JP3218353B2 - 荷積方法 - Google Patents

荷積方法

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JP3218353B2
JP3218353B2 JP22854591A JP22854591A JP3218353B2 JP 3218353 B2 JP3218353 B2 JP 3218353B2 JP 22854591 A JP22854591 A JP 22854591A JP 22854591 A JP22854591 A JP 22854591A JP 3218353 B2 JP3218353 B2 JP 3218353B2
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真利 宇都宮
司郎 福田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貨物その他の荷物や物
品など輸送すべき包装体をパレット搬送する際に、パレ
ット上に荷積または積み重ね作業を各配貨先順の配送に
便利な与えられた条件下に行う荷積方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、包装体を含む荷物や貨物をパレッ
ト,コンテナ等に積付けるパレット搬送では、同一種或
いは単一種の場合では問題ないが、異品種の場合、積付
計画をたてて作業者が、パレット上の荷積位置を逐一考
えながら物品を個々に配列し、一つ一つ上へ上へと層状
に重ねることが行われていて、熟練者でも多大な時間と
手数とを要して疲労度も著しく大きかった。しかし、最
近パレット上への積付作業を自動的に行うために、ロボ
ット化による貨物輸送作業の要請が高まっていて、搬送
コンベア上を流れてくる貨物をつかみ、予め決められた
パターンによって、パレット上に自動的に積付けること
も試みられるようになって来ているが、ロボットによる
自動化は同一形状,同一寸法の貨物に限られ、多品種少
量化の輸送システムのような一つのパレットに積付ける
べき品種数が多くなればなるほど、その動作制御が複雑
化して、しかもその作業性が極端に悪くなり、実際には
貨物の積付けが不可能か、或いは時間がかかり過ぎて全
く実用的ではない。特に、自動倉庫から出て来る異品種
の商品を積付ける場合、スタッカークレーン等の稼働効
率を第一に考えるため、切り出される商品順序は積付け
易さとは関係なく決定されていた。しかも、近年コンピ
ュータに積付け順序・位置を計算させておいた積付けソ
フトを用いて、その順序通りに商品を切出し、指示通り
の位置にロボット又は人手で積付ける方法も提案されて
いる(特開昭61−33426,特開昭61−2067
30)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このロボッ
トが自動積付けを行う方式はロボットを前提としている
ためと、操作者が積付位置を指定するために作業能率が
上がらないばかりか、多品種になれば、ロボットではそ
れだけ瞬発力が人間に比べて劣り、時間がかかり過ぎて
実用的ではなく、特にコンピュータの計算通りに商品を
揃え直すため、整列機が必要であり、またスタッカーク
レーンから出てくる順序を変えるため、待ち時間発生の
問題も生じるし、さらに荷積終了後の荷崩れ防止のため
の補正の整列作業も著しくやっかいとなって多品種積付
けには不向きとなるなどの問題があった。本発明は、こ
れら従来の欠点を除去し、積付け易さ、効率を考えて商
品の切出し順を決定し、待ち時間や過剰装置の使用をな
くし簡単な操作によりパレット上の荷物を適切で著しく
能率良く積み重ねることを可能にし、各輸送届先ごとへ
の荷卸作業をも簡便化し、作業効率の大幅な向上が実現
できる荷積方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、荷物の形状及
び寸法,数量,並びに重量などを入力して演算すること
、異種多品種荷物をパレット上に積付ける際に、予め
切り出し順を決めてコンベアで搬送すると共に、搬送コ
ンベアで切り出されてくる荷物を輸送先ごとにパレット
上に積付ける荷積方法において、異品種の物品を個数が
最大の物品を基準として重量差,巾寸法差,奥行寸法
差,高さ寸法差などの所定条件の範囲内での物品をグル
ープ化し、さらに、該グループ化した物品を除いた物品
間で個数が最も多い物品を基準として前記条件下での物
品をグループ化していくことにより、少なくとも二つ以
上のグループをつくり、該グループ単位で荷物をパレッ
ト上に積付けることを特徴とする荷積方法である。
【0005】
【作用】本発明での荷積作業では、物品を予め切り出し
順を決めて搬送する際に、容積並びに総数量、その荷物
形状の寸法,重量並びに輸送届先数量の各データを入力
し、コンピュータの制御機構で異品種の物品を個数が最
大の物品を基準として重量差、巾寸法差、奥行寸法差、
高さ寸法差などの所定条件の範囲内での物品をグループ
化し、さらに該グループ化した物品を除いた物品間で個
数が最も多い物品を基準として同様にグループ化して行
く手法で、少なくとも二つ以上のグループをつくり、複
数のグループ化によって積付け処理をすることでパレッ
ト上に各種荷物を輸送届先ごとに積付けることが効率よ
く行えるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を説明すると、荷物の形状及
び寸法,数量,並びに重量などをキーボードで入力して
コンピュータの制御機構で演算し、積付パターン記憶部
に記憶することで、複数の輸送届先にまたがる荷物また
は異種多品種荷物を輸送届先ごとにパレット上に積付け
る際に、予め切り出し順を決めるのに異品種の物品を重
量差、巾寸法差、奥行寸法差、高さ寸法差などの所定条
件の範囲内で個数が最大となる物品をグループ化し、さ
らに該グループ化した物品を除いた物品間で個数が最も
多くなる物品をグループ化して行く手法で少なくとも二
つ以上のグループをつくり、複数のグループ化によって
積付け処理をする荷積方法としてある。
【0007】この場合、輸送届先ごとに切り出す物品を
グループ毎に行ない、しかも個数が多い順に切り出し搬
送して積付けて行くことも有効であり、また前記グルー
プ間の切り出し順序を重量又は容積の最も大きい順に設
定して搬送し積付処理することもできる。
【0008】この場合、積付け易さ、効率を向上させる
ための切り出し方法及び待ち時間減少、装置簡便化のた
めのグルーピング方法として、表1に示す商品を届け先
A・B商店の例で予め商品の重量差<5kg,巾寸法差
<30mm及び奥行寸法差<30mmの条件下で同一グ
ループ化しておく本発明方法と従来法とを比較して実験
した結果は表2及び表3となった。
【0009】
【表1】 この場合、同一数字になったコードをグループ化すると
A商店では5グループとなり、B商店では6グループと
なる。これに対して本発明方法では表2及び表3の如く
なり、従来法と対比した。
【0010】
【表2】
【表3】 梱数が最も多い物品を基準とし、重量差<5kg,巾寸
法差<30mm,奥行寸法差<30mmの範囲内に該当
するもので第1グループを作り、次に第1グループを除
いた商品で梱数が最も多くなる所を基準として前記条件
に該当する物品を第2グループとして、この繰り返しで
グループ化して行くと、輸送先A商店では、従来法では
ロとハ,ニ,ホ,ヘ,トの5グループとしてあったもの
が、本発明法ではロとハニホとヘトとの3グループに減
少する。同様に輸送先B商店において、表3のようにな
る。
【0011】この場合、従来法では6グループとなるも
のが、本発明法では4グループとなって、これまた減少
する。これら方法において、例えば216品種の商品
3,605個の実際のデータを処理すると、従来法では
427グループであったものが288グループに減少で
きる。
【0012】前記表2及び表3での切り出し順は A商店では 第1グループ(ハ,ニ,ホの順はどれが先でも良い) ↓ 第2グループ(ヘ,トの順はどれが先でも良い) ↓ 第3グループ(ロ) B商店では 第1グループ(ヘ,チの順はどれが先でも良い) ↓ 第2グループ(イ) ↓ 第3グループ(ニ,ホの順はどれが先でも良い) ↓ 第4グループ(ロ) となる。 これにより、梱数の多いグループが先に切り出されるこ
ととなり、積付け易くなる。又、グループ内の商品順序
は自由になるため、待ち時間が減少し装置も簡便とな
る。なお、グループ間の切出し順の決定には、数量以外
に重量・容積の因子を加えて設定しても良い。例えば梱
数×重量(又は容積の重量換算値)の大きい方から切り
出す。なお、切出しが「ランダム」の場合と「梱数×重
量」の大きい順の場合の積付け結果を比較したものでは
表4のようになる。
【0013】
【表4】 なお積付状態・積付効率ともに「梱数×重量」の大きい
順の切出しの方が優れた結果となった。
【0014】なお、この実施例では届先,商品名,数量
の受注データを入力し、商品マスター例えば寸法,重
量,容積,形状等を付加して総重量,総面積,届先数に
よりユニット単位を決定したのち、重量群,底面積み,
側面積み,棲面積み可能なフラッグより商品順位を決定
して商品供給ラインに指示し、ユニット内を届先逆順毎
で切り出し順毎に並べることができ、そして、積付けル
ール、即ち、積付け法例えば最大積付け高さ、寸法近似
品のグループ分け(寸法近い物は上に積んで良い)及び
積付け禁止事項(軽い物の上に重い物は禁止)等の条件
に合わせた状態で積付け位置並びに荷積方向を計算し、
長辺方向に流すか短辺方向に流すかを決定して、さらに
物流バーコードでアイテムに間違いないかをチェックし
積付けを行うことができる。
【0015】また例えば、パレットのコーナーから一定
高さになるまで棒積みして隣接面に移動させるか、或い
はパレットのコーナーからコーナー全面を埋めるように
積付け、一段目が埋まれば次段に積み重ねる段積みをす
るほか、パレットの全面を埋めるように載置してゆくか
は選んでできるが、同一寸法商品が来たら重ねて積んで
ゆき、届先が変わって再度同一寸法商品が来たら、既積
付け同一商品上に積んでゆくこともできる。また商品に
フラップ合せのあるものでは、フラップ合せ部の方向に
合致した方向に搬送方向を選定し、その方向で積み付け
ることもできる。
【0016】さらに、前記荷物搬送としては、重量の大
きい順次にし、同等重量群内では荷物の底面積の大きい
もの或いは底面積と棲面積とを比較して、大きい面積を
優先して切出し順を決めて搬送するものであって、同一
輸送届先ごとにパレット上に荷積することや、前記荷物
搬送が、輸送届先ごとの荷物を区切って搬送することが
配慮される。また、積付けソフトの使用による作業の簡
素化のために、積付けイメージパターンをモニターに表
示して作業に役立てるようにすることもでき、順次荷積
する自動倉庫内,スタッカクレーン,仕分け機などの負
荷軽減に役立たせた組合せで作業性を向上させるのもよ
い。
【0017】
【発明の効果】本発明は、異品種の物品を個数が最大の
物品を基準として重量差、巾寸法差、奥行寸法差、高さ
寸法差などの所定条件の範囲内での物品をグループ化
し、さらに該グループ化した物品を除いた物品間で個数
が最も多い物品を基準として前記条件下での物品をグル
ープ化して行く手法で、少なくとも二つ以上のグループ
をつくり、複数のグループ化によって積付け処理をする
ことにより、グループ間の切出し順は設けるが、グルー
プ内の各商品の切出し順が自由となることで待ち時間が
減少し、グループ間の順序を考える整列機も簡便となる
し、グループ内の商品数量が増加するため、機械・人手
のいずれでも積付け作業が容易となり、簡単な操作によ
りパレット上の指定位置に荷物を適切で著しく能率良く
積み重ねることを可能にし、各輸送届先ごとへの荷卸作
業をも簡便化し、作業効率の大幅な向上が実現できる。
殊に、荷物の種類,個数,パレットに応じて最も効率
のよい積付けを選択し、積付け条件をも考慮して、限ら
れたパレット上の空間に的確に積み付けることができ、
輸送コストの低減と、積付計画時間の短縮化とが可能
で、届先での受取り側へのサービス性向上にも役立ち積
付作業の円滑化と安全輸送の確保もできるものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−74832(JP,A) 特開 昭61−206731(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 61/00,63/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の形状及び寸法,数量,並びに重量
    などを入力して演算することで、異種多品種荷物をパレ
    ット上に積付ける際に、予め切り出し順を決めてコンベ
    アで搬送すると共に、搬送コンベアで切り出されてくる
    荷物を輸送先ごとにパレット上に積付ける荷積方法にお
    いて、異品種の物品を個数が最大の物品を基準として重
    量差,巾寸法差,奥行寸法差,高さ寸法差などの所定条
    件の範囲内での物品をグループ化し、さらに、該グルー
    プ化した物品を除いた物品間で個数が最も多い物品を基
    準として前記条件下での物品をグループ化していくこと
    により、少なくとも二つ以上のグループをつくり、該グ
    ループ単位で荷物をパレット上に積付けることを特徴と
    する荷積方法。
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