JP3532009B2 - 燃焼器の予混合ダクトの製造方法 - Google Patents

燃焼器の予混合ダクトの製造方法

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JP3532009B2 JP23732595A JP23732595A JP3532009B2 JP 3532009 B2 JP3532009 B2 JP 3532009B2 JP 23732595 A JP23732595 A JP 23732595A JP 23732595 A JP23732595 A JP 23732595A JP 3532009 B2 JP3532009 B2 JP 3532009B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン燃焼
器の予混合ダクトの製造方法に係わり、特に、絞り成形
及びレーザ溶接を用いたガスタービン燃焼器の予混合ダ
クトの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービン燃焼器の予混合ダクトは、
その構造材が薄肉であると共に全体が複雑な形状を備え
ているため、従来、精密鋳造法によって製造されてい
た。
【0003】この精密鋳造法による予混合ダクトの製造
は、まず、ろう材(ワックス材)によってろう模型を作
製し、その後に鋳込み用の型を作製する。次に、図9に
示したように、鋳込み用の型20の中に溶融状態の金属
材料21を流し込み、この金属材料21を冷却固化して
予混合ダクト22を鋳造する。そして、鋳込み用の型2
0を破壊してその内部の予混合ダクト22を取り出し、
機械加工による仕上げを行う。
【0004】また、鋳込み性(湯流れ)の悪い金属材
料、例えばインコネル625を用いて鋳造する場合に
は、予混合ダクト22を2分割してそれぞれを別個に精
密鋳造し、鋳造後にTIG溶接等によって接合して最終
形状とする製造方法が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の製造方法は、鋳造によって予混合ダクト22を製造
するものであるため、予混合ダクト22を構成する構造
材の肉厚を薄くすることが困難であり、せいぜい3mm
程度が限界であった。このため、薄肉化による予混合ダ
クト22の軽量化を図ることができず、燃焼器の使用時
における燃焼振動を軽量化によって軽減することができ
なかった。
【0006】さらに、上述した従来の製造方法は、予混
合ダクト22を1つ製造する毎に鋳込み用の型20を破
壊する必要があったために、その製造コストが高くなる
ばかりでなく、生産性が非常に低かった。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点を解消
し、予混合ダクトの軽量化を図ることができると共に、
製造コストの低減と生産性の向上を図りうる燃焼器の予
混合ダクトの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ダクト用ノズルと、このダクト用ノズルが固着された開
口凸部を有する本体下半部と、この本体下半部に接合さ
れた本体上半部とからなる燃焼器の予混合ダクトの製造
方法であって、上半部用ブランク材を所定形状に切断
し、切断された前記上半部用ブランク材を第1絞り加工
で決められた輪郭形状を有する半絞り体に成形し、この
半絞り体の輪郭外部分を第1トリミングで切断し、この
第1トリミングで切断された前記半絞り体を第2絞り加
工で所定の輪郭形状を備えた全絞り体に成形し、この全
絞り体の輪郭外部分を第2トリミングで切断して所定形
状の前記本体上半部を製造し、下半部用ブランク材を所
定形状に切断し、切断された前記下半部用ブランク材を
第1絞り加工で前記ダクト用ノズルが固着される凸部を
含む決められた輪郭形状を有する第1半絞り体に成形
し、この第1半絞り体の輪郭外部分を第1トリミングで
切断し且つ前記第1トリミングで前記ダクト用ノズルが
固着される前記凸部の頂部にノズル用孔を形成し、この
第1トリミングで切断された前記第1半絞り体を第2絞
り加工で決められた輪郭形状を有する第2半絞り体に成
形し、この第2半絞り体を第3絞り加工で決められた輪
郭形状を有する第3半絞り体に成形し、この第3半絞り
体の輪郭外部分を第2トリミングで切断し、この第2ト
リミングで切断された前記第3半絞り体を第4絞り加工
で所定の輪郭形状を備えた全絞り体に成形し、この全絞
り体の輪郭外部分を第3トリミングで切断して所定形状
の前記本体下半部を製造し、前記本体上半部と前記本体
下半部とを溶接にて接合し、前記ダクト用ノズルを前記
ノズル用孔が形成された前記開口凸部の頂部に固着する
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、ダクト用ノズルの
左半部を有する本体左半部と、前記ダクト用ノズルの右
半部を有する本体右半部とからなる燃焼器の予混合ダク
トの製造方法であって、左半部用ブランク材を所定形状
に切断し、切断された前記左半部用ブランク材を第1絞
り加工で前記ダクト用ノズルの左半部を含む決められた
輪郭形状を有する半絞り体に成形し、この半絞り体の輪
郭外部分を第1トリミングで切断し、この第1トリミン
グで切断された前記半絞り体を第2絞り加工で所定の輪
郭形状を備えた全絞り体に成形し、この全絞り体の輪郭
外部分を第2トリミングで切断して所定形状の前記本体
左半部を製造し、右半部用ブランク材を所定形状に切断
し、切断された前記右半部用ブランク材を用いて第1絞
り加工で前記ダクト用ノズルの右半部を含む決められた
輪郭形状を有する半絞り体に成形し、この半絞り体の輪
郭外部分を第1トリミングで切断し、この第1トリミン
グで切断された前記半絞り体を第2絞り加工で所定の輪
郭形状を備えた全絞り体に成形し、この全絞り体の輪郭
外部分を第2トリミングで切断して所定形状の前記本体
右半部を製造し、前記ダクト用ノズルの左半部を含む
記本体左半部と前記ダクト用ノズルの右半部を含む前記
本体右半部とを溶接にて接合することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記トリミングを
レーザ光を用いたレーザ切断にて行うことを特徴とす
る。
【0011】請求項4記載の発明は、前記トリミングを
せん断加工にて行うことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、前記溶接をレーザ
光を用いたレーザ溶接にて行うことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、前記レーザ溶接を
フィラーワイヤを供給しながら行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 以下、本発明による燃焼器の予混合ダクトの製造方法の
第1実施形態について、図1乃至図7を参照して説明す
る。なお、説明の便宜上、まずはじめに本実施形態の製
造方法によって製造される予混合ダクトの構造につい
て、図7を参照して説明する。
【0015】図7において符号1は燃焼器の予混合ダク
トを示し、この予混合ダクト1は、本体下半部2と、こ
の本体下半部2に接合された本体上半部3とを備えてい
る。また、本体下半部2には、ノズル用孔(図示を省
略)を有する3つの開口凸部4が形成されており、これ
らの開口凸部4にはダクト用ノズル5がそれぞれ取り付
けられている。
【0016】次に、本実施形態による予混合ダクトの製
造方法について説明する。最初に、図7に示した予混合
ダクト1の本体上半部3の製造方法について以下に述べ
る。まず、予混合ダクト1の本体上半部3の形状に合わ
せて、図2に示したような第1の上半部用絞り型6及び
第2の上半部用絞り型7を作製する。
【0017】そして、図1(a)に示した成形加工手順
に従って、以下のように本体上半部3を成形加工する。
【0018】まず、平板よりなる上半部用ブランク材
(図示を省略)を所定の大きさ、例えば220×600
mmに切断する(ステップ1)。ここで、上半部用ブラ
ンク材としては、例えばSUS304を使用し、その板
厚は上述した従来の製造方法における限界厚(約3m
m)よりも薄く、例えば1.5mmのものを使用するこ
とができる。また、予混合ダクト1の使用温度が高い場
合には、耐熱性に優れたインコネル材料を使用すること
が好ましい。また、上半部用ブランク材の切断は、シャ
ー切断やレーザ切断によって行うことができる。レーザ
切断には、CO2 レーザやYAGレーザ等の産業用レー
ザを使用し、レーザ光は連続発振でもパルス発振でも良
い。
【0019】次に、図2に示した第1及び第2の上半部
用絞り型6、7を用いて、例えば300トンのプレス成
形機(図示を省略)上で上半部用ブランク材を第1絞り
加工で決められた輪郭形状を有する半絞り体に半絞り成
形する(ステップ2)。この半絞り体は図3(a)に示
したような形状を備えており、この半絞り体に対して図
3(b)に示したように部分的に第1トリミングを実施
して余分な部分(輪郭外部分)を切断して除去する(ス
テップ3)。ここで、第1トリミングは、レーザ切断、
又はパンチング、打ち抜き等のせん断加工によって行う
ことができる。第1トリミングを終えたら、第1及び第
2の上半部用絞り型6、7を用いて半絞り体を第2絞り
加工で所定の輪郭形状を備えた全絞り体に深絞り成形す
る(ステップ4)。そして、図4に示したように、集光
レンズ8にて集光されたレーザ光9をワークである本体
上半部3に照射し、レーザ切断法によって最終的な第2
トリミングを行って余分な部分(輪郭外部分)を完全に
除去し(ステップ5)、本体上半部3の成形加工を終了
する(ステップ6)。
【0020】次に、本体下半部2の成形加工手順につい
て、図1(b)を参照して説明する。まず、厚さ1.5
mmの平板よりなる下半部用ブランク材(図示を省略)
を所定の大きさ、例えば450×210mmに切断する
(ステップ10)。ここで、下半部用ブランク材には、
前記上半部用ブランク材と同じ材質のものを使用する。
また、下半部用ブランク材の切断は、シャー切断やレー
ザ切断によって行うことができる。レーザ切断には、C
2 レーザやYAGレーザ等の産業用レーザを使用す
る。
【0021】次に、例えば800トンのプレス成形機
(図示を省略)上で下半部用ブランク材を絞り成形す
る。ここで、本体下半部2の場合の絞り型は、図5に示
した第1の下半部用絞り型10及び第2の下半部用絞り
型11に加えて、もう一組の第3及び第4の下半部用絞
り型(図示を省略)を作製して使用する。
【0022】そして、まず、第1及び第2の下半部用絞
り型10、11を用いて下半部用ブランク材を第1絞り
加工で決められた輪郭形状を有する第1半絞り体に半絞
り成形する(ステップ11)。次に、第1半絞り体に対
して部分的に第1トリミングを実施して余分な部分(輪
郭外部分)を切断して除去する(ステップ12)。この
第1トリミングにおいては、図6に示したように、レー
ザ切断法を用いて本体下半部2の開口凸部4の頂部にノ
ズル用孔12を形成する。なお、この第1トリミング
は、パンチング又は打ち抜き等のせん断加工によって行
うこともできる。次に、引き続き第1及び第2の下半部
用絞り型10、11を用いて第1半絞り体を第2絞り加
工で決められた輪郭形状を有する第2半絞り体に深絞り
成形する(ステップ13)。
【0023】次に、第3及び第4の下半部用絞り型(図
示を省略)を用いて、まず第2半絞り体を第1絞り加工
で決められた輪郭形状を有する第3半絞り体に半絞り成
形する(ステップ14)。そして、第3半絞り体に対し
て第2トリミングを実施して余分な部分(輪郭外部分)
を切断して除去する(ステップ15)。その後に第3及
び第4の下半部用絞り型を用いて第3半絞り体を第2絞
り加工で所定の輪郭形状を備えた全絞り体に深絞り成形
する。(ステップ16)。そして、前記本体上半部3の
成形の場合と同様にレーザ切断法を用いて最終的な第3
トリミングを行って全絞り体の余分な部分(輪郭外部
分)を完全に除去し(ステップ17)、本体下半部2の
成形加工を終了する(ステップ18)。
【0024】このようにして成形加工された本体上半部
3と本体下半部2とを位置合わせして仮組立を行い、図
5に示したように集光レンズ8にて集光されたレーザ光
9を接合部に照射し、レーザ溶接によって予混合ダクト
1の本溶接を行う。ここで、溶接開先のギャップ量が大
きい場合には、溶接用フィラーを供給しつつレーザ溶接
を行うこともできる。また、レーザ溶接には、CO2
ーザやYAGレーザ等の産業用レーザを使用する。な
お、レーザ溶接法に替えて、TIG溶接法によって予混
合ダクト1の本溶接を行うこともできる。
【0025】最後に、ダクト用ノズル5を本体下半部2
の開口凸部4に溶接で固着する。このときの溶接方法と
しては、TIG溶接やレーザ溶接を用いることができ
る。
【0026】以上述べたように本実施形態によれば、予
混合ダクト1の本体下半部2と本体上半部3とをそれぞ
れ絞り成形及びレーザ加工によって成形加工し、これら
を溶接によって接合して予混合ダクト1を製造するよう
にしたので、従来の精密鋳造による予混合ダクトの製造
方法では不可能であった3mm以下の肉厚よりなる予混
合ダクト1を製造することが可能となる。このため、予
混合ダクト1の軽量化を図ることができ、燃焼器の使用
時における燃焼振動を軽減して信頼性の向上及び長寿命
化を図ることができる。さらに、従来の精密鋳造による
製造方法のように予混合ダクトを1つ製造する毎に鋳込
み用型を破壊するというような作業を必要としないの
で、予混合ダクト1の製造コストの低減と生産性の向上
を図ることができる。
【0027】第2の実施形態 次に、本発明による予混合ダクトの製造方法の第2実施
形態体について図8を参照して説明する。本実施形態に
おいては、図8に示したように予混合ダクト1を縦割り
構造として、本体左半部13及び本体右半部14につい
て左半部用絞り型及び右半部用絞り型(共に図示を省
略)をそれぞれ作製し、前記第1の実施形態において説
明した絞り成形及びレーザ加工による方法と同様な方法
によって本体左半部13及び本体右半部14を成形加工
する。
【0028】ここで、本実施形態においては、前記第1
の実施形態のようにダクト用ノズル5を別途溶接によっ
て固着するのではなく、本体左半部13及び本体右半部
14を成形する際にこれらと一体に形成するものであ
り、その手順は以下の通りである。
【0029】まず、左半部用ブランク材を所定形状に切
断する。次に、切断された左半部用ブランク材を第1絞
り加工で決められた輪郭形状を有する半絞り体に成形す
る。そして、この半絞り体の余分な部分(輪郭外部分)
を第1トリミングで切断する。この第1トリミングで切
断された半絞り体を第2絞り加工で所定の輪郭形状を備
えた全絞り体に成形する。この全絞り体の余分な部分
(輪郭外部分)を第2トリミングで切断して所定形状の
本体左半部13を製造する。
【0030】また、右半部用ブランク材を所定形状に切
断する。次に、切断された右半部用ブランク材を用いて
第1絞り加工で決められた輪郭形状を有する半絞り体に
成形する。そして、この半絞り体の余分な部分(輪郭外
部分)を第1トリミングで切断する。この第1トリミン
グで切断された半絞り体を第2絞り加工で所定の輪郭形
状を備えた全絞り体に成形する。この全絞り体の余分な
部分(輪郭外部分)を第2トリミングで切断して所定形
状の本体右半部14を製造する。
【0031】そして、成形加工された本体左半部13と
本体右半部14とを位置合わせして仮組立を行い、前記
第1の実施形態において説明した溶接方法と同様な方法
によって本溶接を行う。
【0032】このように本実施形態によれば、ダクト用
ノズル5を本体左半部13及び本体右半部14と一体成
形するようにしたので、予混合ダクト1の製造工程を前
記第1の実施形態よりもさらに簡略化することができ、
製造コストのさらなる低減と生産性のさらなる向上を図
ることができる。
【0033】上記第1及び第2の実施形態におけるレー
ザ切断条件を表1に、また、レーザ溶接条件を表2に示
す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、予混
合ダクトの本体下半部と本体上半部とをそれぞれ絞り加
工及びトリミングによって製造し、これらを溶接によっ
て接合して予混合ダクトを製造するようにしたので、従
来の精密鋳造による予混合ダクトの製造方法では不可能
であった3mm以下の肉厚よりなる予混合ダクトを製造
することが可能となり、このため、予混合ダクトの軽量
化を図ることができ、燃焼器の使用時における燃焼振動
を軽減して信頼性の向上及び長寿命化を図ることができ
る。さらに、従来の精密鋳造による製造方法のように予
混合ダクトを1つ製造する毎に鋳込み用型を破壊すると
いうような作業を必要としないので、予混合ダクトの製
造コストの低減と生産性の向上を図ることができる。
【0037】また、本発明によれば、ダクト用ノズルを
本体左半部及び本体右半部と一体成形するようにしたの
で、予混合ダクトの製造工程をさらに簡略化することが
でき、製造コストのさらなる低減と生産性のさらなる向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における本体上半部及び
本体下半部の成形加工手順を示したフローチャート。
【図2】同実施形態における上半部用絞り型を示した斜
視図。
【図3】同実施形態における本体上半部の成形加工状態
を示した説明図。
【図4】同実施形態における本体上半部のレーザ切断方
法を示した説明図。
【図5】同実施形態における本体下半部の成形加工方法
及び本体上半部と本体下半部との本溶接方法を示した説
明図。
【図6】同実施形態における本体下半部のレーザ切断方
法を示した説明図。
【図7】同実施形態によって製造された予混合ダクトを
示した側面図。
【図8】本発明の第2実施形態によって製造された予混
合ダクトを示した正面図。
【図9】従来の予混合ダクトの製造方法を示した説明
図。
【符号の説明】
1 予混合ダクト 2 本体下半部 3 本体上半部 4 開口凸部 5 ダクト用ノズル 6 第1の上半部用絞り型 7 第2の上半部用絞り型 8 集光レンズ 9 レーザ光 10 第1の下半部用絞り型 11 第2の下半部用絞り型 12 ノズル用孔 13 本体左半部 14 本体右半部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松 井 宏 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番 地 株式会社東芝 京浜事業所内 (56)参考文献 特開 平2−309123(JP,A) 特開 平5−285575(JP,A) 特開 昭63−230239(JP,A) 実開 昭62−51028(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 22/26 B21D 22/30 B21D 51/18 B21D 53/84 - 53/88 F02C 7/00 F23R 3/30 - 3/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクト用ノズルと、このダクト用ノズルが
    固着された開口凸部を有する本体下半部と、この本体下
    半部に接合された本体上半部とからなる燃焼器の予混合
    ダクトの製造方法であって、 上半部用ブランク材を所定形状に切断し、切断された前
    記上半部用ブランク材を第1絞り加工で決められた輪郭
    形状を有する半絞り体に成形し、この半絞り体の輪郭外
    部分を第1トリミングで切断し、この第1トリミングで
    切断された前記半絞り体を第2絞り加工で所定の輪郭形
    状を備えた全絞り体に成形し、この全絞り体の輪郭外部
    分を第2トリミングで切断して所定形状の前記本体上半
    部を製造し、 下半部用ブランク材を所定形状に切断し、切断された前
    記下半部用ブランク材を第1絞り加工で前記ダクト用ノ
    ズルが固着される凸部を含む決められた輪郭形状を有す
    る第1半絞り体に成形し、この第1半絞り体の輪郭外部
    分を第1トリミングで切断し且つ前記第1トリミングで
    前記ダクト用ノズルが固着される前記凸部の頂部にノズ
    ル用孔を形成し、この第1トリミングで切断された前記
    第1半絞り体を第2絞り加工で決められた輪郭形状を有
    する第2半絞り体に成形し、この第2半絞り体を第3絞
    り加工で決められた輪郭形状を有する第3半絞り体に成
    形し、この第3半絞り体の輪郭外部分を第2トリミング
    で切断し、この第2トリミングで切断された前記第3半
    絞り体を第4絞り加工で所定の輪郭形状を備えた全絞り
    体に成形し、この全絞り体の輪郭外部分を第3トリミン
    グで切断して所定形状の前記本体下半部を製造し、 前記本体上半部と前記本体下半部とを溶接にて接合し、
    前記ダクト用ノズルを前記ノズル用孔が形成された前記
    開口凸部の頂部に固着することを特徴とする燃焼器の予
    混合ダクトの製造方法。
  2. 【請求項2】ダクト用ノズルの左半部を有する本体左半
    部と、前記ダクト用ノズルの右半部を有する本体右半部
    とからなる燃焼器の予混合ダクトの製造方法であって、 左半部用ブランク材を所定形状に切断し、切断された前
    記左半部用ブランク材を第1絞り加工で前記ダクト用ノ
    ズルの左半部を含む決められた輪郭形状を有する半絞り
    体に成形し、この半絞り体の輪郭外部分を第1トリミン
    グで切断し、この第1トリミングで切断された前記半絞
    り体を第2絞り加工で所定の輪郭形状を備えた全絞り体
    に成形し、この全絞り体の輪郭外部分を第2トリミング
    で切断して所定形状の前記本体左半部を製造し、 右半部用ブランク材を所定形状に切断し、切断された前
    記右半部用ブランク材を用いて第1絞り加工で前記ダク
    ト用ノズルの右半部を含む決められた輪郭形状を有する
    半絞り体に成形し、この半絞り体の輪郭外部分を第1ト
    リミングで切断し、この第1トリミングで切断された前
    記半絞り体を第2絞り加工で所定の輪郭形状を備えた全
    絞り体に成形し、この全絞り体の輪郭外部分を第2トリ
    ミングで切断して所定形状の前記本体右半部を製造し、前記ダクト用ノズルの左半部を含む 前記本体左半部と
    記ダクト用ノズルの右半部を含む前記本体右半部とを溶
    接にて接合することを特徴とする燃焼器の予混合ダクト
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記トリミングをレーザ光を用いたレーザ
    切断にて行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    燃焼器の予混合ダクトの製造方法。
  4. 【請求項4】前記トリミングをせん断加工にて行うこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の燃焼器の予混合ダ
    クトの製造方法。
  5. 【請求項5】前記溶接をレーザ光を用いたレーザ溶接に
    て行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項
    に記載の燃焼器の予混合ダクトの製造方法。
  6. 【請求項6】前記レーザ溶接をフィラーワイヤを供給し
    ながら行うことを特徴とする請求項5に記載の予混合ダ
    クトの製造方法。
JP23732595A 1995-09-14 1995-09-14 燃焼器の予混合ダクトの製造方法 Expired - Fee Related JP3532009B2 (ja)

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