JP2007322529A - 液体現像剤の液位制御装置および画像形成装置 - Google Patents
液体現像剤の液位制御装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007322529A JP2007322529A JP2006150218A JP2006150218A JP2007322529A JP 2007322529 A JP2007322529 A JP 2007322529A JP 2006150218 A JP2006150218 A JP 2006150218A JP 2006150218 A JP2006150218 A JP 2006150218A JP 2007322529 A JP2007322529 A JP 2007322529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- liquid developer
- liquid level
- container
- developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】液体現像剤の液位制御装置3は、液体現像剤を溜めるリザーブ容器9と、液体現像剤を供給するモータポンプM1およびモータドライバD1と、液体現像剤を取り出すモータポンプM2およびモータドライバD2と、液体現像剤の液面Sを上方から臨む液面検出センサ21と、液面検出センサ21の測定距離hが所定の距離h0となるように、モータポンプM1,M2を作動させる制御部22とを備えている。液面検出センサ21は、投光素子21aおよび受光素子21bを含み、投光素子21aから光を照射し、液面Sで反射された光を受光素子21bで検出して、液面検出センサ21から液面Sまでの距離hを測定する。所定の液位H0を検出したとき、液面検出センサ21の出力が最大となる。
【選択図】図3
Description
液体現像剤は、トナー粒子がキャリア液に分散された流体で、粘性を有しており、画像形成装置の現像装置に備わる複数の貯留容器(たとえば、攪拌槽、リザーブ容器、回収容器)を循環している。これら容器において、貯留されている液体現像剤の液量を測定するために、当該液体の液面の位置(液位)を検出する必要がある。
このため、液位を測定しようとしても、上記従来技術の液位検出装置では、正しく検出することができないという課題があった。
この発明は、また、液体現像剤の液位制御装置が湿式現像装置に組み込まれている画像形成装置を提供することを目的とする。
給液手段は、容器内に液体現像剤を供給することで、容器に溜められる液体現像剤の液面を上昇させる。一方、排液手段は、容器内の液体現像剤を取り出すことで、容器に溜められる液体現像剤の液面を下降させる。その際、液面が所定の高さに達し、液面検出センサとの距離が所定の距離になると、投光素子の照射角度および受光素子の受光角度と液面における光の入反射角度とが整合し、受光素子の受光量が最大になり、いわゆる反射のための焦点が合う。
また、請求項2記載の発明は、前記液面検出センサの位置を液面に対して上下方向に変化させるための昇降装置をさらに有することを特徴とする、請求項1記載の液体現像剤の液位制御装置である。
また、貯留量を検出する必要のないときは、液面検出センサを上方へ退避させておけば、液面検出センサに液体現像剤が誤って付着して汚れたりするのを防止できる。
また、請求項5記載の発明は、前記液体現像剤は、その粘度が10〜1000mPa・sであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体現像剤の液位制御装置である。この範囲の値の粘度を有する液体現像剤を用いても、容器内の液面にうねりが発生しないので、液面検出センサによる液面の検出を良好に行うことができる。
この構成によれば、容器内の液体現像剤の液位をより正確に測定することで、容器に貯留された液体現像剤の量を制御することができるので、トナー濃度を制御することができ、結果として、良好な画像形成ができる画像形成装置を実現できる。
図1は、この発明の一実施形態にかかる液体現像剤の液位制御装置を備えた画像形成装置の要部の概略構成を図解的に示す縦断面図である。
図1を参照して、画像形成装置1は、カラー印刷を行う、たとえば、プリンタ,複写機やファクシミリなどの装置であり、シアントナー用,マゼンタトナー用およびイエロートナー用の湿式の現像装置2を有している。各現像装置2には、リザーブ容器9が含まれており、リザーブ容器9に液位制御装置3が備えられている。以下の説明では、シアントナー用の現像装置2を例にとって説明する。
湿式の現像装置2は、液体現像剤を貯留する現像槽10と、汲み取りローラ11と、塗布ローラ12と、現像ローラ13とを備えている。
汲み取りローラ11の一部は、現像槽10内に貯留されている液体現像剤に浸されている。現像槽10内に貯留されている液体現像剤は、汲み取りローラ11および塗布ローラ12の回転によって汲み取られ、現像ローラ13上に塗布される。塗布された液体現像剤は、現像ローラ13から感光体ドラム30に与えられる。
回収容器17は、搬送経路44を介して攪拌槽6に接続されている。搬送経路44にはモータポンプM3が介装されており、このモータポンプM3が作動すると、回収現像剤が、回収容器17から攪拌槽6へ搬送される。
攪拌槽6には、また、搬送経路42を介してキャリアタンク5が接続されている。キャリアタンク5には、キャリア液が貯留されている。搬送経路42にはモータポンプM5が介装されており、このモータポンプM5が作動すると、キャリア液がキャリアタンク5から攪拌槽6へ搬送される。
図2は、リザーブ容器9に溜められる液体現像剤の量を、リザーブ容器9の側壁に対向した位置に配置された液面検出センサ121により検出しようとしたときの概略図であり、(a)は、モータポンプM1が作動して液体現像剤が供給されるときの図であり、(b)は、モータポンプM2が作動して液体現像剤が取り出されるときの図である。
図3を参照して、リザーブ容器9には、リザーブ容器9に溜められる液体現像剤の液位Hを検出するため、リザーブ容器9に溜められる液体現像剤の液面Sを上方から臨むように、液面検出センサ21が設けられている。液面検出センサ21は、投光素子21aおよび受光素子21bを含んでいる。
次に、図3を参照して、リザーブ容器9の液体現像剤が現像槽10に供給された後の空のリザーブ容器9に液体現像剤が供給されて所定量が溜められる過程を説明する。
液面Sと液面検出センサ21との距離hの変化と、液面検出センサ21の出力電圧[V]との関係を図4に示す。
なお、図4の(3)で示す範囲の制御中は、リザーブ容器9内の液体現像剤が排出されるから、その液体現像剤は、現像槽10へ供給されることになる。しかし、上記(3)の制御中に排出される液体現像剤の量はわずかであり、現像槽10にわずかの液体現像剤が追加されても、画像形成に対する悪影響などは生じない。
また、貯留量を検出する必要のないとき、昇降装置25は、液面検出センサ21を上方へ退避させておくことで、液面検出センサ21に液体現像剤が誤って付着して汚れたりするのを防止できる。
図3および図5を参照して、リザーブ容器9には、液体現像剤の供給および取り出し時に、リザーブ容器9に溜まった液体現像剤の液面Sにうねりが生じないように、リザーブ容器9内には、少なくとも供給口18および取り出し口19の上方に位置し、略水平方向に広がる液体現像剤の流れ調整用の仕切り板20が設けられている。この仕切り板20は、リザーブ容器9内で水平方向に広がっており、リザーブ容器9内を下室9dおよび上室9eに仕切っていて、下室9dでの液体現像剤の極部的な増減変化が上室9eにおいて均等に広がるようにするために、平面視において、少なくともリザーブ容器9内の中央部9cを中心に下室9dおよび上室9eをつなぐ複数の通過孔24を備えている。
以上のように、液面検出センサ21は、容器9に溜められる液体現像剤の液面Sを上方から検出して、当該センサ21からの出力電圧のピークを検出することで、当該容器9に貯留された液体現像剤の量を正しく測定することができる。
以上で、この発明の実施の形態を説明したが、この発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。たとえば、回収容器17、現像槽10などの容器に液位制御装置3を設けることもできる。
また、現像槽10に液位制御装置3を設けた場合、現像槽10に貯留される液体現像剤の量を制御することができる。現像装置2では、現像槽10に貯留される液体現像剤の量が現像装置の使用とともに減少する。液面検出センサ21は、随時、当該容器10内の液体現像剤の液位Hを正確に測定できる。これにより、制御部22は、当該容器10内の液体現像剤の液位Hの低下が測定された場合、攪拌槽6から当該容器10内に液体現像剤を補給するよう制御することができる。このとき、液位制御装置3は当該容器10内に所定量の液体現像剤を貯留するよう制御できるので、現像装置2は、リザーブ容器9を省いた構成にすることができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 湿式現像装置
3 液位制御装置
9 バッファ容器(容器)
9a 側壁
9b 底面
9c 中央部
9d 下室
9e 上室
10 現像槽(容器)
17 回収容器(容器)
18 供給口
19 取り出し口
20 仕切り板
20a 外周部
21 液面検出センサ
21a 投光素子
21b 受光素子
22 制御部(貯留制御手段)
24 通過孔
25 昇降装置
D3 モータドライバ(昇降装置)
M1 モータポンプ(給液手段)
D1 モータドライバ(給液手段)
M2 モータポンプ(排液手段)
D2 モータドライバ(排液手段)
S 液面
H 液位
h 測定距離
h0 所定の距離
Claims (6)
- 液体現像剤を溜めるための容器と、
前記容器内へ液体現像剤を供給するための給液手段と、
前記容器内の液体現像剤を取り出すための排液手段と、
前記容器に溜められる液体現像剤の液面を上方から臨むように設けられた液面検出センサであって、投光素子および受光素子を含んでいて、投光素子から光を照射し、その光が液面で反射された反射光を受光素子で検出して、当該センサから液面までの距離を測定するための液面検出センサと、
前記液面検出センサの測定距離が所定の距離となるように、前記給液手段および前記排液手段の動作を制御する貯留制御手段と、
を含むことを特徴とする液体現像剤の液位制御装置。 - 前記液面検出センサの位置を液面に対して上下方向に変化させるための昇降装置をさらに有することを特徴とする、請求項1記載の液体現像剤の液位制御装置。
- 前記給液手段の供給口は、前記容器の側壁の底面近傍に連通しており、かつ、前記排液手段の取り出し口は、前記容器の側壁の底面近傍に連通していて、
液体現像剤の供給および取り出し時に、前記容器に溜まった液体現像剤の液面にうねりが生じないように、前記容器内には、少なくとも前記供給口および前記取り出し口の上方に位置し、略水平方向に広がる液体現像剤の流れ調整用の仕切り板が設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の液体現像剤の液位制御装置。 - 前記仕切り板は、前記容器内で水平方向に広がっており、前記容器内を下室および上室に仕切っていて、
前記下室での液体現像剤の極部的な増減変化が上室において均等に広がるようにするために、平面視において、少なくとも前記容器内の中央部を中心に前記下室および前記上室をつなぐ複数の通過孔を備えていることを特徴とする、請求項3記載の液体現像剤の液位制御装置。 - 前記液体現像剤は、その粘度が10〜1000mPa・sであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の液体現像剤の液位制御装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の液体現像剤の液位制御装置が、液体現像剤を用いて静電潜像を可視化するための湿式現像装置に組み込まれていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150218A JP4993950B2 (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 液体現像剤の液位制御装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150218A JP4993950B2 (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 液体現像剤の液位制御装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007322529A true JP2007322529A (ja) | 2007-12-13 |
JP4993950B2 JP4993950B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=38855431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006150218A Expired - Fee Related JP4993950B2 (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 液体現像剤の液位制御装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4993950B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009175386A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Kyocera Mita Corp | 濃度測定装置および画像形成装置 |
JP2010237471A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Brother Ind Ltd | 現像液リサイクル装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62222124A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-30 | Japan Aviation Electronics Ind Ltd | 液面検出器 |
JP2001125383A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Ricoh Co Ltd | 湿式画像形成装置 |
JP2001125385A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-11 | Ricoh Co Ltd | 液濃度検出装置及び液面検出装置 |
JP2006105762A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 水冷式冷却装置の冷却水タンク |
-
2006
- 2006-05-30 JP JP2006150218A patent/JP4993950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62222124A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-30 | Japan Aviation Electronics Ind Ltd | 液面検出器 |
JP2001125383A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Ricoh Co Ltd | 湿式画像形成装置 |
JP2001125385A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-11 | Ricoh Co Ltd | 液濃度検出装置及び液面検出装置 |
JP2006105762A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 水冷式冷却装置の冷却水タンク |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009175386A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Kyocera Mita Corp | 濃度測定装置および画像形成装置 |
JP2010237471A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Brother Ind Ltd | 現像液リサイクル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4993950B2 (ja) | 2012-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9547257B2 (en) | Developer pump with restricted detection time and image forming device | |
US7920799B2 (en) | Image forming apparatus for controlling replenishing toner into developing device | |
US7636537B2 (en) | Powder supplying device and image forming device having a gas blowing part arranged to entirely cover a bottom surface of a powder container unit | |
JP2007101718A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
US7826778B2 (en) | Powder supplying device and image forming device | |
US9354555B2 (en) | Toner supplying device and image forming apparatus | |
JP4993950B2 (ja) | 液体現像剤の液位制御装置および画像形成装置 | |
KR100461301B1 (ko) | 습식 전자사진방식 화상형성기 및 그 현상카트리지의수명감지방법 | |
JP5005792B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP3935129B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9188905B2 (en) | Image forming apparatus, image forming method, and non-transitory computer readable medium using a toner supplying unit | |
JP5054617B2 (ja) | 液面検出装置とこれを備えた現像液循環装置及び画像形成装置 | |
US8185019B2 (en) | Image-forming device forming images using liquid carrier and liquid developer | |
KR20050111707A (ko) | 화상형성장치 | |
JP2012103560A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5046972B2 (ja) | 液面高さ検知装置および画像形成装置 | |
JP4661217B2 (ja) | 液体現像剤特性検出装置、液体現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010237476A (ja) | 現像液リサイクル装置 | |
JP2009288755A (ja) | 現像装置、該現像装置を備えた画像形成装置、及び、現像剤収容容器の傾き検出方法 | |
JP2007219042A (ja) | 粉体供給装置及び画像形成装置 | |
JP4978652B2 (ja) | 現像液リサイクル装置 | |
JP4978651B2 (ja) | 現像液リサイクル装置 | |
JP2023014474A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6264205B2 (ja) | 画像形成装置およびトナーボトル | |
JP2018120162A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120412 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120508 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |