JP3521926B2 - インフレーションフィルム成形装置 - Google Patents

インフレーションフィルム成形装置

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JP3521926B2
JP3521926B2 JP00766893A JP766893A JP3521926B2 JP 3521926 B2 JP3521926 B2 JP 3521926B2 JP 00766893 A JP00766893 A JP 00766893A JP 766893 A JP766893 A JP 766893A JP 3521926 B2 JP3521926 B2 JP 3521926B2
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/911Cooling
    • B29C48/9115Cooling of hollow articles
    • B29C48/912Cooling of hollow articles of tubular films
    • B29C48/913Cooling of hollow articles of tubular films externally
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインフレーションフィル
ム成形装置に関する。詳しくは、溶融張力が4.1g以
上の樹脂で、ブロー比が3.0〜4.0で、引取速度が
100m/min 以上の成形に適したインフレーションフ
ィルム成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のインフレーションフィルム成形
装置は多数出願され、公開、公告されている。その1例
として特公昭64−7576号公報がある。これを図3
に示す。同図において、1はスクリュー型の樹脂押出し
機であり、2は円筒状の外側ダイ2aと内側ダイ2bと
よりなる環状の成形ダイで、その外側ダイ2aと内側ダ
イ2bとのすき間が樹脂の通路となっており、該通路に
前記押出し機1からの樹脂が押し込まれるようになって
いる。
【0003】また、環状ダイ2の上部には、該環状ダイ
から押し出されたバブルBの内側から空気を吹き付ける
内部風冷リング3が設けられ、これに対向してバブルの
外側周囲から空気を吹き付ける二重の吹き出し口4,
4′を有する外部風冷リング5が設けられている。また
該外部風冷リング5の上方で且つバブルのフロストライ
ンLの下方に空気吹き出し口6を有する二次冷却用外部
風冷リング7が設けられ、さらに該二次冷却用外部風冷
リング7と前記外部風冷リング5との中間にバブルを囲
んで規制リング8が設けられている。
【0004】また、バブルBの内側には排気筒9が設け
られ、バブルのフロストラインの上方にはバブルの振れ
を止める振れ止め部材10とロール式安定板11が設け
られ、その上方にピンチロール12が設けられて構成さ
れている。
【0005】そして押出し機1から押し出された樹脂は
環状ダイ2を通ってチューブ状の樹脂、即ちバブルBと
なる。このバブルBは、内部風冷リング3及び外部風冷
リング5,7から吹き出される空気によってチューブ状
を保ち、垂直上方に向かって移動し、ピンチローラ12
によって引き取られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインフレー
ションフィルム成形装置では、溶融張力が4.1g以上
の樹脂で、ブロー比が3.0〜4.0で、引取速度を1
00m/min 以上にしようとすると次のような不具合が
生じるため、成形不可能、あるいは良好な成形品が得ら
れなかった。 (1)成形安定性が悪くなる。 (2)成形品フィルムに方向性が生じて縦に裂けやすく
なる。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、溶融張
力が4.1g以上の樹脂で、ブロー比が3.0〜4.0
で、引取速度が100m/min 以上の成形に適したイン
フレーションフィルム成形装置を実現することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインフレーショ
ンフィルムの成形装置に於いては、環状樹脂吐出口を有
する押出し成形ダイの上で、且つ前記環状樹脂吐出口よ
り内側に設けられ、前記環状樹脂吐出口より押し出され
るバブルに対し、その内側からガスを吹き付ける吹き出
し口を有する強制内部風冷リングと、前記押出し成形ダ
イの上で且つ前記環状樹脂吐出口の外側に設けられ、前
記バブルに対し、その周囲からガスを吹き付ける吹き出
し口を有する第1の強制外部風冷リングと、前記第1の
強制外部風冷リングの上部で且つ前記環状樹脂吐出口と
同心に設けられた直径の異なる複数個の整流筒を有する
第1のバブル安定装置と、前記第1のバブル安定装置の
上方に設けられ、前期バブルの外周にガスを吹き付ける
吹き出し口を有する第2の強制外部風冷リングと、前記
第2の強制外部風冷リングの上部で且つ前記環状樹脂吐
出口と同心に配置された直径及び高さの異なる複数の整
流筒からなる第2のバブル安定装置とを具備したインフ
レーションフィルム成形装置において、 前記第1のバブ
ル安定装置における複数の整流筒の高さは外側のものほ
ど高くなっており、各整流筒間にはそれぞれバブル支持
用エア室が形成され、それぞれのエア室はバブル側が開
放され、さらに最内側のバブル支持用のエア室にはエア
室外周より所定寸法内側で且つバブルの引取方向に対し
て平行方向に大気吸引口が設けられ、最内側以外の整流
筒の下部の所定領域にはそれぞれ連通用の小穴が設けら
れていることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】また、それに加えて、前記第2の強制外部
風冷リングと第2のバブル安定装置とが一体に結合さ
れ、前記環状樹脂吐出口からの高さを調節可能に設けら
れていることを特徴とする。また、それに加えて、前記
第2の強制外部風冷リングにおける冷風の吹き出し方向
は、バブル引取方向と同方向であり且つその角度は0
乃至バブルの中心方向に傾く45度の範囲内であること
を特徴とする。
【0012】また、それに加えて、前記第2の強制外部
風冷リングにおける冷風吹き出し口をその上端で形成す
るバブル側の垂直な側壁は前記第1のバブル安定装置
における最外側の整流筒の外側に配設され、且つ、整流
筒を兼ねることを特徴としている。またそれに加えて、
前記第2のバブル安定装置の上端部とバブルのフロスト
ラインとの中間にバブル径規制装置配置しことを特
徴としている。
【0013】この構成を採ることにより、溶融張力が
4.1g以上の樹脂で、ブロー比が3.0〜4.0で、
引取速度が100m/min 以上の成形に適したインフレ
ーションフィルム成形装置が得られる。
【0014】
【作用】請求項1に記載された発明においては、成形ダ
イの環状樹脂吐出口から押し出されたバブルの内外面は
強制内部風冷リングと第1の強制外部風冷リングにおけ
る下部冷風吹き出し口から吹き出される冷風により内外
から冷却され、縦延伸される。次いでこの第1強制外部
風冷リングにおける上部冷風吹き出し口から第1のバブ
ル安定装置に至る間においてバブルは更に縦延伸された
後、この第1のバブル安定装置により、バブル外周面は
安定よく大気圧により支持された状態で二軸(縦横)延
伸される。この場合、第1のバブル安定装置の複数の整
流筒はバブルのバタ付きをなくして安定性を良好にす
る。
【0015】請求項2に記載された発明においては、第
1のバブル安定装置の複数の整流筒の高さを外側のもの
ほど高くしてあり、最内側のバブル支持用エア室は前記
第1の強制外部風冷リング上方に設けられ、この外周部
に外気吸引口が設けられており、また最内側以外のエア
室の境界壁をなす整流筒同士はその下部で小穴を介して
相互に連通していることにより、第1強制外部風冷リン
グより吹き出すバブルに沿って上昇する気流によって最
内側のバブル支持用エア室部分は負圧となり、バブルを
吸引して外方に膨張させるとともに、この最内側のバブ
ル支持エア室は外気吸引口より外気を吸引し、バブルを
適度に支持し、更にその上方の数個のバブル支持エア室
によって二軸延伸するバブルをその外周面から支持する
ため、その延伸は波打ちを行わずに安定して行われる。
【0016】請求項3に記載された発明においては、第
2の強制外部風冷リングと、第2のバブル安定装置を設
けたことにより、前記二軸延伸されたバブルはこの第2
の強制外部風冷リングで冷却された後、第2のバブル安
定装置により所定のブロー比になる状態でその外部から
空気流により支持され、上方に牽引され引き取られる。
【0017】請求項4に記載された発明においては、第
2の強制外部風冷リングと第2のバブル安定装置を一体
に結合して上下に調節可能としたことにより、バブルの
延伸角度を変更するとき、又はフロストラインの高さを
調節するときに、その高さを調節してバブルの延伸角度
又はフロストラインの高さを変更することができる。
【0018】請求項5に記載の発明においては、前記第
2の強制外部風冷リングにおいて、バブルの軸線に対す
る冷風の上向き吹き出し角度を0度乃至内向き45度と
することにより、第2の強制外部風冷リングと第2のバ
ブル安定装置の作用を適切にすることができる。
【0019】請求項6に記載の発明においては、前記第
2の強制外部風冷リングにおける冷風吹き出し口をその
上端で形成するバブル側の壁を垂直な壁とすることによ
りバブルを安定させる整流筒の役目を兼ねさせることが
できる。
【0020】請求項7に記載の発明においては、第2の
バブル安定装置の上方で且つフロストラインより下方に
バブル径規制装置を配置したことにより、第2のバブル
安定装置を出たバブルの直径をこの規正装置により規正
することができる。
【0021】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例を示す図であ
り、図1はインフレーションフィルム成形装置全体の断
面図、図2は図1の要部拡大図である。両図において、
20は環状の樹脂吐出口21を有する押出成形ダイであ
り、その内側上方に該ダイ20の環状吐出口21から押
し出されてくるバブルBに対して内部からガス(冷却さ
れた空気)を吹きつける吹き出し口22を有する強制内
部風冷リング23が配置されている。
【0022】また、前記ダイ20の外側上方には、前記
内部風冷リング23と対向して上下に冷風吹き出し口2
4,25を有する第1の強制外部風冷リング26が配置
されている。この外部風冷リング26の更に上方には第
2の強制外部風冷リング27が配備されている。この第
1の強制外部風冷リング26と第2の強制外部風冷リン
グ27の間には第1のバブル安定装置28として直径及
び高さの異なる複数の整流筒29a,29b,29cが
前記環状樹脂吐出口21と同心に配置されている。
【0023】また、前記第2の強制外部風冷リング27
の上部には、第2のバブル安定装置30として直径及び
高さの異なる複数の整流筒31a,31bが前記環状樹
脂吐出口21と同心に配置されている。そして第1のバ
ブル安定装置28の隣接する整流筒29a,29b,2
9c間にはそれぞれバブル支持用のエア室32が、第2
のバブル安定装置30の隣接する整流筒31a,31b
間にはバブル支持用のエア室33が形成されている。
【0024】この第2の強制外部風冷リング27と第2
のバブル安定装置30とは1体に結合され、枠34を介
して第1の強制外部風冷リング26のケース上面に設け
られた固定ねじ棒35に螺合するナット36,37の操
作で前記ダイ20の環状樹脂吐出口21からの高さを調
節可能となっている。
【0025】また、前記第1のバブル安定装置28にお
ける複数の整流筒29a,29b,29cの高さは外側
のものほど高くしてあり、最内側のバブル支持用のエア
室32aは前記第1の強制外部風冷リングにおける上部
吹き出し口25の上方に形成され、その外周部に大気吸
引口38が形成されている。このエア室32aはバブル
に面する部分が開口部39となっている。また前記最内
側のエア室32a以外のエア室32は、その境界壁をな
す整流筒29b,29cの下部にそれぞれ設けられた小
穴40を介して相互に連通している。
【0026】更に、前記第2の強制風冷リング27にお
ける前記バブルBの軸線に対する冷風の上向き吹き出し
角度は図示のものでは内向きに45度としてあるが、0
〜45度の範囲内で適宜の角度を選ぶことが好ましい。
また前記第2の強制風冷リング27における風冷吹き出
し口41をその上端で形成するバブルB側の垂直な側壁
42は前記第1のバブル安定装置28の最外側の整流筒
29cの更に外側の整流筒を兼ねている。
【0027】また、第2のバブル安定装置30の上方
で、且つバブルBのフロストラインより下方にバブル径
規制用のバブル規制装置43が設けられている。なお図
1における符号44はスクリュー型樹脂押出し装置、4
5は空気送入口、46は排気筒、47はピンチローラで
ある。
【0028】このように構成された本実施例の作用を次
に説明する。樹脂押出装置44によってダイ20の環状
樹脂吐出口21から押し出されたバブルBの内外面は内
部風冷リング23と第1の強制外部風冷リング26の下
部冷風吹き出し口24から吹き出される冷風により内外
から冷却され、縦延伸される。
【0029】次いで、この第1の強制外部風冷リング2
6の上部冷風吹き出し口25から第1のバブル安定装置
28に至る間においてバブルBは更に縦延伸された後、
この第1のバブル安定装置28によりバブル外周面は安
定よく大気圧により支持された状態で高速の二軸(縦
横)の延伸が行われる。
【0030】この二軸延伸されたバブルBは、第1のバ
ブル安定装置28の上部において、第2の強制外部風冷
リング27により冷却された後、第2のバブル安定装置
30により所定ブロー比になる状態でその外部から空気
流により支持され、この第2のバブル安定装置30を出
た後に、溶融張力が4.1g以上の、たとえばLLDP
E樹脂を3.0〜4.0のブロー比で100m/min 以
上でインフレーション成形することができる。
【0031】更に、前記第1と第2のバブル安定装置2
8,30の間に第2の強制外部風冷リング27を配置し
たことにより、バブル周面を安定良く支持でき、この第
2の強制外部風冷リングから多量の冷風をバブル外面に
吹き出して冷却することによりバブルの振動を余り生ぜ
ずにバブルの透明性を上げることができる。
【0032】なお、前記のバブルBの延伸角度を変更す
る時、及びフロストラインLの高さを調整する時には、
前記第2の強制風冷リング27及び第2のバブル安定装
置30の高さをナット36,37により上下に調整して
行うことができる。
【0033】また、第1のバブル安定装置28における
複数の整流筒29a,29b,29cの高さは外側のも
のほど高くしてあり、最内側のバブル支持用のエア室3
2aは第1の強制外部風冷リング26の上方に形成さ
れ、この外周部に大気吸引口38が形成してあり、最内
側以外のエア室32は、その境界壁をなす整流筒29
b,29cの下部に設けられた小穴40で連通している
ため、第1強制外部風冷リング26より吹き出すバブル
Bに沿って上昇する気流によって最内側のバブル支持用
エア室部分は負圧となり、バブルBを吸引して外方に膨
張させるとともに、この最内側のバブル支持エア室32
aには大気吸引口38より外気を吸引し、バブルBを適
度に支持し、更にその上方の数個のバブル支持エア室3
2,33によって二軸延伸するバブルBをその外周面か
ら支持し、その延伸を波打ちすることなく行うことがで
きる。さらにバブルBは第2のバブル安定装置30の上
方に配置されたバブル径規制装置43によりその径を規
制され上方へ牽引される。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、第1のバブル安定装置
の上部において、第2の強制外部風冷リングで二軸延伸
されたバブルを冷却した後、第2のバブル安定装置でそ
の外部から空気流で支持することで、この第2のバブル
安定装置を出た後に、溶融張力が4.1g以上の樹脂を
3.0〜4.0のブロー比で100m/min 以上でイン
フレーション成形を行うことができる。また、第2の強
制外部風冷リング及び第2のバブル安定装置を上下に位
置調節可能としたことにより、始動時にバブルを手で引
き出すような場合などに邪魔にならない位置に移動させ
ておくことができ、操作性の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略全体図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】従来のインフレーションフィルム成形装置の1
例を示す図である。
【符号の説明】
20…押出し成形ダイ 21…樹脂吐出口 23…内部風冷リング 24,25…吹き出し口 26…第1の強制外部風冷リング 27…第2の強制外部風冷リング 28…第1のバブル安定装置 29a,29b,29c,31a,31b…整流筒 30…第2のバブル安定装置 32,32a,33…エア室 38…大気吸引口 39…開口部 40…小穴 41…冷風吹き出し口 43…バブル径規制装置 44…樹脂押出し装置 46…排気筒 47…ピンチローラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−106321(JP,A) 特開 平3−202337(JP,A) 特開 平6−91752(JP,A) 特開 平6−122150(JP,A) 特開 平8−34053(JP,A) 特開 昭47−32067(JP,A) 特開 昭50−117859(JP,A) 特開 昭53−8658(JP,A) 特開 昭55−154126(JP,A) 特開 昭57−173131(JP,A) 特開 昭58−74322(JP,A) 特開 昭58−81128(JP,A) 特開 昭58−119824(JP,A) 特開 昭58−219021(JP,A) 特開 昭59−16721(JP,A) 特開 昭59−71825(JP,A) 特開 昭59−89123(JP,A) 特開 昭61−235128(JP,A) 特開 昭61−235129(JP,A) 特開 昭63−51124(JP,A) 特開 昭64−71729(JP,A) 実開 平6−17925(JP,U) 実開 昭58−92023(JP,U) 実開 昭58−101715(JP,U) 実開 昭58−101716(JP,U) 実開 昭58−104616(JP,U) 実開 昭59−15517(JP,U) 実開 昭63−75320(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 55/00 - 55/30 B29C 47/00 - 47/96

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状樹脂吐出口を有する押出し成形ダイ
    の上で、且つ前記環状樹脂吐出口より内側に設けられ、
    前記環状樹脂吐出口より押し出されるバブルに対し、そ
    の内側からガスを吹き付ける吹き出し口を有する強制内
    部風冷リングと、 前記押出し成形ダイの上で且つ前記環状樹脂吐出口の外
    側に設けられ、前記バブルに対し、その周囲からガスを
    吹き付ける吹き出し口を有する第1の強制外部風冷リン
    グと、 前記第1の強制外部風冷リングの上部で且つ前記環状樹
    脂吐出口と同心に設けられた直径の異なる複数個の整流
    筒を有する第1のバブル安定装置と、前記第1のバブル安定装置の上方に設けられ 、前記バブ
    ルの外周にガスを吹き付ける吹き出し口を有する第2の
    強制外部風冷リングと、 前記第2の強制外部風冷リングの上部で且つ前記環状樹
    脂吐出口と同心に配置された直径及び高さの異なる複数
    の整流筒からなる第2のバブル安定装置とを具備したイ
    ンフレーションフィルム成形装置において、 前記第1のバブル安定装置における複数の整流筒の高さ
    は外側のものほど高くなっており、各整流筒間にはそれ
    ぞれバブル支持用エア室が形成され、それぞれのエア室
    はバブル側が開放され、さらに最内側のバブル支持用の
    エア室にはエア室外周より所定寸法内側で且つバブルの
    引取方向に対して平行方向に大気吸引口が設けられ、最
    内側以外の整流筒の下部の所定領域にはそれぞれ連通用
    の小穴が設けられていることを特徴とするインフレーシ
    ョンフィルム成形装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の強制外部風冷リングと第2の
    バブル安定装置とが一体に結合され、前記環状樹脂吐出
    口からの高さを調節可能に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載したインフレーションフィルム成形
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の強制外部風冷リングにおける
    冷風の吹き出し方向は、バブル引取方向と同方向であり
    且つその角度は0度乃至バブルの中心方向に傾く45度
    の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載したイ
    ンフレーションフィルム成形装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の強制外部風冷リングにおける
    冷風吹き出し口をそ の上端で形成するバブル側の垂直な
    側壁は、前記第1のバブル安定装置における最外側の整
    流筒の外側に配設され、且つ、整流筒を兼ねることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載した
    インフレーションフィルム成形装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のバブル安定装置の上端部とバ
    ブルのフロストラインとの中間にバブル径規制装置を配
    置したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    一項に記載したインフレーションフィルム成形装置。
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