JP3529499B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両用のサンルーフ装
置に関し、特にサンシェードを備えたサンルーフ装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】ガラスサンルーフは、直射日光による車
内温度の上昇を緩和するために、熱線吸収ガラスでスラ
イディングルーフを形成することが一般的である。しか
しながら、透光性と遮光性とは言うまでもなく相反する
性質であり、ガラスに着色処理を施しただけで強い日差
しを十分に遮ることはできない。そこで従来は、スライ
ディングルーフを構成するガラスパネルの下方に摺動自
在なサンシェードを設けることにより、採光性と遮光性
とを両立するようにしている。 【0003】ところで、サンシェードのみを手動開放し
た際には、引き手の部分だけはルーフ内張りの開口後端
縁から露出していないとサンシェードを閉操作できなく
なる。しかし、ガラスパネルを全開した際には、サンシ
ェードの全ての部分がルーフ内張りの内側に引き込まれ
ていることが好ましい。即ち、サンシェードの全開位置
は、単独で開閉する時と、ガラスパネルと連動する時と
では、互いに異なる位置で規定されるようにすることが
望ましい。 【0004】このような観点に立脚して構成されたサン
ルーフ装置が、特開平6−247147号公報に提案さ
れている。この装置は、互いに係脱自在なガラスパネル
側連結部材とサンシェード側連結部材とを備え、これら
両連結部材の相互係合時、即ちガラスパネルとサンシェ
ードとの連動開閉時には、サンシェードの手動開放限ス
トッパが作用しなくなるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来構
成によると、ガラスパネルとサンシェードとを全閉位置
から連動させ、しかもガラスパネルとサンシェードとの
両方を全開位置にしないと、ガラスパネルとサンシェー
ドとの連結部材間の係合状態が開方向対応から閉方向対
応に切り換わらない。そのため、ガラスパネルが全開す
る以前に閉操作すると、サンシェードはガラスパネルの
閉動作に追従できずに取り残されてしまう。従って、こ
の場合にサンシェードを閉じるには、手動で閉じるか、
或いは再度ガラスパネルを全開位置まで移動させてサン
シェードとの係合を復活させるかしなければならない。
即ち、上記従来構成のものには、無用な操作を強いられ
るという不都合があった。 【0006】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
ガラスパネルを全開しない場合でも、サンシェードとの
連動が確保されるように改良されたサンルーフ装置を提
供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、車両のルーフに形成された開口部の下方の
左右両側に設けられたガイドレールに摺合して開口部を
開閉するガラスパネル及び該ガラスパネルの下方を前後
移動可能なサンシェードと、ガラスパネルの全閉位置で
はサンシェードを単独開閉可能とすると共に開方向に押
動係合し、かつガラスパネルの開位置ではサンシェード
を単独閉移動不能とすると共に閉方向に牽引係合する連
結手段とを備えたサンルーフ装置の構成を、サンシェー
ドの手動開放時の開放限度位置を規定するべく係脱自在
な係合手段を介してガイドレールに摺合したストッパ
と、係合手段のガイドレールとの係合を解除する解除手
段及び係合解除されたストッパをガラスパネルに連結す
る連結手段とを更に具備するするものとすることによっ
て達成される。 【0008】 【作用】このような構成によれば、ガラスパネルがサン
シェードに押動係合して開方向へ移動する際に、手動開
放時のサンシェードの開放限度位置を規定するためのス
トッパに当接してサンシェードが一旦停止すると、ガラ
スパネルとサンシェードとの連結部材間の係合状態が開
方向対応から閉方向対応に切り換わる。従って、この時
点でガラスパネルを閉操作すると、ガラスパネルに牽引
されてサンシェードも閉方向移動する。 【0009】他方、これと平行してガラスパネル側に設
けられた解除手段によってガイドレールに対するストッ
パの係合が解除され、かつガラスパネル側に設けられた
連結手段にストッパ及びサンシェードが連結される。こ
れにより、ストッパとサンシェードとが、ガラスパネル
と共にガラスパネルの全開位置まで移動する。 【0010】全開位置からガラスパネルを閉じると、既
にガラスパネルとサンシェードとの連結部材間の係合状
態が開方向対応から閉方向対応に切り換わっているの
で、ガラスパネルに牽引されてサンシェードが閉方向へ
移動する。そしてストッパが規定位置でガイドレールに
係合すると、ストッパのみを残してガラスパネルがサン
シェードを伴って閉方向への移動を継続する。 【0011】 【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。 【0012】図1は、本発明が適用された自動車用ルー
フの概要を示している。固定ルーフ1には、車体幅方向
に長辺を置く概ね矩形をなす開口2が形成されており、
該開口2は、スライディングルーフとしての透明なガラ
スパネル3にて補完的に閉鎖し得るようになっている。
このガラスパネル3は、プッシュプルケーブルを減速機
付きモータにて押し引き駆動することによって開閉駆動
される。 【0013】固定ルーフ1の下方に於ける開口2の両側
縁部には、図2に示すように、アルミニウム合金の引き
抜き材からなる左右1対のガイドレール4が(左側のみ
を図示する)、車体前後方向に延設されている。 【0014】ガイドレール4には、ガラスパネル3とサ
ンシェード5とが、前後移動可能に摺合している。また
ガイドレール4の後端部には、サンシェード5の手動開
放時の開放限度を規定するためのサンシェード手動開限
ストッパ6が設けられている。ここでガラスパネル3
は、固定ルーフ1の上面と同一面をなす全閉位置から、
例えばカム機構の作用により、下降しつつ後退して固定
ルーフ1の後部下方に格納されるようになっている。そ
してサンシェード5は、ガラスパネル3の下方を前後方
向に移動し得るようになっている。 【0015】ところで、ガラスパネル3はガイドレール
4に対し、金属製のガラスステー7及び該ガラスステー
7に設けられたスライドシュー8f・8rを介して摺合
しているが、このガラスパネル3とガイドレール4との
関係及びガラスパネル3の開閉駆動装置については、本
発明の本質とは実質的に無関係であり、しかも公知の構
成をそのまま利用し得るので、ここではその詳細な説明
を割愛する。 【0016】さて、サンシェード5は、図3に併せて示
したように、その前後位置に設けられたスライドシュー
9f・9rを介し、ガイドレール4の最も内側のガイド
溝10に摺合している。これら前後のスライドシューの
うち、後部スライドシュー9rには、ガラスステー7の
後端部に一体的に設けられたガラスパネル側連結部材1
1と係合するサンシェード側連結部材12が設けられて
いる。 【0017】サンシェード側連結部材12は、図4に示
すように、後部スライドシュー9rと一体結合されたア
ウタ部材13と、アウタ部材13に形成された溝14に
左右方向に摺動自在に係合したインナ部材15とからな
っている。ここでインナ部材15は、アウタ部材13に
対し、溝及び溝との対向面に形成された抜け止め突起1
6・17にて突出方向へのストロークが規定された上で
出没自在に係合していると共に、コイルばね18によっ
て常時突出方向へ弾発付勢されている。 【0018】他方、ガラスパネル側連結部材11は、ガ
ラスステー7に一体的に固着されており、ガラスステー
7の後端から後向きに延出された棒状部19を有してい
る。この棒状部19には、後端にテーパ面20が形成さ
れ、後寄りの中間部に1つの山21が形成され、そして
前端に段部22が形成されている。 【0019】サンシェード手動開限ストッパ6は、図9
に示したように、ガイドレール4に摺合している。この
サンシェード手動開限ストッパ6には、ロック部材23
が、上向きに抜け止めされた状態で上下移動自在に受容
されており、ガイドレール4の所定の位置に設けられた
切欠部24に、ロック部材23の上端が上向きに突入係
合し得るようになっており、しかもコイルばね25によ
って常時上向きに弾発付勢されている。またロック部材
23には、左右方向外向きにピン26が突設されてお
り、このピン26が、図8に示すように、ガラスステー
7の後端に一体的に設けられたカムプレート27に形成
されたリリースカム28に係合し得るようになってい
る。 【0020】リリースカム28は、後方に開口し、斜め
前下向きに傾斜して前端が閉じたスリット状をなし、ロ
ック部材23のピン26を受容し得るようになってい
る。 【0021】次に本発明装置の作動要領について説明す
る。先ず、ガラスパネル3及びサンシェード5が共に閉
じられた状態では、ガラスパネル側連結部材11とサン
シェード側連結部材12との関係が、ガラスパネル側連
結部材11に於ける山21の後側の斜面とサンシェード
側連結部材12に於けるインナ部材15の突端の前側の
斜面とが互いに当接した押動係合状態にある。従って、
ガラスパネル3を開放駆動すると、ガラスパネル側連結
部材11がサンシェード側連結部材12を押動し、サン
シェード5を同伴開放する(図4参照)。 【0022】ガラスパネル3と共に開方向へ移動するサ
ンシェード5は、ロック部材23と切欠部24との係合
をもってガイドレール4に固定された状態のサンシェー
ド手動開限ストッパ6に当接すると、その位置で一旦停
止する。サンシェード5のみを手動で開いた際には、こ
の位置で開放限度が規定される。ガラスパネル3が継続
して開放駆動されている場合には、ここでサンシェード
5が停止しても、ガラスパネル側連結部材11の山21
に押圧されてサンシェード側連結部材12のインナ部材
15が引っ込み、ガラスパネル側連結部材11の山21
が、サンシェード側連結部材12のインナ部材15の後
方へ移動する(図5参照)。これにより、両連結部材1
1・12間の係合状態が、押動係合状態から牽引係合可
能状態に切り換わる。従って、この時点でガラスパネル
3を閉鎖駆動すると、ガラスパネル側連結部材11に於
ける山21の前側の斜面とサンシェード側連結部材12
に於けるインナ部材15の突端の後側の斜面とが互いに
当接するので、ガラスパネル3に牽引されてサンシェー
ド5も閉方向へ移動することとなる。 【0023】他方、ガラスパネル4のガラスステー7に
一体形成されたリリースカム28が、サンシェード手動
開限ストッパ6に設けられたロック部材23のピン26
に係合すると、リリースカム28の下向きの傾斜によっ
てピン26が引き下げられ、ロック部材23と切欠部2
4間の係合が解除される。これにより、サンシェード手
動開限ストッパ6のガイドレール4に対する後方への摺
動が自由になり、ガラスパネル3と共にサンシェード手
動開限ストッパ6が後方へ移動する。この時は、ガラス
パネル側連結部材11の前側の段部22がサンシェード
側連結部材12に当接し、サンシェード5をも更に後方
へ移動させる(図6参照)。そしてガラスパネル3が全
開位置に到達すると、駆動装置が停止する。この状態で
サンシェード5を閉じようとしても、ガラスパネル側連
結部材11の前側の段部22に阻止されてサンシェード
5は移動できない。 【0024】全開位置からガラスパネル3を閉鎖駆動す
ると、既にガラスパネル3とサンシェード5との両連結
部材11・12間の係合状態が押動係合状態から牽引係
合可能状態に切り換わっているので、ガラスパネル3に
牽引されてサンシェード5が閉方向へ移動する(図7参
照)。そしてコイルばね25の押圧力によってロック部
材23が切欠部24に突入してサンシェード手動開限ス
トッパ6が停止すると、ガラスパネル3及びサンシェー
ド5は、サンシェード手動開限ストッパ6を残して閉方
向への移動を継続する。 【0025】他方、サンシェード5が既に開かれている
状態でガラスパネル3を開閉駆動する場合、サンシェー
ド5が開いている範囲は、ガラスパネル3はサンシェー
ド5と無関係に開動作を行うが、これは何等不都合を生
じない。サンシェード5の開いている範囲を超えてガラ
スパネル3の開駆動を継続すると、その時点からガラス
パネル側連結部材11とサンシェード側連結部材12と
が互いに押動係合し、サンシェード5がガラスパネル3
に連動して開方向移動を行う。またガラスパネル3の半
開状態では、ガラスパネル3で閉じられた範囲はサンシ
ェード5を自由に開閉移動できるが、ガラスパネル3の
閉じられた範囲を超えようとすると、ガラスパネル側連
結部材11の前側の段部22にてサンシェード5の移動
が阻止される。つまりガラスパネルが開いている領域へ
のサンシェードの移動がこれによって禁止される。 【0026】図10以降は、本発明の第2の実施例を示
している。図中上記第1の実施例と機能的に共通する部
分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。 【0027】図10に示すように、各部の基本的な配置
については第1・第2両実施例を通じて概ね共通であ
る。サンシェード側連結部材12についても構造、機能
共に両者は概ね共通している。第2実施例のものが第1
実施例のものと異なる点と言えば、サンシェード手動開
限ストッパ6と、これのガイドレール4との係合を解除
する解除手段である。また、ガラスパネル側連結部材1
1の構成も両者の間で幾分か差異があるが、これ自体は
両者互換性があり、相互に組み合わせることが可能であ
る。 【0028】さて、本第2実施例に於けるサンシェード
手動開限ストッパ6は、図11〜図13に示したよう
に、垂直軸回りについて揺動自在なロック部材23を備
えている。このロック部材23は、頭29及び前後一対
の脚30・31を有しており、ガイドレール4の外側の
ガイド溝32内にて垂直軸回りについて揺動自在なよう
にサンシェード手動開限ストッパ6に軸支されると共
に、軸33に巻装されたねじりコイルばね34により、
頭29をガイド溝32の底面に押し付ける向きに弾発付
勢されている。そしてガイド溝32の底の適所には切欠
孔35が設けてあり、切欠孔35にロック部材23の頭
29が突入してサンシェード手動開限ストッパ6の位置
決めがなされるようになっている(図11参照)。 【0029】ガラスパネル側連結部材11には、図14
に併せて示すように、1つの山21と、ロック部材23
の前脚30を受容し得る窪み36が設けられたリリース
部材37が一体的に設けられている。 【0030】次に本第2実施例の作動要領について説明
する。ガラスパネル3及びサンシェード5が共に閉じら
れた状態に於けるガラスパネル側連結部材11とサンシ
ェード側連結部材12との関係は、第1実施例と同様で
あり、ガラスパネル側連結部材11に於ける山21の後
側の斜面とサンシェード側連結部材12に於けるインナ
部材15の突端の前側の斜面とが互いに当接した押動係
合状態にある。従って、ガラスパネル3を開放駆動する
と、ガラスパネル側連結部材11がサンシェード側連結
部材12を押動してサンシェード5を同伴開放する。 【0031】サンシェード5を手動開放した際には、ロ
ック部材23の頭29がガイドレール4の切欠孔35に
突入することをもってガイドレール4に固定された状態
のサンシェード手動開限ストッパ6にサンシェード5の
後端部が当接し、その位置でサンシェード5の開放限度
が規定される(図11参照)。この状態でガラスパネル
3を開放駆動すると、第1実施例と同様にしてガラスパ
ネル側連結部材11の山21がサンシェード側連結部材
12のインナ部材15を押し退け、ガラスパネル側連結
部材11の山21をサンシェード側連結部材12のイン
ナ部材15の後方へと移動させる(図15参照)。これ
によって両連結部材11・12間の係合状態が牽引係合
可能状態に切り換わるので、この時点でガラスパネル3
を閉鎖駆動すると、ガラスパネル3に牽引されてサンシ
ェード5も閉方向へ移動する。 【0032】他方、ガラスパネル側連結部材11に一体
的に設けられたリリース部材37の後端がロック部材2
3の後脚31を押圧するので、ロック部材23はガイド
レール4の切欠孔35から頭29を抜け出す向きに回動
する(図13参照)。この回動により、ガイドレール4
との係合からロック部材23が解放されると同時に、ロ
ック部材23の前脚30がリリース部材37の窪み36
に入り込む。これにより、ガイドレール4に対してサン
シェード手動開限ストッパ6が後方へ摺動自在となり、
ガラスパネル3と共にサンシェード手動開限ストッパ6
が後方へ移動する(図15参照)。この時は、ガラスパ
ネル3の前部スライドシュー8fがサンシェード5の前
部スライドシュー9fに押動係合するので、サンシェー
ド5もガラスパネル3と共に更に後方へ移動させられ
る。そしてガラスパネル3が全開位置に到達して駆動装
置が停止した状態では、サンシェード5を手動で閉じよ
うとしても、ガラスパネル3の前部スライドシュー8f
にサンシェード5の前部スライドシュー9fが突き当た
るため、サンシェード5を単独で閉じることはできな
い。 【0033】全開位置からガラスパネル3を閉鎖駆動す
ると、既にガラスパネル3とサンシェード5との両連結
部材11・12間の係合状態が押動係合状態から牽引係
合可能状態に切り換わっているので、ガラスパネル3に
牽引されてサンシェード5が閉方向へ移動する(図16
参照)。それと共にサンシェード手動開限ストッパ6
が、リリース部材37に引かれて前方へ移動する。そし
てねじりコイルばね34の弾発力によってロック部材2
3の頭29がガイドレール4の切欠孔35に突入してサ
ンシェード手動開限ストッパ6が停止すると、ガラスパ
ネル3及びサンシェード5は、サンシェード手動開限ス
トッパ6を残して閉方向への移動を継続する。 【0034】 【発明の効果】このように本発明によれば、サンシェー
ドの手動操作時の全開位置までガラスパネルが移動すれ
ば、サンシェードとガラスパネル間の係合状態が開方向
対応から閉方向対応へと切り換わるので、ガラスパネル
を全開しない場合でも、サンシェードとの連動が確保さ
れる。しかもガラスパネルの閉鎖時並びに開放時のサン
シェードの操作性は何等損なわずに済む。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用されるサンルーフ装置を備えた車
両のルーフの部分的な斜視図。 【図2】本発明に基づき構成されたサンルーフ装置の平
面図。 【図3】図2に於けるIII−III線に沿う要部断面図。 【図4】ガラスパネル側連結部材とサンシェード側連結
部材との押動係合状態を一部切除して示す要部平面図。 【図5】サンシェードが手動開限ストッパにて停止し、
かつリリースカムがロック部材に係合した状態を一部切
除して示す要部平面図。 【図6】スライドパネルが開放限度に達した状態を示す
要部平面図。 【図7】ガラスパネル側連結部材とサンシェード側連結
部材との牽引係合状態を示す要部平面図。 【図8】図5に於けるVIII−VIII線に沿う要部側面図。 【図9】図8に於けるIX−IX線に沿う断面図。 【図10】本発明の第2の実施例のサンルーフ装置の平
面図。 【図11】第2の実施例の一部切除して示す要部平面
図。 【図12】第2の実施例の手動開限ストッパの縦断面
図。 【図13】第2の実施例の手動開限ストッパの動作説明
図。 【図14】第2の実施例のガラスパネル側連結部材とサ
ンシェード側連結部材との関係を示す縦断面図。 【図15】第2の実施例のサンシェード手動開限ストッ
パがガラスパネル側連結部材に係合した状態を一部切除
して示す要部平面図。 【図16】第2の実施例のガラスパネル側連結部材とサ
ンシェード側連結部材との牽引係合状態を示す要部平面
図。 【符号の説明】 1 固定ルーフ 2 開口 3 ガラスパネル 4 ガイドレール 5 サンシェード 6 サンシェード手動開限ストッパ 7 ガラスステー 8 ガラスパネルのスライドシュー 9 サンシェードのスライドシュー 10 ガイド溝 11 ガラスパネル側連結部材 12 サンシェード側連結部材 13 アウタ部材 14 溝 15 インナ部材 16・17 抜け止め突起 18 コイルばね 19 棒状部 20 テーパ面 21 山 22 段部 23 ロック部材 24 切欠部 25 コイルばね 26 ピン 27 カムプレート 28 リリースカム 29 頭 30・31 脚 32 ガイド溝 33 軸 34 ねじりコイルばね 35 切欠孔 36 窪み 37 リリース部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両のルーフに形成された開口部の下方
    の左右両側に設けられたガイドレールに摺合して前記開
    口部を開閉するガラスパネル及び該ガラスパネルの下方
    を前後移動可能なサンシェードと、前記ガラスパネルの
    全閉位置では前記サンシェードを単独開閉可能とすると
    共に開方向に押動係合し、かつ前記ガラスパネルの開位
    置では前記サンシェードを単独閉移動不能とすると共に
    閉方向に牽引係合する連結手段とを備えたサンルーフ装
    置であって、 前記サンシェードの手動開放時の開放限度位置を規定す
    るべく係脱自在な係合手段を介して前記ガイドレールに
    摺合したストッパと、 前記係合手段の前記ガイドレールとの係合を解除する解
    除手段及び係合解除されたストッパを前記ガラスパネル
    に連結する連結手段とを更に具備することを特徴とする
    サンルーフ装置。
JP14823695A 1995-05-23 1995-05-23 サンルーフ装置 Expired - Fee Related JP3529499B2 (ja)

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