JP3707364B2 - 自動作曲装置、方法及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、モチーフを反映したメロディを自動的に作成する自動作曲装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モチーフメロディを入力し、このモチーフメロディを展開することにより、1曲メロディを生成するメロディ生成装置がある。このようなメロディ生成装置においては、コード進行データベースが備えられ、このデータベースから選択されたコード進行及び入力されたモチーフメロディに基づいて、モチーフ区間以外のメロディを生成している。
【0003】
しかしながら、モチーフメロディはユーザが任意に入力するため、装置側ではどのような調のモチーフが入力されるか分からず、モチーフの調とコード進行の調が一致しない可能性がある。両者の調を一致させるためにコード進行をすべての調について記憶すると、データベースの記憶容量が増加してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の主たる目的は、このような従来技術の欠点に鑑み、コード進行データベースの容量を減らしつつ、モチーフを反映させた、種々の調におけるメロディを、生成可能とする自動作曲装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の主たる特徴に従うと、モチーフメロディデータを入力するモチーフメロディデータ入力手段と、特定調のコード進行データを供給するコード進行データ供給手段と、入力されたモチーフメロディデータの調を検出する調検出手段と、検出された調と特定調との関係に応じて、入力されたモチーフメロディデータを特定調に移調する第1の移調手段と、移調されたモチーフメロディデータ及び供給されたコード進行データに基づいて、特定調におけるメロディデータを生成するメロディデータ生成手段と、生成されたメロディデータを検出された調に移調する第2の移調手段とを具備する自動作曲装置(請求項1)が提供される。
【0006】
また、この特徴に従って、モチーフメロディデータ入力手段により、モチーフメロディデータを入力するステップと、コード進行データ供給手段により、特定調のコード進行データを供給するステップと、調検出手段により、入力されたモチーフメロディデータの調を検出するステップと、第1の移調手段により、検出された調と特定調との関係に応じて、入力されたモチーフメロディデータを特定調に移調するステップと、メロディデータ生成手段により、移調されたモチーフメロディデータ及び供給されたコード進行データに基づいて、特定調におけるメロディデータを生成するステップと、第2の移調手段により、生成されたメロディデータを検出された調に移調するステップとを備える自動作曲方法(請求項4)、並びに、モチーフメロディデータを取得するステップと、特定調のコード進行データを取得するステップと、入力されたモチーフメロディデータの調を検出するステップと、検出された調と特定調との関係に応じて、取得されたモチーフメロディデータを特定調に移調するステップと、移調されたモチーフメロディデータ及び取得されたコード進行データに基づいて、特定調におけるメロディデータを生成するステップと、生成されたメロディデータを検出された調に移調するステップとから成る手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な自動作曲のための記録媒体(請求項5)が提供される。
【0007】
この発明による自動作曲装置においては、さらに、モチーフメロディデータ入力手段により入力されたモチーフメロディデータからコードを検出するコード検出手段と、調検出手段により検出された調と特定調との関係に応じて、検出されたコードを特定調に移調する第3の移調手段と、コード進行データのうちモチーフメロディに対応する部分のコードを、移調されたコードに修正するコード修正手段と、修正されたコード進行データを、調検出手段により検出された調に移調して、当該調で表示するコード進行表示手段とを具備する(請求項2)ように構成することができる。また、この発明による自動作曲装置においては、さらに、メロディピッチ生成用データを供給する手段を具備し、メロディデータ生成手段は、移調されたモチーフメロディデータ、供給されたコード進行データ及び供給されたメロディピッチ生成用データに基づいて、検出された調におけるメロディデータを生成する(請求項3)ように構成することができる。
【0008】
〔発明の作用〕
この発明では、特定調のコード進行データ(「コード進行」ともいう。)をデータベースに記憶しておき、このデータベースからコード進行を選択し、モチーフメロディデータ(以下、単に「モチーフ」又は「モチーフメロディ」という。)を所定の調で入力すると、入力されたモチーフから調を検出し、検出された調(「検出調」又は「モチーフ調」ともいう。)に基づいてモチーフを特定調へと移調する。そして、選択された特定調のコード進行及び特定調に移調後のモチーフに基づいて、特定調におけるメロディを生成した後、このメロディをモチーフ調へと移調するようにしている。
【0009】
従って、この発明によると、データベースには特定調(例えば、「Cメジャー調」など)についてのコード進行を記憶するだけとし、主たるメロディ生成処理を特定調で行うので、データベースの容量を減らしつつ、簡単な処理手法で、モチーフの調にあった1曲のメロディを生成することができる。特に、メロディ生成処理については、常に、同じ特定調にて行われるので、音楽ルールを適用する際には特定調のルールのみを考慮すればよい、アベイラブルノートスケール(AVNS)を求める際にも特定調についてのみ演算すればよい、等々、処理が非常に簡単になるという特筆すべき技術的効果が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施例を詳述する。なお、以下の実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0011】
〔ハードウエア構成〕
図1は、この発明の一実施例による自動作曲システムのハードウエア構成のブロック図を示す。このシステムの例では、パーソナルコンピュータ(PC)上でメロディ生成処理を含む各種処理を行わせる構成がとられている。システムは、中央処理装置(CPU)1、読出専用メモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、外部記憶装置4、検出回路5、表示回路6などの外に、音源回路7や効果回路8などを備え、これらの装置1〜8はバス9を介して互いに接続されている。
【0012】
システム全体を制御するCPU1は、所定のソフトウエア・プログラムに従いタイマ10によるクロックを利用して種々の制御を行い、特に、後述するメロディ生成処理などを中心的に遂行する。ROM2には、このシステムを制御するための所定の制御プログラムが記憶されており、これらの制御プログラムには、基本的な情報処理と共に、この発明によるメロディ生成処理など関する各種プログラムや各種テーブル、各種データを含ませることができる。RAM3は、これらの処理に際して必要なデータやパラメータを記憶し、また、各種レジスタやフラグ、処理中の各種データ等を一時記憶するためのワーク領域として用いられる。
【0013】
外部記憶装置4は、ハードディスクドライブ(HDD)の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フロッピィディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、半導体メモリ等の着脱可能な可搬型記憶媒体を用いた装置から成り、各種制御プログラムや各種データを記憶することができ、コード進行データベースやメロディ生成用パラメータ記憶領域として用いることができる。従って、メロディ生成処理などに必要なプログラムや各種データは、ROM2を利用するだけでなく、外部記憶装置4からRAM3内に読み込むことができ、必要に応じて、処理結果を外部記憶装置4に記録しておくこともできる。
【0014】
検出回路5には操作子装置11が接続され、操作子装置11は、各種の情報をシステムに入力するためにユーザが用いるキーボード及びポインチングデバイス(マウス等)を備え、キーボード上の所定キーやポインチングデバイスには、音高や音長などの楽音情報を入力するために、電子楽器等における鍵盤のような演奏操作子或いはパネルスイッチのようなパネル操作子としての機能が割り当てられる。従って、このような演奏操作子或いはパネル操作子により、モチーフメロディ等の演奏データを鍵盤演奏や音符入力の形で入力することができる。
【0015】
表示回路6はディスプレイ12や各種インジケータを備えており、ディスプレイ12上には、操作子装置11におけるポインチングデバイス等の操作子にて操作可能なカーソルやスイッチボタンが表示される。従って、ディスプレイ12上に表示されるボタン等を操作子装置11で操作して音高や音長などを指定することにより、モチーフメロディ等の演奏データを入力したり、メロディ生成のための各種入力操作を行うこともできる。なお、キーボード及びポインチングデバイス等とは別個に、専用の演奏操作子(演奏用鍵盤等)やパネル操作子(パネルスイッチ等)を外付けし、モチーフメロディ等の演奏データを含む各種の演奏楽音情報や楽音制御情報を入力するように構成してもよい。
【0016】
音源回路7には、DSP等で構成される効果回路8を介して、スピーカを含むサウンドシステム13が接続されており、RAM3などに記憶される生成メロディデータを読み出して、対応する楽音を再生し試聴することができる。
【0017】
この例では、バス9には通信インターフェイス(I/F)14が接続され、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク15を介して、サーバコンピュータ16や、他のPC、携帯型通信端末装置などから、制御プログラム或いは各種データを外部記憶装置4にストアすることができる。さらに、MIDIインターフェイス(I/F)17がバス9に接続され、システムは他のMIDI機器18とも各種データを授受することができる。
【0018】
なお、図1では、パーソナルコンピュータ(PC)を用いるものについて説明したが、もちろん、専用の演奏操作子やパネル操作子を備えた電子楽器を用いてもよいし、或いは、他の同等の処理機能を有する装置を用いてもよい。
【0019】
〔第1実施形態〕
図2は、この発明による第1実施形態のメロディ生成処理を機能的にブロック化して表わした機能的ブロック図を示す。この実施形態に従う自動作曲システムでは、主として、入力されたモチーフから検出した調(「検出調」又は「モチーフ調」)にてメロディを生成する方法が実施される。この方法では、コード進行データ(以下、単に「コード進行」という。)は、或る特定の調(「特定調」という。)でコード進行データベースに記憶され、モチーフの検出調に移調された後、メロディーを生成する処理がなされる。
【0020】
この発明による第1実施形態の自動作曲システムを図2により端的に説明すると、特定調のコード進行を記憶したデータベースから所定のコード進行を選択し(A1)、モチーフMD(M)を所定の調で入力する(A2)と、入力されたモチーフMD(M)からモチーフ調が検出され(A4)、検出されたモチーフ調に基づいてコード進行データがモチーフ調へと移調される(A5→A7)。そして、メロディ生成段(A11,A12)において、入力されたモチーフMD(M)及びモチーフ調に移調後のコード進行CS(M)に基づいて、モチーフ調におけるメロディが生成される。
【0021】
この自動作曲システムにおいて、外部記憶装置4内に構築されるコード進行データベースには、特定調(例えば、「Cメジャー」調など)で作成された多数のコード進行データが記憶されており、図2に示されるコード進行選択/供給ブロックA1において、何れかをユーザが選択することができる。各コード進行は、音楽ジャンル(「ポップス」、「演歌」等)や曲の感覚を表す用語(「優しい」、「激しい」等)などと対応しており、これらの音楽ジャンルや用語をユーザが指定することで、対応するテンプレートを選択するようにしてもよい。なお、コード進行は、ROM2や外部記憶装置4等に予め用意されたものでもよいし、ユーザが作成したものでもよい。或いは、サーバコンピュータ16等からダウンロードしたものでもよい。さらに、予め用意されたものやダウンロードしたものをユーザが修正してもよい。
【0022】
モチーフ入力ブロックA2では、モチーフMD(M)の入力が行われる。これには、操作子装置11における演奏操作子の実演奏によりモチーフを入力したり、操作子装置11のパネル操作子の操作により音高や音長を指定してモチーフを入力したり、外部記憶装置4に記憶されている既存のメロディをロードしたり、サーバコンピュータ16から既存曲をダウンロードしたり、或いは、他のPCや携帯型通信端末装置からメールによる添付ファイルとして受信したりしてもよい。このようにして入力されるモチーフMD(M)は、ユーザが任意に入力したものであるから、調が特定調である保証はなく、また、コード進行も、コード進行選択ブロックA1で選択されるコード進行とマッチする保証はない。このため、入力されたモチーフの調やコード進行は、後述するブロック(A4,A6)で検出するように構成している。
【0023】
パラメータ選択ブロックA3では、メロディ生成用パラメータPMが選択される。ここで、メロディ生成用パラメータは、リズム生成用パラメータ及びピッチ生成用パラメータから成り、リズム生成用パラメータは、例えば、拍子、音符数の多少、シンコペーンョンの有無等であり、ピッチ生成用パラメータは、例えば、調、音域、ダイナミクス等である。このようなメロディ生成用パラメータは、それぞれユーザが指定するか、或いは、予めパラメータセットをテンプレートとして用意しておき何れかのテンプレートを選択することによって供給する。テンプレートの場合、各テンプレートは音楽ジャンル(「ポップス」、「演歌」等)や曲の感覚を表す用語(「優しい」、「激しい」等)などと対応しており、これらの音楽ジャンルや用語をユーザが指定することで、対応するテンプレートを選択するようにしてもよい。
【0024】
なお、テンプレートは、ROM2や外部記憶装置4等に予め用意されたものでもよいし、ユーザが作成したものでもよい。或いは、サーバコンピュータ16等からダウンロードしたものでもよい。或いは、予め要されたものやダウンロードしたものをユーザが修正してもよい。また、コード進行選択ブロックA1及びパラメータ選択ブロックA3で選択/供給されるコード進行データベース及びメロディ生成用パラメータPMについては、互いに独立に両データの選択や供給ができるようにしてもよいし、予め両データをセットし(組み合せ)ておき、同時に選択可能とするように構成してもよい。
【0025】
調検出ブロックA4においては、ブロックA2で入力されたモチーフメロディMD(M)の調(=検出調)を検出する。ここで、検出手法は公知の技術が用いられる。なお、1つの調を決定するものに限らず、複数の調候補を検出し、これらの調候補の中から、何れかの調を、ユーザにより選択可能とするように構成してもよい。
【0026】
主音(根音)差検出ブロックA5では、ブロックA4にて検出された調(=検出調)の主音(根音)と特定調の主音(根音)との差DK=“特定調”−“検出調”を検出する。この検出調・特定調間の差DKを求めるには、例えば、ブロックA4で検出したモチーフの調が「Fメジャー調」であり、特定調が「Cメジャー調」であるとすると、「Fメジャー調」は、「Cメジャー調」から見て主音が“7半音下”であるので、検出される差DKは「−7」となる。なお、「Cメジャー調」から見て「Fメジャー調」は、主音が“5半音上”とも見ることもできるので、差DKを「+5」としてもよい。
【0027】
コード進行検出ブロックA6においては、ブロックA2で入力されたモチーフメロディMD(M)からコード進行が検出される。ここで、検出手法は公知の技術が用いられる。なお、1つのコード進行に決定するものに限らず、複数のコード進行候補を検出し、コード進行候補の中から何れかをユーザに選択させるようにしてもよい。
【0028】
調変換(移調)ブロックA7では、ブロックA1で選択された特定調のコード進行を、ブロックA5からの差分DKだけシフトし、検出調に変換(移調)する。例えば、上記のように、モチーフから検出された調が「Fメジャー」であり、コード進行の特定調が「Cメジャー」であるとすると、差分DKは7半音下(“−7”)となるから、コード進行を7半音下にシフトすると、コード進行は「Fメジャー調」になる。つまり、ブロックA1で選択された特定調のコード進行は、各コード根音を7半音下げる(“−7”する)ことで、「Fメジャー調」のコード進行に変換される。なお、この場合、上述のように根音差DKを「+5」とすることもできるので、特定調コード進行の根音を“+5”(5半音上げ)しても「Fメジャー調」のコード進行になる。
【0029】
コード進行差替えブロックA8では、ブロックA7で検出調に変換されたコード進行のうち、モチーフに対応する部分のコードを、ブロックA6で検出したモチーフコードと差し替える。つまり、ブロックA6で検出されたコードは、モチーフMD(M)のコードであるから、コード進行においてモチーフ区間に相当する部分のコードは、このブロックA8にて、モチーフコードと差し替えるのである。
【0030】
そして、前後コード差替えブロックA9では、必要に応じて、ブロックA8で差し替えられたモチーフ部分のコードに対して、その前後のコードのつながりをよくするため、当該前後コードを差し替えて修正する。このような前後コード差替えによって、ブロックA8で差し替えられたモチーフMD(M)のコードと、その前後のコード進行が自然に結合するようにすることができる〔この前後コード差替えについては、本出願人による別の特許出願(整理番号PA00−097)に詳細に記載されている。〕。なお、このような修正を行わない場合は、前後コード差替えブロックA9を省略してもよい。
【0031】
このようにして完成したブロックA9又はA8からのコード進行〔ブロックA9でモチーフ前後に修正された部分を含むコード進行、或いは、前後コードを修正しない場合は、ブロックA8でモチーフ部分を差し替えたままのコード進行〕CS(M)は、コード進行表示ブロックA10に示すように、必要に応じて、ディスプレイ12に表示するようにしてもよい。
【0032】
第1メロディ生成ブロックA11においては、ブロックA9(前後コードを修正しない場合は、ブロックA8)を経て完成したコード進行CS(M)、ブロックA1で入力されたモチーフMD(M)〔例えば、モチーフ部分と同一記号で表わされる楽節は、モチーフ部分の楽節をコピーするなどの処理に利用される。〕、及び、ブロックA3で選択されたメロディ生成用パラメータPMに基づいて、当該モチーフMD(M)の調(=検出調)にて、モチーフ以外の区間のメロディを生成する。
【0033】
例えば、メロディ生成用パラメータPMに含まれる楽節構成によって、モチーフ区間と同一楽節の区間〔例えば、“A”−“A’”−“B”−“A”(最初の“A”はモチーフ区間)で表わされる楽節構成の場合、最後の“A”〕は、モチーフ区間をそのままコピーする。モチーフ区間と同類楽節の区間〔同例の“A’”〕については、モチーフ区間の前半をコピーし、後半は、メロディ生成用パラメータPMに含まれるピッチ生成用パラメータ及びリズム生成用パラメータ並びにコード進行に基づいて、メロディを新規に生成する。また、モチーフ区間とは非同類楽節の区間〔同例の“B”〕については、メロディ生成用パラメータPM及びコード進行に基づいてメロディを新規に生成する。
【0034】
ここで、メロディの新規生成について一例により説明を加える。例えば、メロディ生成用パラメータPMに含まれるリズム生成データに基づいて、リズムデータベースから適合するリズムを選択する等により、リズムを生成する。次いで、リズムの重要打点(強拍、強拍に打点が無ければ、その近くの打点、音長の長い打点等)に、コード進行におけるコード構成音をランダムに割当て、その他の打点には、調の音階音又はその時点のアベイラブルノートスケール(AVailable Note Scales =ここでは、“AVNS”と略記する。)の音をランダムに割当てる。このとき、ダイナミクスや音域を考慮する。そして、最後に、音楽ルールを適用し、ルールにあわない音があれば修正するか、或いは、生成をやり直す。
【0035】
そして、最後に、第2メロディ生成ブロックA12において、ブロックA2で入力されたモチーフメロディMD(M)と、ブロックA11で生成したモチーフ以外のメロディを結合(マージ)し、1曲のメロディを完成させる。
【0036】
〔第2実施形態〕
図3及び図4は、この発明による第2実施形態のメロディ生成処理を機能的にブロック化して表わした機能的ブロック図を示す。第2実施形態に従う自動作曲システムでは、主として、特定調でメロディが生成され、その後、入力されたモチーフから検出される調(モチーフ調)に変換される。また、この実施形態による方法は、本出願人による特願平11−115555号で開示した「コード進行は特定調で記憶しておき調を指定すると特定調でメロディを生成して指定調に変換する」というメロディ生成方法と類似の手法を採っているが、指定した調ではなく、モチーフから検出したモチーフ調でメロディが生成される点で異なっている。
【0037】
この発明による第2実施形態の自動作曲システムを図3及び図4により端的に説明すると、特定調のコード進行を記憶したデータベースから所定のコード進行を選択し(B1)、モチーフMD(M)を所定の調で入力する(B2)と、入力されたモチーフMD(M)からモチーフ調が検出され(B4)、検出されたモチーフ調に基づいて、モチーフMD(M)は特定調MD(S)へと移調される(B5→B12)。そして、メロディ生成段(B14〜B16)において、選択された特定調のコード進行CS(S)及び特定調に移調後のモチーフMD(S)に基づいて、特定調におけるメロディが生成され(B14)、その後、モチーフ調のメロディに移調される(B15)。
【0038】
第2実施形態において、ブロックB1〜B6の機能は、それぞれ、第1実施形態(図2)のブロックA1〜A6の機能と、ほとんど相違しない。すなわち、コード進行データベースには、特定調(例えば、「Cメジャー」)のコード進行が記憶され、コード進行選択/供給ブロックB1で選択された所望のコード進行は、メロディ生成用パラメータ選択/供給ブロックB3で選択されたメロディ生成用パラメータPMとともに、メロディー生成に用いられる。モチーフ入力部分であるモチーフ入力ブロックB2からは、音符入力、鍵盤での入力、或いは、MIDIデータロードなどの方法でモチーフメロディMD(M)が入力される。このモチーフMD(M)は、ユーザによる任意の入力であるために、調やコードについては、ユーザーが望むものであり、特定はできない。そのために、機能ブロックB4にてモチーフMD(M)の調(=検出調)を検出し、この検出調の特定調からの差DK=“特定調”−“検出調”を機能ブロックB5で求める一方、機能ブロックB6にてモチーフMD(M)のコードを検出する。
【0039】
このように、機能ブロックB1〜B3において、コード進行、モチーフMD(M)及びメロディ生成用パラメータPMが、第1実施形態(A1〜A3)と同様に与えられ、機能ブロックB4〜B6において、検出調と特定調との差DK、モチーフのコード進行などが、第1実施形態(A4〜A6)と同様に求められると、機能ブロックB7〜B16では、これらの情報を用いて、以下のような処理が行われる。
【0040】
第1の調変換(移調)ブロックB7においては、機能ブロックB4で検出された差DKに応じて、機能ブロックB6で検出されたモチーフのコード進行を特定調のコード進行に変換(移調)する。モチーフにおいて、例えば、「Fメジャー調」のコード進行は、差DK(=“特定調”−“検出調”)が「−7」ならば、“+7”(=−DK=“検出調”−“特定調”)だけシフト(7半音上げ)して「Cメジャー調」にする。なお、この差DKは「+5」とも見ることもできるので、“−5”(5半音下げ)して「Cメジャー調」にしてもよい。
【0041】
コード進行差替えブロックB8では、ブロックB1から供給されたコード進行のうち、モチーフに対応する部分のコードを、ブロックB7で特定調に変換されたモチーフコードと差し替える。従って、ブロックB6でモチーフから検出されたコードは、第1の調変換(移調)ブロックB7で特定調に変換(移調)され、さらに、コード差替えブロックB8でコード進行におけるモチーフ区間のコードと差し替えられる。
【0042】
続く前後コード差替えブロックB9では、必要に応じて、ブロックB8で差し替えられたモチーフ部分のコードに対して、その前後のコードのつながりをよくするため、当該前後コードを差し替えて修正する〔詳細は本出願人による前記特許出願(整理番号PA00−097)を参照。なお、このような修正を行わない場合、ブロックB9は省略してもよい。〕。
【0043】
もし、ディスプレイ12上にコード進行を表示する場合は、モチーフ調(=検出調)での表示とするために、第2の調変換(移調)ブロックB10(図4)において、コード進行を特定調CS(S)からモチーフ調CS(M)にコード変換(移調)する。ブロックB10での移調処理は、コード進行表示の必要に応じて行われ、検出調と特定調との差DKを用いて、ブロックB8又はB9からの特定調に移調されたコード進行CS(S)を、ブロックB4で検出されたモチーフ調に変換するものである。そして、モチーフ調に変換されたコード進行CS(M)は、コード進行表示ブロックB11に示すように、ディスプレイ12に表示することができる。
【0044】
特定調でのメロディ一生成〔第1メロディ生成ブロックB14(図4)〕のために、上述のように、コード差替えブロックB8又はB9(図3)からは、モチーフ近傍部分のコードが差し替えられた特定調のコード進行CS(S)が得られる。一方、第3の調変換(移調)ブロックB12では、このメロディ一生成(B14)のために使うモチーフを得るのに、検出調のモチーフMD(M)が、ブロックB5で検出された差DKに応じて特定調MD(S)に変換(移調)される。このブロックB12における特定調のモチーフMD(S)への移調は、モチーフのコード進行の移調(B7)と同様にして行われる。
【0045】
さらに、第4の調変換(移調)ブロックB13においては、ブロックB3から供給されるメロディ生成用パラメータPMのうち、一部のパラメータ(ピッチ生成用パラメータ)を、検出された差分DKに応じて特定調用に変換し、特定調でのメロディ生成〔B14(図4)〕に適したメロディ生成用パラメータPM’を得る。ブロックB10におけるパラメータ変換には、例えば、「生成すべき音域」の変換がある。この「音域」パラメータは、メロディ生成処理(B14)の前に、予め、このブロックB13で特定調の音域に逆変換しておき、この範囲でメロディーを生成させるものである。なお、「音域」パラメータは、最後に〔第5の調変換(移調)ブロックB15で〕モチーフ調に変換することにより元の音域に戻すことができる。
【0046】
コード差替えブロックB8又はB9からの特定調のコード進行CS(S)、第3の調変換(移調)ブロックB12で特定調に変換されたモチーフMD(S)、並びに、第4の調変換(移調)ブロックB13で一部パラメータが特定調に変換されたメロディ生成パラメータPM’は、第1メロディ生成ブロックB14(図4)に供給される。その結果、第1メロディ生成ブロックB14では、これらのデータに基づいて、特定調(例えば、「Cメジャー調」)にてモチーフ以外の区間のメロディを生成する。このブロックB14での具体的なメロディ生成手法は、第1実施形態(図2)における第1メロディ生成ブロックA11での処理とほぼ同じである。
【0047】
ブロックB14で生成されたメロディーは特定調であるので、次の第5の調変換(移調)ブロックB15にて、入力したモチーフ調のメロディーに変換(移調)する。例えば、検出された差DK(=“特定調”−“検出調”)が「−7」ならば、各音高を“−7”(=DK)だけシフト(7半音下げ)する。また、差DKを「+5」と見た場合は“+5”する。また、前に例示した「音域」パラメータについては、ブロックB14にて、ブロックB13で特定調に変換された「音域」の範囲内でメロディが生成されると、生成されたメロディは、ブロックB15のモチーフ調への変換処理により、元の音域に戻る。
【0048】
そして、最後に、第2メロディ生成ブロックB16において、ブロックB2で入力されたモチーフメロディMD(M)とブロックB15からのモチーフ以外のメロディを結合(マージ)して1曲を完成させる。
【0049】
この第2実施形態の方法によると、第1メロディ生成ブロックB14におけるメロディ生成は、常に、同じ特定調にて行われるので、処理が非常に簡単になる、という特筆すべき技術的効果がある。例えば、音楽ルールを適用する際には、特定調のルールのみを考慮すればよい、AVNSを求める際にも特定調についてのみ演算すればよい、等々、処理が非常に簡単になるという特筆すべき技術的効果が得られる。
【0050】
〔種々の実施態様〕
以上、この発明のメロディ生成処理を第1及び第2実施形態に従って説明してきたが、メロディ生成のアルゴリズムは例示したものに限らない。例えば、モチーフの調に応じてコード進行を移調するか否かをユーザが選べるようにしてもよい。
【0051】
コード進行やメロディ生成パラメータについての特定調は、例示したCメジャーに限らない。また、メロディは、単旋律のものに限らず、複旋律のものを生成するようにしてもよい。さらに、伴奏パートの演奏を付加してもよく、例えば、伴奏スタイルデータを記憶し、この伴奏スタイルデータをコード進行に基づいて展開する方法をとる。この場合、伴奏パートを付加する構成には、公知の自動伴奏技術を利用することができる。
【0052】
なお、システムの形態については、パーソナルコンピュータ+アプリケーションソフトウェアや、電子楽器の形態に限らず、カラオケ装置や、ゲーム装置、携帯電話等の携帯型通信端末、自動演奏ピアノに適用してもよい。携帯型通信端末に適用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末とサーバとからなるシステム全体として所定の機能を実現するようにしてもよい。
【0053】
電子楽器の形態を取った場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDIや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するものであってもよい。通信インターフェース及び通信ネットワークは、有線のものに限らず無線でもよい。また双方を備えていてもよい。
【0054】
最後に、MIDIインターフェースに関連していうと、専用のMIDIインターフェースに限らず、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェースを用いて、MIDIインターフェースを構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明では、特定調のコード進行をデータベースに記憶しておき、このデータベースからコード進行を選択し、モチーフを所定の調で入力すると、入力されたモチーフから検出されたモチーフ調(検出調)に基づいてコード進行データをモチーフ調へと移調し、さらに、選択された特定調のコード進行及び特定調に移調後のモチーフに基づいて、特定調におけるメロディを生成した後、このメロディをモチーフ調へと移調するように構成している。
【0056】
従って、この発明によれば、データベースには特定調についてのコード進行を記憶するだけとし、特定調で主たるメロディ生成処理を行うので、データベースの容量を減らしつつ、簡単な処理手法で、モチーフの調にあった1曲のメロディを生成することができる。特に、メロディ生成処理については、常に、同じ特定調にて行われるので、音楽ルールを適用する際には特定調のルールのみを考慮すればよい、アベイラブルノートスケール(AVNS)を求める際にも、特定調についてのみ演算すればよい、等々、処理が非常に簡単になるという特筆すべき技術的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による自動作曲装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明による第1実施形態のメロディ生成処理の機能的ブロック図である。
【図3】図3は、この発明による第2実施形態のメロディ生成処理の機能的ブロック図の一部である。
【図4】図4は、この発明の第2実施形態によるメロディ生成処理の機能的ブロック図の他部である。
【符号の説明】
A1,B1 コード進行選択/供給ブロック、
A2,B2 モチーフ入力ブロック〔検出調〕、
MD(M) 入力されたモチーフメロディデータ〔検出調〕、
A3,B3 メロディ生成用パラメータ選択/供給ブロック、
PM 選択されたメロディ生成用パラメータ、
A4,B4 モチーフ調検出ブロック、
A5,B5 主音差検出ブロック、
DK 検出調の主音(根音)と特定調の主音(根音)との差、
A6,B6 モチーフコード検出ブロック、
A7 コード進行の検出調への変換(移調)ブロック、
B7 モチーフコードの特定調への変換(第1の移調)ブロック、
A8〔検出調〕,B8〔特定調〕 モチーフ部分コード差替えブロック、
A9〔検出調〕,B9〔特定調〕 モチーフ前後部分コード差替えブロック、
B10 コード進行の検出調への変換(第2の移調)ブロック、
A10,B11 コード進行表示ブロック、
B12 モチーフの特定調への変換(第3の移調)ブロック、
B13 一部のメロディ生成パラメータを特定調に変換する変換(第4の移調)ブロック、
PM’ 一部パラメータが特定調に移調されたメロディ生成パラメータ、
A11〔検出調〕,B14〔特定調〕 第1メロディ生成ブロック、
B15 モチーフ以外メロディの検出調への変換(第5の移調)ブロック、
A12,B16 第2メロディ生成ブロック。

Claims (5)

  1. モチーフメロディデータを入力するモチーフメロディデータ入力手段と、
    特定調のコード進行データを供給するコード進行データ供給手段と、
    入力されたモチーフメロディデータの調を検出する調検出手段と、
    検出された調と特定調との関係に応じて、入力されたモチーフメロディデータを特定調に移調する第1の移調手段と、
    移調されたモチーフメロディデータ及び供給されたコード進行データに基づいて、特定調におけるメロディデータを生成するメロディデータ生成手段と、
    生成されたメロディデータを検出された調に移調する第2の移調手段と
    を具備することを特徴とする自動作曲装置。
  2. さらに、
    前記モチーフメロディデータ入力手段により入力されたモチーフメロディデータからコードを検出するコード検出手段と、
    前記調検出手段により検出された調と特定調との関係に応じて、検出されたコードを特定調に移調する第3の移調手段と、
    コード進行データのうちモチーフメロディに対応する部分のコードを、移調されたコードに修正するコード修正手段と、
    修正されたコード進行データを、前記調検出手段により検出された調に移調して、当該調で表示するコード進行表示手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の自動作曲装置。
  3. さらに、
    メロディピッチ生成用データを供給する手段
    を具備し、
    前記メロディデータ生成手段は、移調されたモチーフメロディデータ、供給されたコード進行データ及び供給されたメロディピッチ生成用データに基づいて、検出された調におけるメロディデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動作曲装置。
  4. モチーフメロディデータ入力手段により、モチーフメロディデータを入力するステップと、
    コード進行データ供給手段により、特定調のコード進行データを供給するステップと、
    調検出手段により、入力されたモチーフメロディデータの調を検出するステップと、
    第1の移調手段により、検出された調と特定調との関係に応じて、入力されたモチーフメロディデータを特定調に移調するステップと、
    メロディデータ生成手段により、移調されたモチーフメロディデータ及び供給されたコード進行データに基づいて、特定調におけるメロディデータを生成するステップと、
    第2の移調手段により、生成されたメロディデータを検出された調に移調するステップと
    を備えることを特徴とする自動作曲方法。
  5. モチーフメロディデータを取得するステップと、
    特定調のコード進行データを取得するステップと、
    入力されたモチーフメロディデータの調を検出するステップと、
    検出された調と特定調との関係に応じて、取得されたモチーフメロディデータを特定調に移調するステップと、
    移調されたモチーフメロディデータ及び取得されたコード進行データに基づいて、特定調におけるメロディデータを生成するステップと、
    生成されたメロディデータを検出された調に移調するステップと
    から成る手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な自動作曲のための記録媒体。
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