JPH063217Y2 - 孔塞ぎ部材 - Google Patents
孔塞ぎ部材Info
- Publication number
- JPH063217Y2 JPH063217Y2 JP1988064888U JP6488888U JPH063217Y2 JP H063217 Y2 JPH063217 Y2 JP H063217Y2 JP 1988064888 U JP1988064888 U JP 1988064888U JP 6488888 U JP6488888 U JP 6488888U JP H063217 Y2 JPH063217 Y2 JP H063217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closing member
- leg pieces
- hole closing
- leg
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばサッシ框の組立用ビスの孔を塞ぐた
めに用いられる孔塞ぎ部材の改良に関するものである。
めに用いられる孔塞ぎ部材の改良に関するものである。
従来においては、第6図に示すように、円盤状の基板
(a)の一面より互いに対向する4個の脚片(b,b…
…)を突設し、この脚片(b,b……)にテーパ面(c)
を有する係止部(d,d……)を設けて成る孔塞ぎ部材
の例として実開昭51−70369号公報に記載された
ものが知られている。
(a)の一面より互いに対向する4個の脚片(b,b…
…)を突設し、この脚片(b,b……)にテーパ面(c)
を有する係止部(d,d……)を設けて成る孔塞ぎ部材
の例として実開昭51−70369号公報に記載された
ものが知られている。
また、第7図に示すように、円盤状の基板(a)の一面よ
り筒状部(e)を突設し、この筒状部(e)の外周に長手方向
に連続する突条(f)を多数形成した金属管杆の端部の塞
ぎ部材の例として実公昭39−14196号公報に記載
されたものが知られている。
り筒状部(e)を突設し、この筒状部(e)の外周に長手方向
に連続する突条(f)を多数形成した金属管杆の端部の塞
ぎ部材の例として実公昭39−14196号公報に記載
されたものが知られている。
上記した前者の孔塞ぎ部材は、製造直後の袋詰めの際
に、自動袋詰め機に備えられたパーツフィーダーの受け
皿内でその脚片(b,b……)同士が互いに絡まり合う
事があり、その際にはパーツフィーダーのシュートにこ
の孔塞ぎ部材を移送できなくなるのでその都度この絡ま
りを人手により解かねばならず袋詰めの効率が極めて悪
くなるという問題点があった。
に、自動袋詰め機に備えられたパーツフィーダーの受け
皿内でその脚片(b,b……)同士が互いに絡まり合う
事があり、その際にはパーツフィーダーのシュートにこ
の孔塞ぎ部材を移送できなくなるのでその都度この絡ま
りを人手により解かねばならず袋詰めの効率が極めて悪
くなるという問題点があった。
また、孔塞ぎ部材の基板(a)の一面より夫々独立して複
数の脚片(b,b……)が突設されているので、その取
扱いの際にこの脚片(b,b……)に過大な負荷が加わ
った場合にはこの脚片(b,b……)が内方あるいは外
方に倒れて変形する事があると共に、この孔塞ぎ部材の
たび重なるスナップ式脱着操作により脚片(b,b…
…)の弾発力が劣え、最悪の場合にはサッシの框に係止
できなくなるという問題点があった。
数の脚片(b,b……)が突設されているので、その取
扱いの際にこの脚片(b,b……)に過大な負荷が加わ
った場合にはこの脚片(b,b……)が内方あるいは外
方に倒れて変形する事があると共に、この孔塞ぎ部材の
たび重なるスナップ式脱着操作により脚片(b,b…
…)の弾発力が劣え、最悪の場合にはサッシの框に係止
できなくなるという問題点があった。
さらに、上記した後者の金属管杆の端部の塞ぎ部材は、
その筒状部(e)を管杆の端に押し込むことにより、筒状
部(e)の外周に形成された突条(f)が押潰されて管杆内面
に嵌合するので、この塞ぎ部材を管杆に一旦取付けた
後、これを取りはずすと前記突条(f)が押潰されるてい
るので再使用ができなくなり、脱着操作が頻繁に行われ
るサッシの孔塞ぎ部材としてはおよそ適さないという問
題点があった。
その筒状部(e)を管杆の端に押し込むことにより、筒状
部(e)の外周に形成された突条(f)が押潰されて管杆内面
に嵌合するので、この塞ぎ部材を管杆に一旦取付けた
後、これを取りはずすと前記突条(f)が押潰されるてい
るので再使用ができなくなり、脱着操作が頻繁に行われ
るサッシの孔塞ぎ部材としてはおよそ適さないという問
題点があった。
そこで、この考案は、従来の問題点を解決して、孔塞ぎ
部材の袋詰め工程における各々の脚片同士の絡まりが防
止でき、かつ取扱い時の脚片の変形が防止できると共
に、たび重なる脱着操作に対しても長期に亘り弾発性を
保持できる孔塞ぎ部材を提供することを目的としたもの
である。
部材の袋詰め工程における各々の脚片同士の絡まりが防
止でき、かつ取扱い時の脚片の変形が防止できると共
に、たび重なる脱着操作に対しても長期に亘り弾発性を
保持できる孔塞ぎ部材を提供することを目的としたもの
である。
この考案は、上記目的に達成し、問題点を解決するため
に、外周面に係止突起(4)を備えた独立した複数の脚片
(3),(3)………を間隔をおいて基板(2)の一面より突設し
た可塑性弾性材料より成る孔塞ぎ部材において、前記各
々の脚片(3),(3)……の先端部またはその近傍部で脚片
(3),(3)………同士が脚片(3)より厚さの薄い弾性のある
連結片(5),(5a),(5b)にて一体に連結してある孔塞ぎ部
材に構成したものである。
に、外周面に係止突起(4)を備えた独立した複数の脚片
(3),(3)………を間隔をおいて基板(2)の一面より突設し
た可塑性弾性材料より成る孔塞ぎ部材において、前記各
々の脚片(3),(3)……の先端部またはその近傍部で脚片
(3),(3)………同士が脚片(3)より厚さの薄い弾性のある
連結片(5),(5a),(5b)にて一体に連結してある孔塞ぎ部
材に構成したものである。
上記のように構成された孔塞ぎ部材は、各々の脚片
(3),(3)……の先端部またはその近傍部で脚片
(3),(3)……同士が弾性のある連結片(5),
(5a),(5b)にて一体に連結してあるので孔塞ぎ
部材の袋詰めの際に、各々の脚片(3),(3)……同
士が互いに絡まり合う事がなく効率良く袋詰め作業が行
えると共に、孔塞ぎ部材のたび重なる脱着操作に対して
も脚片(3),(3)……が変形する事がなく長期に亘
りその係止力を保持できるものである。
(3),(3)……の先端部またはその近傍部で脚片
(3),(3)……同士が弾性のある連結片(5),
(5a),(5b)にて一体に連結してあるので孔塞ぎ
部材の袋詰めの際に、各々の脚片(3),(3)……同
士が互いに絡まり合う事がなく効率良く袋詰め作業が行
えると共に、孔塞ぎ部材のたび重なる脱着操作に対して
も脚片(3),(3)……が変形する事がなく長期に亘
りその係止力を保持できるものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は、この考案の第1実施例を示すも
のであり、孔塞ぎ部材(1)は、円盤状の基板(2)
と、この基板(2)の一面より突設された4本の脚片
(3),(3),……と、隣接する各々の脚片(3),
(3),……の先端部を順次連結する環状の連結片
(5)とにより構成され、前記脚片(3),(3),…
…の外周のほぼ中央部には係止突起(4)が形成され、
またこれらの脚片(3),(3),……間には空間
(6)が、さらに先端部の環状の連結片(5)の内面に
は環状空間(7)が夫々形成されている。
のであり、孔塞ぎ部材(1)は、円盤状の基板(2)
と、この基板(2)の一面より突設された4本の脚片
(3),(3),……と、隣接する各々の脚片(3),
(3),……の先端部を順次連結する環状の連結片
(5)とにより構成され、前記脚片(3),(3),…
…の外周のほぼ中央部には係止突起(4)が形成され、
またこれらの脚片(3),(3),……間には空間
(6)が、さらに先端部の環状の連結片(5)の内面に
は環状空間(7)が夫々形成されている。
第4図は、この考案の第2実施例を示すものであり、第
1実施例に示したものと同一の部材、名称は同一の符号
で示し、その説明を省略する。(なお第3実施例におい
ても同じ) 第2実施例が第1実施例と異なるところは、互いに対向
する脚片(3),(3),……の先端部をX状の連結片
(5a)にて連結した事である。
1実施例に示したものと同一の部材、名称は同一の符号
で示し、その説明を省略する。(なお第3実施例におい
ても同じ) 第2実施例が第1実施例と異なるところは、互いに対向
する脚片(3),(3),……の先端部をX状の連結片
(5a)にて連結した事である。
また、第5図は、この考案の第3実施例を示すものであ
り、この実施例が前記した各々の実施例と異なるところ
は、隣接する各々の脚片(3),(3),……の先端部
の近傍で脚片(3),(3),……同士を棒状の連結片
(5b)にて連結した事である。
り、この実施例が前記した各々の実施例と異なるところ
は、隣接する各々の脚片(3),(3),……の先端部
の近傍で脚片(3),(3),……同士を棒状の連結片
(5b)にて連結した事である。
上記各実施例の孔塞ぎ部材(1)は、いずれもポリエチ
レン、ポリアミド、塩化ビニル等の合成樹脂および合成
ゴム等の可塑性弾性材料により形成されたものであり、
各々脚片(3),(3),……、連結片(5,5a,5
b)はいずれも弾性を有するものである。
レン、ポリアミド、塩化ビニル等の合成樹脂および合成
ゴム等の可塑性弾性材料により形成されたものであり、
各々脚片(3),(3),……、連結片(5,5a,5
b)はいずれも弾性を有するものである。
なお、この考案の実施に際しては、この考案の要旨に反
しない限り、孔塞ぎ部材(1)の脚片(3),(3),
……の数を3本または5本以上としても構わないし、連
結片(5,5a,5b)の具体的形状も前記各実施例の
制約される事なく種々の態様に構成して実施し得るもの
である。
しない限り、孔塞ぎ部材(1)の脚片(3),(3),
……の数を3本または5本以上としても構わないし、連
結片(5,5a,5b)の具体的形状も前記各実施例の
制約される事なく種々の態様に構成して実施し得るもの
である。
この考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した構成に
より、以下に記載する効果を奏する。
より、以下に記載する効果を奏する。
孔塞ぎ部材の袋詰めの際に、各々の脚片同士が互いに絡
まり合う事がなく効率良く袋詰め作業ができ、また、各
々の脚片の先端部またはその近傍部で脚片同士が脚片よ
り厚さの薄い弾性のある連結片にて一体に連結してある
ので、サッシ框の組立用ビスの孔に塞ぎ部材を取り付け
る際に、脚片の弾性変形、弾性復帰が従前通り行え、な
おかつ取扱い時に各々の独立した脚片が必要以上に外方
または内方へ向けて変形することが防止できると共に、
連結片が脚片より薄くて脚片より変形し易いため、孔塞
ぎ部材の脱着操作を繰り返し行なっても、常に脚片は所
定の一定した弾性変形が行なわれて、脚片が変形したり
することがないので長期の使用が可能となる。
まり合う事がなく効率良く袋詰め作業ができ、また、各
々の脚片の先端部またはその近傍部で脚片同士が脚片よ
り厚さの薄い弾性のある連結片にて一体に連結してある
ので、サッシ框の組立用ビスの孔に塞ぎ部材を取り付け
る際に、脚片の弾性変形、弾性復帰が従前通り行え、な
おかつ取扱い時に各々の独立した脚片が必要以上に外方
または内方へ向けて変形することが防止できると共に、
連結片が脚片より薄くて脚片より変形し易いため、孔塞
ぎ部材の脱着操作を繰り返し行なっても、常に脚片は所
定の一定した弾性変形が行なわれて、脚片が変形したり
することがないので長期の使用が可能となる。
第1図は、この考案の第1実施例を示す斜視図。第2図
は、その要部断面図。第3図は、第2図の右側面図。第
4図および第5図は、この考案の第2実施例および第3
実施例を示す斜視図。第6図および第7図は、夫々従来
例を示す側面図である。 1…孔塞ぎ部材、2…基板、3…脚片 4…係止突起、5,5a,5b…連結片
は、その要部断面図。第3図は、第2図の右側面図。第
4図および第5図は、この考案の第2実施例および第3
実施例を示す斜視図。第6図および第7図は、夫々従来
例を示す側面図である。 1…孔塞ぎ部材、2…基板、3…脚片 4…係止突起、5,5a,5b…連結片
Claims (1)
- 【請求項1】外周面に係止突起(4)を備えた独立した複
数の脚片(3),(3)………を間隔をおいて基板(2)の一面よ
り突設した可塑性弾性材料より成る孔塞ぎ部材におい
て、前記各々の脚片(3),(3)………の先端部またはその
近傍部で脚片(3),(3)………同士が脚片(3)より厚さの薄
い弾性のある連結片(5),(5a),(5b)にて一体に連結して
ある事を特徴とする孔塞ぎ部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988064888U JPH063217Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 孔塞ぎ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988064888U JPH063217Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 孔塞ぎ部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168057U JPH01168057U (ja) | 1989-11-27 |
JPH063217Y2 true JPH063217Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31290340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988064888U Expired - Lifetime JPH063217Y2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 孔塞ぎ部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063217Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019078306A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | クラリオン株式会社 | キャップ及びキャップ係合方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3520497B2 (ja) * | 1998-12-22 | 2004-04-19 | Ykk Ap株式会社 | ビス穴隠し |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028867Y2 (ja) * | 1980-03-03 | 1990-03-02 | ||
JPS60143966U (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-24 | 株式会社ニフコ | 孔の閉塞装置 |
JPH05474Y2 (ja) * | 1987-10-31 | 1993-01-07 |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP1988064888U patent/JPH063217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019078306A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | クラリオン株式会社 | キャップ及びキャップ係合方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01168057U (ja) | 1989-11-27 |
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