JP2010237476A - 現像液リサイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回収した現像液を所定濃度に調整して補給するまでの時間を短縮することができる現像液リサイクル装置を提供することを目的とする。
【解決手段】現像液リサイクル装置は、濃度調整容器内の液量Lcが第1液量L1になったときに濃度調整容器内の現像液の濃度を濃度センサで検出する濃度検出動作(S6)と、濃度調整容器内の現像液を所定濃度に調整する濃度調整動作(S7)と、濃度調整容器内の現像液を貯留部に送る補給動作(S8)を実行する制御装置を備える。制御装置は、所定のタイミングになったときに第2液量センサにより濃度調整容器内の液量Lcが第2液量L2以下であることを検出した場合には(S100;No)、前記濃度検出動作を実行せずに、前記濃度調整動作の代わりに濃度調整容器内に所定濃度よりも高い規定濃度の現像液を第3液量L3だけ送液し(S101)、補給動作S8を実行する。
【選択図】図3
【解決手段】現像液リサイクル装置は、濃度調整容器内の液量Lcが第1液量L1になったときに濃度調整容器内の現像液の濃度を濃度センサで検出する濃度検出動作(S6)と、濃度調整容器内の現像液を所定濃度に調整する濃度調整動作(S7)と、濃度調整容器内の現像液を貯留部に送る補給動作(S8)を実行する制御装置を備える。制御装置は、所定のタイミングになったときに第2液量センサにより濃度調整容器内の液量Lcが第2液量L2以下であることを検出した場合には(S100;No)、前記濃度検出動作を実行せずに、前記濃度調整動作の代わりに濃度調整容器内に所定濃度よりも高い規定濃度の現像液を第3液量L3だけ送液し(S101)、補給動作S8を実行する。
【選択図】図3
Description
本発明は、感光体に供給されずに現像液担持体上に残った現像液を回収して再利用する現像液リサイクル装置に関する。
従来、現像液リサイクル装置として、所定濃度の現像液を感光体に供給する現像ローラ(現像液担持体)を有する現像装置と、感光体に供給されずに現像ローラ上に残った現像液を回収する回収機構と、回収した現像液の濃度を所定濃度に調整する濃度調整機構と、濃度調整された現像液を現像装置に供給する供給機構とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
具体的に、濃度調整機構は、回収機構から送られてくる現像液を収容する濃度調整容器と、濃度調整容器内の現像液の濃度を検出する濃度センサと、キャリア液を収容するキャリア液タンクと、前記所定濃度よりも高濃度の現像液を収容する高濃度タンクとを備えている。さらに、供給機構は、濃度調整機構から送られてくる所定濃度の現像液を一時的に貯留する一時貯留タンク(リザーブタンク)を備えている。
そして、この現像液リサイクル装置では、回収機構から濃度調整容器内に回収された現像液の濃度が濃度センサで検出され、この検出した濃度に基づいてキャリア液タンクや高濃度タンクから適宜キャリア液や高濃度の現像液が濃度調整容器に供給されることで、濃度の調整が行われる。また、濃度調整が完了した後は、濃度調整容器内から現像液が一時貯留タンクへ補給され、この一時貯留タンクから現像液が少しずつ現像装置に供給されるようになっている。
ところで、濃度センサとしては、液体の濃度と粘度の相関性に基づいて、液中を回転する攪拌翼にかかる負荷トルクを検出して、間接的に濃度を検出するタイプの濃度センサが存在する。このタイプの濃度センサは、構造が単純で安価に構成できるメリットはあるが、上記負荷トルクは濃度だけでなく液量にも依存するため、濃度を測定するときには、測定対象の液量を一定とする必要がある。このようなセンサを使用する場合には、濃度調整容器内に回収した現像液に高濃度の現像液を注ぎ足すことで濃度調整容器内の液量を所定量にした後で、濃度検出し、検出した濃度に基づいてキャリア液や高濃度の現像液をさらに注ぎ足して所定濃度の現像液を生成する。
しかしながら、このような濃度センサを使用した場合には、回収した現像液に対して常に高濃度の現像液を注ぎ足した後で濃度検出をしなければならないので、現像液を所定濃度に調整して補給するまでの時間が常に長くなってしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、回収した現像液を所定濃度に調整して補給するまでの時間を短縮することができる現像液リサイクル装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る現像液リサイクル装置は、キャリア液に現像剤を混合させてなる所定濃度の現像液(キャリア液と現像剤を一定の重量比で混合させてなる現像液)を貯留する貯留部と、現像液を担持して感光体に供給する現像液担持体と、前記貯留部内の現像液を前記現像液担持体に供給する供給手段と、前記感光体に供給されずに前記現像液担持体上に残った現像液を回収する回収手段と、前記回収手段で回収した現像液の濃度調整を行うための濃度調整容器と、前記濃度調整容器で濃度調整された現像液を前記貯留部に送る第1送液手段と、キャリア液を収容するキャリア液タンクと、前記キャリア液タンク内のキャリア液を前記濃度調整容器に送る第2送液手段と、前記所定濃度よりも高濃度の現像液を収容する高濃度タンクと、前記高濃度タンクから前記濃度調整容器に前記高濃度の現像液を送る第3送液手段と、前記濃度調整容器内の液量が第1液量である場合に前記濃度調整容器内の濃度を検出可能な濃度センサと、前記濃度調整容器内の液量が前記第1液量になったことを検出するための第1液量センサと、前記濃度調整容器内の液量が前記第1液量よりも少ない第2液量になったことを検出するための第2液量センサと、前記第1液量センサにより前記濃度調整容器内の液量が前記第1液量になったことを検出すると前記濃度調整容器内の現像液の濃度を前記濃度センサで検出する濃度検出動作と、検出した濃度に基づいて前記第2送液手段および前記第3送液手段の少なくとも一方を制御することで前記濃度調整容器内の現像液を前記所定濃度に調整する濃度調整動作と、前記第1送液手段を制御して前記濃度調整容器内の現像液を前記貯留部に送る補給動作とを実行する制御装置とを備え、前記制御装置は、所定のタイミングになったときに前記第2液量センサにより前記濃度調整容器内の液量が前記第2液量以下であることを検出しなかった場合には、前記第3送液手段を制御することで前記濃度調整容器内に前記回収手段で回収した現像液に前記高濃度の現像液を注ぎ足して前記濃度調整容器内の現像液の量を前記第1液量にした後、前記濃度検出動作、前記濃度調整動作および前記補給動作を実行し、前記液量が前記第2液量以下であることを検出した場合には、前記濃度検出動作を実行せずに、前記濃度調整動作の代わりに前記第2送液手段および前記第3送液手段を制御して前記濃度調整容器内に前記所定濃度よりも高い予め定められた規定濃度の現像液を第3液量だけ送液し、その後前記補給動作を実行することを特徴とする。
ここで、「第2液量」、「規定濃度」および「第3液量」は、印字面積率(感光体に形成される静電潜像の面積率)と回収される現像液との関係により予め定めることができる。すなわち、印字面積率と回収される現像液との関係は、印字面積率が大きい程、多くの現像剤が静電潜像に移動することにより、回収される現像液の濃度は薄く、かつ、その量も少なくなる関係となっている。
そのため、ある程度大きな印字面積率で印字制御が所定枚数分行われたときに回収される現像液の量を第2液量と設定することで、第2液量以下の現像液の濃度が所定濃度よりも低い濃度の範囲内に収まることが実験等により分かる。そして、第2液量以下の現像液の濃度の範囲を実験等により予め求めておくことで、第2液量以下のときに濃度調整容器に追加すべき現像液の濃度(規定濃度)や液量(体積;第3液量)も決めることができる。
したがって、本発明によれば、液量が第2液量以下の場合には、制御装置は、濃度検出動作を実行しなくても、濃度調整容器内に所定濃度よりも高い予め定められた規定濃度の現像液を第3液量だけ送液させることで、所定濃度付近の現像液を生成することができる。そのため、濃度検出動作を実行するのにかかる時間を省いて、所定濃度の現像液の生成を迅速に行うことができる。
本発明によれば、液量が第2液量以下の場合には、濃度検出動作を実行するのにかかる時間を省くことができるので、回収した現像液を所定濃度に調整して補給するまでの時間を短縮することができる。
<カラープリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明においては、まず、図1によりカラープリンタの全体構成を簡単に説明し、その後、本発明の特徴部分について詳細に説明する。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明においては、まず、図1によりカラープリンタの全体構成を簡単に説明し、その後、本発明の特徴部分について詳細に説明する。
なお、以下の説明において、方向は、カラープリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、給紙ユニット30と、4つの露光ユニット40と、4つの画像形成ユニット50と、転写ユニット60と、定着ユニット70とを主に備えている。
本体筐体10の上部には、本体筐体10から排出された用紙Sが載置・積層される排紙トレイ12が設けられている。
給紙ユニット30は、本体筐体10内の下部に設けられ、用紙Sを収容する給紙トレイ31と、給紙トレイ31から用紙Sを転写位置(中間転写ベルト63と2次転写ローラ65との間)に搬送する給紙機構32とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Sは、給紙機構32によって1枚ずつ分離されて転写位置に搬送される。
露光ユニット40は、感光体の一例としての感光体ドラム101に対向して配置され、先端に図示しない複数の発光部(LED)が感光体ドラム101の軸方向(左右方向)に配列されている。この露光ユニット40は、画像データに基づいて発光部を明滅させることで、感光体ドラム101の表面を露光する。
画像形成ユニット50は、給紙ユニット30の上方で前後に並んで配置され、感光体ユニット100と、現像ユニット200とを備えて構成されている。
感光体ユニット100は、後述する中間転写ベルト63と接する感光体ドラム101と、感光体ドラム101の表面を一様に帯電させる帯電器102とを主に備えている。
現像ユニット200は、感光体ドラム101に対して所定濃度の現像液DLを供給する装置である。ここで、現像液DLは、パラフィンオイルやシリコーンオイルなどの不揮発性のキャリア液に、エポキシやポリエステルなどの樹脂や顔料および荷電制御剤からなるトナー粒子(現像剤)を混合させることで生成されている。また、「濃度」とは、現像液DL中におけるトナー粒子の濃度、すなわち固形分濃度を意味する。
そして、各現像ユニット200は、その内部で収容する現像液DL中のトナー粒子の色が相違するのみであり、略同一の構造となっている。なお、この現像ユニット200は、後述する現像液リサイクル装置RMの一部を兼ねるため、詳細な構造は後で説明する。
転写ユニット60は、画像形成ユニット50の上方に設けられ、駆動ローラ61と、従動ローラ62と、駆動ローラ61および従動ローラ62の間に張設された無端状の中間転写ベルト63と、中間転写ベルト63を介して感光体ドラム101と対向配置された4つの1次転写ローラ64と、中間転写ベルト63を介して駆動ローラ61と対向配置された2次転写ローラ65とを主に備えている。
このような画像形成ユニット50および転写ユニット60では、感光体ドラム101の表面が、帯電器102により一様に帯電された後、露光ユニット40によって露光されることで、感光体ドラム101上に画像データに基づく静電潜像が形成される。その後、現像ユニット200から感光体ドラム101の静電潜像に現像液DL中のトナー粒子が供給される。
これにより、静電潜像が可視像化されて感光体ドラム101上にトナー像が形成される。各感光体ドラム101上に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト63上に順次重ね合わせて転写される。そして、給紙ユニット30から搬送された用紙Sが、中間転写ベルト63と2次転写ローラ65の間の転写位置を通過することで、中間転写ベルト63上のトナー像が用紙Sに転写される。
定着ユニット70は、転写ユニット60の後側上方に設けられ、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向配置されて加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72と、定着後の用紙Sを本体筐体10の外部に排出する排出ローラ73とを備えている。定着ユニット70では、トナー像が転写された用紙Sが、加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過することでトナー像が熱定着され、排出ローラ73によって本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ12上に載置・積層される。
<現像液リサイクル装置の構造>
次に、図2を参照して現像液リサイクル装置RMについて説明する。
図2に示すように、現像液リサイクル装置RMは、現像ユニット200、回収手段の一例としての回収装置300、濃度調整容器310、キャリア液タンク320、高濃度タンク330、一時貯留タンク340および制御装置350を主に備えている。
次に、図2を参照して現像液リサイクル装置RMについて説明する。
図2に示すように、現像液リサイクル装置RMは、現像ユニット200、回収手段の一例としての回収装置300、濃度調整容器310、キャリア液タンク320、高濃度タンク330、一時貯留タンク340および制御装置350を主に備えている。
現像ユニット200は、貯留容器201と、供給手段の一例としての供給ローラ202および中間ローラ203と、現像液担持体の一例としての現像ローラ204とを主に備えている。ここで、貯留容器201と一時貯留タンク340は、貯留部の一例である。
貯留容器201は、現像(現像ローラ204から感光体ドラム101へのトナー粒子の供給)に使用される所定濃度の現像液DLを貯留する容器であり、供給ローラ202による現像液DLの汲み上げを良好にするべく、浅めに形成されている。
すなわち、貯留容器201を深め(底面が供給ローラ202から大きく離れるように)に形成した場合には、供給ローラ202よりも下にある現像液DLの量が多くなってしまい、供給ローラ202に現像液DLを汲み上げて送る他のローラを追加する必要がある。これに対し、本実施形態のように供給ローラ202に近接した位置に底面が位置するように貯留容器201を浅めに形成することで、他のローラを追加することなく供給ローラ202で現像液DLの汲み上げを良好に行うことが可能となっている。
そして、この貯留容器201には、その内部の現像液DLの液量が常に所定範囲内に収まるように、2つの液量センサE1,E2が設けられている。具体的には、一方の液量センサE1では、前記所定範囲の下限値に相当する液量を検知し、他方の液量センサE2では、前記所定範囲の上限値に相当する液量を検知している。
なお、本実施形態では、液量センサE1,E2(後述する他の液量センサも同様)として、発光部E11,E21から出射した光を受光部E12,E22で受光するか否かで液面の位置が所定位置よりも下に位置するか否かを検出するセンサを用いることとする。すなわち、この液量センサでは、光を受光している間はON信号を制御装置350に出力し、光が現像液DLで遮断されているときにはOFF信号を制御装置350に出力する。そして、この制御装置350は、OFF信号を受信しているときには液面の位置が所定位置以上の位置に位置すると判断し、ON信号を受信しているときには液面の位置が所定位置よりも下に位置すると判断する。また、液量センサE1,E2は、発光部E11,E21から受光部E12,E22へ出射される光がローラや軸その他の部材で遮られないように、ローラや軸その他の部材を避けた位置に設けられている。
供給ローラ202は、貯留容器201内の現像液DLを表面で担持する金属製のローラである。この供給ローラ202は、その一部(下部)が貯留容器201内の現像液DL中に浸かった状態で回転することで、表面で担持した現像液DLを上方の中間ローラ203に汲み上げるように搬送する。
中間ローラ203は、供給ローラ202から送られてくる現像液DLを表面に形成された溝内で担持する金属製のローラであり、供給ローラ202との間に所定の小さな隙間を空けて配置されている。そして、前述した供給ローラ202から中間ローラ203上に供給された現像液DLは、中間ローラ203の回転により金属製の液量規制ブレード205に到達すると、この液量規制ブレード205で一部すりきられて一定の液量に規制され、その後現像ローラ204に供給される。なお、液量規制ブレード205ですりきられた現像液DLは、重力により貯留容器201に戻される。
現像ローラ204は、中間ローラ203から送られてくる現像液DLを表面で担持するローラであり、導電性を有するウレタンゴムで形成されている。この現像ローラ204は、中間ローラ203に圧接された状態で回転することで、中間ローラ203から供給された現像液DLを感光体ドラム101に搬送する。
なお、この現像ローラ204上の現像液DLは、中間ローラ203から感光体ドラム101に搬送されるまでの間に、コンパクション用帯電器206から電界が印加されることによって、そのトナー粒子が現像ローラ204上に押し付けられる(凝集される)。その後、現像ローラ204上の現像液DLが感光体ドラム101に到達すると、感光体ドラム101上に形成された静電潜像に現像液DL中のトナー粒子が移動するとともに、現像液DL中のキャリア液の一部も感光体ドラム101に付着する。なお、静電潜像の無い領域(非画像部)では、コンパクションの効果(コンパクション用帯電器206による効果)によりトナー粒子が現像ローラ204上に残り、主にキャリア液が現像ローラ204から感光体ドラム101に付着する。
そのため、感光体ドラム101上に形成される静電潜像の面積率が大きい場合には、多くのトナー粒子が移動することで、回収装置300で回収される現像液DLの濃度は薄く、かつ、その量も少なくなる。これに対し、静電潜像の面積率が小さい場合には、トナー粒子の移動量が少なくなることで、回収装置300で回収される現像液DLの濃度は濃く、かつ、その量も多くなる。
回収装置300は、回収ブレード301、受け皿部302、回収タンク303および2つのポンプP5,P6を備えて構成されている。
回収ブレード301は、現像ローラ204の表面に摺接しており、感光体ドラム101に供給されずに現像ローラ204上に残った現像液DLを受け皿部302に掻き落としている。
回収ブレード301は、現像ローラ204の表面に摺接しており、感光体ドラム101に供給されずに現像ローラ204上に残った現像液DLを受け皿部302に掻き落としている。
受け皿部302は、回収ブレード301で掻き取った現像液DLを一時的に貯留する液溜め部であり、配管T1を介して回収タンク303と連通している。そして、配管T1には、受け皿部302から回収タンク303への現像液DLの送液またはその送液の停止を行うポンプP5が設けられている。
なお、本実施形態では、現像液DLが溜まる各液溜め部に対して、便宜上、受け皿部、容器およびタンクの名称を付けているが、これらの各液溜め部は、1つの容器として形成されていてもよいし、本体筐体10等のフレームの一部として形成されていてもよい。
回収タンク303は、受け皿部302から送られてくる現像液DLを一時的に貯留しておくタンクであり、配管T2を介して濃度調整容器310と連通している。そして、配管T2には、回収タンク303から濃度調整容器310への現像液DLの送液またはその送液の停止を行うポンプP6が設けられている。
濃度調整容器310は、前述した回収装置300で回収した現像液DLの濃度調整を行うための容器である。この濃度調整容器310には、現像液DLを撹拌するための撹拌翼311と、撹拌翼311を回転させているときに撹拌翼311の回転軸に加わるトルクを検出するトルクセンサFEと、現像液DLの温度を検出する温度センサTEと、現像液DLの液量を検出する第1液量センサC1(発光部C11および受光部C12)および第2液量センサC2(発光部C21および受光部C22)とが設けられている。
具体的に、第1液量センサC1は、濃度調整容器310内の液量が第1液量L1(濃度検出に必要な量:図3参照)になったことを検出するためのセンサである。また、第2液量センサC2は、濃度調整容器310内の液量が第1液量L1よりも少ない第2液量L2になったことを検出するためのセンサである。
ここで、第2液量L2としては、例えば印字面積率が80%以上となる印字制御を、用紙100枚分連続して行ったときに回収される現像液の量に設定すればよい。
そして、この濃度調整容器310では、現像液DLが第1液量L1であるときに、撹拌翼311を回転させ、そのときのトルクと温度を検出することで、現像液DLの濃度が検出されるようになっている。すなわち、本実施形態では、前述した撹拌翼311、トルクセンサFE、温度センサTEおよび第1液量センサC1によって、濃度調整容器310内の液量が第1液量L1である場合に濃度調整容器310内の濃度を検出可能な濃度センサが構成されている。
キャリア液タンク320は、キャリア液CLを収容するタンクであり、配管T3を介して濃度調整容器310と連通している。そして、配管T3には、キャリア液タンク320から濃度調整容器310へのキャリア液CLの送液またはその送液の停止を行う第2送液手段の一例としての第2ポンプP2が設けられている。
高濃度タンク330は、現像に使用される所定濃度の現像液DLよりも高濃度の現像液DL(以下、「原液NL」ともいう。)を収容するタンクであり、配管T4を介して濃度調整容器310と連通している。そして、配管T4には、高濃度タンク330から濃度調整容器310への原液NLの送液またはその送液の停止を行う第3送液手段の一例としての第3ポンプP3が設けられている。
一時貯留タンク340は、濃度調整容器310から送られてくる所定濃度の現像液DLを一時的に貯留するタンクであり、配管T5を介して濃度調整容器310に連通するとともに、配管T6を介して貯留容器201に連通している。そして、配管T5には、濃度調整容器310から一時貯留タンク340への現像液DLの送液またはその送液の停止を行う第1送液手段の一例としての第1ポンプP1が設けられている。
また、配管T6には、一時貯留タンク340から貯留容器201への現像液DLの送液またはその送液の停止を行う第4ポンプP4が設けられている。さらに、一時貯留タンク340には、その内部の現像液DLの液量を検出する貯留部液量センサRE(発光部RE1および受光部RE2)が設けられている。
制御装置350は、CPU、ROM、RAM、通信機器などの公知のハードウェアを有しており、ROMに記憶しているプログラムや前述した各液量センサE1,E2,C1,C2,REからの信号に基づいて各ポンプP1〜P6等の制御を実行する。具体的に、この制御装置350は、主に、カラープリンタ1の電源ON中において図3に示すフローチャートを繰り返し実行する。
図3に示すように、制御装置350は、まず、貯留部液量センサREからの信号に基づいて、一時貯留タンク340内の液量Lrが所定値Lth以下になったか否かを判断する(S1)。具体的には、制御装置350は、貯留部液量センサREからON信号が出力されたか否かで、液量Lrが所定値Lth以下になったか否かを判断する(S1)。
そして、図4(a)に示すように、一時貯留タンク340内の現像液DLの液面が所定位置よりも下に下がることで貯留部液量センサREからON信号が出力されると、制御装置350は、ステップS1において液量Lrが所定値Lth以下になったと判断する(Yes)。その後、制御装置350は、ポンプP6を停止することで、濃度調整容器310内への現像液DLの回収を停止させる(S2)。
ステップS2の後、制御装置350は、第2液量センサC2により濃度調整容器310内の液量Lcを検出し、この液量Lcが第2液量L2よりも多いか否かを判断する(S100)。具体的には、制御装置350は、第2液量センサC2からOFF信号が出力されているか否かで、液量Lcが第2液量L2よりも多いか否かを判断する(S100)。
ステップS100において液量Lcが第2液量L2よりも多いと判断した場合(Yes)、すなわち第2液量センサC2により液量Lcが第2液量L2以下であることを検出しなかった場合には、制御装置350は、図4(b)に示すように、第3ポンプP3の駆動を開始することで、高濃度タンク330から濃度調整容器310への原液NLの送液(注ぎ足し)を開始する(S3)。ステップS3の後、制御装置350は、第1液量センサC1からの信号に基づいて、濃度調整容器310内の液量Lcが第1液量L1になったか否かを判断する(S4)。
ステップS4において液量Lcが第1液量L1になった場合には(Yes)、制御装置350は、第3ポンプP3を停止することで、原液NLの注ぎ足しを停止させる(S5)。ステップS5の後、制御装置350は、撹拌翼311を回転させるとともに、トルクセンサFEおよび温度センサTEで、そのときのトルクと温度を検出することで、濃度調整容器310内の現像液DLの濃度を検出する(S6:濃度検出動作)。
ステップS6の後、制御装置350は、図4(c)に示すように、検出した濃度に基づいて第2ポンプP2および第3ポンプP3の少なくとも一方を制御することで濃度調整容器310内の現像液DLを所定濃度に調整する(S7:濃度調整動作)。すなわち、制御装置350は、検出した濃度が所定濃度よりも薄ければ、第3ポンプP3を駆動して原液NLを注ぎ足し、検出した濃度が所定濃度よりも濃ければ、第2ポンプP2を駆動してキャリア液CLを注ぎ足す。なお、原液NLおよびキャリア液CLのいずれか一方の供給によって現像液DLの濃度を所定濃度にすることはできるが、濃度調整容器310内の液量が所望する量に満たない場合には、第2ポンプP2および第3ポンプP3の両方を制御して原液NLとキャリア液CLとを所定の割合で供給すればよい。
ステップS7の後、制御装置350は、図4(d)に示すように、第1ポンプP1を制御することで、濃度調整容器310内にて所定濃度に調整された現像液DLを一時貯留タンク340に送る(S8:補給動作)。ステップS8の後、制御装置350は、第1ポンプP1の駆動を停止して、2つのポンプP5,P6の双方を駆動させることで、現像液DLの回収を再開(S9)して、本制御を終了する。
また、ステップS100において第2液量L2以下であると判断した場合には(No)、制御装置350は、前述した濃度検出動作等(S3〜S7)の処理を実行せずに、第2ポンプP2および第3ポンプP3を制御して濃度調整容器310内に所定濃度よりも高い予め定められた規定濃度の現像液DLを第3液量L3だけ送液する(S101)。
ここで、第3液量L3と規定濃度は、第2液量L2以下で回収される現像液DLの濃度の範囲を実験等により予め求めておくことで、予め定めておくことができる。すなわち、実験等で求めた第2液量L2以下の現像液DLの濃度範囲に基づいて、調整後の現像液DLが所定濃度となるように、濃度調整容器310に追加すべき現像液DLの濃度(規定濃度)や液量(第3液量)を決めればよい。
ステップS101の処理が実行されると、図5(a),(b)に示すように、濃度調整容器310内に回収された現像液DLと、規定濃度の現像液DLとが混ざることで、所定濃度付近の現像液DLが生成される。ステップS101の後、制御装置350は、前述したステップS8の処理に進んで、図5(c)に示すように補給動作を実行する。
なお、制御装置350は、前述のフローチャートに従った制御とは別に、貯留容器201内の液量が少なくなったら、第4ポンプP4を駆動することで、一時貯留タンク340内の現像液DLを貯留容器201に注ぎ足す制御も行っている。すなわち、制御装置350は、液量センサE1からの信号に基づいて、貯留容器201内の液量が前述した下限値以下となったか否かを判断し、下限値以下となった場合に第4ポンプP4を駆動して一時貯留タンク340内の現像液DLを貯留容器201に送る。その後、液量センサE2からの信号に基づいて、貯留容器201内の液量が前述した上限値以上になったか否かを判断し、上限値以上となった場合に第4ポンプP4を停止して現像液DLの供給を停止させる。
そして、このように前述のフローチャートに従った制御とは別に一時貯留タンク340内の現像液DLを貯留容器201に注ぎ足す制御が行われることにより、図4(a)〜(c)の間、一時貯留タンク340内の現像液DLは、徐々に減っていく。そのため、濃度検出動作を開始する前に、一時貯留タンク340に残しておく現像液DLの量(ステップS1の所定値Lth)は、貯留部液量センサREで現像液DLの量が所定値Lthになったと検知してから(S1;Yes)、補給動作(S8)が開始されるまでの時間の間に現像ユニット200で消費される現像液DLの量よりも多い量に設定しておく。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
液量Lcが第2液量L2以下の場合には濃度検出動作等を実行することなく所定濃度付近の現像液DLが生成されるので、濃度検出動作等を実行するのにかかる時間を省くことができ、回収した現像液DLを所定濃度に調整して補給するまでの時間を短縮することができる。
液量Lcが第2液量L2以下の場合には濃度検出動作等を実行することなく所定濃度付近の現像液DLが生成されるので、濃度検出動作等を実行するのにかかる時間を省くことができ、回収した現像液DLを所定濃度に調整して補給するまでの時間を短縮することができる。
一時貯留タンク340内の液量Lrが所定値Lth以下になった場合には(S1;Yes)、濃度検出動作、濃度調整動作および補給動作(S6〜S8)が実行されるので、一時貯留タンク340内が空になる前に一時貯留タンク340内に所定濃度の現像液DLを補給することができる。また、このように、現像液DLを簡略な制御で補給することができる。また、一時貯留タンク340内の液量Lrを貯留部液量センサREで監視することで、一時貯留タンク340の容量を最小限に抑えることができるので、装置の小型化も図ることができる。
貯留部を2つの容器(貯留容器201と一時貯留タンク340)で構成したので、一方の貯留容器201を浅めに形成して供給ローラ202での現像液DLの汲み上げを良好に行うことができる。また、他方の一時貯留タンク340の容量を大きくして、濃度調整容器310からの現像液DLの補給動作の頻度を少なくすることができる。
なお、原液NLの送液開始(S3)時点で、回収された現像液DLの回収量が少なく、第1液量L1になるまでに多くの液を追加しなければならない場合は、印字面積率が大きい場合である。このとき、現像液DLの濃度は、所定濃度より薄くなっている。そのため、前記実施形態のように濃度調整容器310内に原液NLを供給することで、キャリア液CLを供給するのに比べて、所定濃度に近付けることができる。印字面積率が小さい場合は、回収された現像液DLの回収量が多い。このとき、現像液DLの濃度は、所定濃度より濃くなっているが、ステップS3で追加する原液NLの量は少ないので、濃度調整容器内の現像液の濃度変化に与える影響は少ない。この結果、濃度検出後の濃度調整に要する現像液(原液NL・キャリア液CL)の量が不要に多くなるのを防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、液量Lrが所定値Lth以下になった後(詳しくは回収を停止した後)に第2液量L2以下であるか否かを判断するようにしたが、この判断のタイミングはどのように設定してもよい。例えば、印字枚数が所定枚数以上になったときに濃度検出動作等を行う場合には、印字枚数が所定枚数以上になった後に回収を停止してから第2液量以下であるか否かを判断してもよい。
前記実施形態では、液量Lrが所定値Lth以下になった後(詳しくは回収を停止した後)に第2液量L2以下であるか否かを判断するようにしたが、この判断のタイミングはどのように設定してもよい。例えば、印字枚数が所定枚数以上になったときに濃度検出動作等を行う場合には、印字枚数が所定枚数以上になった後に回収を停止してから第2液量以下であるか否かを判断してもよい。
前記実施形態では、貯留部を2つの容器(貯留容器201と一時貯留タンク340)で構成したが、本発明はこれに限定されず、貯留容器201のみで構成してもよいし、3つ以上の容器で構成してもよい。
前記実施形態では、液量センサとして発光部から出射した光を受光部で受光するか否かで液面の位置が所定位置よりも下に位置するか否かを検出するセンサ、すなわち液面の位置を1箇所だけしか検出できないセンサを採用したが、本発明はこれに限定されず、任意の液面の位置を検出できるセンサを採用してもよい。このセンサとしては、例えば現像液で遮断されることにより変化する光の面積を検出することで液面の位置を光の径の範囲内で任意に検出することができるセンサや、液圧を検出することで液面位置を検出するセンサなどを採用することができる。
前記実施形態では、第1液量センサC1と第2液量センサC2を別々に構成したが、本発明はこれに限定されず、例えば水圧式水位センサを用いることで第1液量センサと第2液量センサを1つのセンサとして構成してもよい。
前記実施形態では、現像液担持体や供給手段や感光体としてローラ状のものを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状のものを採用してもよい。
前記実施形態では、回収手段として、回収ブレード301、受け皿部302、回収タンク303および2つのポンプP5,P6を備えた回収装置300を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば前述した回収装置300から回収タンク303やポンプP6を取り除いた装置などを採用してもよい。
前記実施形態では、回収手段として、回収ブレード301、受け皿部302、回収タンク303および2つのポンプP5,P6を備えた回収装置300を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば前述した回収装置300から回収タンク303やポンプP6を取り除いた装置などを採用してもよい。
前記実施形態では、送液手段としてポンプを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、重力により送液するような方式であれば、送液手段としてバルブを採用してもよい。
前記実施形態では、キャリア液タンク320を各色ごとに設けたが、本発明はこれに限定されず、キャリア液タンクを各色共通で1つだけ設けてもいい。
前記実施形態では、キャリア液タンク320を各色ごとに設けたが、本発明はこれに限定されず、キャリア液タンクを各色共通で1つだけ設けてもいい。
前記実施形態では、液量Lrが所定値Lth以下になったか否かを判断するステップS1を設けたが、本発明はこれに限定されず、ステップS1の処理はなくてもよい。すなわち、制御装置が貯留部液量センサにより貯留部内の液量が所定値以下になったことを検出した場合に、前述したステップS2〜S9の処理を開始するようにしてもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
101 感光体ドラム
200 現像ユニット
201 貯留容器
202 供給ローラ
203 中間ローラ
204 現像ローラ
300 回収装置
301 回収ブレード
302 受け皿部
303 回収タンク
310 濃度調整容器
311 撹拌翼
320 キャリア液タンク
330 高濃度タンク
340 一時貯留タンク
350 制御装置
C1 第1液量センサ
C2 第2液量センサ
CL キャリア液
DL 現像液
FE トルクセンサ
P1 第1ポンプ
P2 第2ポンプ
P3 第3ポンプ
RM 現像液リサイクル装置
TE 温度センサ
200 現像ユニット
201 貯留容器
202 供給ローラ
203 中間ローラ
204 現像ローラ
300 回収装置
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302 受け皿部
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C1 第1液量センサ
C2 第2液量センサ
CL キャリア液
DL 現像液
FE トルクセンサ
P1 第1ポンプ
P2 第2ポンプ
P3 第3ポンプ
RM 現像液リサイクル装置
TE 温度センサ
Claims (1)
- キャリア液に現像剤を混合させてなる所定濃度の現像液を貯留する貯留部と、
現像液を担持して感光体に供給する現像液担持体と、
前記貯留部内の現像液を前記現像液担持体に供給する供給手段と、
前記感光体に供給されずに前記現像液担持体上に残った現像液を回収する回収手段と、
前記回収手段で回収した現像液の濃度調整を行うための濃度調整容器と、
前記濃度調整容器で濃度調整された現像液を前記貯留部に送る第1送液手段と、
キャリア液を収容するキャリア液タンクと、
前記キャリア液タンク内のキャリア液を前記濃度調整容器に送る第2送液手段と、
前記所定濃度よりも高濃度の現像液を収容する高濃度タンクと、
前記高濃度タンクから前記濃度調整容器に前記高濃度の現像液を送る第3送液手段と、
前記濃度調整容器内の液量が第1液量である場合に前記濃度調整容器内の濃度を検出可能な濃度センサと、
前記濃度調整容器内の液量が前記第1液量になったことを検出するための第1液量センサと、
前記濃度調整容器内の液量が前記第1液量よりも少ない第2液量になったことを検出するための第2液量センサと、
前記第1液量センサにより前記濃度調整容器内の液量が前記第1液量になったことを検出すると前記濃度調整容器内の現像液の濃度を前記濃度センサで検出する濃度検出動作と、検出した濃度に基づいて前記第2送液手段および前記第3送液手段の少なくとも一方を制御することで前記濃度調整容器内の現像液を前記所定濃度に調整する濃度調整動作と、前記第1送液手段を制御して前記濃度調整容器内の現像液を前記貯留部に送る補給動作とを実行する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
所定のタイミングになったときに前記第2液量センサにより前記濃度調整容器内の液量が前記第2液量以下であることを検出しなかった場合には、前記第3送液手段を制御することで前記濃度調整容器内に前記回収手段で回収した現像液に前記高濃度の現像液を注ぎ足して前記濃度調整容器内の現像液の量を前記第1液量にした後、前記濃度検出動作、前記濃度調整動作および前記補給動作を実行し、
前記液量が前記第2液量以下であることを検出した場合には、前記濃度検出動作を実行せずに、前記濃度調整動作の代わりに前記第2送液手段および前記第3送液手段を制御して前記濃度調整容器内に前記所定濃度よりも高い予め定められた規定濃度の現像液を第3液量だけ送液し、その後前記補給動作を実行することを特徴とする現像液リサイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009085837A JP2010237476A (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 現像液リサイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009085837A JP2010237476A (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 現像液リサイクル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010237476A true JP2010237476A (ja) | 2010-10-21 |
Family
ID=43091850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009085837A Pending JP2010237476A (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 現像液リサイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010237476A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8879965B2 (en) | 2011-11-29 | 2014-11-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing device having conveyer for conveying toner from toner chamber to developing chamber |
CN114906908A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-16 | 柏川新材料科技(宁波)有限公司 | 废显影液再生装置、再生方法以及可读存储介质 |
-
2009
- 2009-03-31 JP JP2009085837A patent/JP2010237476A/ja active Pending
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CN114906908A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-16 | 柏川新材料科技(宁波)有限公司 | 废显影液再生装置、再生方法以及可读存储介质 |
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