JP2742327B2 - 現像装置運転方法 - Google Patents

現像装置運転方法

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JP2742327B2 JP2282298A JP28229890A JP2742327B2 JP 2742327 B2 JP2742327 B2 JP 2742327B2 JP 2282298 A JP2282298 A JP 2282298A JP 28229890 A JP28229890 A JP 28229890A JP 2742327 B2 JP2742327 B2 JP 2742327B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料を現像処理するための現像装置を運
転する運転方法に関する。
〔従来の技術〕 フイルム等の感光材料を現像する現像装置では現像液
等の処理液内へ感光材料が順次挿入されて現像処理が行
われる。
この各処理液は蒸発、疲労を補うために補充処理液が
供給される。このため各処理槽からは廃液が取り出され
て廃液タンク内へと収容される。この廃液タンクには満
タン液位を検出するセンサが設けられて警報を発するよ
うになっている。従ってこの警報が発せられた後に直ち
に廃液タンクを交換しないとタンクから廃液が溢れ出る
ことになる。また廃液タンクを交換しない場合には現像
装置を停止させる必要があるが、現像装置内には現像処
理中の感光材料が挿入されているので、感光材料が現像
途中で搬送を停止される不具合を生ずることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実を考慮し、廃液タンクから廃液タン
ク交換の警報が発せられた場合であって、廃液タンクを
交換しない状態でも廃液タンクから廃液が溢れたり、現
像処理中の感光材料に不具合を生ずることがない現像装
置運転方法を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、感光材料処理槽から排出された廃液を収容
するタンクを備え長尺状の感光材料を長手方向に搬送し
て現像処理する現像装置運転方法であって、前記タンク
が収容限界となる液面より低い位置に液面センサを取付
け、液面センサまでタンク内の液面が上昇すると現像処
理前の感光材料を切断して供給を停止すると共に警報を
発し、タンクが収容限界となるまでに、現像処理中の感
光材料を現像装置から送り出し、現像装置を停止させる
ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、感光材料処理槽から排出された廃液がタ
ンクに収容され、廃液の液面が上昇して液面センサに達
すると、液面センサが信号を出力して、現像処理前の感
光材料を切断することによりこの感光材料の供給を停止
し、警報等を発してタンクが収容限界に近い旨をオペレ
ータに知らせる。
このとき、現像装置内では、現像処理中の感光材料の
現像処理を続行させ、タンクが収容限界となるまでに、
現像処理中の感光材料を現像装置から送り出す。このた
め、現像処理中の感光材料は現像不良とならない。な
お、現像処理中の感光材料が現像装置から送り出される
まで、タンクに収納される廃液の量は、タンクが収容限
界となる液面と検出センサとの高低差を変えることで、
必要な量に調整できる。さらに、タンクが収容限界に達
するまでに、現像装置が停止するので、タンクから廃液
が溢れることがない。またフイルム現像装置にあっては
フイルムを現像装置へと自動的に供給するオートローダ
を停止したり、現像装置のフイルム装填口を遮蔽してフ
イルム装填を不可能にすることもできる。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用された現像装置10が示されて
いる。この現像装置10では現像槽12、漂白・定着槽14、
水洗槽16、17、18が隣接して順次設けられ、印画紙Pが
一連の現像作業を行われるようになっている。
現像槽12の上流側には焼付部22が設けられ、ロール状
に収容された印画紙Pが引き出されてネガフイルム24の
画像が光学手段26を介して焼付けられるようになってい
る。この焼付部22の下流側には手動操作されるカツタ28
を介してループ部32が設けられ、焼付部22と現像装置10
との処理速度の差を吸収できるようになっている。ルー
プ部32と現像槽12との間の案内路にはカツタ34が設けら
れ、制御装置36によって駆動されるようになっている。
現像槽12の近くには現像槽12へ補充処理液を供給する
ための補充タンク42が設けられている。この補充タンク
42内の処理液は制御装置36で制御されるポンプ44を介し
て現像槽12へ供給される。
また現像槽12からオーバーフローした廃液は配管46を
介して廃液タンク48へと供給されるようになっている。
第2図に示される如く廃液タンク48は頂部に液面センサ
54が設けられ、廃液送込口56から注入される廃液の液面
レベルを検出できるようになっている。この液面センサ
54で検出される液面レベルLは満タン時の液面レベルH
との間に高さlだけ液面差が設けられている。
なお、廃液タンク48の底面には通常は閉止されている
ドレン排出口62が接続されている。
次に本実施例の作用を説明する。
焼付部22では印画紙Pへネガフイルム24の画像が焼付
けられ、現像装置10へと送られる。現像装置10では送ら
れた印画紙Pが順次現像槽12、漂白・定着槽14を経て各
水洗槽で水洗処理が行われた後に取り出される。
現像槽12での蒸発、疲労を補うためにポンプ44が補充
タンク42内の補充処理液を供給する。これに伴って現像
槽12からの廃液は廃液タンク48内へと挿入される。この
廃液タンク48内の液面レベルが液面センサ54で検出され
る液面レベルLに達すると液面センサ54は制御装置36へ
検出信号を送る。このため制御装置36は警報器を作動さ
せて廃液タンク48の交換時期を知らせる。
ここで廃液タンク48が交換されない場合にはさらに現
像装置10の運転が継続される。しかし制御装置36はカツ
タ34を作動させ、このカツタ34よりも上流側にある印画
紙Pを現像装置10へ入らないようにする。その後制御装
置36は所定時間経過した後に現像装置10の運転に伴い廃
液が液面レベルLから液面レベルHまで上昇したと判断
し現像装置10の作動を停止させる。しかしこの時点では
カツタ34で切断された部分を最上流側とする印画紙Pは
全て現像装置10から取り出されており、現像装置10が停
止された場合にも現像装置10内に印画紙Pが存在するこ
とはない。このため現像装置10の停止時に内部に印画紙
Pが存在することによる現像不良を生ずることはない。
なお補充タンク42、廃液タンク48は現像装置10のみで
なく現像槽12等の他の処理槽にも同様に設けられて同様
の制御が行われている。
廃液タンク48が新規な廃液タンク48と交換されると現
像装置10の運転が可能となりカツタ34よりも上流側の印
画紙Pが再び現像装置10内へと送り込まれて前記と同様
の作業が行われる。
上記実施例は印画紙Pを現像するための現像装置10が
示されているが、フイルムを現像するための現像装置に
あっては、現像装置10へ自動的にフイルムを供給するた
めのフイルムオートローダやフイルム装填部分が設けら
れるので、制御装置36が液面レベルLの検知時にフイル
ムオートローダを停止させたり、フイルム装填部のカバ
ーを自動的に閉止させてそれ以降のフイルム供給を停止
させるようにすることができる。なお上記実施例におけ
るカツタ34は印画紙Pの焼付駒間で適切に切断するべく
印画紙Pの送り量を制御することが好ましい。またカツ
タ28は焼付作業を行なう作業者が必要に応じてこれを用
いて印画紙Pの中間部を切断する。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、廃液タンクから廃液
が溢れ出たり、廃液タンクの満タン状態で現像装置の作
動を停止させた場合に感光材料の現像不良を生ずる等の
不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された現像装置の流れを示す側面
図、第2図は廃液タンクを示す縦断面図である。 P……印画紙、 10……現像装置、 12……現像槽、 14……漂白・定着槽、 16、17、18……水洗槽、 22……焼付部、 48……廃液タンク、 54……液面センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料処理槽から排出された廃液を収容
    するタンクを備え長尺状の感光材料を長手方向に搬送し
    て現像処理する現像装置運転方法であって、 前記タンクが収容限界となる液面より低い位置に液面セ
    ンサを取付け、液面センサまでタンク内の液面が上昇す
    ると現像処理前の感光材料を切断して供給を停止すると
    共に警報を発し、タンクが収容限界となるまでに、現像
    処理中の感光材料を現像装置から送り出し、現像装置を
    停止させることを特徴とする現像装置運転方法。
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