JPS62267043A - タ−ビン翼の鍛造方法 - Google Patents

タ−ビン翼の鍛造方法

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JPS62267043A
JPS62267043A JP10940386A JP10940386A JPS62267043A JP S62267043 A JPS62267043 A JP S62267043A JP 10940386 A JP10940386 A JP 10940386A JP 10940386 A JP10940386 A JP 10940386A JP S62267043 A JPS62267043 A JP S62267043A
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forging
turbine blade
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divided
forged
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JP10940386A
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Takao Mizoi
溝井 貴夫
Katsukuni Kuno
久野 勝邦
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蒸気タービン用長翼の型打鍛造方法に係り、特
に熱間加工性の悪いチタン合金の型打鍛造に好適な長翼
の鍛造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来の型打鍛造法は、鍛造機に取り付けられた上、下金
型番1個を用いて型打ちする方法であり、各金型は動翼
形状に合わせて雌形が彫られ、第5図に示す鍛造丸素材
3を供給して、プレス(第6図)を用いまたは打撃によ
り型打成型を行い、第7図に示すタービン動翼素材3a
を製造している。
第6図に示した1は上型(詳しくは上金型)、2は下金
型である。
第7図(A)は平面図、同(B)は側面図、同(C)は
端面図である。
この種の型打鍛造に関しては1例えば特公昭59−11
375号公報および特開昭60−184445号に記載
の技術が公知である。
第8図は従来技術に係るタービン翼プレス型の一例を示
し、(D)は平面図である。(E)。
(H)、(K)はそれぞれE−E面、l−1−H面。
K−に面の断面図を示す。Jは鍛造面、矢印Fは鍛造方
向を表わしている。
第8図(L) )の状態で上型1を取り除き、下型2の
上に棒状の素材3(第5図)を置くと第9図(■7)の
如くである。この状態(L)の下型の上に上型1を位置
せしめて、E−E断面、H−H断面、に−に断面を描く
と、それぞれ本第9図(E)。
(1,(K)の如くになる。
この状IIIA(第9図)で、上型1を圧下し、素材3
を塑性変形させて第7図の製品を得るのであるが1例え
ばチタン合金や12Cr不銹鋼などのように熱間加工性
の悪い材料を用いて鍛造を行うには大容量のプレス或い
はハンマを必要とする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第10図は、チタン合金型鍛造の被鍛造部面と必要@迫
力の関係をシュミレーションテストにより求めたもので
ある。例えば、被鍛造面積が約2400mm”を有する
40インチチタン合金の場合ハンマー能力換算必要鍛造
力は約63t−mであり1国内現有設備は35〜40m
−tであるがら、従来鍛造法では約2倍の力が必要とな
る。第11図は鍛造方向と製品面の傾きと鍛造力との関
係をモデルテストにより求めた結果であり、傾き角度が
50°を越えると鍛造力が極端に低下することを示して
いるに れらの図表から理解出来るように、チタン合金の素材を
用いて鍛造を行うには非常に大きいプレス力を必要とす
る。即ち、大規模なプレス設備を必要とし、設備コスト
が莫大となる。
また、1回の鍛造工程で成型が困難である為に加熱、成
形を繰り返すと結晶粒子が生長して粗大となり、機械的
性質が低下する。
更に、前記の図表から明らかなように、被鍛造面の法線
が抑圧方向(鍛造方向)に対して傾いていると、加工能
力が著しく低下する。
タービン翼は立体的な捩れ角を有する部材である為、被
鍛造面と鍛造方向との関係について、鍛造困難な個所と
鍛造容易な個所との発生を避は難い。このため、翼の根
元から先端島での捩れ角が90”に近いものは、従来技
術による鍛造成型が非常に困難であった。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、例えばチ
タン合金や12Cr鋼などの熱間加工性の悪い材料を用
いて、再加熱による結晶粒子の粗大化を生じる虞れ悪く
、小容量の鍛造設備によって健全、高精度のタービン翼
を鍛造する方法を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
」二足の目的を達成するため、本発明の鍛造方法は、上
型と下型とを用いて、加熱された棒状素材を扁平に変形
させてタービン翼を鍛造する方法において、 a、タービン翼の仕上形状について、その表面をほぼ等
面積の複数の区域に分割し。
b、前記の七、下型をそれぞれ前記複数の区域に対応せ
しめて分割し、 c、上記の分割された上、下型を用いて前記の素材を区
域ごとに複数回繰り返して鍛造することを特徴とする。
〔作用〕
上記の方法によれば、タービン翼を複数の区域に分けて
、それぞれに鍛造を行うので、小規模の鍛造設備であっ
ても、熱間加工性の悪い材料を用いて容易に鍛造するこ
とが出来る。すなわち、分割型の採用により、設置N容
量に応じて一回毎の鍛造面積を決めることが出来、チタ
ン合金の様に熱間加工性が悪い材料のタービン長翼でも
型打鍛造を可能にすることが出来る。
特に、分割型採用により鍛造方向に対する製品の面が調
整出来る。即ち、従来技術に係る一型全形状鍛造では型
側の形状により型打角度も制限されたが、分割法では鍛
造部分以外はフリーとなるため、例えば、タービン動翼
の様に先端部が急傾斜になっていても変曲部に近い所で
分割が出来る品 ため、11逍の面を鍛造方向に近づけることが出来、1
金型、1回加熱、1回鍛造で必要寸法を得ることが可能
となる。
〔実施例〕
次に、第1図乃至第4図を参照しつつ、本発明方法の一
実施例について説明する。
本実施例においては、第5図に示したような棒状(詳し
くは、段付丸棒状)の素材3を用いて第7図に示すよう
なタービン翼を成型するのに、先ず第2図に示すように
根元側半分の鍛造範囲G1を の鍛造成形し、次いで第1図のように先端側半分の鍛造
範囲G2を鍛造成型する。図示のG3はラップ部分であ
る。
第2図に示したG1範囲の第1回鍛造は、完成品(第7
図)の表面積の約1/2の部分に対応する上型と下型と
によって行う。第3図は上記G1範囲を鍛造する為に構
成した金型を示す。
第3図(Q)は、丁形2aの平面図である。この上に上
型1aを置いてR−R面、S−S面で切断すると第3図
(R)、同(S)の如くである。
Jは鍛造面を示す。
第2図に示した未鍛造部G2を加熱し、第4図に示した
金型2a、2bで腋部を鍛造成型して第1図の製品を得
る。
第4図(T)は下型2bの平面図である。該下型2bの
上に上型2aを置いて、U−U面、T−T面、S−S面
で切断したところを第4図(U)。
(T)、(S)に示す。
本発明を実施する際、前記の上、下型は−、第4図(T
)に示した02部分のみの構成とすることも出来る。
また、図示G3.G4.G5の如く三つの区分すること
も出来る。図示を省略するが、四つ、著しくはそれ以上
に区分してもよい。区分個数を多くするほど、小形設備
による大形タービン翼の鍛造が容易になる。いずれの場
合においても、完成品表面積をほぼ等分するように区分
するニラツブ部分を設けても良い。
本実施例の金型(上型1bおよび下型2b)は、第4図
(T)に示した62区域を鍛造型として構成し、かつ、
図示G1−7部分については次のように構成する。
即ち、第1図に示したような既成形部分G1に対して、
微小クリアランスを介して対向する雌形(第4図(T)
のGl’部分)を一体に構成する。
このようにして鍛造加工を行うと、第2図鍛造範囲G2
を鍛造する際、既鍛造部分G1が上記の雌形部で保持さ
れるので曲りを防止することが出来る。
また、第1図に示した鍛造加工のラップ部分G3を設け
、ておくと分割鍛造によって生ずると予想される境界部
のずれを防止する効果がある。
また1本発明方法を適用して、タービン翼と複数の区域
に分割し、それぞれの区域について分割鍛造する場合、
成る区域について1回のみで鍛造成形することが困難で
あれば該区域のみを2回にわけて鍛造することもできる
。このようにすると被鍛造面を段階的に鍛造方向に接近
させることが容易である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の鍛造方法によれば例えば
チタン合金や12Cr鋼などの熱間加工性の悪い材料を
用いて、再加熱による結晶粒子の粗大化を生じる虞れ悪
く、小容散の鍛造設備によって健全、高精度のタービン
翼を鍛造することが出来るという優れた実用的効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の一実施例におけるタービ
ン翼の加工段階を説明するための斜視図である。 第3図は上記実施例における第1回鍛造用の金型の説明
図、第4図は同じく第2回鍛造用の金型の説明図である
。 第5図はタービン翼鍛造用素材の斜視図、第6図は鍛造
用機械の概要的な正面図である。 第7図はタービン翼鍛造完了品の3面図である。 第8図は先行技術におけるタービン翼鍛造用金型の説明
図、第9図は同じく鍛造加工状態の説明図である。第1
0図及び第11図は段進における技術的問題点を説明す
るための図表である。 1・・・従来例のタービン翼鍛造用の上型、2・・・同
じく下型、la、lb・・・本発明の一実施例における
タービン翼鍛造用の上型、2a、2b・・・同じく下型
、3・・・鍛造用の素材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上型と下型とを用いて、加熱された棒状素材を扁平
    に変形させてタービン翼を鍛造する方法において、 a、タービン翼の仕上形状について、その表面をほぼ等
    面積の複数の区域に分割し、 b、前記の上、下型をそれぞれ前記複数の区域に対応せ
    しめて分割し、 c、上記の分割された上、下型を用いて前記の素材を区
    域ごとに複数回繰り返して鍛造することを特徴とする、
    タービン翼の鍛造方法。 2、前記の等面積の複数の区域は、これを2区域とした
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のター
    ビン翼鍛造方法。 3、前記の等面積の複数の区域は、これを3以上とした
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のター
    ビン翼鍛造方法。 4、前記のc項における複数の区域の少なくとも1区域
    については、当該1区域について複数種類の上、下型を
    用いて複数回の鍛造を行い、各回ごとに被鍛造面の方向
    を変えて該被鍛造面を鍛造方法に接近させることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項に記載のタービン翼鍛造
    方法。 5、前記b項の複数区域のそれぞれに対応せしめて分割
    した上、下型は、隣接する区域にラップさせて構成した
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のタービン翼鍛造方法。 6、前記b項の複数区域のそれぞれに対応せしめて分割
    した複数組の上、下型の内の少なくとも1組は、鍛造す
    べき区域以外の被加工部分に対してクリアランスを介し
    て対向するサポート部材を一体に連設したものであるこ
    とを特徴とする、許請求の範囲第1項に記載のタービン
    翼鍛造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128952A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Hitachi Ltd 自由鍛造方法及び鍛造装置
CN104959505A (zh) * 2015-07-22 2015-10-07 李孟平 一种改进的叶片锻造装置及其锻造方法
CN110026511A (zh) * 2018-01-12 2019-07-19 宁波会德丰铜业有限公司 锻压生产系统及其坏料排除方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62192223A (ja) * 1986-02-17 1987-08-22 Hitachi Metals Ltd 型鍛造方法

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