づいて、現在合流を実行している切り出し単位毎の物品2かどうかを確認し、確認すると合流装置4を流れる物品2の空きスペースを割り当てて投入指令を出力しているが、単に空きスペースを割り当てるのではなく、下流側の切り出し単位の物品2に空きスペースを優先的に割り当て、下流側の物品2が上流側の物品2と同様に合流装置4へ投入できるようにすることもできる。
また本実施の形態では、合流装置4において合流された物品2を搬送する手段として、コンベヤ装置5を使用しているが、コンベヤ装置5に限ることはなく、自走台車等他の搬送手段を使用して、搬送するようにすることもできる。
また本実施の形態では、スケジュール符号の一例として、スケジュール番号を付しているが、このような番号に限ることがなく、アルファベットa,b,c…など一定の順番が特定できる符号であればよい。
本発明の実施の形態における仕分け設備の制御構成図である。 同仕分け設備の統括コントローラの動作を説明するフローチャートである。 同仕分け設備の物品の仕分け方法による搬送スケジュールを説明する図である。 同仕分け設備の物品の仕分け方法による物品の流れを示す図である。 仕分け設備の構成図である。 従来の仕分け設備の物品の仕分け方法による搬送スケジュールを説明する図である。 従来の仕分け設備の物品の仕分け方法による物品の流れを示す図である。
符号の説明
1 自動倉庫
2 物品
3 出庫コンベヤ装置
4 合流装置
5 コンベヤ装置
6 分岐装置
7 仕分けシュート
8,9 バーコードリーダ
12 スタッカークレーン
21 倉庫コントローラ
22 出庫コントローラ
23 合流コントローラ
24 分岐コントローラ
25 統括コントローラ

Claims (3)

  1. コントローラにより、各仕分け先からの注文特定の物品群による特定グループに分けて指示し、コントローラによって分けられた前記各特定グループの物品群毎に、各物品を自動倉庫から各出庫コンベヤ装置へと順に搬出し、前記各出庫コンベヤ装置により、前記各特定グループの物品群毎に、各物品を順に搬送経路に投入し、これら搬送経路に沿って搬送されてくる物品を前記搬送経路より前記仕分け先へ仕分ける物品の仕分け方法であって、
    コントローラにより、各仕分け先からの注文を、特定の物品群による特定グループに分け、さらに、コントローラにより、前記各仕分け先毎に前記特定グループ別の物品群を所定数量の物品単位に分け、さらに、コントローラにより、各仕分け先毎に前記特定グループの順に前記物品単位を並べ、全ての仕分け先において並べた物品単位を順にまとめ切り出し単位を形成し、
    前記コントローラによって分けられた前記各仕分け先の物品単位毎に、各物品を各出庫コンベヤ装置へと順に搬出し、前記各出庫コンベヤ装置により、前記コントローラによって形成された切り出し単位毎に、各物品を順に搬送経路に投入すること
    を特徴とする物品の仕分け方法。
  2. 前記特定グループで前記所定数量に達しない物品は、所定数量に達しない物品の数量のまま物品単位とすること
    を特徴とする請求項1に記載の物品の仕分け方法。
  3. 前記所定数量は任意に変更可能とすること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品の仕分け方法。
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