JP3525795B2 - メロディ生成装置及び記録媒体 - Google Patents

メロディ生成装置及び記録媒体

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JP3525795B2
JP3525795B2 JP11555599A JP11555599A JP3525795B2 JP 3525795 B2 JP3525795 B2 JP 3525795B2 JP 11555599 A JP11555599 A JP 11555599A JP 11555599 A JP11555599 A JP 11555599A JP 3525795 B2 JP3525795 B2 JP 3525795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メロディ生成装
置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】メロディ生成装置においては、種々の調
のメロディを生成できることが要求される。しかしなが
ら、従来の技術では、種々の調のメロディを生成するた
めのアルゴリズムが複雑であるという欠点があった。例
えば、種々の調における音楽ルールを記憶しておかなけ
ればならない、調が変わっても生成されるメロディの音
域が変わらないようにしなければならない、等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の主たる目的
は、このような従来技術の欠点に鑑み、メロディ生成部
の構成を複雑にせずに、種々の調のメロディを生成する
ことができるメロディ生成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の主たる特徴に
従うと、生成されるメロディピッチの調を指定する手段
と、指定された調における少なくとも音域情報を含むメ
ロディピッチ生成用データを供給する手段と、指定され
た調と特定調との関係に応じて、供給されたメロディピ
ッチ生成用データを特定調におけるデータに変換する手
段と、変換されたメロディピッチ生成用データに基づい
て、特定調のメロディピッチデータを生成する手段と、
特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
ロディピッチデータを指定された調におけるメロディピ
ッチデータに修正する手段とを備えるメロディ生成装置
が提供される(請求項1)。
【0005】また、この発明の主たる特徴に従うと、生
成されるメロディピッチの調を指定するステップと、少
なくとも音域情報を含むメロディピッチ生成用データを
取得するステップと、取得されたメロディピッチ生成用
データに対応する調と特定調との関係に応じて、取得さ
れたメロディピッチ生成用データを特定調に相当するメ
ロディピッチ生成用データに変換するステップと、変換
されたメロディピッチ生成用データに基づいて、特定調
のメロディピッチデータを生成するステップと、特定調
と指定された調との関係に応じて、生成されたメロディ
ピッチデータを指定された調に相当するメロディピッチ
データに修正するステップとから成るプログラムを記録
しているメロディ生成のための記録媒体が提供される
(請求項5)。
【0006】この発明の第2の特徴に従うと、生成され
るメロディピッチの調を指定する手段と、指定された調
における少なくとも音域情報を含むメロディピッチ生成
用データを供給する手段と、特定調におけるコード進行
データを供給する手段と、指定された調と特定調との関
係に応じて、供給されたメロディピッチ生成用データを
特定調におけるデータに変換する手段と、変換されたメ
ロディピッチ生成用データ及び供給されたコード進行デ
ータに基づいて、特定調のメロディピッチデータを生成
する手段と、特定調と指定された調との関係に応じて、
生成されたメロディピッチデータを指定された調におけ
るメロディピッチデータに修正する手段と、特定調と指
定された調との関係に応じて、供給されたコード進行デ
ータを指定された調におけるコード進行データに修正す
る手段とを備えるメロディ生成装置が提供される(請求
項2)。
【0007】また、この発明の第2の特徴に従うと、生
成されるメロディピッチの調を指定するステップと、少
なくとも音域情報を含むメロディピッチ生成用データを
取得するステップと、ソースのコード進行データを基に
して特定調におけるコード進行データを取得するステッ
プと、取得されたメロディピッチ生成用データに対応す
る調と特定調との関係に応じて、取得されたメロディピ
ッチ生成用データを特定調に相当するメロディピッチ生
成用データに変換するステップと、変換されたメロディ
ピッチ生成用データ及び取得されたコード進行データに
基づいて、特定調のメロディピッチデータを生成するス
テップと、特定調と指定された調との関係に応じて、生
成されたメロディピッチデータを指定された調に相当す
るメロディピッチデータに修正するステップと、ソース
のコード進行データ或いは取得されたコード進行データ
の調と指定された調との関係に応じて、ソースのコード
進行データ或いは取得されたコード進行データを指定さ
れた調におけるコード進行データに修正するステップと
から成るプログラムを記録しているメロディ生成のため
の記録媒体が提供される(請求項6)。
【0008】この発明の第3の特徴に従うと、生成され
るメロディピッチの調を指定する手段と、指定された調
における少なくとも音域情報を含むメロディピッチ生成
用データを供給する手段と、任意の調におけるコード進
行データを供給する手段と、指定された調と特定調との
関係に応じて、供給されたメロディピッチ生成用データ
を特定調におけるデータに変換する手段と、供給された
コード進行データの調と特定調との関係に応じて、供給
されたコード進行データを特定調におけるコード進行デ
ータに変換する手段と、変換されたメロディピッチ生成
用データ及び変換されたコード進行データに基づいて、
特定調のメロディピッチデータを生成する手段と、特定
調と指定された調との関係に応じて、生成されたメロデ
ィピッチデータを指定された調におけるメロディピッチ
データに修正する手段と、特定調と指定された調との関
係に応じて、変換されたコード進行データを指定された
調におけるコード進行データに修正する手段とを備える
メロディ生成装置が提供され(請求項3)、また、生成
されるメロディピッチの調を指定する手段と、指定され
た調における少なくとも音域情報を含むメロディピッチ
生成用データを供給する手段と、任意の調におけるコー
ド進行データを供給する手段と、指定された調と特定調
との関係に応じて、供給されたメロディピッチ生成用デ
ータを特定調におけるデータに変換する手段と、供給さ
れたコード進行データの調と特定調との関係に応じて、
供給されたコード進行データを特定調におけるコード進
行データに変換する手段と、変換されたメロディピッチ
生成用データ及び変換されたコード進行データに基づい
て、特定調のメロディピッチデータを生成する手段と、
特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
ロディピッチデータを指定された調におけるメロディピ
ッチデータに修正する手段と、供給されたコード進行デ
ータの調と指定された調との関係に応じて、供給された
コード進行データを指定された調におけるコード進行デ
ータに修正する手段とを備えるメロディ生成装置が提供
される(請求項4)。
【0009】〔作用〕この発明の主たる特徴によれば、
指定された調即ち生成されるべきメロディの調と特定調
(例えばCメジャー調)との関係に応じて、メロディピ
ッチ生成用データを特定調におけるデータに変換し、メ
ロディピッチ生成手段において、特定調に変換されたメ
ロディピッチ生成用データを用いて特定調のメロディピ
ッチを生成する。そして、生成された特定調のメロディ
ピッチを、指定された調のピッチに修正するようにして
いる。
【0010】従って、メロディピッチ生成手段において
は、特定調のメロディのみを生成できればよいので、メ
ロディ生成のためのアルゴリズムを簡単にすることがで
きる。また、指定された調におけるピッチ生成用データ
を特定調に相当するデータに変換した後に特定調のメロ
ディピッチを生成し、このメロディピッチを指定調のピ
ッチにシフトするので、元のピッチ生成用データの特徴
を保存したまま指定調のメロディを生成することができ
る。例えば、ピッチ生成用データが音域の場合、指定調
が変わっても生成されるメロディの音域が変わらないの
で、常に歌いやすいメロディが得られる。
【0011】また、この発明の第2の特徴によれば、メ
ロディピッチ生成手段におけるメロディ生成アルゴリズ
ムに合わせて、供給されるコード進行データも特定調に
基づいたものにした場合であっても、最終的なコード進
行データはメロディに合った指定調のものとすることが
できる。
【0012】また、この発明の第3の特徴によれば、ソ
ースとして与えられるコード進行データを任意調に基づ
いたものにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単
なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変更が可能である。
【0014】〔ハードウエア構成〕図1を参照すると、
ここには、この発明の一実施例によるメロディ生成装置
のハードウエア構成のブロック図が示されている。この
例では、システムは、中央処理装置(CPU)1、読出
専用メモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(R
AM)3、第1及び第2の検出回路4,5、表示回路
6、音源回路7、効果回路8、外部記憶装置9等を備
え、これらの装置1〜9は、バス10を介して互いに接
続されており、メロディ生成のための演奏データ処理シ
ステムを構成している。
【0015】システム全体を制御するCPU1は、テン
ポクロックや割込みクロックの発生等に利用されるタイ
マ11を備え、所定のプログラムに従って種々の制御を
行い、特に、後述するメロディ生成処理機能を中枢的に
遂行する。ROM2には、このシステムを制御するため
の所定の制御プログラムが記憶されており、これらの制
御プログラムには、基本的な演奏情報処理と共に、この
発明によるメロディ生成に関する各種処理プログラムや
各種テーブル、各種データを含ませることができる。R
AM3は、これらの処理に際して必要なデータやパラメ
ータを記憶し、また、各種レジスタやフラグ、処理中の
各種データ等を一時記憶するためのワーク領域として用
いられる。
【0016】第1の検出回路4は鍵盤等の演奏操作子を
備えた演奏操作装置12に接続され、第2の検出回路5
に接続される操作スイッチ装置13は、各種モード・パ
ラメータ・操作の設定を行うための操作子をパネル上に
備え、これらの操作子には、メロディ生成モード指定ボ
タン、調指定ボタンや、各種データ選択/指定用スイッ
チ等の操作子が含まれる。表示回路6はディスプレイや
各種インジケータを備えており、これらのディスプレイ
やインジケータは、スイッチ装置13の操作パネル上の
各種操作子に並置することができ、これらの操作子をデ
ィスプレイ上に操作可能に表示することもできる。ま
た、DSP等で構成される効果回路8に接続されるサウ
ンドシステム14は、音源回路7及び効果回路8と共に
楽音出力部を構成し、このデータ処理システムで生成さ
れたメロディデータを含む演奏データに基づき楽音を放
音させる。
【0017】外部記憶装置9は、ハードディスクドライ
ブ(HDD)、コンパクトディスク・リード・オンリィ
・メモリ(CD−ROM)ドライブ、フロッピィディス
クドライブ(FDD)、光磁気(MO)ディスクドライ
ブ、ディジタル多目的ディスク(DVD)ドライブ等の
記憶装置から成り、各種制御プログラムや各種データを
記憶することができる。従って、演奏データの処理に必
要なプログラムや各種データは、ROM2を利用するだ
けでなく、外部記憶装置9からRAM3内に読み込むこ
とができ、必要に応じて、処理結果を外部記憶装置9に
記録しておくこともできる。
【0018】この例では、バス10にMIDIインター
フェイス(I/F)15が接続され、システムは他のM
IDI機器16と通信することができる。さらに、バス
10には通信インターフェイス17も接続され、通信ネ
ットワーク18を介してサーバコンピュータ19から制
御プログラムや各種データを外部記憶装置9にストアす
ることもできる。
【0019】〔第1実施例〕図2は、この発明の第1実
施例に従ってCPU1により実行されるメロディ生成処
理ステップを機能的にブロック化して表わした機能的ブ
ロック図を示す。この実施例に従うメロディ生成処理シ
ステムは、特定の調Koにおけるコード進行データC
s、リズム生成用データRg、その他データDr、及
び、指定された調Kiにおけるメロディピッチ生成用デ
ータPgiを夫々供給するデータ供給ブロックCA1,
RA,DA,PAと、生成されるメロディピッチの調K
iを指定する調指定ブロックKAと、指定された調Ki
と特定調Koとの関係に応じてメロディピッチ生成用デ
ータPgiを特定調Koに相当するメロディピッチ生成
用データPgに変換する第1シフトブロックSF1と、
データ供給ブロックCA1,RA,DAから供給される
コード進行データCs、リズム生成用データRg及びそ
の他データDr、並びに、第1シフトブロックSF1で
変換されたメロディピッチ生成用データPgに基づい
て、特定調KoのメロディピッチデータMpを生成する
メロディ生成ブロックMGと、指定調Kiと特定調Ko
との関係に応じて、特定調Koのメロディピッチデータ
Mp及びコード進行データCsを指定調Kiに相当する
メロディピッチデータMpi及びコード進行データCs
iに修正する第2シフトブロックSF2と、指定調Ki
のメロディピッチデータMpi及びコード進行データC
siを出力する出力ブロックOPとを備えている。
【0020】先ず、コード進行データ供給ブロックCA
1は、予め定められた特定の調Koを基準として作成さ
れた1曲分のコード進行データCsを、メロディ生成ブ
ロックMG及び第2シフトブロックSF2に供給する。
ここで、この特定調Koは、例えば、Cメジャー調であ
る。また、コード進行データCsとしては、例えば、R
OM2や外部記憶装置9に多数のコード進行データを記
憶しておき、何れか1つのコード進行データを選択する
ようにしてもよいし、ユーザが演奏操作装置12におけ
る鍵盤等の演奏操作子を操作し、この操作からコードを
検出することにより、コード進行データを供給するよう
にしてもよい。
【0021】一方、リズム生成用データ供給ブロックR
Aは、メロディのリズム生成に必要なリズム生成用デー
タRgを、メロディ生成ブロックMGに供給する。ここ
で、リズム生成用データRgは、例えば、音符数Nn、
付点の有無Dt、シンコペーションの有無Sy、曲の先
頭など特定区間のメロディリズムを表わすモチーフリズ
ムRm等を指示する各種データからなる。これらのリズ
ム生成用データRgを取得するには、ROM2や外部記
憶装置9に各種データの組み合わせを多数記憶してお
き、何れかを選択するようにしてもよいし、データの種
類毎にユーザが値を指定するようにしてもよい。また、
モチーフリズムRmについては自動的に生成してもよ
い。
【0022】その他データ供給ブロックDAは、コード
進行データCs、リズム生成用データRg並びにピッチ
生成用データPgi以外のメロディ生成に必要なその他
のデータDr、例えば、小節数Bnを指示するデータ、
複数楽節間の類似/対比を表わす楽節構成Scを指示す
るデータ等を、メロディ生成ブロックMGに供給する。
その他データDrについても、前述した種々のデータと
同様に、各種データの組み合わせを予め記憶しておき、
何れかを選択するようにしてもよいし、ユーザが任意に
指定するようにしてもよい。
【0023】ピッチ生成用データ供給ブロックPAは、
メロディのピッチ生成に必要なピッチ生成用データPg
iを、第1シフトブロックSF1に供給する。このピッ
チ生成用データPgiは、例えば、生成されるメロディ
ピッチの範囲を表わす音域Pr、メロディ中の重要音に
割り当てられるピッチを表わすメロディ骨格ピッチP
f、曲の先頭など特定の区間のメロディピッチを表わす
モチーフピッチPm等を指示する各種データからなる。
【0024】音域Prを指示するためのデータは、指定
調Kiに拘わらず予め決められていてもよいし(即ち、
全ての調において共通)、ユーザが指定してもよい。メ
ロディ骨格ピッチPfを指示するためのデータは、RO
M2や外部記憶装置9に多数のメロディ骨格ピッチを予
め記憶しておき、何れかを選択するようにしてもよい
し、自動的に生成するようにしてもよいし、或いは、ユ
ーザが任意に指定するようにしてもよい。また、モチー
フピッチPmを指示するためのデータは、ROM2や外
部記憶装置9に多数のモチーフメロディを予め記憶して
おき、何れかを選択するようにしてもよいし、自動的に
生成するようにしてもよいし、或いは、ユーザが任意に
指定するようにしてもよい。
【0025】この例では、ブロックPAからブロックS
F1に供給するこれらのピッチ生成用データPgi(P
r、Pf、Pm等)は、指定調Kiに対応した値とす
る。図3(1)は、このような音域Pr(最大ピッチP
max、最小ピッチPmin)やモチーフピッチPmを
もつピッチ生成用データPgiの一例を極く概略的に示
している。
【0026】調指定ブロックKAは、生成されるメロデ
ィの調即ち指定調Kiを指示する指定調データを、第1
及び第2シフトブロックSF1,SF2に供給する。指
定調データ(Ki)は、ユーザが操作スイッチ装置13
或いはディスプレイ上の調指定ボタン等を指定操作する
ことにより得られる。
【0027】第1シフトブロックSF1は、調指定ブロ
ックKAから供給される指定調Kiと予め定められた特
定調Ko(例えば、Cメジャー調)との関係に基づい
て、ピッチ生成用データ供給ブロックPAから供給され
る各種ピッチ生成用データPgiを、特定調Koに合う
ようにシフトし、シフトした特定調Koのピッチ生成用
データPgをメロディ生成ブロックMGに出力する。図
3(2)には、図3(1)に例示されるピッチ生成用デ
ータPgiを特定調Koに合うようにシフトしたピッチ
生成用データPgが示されている。
【0028】例えば、指定された調Kiが「Gメジャー
調」であり特定調Koが「Cメジャー調」である場合、
両者の差は、Gメジャー調(Ki)からみて「+5」半
音又は「−7」半音である。よって、第1シフトブロッ
クSF1は、供給された各種データPgiのピッチを
「+5」半音又は「−7」半音だけシフトすることによ
り、特定調Koに合わせたピッチ生成用データPgを出
力する。なお、第1シフトブロックSF1は、指定され
た調Kiと特定調Koとが同じ場合、シフト量を「0」
とし、ピッチ生成用データPgiをシフトせずそのまま
通過させ、メロディ生成ブロックMGに特定調Koのピ
ッチ生成用データPgとして供給する。
【0029】メロディ生成ブロックMGは、データ供給
ブロックCA1,RA,DAから供給されるコード進行
データCs、リズム生成用データRg及びその他データ
Dr、並びに、第1シフトブロックSF1から供給され
るピッチ生成用データPgに基づいて、1曲分のメロデ
ィデータMpを生成する機能ブロックである。以下、こ
のブロックMGにおけるメロディ生成手順の一例を示
す。
【0030】先ず、リズム生成用データRg及びその他
データDrに基づいて1曲分のメロディリズムを生成す
る。具体的には、例えば、リズム生成用データRgとし
てモチーフリズムRmが供給されている場合は、その他
データDrとして供給される小節数Bnの全区間のう
ち、楽節構成Scによってモチーフリズム区間と類似と
なつている区間については、モチーフリズムRmと同一
又は類似したメロディリズムを生成する。この場合、そ
れ以外の区間については、リズム生成用データRg中の
音符数Nn、付点の有無Dt、シンコペーションの有無
Sy等のデータに基づいて、これらの特徴を有しモチー
フリズムRmと対比したメロディリズムを生成する。
【0031】また、リズム生成用データRgとしてモチ
ーフリズムRmが供給されていない場合は、その他デー
タDrとして供給される楽節構成Scの類似/対比を考
慮しつつ、音符数Nn、付点の有無Dt、シンコペーシ
ョンの有無Sy等のデータに基づいて、各データを反映
させた小節数Bm分のメロディリズムを生成する。な
お、メロディリズム生成の際には、1小節等の短いリズ
ムパターンを多数用意しておき、この中から、供給され
た音符数Nn、付点の有無Dt、シンコペーションの有
無Sy等のデータに合致したリズムを、各小節毎に選択
するようにすればよい。
【0032】次に、生成されたメロディリズムの各打点
に対して、ピッチ生成用データPg、その他データDr
に基づいてピッチを付与し、メロディピッチデータMp
を生成する。具体的には、例えば、モチーフピッチPm
が供給されている場合は、楽節構成Scによってモチー
フピッチ区間と類似となっている区間については、モチ
ーフピッチPmと同一又は類似したピッチを生成する。
この場合、それ以外の区間については、各打点のうちの
重要打点(強拍の打点や、強拍に打点がない場合はその
近傍の打点など)に、コード進行データCsのコード構
成音をランダムに割り当て、或いは、骨格ピッチPfが
供給されている場合は、この骨格ピッチPfを各打点の
うちの重要音に割り当てる。残りの打点には特定調Ko
の音階音や各コード区間のアヴェイラブルノートスケー
ル(available note scale)の音をランダムに割り当て
る。この時、供給された特定調Koのピッチ生成用デー
タPg内の音域(Pr)内に収まるピッチのみを採用す
る。また、所定の音楽ルールを満たすようなピッチのみ
を採用するとよい。図3(2)の格子模様付き○印は、
特定調Koのピッチ生成用データPgのモチーフピッチ
Pmに加えてメロディピッチが生成される様子を極く概
略的に示すものである。
【0033】また、モチーフピッチPmが供給されてい
ない場合は、楽節構成Scの類似/対比を考慮しつつ、
コード構成音や骨格ピッチPfを重要打点に割り当て、
残りの打点に特定調の音階音や各コード区間のアヴェイ
ラブルノートスケールの音を割り当てる。ここで、メロ
ディ生成ブロックMGに供給されるコード進行データC
sは特定調Koを基準として作成されているとともに、
ピッチ生成用データPgは、特定調Koにシフトされた
データであるので、このメロディ生成ブロックMGにて
付与するピッチも特定調Koにおけるピッチとなる。
【0034】第2シフトブロックSF2は、調指定ブロ
ックKAにて指定される調Kiと特定調Ko(例えばC
メジャー調)との関係に基づいて、メロディ生成ブロッ
クMGで生成されるメロディピッチデータMp及びコー
ド進行データ供給ブロックCA1から供給されるコード
進行データCsの各コードのルート(根音)Rtを、調
指定ブロックKAで指定される調Kiに合うようにシフ
トし、シフトされたメロディピッチデータMpi及びコ
ード進行データCsiを出力する。図3(3)には、図
3(2)に例示されるメロディピッチデータMpを指定
調Kiに合うようにシフトしたメロディピッチデータM
piが示されている。
【0035】つまり、第1シフトブロックSF1にてシ
フトされた値と逆の値だけ、特定調Koの各データM
p,Csをシフトすることにより、指定した調Kiに合
わせるのである。例えば、第1シフトブロックSF1に
て、前述のように、特定のCメジャー調(Ko)に合う
ようピッチ生成用データPgiを「+5」半音変換して
いたら、この第2シフトブロックSF2においては、各
データMp,Csを「−5」半音だけシフトすることに
より、指定したGメジャー調(Ki)に合わせることが
できる。図3における(1)→(2)→(3)のピッチ
変化をみると、指定調Kiのピッチにシフトされた後で
も、最初の音域PrやモチーフピッチPmが保存されて
いることが分かる。なお、第2シフトブロックSF2
は、指定された調Kiと特定調Koとが同じ場合、シフ
ト量を「0」とし、各データMp,Csを、シフトせず
にそのまま通過させ、出力ブロックOPに指定調Kiの
データMpi,Csiとして供給する。
【0036】出力ブロックOPは、第2シフトブロック
SF2にてピッチシフトされたメロディピッチデータM
Piと、ルートシフトされたコード進行データCsiを
出力する。この出力態様の例を挙げれば、外部記憶装置
9等に記憶する方法、MIDIインターフェース15や
通信インターフェース17を介して他の機器へと出力す
る方法、音源回路7にて発音(コード進行データを、一
旦、図示しない自動伴奏装置に供給し、自動伴奏音を形
成した後に音源回路7にて発音)させる方法、表示回路
6にてディスプレイ上に楽譜の形式、ピアノロール譜の
形式等の表示をさせる方法、生成されたメロディピッチ
データMPiの一部(例えば、重要打点におけるピッ
チ)をピッチ生成用データとしてピッチ生成用データ供
給ブロックPAへと供給する方法、生成されたメロディ
データMPiの一部の手直しができるように、図示しな
い編集機能付きのシーケンサへ出力する方法等がある。
また、これらのうちの複数を同時に実行してもよい。
【0037】〔第2実施例〕図4は、この発明の第2実
施例に従ってCPU1により実行されるメロディ生成処
理ステップを機能的にブロック化して表わした機能的ブ
ロック図を示す。この実施例に従うメロディ生成処理シ
ステムは、任意の基準調Kaにおけるコード進行データ
Csaを供給するコード進行データ(任意調)供給ブロ
ックCA2と、このコード進行データCsaを基準調K
aと特定調Koとの関係に応じて特定調Koのコード進
行データCsに変換する第3シフトブロックSF3とを
備え、第3シフトブロックSF3で得られた特定調Ko
のコード進行データCsをメロディ生成ブロックMG及
び第2シフトブロックSF2に出力するようにしたもの
であり、その他の構成、つまり、データ供給ブロックR
A,DA,PA、調指定ブロックKA、第1及び第2シ
フトブロックSF1,SF2、メロディ生成ブロックM
G並びに出力ブロックOPの機能については、第1実施
例のメロディ生成処理システムによるものと同様であ
る。
【0038】先ず、コード進行データ(任意調)供給ブ
ロックCA2は、任意の調Kaを基準として作成された
1曲分のコード進行データCsaを第3シフトブロック
SF3に供給する。かかるコード進行データCsaを得
るには、例えば、ROM2や外部記憶装置9に多数のコ
ード進行データ(それぞれ調Kaが異なっていてもよ
い)を記憶しておき、何れか1つのコード進行データを
選択するようにしてもよいし、ユーザが演奏操作装置1
2における鍵盤等の演奏操作子を操作し、この操作から
コードを検出することにより、コード進行データを供給
するようにしてもよい。なお、コード進行データCsa
を第3シフトブロックSF3に供給する際には、何調を
基準として作成されたのかを示す基準調Kaのデータを
も併せて供給するものとする。
【0039】次に、第3シフトブロックSF3は、コー
ド進行データ(任意調)ブロックCA2から供給された
基準調Kaと特定調Ko(例えばCメジャー調)との関
係に基づいて、コード進行データ(任意調)ブロックC
A2から供給された任意調Kaのコード進行データCs
aを特定調Ko(例えばCメジャー調)のコード進行デ
ータCsにシフトし、メロディ生成ブロックMG及び第
2シフトブロックSF2に出力する。
【0040】例えば、基準調Kaが「Fメジャー調」、
特定調Koが「Cメジャー調」の場合には、両者の差
は、Fメジャー調(Ka)からみて「+7」半音又は
「−5」半音である。よって、第3シフトブロックSF
3は、供給されたコード進行データCsaのルートRt
を「+7」半音又は「−5」半音だけシフトすることに
より特定調Kaに合わせる。特定調Koに合わせたコー
ド進行データCsは、メロディ生成ブロックMG及び第
2シフトブロックSF2に供給される。なお、第3シフ
トブロックSF3は、基準調Kaと特定調Koとが同じ
場合、シフト量を「0」とし、コード進行データCsa
を、ルートシフトせずにそのまま通過させ、メロディ生
成ブロックMGに特定調Koのコード進行データCsと
して供給する。
【0041】他の構成は第1実施例のものと同様であ
り、メロディ生成ブロックMGでは、第1実施例と同様
に、所望のメロディピッチデータMpを生成し、第2シ
フトブロックSF2にて、調指定ブロックKAで指定さ
れた調Kiに合わせたメロディピッチデータMpi及び
コード進行データCsiに修正する。
【0042】第2実施例のものによると、コード進行デ
ータを任意の調Kaを基準調として作成することができ
るので、様々な調で作成された既存のコード進行を、人
の手によって予め特定調Koのコード進行データに変換
する作業を介することなく、そのまま利用することがで
きる。
【0043】〔第3実施例〕図5は、この発明の第3実
施例に従ってCPU1により実行されるメロディ生成処
理ステップを機能的にブロック化して表わした機能的ブ
ロック図を示す。この実施例に従うメロディ生成処理シ
ステムは、さらに、コード進行データ(任意調)ブロッ
クCA2からの任意基準調Kaのコード進行データCs
aを、基準調Kaと調指定ブロックKAで指定された調
Kiとの関係に応じて、指定調Kiのコード進行データ
Csiにシフトして出力ブロックOPに出力する第4シ
フトブロックSF4を備え、第2シフトブロックSF2
には、メロディ生成ブロックMGからのメロディピッチ
データMpを指定調Kiに合わせる機能のみを与えるよ
うにしたものであり、その他の構成、つまり、データ供
給ブロックRA,DA,PA、調指定ブロックKA、第
1及び第3シフトブロックSF1,SF3、メロディ生
成ブロックMG並びに出力ブロックOPの機能について
は、第2実施例のメロディ生成処理システムによるもの
と同様である。
【0044】第4シフトブロックSF4は、コード進行
データ(任意調)ブロックCA2から供給される基準調
Kaと調指定ブロックKAから供給される指定調Kiと
の関係に基づいて、コード進行データ(任意調)ブロッ
クCA2から供給される任意調Kaのコード進行データ
Csaを指定調Kiのコード進行データCsiにシフト
し、出力ブロックPOに出力する。
【0045】例えば、基準調Kaが「Fメジャー調」、
指定調Kiが「Gメジャー調」の場合、両者の差は、F
メジャー調(Ka)からみて「+2」半音又は「−1
0」半音である。よって、供給されたコード進行データ
CsaのルートRtを「+2」半音又は「−10」半音
だけシフトすることにより指定調Kiに合わせる。指定
調Kiに合わせたコード進行データCsiは出力ブロッ
クOPに供給される。なお、第4シフトブロックSF4
は、基準調Kaと指定調Kiとが同じ場合、シフト量を
「0」とし、コード進行データCsaを、ルートシフト
せずにそのまま通過させ、出力ブロックOPに指定調K
iのコード進行データCsiとして供給する。
【0046】他の構成は第2実施例のものと同様であ
り、メロディ生成ブロックMGで所望のメロディピッチ
データMpを生成し、第2シフトブロックSF2にて、
調指定ブロックKAで指定された調Kiに合わせたメロ
ディピッチデータMpiに修正する。従って、出力ブロ
ックOPには、第2及び第4シフトブロックSF2,S
F4から、それぞれ、指定調Kiのメロディピッチデー
タMpi及びコード進行データCsiが供給される。
【0047】第3実施例のものによると、第2実施例の
ものと同様に、コード進行データを任意の調Kaで作成
することができるので、様々な調で作成された既存のコ
ード進行データを、予め特定調Koのコード進行データ
に変換することなく、そのまま利用することができる。
【0048】〔種々の実施態様〕以上、この発明のメロ
ディ生成処理を第1乃至第3実施例に従って説明してき
たが、メロディ生成のアルゴリズムは例示したものに限
らない。例えば、リズム生成においては、1曲分のリズ
ムデータを予めテンブレート化して多数記憶しておき、
いずれかを選択してもよい。或いは、完全にランダムに
リズムを決定してもよい。また、ピッチ生成において
は、供給されたモチーフピッチの特徴(例えば和声音や
非和声音の割合、ピッチ変化傾向等)を抽出し、このよ
うな特徴を後続する区間のピッチに反映させるようにし
てもよい。
【0049】メロディピッチ生成用データは、例示した
種類のものに限らない。生成されるピッチを特定する際
に利用できるようなデータであれば何でもよい。また、
実施例においては、メロディピッチ生成用データを指定
調Kiに対応するもの(Pgi)としたが任意の調Ka
に対応するメロディピッチ生成用データPgaとしても
よい。この場合、第1シフトブロックSF1は、任意の
調Kaと特定調Koとの関係に基づいて、メロディピッ
チ生成用データPgaを特定調Koに合うようにシフト
し、シフトした特定調Koのメロディピッチ生成用デー
タPgをメロディ生成ブロックMGに出力するように構
成すればよい。さらに、特定調Koについては、Cメジ
ャー調に限らず、どの調であってもよい。
【0050】なお、システムの形態については、電子楽
器の形態に限らず、パソコン+アプリケーションソフト
ウェアの形態でもよい。電子楽器の形態を取った場合、
その形態は、鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器
タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装
置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したも
のに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDIや
各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続す
るものであってもよい。
【0051】また、処理プログラムや処理に利用する各
種データについては、外部記憶媒体から、或いは、通信
インターフェースを介して外部装置から、電子楽器やパ
ソコンに供給するようにしてもよい。
【0052】次に、自動演奏に関連していうと、生成さ
れたメロディやコード進行などの演奏データのフォーマ
ットとしては、演奏イベントの発生時刻を1つ前のイベ
ントからの時間で表した「イベント+相対時間」、演奏
イベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表
した「イベント+絶対時間」、音符の音高と符長あるい
は休符と休符長で演奏データを表した「音高(休符)+
符長」、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、
演奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域に演
奏イベントを記憶した「ベタ方式」等、どのような形式
でもよい。
【0053】最後に、MIDIインターフェースに関連
していうと、専用の MIDIインターフェースに限ら
ず、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル
・バス)、IEEE1394(アイトリブルイー139
4)等の汎用のインターフェースを用いてMIDIイン
ターフェースを構成してもよい。この場合、MIDIメ
ッセージ以外のデータをも同時に送受信するようにして
もよい。
【0054】〔作用および効果〕以上説明したように、
この発明によると、メロディ生成部では特定調のメロデ
ィのみを生成できればよいため、メロディ生成のための
アルゴリズムを簡単にすることができる。また、ピッチ
生成用データを特定調に相当するデータに変換した後
に、メロディ生成部にて特定調のメロディピッチを生成
し、それを指定調のピッチにシフトするので、元のピッ
チ生成用データの特徴を保存したまま指定調のメロディ
を生成することができる。例えば、ピッチ生成用データ
が音域の場合、指定調が変わっても生成されるメロディ
の音域が変わらないので、常に歌いやすいメロディを得
ることができる。
【0055】また、メロディ生成に際しコード進行情報
を加味すべくコード進行データをメロディ生成部に供給
する際に、メロディ生成アルゴリズムに合わせて、コー
ド進行データを特定調に基づいたものにした構成とした
場合にも、最終的なコード進行データは、コード進行デ
ータ修正部により、メロディに合った指定調のものとす
ることができる。さらに、ソースとして供給されるコー
ド進行データが任意調に基づいたものであっても、コー
ド進行データ変換部及び修正部により、所望のメロディ
ピッチデータ及びコード進行データを生成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例によるメロディ生
成装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明の第1実施例によるメロディ
生成処理の機能的ブロック図である。
【図3】図3は、この発明の実施例におけるメロディ生
成の様子を概略的に示す図である。
【図4】図2は、この発明の第2実施例によるメロディ
生成処理の機能的ブロック図である。
【図5】図5は、この発明の第3実施例によるメロディ
生成処理の機能的ブロック図である。
【符号の説明】
Cs,Csi,Csa 特定調Ko、指定調Ki、任意
調Kaを基準としたコード進行データ、 Rg リズム生成用データ、 Dr その他データ、 Pg,Pgi 特定調Ko、指定調Kiに対応したピッ
チ生成用データ、 Mp,Mpi 特定調Ko、指定調Kiに対応したメロ
ディピッチデータ、 Pr 最小ピッチPmin〜最大ピッチPmaxの範囲
で表わされる音域、 Pm モチーフピッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−311298(JP,A) 特開 平4−110897(JP,A) 特開 平3−125195(JP,A) 特開 平7−49692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生成されるメロディピッチの調を指定する
    手段と、 指定された調における少なくとも音域情報を含むメロデ
    ィピッチ生成用データを供給する手段と、 指定された調と特定調との関係に応じて、供給されたメ
    ロディピッチ生成用データを特定調におけるデータに変
    換する手段と、 変換されたメロディピッチ生成用データに基づいて、特
    定調のメロディピッチデータを生成する手段と、 特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
    ロディピッチデータを指定された調におけるメロディピ
    ッチデータに修正する手段とを備えることを特徴とする
    メロディ生成装置。
  2. 【請求項2】生成されるメロディピッチの調を指定する
    手段と、 指定された調における少なくとも音域情報を含むメロデ
    ィピッチ生成用データを供給する手段と、 特定調におけるコード進行データを供給する手段と、 指定された調と特定調との関係に応じて、供給されたメ
    ロディピッチ生成用データを特定調におけるデータに変
    換する手段と、 変換されたメロディピッチ生成用データ及び供給された
    コード進行データに基づいて、特定調のメロディピッチ
    データを生成する手段と、 特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
    ロディピッチデータを指定された調におけるメロディピ
    ッチデータに修正する手段と、 特定調と指定された調との関係に応じて、供給されたコ
    ード進行データを指定された調におけるコード進行デー
    タに修正する手段とを備えることを特徴とするメロディ
    生成装置。
  3. 【請求項3】生成されるメロディピッチの調を指定する
    手段と、 指定された調における少なくとも音域情報を含むメロデ
    ィピッチ生成用データを供給する手段と、 任意の調におけるコード進行データを供給する手段と、 指定された調と特定調との関係に応じて、供給されたメ
    ロディピッチ生成用データを特定調におけるデータに変
    換する手段と、 供給されたコード進行データの調と特定調との関係に応
    じて、供給されたコード進行データを特定調におけるコ
    ード進行データに変換する手段と、 変換されたメロディピッチ生成用データ及び変換された
    コード進行データに基づいて、特定調のメロディピッチ
    データを生成する手段と、 特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
    ロディピッチデータを指定された調におけるメロディピ
    ッチデータに修正する手段と、 特定調と指定された調との関係に応じて、変換されたコ
    ード進行データを指定された調におけるコード進行デー
    タに修正する手段とを備えることを特徴とするメロディ
    生成装置。
  4. 【請求項4】生成されるメロディピッチの調を指定する
    手段と、 指定された調における少なくとも音域情報を含むメロデ
    ィピッチ生成用データを供給する手段と、 任意の調におけるコード進行データを供給する手段と、 指定された調と特定調との関係に応じて、供給されたメ
    ロディピッチ生成用データを特定調におけるデータに変
    換する手段と、 供給されたコード進行データの調と特定調との関係に応
    じて、供給されたコード進行データを特定調におけるコ
    ード進行データに変換する手段と、 変換されたメロディピッチ生成用データ及び変換された
    コード進行データに基づいて、特定調のメロディピッチ
    データを生成する手段と、 特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
    ロディピッチデータを指定された調におけるメロディピ
    ッチデータに修正する手段と、 供給されたコード進行データの調と指定された調との関
    係に応じて、供給されたコード進行データを指定された
    調におけるコード進行データに修正する手段とを備える
    ことを特徴とするメロディ生成装置。
  5. 【請求項5】生成されるメロディピッチの調を指定する
    ステップと、 少なくとも音域情報を含むメロディピッチ生成用データ
    を取得するステップと、 取得されたメロディピッチ生成用データに対応する調と
    特定調との関係に応じて、取得されたメロディピッチ生
    成用データを特定調に相当するメロディピッチ生成用デ
    ータに変換するステップと、 変換されたメロディピッチ生成用データに基づいて、特
    定調のメロディピッチデータを生成するステップと、 特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
    ロディピッチデータを指定された調に相当するメロディ
    ピッチデータに修正するステップとから成る手順を実行
    するためのプログラムを記録していることを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能なメロディ生成のための記録
    媒体。
  6. 【請求項6】生成されるメロディピッチの調を指定する
    ステップと、 少なくとも音域情報を含むメロディピッチ生成用データ
    を取得するステップと、 ソースのコード進行データを基にして特定調におけるコ
    ード進行データを取得するステップと、 取得されたメロディピッチ生成用データに対応する調と
    特定調との関係に応じて、取得されたメロディピッチ生
    成用データを特定調に相当するメロディピッチ生成用デ
    ータに変換するステップと、 変換されたメロディピッチ生成用データ及び取得された
    コード進行データに基づいて、特定調のメロディピッチ
    データを生成するステップと、 特定調と指定された調との関係に応じて、生成されたメ
    ロディピッチデータを指定された調に相当するメロディ
    ピッチデータに修正するステップと、 ソースのコード進行データ或いは取得されたコード進行
    データの調と指定された調との関係に応じて、ソースの
    コード進行データ或いは取得されたコード進行データを
    指定された調におけるコード進行データに修正するステ
    ップとから成る手順を実行するためのプログラムを記録
    していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    メロディ生成のための記録媒体。
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