JP2836996B2 - ラジアルタービンノズルの製造方法 - Google Patents

ラジアルタービンノズルの製造方法

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JP2836996B2
JP2836996B2 JP3195120A JP19512091A JP2836996B2 JP 2836996 B2 JP2836996 B2 JP 2836996B2 JP 3195120 A JP3195120 A JP 3195120A JP 19512091 A JP19512091 A JP 19512091A JP 2836996 B2 JP2836996 B2 JP 2836996B2
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shroud
nozzle
tenon
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radial turbine
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美智男 山口
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロート幅の小さいラ
ジアルタービン用のシュラウド一体型ノズルの製作に適
したラジアルタービンノズルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジアルタービンのノズルを製造
する方法としては、2つの方法が採用されていた。その
1つは、図7、図8に示す鋳込型といわれる方法で、予
めノズル板1を単体で製作しておき、このノズル板1を
図8に示すように円環状に鋳型2に並べ、この鋳型2に
普通鋼の溶湯を流し込んで、図7に示すような左右のシ
ュラウド3,4をもったノズルを製造する方法である。
【0003】他の方法は、溶接型といわれる方法で、予
めノズル板5と円環状の左右のシュラウド6,7とを別
々に製作しておき、図9に示すようにノズル板5の両端
を、左側のシュラウド6と右側のシュラウド7に、それ
ぞれガス溶接や電子ビーム溶接などによって接合してノ
ズルを製造する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の鋳込型
による方法では、ノズルとしての精度に欠け、ノズルの
高さやノズルのスロート幅の寸法に制約があるため、ノ
ズル高さが5mm前後でノズルのスロート幅が1mm前後の
ような小さい寸法のノズルを製作するのが困難であっ
た。また、溶接型による方法では、溶接による変形を生
ずるので、上記のような小さい寸法のノズルを製作する
のは同様に困難であった。本発明はこのような問題を解
決するために成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右一対を
なすシュラウドの一方のシュラウドに、テノンを有する
ノズル板を1ピッチおきに設けるとともに、各ノズル板
間に同心円上にテノン穴を穿設しておき、他方のシュラ
ウドには、前記一方のシュラウドに対して1ピッチずら
せて、テノンを有するノズル板を1ピッチおきに設ける
とともに、各ノズル板間に同心円上にテノン穴を穿設し
ておいて、この両シュラウドを対向させて、各ノズル板
のテノンを対向するテノン穴に嵌合させるようにして構
成したものである。
【0006】
【作 用】上記の手段によると、左右のシュラウドにそ
れぞれ1枚おきにノズル板を形成するので、スロート幅
の狭いものでも製作が可能となる。
【0007】
【実施例】以下本発明に係るラジアルタービンのシュラ
ウド一体型ノズルの製造方法の一実施例について、図1
ないし図6を参照して詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の方法によって製作されたラ
ジアルタービンのシュラウド一体型ノズルを示した部分
的な断面図(図2のA−A線断面)であり、図2は図1
のB−B線に沿った断面図である。また、図3は本発明
における製造過程を示したもので、ノズル板11を有す
る左側シュラウド12の部分的な断面図(図4のD−D
線断面)を示しており、図4は図3のC−C線に沿った
断面図である。同様に、図5はノズル板11を有する右
側シュラウド13の部分的な断面図(図6のF−F線断
面)を示しており、図6は図5のE−E線に沿った断面
図である。
【0009】さて、これらの図に示されているように左
右のシュラウド12、13にそれぞれノズル板11を一
体に削り出すか、または精密鋳造によって形成する。こ
のとき、ノズル板11は1枚おきに形成するとともに、
どちらか一方の側のシュラウドのノズル板11を1ピッ
チずらせておく。また、ノズル板11にはテノン14を
形成しておく。そして、このテノン14を嵌合させるた
めのテノン穴15を、各シュラウド12、13にノズル
板11の間に位置するように、同心円上に穿設してお
く。なお、各シュラウド12、13は、必要に応じて上
側と下側に2分割された形に作ったものを接合して、そ
れぞれ左側シュラウド12と右側シュラウド13を構成
することもできる。
【0010】このようにして作られた左側シュラウド1
2と右側シュラウド13とを、対向させて、ノズル板1
1のテノン14をテノン穴15に嵌合させるようにして
組合わせると、1枚おきに形成されていたノズル板11
が、図2に示すように計画どおりに組合わされて、1組
のノズルが完成することになる。なお、図2において、
斜線を施して示したノズル板11は、右側シュラウド1
3に設けたノズル板である。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、左
側シュラウド12と右側シュラウド13とにそれぞれ1
枚おきにノズル板11を形成するので、スロート幅の小
さいノズルでも容易に製作することができる。また、各
ノズル板11にテノンを設けておき、これをシュラウド
のテノン穴に嵌合させるようにしたので、小さくても精
度の良いラジアルタービンのシュラウド一体型ノズルを
製造することができ、その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって製造されたラジアルター
ビンのシュラウド一体型ノズルの部分的な断面図であ
る。
【図2】図1のB−B線方向に沿う断面図である。
【図3】本発明の方法を説明するために示した、ノズル
板11を有する左側シュラウド12の部分的な断面図で
ある。
【図4】図3のD−D線に沿った断面図である。
【図5】ノズル板11を有する右側シュラウド13の部
分的な断面図である。
【図6】図5のF−F線に沿った断面図である。
【図7】従来の製造方法を説明するために示したラジア
ルタービンのシュラウド一体型ノズルの部分的な断面図
である。
【図8】鋳込方法を説明するための平面図である。
【図9】従来の他の方法を説明するために示した図7と
同様部分の断面図である。
【符号の説明】
11 ノズル板 12 左側シュラウド 13 右側シュラウド 14 テノン 15 テノン穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対をなすシュラウドの一方のシュラ
    ウドに、テノンを有するノズル板を1ピッチおきに設け
    るとともに、各ノズル板間に同心円上にテノン穴を穿設
    しておき、他方のシュラウドには、前記一方のシュラウ
    ドに対して1ピッチずらせて、テノンを有するノズル板
    を1ピッチおきに設けるとともに、各ノズル板間に同心
    円上にテノン穴を穿設しておいて、この両シュラウドを
    対向させて、各ノズル板のテノンを対向するテノン穴に
    嵌合させるようにして構成した、ラジアルタービンノズ
    ルの製造方法。
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