JP3513300B2 - カメラ及びフィルムカートリッジ表示設定装置 - Google Patents

カメラ及びフィルムカートリッジ表示設定装置

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JP3513300B2
JP3513300B2 JP01555196A JP1555196A JP3513300B2 JP 3513300 B2 JP3513300 B2 JP 3513300B2 JP 01555196 A JP01555196 A JP 01555196A JP 1555196 A JP1555196 A JP 1555196A JP 3513300 B2 JP3513300 B2 JP 3513300B2
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    • GPHYSICS
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムが未使用
か使用済みか等の情報を表示する表示手段を備えたフィ
ルムカートリッジが適用可能なカメラ又は、フィルムカ
ートリッジ表示設定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ本体に装填されたフィルムカート
リッジをカメラから取り出した場合に、そのフィルムが
未使用(未露光)か使用済み(露光済み)かを表示する
フィルム情報表示手段を有したフィルムカートリッジが
特開平2−114248号公報等にて提案されている。
さらに、特開平4−301829号公報等には、フィル
ムの全駒の撮影が行われた(全駒露光済み)か途中の駒
までの撮影が行われた(一部露光済み)かを区別して表
示するフィルム情報表示手段を有するカートリッジが提
案されている。これらカートリッジに用いられるフィル
ム情報表示手段は、カートリッジのフィルム供給スプー
ルの回転に連動して動作するように構成されており、カ
メラ側のフィルム巻戻し動作が終了した後、この巻戻し
動作に引き続いてフィルム供給スプールが所定回転位置
まで回転されることにより、その所定回転位置に対応し
て表示情報の設定が行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ムの巻戻し終了後、すなわち表示情報の設定が行われた
後に、カートリッジがカメラから取り出されないまま放
置された場合等において、カメラに振動やショックが加
わると、フィルム供給スプールが回転して表示情報が変
化してしまい、実際のフィルムの状態と異なる表示がな
されたり表示が不明瞭になったりするおそれがあるとい
う問題があった。
【0004】なお、特開平4−349444号公報に
は、カートリッジの取出し動作に機械的に連動してフィ
ルム供給スプールを所定回転位置に回転させ、カートリ
ッジの取出しと同時に表示情報の設定を行わせることに
より、カートリッジ装填中のカメラの振動等の影響を受
けずに明瞭な表示を行えるようにする手法が提案されて
いる。ただし、この方法においては、一部露光済みや未
露光の状態で巻き戻されても一律に「露光済み」が表示
されるに過ぎず、実際のフィルムの状態と表示情報とが
一致しない場合があるという欠点がある。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、カートリ
ッジ装填中のカメラの振動等の影響を受けずに、カート
リッジの表示を正確且つ明瞭に設定するカメラ又は、フ
ィルムカートリッジ表示設定装置を提供しようとするも
のである。
【0006】また、本発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加え、カメラの振動等の影響が少ない状況下では
迅速にカートリッジの取出しや交換を行えるようにする
カメラ又は、フィルムカートリッジ表示設定装置を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明は、フィルムカートリッジに設けられた
フィルム供給スプールに連動する表示手段を備えたフィ
ルムカートリッジが適用できるカメラにおいて、カート
リッジ室からフィルムカートリッジを取り出すためのカ
ートリッジ取り出し手段と、前記フィルムカートリッジ
の表示手段に表示させる情報を記憶する記憶手段と、フ
ィルムの巻戻しが完了した状態で停止している前記カー
トリッジ室に装填されているフィルムカートリッジのフ
ィルム供給スプールを前記カートリッジ取り出し手段の
カートリッジ取り出し操作に応答して駆動し、前記記憶
手段の記憶内容に従って前記表示手段を設定する設定手
段とを有するカメラまたは、フィルムカートリッジ表示
設定装置とするものである。
【0008】上記第2の目的を達成するために本発明
は、フィルムカートリッジに設けられたフィルム供給ス
プールに連動する表示手段を備えたフィルムカートリッ
ジが適用できるカメラにおいて、カートリッジ室に装填
されているフィルムカートリッジのフィルム供給スプー
ルを駆動しフィルム巻戻し後前記フィルムカートリッジ
の表示手段を設定する設定手段と、カートリッジ室から
フィルムカートリッジを取り出すためのカートリッジ取
り出し手段と、前記フィルムカートリッジの表示手段を
設定し直す必要があるか否かを判定する判定手段と、前
記カートリッジ取り出し手段のカートリッジ取り出し操
作に応答して前記判定手段が前記フィルムカートリッジ
の表示手段を設定し直す必要があると判定する場合には
前記設定手段に前記表示手段を設定し直させる制御手段
とを有するカメラまたは、フィルムカートリッジ表示設
定装置とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の実施の形態におい
て使用するフィルムカートリッジの上面図で、1はフィ
ルムカートリッジ、2はフィルムカートリッジ1の供給
スプールである。3a,3b,3c,3dはフィルムカ
ートリッジ1内のフィルムの情報(露光状態)を表すた
めの表示用窓であり、供給スプール2と一体的に回転す
るフィルムカートリッジ1内の指標2aが供給スプール
2の停止位置に応じて、表示用窓3a,3b,3c,3
dのいずれかの窓を通して表示されることにより、使用
者がフィルム情報を認識できるように構成されている。
表示用窓3a,3b,3c,3dは使用者に対してフィ
ルム情報を理解しやすくするために、それぞれの形状を
異ならせている。図2は、3a〜3dのそれぞれの表示
用窓に指標2aが表示された場合を図示したものであ
る。
【0010】図2(a)は、3aに指標2aが表示され
ている場合を図示しており、フィルムが「未露光」状態
であることを示している。同様に図2(b)は、指標2
aが3bに表示されている場合で「一部露光済」状態
を、図2(c)は指標2aが3cに表示されている場合
で「全駒露光済」状態を、図2(d)は指標2aが3d
に表示されている場合で「現像済」であることをそれぞ
れ示している。なお、図1は、表示用窓3aを通して指
標2aが表示されている場合、すなわち「未露光」状態
を表示している場合を示している。
【0011】図3は図1のフィルムカートリッジ1の斜
視図を示している。
【0012】図4は図1のフィルムカートリッジ1の下
面図である。
【0013】図4に於いて、フィルムカートリッジ1の
下面の2カ所には、切り欠き部4a,4bが設けられて
おり、図4においては切り欠き部4a、4bに、供給ス
プール2と一体的に動作するバーコード円盤5が表出し
ている。
【0014】図5はバーコード円盤5の形態を示す図で
ある。バーコード円盤5上には、ほぼ半周に渡って明、
暗のバーコードが記されている。このバーコードには明
暗とも幅の広いバーと細いバーがあり、これらの組み合
わせによって、例えばフィルム枚数、ISO感度、ネガ
かポジか、カラーフィルムか白黒フィルムかなどフィル
ムの種類に関する情報などが記録されている。これらの
バーコード情報は切り欠き部4aおよび4bから光学的
に読み取ることができる。
【0015】バーコード円盤5のバーコードが記されて
いないほぼ半周の部分はバーコード情報を読み取る際の
基準位置検出や、指標2aによるフィルム露光状態の表
示を行う際の供給スプール2の位置決めのために使用さ
れる。
【0016】図6は、本実施形態に係るカメラの回路構
成を示すブロック図である。
【0017】図6において、11は、レジスタ、RA
M、ROMなどを有するマイクロコンピュータなどで構
成されるカメラ全体の動作を司る制御回路、12は被写
体との距離を測定する測距回路や測光回路を含み、不図
示の撮影レンズの合焦動作及び被写体の輝度にしたがっ
てフィルムへの露光を制御するシャッタの開閉動作を行
うAF・AE 制御回路、13は、調整用データなどを
製造工程にて書き込んだり、カメラの動作中にフィルム
カウンタの情報や動作状態を記憶したりするために使用
される書き込み可能な不揮発性メモリ(EEPROM)
である。14、17は、信号オン時のパルス幅によって
等価的にモータ電流を制御するPWM(Pulse W
idth Modulation=パルス幅変調)信号
を発生するPWM制御回路で、制御回路11からの指令
によりデューティー比を変更することができる。15、
18は、モータ駆動回路である。16はフィルムの給
送、巻き戻し動作を行うためのフィルム給送用モータ
で、19はフィルムカートリッジの排出動作のためのカ
ートリッジ用モータである。モータ駆動回路15はPW
M制御回路14からのPWM信号によってフィルム給送
用モータ16の回転制御を行う。モータ駆動回路18は
PWM制御回路17からのPWM信号によってカートリ
ッジ用モータ19の制御を行う。PWM 信号は、デュ
ーティー比を変化させることにより、フィルム給送用モ
ータ16、カートリッジ用モータ19の動作速度を可変
できる。20、22はそれぞれフォトレフレクタ制御回
路であり、21、23はバーコード円盤5上のバーコー
ド情報を読み出すためのフォトレフレクタである。フォ
トレフレクタ制御回路20は、フォトリフレクタ21を
作動させ、回転するバーコード円盤5に対して赤外光の
投光を行い、その反射光を検出し、検出レベルを適切な
レベルでコンパレートする事でバーコード円盤5上のバ
ーコード信号を明暗の二値信号として検出する。また、
フォトレフレクタ制御回路22は、フォトリフレクタ2
3に対して同様の動作を行わせる。フォトリフレクタ2
1はフィルムカートリッジの切り欠き部4aからバーコ
ード円盤5上のバーコード信号を検出し、フォトリフレ
クタ23は切り欠き部4bからバーコード円盤5上のバ
ーコード信号を検出する。
【0018】24はレリーズスイッチで、マニュアル操
作によりONされることでカメラのレリーズ動作が開始
する。25は巻き戻しスイッチでONされると、フィル
ムの巻き戻し動作を行う。26はカートリッジ排出スイ
ッチで、フィルムの巻き戻し動作が終了した後に操作さ
れるとフィルムカートリッジがカメラから排出される。
27はカートリッジ装填スイッチで、フィルムカートリ
ッジがカメラのカートリッジ室に挿入されるとオンし、
これによって制御回路11がカートリッジ引き込み動作
を開始する。
【0019】29はフィルムのパーフォレーションを検
知するフォトレフレクタ、28はその制御回路で、フォ
トリフレクタ29を作動させ、フィルムの側端部に対し
て赤外光の投光を行い、その反射光を検出し、検出レベ
ルを適切なレベルでコンパレートすることでパーフォレ
ーション信号を明暗の二値信号として検出する。
【0020】31はフィルム面上に塗布された磁性体に
対して記録を行ったり、磁性体に記録されている情報を
読み取るための磁気ヘッド、30はその制御回路であ
る。制御回路11は磁気ヘッド制御回路30を介して磁
気ヘッド31を駆動し、撮影後のフィルム1 駒巻き上
げ給送時に給送と同時に撮影時の時間や撮影条件などの
情報を写真のプリント時などに使用するために記録す
る。また、途中まで撮影されたフィルムに対して、未露
光駒を検出するためにも使用される。
【0021】次に、図6の構成の動作を、図7に示す制
御回路11のフローチャートに従って説明する。
【0022】先ず、以下のステップ(以下、”S”と略
記する)100〜S113は、フィルムカートリッジが
装填されてからフィルムローディング動作が終了するま
での動作である。 (S100)S100ではカートリッジ装填スイッチ2
7がオンされるのを待つ。カートリッジ装填スイッチ2
7がオフの間はフィルムカートリッジが装填されていな
いのでS100を繰り返す。フィルムカートリッジが装
填されるとカートリッジ装填スイッチ27はオンし、次
のS101に進む。 (S101)フィルムカートリッジが装填されるとフィ
ルムカートリッジの露光表示がどの状態になっているか
を判別するために、制御回路11はPWM制御回路1
4、モータ駆動回路15を介してフィルム給送用モータ
16をフィルム巻き戻し方向に動作させて、フィルムカ
ートリッジのバーコード円盤5を回転させ、S102に
進む。 (S102)S102ではフィルムカートリッジの露光
情報が読みとられる。この読み取りは、バーコード円盤
5の回転と同時にフォトレフレクタ制御回路20、22
によりフォトレフレクタ21、23を駆動し、バーコー
ド円盤5の回転初期状態においてそれぞれのフォトリフ
レクタからどのようにバーコード円盤5上のバーコード
の信号が出力されるかによって行われる。これにより、
バーコード円盤5がフィルムカートリッジ装填時にどの
角度位置に停止していたかを判別することができる。こ
の判別方法についての詳細は後述する。フィルムカート
リッジの露光情報の読み込みが終了するとS103に進
む。 (S103)S103では、S102で読みとられたフ
ィルムカートリッジの露光情報をEEPROM13に書
き込む。これは、フィルムカートリッジの露光情報はバ
ーコード円盤5 を回転させないと判別できないため
で、一度露光情報を読みとった後はその情報を不揮発性
記憶素子に記憶させておき、電池電圧の低下によって電
池交換が行われた後などに対応可能とするためである。
次にS104に進む。 (S104)S104では、バーコード円盤5上のバー
コード情報の読み取りおよびそのデコードが行われる。
読み取りは、フォトレフレクタ制御回路20、22、フ
ォトレフレクタ21、23を用い、バーコード円盤5上
の半周に渡る暗部分を検出し、その暗部分を基準として
次に来る明信号からの明暗のパターンをバーコード情報
とする。このバーコード情報をデコードすることでフィ
ルム枚数、ISO感度、フィルムの種類などの情報が得
られる。次にS105に進む。 (S105)S105では、S104でデコードされた
フィルム枚数、ISO感度、フィルムの種類などの情報
をEEPROM13に書き込む。フィルムの露光状態表
示と異なり、これらの情報はバーコード情報を読みとる
ことによってカートリッジ装填時でなくとも可能で有る
が、フィルムのローディングが行われた後は、駒位置位
置出しなどの都合によりフィルム給送中に自由にバーコ
ードの読み取りを行えないため、電池交換時などの事態
を考慮してこれらの情報を不揮発性記憶素子に記憶させ
る。次にS106に進む。 (S106)S106では、S102において読みとら
れたフィルムカートリッジの露光状態が「露光済」また
は「現像済」かどうかを判別する。「露光済」または
「現像済」のフィルムに対してカメラが撮影動作を行う
ことはできないので装填されたフィルムカートリッジが
これらの露光状態の場合は、以降のフィルムローディン
グ動作、撮影動作は行わずにS124に進んで巻き戻し
通電を停止する。装填されたフィルムカートリッジがこ
れら以外の「未露光」、「途中露光」の場合はS107
に進む。 (S107)S107まで実行が進んだ場合は、装填さ
れたフィルムカートリッジからフィルムのローディング
動作を行ってよいため、S101〜S106のでは巻き
戻し通電が行われていたが、それを停止し、フィルムを
送り出すために制御回路11はPWM 制御回路14、
モータ駆動回路15を介してフィルム給送用モータ16
をフィルムの巻き上げ方向に回転させ、S108に進
む。 (S108)S108では、S102において読みとら
れたフィルムカートリッジの露光状態が「途中露光」か
否かが判別される。「途中露光」で有る場合はS111
に進む。「途中露光」でない場合は「未露光」である
が、この場合はS109に進む。 (S109)S108において装填されたフィルムカー
トリッジが「未露光」と判別された場合には、このに進
み、フォトレフレクタ制御回路28、フォトレフレクタ
29によってフィルムのパーフォレーションを検知しな
がら、1駒目が撮影可能位置にセットされるまでフィル
ムのローディング動作を行う。ローディング動作が完了
したなら、巻き上げ方向通電を停止し、S110に進
む。 (S110)S110では、制御回路11は内部のRA
M に、装填されているフィルムカートリッジが「未露
光」状態であることを示すフラグをセットし、S113
に進む。 (S111)S108において装填されたフィルムカー
トリッジが「途中露光」と判別された場合には、このに
進む。そして、未露光駒を検出するまでフィルムローデ
ィング動作が行われる。未露光駒の検出は、磁気ヘッド
制御回路30と磁気ヘッド31によってフィルム面上に
記録されている磁気記録の有無を検出することによって
行われる。これはフィルム面に磁性体が塗布されたフィ
ルムに撮影時の各種情報を一駒ごとに記録するもので、
未露光駒にはこの情報記録が行われていないため、磁気
記録の有無を検知することによって未露光駒を識別する
ことが可能である。最初の未露光駒が撮影可能位置にセ
ットされるまでフィルムのローディング動作が行われ、
ローディング動作が完了したなら、巻き上げ方向通電を
停止し、S112に進む。 (S112)S112では、制御回路11は内部のRA
M に装填されているフィルムカートリッジが「途中露
光」状態であることを示すフラグをセットし、S113
に進む。 (S113)フィルムのローディング動作が終了後、現
在セットされている駒ナンバーやフィルムカートリッジ
の露光状態を示すフラグなどの情報をEEPROM13
に記憶する。以上の動作によりフィルムのローディング
動作は終了し、次に撮影動作や巻き戻し動作などが行わ
れるのを待つS114〜S115に進む。 (S114)S114はレリーズスイッチ24が押され
たかどうかを判別するである。レリーズスイッチ24が
押された場合はS116に進む。押されていない場合に
は、S115に進む。 (S115)S115は巻き戻しスイッチ25が操作さ
れたかどうかを判別するである。巻き戻しスイッチ25
が操作された場合はS122に進む。押されていない場
合には、S114に進み、S114〜S115を繰り返
す。 (S116)S114にてレリーズスイッチ24が操作
されると、このS116に進む。S116〜S120は
撮影動作に関するシークエンスである。S116では、
制御回路11はAF・AE制御回路12を制御すること
によって測距、測光、ストロボ充電、フォーカシング、
シャッタ制御、ストロボ制御など公知の撮影動作を実行
し、フィルムに対する露光が行われる。次にS117に
進む。 (S117)S117では、制御回路11は内部のRA
Mに装填されているフィルムカートリッジが「途中露
光」状態であることを示すフラグをセットする。これに
よって「未露光」フィルムは1枚でも撮影が実行される
と「途中露光」状態に露光状態が変化する。次にS11
8に進む。 (S118)S118ではフィルムの一駒巻き上げ動作
が行われる。この際、撮影日時、ストロボ使用の有無、
撮影倍率、焦点距離、絞り、シャッター速度、撮影シー
ンの輝度、逆光か否かなどの撮影時の各種情報が磁気ヘ
ッド制御回路30を介し磁気ヘッド31によってフィル
ム面上に磁気記録される。巻き上げ動作が終了するとS
119に進む。 (S119)S119では、装填されているフィルムの
最大撮影枚数の撮影が終了したかが判定される。これ
は、S104で読み取られた装填されているフィルムの
枚数情報を用いてその最大撮影駒の撮影が終了したかど
うかを判定することで行われる。最大撮影枚数の撮影が
終了した場合はS121に進む。そうでない場合はS1
20に進む。
【0023】フィルムの全撮影終了を検知するには、こ
のほかS118での巻き上げ動作中にフィルムの終端を
示す指標を検出することよって行ってもよいし、また、
給送時のフィルム突っ張りの発生を判定するようにして
もよい。 (S120)最大撮影枚数の撮影が終了していない場合
は、新たな駒ナンバーに制御回路11内部のカウンタを
セットし、駒数情報と露光状態のフラグ(ここでは必ず
「途中露光」状態になっている)をEEPROM13に
書き込む。そして、S114に戻り、再びレリーズスイ
ッチ24の操作、または巻き戻しスイッチ25の動作を
待つ。 (S121)S119において、最大撮影枚数の撮影が
終了したと判定された場合にはこのS121に進む。S
121では、全駒数の撮影が終了しているため、制御回
路11は内部のRAMに装填されているフィルムカート
リッジが「露光済」状態であることを示すフラグをセッ
トする。次にS122に進む。 (S122)最大撮影枚数の撮影が終了するか、S11
5において巻き戻しスイッチ25が操作されて途中巻き
戻しが行われると、このS122に進む。S122では
巻き戻し状態であることを示すフラグやフィルムの露光
状態を示すフラグがEEPROM13に記憶される。こ
れは巻き戻し動作途中に電源リセットがかかった場合
に、巻き戻し動作を再開させるため、巻き戻し動作途中
であるという情報を不揮発性の記憶媒体に記憶しておく
必要があるためである。次にS123に進む。 (S123)S123では、フィルムの巻き戻し動作が
実行される。巻き戻し動作は、制御回路11はPWM
制御回路14、モータ駆動回路15を介してフィルム給
送用モータ16をフィルム巻き戻し方向に動作させるこ
とで行われる。巻き戻しの終了は、フォトレフレクタ制
御回路28を介してフォトレフレクタ29がフィルム部
を検出しなくなって所定時間経過することによって行わ
れる。フィルム巻き戻し動作が終了すると、次にS12
4に進む。
【0024】尚、フィルム巻き戻し終了検知について
は、この他、フィルムがフィルムカートリッジ1内に巻
き戻されたことを、使用者の判断により不図示の入力手
段から信号が入力されることによって検知するようにし
てもよい。 (S124)フィルムの巻き戻し動作が終了するか、ま
たはフィルムカートリッジの装填時に「露光済」または
「現像済」のカートリッジが装填されるとこのS124
が実行される。S124では巻き戻し方向の通電を停止
し、フィルム給送用モータ16の駆動を停止させ、S1
25に進む。 (S125)S125では、カートリッジ排出スイッチ
26がONしたかどうかの判断が行われる。カートリッ
ジ排出スイッチ26がONしない間は、ONするまでこ
のS125を繰り返す。カートリッジ排出スイッチ26
がONされると、次のS126に進む。 (S126)S126では、フィルムの露光状態の表示
の設定動作が行われる。この動作については詳しくは後
述する。フィルム露光状態の表示設定動作が終了する
と、S127に進む。 (S127)S127では、PWM 制御回路17、モ
ータ駆動回路18を介してカートリッジ用モータ19を
カートリッジ排出方向に駆動し、これによりフィルムカ
ートリッジ1がカメラ内より排出される。カートリッジ
排出動作が終了すると、以上のフローは終了する。
【0025】以上説明した動作により、未露光状態のフ
ィルムがセットされた状態で、一度も撮影が行われない
まま、巻き戻しスイッチ25の操作によりフィルム巻き
戻しが行われた場合はカートリッジの露光状態表示は
「未露光」にセットされる。
【0026】途中露光状態のフィルムがセットされる
か、または未露光状態のフィルムがセットされて一度で
も撮影が行われた場合で、かつ最大撮影枚数の撮影が行
われる前の時点で巻き戻し動作が行われた場合、カート
リッジの露光状態表示は「途中露光」にセットされる。
【0027】フィルムの最大撮影可能枚数までの撮影が
終了した場合は、カートリッジの露光状態表示は「露光
済」にセットされる。
【0028】次に、S102で実行されるフィルムカー
トリッジの露光情報の読み取り動作について説明する。
図8は本実施の形態において用いるフィルムカートリッ
ジの露光状態表示とバーコード円盤5の位置関係の一例
を示す図である。理解しやすさのためバーコード円盤5
の全体が表出しているように図示されている。既に説明
したようにフィルムの露光状態を外部表示する指標2a
とバーコード円盤5はそれぞれ供給スプール2と一体的
に回転するため、表示されている指標2aの露光状態と
バーコード円盤5の停止位置関係は概略一定となる。
【0029】図8(a)は、指標2aが「未露光」状態
を表示している場合のバーコード円盤5 の位置を示し
ている。図8(b)は、指標2aが「途中露光」状態を
表示している場合、図8(c)は「露光済」を表示して
いる場合、図8(d)は指標2aが「現像済」状態を表
示している場合のバーコード円盤5の位置をそれぞれ示
している。図8(a)における回転方向を示す矢印はフ
ィルムの巻き戻し方向を表しており、露光情報の読み取
り時、および露光状態表示設定動作を行う際にはこの矢
印方向にバーコード円盤5が回転する。破線で示されて
いる切り欠き部4a、4bを指しているPR1、PR2
と書かれた三角形の印はそれぞれフォトリフレクタ2
1、23がバーコードを読む位置を示している。またバ
ーコード円盤5上の半周にわたる暗部直後の明エッジ5
aはバーコード情報を読み取るための基準エッジとな
る。
【0030】露出状態表示とバーコード円盤5の位置関
係が図8で示すものである場合、フィルムカートリッジ
が表示していた露出状態の判定は以下のようにして行わ
れる。
【0031】図9は制御回路11のフィルムカートリッ
ジの露光状態の読み取り時の動作を示すフローチャート
である。
【0032】このフローが実行される前に先に説明した
S101において巻き戻し方向の通電が行われている。 (S200)露光情報読取動作が開始されるとまずS2
00が実行される。S200では、バーコード円盤5上
の明暗のバーコードのエッジ(明→暗、暗→明の双方を
含む)をカウントするためのカウンタが0に初期化され
る。このカウンタは制御回路11のRAM上、または制
御回路11の周辺回路として内蔵されているイベントカ
ウンタとして設けられている。このカウンタはフォトリ
フレクタ21(図9ではPR1)、フォトリフレクタ2
3(図9ではPR2)用にそれぞれ別個のカウンタがあ
る。初期化が行われた後、S201に進む。 (S201)S201では、フォトレフレクタ制御回路
20、22、フォトレフレクタ21、23を駆動し、バ
ーコード円盤5上のバーコードのエッジの検出を開始す
る。それぞれのフォトリフレクタがバーコードのエッジ
をカウントするたびにカウンタは1加算され、S202
に進む。 (S202)S202では、バーコードのエッジをカウ
ントしながら、フォトリフレクタ2(23)のエッジカ
ウンタが1になったかどうかがチェックされる。1でな
い場合はバーコードのエッジのカウントを継続しながら
S202を繰り返す。1の場合はS203に進む。 (S203)S203では、フォトリフレクタ23のエ
ッジカウンタが1になったときのフォトリフレクタ21
のエッジカウンタが所定値aより大かどうかがチェック
される。大である場合には、フィルムの露光状態は「未
露光」と判別されS204に進む。そうでない場合はS
205に進む。所定数aは図8におけるバーコード円盤
とそれぞれの露光状態におけるバーコード円盤の位置関
係が成り立っている場合はたとえば8乃至9である。 (S204)S204では「未露光」状態であると判別
されたので露光状態フラグを未露光にセットする。そし
て露光情報読取動作を終了する。 (S205)S205では、フォトリフレクタ21がバ
ーコード円盤5上のバーコードの概略半周にわたる暗部
分の直後の基準エッジ5aを検出したかどうかがチェッ
クされる。基準エッジ5aを検出した場合はS206に
進む。基準エッジ5aが検出できていない場合は、検出
できるまでS205を繰り返す。基準エッジの検出は所
定時間より長い暗検出直後の暗→明のエッジを基準エッ
ジとしたり、フォトリフレクタ1(21)が暗→明のエ
ッジを検出する間にフォトリフレクタ23でエッジがい
くつカウントされたかをチェックし、所定数以上のエッ
ジがカウントされたならその暗→明のエッジを基準エッ
ジとする、などの方法によって検出できる。 (S206)S206では、巻き戻し通電開始からフォ
トリフレクタ21で基準エッジ5aを検出するまでにフ
ォトレフレクタ23でエッジがいくつカウントされたか
がチェックされる。フォトレフレクタ23で所定数bよ
りも多いエッジがカウントされた場合には「途中露光」
と判定されS207に進む。そうでない場合はS208
に進む。所定数bは図8におけるバーコード円盤とそれ
ぞれの露光状態におけるバーコード円盤の位置関係が成
り立っている場合はたとえば12乃至13である。 (S207)S207では「途中露光」状態であると判
別されたので露光状態フラグを途中露光にセットする。
そして露光情報読取動作を終了する。 (S208)S208では、巻き戻し通電開始からフォ
トリフレクタ21で基準エッジ5aを検出するまでにフ
ォトレフレクタ23でカウントされたエッジが所定数c
よりも多いかどうかがチェックされる。多い場合には
「露光済」と判別されS210に進む。そうでない場合
は「現像済」と判別され、S209に進む。なお、所定
数b>cの関係がある。所定数cは図8におけるバーコ
ード円盤とそれぞれの露光状態におけるバーコード円盤
の位置関係が成り立っている場合はたとえば7乃至8で
ある。 (S209)S209では「現像済」状態であると判別
されたので露光状態フラグを現像済にセットする。そし
て露光情報読取動作を終了する。 (S210)S210では「露光済」状態であると判別
されたので露光状態フラグを未露光にセットする。そし
て露光情報読取動作を終了する。
【0033】次に、S126で実行されるフィルムカー
トリッジの露光状態表示設定動作について説明する。露
光状態の表示を行うためには、「未露光」、「途中露
光」、「露光済」、「現像済」のそれぞれに応じて、バ
ーコード円盤5を図8(a)〜(d)に示す位置に停止
させてやれば良い。
【0034】図10は制御回路11のフィルムカートリ
ッジの露光状態設定時の動作を示すフローチャートであ
る。 (S300)S300ではフィルム給送用モータ16を
フィルム巻き戻し方向に駆動し、S301に進む。 (S301)301では、フォトレフレクタ制御回路2
0、22、フォトレフレクタ21、23を駆動し、バー
コード円盤5上のバーコードのエッジの検出を開始す
る。それぞれのフォトリフレクタがバーコードのエッジ
をカウントするたびにカウンタは1加算される。次にS
302に進む。 (S302)S302では、フォトリフレクタ21がバ
ーコード円盤5上のバーコードの概略半周にわたる暗部
分の直後の基準エッジ5aを検出したかどうかがチェッ
クされる。基準エッジ5aを検出した場合はS303に
進む。基準エッジ5aが検出できていない場合は、検出
できるまでS302を繰り返す。基準エッジ5aの検出
については、S205で説明したのと同一の方法によっ
て行われる。 (S303)S303では、フォトリフレクタ21(図
10ではPR1)用のエッジカウンタを0に初期化し、
S304に進む。 (S304)S304では、制御回路11は内部のRA
M上のフラグを参照して、表示すべき露光状態が「未露
光」であるかどうをチェックする。「未露光」状態にセ
ットする場合は、S312に進む。そうでない場合はS
305に進む。 (S305)S305では、制御回路11は内部のRA
M上のフラグを参照して、表示すべき露光状態が「途中
露光」であるかどうかをチェックする。「途中露光」状
態にセットする場合は、S311に進む。そうでない場
合はS306に進む。 (S306)S306では、フォトリフレクタ23がバ
ーコード円盤5上のバーコードの概略半周にわたる暗部
分の直後の基準エッジ5aを検出したかどうかがチェッ
クされる。基準エッジ5aを検出した場合はS307に
進む。基準エッジ5aが検出できていない場合は、検出
できるまでS306を繰り返す。基準エッジ5aの検出
については、S205でフォトリフレクタ21による基
準エッジの検出で説明したのと同様な方法によって行わ
れる。 (S307)S307では、フォトリフレクタ2(2
3)(図10ではPR2)用のエッジカウンタが0に初
期化される。そして、S308に進む。 (S308)S308では、制御回路11は内部のRA
M上のフラグを参照して、表示すべき露光状態が「露光
済」であるかどうかがチェックされる。「露光済」状態
にセットする場合は、S313に進む。そうでない場合
は「現像済」状態にセットされるのでS309に進む。 (S309)S309では「現像済」状態に露光状態表
示を設定する。フォトリフレクタ23でカウントされる
バーコードのエッジが所定数gになったかどうかをチェ
ックする。所定数gに到達した場合はS310に進む。
そうでない場合にはエッジカウンタの値が所定数gにな
るまでS309を繰り返す。所定数gは図8(d)にお
けるバーコード円盤と「現像済」状態におけるバーコー
ド円盤の位置関係が成り立っている場合はたとえば9で
ある。 (S310)S310にシークエンスが進んだ時点でバ
ーコード円盤5は所定の露光状態表示位置に到達してい
るので、ここでフィルム給送用モータ16を停止させ、
露光状態表示設定動作を終了する。 (S311)S311では「途中露光」状態に露光状態
表示を設定する。フォトリフレクタ21でカウントされ
るバーコードのエッジが所定数eになったかどうかをチ
ェックする。所定数eに到達した場合はS310に進
む。そうでない場合にはエッジカウンタの値が所定数e
になるまでS311を繰り返す。所定数eは図8(b)
におけるバーコード円盤と「途中露光」状態におけるバ
ーコード円盤の位置関係が成り立っている場合はたとえ
ば14である。 (S312)S312では「未露光」状態に露光状態表
示を設定する。フォトリフレクタ21でカウントされる
バーコードのエッジが所定数dになったかどうかをチェ
ックする。所定数dに到達した場合はS310に進む。
そうでない場合にはエッジカウンタの値が所定数dにな
るまでS312を繰り返す。所定数dは図8(a)にお
けるバーコード円盤と「未露光」状態におけるバーコー
ド円盤の位置関係が成り立っている場合はたとえば4で
ある。 (S313)S313では「露光済」状態に露光状態表
示を設定する。フォトリフレクタ2(23)でカウント
されるバーコードのエッジが所定数fになったかどうを
チェックする。所定数fに到達した場合はS310に進
む。そうでない場合にはエッジカウンタの値が所定数f
になるまでS313を繰り返す。所定数fは図8(c)
におけるバーコード円盤と「露光済」状態におけるバー
コード円盤の位置関係が成り立っている場合はたとえば
4である。
【0035】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、フィルムカートリッジ1の排出動作の直前に、フィ
ルム露光状態表示の設定動作が行われるため、フィルム
巻き戻し動作終了時点からフィルムカートリッジは移出
動作までの間に、振動やショックが加わった場合でも、
それがフィルム露光状態表示に影響を及ぼすことがない
ため、表示のズレや狂いが起きないと言う効果がある。
【0036】なお、本実施の形態では、途中露光済みフ
ィルムを装填された場合に撮影可能となる駒まで巻き上
げる例を示したが、たとえば撮影が行われたか否かがフ
ィルムに磁気記録されているような場合に、廉価なカメ
ラではフィルム上の磁気記録を読み込む回路を持たない
こともあり得る。そのようなカメラでは「途中露光」の
フィルムカートリッジが装填された場合に、「途中露
光」状態であることはカートリッジ上のバーコード情報
により識別できても、未露光の駒の位置が検出できず、
既に撮影されている駒を二重露光させることなくフィル
ムのローディングが行えない。したがって、このような
カメラでは「途中露光」状態のフィルムカートリッジが
扱えないことを示すために、「途中露光」フィルムカー
トリッジが装填された場合にはフィルムのローディング
を行わず、指標2aを「撮影済」に合わせて排出した
り、同様に途中巻き戻しが行われた場合にも「撮影済」
にセットするよう構成しても良い。
【0037】また、「現像済」状態のカートリッジにつ
いても、カメラ自体が他の露光状態で装填されたフィル
ムカートリッジの露光状態を「現像済」にセットするこ
とは無いため、カメラとしての取り扱いを「露光済」状
態のフィルムカートリッジと同様に扱っても良い。
【0038】すなわち、このような場合にはカメラ側で
セットする指標位置は「未露光」か「露光済」の二種類
になる。 (第2の実施の形態)上記第1の実施の形態では、常に
カートリッジ排出スイッチ24が操作されてから、フィ
ルム露光状態表示の設定を行う実施例であった。通常、
フィルムは巻き戻し動作が終了すればただちにカートリ
ッジ排出が行われることが多いが、第1の実施の形態で
はフィルム巻き戻し動作が終了した直後に、フィルムカ
ートリッジの排出を行おうとした場合、いったん停止し
た給送用モータ16の駆動を、露光状態表示のために必
ず巻き戻し方向に駆動が再開されるため、カートリッジ
排出スイッチ24が操作されてから実際にカートリッジ
排出が行われるまでの時間が長くなってしまう。
【0039】本実施の形態はその点を工夫したものであ
る。
【0040】本実施の形態の回路構成は、図6の回路構
成と同じであるので、それを援用するものとする。
【0041】図11は、本実施の形態に係る図6の制御
回路11のフローチャートで、以下、このフローチャー
トに従って本実施の形態の動作を説明する。
【0042】なお、図11におけるS400〜S423
については、第1の実施の形態で説明した図7における
S100〜S123と同一の動作をする(図11におい
て、図7の各ステップと同じステップは、図11のS4
00〜S423の各ステップ番号の下二桁の番号が同じ
番号として対応している)ため、異なる点のみ述べて詳
細な説明は省略する。異なる点は、S406において
「露光済」または「現像済」のフィルムカートリッジが
装填された場合に実行されるS424が図7におけるS
124の動作が対応していない点と、S423では巻き
戻し動作自体の終了を検出しても給送用モータ16の駆
動は停止されない点が第1の実施の形態のS123と異
なっている。
【0043】次にS424以降の動作についてごとに説
明する。 (S424)フィルムの巻き戻し動作(S423)が終
了するか、またはフィルムカートリッジの装填時に「露
光済」または「現像済」のカートリッジが装填される
(S406)とこのS424が実行される。S424で
はフィルムの露光状態の表示の設定動作が行われる。第
1の実施の形態とはここでまずフィルム露光状態表示の
設定動作を行う点が異なっている。S423において給
送用モータ16は巻き戻し方向に駆動されたままである
ので、S424においては給送用モータ16の改めての
起動は行わなくても良い。フィルム露光状態表示設定動
作自体については第1の実施の形態のS300〜S31
3で説明した動作と同様であるため、説明を省略する。
フィルム露光状態の表示設定動作が終了すると、S42
5に進む。 (S425)S425では、制御回路11内にある計時
用タイマーをスタートさせ、S426に進む。 (S426)S426では、カートリッジ排出スイッチ
26がONしたかどうかの判断を行い、カートリッジ排
出スイッチ26がONしない間は、ONするまでこのS
426を繰り返す。カートリッジ排出スイッチ26がO
Nされると、次のS427に進む。 (S427)S427では、S425でスタートされた
計時用タイマーにより、S424でのフィルム露光状態
表示の設定から、カートリッジ排出のためのカートリッ
ジ排出スイッチ26の操作までの経過時間が予め設定さ
れている所定時間より大きいか否かの判断が行われる。
この所定時間は、たとえば数分単位の数字であり、この
所定時間以内であれば、巻き戻し終了後にショックが加
わる可能性が少なかったり、または振動が加わったとし
てもS424で設定されたフィルム露光状態表示がズレ
て露光状態が判別できなくなるよりも小さい時間であ
る。S427で経過時間が所定時間以上と判断された場
合には、S428に進む。S427で経過時間が所定時
間内と判断された場合にはS428を経ないでS429
に進む。 (S428)S428では、再度S424と同様にし
て、再度のフィルム露光状態表示設定動作が行われる。
このの動作についても第1の実施の形態のS300〜S
313で説明した動作と同一であるため、説明を省略す
る。S428が終了した後は、S429に進む。 (S429)S429では、PWM制御回路17、モー
タ駆動回路18を介してカートリッジ用モータ19をカ
ートリッジ排出方向に駆動し、これによりフィルムカー
トリッジ1 がカメラ内より排出される。カートリッジ
排出動作が終了すると、以上のフローは終了する。
【0044】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、巻き戻し動作が終了した直後にカートリッジ排出動
作が行われるときには、カートリッジ排出直前の再度の
フィルム露光状態表示の設定動作を行わないために、カ
ートリッジ排出スイッチ26の操作後、速やかにフィル
ムカートリッジの排出が行われる。また、フィルム巻き
戻し動作が終了した状態で、そのまま、カメラが放置さ
れたような場合には、振動やショックによって、フィル
ム露光状態表示がズレてしまったとしても、カートリッ
ジ排出動作時に再度フィルム露光状態表示の設定動作が
行われズレや狂いが除去されるため、放置時の振動やシ
ョックによる影響を排除できるという効果がある。
【0045】(発明と実施の形態の対応)以上の実施の
形態において、フィルムカートリッジ1上の表示窓3
a、3b、3c、及び供給スプール2の指標2aが本発
明のフィルム供給スプールに連動する表示手段に、カー
トリッジ排出スイッチ26が本発明のカートリッジ取り
出し手段に、制御回路11内部のRAM が本発明の記
憶手段に、制御回路11のS126、PWM 制御回路
14、モータ駆動回路15、及び給送、巻き戻し用モー
タ16が本発明の設定手段に、PWM 制御回路17、
モータ駆動回路18、及びカートリッジ用モータ19が
本発明の排出手段に、制御回路11のS427が本発明
の判定手段に、制御回路11のS428が本発明の制御
手段に、それぞれ相当する。
【0046】なお、以上が本発明の各構成と実施の形態
の各構成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の
形態の構成に限られるものではなく、請求項で示した機
能、または、実施の形態の構成が持つ機能が達成できる
構成であればどのようなものであってもよいことは言う
までもない。
【0047】例えば、以上の実施の形態において、制御
回路11のS126、S424、またはS428で設定
されるフィルムカートリッジの表示はフィルムの使用状
態の情報であるが、本発明はこれ以外の情報を設定する
場合であっても適用できるものである。、、また、以上
の実施の形態では、カートリッジ排出スイッチ26の操
作に応答してフィルムカートリッジの表示を設定するよ
うにしているが、本発明は、カートリッジ室の蓋の開操
作等、カートリッジを取り出すための操作であればどの
ようなものであっても適用できるものである。
【0048】また、以上の第2の実施の形態において、
制御回路11のS424とS428の間で所定時間ごと
に自動的にフィルムカートリッジの表示を設定し直する
ようにしてもよい。この場合、制御回路11のS427
の経過時間の判定は、フィルムカートリッジの表示を最
後に設定し直してからの時間とすればよい。
【0049】また、以上の第2の実施の形態では、フィ
ルムカートリッジの表示を設定し直す必要があるか否か
の判定(フィルムカートリッジの表示のズレの判定)
は、フィルムカートリッジの表示を設定してからの経過
時間に基づいて行なっているが、これは、振動やショッ
クが作用したことを検出できるセンサの検出結果に基づ
いて判定する等、どのような判定方法であっても本発明
は適用できるものである。
【0050】また、本発明は、以上の実施の形態に記載
のカートリッジ以外の形式のカートリッジやフィルム以
外の画像記録媒体を有するカートリッジ、更にはその他
の種類のカートリッジやカートリッジ以外の装填物であ
っても適用できるものである。
【0051】また、本発明は、以上の実施の形態及び変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
るようにしてもよいまた、本発明は、一眼レフカメラ、
レンズシャッタカメラ、ビデオカメラ等種々の形態のカ
メラ、更にはカメラ以外の光学機器やその他の装置、更
にはそれらカメラや光学機器やその他の装置に適用され
る装置又は、これらを構成する要素に対しても適用でき
るものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ートリッジ取り出し操作に応答してカートリッジ取り出
し時にカートリッジの表示を設定するようにしているの
で、振動等により装填中にカートリッジの表示がズレて
誤表示してしまうといった不都合が防止できるものであ
る。
【0053】更に、本発明によれば、上記効果に加え、
装填中にカートリッジの表示がズレないような状況で
は、カートリッジの表示を設定し直さないので迅速にカ
ートリッジの取出しや交換を行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態において用いるフィルムカ
ートリッジの上面図。
【図2】図1のフィルムカートリッジのフィルム露光状
態に応じた表示の様子を示す図。
【図3】図1のフィルムカートリッジの斜視図。
【図4】図1のフィルムカートリッジの下面図。
【図5】図1のフィルムカートリッジのバーコード円盤
5の形態を示す図。
【図6】本発明の実施の形態の係るカメラの回路構成を
示すブロック図。
【図7】図6の制御回路11のフローチャート。
【図8】本発明の実施の形態の係るフィルムカートリッ
ジの露光状態表示とバーコード円盤5の位置関係を示す
図。
【図9】図6の露光状態読み取りステップのフローチャ
ート。
【図10】図6の露光状態設定ステップのフローチャー
ト。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る制御回路1
1のフローチャート。
【符号の説明】
1 フィルムカートリッジ 2 供給スプール 2a 指標 3a,3b,3c,3d 表示用窓 4a,4b 切り欠き部 5 バーコード円盤 11 制御回路 12 AF・AE 制御回路 13 EEPROM 14,17 PWM 制御回路 15,18 モータ駆動回路 16 フィルム給送、巻き戻し用モータ 19 カートリッジ用モータ 20 フォトリフレクタ制御回路 21 フォトリフレクタ 22 フォトリフレクタ制御回路 23 フォトリフレクタ 24 レリーズスイッチ 25 途中巻き戻しスイッチ 26 カートリッジ排出スイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−258705(JP,A) 特開 平4−349444(JP,A) 特開 平6−273846(JP,A) 特開 平7−64145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00 - 17/46 G03B 7/00 - 7/28

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムカートリッジに設けられたフィ
    ルム供給スプールに連動する表示手段を備えたフィルム
    カートリッジが適用できるカメラにおいて、カートリッ
    ジ室からフィルムカートリッジを取り出すためのカート
    リッジ取り出し手段と、前記フィルムカートリッジの表
    示手段に表示させる情報を記憶する記憶手段と、フィル
    ムの巻戻しが完了した状態で停止している前記カートリ
    ッジ室に装填されているフィルムカートリッジのフィル
    ム供給スプールを前記カートリッジ取り出し手段のカー
    トリッジ取り出し操作に応答して駆動し、前記記憶手段
    の記憶内容に従って前記表示手段を設定する設定手段と
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記フィルムカートリ
    ッジのフィルム使用状態を前記表示手段に設定すること
    を特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記フィルムカートリ
    ッジのフィルム供給スプールを前記カートリッジ取り出
    し手段のカートリッジ取り出し操作に応答して駆動する
    電動駆動手段を有することを特徴とする請求項1または
    2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジ取り出し手段のカート
    リッジ取り出し操作に応答して前記設定手段が前記表示
    手段を設定後、前記フィルムカートリッジを排出するた
    めの排出手段を有することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 フィルムカートリッジに設けられたフィ
    ルム供給スプールに連動する表示手段を備えたフィルム
    カートリッジが適用できるカメラにおいて、カートリッ
    ジ室に装填されているフィルムカートリッジのフィルム
    供給スプールを駆動しフィルム巻戻し後前記フィルムカ
    ートリッジの表示手段を設定する設定手段と、カートリ
    ッジ室からフィルムカートリッジを取り出すためのカー
    トリッジ取り出し手段と、前記フィルムカートリッジの
    表示手段を設定し直す必要があるか否かを判定する判定
    手段と、前記カートリッジ取り出し手段のカートリッジ
    取り出し操作に応答して前記判定手段が前記フィルムカ
    ートリッジの表示手段を設定し直す必要があると判定す
    る場合には前記設定手段に前記表示手段を設定し直させ
    る制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記カートリッジ取り
    出し手段のカートリッジ取り出し操作に応答して前記判
    定手段が前記表示手段を設定し直す必要はないと判定す
    る場合には、前記設定手段に前記表示手段を設定し直さ
    せないことを特徴とする請求項5記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、前記設定手段が前記表
    示手段を設定後所定時間経過している場合には、前記表
    示手段を設定し直す必要があると判定することを特徴と
    する請求項5または6記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、前記設定手段が前記表
    示手段を設定後所定時間経過していない場合には、前記
    表示手段を設定し直す必要はないと判定することを特徴
    とする請求項5〜7のいずれかに記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジ取り出し手段のカート
    リッジ取り出し操作に応答して前記判定手段が前記表示
    手段を設定し直す必要があると判定する場合には、前記
    設定手段により前記表示手段が設定し直された後、前記
    フィルムカートリッジを排出するための排出手段を有す
    ることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のカ
    メラ。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジ取り出し手段のカー
    トリッジ取り出し操作に応答して前記判定手段が前記フ
    ィルムカートリッジの表示手段を設定し直す必要はない
    と判定する場合には、前記設定手段により前記表示手段
    が設定し直されることなくフィルムカートリッジを排出
    するための排出手段を有することを特徴とする請求項5
    〜9のいずれかに記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 フィルムカートリッジに設けられたフ
    ィルム供給スプールに連動する表示手段を備えたフィル
    ムカートリッジが適用できるカメラにおいて、カートリ
    ッジ室からフィルムカートリッジを取り出すためのカー
    トリッジ取り出し手段と、前記フィルムカートリッジの
    表示手段に表示させる情報を記憶する記憶手段と、フィ
    ルムの巻戻しが完了した状態で停止している前記カート
    リッジ室に装填されているフィルムカートリッジのフィ
    ルム供給スプールを前記カートリッジ取り出し手段のカ
    ートリッジ取り出し操作に応答して駆動し、前記記憶手
    段の記憶内容に従って前記表示手段を設定する設定手段
    とを有することを特徴とするフィルムカートリッジ表示
    設定装置。
  12. 【請求項12】 フィルムカートリッジに設けられたフ
    ィルム供給スプールに連動する表示手段を備えたフィル
    ムカートリッジが適用できるカメラにおいて、カートリ
    ッジ室に装填されているフィルムカートリッジのフィル
    ム供給スプールを駆動しフィルム巻戻し後前記フィルム
    カートリッジの表示手段を設定する設定手段と、カート
    リッジ室からフィルムカートリッジを取り出すためのカ
    ートリッジ取り出し手段と、前記フィルムカートリッジ
    の表示手段を設定し直す必要があるか否かを判定する判
    定手段と、前記カートリッジ取り出し手段のカートリッ
    ジ取り出し操作に応答して前記判定手段が前記フィルム
    カートリッジの表示手段を設定し直す必要があると判定
    する場合には前記設定手段に前記表示手段を設定し直さ
    せる制御手段とを有することを特徴とするフィルムカー
    トリッジ表示設定装置。
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