JP3527155B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3527155B2 JP33303499A JP33303499A JP3527155B2 JP 3527155 B2 JP3527155 B2 JP 3527155B2 JP 33303499 A JP33303499 A JP 33303499A JP 33303499 A JP33303499 A JP 33303499A JP 3527155 B2 JP3527155 B2 JP 3527155B2
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,定着ローラの圧接
/圧接解除の切り換えが可能な画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ,ファクシミリ等の画
像形成装置に搭載されている一般的な定着装置は,熱ロ
ーラに圧ローラを圧接して所定幅のニップを形成した構
成となっている。ここで,上記圧ローラの表面は一般的
にシリコンゴム等の弾性部材で形成されるため,上記両
ローラを長時間圧接したままで放置すると上記弾性部材
の一部分が変形して元に戻らなくなるなどの不具合が生
じる。そこで,特開平6−4000号公報には,製品出
荷時に熱ローラと圧ローラとを離間させた状態で保持
し,使用開始時にはユーザが両ローラを容易に圧接状態
とすることが可能な定着装置が提案されている。図4を
用いて簡単に説明する。上記公報に提案されている定着
装置Z0は,図4に示すように,互いに対向配置された
熱ローラ51と圧ローラ52とを有している。上記熱ロ
ーラ51の軸受け53の外側には上記軸受け53回りに
回動可能な圧解除部材54が設けられている。上記圧解
除部材54には,操作レバー54bとカム部54aとが
一体的に形成されている。また,上記圧ローラ52は,
軸受け55を介してバネ56により上記熱ローラ51方
向に弾性付勢されている。上記定着装置Z0の出荷時に
は,上記圧解除部材54は,図4(a)に示すように上
記カム部54aが上記圧ローラ52の軸受け55を上記
バネ56に抗して押し下げる位置にセットされる。これ
により,上記圧ローラ52は上記熱ローラ51から離間
された状態に保持される。尚,この時,上記圧解除部材
54の操作レバー54bはフレーム57から突出された
状態となる。上記定着装置Z0の使用開始時には,ユー
ザが上記操作レバー54bを操作することにより,図4
(b)に示すように上記カム部54aが上記圧ローラ5
2の軸受け55から外れる。これにより,上記圧ローラ
52は上記バネ56の付勢力によって上記熱ローラ51
に圧接される。尚,この時,上記圧解除部材54の操作
レバー54bはフレーム57内に格納され,操作不可能
な状態となる。上記定着装置Z0は,以上のような構成
により,製品出荷時から使用開始までの間,熱ローラと
圧ローラとを離間させた状態を保持することができると
共に,一旦圧接状態とした後は操作レバーが操作不可能
な状態となって操作ミスによる定着不良を防止できると
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の定着装置Z0では,熱ローラ51と圧ローラ52と
を一旦圧接状態にしてしまうと,圧解除部材54の操作
レバー54bがフレーム57内に格納されて操作不能と
なってしまうため,例えば再度の輸送時やJAM処理時
などに両ローラの圧解除を行うことができないという問
題点があった。また,JAM処理のために別の圧解除手
段を設けるとなると,部品点数が増加して構造が複雑化
すると共にコストアップの要因ともなる。更に,安易に
JAM処理用の圧解除手段を設けると,圧解除の状態で
画像形成処理を行うなどの操作ミスにより定着不良を生
じる恐れもある。本発明は,上記事情に鑑みてなされた
ものであり,その目的とするところは,ユーザの操作ミ
スによる定着不良などを防止しつつ,ユーザが自由に定
着ローラの圧接解除を行うことが可能な画像形成装置
を,簡易な機械構成にて実現することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,給紙された転写紙を略鉛直方向へ搬送する
搬送路と,該搬送路を挟んで互いに対向配置された熱ロ
ーラと圧ローラとを備え,上記熱ローラと上記圧ローラ
との圧接/圧接解除の切り換えが可能な一対の定着ロー
ラと,JAM処理時等に上記定着ローラ近傍を開放する
ための垂直方向の開閉可能なカバーと,回転位置に応じ
て上記カバーと干渉すると共に上記定着ローラの圧接/
圧接解除の切り換えを行う切換部材であって,上記圧ロ
ーラの支軸の端部に該支軸を中心にして回転自在に取り
付けられており,上記定着ローラを圧接状態とする第1
の位置と,上記定着ローラを圧接解除状態とすると共に
上記カバーと干渉して上記カバーが完全に閉じられない
ようにする第2の位置と,上記定着ローラを圧接解除状
態とすると共に上記カバーと干渉しない第3の位置との
間で移動可能に構成されてなる切換部材と,を備えてな
画像形成装置において,上記切換部材が上記第2及び
第3の位置にあるときに,上記切換部材の縁部に形成さ
れた切欠部が上記熱ローラの表面に押圧されることによ
り上記定着ローラの圧接が解除されてなることを特徴と
する画像形成装置として構成されている。これにより,
上記第2の位置をJAM処理時のセット位置とすれば,
定着ローラの圧接を解除したままでコピーを再開するな
どのJAM処理終了後のユーザの誤操作を完全に防止す
ることができる。また,上記第3の位置を例えば本体輸
送時のセット位置とすれば,定着ローラの圧接を解除し
てローラの変形等の不具合を防止しつつ,上記カバーを
閉じて輸送等の作業を支障無く行うことができる。ま
た,コピー処理時,JAM処理時,輸送時の定着ローラ
の状態切り換えを1つの切換部材により行うことができ
るため,部品点数削減によるコストダウン,及び機械構
成の簡素化による信頼性の向上が期待できる。
【0005】更に,上記切換部材を上記第2の位置から
第3の位置へ移動させるよりも小さい力で上記第1の位
置から第2の位置へ移動させるように構成すれば,ユー
ザが勢い余って上記切換部材を上記第1の位置から第3
の位置まで一気に移動させてしまうことを防止できる。
これにより,例えばユーザが誤って切換部材を第3の位
置にセットした状態でJAM処理を行い,そのままカバ
ーを閉じて定着ローラの圧接を解除したままで画像形成
を再開するなどの誤操作が行われる可能性が少なくな
る。また,上記切換部材の上記第2の位置から第3の位
置への移動を阻止するロック手段を具備し,上記切換部
材を上記第2の位置から第3の位置へ移動させる際には
上記ロック手段の解除を必要とするように構成すれば,
定着ローラの圧接を解除したままで画像形成を再開する
などの誤操作が行われる可能性が更に少なくなる。更
に,上記カバーの開動作と連動して上記切換部材が上記
第1の位置から第2の位置へ移動するように構成すれ
ば,JAM処理作業がより容易となり,便利である。
,上記切換部材の操作レバーは,上記カバーと干渉す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形
態に係る複写機Z1の定着ローラ近傍の構成及び動作を
示す説明図,図2は上記複写機Z1の内部構成の概略を
示す図,図3は上記複写機Z1の外観斜視図である。
【0007】本実施の形態に係る複写機Z1は,本発明
に係る画像形成装置の一例としての小型複写機であっ
て,図3に示すように,上部に原稿読取部20,下部に
画像形成部21,その中間に転写紙の排紙部22が形成
された構成となっている。まず,本複写機Z1の画像形
成部1の内部構成について,図2を用いて簡単に説明す
る。画像形成部21の最下部には,転写紙が格納される
転写紙トレー11が設けられている。複写動作が開始さ
れると,上記転写紙トレー11上の最上部の転写紙は,
給紙ローラ12及び搬送ローラ対13,13によって搬
送され,感光体ドラム14と転写ローラ15との間を通
過する際に,現像装置18等によって上記感光体ドラム
14上に形成されたトナー像が転写され,更に定着ロー
ラ1(熱ローラ1aと圧ローラ1bよりなる)において
上記トナー像が定着された後,排紙ローラ17によって
上記排紙部22上に排紙される。また,上記複写機Z1
では,転写紙の搬送中に紙詰まり(JAM)等が発生し
た場合に搬送路を開放して復旧作業を容易に行えるよ
う,搬送ガイド20(図2の網かけ部分,カバーの一
例)が,下部の支持点(不図示)を中心に本体外側に向
けて開閉自在に構成されている。尚,後述する切換部材
3の操作レバー4(図1参照)は,上記搬送ガイド20
を開いた状態で操作する。
【0008】続いて,図1を参照しつつ,本複写機Z1
の特徴部分である定着ローラ1近傍の構成について説明
する。定着ローラ1は,熱ローラ1aと圧ローラ1bと
で構成されており,上記圧ローラ1bは,図示しない弾
性部材によって上記熱ローラ1a方向に弾性付勢されて
いる。また,上記圧ローラ1bの支軸2の端部には,操
作レバー4が一体的に形成された切換部材3が回転自在
に取り付けられている。上記切換部材3の縁部には3つ
の切欠部3a,切欠部3b,切欠部3cが形成されてお
り,上記圧ローラ1bの半径をRとするとそれぞれの切
欠部における半径ra,rb,rcは次のように設定さ
れている。ra < R , rb > R , rc
> R …(1)また,上記3つの切欠部3
a,3b,3cは,それぞれ上記操作レバー4が図1
(a),図1(b),図1(c)の位置にある時に上記
熱ローラ1aに対向する位置に設けられている。
【0009】搬送ガイド20(図2参照)を開いた状態
で,上記操作レバー4を図1(a)に示す「コピー位
置」(第1の位置に相当)にセットすると,上記切欠部
3aが上記熱ローラ1aに対向するが,上記(1)の関
係により,上記切欠部3aは上記熱ローラ1aには当接
せず,従って圧ローラ1bは熱ローラ1aに対して圧接
した状態となる。即ち,通常使用時には上記操作レバー
4は図1(a)に示す「コピー位置」にセットされる。
また,上記操作レバー4を図1(b)に示す「JAM処
理位置」(第2の位置に相当)にセットすると,上記切
欠部3bが上記熱ローラ1aに対向するが,上記(1)
の関係により,上記切欠部3bは上記熱ローラ1aの表
面を押圧した状態となる。これにより,圧ローラ1bが
熱ローラ1aから離間した状態が保持され,熱ローラ1
aと圧ローラ1bとの間に詰まった転写紙の取り除き作
業を容易に行うことができる。更に,上記操作レバー4
を図1(c)に示す「輸送時位置」(第3の位置に相
当)にセットすると,上記切欠部3cが上記熱ローラ1
aに対向するが,上記(1)の関係により,上記「JA
M処理位置」の場合と同様,上記切欠部3cは上記熱ロ
ーラ1aの端部表面を押圧した状態となる。これによ
り,圧ローラ1bが熱ローラ1aから離間した状態が保
持され,輸送時などにおける圧ローラの変形等を防止で
きる。
【0010】上述のように,熱ローラ1aと圧ローラ1
bとを離間させるという点では,上記操作レバー4を上
記「JAM処理位置」にセットする場合と上記「輸送時
位置」にセットする場合とは全く同じである。しかしな
がら,搬送ガイド20の開閉との関係では次のように両
者は全く異なる。図2に示すように,上記操作レバー4
を上記「JAM処理位置」にセットした状態では,上記
操作レバー4が本体外側に向けて大きく突出した状態と
なり,開いていた上記搬送ガイド20を閉じようとして
も上記操作レバー4と干渉して完全には閉じることがで
きない。即ち,ユーザが操作レバー4を「JAM処理位
置」にセットしてJAM処理を行った後,そのままの状
態(熱ローラ1aと圧ローラ1bとを離間させた状態)
で搬送ガイド20を閉じてコピーを再開することはでき
ない。コピーを再開するには,上記操作レバー4を「コ
ピー位置」に戻して搬送ガイド20を閉じる必要があ
る。従って,JAM処理終了後のユーザの誤操作を完全
に防止することができる。一方,上記操作レバー4を上
記「輸送時位置」にセットした状態では,上記操作レバ
ー4は本体内に入ってしまうため,そのままの状態で上
記搬送ガイド20を閉じることができ,輸送作業に支障
をきたすことはない。
【0011】以上説明したように,本実施の形態に係る
複写機Z1では,操作レバー4を上記「JAM処理位
置」にセットして熱ローラ1aと圧ローラ1bとを離間
させた状態では,上記搬送ガイド20を閉じることがで
きないため,熱ローラ1aと圧ローラ1bとを離間させ
たままでコピーを再開するなどのJAM処理終了後のユ
ーザの誤操作を完全に防止することができる。更に,コ
ピー処理時,JAM処理時,輸送時の定着ローラ1の状
態切り換えを1つの切換部材3により行うことができる
ため,部品点数削減によるコストダウン,及び機械構成
の簡素化による信頼性の向上が期待できる。
【0012】
【実施例】ユーザが,誤って操作レバー4を「輸送時位
置」にセットした状態でJAM処理を行うと,操作レバ
ー4を「コピー位置」に戻すことなく搬送ガイド20を
閉じることが可能であり,熱ローラ1aと圧ローラ1b
とを離間させたままでコピーを再開するなどの誤操作が
行われる可能性がある。そこで,ユーザが誤って操作レ
バー4を「輸送時位置」にセットすることを防止する機
構を搭載することが望ましい。例えば,上記操作レバー
4を「コピー位置」から「JAM処理位置」に移動させ
る際に必要なトルクよりも,「JAM処理位置」から
「輸送時位置」へ移動させる際に必要なトルクを大きく
すれば,勢い余って操作レバー4を「コピー位置」から
「輸送時位置」まで一気に移動させてしまうことは少な
くなる。この場合,具体的には,切欠部3bと3cとの
間の凸部の半径を,切欠部3aと3bとの間の凸部の半
径よりも大きくすることなどが考えられる。或いは,上
記操作レバー4の「JAM処理位置」から「輸送時位
置」への移動を阻止するロック手段を設け,上記操作レ
バー4を「JAM処理位置」から「輸送時位置」へ移動
させる際には上記ロック手段の解除を必要とするように
すれば,誤動作防止効果は更に高くなる。
【0013】また,上記搬送ガイド20の開動作と連動
して上記操作レバー4が「コピー位置」から「JAM処
理位置」に移動するようにすれば,JAM処理作業がよ
り容易となり,便利である。尚,上記実施の形態では,
操作レバー4を「JAM処理位置」若しくは「輸送時位
置」にセットしたとき,熱ローラ1aから圧ローラ1b
が完全に離間するように構成したが,必ずしも両ローラ
を完全に離間させる必要はなく,圧ローラ1bの変形等
の不具合を防止できる程度まで圧接を解除できればよ
い。また,上記実施の形態では,「JAM処理位置」に
おいて操作レバー4が搬送ガイド20と干渉して搬送ガ
イド20の閉じ動作を阻止するように構成したが,必ず
しも操作レバー4を干渉させるように構成する必要はな
く,その他の部分を干渉させるような構成としてもよい
ことは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,給紙さ
れた転写紙を略鉛直方向へ搬送する搬送路と,該搬送路
を挟んで互いに対向配置された熱ローラと圧ローラとを
備え,上記熱ローラと上記圧ローラとの圧接/圧接解除
の切り換えが可能な一対の定着ローラと,JAM処理時
等に上記定着ローラ近傍を開放するための垂直方向の開
閉可能なカバーと,回転位置に応じて上記カバーと干渉
すると共に上記定着ローラの圧接/圧接解除の切り換え
を行う切換部材であって,上記圧ローラの支軸の端部に
該支軸を中心にして回転自在に取り付けられており,上
記定着ローラを圧接状態とする第1の位置と,上記定着
ローラを圧接解除状態とすると共に上記カバーと干渉し
て上記カバーが完全に閉じられないようにする第2の位
置と,上記定着ローラを圧接解除状態とすると共に上記
カバーと干渉しない第3の位置との間で移動可能に構成
されてなる切換部材と,を備えてなる画像形成装置にお
いて,上記切換部材が上記第2及び第3の位置にあると
きに,上記切換部材の縁部に形成された切欠部が上記熱
ローラの表面に押圧されることにより上記定着ローラの
圧接が解除されてなることを特徴とする画像形成装置と
して構成されているため,上記第2の位置をJAM処理
時のセット位置とすれば,定着ローラの圧接を解除した
ままでコピーを再開するなどのJAM処理終了後のユー
ザの誤操作を完全に防止することができる。また,上記
第3の位置を例えば本体輸送時のセット位置とすれば,
定着ローラの圧接を解除してローラの変形等の不具合を
防止しつつ,上記カバーを閉じて輸送等の作業を支障無
く行うことができる。また,コピー処理時,JAM処理
時,輸送時の定着ローラの状態切り換えを1つの切換部
材により行うことができるため,部品点数削減によるコ
ストダウン,及び機械構成の簡素化による信頼性の向上
が期待できる。
【0015】更に,上記切換部材を上記第2の位置から
第3の位置へ移動させるよりも小さい力で上記第1の位
置から第2の位置へ移動させるように構成すれば,ユー
ザが勢い余って上記切換部材を上記第1の位置から第3
の位置まで一気に移動させてしまうことを防止できる。
これにより,例えばユーザが誤って切換部材を第3の位
置にセットした状態でJAM処理を行い,そのままカバ
ーを閉じて定着ローラの圧接を解除したままで画像形成
を再開するなどの誤操作が行われる可能性が少なくな
る。また,上記切換部材の上記第2の位置から第3の位
置への移動を阻止するロック手段を具備し,上記切換部
材を上記第2の位置から第3の位置へ移動させる際には
上記ロック手段の解除を必要とするように構成すれば,
定着ローラの圧接を解除したままで画像形成を再開する
などの誤操作が行われる可能性が更に少なくなる。更
に,上記カバーの開動作と連動して上記切換部材が上記
第1の位置から第2の位置へ移動するように構成すれ
ば,JAM処理作業がより容易となり,便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る複写機Z1の定着
ローラ近傍の構成及び動作を示す説明図。
【図2】 上記複写機Z1の内部構成の概略を示す図。
【図3】 上記複写機Z1の外観斜視図。
【図4】 従来技術に係る定着装置Z0の概略構成を示
す図。
【符号の説明】
1…定着ローラ 1a…熱ローラ 1b…圧ローラ 3…切換部材 3a…切欠部 3b…切欠 3c…切欠 4…操作レバー 20…搬送ガイド(カバーの一例)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 孝和 大阪市中央区玉造1丁目2番28号三田工 業株式会社内 (72)発明者 古谷 隆志 大阪市中央区玉造1丁目2番28号三田工 業株式会社内 (72)発明者 穂園 智英 大阪市中央区玉造1丁目2番28号三田工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−225528(JP,A) 特開 平6−337612(JP,A) 特開 平6−4000(JP,A) 特開 平5−188818(JP,A) 実開 平4−46459(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙された転写紙を略鉛直方向へ搬送す
    る搬送路と,該搬送路を挟んで互いに対向配置された熱
    ローラと圧ローラとを備え,上記熱ローラと上記圧ロー
    ラとの圧接/圧接解除の切り換えが可能な一対の定着ロ
    ーラと,JAM処理時等に上記定着ローラ近傍を開放するための
    垂直方向の開閉可能なカバーと, 回転位置に応じて上記カバーと干渉すると共に上記定着
    ローラの圧接/圧接解除の切り換えを行う切換部材であ
    って,上記圧ローラの支軸の端部に該支軸を中心にして
    回転自在に取り付けられており,上記定着ローラを圧接
    状態とする第1の位置と,上記定着ローラを圧接解除状
    態とすると共に上記カバーと干渉して上記カバーが完全
    に閉じられないようにする第2の位置と,上記定着ロー
    ラを圧接解除状態とすると共に上記カバーと干渉しない
    第3の位置との間で移動可能に構成されてなる切換部材
    と,を備えてなる 画像形成装置において,上記切換部材が上記第2及び第3の位置にあるときに,
    上記切換部材の縁部に形成された切欠部が上記熱ローラ
    の表面に押圧されることにより上記定着ローラの圧接が
    解除されてなる ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記切換部材を上記第2の位置から第3
    の位置へ移動させるよりも小さい力で上記第1の位置か
    ら第2の位置へ移動させるようにした請求項1に記載
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記切換部材の上記第2の位置から第3
    の位置への移動を阻止するロック手段を具備し, 上記切換部材を上記第2の位置から第3の位置へ移動さ
    せる際には上記ロック手段の解除を必要とする請求項
    又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記カバーの開動作と連動して上記切換
    部材が上記第1の位置から第2の位置へ移動するように
    構成されてなる請求項1〜のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 上記切換部材の操作レバーが,上記カバ
    ーと干渉するものである請求項1〜のいずれかに記載
    の画像形成装置。
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