JP3511743B2 - 現像処理装置 - Google Patents

現像処理装置

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JP3511743B2
JP3511743B2 JP19347395A JP19347395A JP3511743B2 JP 3511743 B2 JP3511743 B2 JP 3511743B2 JP 19347395 A JP19347395 A JP 19347395A JP 19347395 A JP19347395 A JP 19347395A JP 3511743 B2 JP3511743 B2 JP 3511743B2
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善文 中村
義彦 中嶋
康人 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は現像処理装置に関す
る。さらに詳しくは、現像処理装置における現像部の処
理槽へ水や補充液を補給するためのタンクに関する。 【0002】 【従来の技術】現像処理装置は、フィルムや印画紙等の
写真感光材料の現像を行なう現像部を備えている。この
現像部は発色現像、漂白、定着などを行なう処理槽に分
かれており、各処理槽内の処理液は最適な処理ができる
ように、ヒータなどにより一定の温度に保持されてい
る。そのため、ヒータなどの加熱や雰囲気温度により、
現像液、定着液などの処理液中の水分が蒸発してしま
う。また写真感光材料が各処理槽を通過する際に、処理
液が写真感光材料に付着し、処理液が減少する。その結
果、処理液の濃度が高くなったり、液疲労により現像の
質を低下させるばあいがある。したがって、従来から処
理液の性能を一定に保つために、各処理槽に水分を補給
するための補水タンクや補充液を補給するための補充タ
ンクが現像処理装置に接続されている。この補充タンク
としては、図4に示すように、自動現像処理装置の機械
内の収納部50に各処理槽の数に相当する数だけ配列さ
れており、各補充タンク51は、箱形のタンク本体52
の上壁53に補充液を投入するための投入部54が形成
されている。該投入部54には、その両端が支持ピン5
5により上側に開閉できるようにされたタンク蓋56が
取り付けられている。なお、補充タンク51の投入部5
4に撹拌棒57が挿入されている。また、補充液は、供
給口58から所定量ずつ処理槽へ送られるようにされて
いる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記補
充タンク51では、タンク本体52内へ補充液を投入し
やすくするために、投入部54の長さを前記上壁53か
ら収納部50の外装カバー59に形成される投入窓60
の内側まで伸ばさなければならない。そのため、タンク
本体52の底側61から投入部54までの高さH1が高
くなるわりには、底側61から上壁53までの高さH2
が高くならず、タンク本体52の容量を大きくすること
ができない問題がある。また前記投入部54が上壁53
から伸ばされているため、投入部54の成形型が複雑と
なり、成形コストが高くなる問題がある。さらに前記投
入部54が外装カバー59の内側の位置にあるため、補
充液を補充(投入)しにくく、補充作業がやっかいであ
るという問題がある。かかる問題に対しては、外装カバ
ー59の投入窓60の角穴を大きくしたり、または外装
カバー59を全面開閉式のカバーにしたりして、補充作
業を行なっているが、当該作業中に異物が補充タンク内
に侵入しやすい問題がある。 【0004】本発明は、叙上の事情に鑑み、水や補充液
の補給時間を長くすることができるとともに、補充作業
を向上させることができる現像処理装置を提供すること
を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の現像処理装置
は、複数の処理槽からなる現像部を備えてなる現像処理
装置であって、該現像処理装置の機械内の収納部に配列
され、前記現像部の各処理槽に接続されるタンクが、ほ
ぼ垂直に立設する側面上に補給液を投入するための投入
口が形成されたタンク本体と、投入口を開閉させる開
閉蓋機構からなるとともに、該開閉蓋機構が、前記投入
口の下部において開閉自在にされてなる前蓋と、該前蓋
の背面の両側部に形成される案内スロープ部からなり、
前記タンクに補充液を投入する際、前記前蓋を開けて該
前蓋を前記現像処理装置の機械外に引き出し可能にされ
てなることを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の現像処理装置によれば、
投入口がタンク本体の側面上に形成され、かつ、該投入
口の開閉蓋機構が、開閉自在な前蓋と案内スロープ部か
らなるため、タンク自体の容量が従来よりも多く確保で
きる。また、前記案内スロープ部により、機械外に前蓋
を開けたときに、投入スペースができるため、タンクへ
の補充作業性が向上する。 【0007】以下、添付図面に基づいて本発明の現像処
理装置を説明する。 【0008】図1は本発明の現像処理装置の一実施例を
示す概略説明図、図2は図1における補充タンクの一実
施例を示す正面図、図3は図2における補充タンクの左
側面図である。 【0009】図1に示すように、現像処理装置は、写真
感光材料であるフィルムPを送り込む挿入部1と、フィ
ルムPを現像処理する現像部2と、現像処理したフィル
ムPを乾燥する乾燥部3と、乾燥したフィルムPを貯え
ておくストッカー4を備えており、また前記現像部2に
は、補充タンク5、補水タンク6および廃液タンク7な
どが接続されている。 【0010】前記現像部2には、フィルムPの発色現像
を行なう発色現像槽2aと、漂白を行なう漂白槽2b
と、定着を行なう定着槽2cと、現像を安定させる安定
槽2dからなる複数の処理槽が組み込まれており、各槽
内にはそれぞれ現像液、漂白液、定着液、安定液の処理
液が入れられている。また各処理槽の内部にはラック8
が組込まれている。現像部2の内部に送り込まれる写真
感光材料であるフィルムPは各処理槽のラック8内を破
線で示すように搬送され、各処理槽の処理液中に順次搬
送されて現像処理される。ラック8の内部には、フィル
ムPを移送させる搬送機構が組込まれている。この搬送
機構としては、フィルムの先端が接続されるリーダの角
孔と係合可能な複数のスプロケット9を用いる。なお本
発明においては、フィルムを現像させるものに限定され
るものではなく、写真感光材料として印画紙を現像する
ばあいでは、前記搬送機構はその印画紙を挟持する一対
の送りローラが複数用いられているものを用いることが
できる。 【0011】前記現像部2に接続される補水タンク6や
補充タンク5には、補給液である水や補充液が貯えられ
ており、ドライブユニット(図示せず)によりポンプP
1〜P8を作動させると、各処理槽に水や補充液を補給
し、処理液の性能を一定にしている。この補充タンク5
は、図2〜3に示すように、ほぼ垂直に立設する側面1
0上に補給液である補充液を投入するための投入口11
が形成されたタンク本体12と、該投入口11を開閉さ
せる開閉蓋機構から構成されており、また該開閉蓋機構
は、前記投入口11の下部において開閉自在にされてな
る前蓋13と、該前蓋13の背面14の両側部15に形
成される案内スロープ部16から構成されている。前記
前蓋13の下端にはL字状に折り曲げられた一対のフラ
ンジ17が形成されており、該一対のフランジ17とタ
ンク本体12に形成した突片18に挿通される支持ピン
19を支点として前蓋13を開閉できるようにされてい
る。前記案内スロープ部16は、一部分切り欠かかれた
ほぼ半月の形状をしており、該案内スロープ部16の外
壁面には、前記投入口11の側部11aの内側に係止す
るストッパー20が形成されている。このストッパー2
0は、前蓋13を開けたときに、補充液が投入されやす
い位置に前蓋13の回転を止める。ストッパー20とし
ては、投入口11側に、たとえばゴムなどの緩衝材を付
着させておくと前蓋13を開けたときの衝撃を吸収する
ことができる。前記案内スロープ部16の外側部の前蓋
13の近傍には、前蓋13を閉じた状態で保持できるよ
うに、突部21aが形成されている。すなわち、前蓋1
3を閉じると、まず突部21aは、投入口11の両側部
11aの内側に当接し、さらに前蓋13を押すと、突部
21aが案内スロープ部16を内側へ弾性変形させつ
つ、両側部11aを乗り越えて、前蓋13の両側部15
と突起21aとで投入口11の両側部11aを挟むよう
にしている。また前記案内スロープ部16の外側部のス
トッパー20の近傍には、前蓋13を開口状態で保持で
きるように、突部21bが形成されている。すなわち、
閉じている前蓋13を開ける際、前記突部21aが両側
部11aを乗り越える。さらに開けると、突部21b
は、ストッパー20が両側部11aに当接する手前で両
側部11aに当接し、さらに前蓋13を引き開けると、
案内スロープ部16を内側へ弾性変形させつつ、両側部
11aを乗り越え、ついでストッパー20が両側部11
aに当接し、突部21bとストッパー20とで投入口1
1の両側部11aを挟むようにしている。また前記投入
口11の上部には、補充液の分離や沈殿などを防止する
ために、必要に応じて補充液を撹拌する撹拌棒25が挿
入されている。なお26は、補充液を処理層へ供給する
ための供給口であり、また27は、補充液の残量が少な
くなったことを検知するための液面センサの取付口であ
る。 【0012】本発明では、補充タンク6の前蓋13に補
充液を投入するための案内スロープ部16が形成されて
いるため、補充タンク6の投入口11を外装カバー30
の内側ぎりぎりまでもってくることができる。すなわ
ち、補充タンク6の高さを従来の補充タンクと同じにし
ても、補充タンク6の上壁31を高くできるため、タン
ク容量を増やすことができる。また前蓋を開けたとき、
機械の外装カバー30から引き出し、投入スペースが確
保でき、たとえば補充液のボトル口を沿わせやすくでき
るため、タンクへの補充(投入)作業性が向上する。さ
らに案内スロープ部により液のこぼれも防止できる。 【0013】なお本明細書におけるタンクは、補充タン
クに限定されるものではなく、補水タンクであってもよ
い。 【0014】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の現像処理
装置における現像部に接続されるタンクには、投入口が
タンク本体の側面上に形成され、かつ、該投入口の開閉
蓋機構が、開閉自在な前蓋と案内スロープ部からなるた
め、従来のごとく投入口を伸ばさなくて済むので、タン
ク自体の容量が従来よりも多く確保でき、処理槽への補
給時間を長くすることができる。また、前記案内スロー
プ部により、機械外に前蓋を開けたときに、投入スペー
スができるため、タンクへの補給作業が向上する。また
投入口はタンク本体の側面に形成されているため、形成
しやすく、成形コストが低減する。さらに前蓋の開閉ス
ペースだけの狭い操作範囲を外装カバーに開ければよい
ため、当該操作範囲の開口穴から作業中に異物が侵入し
にくくなる。このため、該異物による目詰がなくなり、
水や補充液を充分に補給することができ、現像処理を安
定に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の現像処理装置の一実施例を示す概略説
明図である。 【図2】図1における補充タンクの一実施例を示す正面
図である。 【図3】図2における補充タンクの左側面図である。 【図4】現像処理装置に接続される従来の補充タンクを
示す斜視図である。 【符号の説明】 1 挿入部 2 現像部 3 乾燥部 4 ストッカー 5 補充タンク 6 補水タンク 7 廃液タンク 10 側面 11 投入口 12 タンク本体 13 前蓋 14 背面 15 両側部 16 案内スロープ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−213950(JP,A) 特開 昭57−185063(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の処理槽からなる現像部を備えてな
    る現像処理装置であって、該現像処理装置の機械内の収
    納部に配列され、前記現像部の各処理槽に接続されるタ
    ンクが、ほぼ垂直に立設する側面上に補給液を投入する
    ための投入口が形成されたタンク本体と、該投入口を開
    閉させる開閉蓋機構からなるとともに、該開閉蓋機構
    が、前記投入口の下部において開閉自在にされてなる前
    蓋と、該前蓋の背面の両側部に形成される案内スロープ
    部からなり、前記タンクに補充液を投入する際、前記前
    蓋を開けて該前蓋を前記現像処理装置の機械外に引き出
    し可能にされてなることを特徴とする現像処理装置。
JP19347395A 1995-07-28 1995-07-28 現像処理装置 Expired - Lifetime JP3511743B2 (ja)

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