JP3520497B2 - ビス穴隠し - Google Patents
ビス穴隠しInfo
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- JP3520497B2 JP3520497B2 JP36411098A JP36411098A JP3520497B2 JP 3520497 B2 JP3520497 B2 JP 3520497B2 JP 36411098 A JP36411098 A JP 36411098A JP 36411098 A JP36411098 A JP 36411098A JP 3520497 B2 JP3520497 B2 JP 3520497B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front surface
- hole
- screw hole
- hook
- back surface
- Prior art date
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシ形材のビス
挿通用の穴に装着されるビス穴隠しに関する。 【０００２】 【従来の技術】実開昭５５−３１９２６号公報に示す第
１のビス穴隠しが知られている。このビス穴隠しは、首
上部と首部と首下部を備え、首上部を円弧形状で弾性変
形可能とし、サッシ用形材のビス挿通用の穴に首下部を
押し込んで首上部と首下部でサッシ形材の穴周縁を狭持
するものである。 【０００３】実公昭５８−４７２９７号公報に示す第２
のビス穴隠しが知られている。このビス穴隠しは、盤状
部と筒部を有し、この筒部の拡大段部と盤状部との間を
テーパ面とした形状で、サッシ用形材のビス挿通用の穴
に筒部を押し込んでテーパ面と盤状部でサッシ用形材の
穴周縁を狭持するものである。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】前述の第１のビス穴隠
しは首上部がサッシ形材の厚さに応じて湾曲変形するの
で、厚さの異なるサッシ形材に装着することができる。
しかし、この第１のビス穴隠しは首上部が円弧形状であ
るから、サッシ形材の表面から首上部が大きく円弧状に
突出し、見栄えは悪い。特に、厚さの大きい（厚い）サ
ッシ形材に装着した時には首上部の突出寸法が大きい。 【０００５】前述の第２のビス穴隠しも厚さの異なるサ
ッシ形材に装着できるが、筒部のテーパ面が穴の周縁に
接するだけであるから、接触面積が小さく穴から抜け易
い。 【０００６】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたビス穴隠しを提供することを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明は、表面部１と、
この表面部１の裏面１ａに略円筒状に一体的に設けた表
面部１の中心を境として対向した複数の一対のフック部
を備え、前記複数の一対のフック部には表面部１の裏面
１ａと対向した係止部がそれぞれ形成され、前記複数の
一対のフック部は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１
ａの間隔の寸法が異なることを特徴とするビス穴隠しで
ある。 【０００８】 【作 用】本発明によれば、サッシ形材のビス挿通用の
穴にフック部を押し込むことで、表面部１の裏面１ａと
いずれか１つの一対のフック部の係止部がサッシ形材の
表面穴開口縁と裏面穴開口縁に接してビス穴隠しを外れ
ることなく装着できる。また、複数の一対のフック部
は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１ａの間隔の寸法
が異なるので、複数の厚さのサッシ形材に装着できる。
しかも、表面部１の裏面１ａがサッシ形材の表面穴開口
縁に常に接するので、表面部１がサッシ形材表面から大
きく突出することがない。 【０００９】 【発明の実施の形態】図１に示すように、円板状の裏面
部１の裏面に、その表面部１の中心を境として一対の第
１フック部４０、一対の第２フック部５０、一対の第３
フック部６０を一体的に周方向に間隔を置いて設け、全
てのフック部の外面を円弧状として１つの仮想円軌跡に
合致するようにし、全てのフック部で略円筒を形成して
いる。 【００１０】図２に示すように、一対の第１フック部４
０の表面部寄りに係止部４１がそれぞれ形成され、先端
寄りは略テーパ面４２となっている。この係止部４１と
表面部１の裏面１ａの間隔が最も小さい寸法である。図
３に示すように、一対の第２フック部５０の表面部寄り
に係止部５１がそれぞれ形成され、先端寄りは略テーパ
面５２となっている。この係止部５１と表面部１の裏面
１ａの間隔が中間大きさの寸法である。図４に示すよう
に、一対の第３フック部６０の表面部寄りに係止部６１
がそれぞれ形成され、先端寄りは略テーパ面６２となっ
ている。この係止部６１と表面部１の裏面１ａの間隔が
最も大きい寸法である。前記各係止部４１，５１，６１
は表面部１の中心を中心とする同一曲率の円弧状で、各
係止部４１，５１，６１は略円形である。 【００１１】このようであるから、３種類の厚さのサッ
シ形材のビス挿通用の穴に装着することができる。ま
た、中間の厚さのサッシ形材の穴に装着した時に第１フ
ック部４０が大きく内側に弾性変形し、弾性復元力で穴
周縁に強く接する。最も厚いサッシ形材の穴に装着した
時には第１フック部４０と第２フック部５０が前述のよ
うにして穴周縁に強く接する。 【００１２】 【発明の効果】請求項１に係る発明によれば、サッシ形
材のビス挿通用の穴にフック部を押し込むことで、表面
部１の裏面１ａといずれか１つの一対のフック部の係止
部がサッシ形材の表面穴開口縁と裏面穴開口縁に接して
ビス穴隠しを外れることなく装着できる。また、複数の
一対のフック部は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１
ａの間隔の寸法が異なるので、複数の厚さのサッシ形材
に装着できる。しかも、表面部１の裏面１ａがサッシ形
材の表面穴開口縁に常に接するので、表面部１がサッシ
形材表面から大きく突出することがない。
挿通用の穴に装着されるビス穴隠しに関する。 【０００２】 【従来の技術】実開昭５５−３１９２６号公報に示す第
１のビス穴隠しが知られている。このビス穴隠しは、首
上部と首部と首下部を備え、首上部を円弧形状で弾性変
形可能とし、サッシ用形材のビス挿通用の穴に首下部を
押し込んで首上部と首下部でサッシ形材の穴周縁を狭持
するものである。 【０００３】実公昭５８−４７２９７号公報に示す第２
のビス穴隠しが知られている。このビス穴隠しは、盤状
部と筒部を有し、この筒部の拡大段部と盤状部との間を
テーパ面とした形状で、サッシ用形材のビス挿通用の穴
に筒部を押し込んでテーパ面と盤状部でサッシ用形材の
穴周縁を狭持するものである。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】前述の第１のビス穴隠
しは首上部がサッシ形材の厚さに応じて湾曲変形するの
で、厚さの異なるサッシ形材に装着することができる。
しかし、この第１のビス穴隠しは首上部が円弧形状であ
るから、サッシ形材の表面から首上部が大きく円弧状に
突出し、見栄えは悪い。特に、厚さの大きい（厚い）サ
ッシ形材に装着した時には首上部の突出寸法が大きい。 【０００５】前述の第２のビス穴隠しも厚さの異なるサ
ッシ形材に装着できるが、筒部のテーパ面が穴の周縁に
接するだけであるから、接触面積が小さく穴から抜け易
い。 【０００６】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたビス穴隠しを提供することを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明は、表面部１と、
この表面部１の裏面１ａに略円筒状に一体的に設けた表
面部１の中心を境として対向した複数の一対のフック部
を備え、前記複数の一対のフック部には表面部１の裏面
１ａと対向した係止部がそれぞれ形成され、前記複数の
一対のフック部は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１
ａの間隔の寸法が異なることを特徴とするビス穴隠しで
ある。 【０００８】 【作 用】本発明によれば、サッシ形材のビス挿通用の
穴にフック部を押し込むことで、表面部１の裏面１ａと
いずれか１つの一対のフック部の係止部がサッシ形材の
表面穴開口縁と裏面穴開口縁に接してビス穴隠しを外れ
ることなく装着できる。また、複数の一対のフック部
は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１ａの間隔の寸法
が異なるので、複数の厚さのサッシ形材に装着できる。
しかも、表面部１の裏面１ａがサッシ形材の表面穴開口
縁に常に接するので、表面部１がサッシ形材表面から大
きく突出することがない。 【０００９】 【発明の実施の形態】図１に示すように、円板状の裏面
部１の裏面に、その表面部１の中心を境として一対の第
１フック部４０、一対の第２フック部５０、一対の第３
フック部６０を一体的に周方向に間隔を置いて設け、全
てのフック部の外面を円弧状として１つの仮想円軌跡に
合致するようにし、全てのフック部で略円筒を形成して
いる。 【００１０】図２に示すように、一対の第１フック部４
０の表面部寄りに係止部４１がそれぞれ形成され、先端
寄りは略テーパ面４２となっている。この係止部４１と
表面部１の裏面１ａの間隔が最も小さい寸法である。図
３に示すように、一対の第２フック部５０の表面部寄り
に係止部５１がそれぞれ形成され、先端寄りは略テーパ
面５２となっている。この係止部５１と表面部１の裏面
１ａの間隔が中間大きさの寸法である。図４に示すよう
に、一対の第３フック部６０の表面部寄りに係止部６１
がそれぞれ形成され、先端寄りは略テーパ面６２となっ
ている。この係止部６１と表面部１の裏面１ａの間隔が
最も大きい寸法である。前記各係止部４１，５１，６１
は表面部１の中心を中心とする同一曲率の円弧状で、各
係止部４１，５１，６１は略円形である。 【００１１】このようであるから、３種類の厚さのサッ
シ形材のビス挿通用の穴に装着することができる。ま
た、中間の厚さのサッシ形材の穴に装着した時に第１フ
ック部４０が大きく内側に弾性変形し、弾性復元力で穴
周縁に強く接する。最も厚いサッシ形材の穴に装着した
時には第１フック部４０と第２フック部５０が前述のよ
うにして穴周縁に強く接する。 【００１２】 【発明の効果】請求項１に係る発明によれば、サッシ形
材のビス挿通用の穴にフック部を押し込むことで、表面
部１の裏面１ａといずれか１つの一対のフック部の係止
部がサッシ形材の表面穴開口縁と裏面穴開口縁に接して
ビス穴隠しを外れることなく装着できる。また、複数の
一対のフック部は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１
ａの間隔の寸法が異なるので、複数の厚さのサッシ形材
に装着できる。しかも、表面部１の裏面１ａがサッシ形
材の表面穴開口縁に常に接するので、表面部１がサッシ
形材表面から大きく突出することがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示すビス穴隠しの底面図
である。 【図２】図２のＡ−Ａ断面図である。 【図３】図２のＢ−Ｂ断面図である。 【図４】図２のＣ−Ｃ断面図である。 【符号の説明】 １…表面部、１ａ…裏面、４０…第１フック部、４１…
係止部、５０…第２フック部、５１…係止部、６０…第
３フック部、６１…係止部。
である。 【図２】図２のＡ−Ａ断面図である。 【図３】図２のＢ−Ｂ断面図である。 【図４】図２のＣ−Ｃ断面図である。 【符号の説明】 １…表面部、１ａ…裏面、４０…第１フック部、４１…
係止部、５０…第２フック部、５１…係止部、６０…第
３フック部、６１…係止部。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｆ１６Ｂ 17/00 Ｆ１６Ｂ 17/00 Ｃ
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E06B 3/12
E06B 1/12
F16B 5/06
F16B 5/07
F16B 12/32
F16B 17/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 表面部１と、この表面部１の裏面１ａに
略円筒状に一体的に設けた表面部１の中心を境として対
向した複数の一対のフック部を備え、 前記複数の一対のフック部には表面部１の裏面１ａと対
向した係止部がそれぞれ形成され、前記複数の一対のフ
ック部は、それぞれ係止部と表面部１の裏面１ａの間隔
の寸法が異なることを特徴とするビス穴隠し。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36411098A JP3520497B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | ビス穴隠し |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36411098A JP3520497B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | ビス穴隠し |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000186469A JP2000186469A (ja) | 2000-07-04 |
| JP3520497B2 true JP3520497B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=18481004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36411098A Expired - Fee Related JP3520497B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | ビス穴隠し |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3520497B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040033694A (ko) * | 2002-10-15 | 2004-04-28 | 엘지전자 주식회사 | 구멍덮개 |
| JP4288420B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2009-07-01 | 日本電気株式会社 | 携帯端末用コネクタカバー |
| KR101725089B1 (ko) | 2015-09-24 | 2017-04-26 | 배진영 | 금속문용 문틀 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH063217Y2 (ja) * | 1988-05-17 | 1994-01-26 | 吉田工業株式会社 | 孔塞ぎ部材 |
| JPH05223114A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-08-31 | Soritsuku:Kk | パネル用取り付け部品とその取り外し方法 |
| JP2818138B2 (ja) * | 1994-09-20 | 1998-10-30 | 大和化成工業株式会社 | 部品取付用係止脚およびベルトクランプ |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP36411098A patent/JP3520497B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000186469A (ja) | 2000-07-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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