JP3525018B2 - アクティブマトリックス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリックス型液晶表示装置

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JP3525018B2
JP3525018B2 JP30538696A JP30538696A JP3525018B2 JP 3525018 B2 JP3525018 B2 JP 3525018B2 JP 30538696 A JP30538696 A JP 30538696A JP 30538696 A JP30538696 A JP 30538696A JP 3525018 B2 JP3525018 B2 JP 3525018B2
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賢 川畑
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクティブマト
リックス型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、アクティブマトリックス型
液晶表示装置は、2枚のガラス基板を対向させて固定
し、その間隙に液晶を封入した構造となっており、一方
のガラス基板に透明な共通電極が形成され、他方のガラ
ス基板には多数の透明な画素電極が行列状に形成される
と共に各画素電極に個別的に電圧を印加するための回路
が形成されている。
【0003】図10は、この種のアクティブマトリック
ス型液晶表示装置の一般的な構成を示すものであり、よ
り詳しくは同装置の上記画素電極の形成された側を見下
ろした平面図を表している。
【0004】このアクティブマトリックス型液晶表示装
置は、m行n列の画素行列PX(i,j)(i=1〜
m,j=1〜n)を有しており、その一部が図10に図
示されている。図中、縦横に配列された矩形が破線によ
って示されているが、これらは各々画素を表している。
【0005】各画素は、図示の通り、水平方向(列方
向)および垂直方向(行方向)に規則正しく配列されて
いるが、これらの画素の各列に対応しn本のデータ線D
j(j=1〜n)が形成され、さらに画素の各行に対応
しm本のゲート線Gi(i=1〜m)が形成されてい
る。ここで、各データ線Dj(j=1〜n)は、各画素
PX(i,j)(i=1〜m,j=1〜n)に信号電圧
を供給する線路である。また、ゲート線Gi(i=1〜
m)は、信号電圧の画素への書込みを行わせるためのゲ
ート電圧を各画素PX(i,j)(i=1〜m,j=1
〜n)に供給する線路である。
【0006】各画素PX(i,j)は、上述の画素電極
の他、TFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジス
タ)1を有している。このTFT1は、ソース端子がデ
ータ線Djに接続され、ゲート端子がゲート線Giに接
続され、ドレイン端子が画素電極に接続されている。こ
こで、画素電極は、上述した共通電極との間に液晶を挟
んでいる。図10における容量2は、この画素電極およ
び共通電極により挟まれた液晶容量を表すものである。
TFT1は、画素に対する書込みを行うか否か、すなわ
ち、データ線Djを介して供給される信号電圧をこの液
晶容量2に印加するか否かを切り換えるためのスイッチ
ング素子として機能する。
【0007】次にこのアクティブマトリックス型液晶表
示装置の動作について説明する。このアクティブマトリ
ックス型液晶表示装置では、m本のゲート線Gi(i=
1〜m)を順次走査し、一定のフィールド周期毎に1画
面の画像表示を行う。ここで、ゲート線を走査する方式
には、ノンインターレース方式とインターレース方式の
2種類がある。図11(a)および(b)は、m=48
0の場合を例に挙げ、これらの各方式における各ゲート
線の走査順序を示したものである。
【0008】ノンインターレース方式では、1フィール
ド周期を要して、図11(a)に例示するように480
本のゲート線G1〜G480に一定時間ずつゲート電圧
を順次印加してゆき、以後、フィールド周期が新たなも
のに切り換わる毎にこれと同じ動作を繰り返す。このよ
うな各ゲート線に対するゲート電圧の印加は、図示しな
いゲートドライバによって行われる。
【0009】各フィールド周期において、各ゲート線G
1〜G480には1回ずつゲート電圧が印加される。こ
こで、あるゲート線Giにゲート電圧が印加されたとす
ると、このゲート電圧は画素行列の第i行を構成するn
個の画素PX(i,j)(j=1〜n)の各TFT1の
ゲートに印加され、これらのTFT1が導通状態とされ
る。また、このゲート線Giに対するゲート電圧の印加
が行われる期間、図示しないデータドライバによりn本
のデータ線Dj(j=1〜n)にn画素分の信号電圧が
各々出力される。これらのn画素分の信号電圧は、導通
状態となった上記の各TFT1を介すことにより各画素
PX(i,j)(j=1〜n)の液晶容量2に各々印加
される。この結果、n個の画素PX(i,j)(j=1
〜n)により水平走査線1本分の線画像の表示が行われ
ることとなる。このようなゲート電圧および信号電圧の
印加が画素行列の第1行から第480行までについて行
われ、これにより1画面分の画像の表示が行われる。
【0010】これに対し、インターレース方式では、図
11(b)に例示するように、あるフィールド周期にお
いて例えば奇数番目のゲート線G1,G3,G5,…G
479にゲート電圧を印加したときは、次のフィールド
周期では偶数番目のゲート線G2,G4,G6,…G4
80にゲート電圧を印加する、という具合に各フィール
ド周期間で異なったゲート線の走査を行い、2フィール
ド周期を要して1画面分の画像表示を行う動作を繰り返
す。
【0011】このインターレース方式の場合、2フィー
ルド周期に1回の割合で1本のゲート線Giに対するゲ
ート電圧の印加を行えばよいので、消費電力を節約する
ことができるという利点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のアクティブマトリックス型液晶表示装置は、画素行
列を構成する各列毎にデータ線を有しているため、1行
当たりの画素数が多い場合には、それに応じてデータド
ライバを多数使用する必要が生じる。しかしながら、こ
のデータドライバは比較的高価な部品であるため、これ
を多数使用したのでは装置全体が高価なものとなってし
まう。例えば列方向の画素数が1920、行方向の画素
数が480であるVGA対応の液晶表示パネルは、19
20本のデータ線と480本のゲート線を有している。
240個の出力端子を有するデータドライバおよびゲー
トドライバを用い、上記従来技術によりこの液晶表示パ
ネルを構成するものとすると、データドライバを列方向
に沿って8個設け、ゲートドライバを行方向に沿って2
個設ける必要がある。このように8個ものデータドライ
バを使用すると、液晶表示パネルが高価なものとなって
しまうのである。
【0013】また、上述した従来の技術は、表示エリア
の小さい液晶表示パネルを構成することが困難であると
いう問題を有していた。すなわち、液晶表示パネルの額
縁部分であるデータ配線端子部には、上記の各データ線
に信号電圧を供給するための多数の端子が設けられてい
るが、表示エリアの小さな液晶表示パネルにおいてはこ
のデータ配線端子部を小型化する必要がある。そして、
このデータ配線端子部の小型化を行うためには、上記各
データ線に対応した端子のピッチを狭くする必要がある
が、従来技術による液晶表示パネルはデータ線の本数が
多いため、この狭ピッチ化の要求が極めて厳しいものに
なってしまう。このため、データ配線端子部の製作が難
しくなり、歩留りの低下等の問題を引き起こすのであ
る。
【0014】この発明は、以上の事情に鑑みてなされた
ものであり、従来に比して少ない本数のデータ線により
各画素の駆動を行い得るアクティブマトリックス型液晶
表示装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶駆動用の
画素電極およびゲート電圧が与えられることにより信号
電圧を前記画素電極に伝達するスイッチング素子を各々
有するm×n個の画素からなる画素行列と、それぞれm
対の画素から構成されたn/2個の画素群のそれぞれに
接続されて各対毎に信号電圧を供給するn/2本のデー
タ線と、各々前記n/2本のデータ線と直交するように
形成され、各々前記対をなす画素のいずれか一方からな
るn/2個の画素にゲート電圧を供給するm本の第1の
ゲート線と、各々前記第1のゲート線と対をなし、か
つ、平行に形成され、各々前記対をなす画素のいずれか
他方からなるn/2個の画素にゲート電圧を供給するm
本の第2のゲート線と、を具備することを特徴とするア
クティブマトリックス型液晶表示装置を要旨とする。
【0016】かかる発明によれば、n/2本のデータ線
が各々1本当たり2m画素の画素群へ信号電圧を供給す
る。また、m本の第1のゲート線へのゲート電圧の印加
により、これらのm×n個の画素群の半分の画素に信号
電圧の書込みが行われ、m本の第2のゲート線へのゲー
ト電圧の印加により、これらの残りの半分の画素に信号
電圧の書込みが行われる。本発明によれば、データ線の
本数が従来の半分に減るため、高価なデータドライバの
個数を半減することができる。
【0017】本発明は、前記第1および第2のゲート線
が交互に並んで形成され、かつ、前記第1および第2の
ゲート線の各対は、各々の第1のゲート線と第2のゲー
ト線が1画素を隔てて対向するように形成されてなるこ
とを特徴とするアクティブマトリックス型液晶表示装置
を要旨とする。
【0018】かかる発明によれば、第1および第2のゲ
ート線のレイアウトが容易であり、また、これらの各ゲ
ート線からその内側の各画素への信号配線のレイアウト
が容易であるという利点がある。
【0019】さらに本発明は、前記n/2本のデータ線
は、各データ線間に各々m対の画素からなる画素群を挟
むように形成され、各々の両側の各画素に前記信号電圧
を供給するものであり、前記第1および第2のゲート線
の各対は、各々の第1および第2のゲート線が前記各デ
ータ線間を交互に分担し、各データ線間の各画素に前記
ゲート電圧を供給するものであり、かつ、隣接する各対
間では第1および第2のゲート線が異なったデータ線間
を分担することを特徴とするアクティブマトリックス型
液晶表示装置を要旨とする。
【0020】かかる発明によれば、第1および第2のゲ
ート線の各対間の各画素群においては、常にn/2個の
画素による表示が行われ、各データ線間の各画素群にお
いては常にm/2個の画素による表示が行われる。従っ
て、ラインクローリングの問題が生じにくい。
【0021】さらにまた本発明は、前記n/2本のデー
タ線は、各データ線間に各々m対の画素からなる画素群
を挟むように形成され、各々の両側の各画素に前記信号
電圧を供給するものであり、前記第1および第2のゲー
ト線の各対は、各々の第1および第2のゲート線が前記
各データ線間を交互に分担し、各データ線間の各画素に
前記ゲート電圧を供給するものであり、前記画素行列に
おける各画素は、前記画素電極に一方の電極が接続され
た蓄積容量を有し、前記画素行列における各画素の境界
部のうち前記データ線の形成されていない境界部には前
記データ線と平行に蓄積容量線が形成され、前記蓄積容
量の他方の電極が該蓄積容量線に接続されてなることを
特徴とするアクティブマトリックス型液晶表示装置を要
旨とする。
【0022】かかる発明によれば、各画素電極に蓄積容
量が接続されているため、各画素の信号電圧を保持する
能力を高くすることができる。また、各蓄積容量線に
は、その両側の各蓄積容量から2画素分の書込み電流が
流れる。従って、隣接したデータ線に対しては逆極性の
信号電圧が印加されるように、各データ線に対する信号
電圧の出力を行うことにより、各蓄積容量線に流れる書
込み電流を相殺し、書込み不足の発生を防止することが
できる。
【0023】また本発明は、フィールド周期が切り換わ
る毎に、前記m本の第1のゲート線に前記ゲート電圧を
順次供給する動作と、前記m本の第2のゲート線に前記
ゲート電圧を順次供給する動作とを交互に繰り返す走査
手段を具備することを特徴とするアクティブマトリック
ス型液晶表示装置を要旨とする。
【0024】かかる発明によれば、2フィールド周期を
要して画素行列の全画素への信号電圧の書込みが行われ
る。従って、信号電圧の書込みに伴う消費電力を低減す
ることができる。
【0025】さらに本発明は、各フィールド周期におい
てm個の出力端子からゲート電圧を順次出力するゲート
ドライバと、前記フィールド周期が切り換わる毎に、前
記ゲートドライバのm個の出力端子から順次出力される
ゲート電圧を前記m本の第1のゲート線に順次供給する
動作と、前記ゲートドライバのm個の出力端子から順次
出力されるゲート電圧を前記第2のゲート線に順次供給
する動作とを交互に繰り返すデマルチプレクサとを具備
し、前記デマルチプレクサおよび前記画素行列を共通の
製造工程により製造してなることを特徴とするアクティ
ブマトリックス型液晶表示装置を要旨とする。
【0026】かかる発明によれば、上記請求項6に係る
発明と同様な作用効果が得られる。また、デマルチプレ
クサを設けたことによりゲートドライバの個数を半減す
ることができる。また、デマルチプレクサおよび画素行
列を共通の製造工程により製造するので、製造コストの
増加を招くことなく実施することができる。
【0027】さらにまた本発明は、第1のスタートパル
スを順次シフトし、各ステージの出力信号を前記ゲート
電圧として前記m本の第1のゲート線に供給する第1の
シフトレジスタと、第2のスタートパルスを順次シフト
し、各ステージの出力信号を前記ゲート電圧として前記
m本の第2のゲート線に供給する第2のシフトレジスタ
とを具備し、前記第1および第2のシフトレジスタ並び
に前記画素行列を共通の製造工程により製造してなるこ
とを特徴とするアクティブマトリックス型液晶表示装置
を要旨とする。
【0028】かかる発明によれば、上記と同様な作用効
果が得られる。また、第1および第2のシフトレジスタ
を設けたことによりゲートドライバの外付けが不要にな
る。また、各シフトレジスタおよび画素行列を共通の製
造工程により製造するので、製造コストの増加を招くこ
となく実施することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。
【0030】A.第1の実施形態 図1は、この発明の第1の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
前掲図10と同様、破線表示の各矩形は画素行列PX
(i,j)(i=1〜m,j=1〜n)を構成する個々
の画素を表している。
【0031】前掲図10のアクティブマトリックス型液
晶表示装置は、画素行列PX(i,j)(i=1〜m,
j=1〜n)の各列毎に1本ずつデータ線Djを有して
おり、かつ、各行毎に1本ずつゲート線Gjを有してい
た。
【0032】これに対し、本実施形態に係るアクティブ
マトリックス型液晶表示装置では、画素行列PX(i,
j)(i=1〜m,j=1〜n)を各々2列ずつに区切
るようにn/2本のデータ線が形成されており、各デー
タ線は各々の両側の2m個の画素のTFT1のソース端
子に接続されている。図1ではこれらのうち3本のデー
タ線Dj−2,Dj,Dj+2が例示されている。
【0033】また、画素行列PX(i,j)(i=1〜
m,j=1〜n)の各行については、各行を構成するn
個の画素を両側から挟むように第1のゲート線GAi
(i=1〜m)および第2のゲート線GBi(i=1〜
m)が各々形成されている。各行を構成するn個の画素
は、上記のn/2本のデータ線によって区切られ、各デ
ータ線間には画素が2個ずつ挟まれた状態となっている
が、第1および第2の各ゲート線はこれらの各データ線
間を交互に分担し、各データ線間の2画素のTFT1へ
のゲート電圧の供給を行う。また、各行に設けられた第
1および第2のゲート線は、隣接した各行間で異なった
データ線間を分担し、各データ線間の画素のTFT1へ
のゲート電圧の供給を行っている。
【0034】例えば第i行に着目すると、データ線Dj
−2およびDj間の2個の画素PX(i,j−1),P
X(i,j)に対しては第2のゲート線GBiによりゲ
ート電圧の供給が行われ、その隣りのデータ線Djおよ
びDj+2間に挟まれた2個の画素PX(i,j+
1),PX(i,j+2)に対しては第1のゲート線G
Aiによりゲート電圧の供給が行われる。
【0035】一方、第i行の隣りの第i−1行において
は、データ線Dj−2およびDj間の2個の画素に対し
ては第1のゲート線GAi−1によりゲート電圧の供給
が行われ、その隣りのデータ線DjおよびDj+2間に
挟まれた2個の画素に対しては第2のゲート線GBi−
1によりゲート電圧の供給が行われるのである。第i+
1行についても同様である。
【0036】次に本実施形態の動作について説明する。
本実施形態では、第1および第2の各ゲート線を各フィ
ールド周期間で交互に走査するインターレース方式の走
査により、2フィールド周期を要して1画面分の画像表
示が行われる。すなわち、例えば奇数フィールド周期に
おいては、第1のゲート線GAi(i=1〜m)に一定
時間ずつゲート電圧が順次印加される。また、各ゲート
線にゲート電圧が印加される期間、n/2本のデータ線
を介し、各ゲート線に接続されたn/2個の画素に信号
電圧が各々出力される。すなわち、図1に示す例では、
ゲート線GAiにゲート電圧が印加されている期間、デ
ータ線Dj−2,Dj,Dj+2を介し、ゲート線GA
iに接続された画素PX(i,j−2),PX(i,j
+1),PX(i,j+2)に信号電圧が各々供給され
るのである。この結果、奇数フィールド周期において
は、m行n列の各画素のうちゲート線GA(i)(i=
1〜n)に接続された半分の画素に信号電圧の書込が行
われる。
【0037】そして、次の偶数フィールド周期において
は、第2のゲート線GBi(i=1〜m)に一定時間ず
つゲート電圧が順次印加される。また、各ゲート線への
ゲート電圧の印加が行われる期間、n/2本のデータ線
を介し、各ゲート線に接続されたn/2個の画素に信号
電圧が印加される。この結果、偶数フィールド周期にお
いては、ゲート線GB(i)(i=1〜n)に接続され
た他の半分の画素に対する信号電圧の書込が行われる。
【0038】このように本実施形態によれば、2フィー
ルド周期を要して1画面分の信号電圧がm行n列の全画
素に書き込まれるため、1画面分の画像が完全な形で表
示される。
【0039】以上、本実施形態の構成および動作につい
て説明したが、本実施形態の効果を列挙すると次の通り
である。 (1)データ線の本数が、従来の半分になる。従って、
データドライバの個数を減らすことができ、装置全体の
価格を低減することができる。例えば列方向の画素数が
1920、行方向の画素数が480であるVGA対応の
液晶表示パネルを構成する場合、データ線の本数が96
0本で済む。従って、例えば240個の出力端子を有す
るデータドライバを列方向に沿って4個設けるのみでよ
く、データドライバの個数を半分に減らすことができ、
装置の低価格化が可能となる。なお、本実施形態の場
合、1行当たり2本のゲート線を使用するので、VGA
対応の液晶表示パネルの場合はゲート線が960本とな
り、ゲートドライバを4個使用することとなる(従来は
2個)。しかしながら、高価なデータドライバの個数が
半分になり、かつ、総部品点数が少なくなるので、結
局、装置全体としての価格は安くなるのである。
【0040】(2)データ線の本数が従来の半分で済む
ため、表示エリアが小さい液晶表示パネルを構成する場
合においても、データ配線端子部の狭ピッチ化に関する
要求が厳しいものとはならない。
【0041】(3)上述した従来のアクティブマトリッ
クス型液晶表示装置では、各フィールド周期においてn
本のデータ線を駆動したが、本実施形態では各フィール
ド周期においてn/2本のデータ線しか駆動しない。こ
のため、本実施形態では、各データドライバの駆動周波
数を従来の半分にすることができる。また、上述のよう
にデータドライバの個数が従来の半分になる。従って、
全データドライバの消費電力は従来の約1/4に低減さ
れることとなる。なお、本実施形態では、ゲート線の本
数が従来の2倍になるため、ゲートドライバの必要個数
が増えることとなる。しかしながら、ゲートドライバの
駆動周波数は、データドライバの駆動周波数に比べて極
めて低いため、ゲートドライバの増加に起因した全消費
電力の増加分は僅かであり、結局、装置の全消費電力は
大幅に低減されることとなる。
【0042】(4)本実施形態においては、n/2本の
データ線により区切られた各区間を第1および第2のゲ
ート線が交互に分担し、各区間内の画素へのゲート電圧
の供給を行い、かつ、隣接する各行間では第1および第
2のゲート線が異なった区間を分担するようにしている
ので、奇数フィールド周期であるか偶数フィールド周期
であるかに拘らず、常に全ての行においてn/2個の画
素による表示が行われ、かつ、全ての列においてm/2
の画素による表示が行われる。従って、目障りな縦縞あ
るいは横縞が画面に現れるラインクローリングが生じ難
いという利点がある。
【0043】B.第2〜第4の実施形態 図2〜図4はこの発明の第2〜第4の実施形態の構成を
各々示すものである。これらの各実施形態における各ゲ
ート線と各画素との具体的な接続関係は上記第1の実施
形態において示したものとは異なっている。しかし、い
ずれの実施形態も、n/2本のデータ線が各々2列ずつ
分担して信号電圧の供給を行う点並びに各行毎に第1お
よび第2のゲート線がn/2個ずつ画素を分担してゲー
ト電圧の供給を行う点において、上記第1の実施形態と
変るところはない。これらの各実施形態は、本発明にお
ける各ゲート線と各画素の接続関係が上記第1の実施形
態に限定されず種々の変形があり得ることを明らかにす
るため、その具体例として示したものである。これらの
各実施形態においても、上記第1の実施形態において挙
げた効果(1)〜(3)と同様のものが得られる。な
お、ラインクローリングの防止効果に関しては、上記第
1の実施形態あるいは第3の実施形態(図3)が最良で
あり、第2の実施形態(図2)および第4の実施形態
(図4)は他に比べて縦縞が現れ易いという欠点があ
る。
【0044】C.第5の実施形態 コントラストを高め、かつ、クロストークを低減し、画
質を高めるためには、各画素の信号電圧を保持する能力
を高めるのが効果的である。このため、アクティブマト
リックス型液晶表示装置においては、各画素電極に対し
蓄積容量を各々接続した構成がよく採られる。
【0045】本実施形態は、上記第1の実施形態におい
て示した構成に改良を加え、各画素電極に蓄積容量を接
続したものである。本実施形態の構成を図5に示す。こ
の図に示すように、各画素PX(i,j)(i=1〜
m,j=1〜n)には、蓄積容量3が各々形成されてお
り、これらの蓄積容量3の一方の電極が各画素の画素電
極(すなわち、液晶容量2の一方の電極)に接続されて
いる。また、各画素PX(i,j)(i=1〜m,j=
1〜n)は、n/2本のデータ線(図5ではこれらのう
ちの3本のデータ線Dj−2,Dj,Dj+2を図示)
によって2列ずつに区切られているが、これらのデータ
線の形成されてない各画素間の境界領域にデータ線と平
行にCs線(蓄積容量線)が各々形成されている。各画
素の蓄積容量3の他方の電極は、これらのCs線を介す
ることにより図示しない基準電源に接続されている。
【0046】本実施形態によれば、このようにして各画
素電極に接続された蓄積容量3により各画素の信号電圧
の保持能力が高められるため、高コントラスト化および
クロストークの低減という効果が得られる。また、本実
施形態によれば、2列の画素列で1本のCs線を共用す
る構成となっているため、ゲート線の本数が従来の2倍
になったとしても、開口率の低下を招くことはない。本
願発明者は、従来のアクティブマトリックス型液晶表示
装置に対し本実施形態に係る構造を適用した場合の効果
を確認するため、デザインルールを変えないで本実施形
態に係る構造のもののレイアウト設計を試行してみた。
この結果、従来と同程度の開口率が得られた。
【0047】さて、本実施形態のように各画素電極に蓄
積容量3を接続すると、各画素への信号電圧の書込み時
に書込み電流がCs線に流れる。従って、Cs線の配線
抵抗が高い場合には、この配線抵抗に起因した書込み不
足が生じる場合がある。これはコントラストの低下、ク
ロストークの増大等の画質低下の原因となる。このよう
な不具合を防止するための手段として、Cs線の幅を広
くし、配線抵抗を低下させることも考えられるが、開口
率の低下を招くため好ましくない。
【0048】そこで、本実施形態では、その構造上、常
に各Cs線に2画素分の書込み電流が流れるという第1
の実施形態の特徴を活かし、これらの書込み電流を相殺
し各Cs配線の電圧降下を低減する手段を講じている。
さらに詳述すると、本実施形態では、図示しないデータ
ドライバがn/2本のデータ線に信号電圧を各々印加す
る際、隣接する2本のデータ線に対し常に逆極性の信号
電圧が印加されるように各信号電圧を出力する。すなわ
ち、あるフィールド周期において例えばゲート線GBi
にゲート電圧が印加されるものとすると、このときデー
タ線Dj−2には例えば正の信号電圧を印加し、これと
隣接するデータ線Djには負の信号電圧を印加するので
ある。このような逆極性の信号電圧の印加を行う結果、
データ線Dj−2およびDjの間のCs線には、これら
の各信号電圧に対応した書込み電流が流れることとなる
が、これらの各書込み電流は相殺することとなる。この
ため、Cs線には僅かな電流しか流れず、書込み不足の
問題は生じないのである。
【0049】以上、第1の実施形態(図1)に蓄積容量
およびCs線の付加を行う場合を例に説明したが、第4
の実施形態(図4)に蓄積容量およびCs線の付加を行
ってもよい。この第4の実施形態も、第1の実施形態と
同様、2本のデータ線間に挟まれた2画素に同時に書込
み電流が流れる構成となっているため、本実施形態(第
5の実施形態)と同様の構成を採った場合に各Cs線に
おいて各書込み電流を相殺することができるからであ
る。
【0050】D.第6の実施形態 図6(a)および(b)はこの発明の第6の実施形態で
あるアクティブマトリックス型液晶表示装置の構成を示
すものであり、図6(a)は同装置の平面図、図6
(b)は図6(a)のa−a’線視断面図である。これ
らの各図において、10はTFT基板であり、画素電
極、TFT、蓄積容量、データ線およびゲート線からな
るTFTマトリックス部11が形成されている。なお、
このTFTマトリックス部11については、既に第1〜
第5の実施形態として説明したものと同様の構成のもの
を採用すればよい。従って、ここでの重複した説明は省
略する。また、20は対向基板であり、各画素電極と対
向する共通電極が形成されている。これらのTFT基板
10および対向基板20は一定の間隙を隔てて対向して
おり、その間隙には液晶が封入されている。また、3
0,30はゲートドライバ、40,40,…はデータド
ライバであり、各々240本の出力端子を有している。
【0051】このアクティブマトリックス型液晶表示装
置は、列方向の画素数が1920、行方向の画素数が4
80であるVGA対応の液晶表示パネルである。従っ
て、TFTマトリックス部11は960本のデータ線と
960本のゲート線とを有している。
【0052】そして、960本のデータ線を駆動するた
め、TFT基板10には4個のデータドライバ40が4
個外付けされている。一方、ゲート線は960本あるた
め、本来ならば4個のゲートドライバ30が必要とされ
るところであるが、本実施形態ではTFT基板10上に
デマルチプレクサ部12を設けることでゲートドライバ
30の個数を半分の2個にしている。
【0053】このデマルチプレクサ部12は、TFT基
板10上にTFTおよび信号配線を形成してなるもので
あるが、TFT基板上10上にTFTマトリックス部1
1を形成する際に同時に形成される。従って、このデマ
ルチプレクサ部12をTFT基板10上に形成するため
に新たな製造工程を追加する必要はない。
【0054】図7はデマルチプレクサ部12の回路構成
を示すものである。図7に示すように、デマルチプレク
サ部12は、インバータ120と480個のデマルチプ
レクサDMPX1〜DMPX480とにより構成されて
いる。各デマルチプレクサは、各々TFTによる4個の
トランスファゲート121〜124を有している。トラ
ンスファーゲート121および124の各ゲートには、
図示しない制御回路から切換信号Vselectが供給
される。また、トランスファーゲート122および12
3の各ゲートには、切換信号Vselectをインバー
タ120によって反転した信号が供給される。
【0055】次に本実施形態の動作を説明する。各フィ
ールド周期において、デマルチプレクサDMPX1〜D
MPX480の各入力端子には、図6(a)(b)にお
ける2個のゲートドライバ30から得られる480個の
出力信号SR1〜SR480が順次供給される。また、
フィールド周期が切り換わる毎に切換信号Vselec
tのレベルが反転される。この結果、デマルチプレクサ
部12では以下の動作が行われる。なお、以下の例では
各トランスファーゲート121〜124はnチャネルの
TFTにより構成されているものとする。
【0056】まず、例えば奇数フィールド周期において
切換信号Vselectがハイレベルとなったとする
と、各デマルチプレクサDMPX1〜DMPX480で
は、トランスファーゲート121および124がオン状
態、トランスファーゲート122および123がオフ状
態となる。
【0057】従って、この奇数フィールド周期において
ゲートドライバから順次出力される出力信号SR1〜S
R480は、デマルチプレクサDMPX1〜DMPX4
80の各トランスファーゲート121を介し、480本
の第1のゲート線GA1〜GA480に順次印加され
る。この間、第2のゲート線GB1〜GB480に対し
ては、デマルチプレクサDMPX1〜DMPX480の
各トランスファーゲート124を介し、ローレベルの基
準電圧Vg−lowが印加される。従って、この間、T
FTマトリックス部11において第2のゲート線に接続
された全てのTFTはオフ状態とされる。
【0058】次に偶数フィールド周期に切り換わり、各
切換信号Vselectがローレベルとなったとする
と、各デマルチプレクサDMPX1〜DMPX480で
は、トランスファーゲート122および123がオン状
態、トランスファーゲート121および124がオフ状
態となる。
【0059】従って、この偶数フィールド周期において
ゲートドライバから順次出力される出力信号SR1〜S
R480は、デマルチプレクサDMPX1〜DMPX4
80の各トランスファーゲート123を介し、第2のゲ
ート線GB1〜GB480に順次印加される。この間、
第1のゲート線GA1〜GA480に対しては、デマル
チプレクサDMPX1〜DMPX480の各トランスフ
ァーゲート122を介し、ローレベルの基準電圧Vg−
lowが印加される。
【0060】このように奇数フィールド周期においては
第1のゲート線、偶数フィールド周期においては第2の
ゲート線という具合に、ゲートドライバの出力信号の供
給先を各フィールド周期間で切り換えるインターレース
が行われるため、ゲートドライバの個数を半分に減らす
ことができるのである。
【0061】E.第7の実施形態 図8(a)および(b)はこの発明の第7の実施形態で
あるアクティブマトリックス型液晶表示装置の構成を示
すものであり、図8(a)は同装置の平面図、図8
(b)は図8(a)のb−b’線視断面図である。
【0062】上述の第6の実施形態では、TFT基板1
0上にデマルチプレクサ部12を形成することで、ゲー
トドライバ30の個数の半減化を図った。本実施形態で
は、このデマルチプレクサ部12に代えて、シフトレジ
スタ部13をTFT基板10上に形成することで、外付
けのゲートドライバ30を一切不要にした。
【0063】シフトレジスタ部13の回路構成を図9に
示す。このシフトレジスタ部13も、上記第6の実施形
態におけるデマルチプレクサ部12と同様、TFT基板
10にTFTマトリックス部11を形成する際に同時に
形成されるものである。
【0064】図9に示すように、シフトレジスタ部13
は、480個のレジスタ部REG1〜REG480をカ
スケード接続してなるものである。これらのレジスタ部
は、各々、トランスファーゲート131A、インバータ
132A、トランスファーゲート133Aおよびインバ
ータ134Aからなる第1のフリップフロップと、トラ
ンスファーゲート131B、インバータ132B、トラ
ンスファーゲート133Bおよびインバータ134Bか
らなる第2のフリップフロップにより構成されている。
各レジスタ部REG1〜REG480の第1のフリップ
フロップの出力端(すなわち、インバータ134Aの出
力端)は、TFTマトリックス部11の第1のゲート線
GA1〜GA480に各々接続されている。一方、各レ
ジスタ部REG1〜REG480の第2のフリップフロ
ップの出力端(すなわち、インバータ134Bの出力
端)は、TFTマトリックス部11の第2のゲート線G
B1〜GB480に各々接続されている。
【0065】次に本実施形態の動作を説明する。このシ
フトレジスタ部13には、2相のクロックCK1および
CK2が供給される。これらのうち第1相のクロックC
K1は、各レジスタ部のトランスファーゲート131A
および131Bに供給され、第2相のクロックCK2
は、各レジスタ部のトランスファーゲート133Aおよ
び133Bに供給される。
【0066】また、奇数フィールド周期では、その開始
時点において第1段目のレジスタ部REG1の第1のフ
リップフロップにスタートパルスSPAが供給される。
このため、奇数フィールド周期では、カスケード接続さ
れた各レジスタ部の第1のフリップフロップ間をスター
トパルスSPAが順次シフトしてゆく。この結果、各レ
ジスタ部の第1のフリップフロップの出力端(すなわ
ち、各レジスタ部のインバータ134Aの出力端)から
スタートパルスSPAに相当するゲート電圧が順次出力
され、第1のゲート線GA1〜GA480に順次印加さ
れる。
【0067】なお、奇数フィールド周期では、各レジス
タ部の第2のフリップフロップ間でもシフト動作が行わ
れるが、第1段目のレジスタ部REG1の第2のフリッ
プフロップにはローレベルの信号が与えられる。従っ
て、奇数フィールド周期では、第2のゲート線GB1〜
GB480はローレベルに固定される。
【0068】次に、偶数フィールド周期では、その開始
時点において第1段目のレジスタ部REG1の第2のフ
リップフロップにスタートパルスSPBが供給される。
このため、偶数フィールド周期では、各レジスタ部の第
2のフリップフロップ間をスタートパルスSPBが順次
シフトしてゆく。この結果、各レジスタ部の第2のフリ
ップフロップの出力端(すなわち、各レジスタ部のイン
バータ134Bの出力端)からスタートパルスSPBに
相当するゲート電圧が順次出力され、第2のゲート線G
B1〜GB480に順次印加される。
【0069】なお、偶数フィールド周期では、各レジス
タ部の第1のフリップフロップ間でもシフト動作が行わ
れるが、第1段目のレジスタ部REG1の第1のフリッ
プフロップにはローレベルの信号が与えられるため、第
1のゲート線GA1〜GA480はローレベルに固定さ
れる。
【0070】このように本実施形態によれば、TFT基
板10上に形成したシフトレジスタ部13により、TF
Tマトリックス部11の第1および第2のゲート線のイ
ンターレース駆動が行われるため、ゲートドライバを外
付けする必要がなく、部品点数を減らし、装置の小型化
および低価格化を図ることができる。
【0071】なお、以上のような構成のシフトレジスタ
部13を設ける代わりに、480段のシフトレジスタと
上記第6の実施形態におけるデマルチプレクサ部12を
組合せたものをTFT基板10上に形成してもよい。こ
の場合においても、上記第7の実施形態と同様な効果が
得られる。
【0072】以上、本発明の各実施形態について説明し
た。なお、各実施形態では、説明の便宜のため、列の並
び方向(画面水平方向)にデータ線が並び、行の並び方
向(画面垂直方向)にゲート線が並んだアクティブマト
リックス型液晶表示装置を例に説明したが、データ線お
よびゲート線と行および列の並び方向との関係はこれに
固定されるものではない。本発明の主題事項は、データ
線とゲート線のレイアウトにあるのである。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるアク
ティブマトリックス型液晶表示装置によれば、データ線
の本数が従来の半分になるので、必要なデータドライバ
の数が少なくて済み、装置の価格を下げ、かつ、装置の
消費電力を低減することができ、また、表示エリアの小
さなものを構成する場合においてもデータ配線端子部の
狭ピッチ化に関する要求が厳しいものとならないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
【図2】この発明の第2の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
【図3】この発明の第3の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
【図4】この発明の第4の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
【図5】この発明の第5の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
【図6】この発明の第6の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す図である。
【図7】同実施形態におけるデマルチプレクサ部の構成
を示す回路図である。
【図8】この発明の第7の実施形態であるアクティブマ
トリックス型液晶表示装置の構成を示す図である。
【図9】同実施形態におけるシフトレジスタ部の構成を
示す回路図である。
【図10】従来のアクティブマトリックス型液晶表示装
置の構成を示す平面図である。
【図11】アクティブマトリックス型液晶表示装置のゲ
ート線の走査手順を示す図である。
【符号の説明】
PX(i,j) 画素 Dj データ線 Gi ゲート線 1 TFT 2 液晶容量 3 蓄積容量 Cs 蓄積容量線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−265045(JP,A) 特開 平6−148680(JP,A) 特開 平2−42420(JP,A) 特開 昭61−20091(JP,A) 特開 昭64−84297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1343 G02F 1/1368 G02F 1/133 550 G09G 3/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m×nマトリックス形態の画素を定義す
    るために、n/2個のデータ線を配列し、前記データ線
    と垂直な方向にm個の第1ゲート線とm個の第2ゲート
    線を順次に配列して隣接した二つのデータ線と隣接した
    第1ゲート線及び第2ゲート線の間に二つの画素を配列
    し、データ線の両側の画素は該当データ線の信号によっ
    て制御され、同一行で任意のデータ線に接続される画素
    のうち、 lが自然数であるとき、k=2×l−1、及びk=2×
    lで表されるk番目の画素が、 1)lが奇数のときは、それぞれ第1ゲート線と第2ゲ
    ート線に接続され、lが偶数のときは、それぞれ第2ゲ
    ート線と第1ゲート線に接続されているか、あるいは、 2)lが奇数のときは、それぞれ第2ゲート線と第1ゲ
    ート線に接続され、lが偶数のときは、それぞれ第1ゲ
    ート線と第2ゲート線に接続されている ことを特徴とす
    るアクティブマトリックス型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 j番目の列において、列方向に並んだ画
    素電極は、第1ゲート線及び第2ゲート線に交互に接続
    されることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマ
    トリックス型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記各画素に対応して蓄積容量を設け、
    前記隣接するデータ線内の隣接する画素間に前記データ
    線と平行に蓄積容量線を配設し、前記蓄積容量の一方の
    電極が該蓄積容量に対応する前記画素に接続されている
    ことを特徴とする請求項1またはに記載のアクティブ
    マトリックス型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 フィールド周期が切り換る毎に、前記画
    素を挟んで配したゲート線のうちの一方のゲート線にゲ
    ート電圧を順次供給する動作と、前記画素を挟んで配し
    たゲート線のうちの他方のゲート線にゲート電圧を順次
    供給する動作とを交互に繰り返す走査手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリック
    ス型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 各フィールド周期において出力端子から
    ゲート電圧を順次出力するゲートドライバと、 前記フィールド周期が切り替わる毎に、前記ゲートドラ
    イバの出力端子から順次出力されるゲート電圧を前記画
    素を挟んで配したゲート線のうちの一方のゲート線に順
    次供給する動作と、前記ゲートドライバの出力端子から
    順次出力されるゲート電圧を前記画素を挟んで配したゲ
    ート線のうちの他方のゲート線に順次供給する動作とを
    交互に繰り返すデマルチプレクサとを具備し、 前記デマルチプレクサ及び前記画素を共通の製造工程に
    より製造してなることを特徴とする請求項1に記載のア
    クティブマトリックス型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 第1のスタートパルスを順次シフトし、
    各ステージの出力信号をゲート電圧として前記画素を挟
    んで配したゲート線のうちの一方のゲート線に供給する
    第1シフトレジスタと、 第2のスタートパルスを順次シフトし、各ステージの出
    力信号をゲート電圧として前記画素を挟んで配したゲー
    ト線のうちの他方のゲート線に供給する第2のシフトレ
    ジスタとを具備し、 前記第1及び第2のシフトレジスタ並びに前記画素を共
    通の製造工程により製造してなることを特徴とする請求
    項1に記載のアクティブマトリックス型液晶表示装置。
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