JP3427413B2 - 自動編曲装置 - Google Patents

自動編曲装置

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JP3427413B2
JP3427413B2 JP06434193A JP6434193A JP3427413B2 JP 3427413 B2 JP3427413 B2 JP 3427413B2 JP 06434193 A JP06434193 A JP 06434193A JP 6434193 A JP6434193 A JP 6434193A JP 3427413 B2 JP3427413 B2 JP 3427413B2
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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作者により入力され
るアレンジ条件に基づいて、編曲しようとしている楽曲
の所定の演奏パートの演奏データを自動生成する自動編
曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、メロディとコード(和音)進
行に基づいて所定のパートの演奏データを自動生成する
自動編曲装置を作る試みがなされている。一方、従来の
自動伴奏装置においても、右鍵域でメロディ演奏を行
い、左鍵域でコードを入力して、メロディと和音に合っ
たベース演奏やコードバッキング演奏を行うので、これ
も、広い意味での自動編曲装置の一種である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】狭義の自動編曲装置に
おいては、メロディとコード進行を予め入力したものに
対して編曲を施してベースパートやコードバッキングパ
ートの演奏を得ようというものであり、先のメロディー
とコード進行が予めわかっている分、次に起こる展開を
考慮した高度な音楽的処理をする余地があると考えられ
る。しかしながら、現存する自動伴奏装置や自動編曲装
置にあっては、人間が編曲したものに比べて、はるかに
物足りないものにしかなっていない。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、編曲のための条件として技術的には曖昧な内容のも
のを許容するとともに、入力される条件を最大限利用し
て、従来に比べ音楽的価値の高い自動編曲を可能にしよ
うというものであり、また、編曲の手法を複数用意して
使い分けることで、高度な自動編曲を可能にしようと言
うものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1記載の自動編曲装置は、編
曲を施そうとする曲に関して、メロディデータとコード
進行データとを含む基礎データを入力する基礎データ入
力手段と、複数種類のアレンジ条件を各種類ごとに指定
するアレンジ条件指定手段と、前記アレンジ条件指定手
段で指定された各種類のアレンジ条件の組み合わせに基
づいてバッキングデータ生成アルゴリズムを決定するア
ルゴリズム決定手段と、前記決定したバッキングデータ
生成アルゴリズムに従って前記メロディデータに付与す
るバッキングデータを自動生成するバッキングデータ生
成手段であって、前記コード進行データを用いてバッキ
ングデータを自動生成するバッキングデータ生成手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2記載の自動編曲装
置は、請求項1記載の自動編曲装置であって、前記アレ
ンジ条件指定手段は、少なくともスタイル、強弱、曲感
のいずれかに関するアレンジ条件を指定することを特徴
とする。
【0007】また、本発明の請求項3記載の自動編曲装
置は、請求項1または請求項2記載の自動編曲装置であ
って、前記アレンジ条件に応じたリズムパターンデータ
を記憶するリズムパターンデータ記憶手段を備え、前記
アルゴリズム決定手段は、前記アレンジ条件指定手段で
指定された各種類のアレンジ条件の組み合わせに基づい
て、リズムバッキングデータ生成アルゴリズムまたはノ
ンリズムバッキングデータ生成アルゴリズムのいずれか
を決定するものであり、リズムバッキングデータ生成ア
ルゴリズムが決定した場合は、前記バッキングデータ生
成手段において、前記アレンジ条件に応じたリズムパタ
ーンデータ及び前記コード進行データを用いてバッキン
グデータを自動生成することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、編曲を施そうと
する曲の基礎となるパートのメロディデータとコード進
データが基礎データ入力手段によって予め入力され
る。また、例えばメロディック、リズミックといった曲
感を表す条件を含むアレンジ条件もアレンジ条件指定
段によって予め指定される。そして、バッキングデータ
生成アルゴリズムとして、例えば異なる曲感を表現する
のに適した複数のバッキングデータ生成アルゴリズムを
用意しておき、アルゴリズム決定手段が、アレンジ条件
指定手段で指定された各種類のアレンジ条件の組み合わ
せに基づいてバッキングデータ生成アルゴリズムを決定
する。そして、バッキングデータ生成手段が、前記コー
ド進行データを用いて、決定したバッキングデータ生成
アルゴリズムに従って前記メロディデータに付与するバ
ッキングデータを自動生成する。これによって基礎デー
メロディデータ以外のバッキングパートのバッキン
データであって、アレンジ条件に合ったバッキング
ータが生成される。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1と同様な作用効果が得られるとともに、少なくとも
スタイル、強弱、曲感のいずれかに関するアレンジ条件
に合ったバッキングデータが生成される。
【0012】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1と同様な作用効果が得られるとともに、リズムバッ
キングデータ生成アルゴリズムが決定した場合は、例え
ば演奏スタイルのリズム感を強調したバッキングデータ
を生成できる。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】図1は本発明実施例の自動編曲装置のブロッ
ク図である。CPU1はプログラムメモリ2に格納され
ている制御プログラムに基づいてワーキングメモリ3の
ワーキングエリアを使用して装置全体の制御を行い、自
動編曲モードでメロディデータとコード進行データを入
力してバッキングパートとベースパートをアレンジし、
これらの演奏情報に基づいて自動演奏モードで自動演奏
を行う。
【0016】すなわち、自動編曲モードと自動演奏モー
ドは入力装置4の操作で指定され、自動編曲モードで
は、例えば外部機器から入力装置4を介してメロディデ
ータとコード進行データを入力し、メロディデータをメ
ロディメモリ5に、コード進行データをコード進行メモ
リ6にそれぞれ記憶する。次に、入力装置4の操作で設
定されたアレンジ条件に基づいてバッキング種類テーブ
ルメモリ7を参照し、バッキングの種類をノンリズムバ
ッキングまたはリズムバッキングの何方かに決定する。
【0017】そして、メロディメモリ5とコード進行メ
モリ6にそれぞれ記憶されているメロディデータとコー
ド進行データ、および入力装置4で入力設定される楽曲
のスタイルに基づいて、決定したバッキングの種類に応
じたバッキングパートを生成するとともに、予め記憶さ
れているパターンデータをコード進行データで音高変換
してベースパートを生成し、バッキングパートをバッキ
ングパートメモリ8に、ベースパートをベースパートメ
モリ9にそれぞれ記憶する。なお、リズムバッキングの
場合には、リズムパターンメモリ12に記憶されている
リズムパターンに基づいてバッキングパートを生成す
る。
【0018】また、自動演奏モードでは、メロディデー
タ、コード進行データ、バッキングパートメモリ8に記
憶されているバッキングパートおよびベースメモリ9に
記憶されているベースパートの各演奏情報を自動演奏装
置10に出力し、自動演奏装置10で楽音信号を発生し
てサウンドシステム11で楽音を発生する。
【0019】バッキングパート種類テーブルメモリ7に
記憶されているバッキング種類テーブルは、例えば図2
に示したように、曲のスタイル(ジャズ、8ビート
等)、強弱(ピアニッシモ、ピアノ等)および曲の感じ
(メロディックまたはリズミック)の所定の組合せに対
応してノンリズムバッキングかリズムバッキングかが記
憶されており、入力装置4の操作により曲のスタイル、
強弱および曲の感じがアレンジ条件として入力される
と、このバッキング種類テーブルを参照して入力された
アレンジ条件に対応するバッキングの種類をノンリズム
バッキングまたはリズムバッキングに決定する。
【0020】図2ではジャズの場合のテーブル内容を詳
しく示しているが、この内容は各スタイルで実際によく
行われる編曲のし方に合わせて、それぞれ異なるように
作られている。なお、スタイルとはジャンルに似た概念
であってジャンルよりも、もっと音楽的に細かく分類し
たものである。
【0021】コード進行メモリ6に記憶されるコード進
行データは、例えば図3に示したように、和音の根音と
種類のコードがセットにされ、最初の和音以外はその根
音と種類の前に和音が始まるタイミングが記憶されてい
る。そして、ノンリズムバッキングのときには後の和音
のタイミングが前の和音のキーオフのタイミングとされ
る。なお、最初の和音のタイミングは“0”とされる。
【0022】リズムパターンメモリ12には、例えば図
4に示したようにリズムパターンのパターンデータがス
タイルに対応して複数種類記憶されている。各パターン
データは、タイミングのデータと音符コードまたは休符
コードが対になって1小節分記憶されており、小節の最
後にはエンドコードが記憶されている。なお、メロディ
データ、コード進行データあるいはリズムパターンにお
ける音符のタイミングや間隔等は、例えば四分音符を2
4クロックに対応させるなど所定のクロックを設定し、
このクロック値を時間情報として用いている。
【0023】図5は制御プログラムのメインルーチンの
フローチャート、図6〜図10はサブルーチンのフロー
チャートであり、各フローチャートに基づいて実施例の
動作を説明する。なお、以下の説明および各フローチャ
ートにおいて各レジスタ等を下記のラベルで表記し、そ
れらの内容は特に断らない限り同一のラベルで表す。
【0024】CHD(i):コード進行メモリの番号i
のレジスタ CC(i):コード進行の和音構成音の3音の所定のキ
ーコードのレジスタ NT(i):コード進行の和音構成音の3音の所定の音
のレジスタ BPM(i):バッキングパートメモリの番号iのレジ
スタ CP:コード進行メモリのポインタ BP:バッキングパートメモリのポインタ
【0025】電源の投入等によって図5のメインルーチ
ンの処理を開始すると、ステップS1で各レジスタのリ
セット等の初期設定を行い、ステップS2で入力装置4
の操作状態に応じてモード切り換えであるあ否かを判定
し、モード切り換えでなければステップS4に進み、モ
ード切り換えであればステップS3でモードフラグ等を
切り換えてモード設定を行ってステップS4に進む。
【0026】ステップS4では、モードフラグ等により
編集モードであるか否かを判定し、編集モードでなけれ
ばステップS5で自動演奏の処理を行ってステップS7
に進み、編集モードであればステップS6で図6の編集
処理を行ってステップS7に進み、ステップS7でその
他の処理を行ってステップS2に戻る。
【0027】図6の編集処理では、ステップS11でメ
ロディの入力と記憶を行い、ステップS12でコード進
行の入力と記憶を行い、さらに、ステップS13でアレ
ンジ条件の入力処理を行ってステップS14で図7のバ
ッキング生成処理を行う。そして、バッキング生成処理
が終了するとステップS15でベースパートの生成を行
ってメインルーチンに復帰する。なお、ベースパートの
生成では、Cメジャ等を基準にして予め記憶されている
ベースパートのパターン(タイミングとキーコード等)
をコード進行情報に基づいて音高変換し、ベースパート
メモリ9に記憶する。
【0028】図7のバッキング生成処理では、ステップ
S21でアレンジ条件に基づいてバッキング種類テーブ
ルを参照し、バッキングの種類をリズムバッキングかノ
ンリズムバッキングの何方かに決定する。そして、ステ
ップS22でリズムバッキングであるか否かを判定し、
リズムバッキングでなければステップS23で図8およ
び図9のノンリズムバッキングの処理を行って元のルー
チンに復帰し、リズムバッキングであればステップS2
4で図10のリズムバッキングの処理を行って元のルー
チンに復帰する。
【0029】図8のノンリズムバッキングの処理では、
ステップS31でCHD(0),CHD(1)の和音構
成音の3音を音域A3♯〜A4の音高(キーコード)に
変換し、この3音を低い順にCC(0)〜CC(3)に
格納する。次に、ステップS32で、i=0,1,2に
ついて、BPM(4i)に“0”を、BPM(4i+
1)にキーオンを、BPM(4i+2)にCC(i)
を、BPM(4i+3)にアレンジ条件の強弱に応じた
ベロシティのデータをそれぞれ格納してステップS33
に進む。
【0030】ステップS33では、コード進行メモリの
2番目の和音のタイミングを参照するためにポインタC
Pを“2”にセットするとともに、バッキングパートメ
モリに書き込んだデータの後にキーオフを書き込むため
にポインタBPを“12”とする。そして、ステップS
34で、i=0,1,2について、BPM(BP+3
i)にCHD(CP)を、BPM(BP+3i+1)に
キーオフを、BPM(BP+3i+2)にCC(i)を
それぞれ格納してステップS35に進む。これによっ
て、1番目の和音についてのバッキングパートのデータ
が2番目の和音の頭でキーオフとなるようにバッキング
パートメモリに書き込まれる。
【0031】次に、ステップS35で上記キーオフの後
に次のバッキングパートのデータを書き込むためにポイ
ンタBPを“9”増加させ、ステップS36でCHD
(CP+1)がエンドコードであるか否かを判定し、エ
ンドコードであればステップS37でBPM(BP)に
エンドコードを書き込んでもとのルーチンに復帰する。
ステップS36でエンドコードでない場合には曲の途中
であるので、図9のステップS38以降の処理を行って
ステップS34に戻りながら、2番目以降の和音につい
てのバッキングパートの生成を繰り返す。
【0032】図9のステップS38では、CHD(CP
+1),CHD(CP+2)の和音構成音の3音の音名
をNT(0)〜NT(2)に格納する。次に、ステップ
S39で、音域G3〜C5でCC(2)に最も近い音高
の音名をNT(0)〜NT(2)から検出して、検出し
た音名のキーコードをCC(2)にセットし、ステップ
S301で、残りのNT(j)から音域G3〜C5でC
C(0)に音高の近い方の音名を検出して、検出した音
名のキーコードをCC(0)にセットする。
【0033】さらに、ステップS302で残りのNT
(j)の音名をもつキーコードのうち音域G3〜C5で
CC(1)に最も近いキーコードを求め、求めたキーコ
ードをCC(1)にセットする。そして、ステップS3
03でCC(0)〜CC(2)のキーコードを低い順に
ソートしてCC(0)〜CC(2)に記憶してバッキン
グパートのキーコードを生成する。
【0034】次に、上記のように生成したキーコードを
ステップS304でバッキングパートのデータとしてバ
ッキングパートメモリに書き込む。すなわち、i=0,
1,2について、BPM(BP+4i)にCHD(C
P)(タイミング)を、BPM(BP+4i+1)にキ
ーオンのデータを、BPM(BP+4i+2)にCC
(i)を、BPM(BP+4i+3)にアレンジ条件の
強弱に応じたベロシティのデータをそれぞれ格納し、ス
テップS305で、バッキングパートメモリにキーオフ
のデータを書き込むためにポインタBPを“12”増加
させるとともに、コード進行メモリの次の和音のタイミ
ングを参照するためにポインタCPを“3”増加させ、
図8のステップS34に戻る。
【0035】図10のリズムバッキングの処理では、ス
テップS41でコード進行メモリのポインタCPをリセ
ットしてステップS42以降の処理を行い、ステップS
42で、リズムパターンメモリ12に記憶されているリ
ズムパターンのうちスタイルに応じたリズムパターンを
参照し、コード進行データのタイミングデータを参照し
てCHD(CP),CHD(CP+1)の和音の持続期
間を検出し、この期間内に相当するリズムパターンの各
音符のタイミングデータを読み出す。
【0036】次に、ステップS43で、各音符に対応し
てCHD(CP),CHD(CP+1)の和音構成音3
音からバッキングパートのキーコードをそれぞれ生成
し、ステップS44で、各音符のタイミングデータを曲
中の現在の和音の位置すなわち小節数に応じたタイミン
グデータに変換し、各音符についてタイミングデータ、
キーオン、キーコードおよびアレンジ条件の強弱に応じ
たベロシティのデータをそれぞれバッキングパートメモ
リ9に記憶する。
【0037】さらに、ステップS45で、上記各キーコ
ードに対応して音符の長さに応じてキーオフするタイミ
ングを求め、このキーオフのタイミング、キーオフのデ
ータおよびキーコードをそれぞれバッキングパートメモ
リに記憶し、ステップS46でポインタCPを“3”増
加させる。
【0038】そして、ステップS47でCHD(CP)
がエンドコードであるあか否かを判定し、エンドコード
でなければステップS42に戻って次の和音についての
処理を行い、エンドコードであればステップS48でバ
ッキングパートメモリ9にエンドコードを記憶して元の
ルーチンに復帰する。
【0039】以上のノンリズムバッキングおよびリズム
バッキングの処理では、生成される演奏データに違いが
ある。ノンリズムバッキングの処理では、コード進行の
コードが変更されるまでの同一コードの区間は、一つの
音符で持続的な演奏となるものが生成される。例えば、
コード進行が1小節に1つの和音であれば、全音符によ
る演奏データが生成される。また、4分の4拍子におい
て半小節でコードが変わっていく進行の場合には2分音
符による演奏データが生成される。このように、ノンリ
ズムバッキングでは、リズム感は強調されず、メロディ
アスなメロディをコード(和音)による和声感によって
補助するようなメロディックな曲感を表現するのに好適
な演奏データの生成手法であるといえるものである。
【0040】また、リズムバッキングの処理では、演奏
スタイル毎に最適なリズムタイミングを表現するリズム
パターンを用いて、その発音タイミングで、コード進行
やメロディに合った音高を選択して組み合わせて行くの
で、その演奏スタイルのリズム感を強調した演奏データ
が生成される。このように、演奏スタイル毎によっても
異なるが、リズミックな曲感を表現するのに好適な演奏
データの生成手法であると言えるものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、複数種類のアレンジ条件を各種類ごとに指
定し、指定された各種類のアレンジ条件の組み合わせに
基づいてバッキングデータ生成アルゴリズムを決定し、
決定したバッキングデータ生成アルゴリズムに従ってメ
ロディデータに付与するバッキングデータをコード進行
データを用いて自動生成するようにしたので、基礎デー
タのメロディデータ以外のバッキングパートのバッキン
グデータであって、アレンジ条件に合ったバッキングデ
ータを生成することができ、アレンジ条件を最大限利用
して、音楽的に高度な自動編曲を行うことができる。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1と同様な効果が得られるとともに、少なくともスタ
イル、強弱、曲感のいずれかに関するアレンジ条件に合
ったバッキングデータを生成することができる。
【0043】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または請求項2と同様な効果が得られるとともに、
リズムバッキングデータ生成アルゴリズムが決定した場
合は、例えば演奏スタイルのリズム感を強調したバッキ
ングデータを生成できる。
【0044】
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の自動編曲装置のブロック図であ
る。
【図2】実施例におけるバッキング種類テーブルの一例
を示す図である。
【図3】実施例におけるコード進行メモリのフォーマッ
トを示す図である。
【図4】実施例におけるリズムパターンメモリのフォー
マットを示す図である。
【図5】実施例におけるメインルーチンのフローチャー
トである。
【図6】実施例における編集処理のフローチャートであ
る。
【図7】実施例におけるバッキング生成処理のフローチ
ャートである。
【図8】実施例におけるノンリズムバッキングの処理の
フローチャートの一部である。
【図9】実施例におけるノンリズムバッキングの処理の
フローチャートの他一部である。
【図10】実施例におけるリズムバッキングの処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、4…入力装置、5…メロディメモリ、6…
コード進行メモリ、7…バッキング種類テーブルメモ
リ、8…バッキングパートメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/38 G10H 1/00 101 - 102

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編曲を施そうとする曲に関して、メロデ
    ィデータとコード進行データとを含む基礎データを入力
    する基礎データ入力手段と、複数種類の アレンジ条件を各種類ごとに指定するアレン
    ジ条件指定手段と、前記アレンジ条件指定手段で指定された各種類のアレン
    ジ条件の組み合わせに基づいてバッキングデータ生成ア
    ルゴリズムを決定するアルゴリズム決定手段と、 前記決定したバッキングデータ生成アルゴリズムに従っ
    て前記メロディデータに付与するバッキングデータを自
    動生成するバッキングデータ生成手段であって、前記コ
    ード進行データを用いてバッキングデータを自動生成す
    るバッキングデータ生成手段と、 を備えた ことを特徴とする自動編曲装置。
  2. 【請求項2】 前記アレンジ条件指定手段は、少なくと
    もスタイル、強弱、曲感のいずれかに関するアレンジ条
    件を指定することを特徴とする請求項1記載の自動編曲
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アレンジ条件に応じたリズムパター
    ンデータを記憶するリズムパターンデータ記憶手段を備
    え、 前記アルゴリズム決定手段は、前記アレンジ条件指定手
    段で指定された各種類のアレンジ条件の組み合わせに基
    づいて、リズムバッキングデータ生成アルゴリズムまた
    はノンリズムバッキングデータ生成アルゴリズムのいず
    れかを決定するものであり、 リズムバッキングデータ生成アルゴリズムが決定した場
    合は、前記バッキングデータ生成手段において、前記ア
    レンジ条件に応じたリズムパターンデータ及び前記コー
    ド進行データを用いてバッキングデータを自動生成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動編
    曲装置。
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