JP2685347B2 - 現像装置の運転方法 - Google Patents
現像装置の運転方法Info
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Description
する補充処理液を収容する処理液補充タンク及び現像装
置運転方法に関する。
現像機では、現像槽等の各処理槽へ現像液等の処理液が
充填されており、感光材料はこれらの処理液へ順次挿入
されて現像処理が行われる。
るために補充供給しなくてはならない。このため従来補
充タンクが設けられ、この補充タンクからポンプによっ
て処理液を取り出して現像槽等へ供給補充するようにな
っている。この補充タンクには液面検出センサが設けら
れ、補充処理液の残量が少なくなると警報を発してタン
クへ補充液の注入を促すようになっている。しかし現像
機は警報が発せられた後も運転を継続しているので、さ
らにタンク内の液面が低下し、取出口から空気が混入し
て気泡が混在した処理液が処理槽へと送られる原因とな
っている。
と、処理中の感光材料が現像不良となる。
補充しなくても、補充タンク内の空気が混入した処理液
を処理槽へ送ることがなく、また、処理中の感光材料の
現像不良を生じさせないことを課題とする。
ンクを備えた現像装置の運転方法であって、前記補充タ
ンクの底部に形成した傾斜面に処理液の取出口を設け、
この取出口より上方に液面検出センサを設けて、液面検
出センサまで補充タンク内の液面が低下すると感光材料
の供給を停止すると共に警報を発し、液面が取出口まで
低下するまでに、処理中の感光材料を現像装置から送り
出し、現像装置を停止させることを特徴としている。
口を通じて処理槽へ供給されると、補充タンクの液面が
次第に低下していく。ここで、取出口より上方にある液
面検出センサまで液面が低下すると、液面検出センサが
信号を出力して、感光材料の供給を停止し、警報等を発
して補充タンクの残量がない旨をオペレータに知らせ
る。
せ、液面が取出口まで低下するまでに、処理中の感光材
料を現像装置から送り出す。このため、処理中の感光材
料は現像不良とならない。なお、処理中の感光材料が現
像装置から送り出されるまで、補充タンクの取出口から
処理槽へ供給される処理液の量は、取出口と液面検出セ
ンサとの高低差を変えることで、必要な量に調整でき
る。さらに、液面が取出口まで低下するまでに、現像装
置が停止するので、取出口から空気が混入して処理槽へ
送られることがない。また、取出口は傾斜面に接続され
ているので、補充タンク内のゴミが入り難い。
る。この現像機では現像槽12、漂白・定着槽14、水洗槽
16、17、18が順次隣接して設置され、それぞれ処理液が
充填されている。感光材料Fは図示しない搬送ラツクに
よる駆動力を受けて現像槽12から順次挿入・取出されて
一連の現像処理が行われる。
から補充液を取り出して現像槽12へと供給するようにな
っている。
ンク本体28を備えている。タンク本体28は上下に長手方
向とされ、側壁には補給リブ32が形成されている。この
タンク本体28の底面は片側が高位置にある平坦面28Aと
され、他の片側が低位置にある平坦面28Bとなってお
り、これらの間が傾斜面28Cとされている。
の液面センサ34にはフロート36が配置され、このフロー
ト36が液面Aを検出してその検出信号を制御装置22へと
送るようになっている。これによって制御装置22は警報
器62を作動させる。
口38が形成され、ポンプ24へと接続されている。この取
出口38は筒状とされており、傾斜面28Cに連通されてい
るので、タンク本体28の内部に入り込んだごみがこの取
出口38内へ入りにくい構成となっている。このタンク本
体28内のごみをさらに取出口38内へ入りにくくするため
には、取出口38の筒部をタンク本体28内へさらに突出さ
せることが好ましい。取出口38部分での液面Bは液面A
との間に高さHだけ差があり、これらの液面A、B間の
流量は、処理中の感光材料Fが現像槽12〜水洗槽18の全
ての処理槽から取り出される場合に必要とされる補充処
理液量以上となっている。このため、液面Aが検出され
た状態で各処理槽内にある感光材料Fが最後の水洗槽18
から取り出されるまでに現像槽12へ補充タンク26内の処
理液が供給されても、タンク内液面は液面Bよりも上位
にあるよう設定されている。
したごみ等を排出できるようになっている。
れており、下端部にかくはん板46が固着されている。作
業者はこのかくはん棒44を上下させることによってタン
ク本体28内の現像液を撹拌できる。
て順次各処理槽へ送られて現像処理が行われる。
面を元にもどすべく、また疲労した現像液を回復させる
べくポンプ24を駆動させる。これによって補充タンク26
から取り出された処理液は必要量が現像槽12へと供給さ
れる。また現像槽12からオーバーフローした廃液は廃液
収容タンク52へと取り出されて収容される。
に至ると制御装置22は警報器62を作動させる。これによ
って作業者は補充タンク26を新しい補充タンク26と交換
する必要がある。しかしこの交換作業が行われない場合
においても現像機は継続して運転される。さらに液面レ
ベルが取出口38まで至ると制御装置22は現像機の作動を
停止させる。しかしこの液面レベルAとBとのレベル差
はタンク本体28の処理液が約0.5に相当するだけの量
であり、この量の処理液が補充されている時間は現像機
内の感光材料Fの全てが水洗槽18から取り出されるに充
分であり、現像機が停止されても現像する感光材料に悪
影響を及ぼすことはない。
順次送られる。
〜水洗槽18の全ての処理槽の制御に適用できる。
の気泡巻込みや現像中の感光材料の現像不良をきたすこ
とのない優れた効果を有する。
図、第2図は本発明が適用された現像機を示す縦断面図
である。 F……感光材料、 12……現像槽、 14……漂白・定着槽、 16、17、18……水洗槽、 24……ポンプ、 26……補充タンク、 28……タンク本体、 28C……傾斜面、 34……液面センサ、 38……取出口。
Claims (1)
- 【請求項1】感光材料処理槽へ処理液を補充する補充タ
ンクを備えた現像装置の運転方法であって、 前記補充タンクの底部に形成した傾斜面に処理液の取出
口を設け、この取出口より上方に液面検出センサを設け
て、液面検出センサまで補充タンク内の液面が低下する
と感光材料の供給を停止すると共に警報を発し、液面が
取出口まで低下するまでに、処理中の感光材料を現像装
置から送り出し、現像装置を停止させることを特徴とす
る現像装置の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2282297A JP2685347B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 現像装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2282297A JP2685347B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 現像装置の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04156544A JPH04156544A (ja) | 1992-05-29 |
JP2685347B2 true JP2685347B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=17650590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2282297A Expired - Fee Related JP2685347B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 現像装置の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2685347B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS552243A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-09 | San Seiki Seisakusho:Kk | Fixer regenerating apparatus for photography |
JPS61257848A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-15 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感光材料給送装置 |
JPH0770090B2 (ja) * | 1987-12-23 | 1995-07-31 | 株式会社日立製作所 | 光学式デイスク |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2282297A patent/JP2685347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04156544A (ja) | 1992-05-29 |
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