JPH0244420Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0244420Y2
JPH0244420Y2 JP9787U JP9787U JPH0244420Y2 JP H0244420 Y2 JPH0244420 Y2 JP H0244420Y2 JP 9787 U JP9787 U JP 9787U JP 9787 U JP9787 U JP 9787U JP H0244420 Y2 JPH0244420 Y2 JP H0244420Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
panel
circumferential groove
grommet
cut groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63108122U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9787U priority Critical patent/JPH0244420Y2/ja
Publication of JPS63108122U publication Critical patent/JPS63108122U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0244420Y2 publication Critical patent/JPH0244420Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、電線等をパネル等に貫通して保持す
るためのグロメツトに関する。
従来の技術 グロメツトは、パネル等の電線貫通孔の縁部に
嵌合固定してパネルとの隙間を封止するために、
パネル取付部を軟質弾性材料で形成したものが用
いられている。かかる従来のグロメツトは、たと
えば第4図に示すように、パネルPの嵌合孔の縁
部pを両側から挟むように表側フランジ部aと裏
側フランジ部bとを設け、全体をゴム等の弾性体
で形成してある。しかし、このようなグロメツト
Gは2つのフランジ部a,bの間に形成された周
溝部cの幅Tがパネルの厚さtと等しいように設
定されており、薄いパネルに取り付けた場合(t
<T)には第5図の如く隙間が出来て防水性がな
くなり、また厚いパネルに取り付けた場合(t>
T)には第6図の如くグロメツトを無理に嵌合す
ることとなつて、パネルの嵌合孔の縁Aと線状接
触となるため防水性のみならず耐久性にも問題が
生ずる。
解決しようとする問題点 そこで本考案は、厚さの異るパネルに対して無
理なく嵌合でき、優れた防水性能を維持すること
ができるグロメツトを提供しようとするものであ
る。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 前述のような目的を達成することができる本考
案の防水グロメツトは、パネル孔に嵌合するため
の周溝を挟んで表および裏のフランジ部が形成さ
れた軟質弾性のパネル取付部を有するグロメツト
において、該裏フランジ部の周溝側面には該周溝
の底縁位置から裏側に向つて環状の第1切込み溝
を、また該裏フランジ部の裏側面には周溝側に向
つて該第1切込み溝よりも中心軸から遠い位置に
環状の第2切込み溝を、それぞれ設けてなるもの
である。
作 用 本考案の防水グロメツトは、取付けようとする
パネルの厚さが周溝の幅より大きくても第1切込
み溝の外方部分が圧縮されて変形すると共に第2
切込み溝が開いて、その外方のフランジ部分はパ
ネルの厚さに応じた位置まで無理なく移動する。
従つてパネルの厚さが異つても共通に使用でき、
いつでも優れた防水性を発揮することができる。
実施例 本考案の防水グロメツトの例を第1図に示す。
防水グロメツト1はパネルPの嵌合孔の縁に嵌合
する周溝を設けたパネル取付部3と電線を挿通保
持する挿通部2とからなつている。パネル取付部
3は表フランジ部4と裏フランジ部5とを備えて
その間に周溝6が形成され、裏フランジ部5の周
溝側面には周溝6の底縁位置から裏側に向つて第
1の切込み溝7が環状に設けてある。また裏フラ
ンジ部5の裏側面には切込み溝7よりも中心軸か
ら遠い位置に第2の切込み溝8が、周溝側に向つ
て環状に設けてある。
周溝6の最小幅すなわち表フランジ部4と裏フ
ランジ部5との距離の最小値TがパネルPの厚さ
t1と等しいときは、従来のグロメツトと全く同様
な状態で取り付けることができる(第1図)が、
パネルの厚さt2が大きいときは、第2図のように
裏フランジ部5の切込み溝7より外方部分5aが
圧縮されてパネルPの面接触となり、裏フランジ
部5の切込み溝8より外方の先端部分5bはあま
り大きな変形を受けずに裏方向へ移動する。そし
て切込み溝8は開くように変形するので、裏フラ
ンジ部5は全体として無理なく変形すると同時に
パネルとよく密着する。
一方、第3図に示すように第1の切込み溝7′
と同径位置に第2の切込み溝8′を対設した比較
例では、裏フランジ部5′全体が切込み溝7′,
8′の位置で曲がるため、幅の広い面接触が達成
できない。
〔考案の効果〕
本考案の防水グロメツトは、厚さが異るパネル
に対して使用してもよく密着するように取付ける
ことができ、防水性がよい特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水グロメツトの例の部分断
面図であり、第2図はその厚いパネルに取付けた
状態の説明図、第3図は比較例の取付状態の説明
図である。第4図は従来のグロメツトの部分断面
図、第5,6図はその厚さの異るパネルへの取付
状態の説明図である。 1……防水グロメツト、3……パネル取付部、
5……裏フランジ部、7……第1の切込み溝、8
……第2の切込み溝、P……パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル孔に嵌合するための周溝を挟んで表およ
    び裏のフランジ部が形成された軟質弾性のパネル
    取付部を有するグロメツトにおいて、該裏フラン
    ジ部の周溝側面には該周溝の底縁位置から裏側に
    向つて環状の第1切込み溝を、また該裏フランジ
    部の裏側面には周溝側に向つて該第1切込み溝よ
    りも中心軸から遠い位置に環状の第2切込み溝
    を、それぞれ設けてなる防水グロメツト。
JP9787U 1987-01-06 1987-01-06 Expired JPH0244420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9787U JPH0244420Y2 (ja) 1987-01-06 1987-01-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9787U JPH0244420Y2 (ja) 1987-01-06 1987-01-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63108122U JPS63108122U (ja) 1988-07-12
JPH0244420Y2 true JPH0244420Y2 (ja) 1990-11-26

Family

ID=30776775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9787U Expired JPH0244420Y2 (ja) 1987-01-06 1987-01-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0244420Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3818006B2 (ja) * 2000-03-15 2006-09-06 住友電装株式会社 グロメット
JP2006120413A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Yazaki Corp グロメット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63108122U (ja) 1988-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4261610A (en) Molding assembly
JPH0244420Y2 (ja)
JPH0472424U (ja)
JPH032429Y2 (ja)
JPS61108054U (ja)
JPH0353716U (ja)
JPS61105196A (ja) マイクロホン装置
JP2567532Y2 (ja) パネル装着型コネクタのシール構造
JPS6240463Y2 (ja)
JPH057410Y2 (ja)
JPS641369Y2 (ja)
JPH0435770Y2 (ja)
JPH0467389U (ja)
JPS6336715U (ja)
JPS58108061U (ja) ドアアウトサイドハンドルの取付構造
JPS59173379U (ja) パネル取付装置
JPH0349539Y2 (ja)
JP2594662Y2 (ja) ツマミの取付構造
JPH11276316A (ja) ショーケース
JPS59156327U (ja) スイツチの取付け構造
JPS60110586U (ja) 中抜き窓
JPS62101355U (ja)
JPS61169913U (ja)
JPH11322043A (ja) 電磁振動フィーダの駆動部カバー
JPH067703B2 (ja) スピ−カボツクス